JP2002295083A - 機器保管用ラック - Google Patents
機器保管用ラックInfo
- Publication number
- JP2002295083A JP2002295083A JP2001099249A JP2001099249A JP2002295083A JP 2002295083 A JP2002295083 A JP 2002295083A JP 2001099249 A JP2001099249 A JP 2001099249A JP 2001099249 A JP2001099249 A JP 2001099249A JP 2002295083 A JP2002295083 A JP 2002295083A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- rack
- electronic lock
- opening
- closing
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】ラック1の扉2を開閉自在に施錠する電子
錠3をラック1の内部に装着する。電子錠3を開閉せし
める開閉情報を記憶したカードキーから開閉情報を読み
取るICリーダーPを扉2の裏面に配置する。このIC
リーダーPでカードキーを読み取る照会窓2Aを扉2の
表面に設ける。ラック1の上部に、扉2を開放したとき
に点灯するチェックランプ4を配設する。このチェック
ランプ4とICリーダーPとに通電した扉開閉センサー
5を設け、扉2が開かれたときに、電子錠3が解除され
たか否かをチェックランプ4で判別する。 【効果】ラックのセキュリティを高めると共に、扉の開
閉操作が正常か異常かを一目で確認できる。
錠3をラック1の内部に装着する。電子錠3を開閉せし
める開閉情報を記憶したカードキーから開閉情報を読み
取るICリーダーPを扉2の裏面に配置する。このIC
リーダーPでカードキーを読み取る照会窓2Aを扉2の
表面に設ける。ラック1の上部に、扉2を開放したとき
に点灯するチェックランプ4を配設する。このチェック
ランプ4とICリーダーPとに通電した扉開閉センサー
5を設け、扉2が開かれたときに、電子錠3が解除され
たか否かをチェックランプ4で判別する。 【効果】ラックのセキュリティを高めると共に、扉の開
閉操作が正常か異常かを一目で確認できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ関連
機器を保管する機器保管用ラックに係り、特に、扉を電
気的に開閉操作することができる機器保管用ラックに関
する。
機器を保管する機器保管用ラックに係り、特に、扉を電
気的に開閉操作することができる機器保管用ラックに関
する。
【0002】
【従来の技術】ロッカー等の収納体に電子錠を装着した
ものとして、特開平6-336866号公報に記載された電子錠
システムがある。この電子錠システムは、ゴルフ場やプ
ールなどで使用される貴重品ロッカーに採用されるシス
テムであり、不特定多数の使用者が任意のロッカーに電
子錠を施錠できるようにしている。
ものとして、特開平6-336866号公報に記載された電子錠
システムがある。この電子錠システムは、ゴルフ場やプ
ールなどで使用される貴重品ロッカーに採用されるシス
テムであり、不特定多数の使用者が任意のロッカーに電
子錠を施錠できるようにしている。
【0003】一方、コンピュータ機器を保管するラック
として、例えば、EIA規格の19インチラックなどが
一般に使用されている。この19インチラックは、ラッ
クの収納規格が統一されており、コンピュータ機器類の
搭載を合理的に管理保管することができる。
として、例えば、EIA規格の19インチラックなどが
一般に使用されている。この19インチラックは、ラッ
クの収納規格が統一されており、コンピュータ機器類の
搭載を合理的に管理保管することができる。
【0004】更に、コンピュータ機器を収納するこの他
のキャビネットとして、特開平11-206467 号に記載され
た機器キャビネットが提案されている。このキャビネッ
トは特にタワー型のパソコン本体を収納するキャビネッ
トとして形成されており、内部機器の動作を確認できる
ようにするため、扉にアクリル製の透明窓を設けた実施
例が記載されている。
のキャビネットとして、特開平11-206467 号に記載され
た機器キャビネットが提案されている。このキャビネッ
トは特にタワー型のパソコン本体を収納するキャビネッ
トとして形成されており、内部機器の動作を確認できる
ようにするため、扉にアクリル製の透明窓を設けた実施
例が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の電子錠システム
などのように、ロッカーに電子錠を装着したものは数多
く提案されているが、コンピュータ機器を保管するラッ
クに電子錠を装着したものは未だ提案されておらず、こ
の種のラックに装着されている施錠装置としてはシリン
ダー錠が一般的であった。そこで、コンピュータ機器類
を保管するラックのセキュリテイを高めるために、前述
のような電子錠を装着しようとすると、次のような管理
上の不都合が生じることになる。
などのように、ロッカーに電子錠を装着したものは数多
く提案されているが、コンピュータ機器を保管するラッ
クに電子錠を装着したものは未だ提案されておらず、こ
の種のラックに装着されている施錠装置としてはシリン
ダー錠が一般的であった。そこで、コンピュータ機器類
を保管するラックのセキュリテイを高めるために、前述
のような電子錠を装着しようとすると、次のような管理
上の不都合が生じることになる。
【0006】たとえば、前述の電子錠システムで提案さ
れている電子錠では、個々のカードキーを使用するたび
にテンキーを操作して、カード番号、ロッカー番号、暗
証番号等の開閉情報を入力するものなので、これらの情
報入力操作に多くの手間を要するものであった。したが
って、一人の使用者が一つのロッカーを使用する場合に
適していても、一人の管理者が複数のラックを管理した
り、複数の管理者が複数のラックを管理するようなコン
ピュータ機器用のラックに使用する場合に、開閉情報の
入力が極めて繁雑な作業になることは明らかである。
れている電子錠では、個々のカードキーを使用するたび
にテンキーを操作して、カード番号、ロッカー番号、暗
証番号等の開閉情報を入力するものなので、これらの情
報入力操作に多くの手間を要するものであった。したが
って、一人の使用者が一つのロッカーを使用する場合に
適していても、一人の管理者が複数のラックを管理した
り、複数の管理者が複数のラックを管理するようなコン
ピュータ機器用のラックに使用する場合に、開閉情報の
入力が極めて繁雑な作業になることは明らかである。
【0007】しかも、電子錠と雖も、不正な手段で開け
られる恐れが全くないとはいえず、電子錠を解除しない
状態で扉を強制的に開けられる場合も想定する必要があ
る。ところが、コンピュータ機器用のラックのように、
多数のラックを並べて使用している場合に、扉の開放操
作が正常な開放操作か異常(不正)な開放操作かを判別
することは極めて困難である。
られる恐れが全くないとはいえず、電子錠を解除しない
状態で扉を強制的に開けられる場合も想定する必要があ
る。ところが、コンピュータ機器用のラックのように、
多数のラックを並べて使用している場合に、扉の開放操
作が正常な開放操作か異常(不正)な開放操作かを判別
することは極めて困難である。
【0008】更に、扉にアクリル製の窓を設けたパソコ
ン本体収納用のキャビネットのように、キャビネットの
内部を目視で確認できるようにすることもセキュリティ
を高める手段の一つではあるが、整然と並べて使用する
多数のラックのセキュリティを保つことはできない。
ン本体収納用のキャビネットのように、キャビネットの
内部を目視で確認できるようにすることもセキュリティ
を高める手段の一つではあるが、整然と並べて使用する
多数のラックのセキュリティを保つことはできない。
【0009】そこで本発明は上述の課題を解消すべく案
出されたもので、コンピュータ機器類を保管するラック
に電子錠を装着することで、ラックのセキュリティを高
めると共に、扉の開閉操作が正常か異常かを一目で確認
できるようにすることで、多数のラック管理を合理的に
行うことができる機器保管用ラックの提供を目的とする
ものである。
出されたもので、コンピュータ機器類を保管するラック
に電子錠を装着することで、ラックのセキュリティを高
めると共に、扉の開閉操作が正常か異常かを一目で確認
できるようにすることで、多数のラック管理を合理的に
行うことができる機器保管用ラックの提供を目的とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべく
本発明の第1の手段は、コンピュータ機器類を保管する
機器保管用ラックにおいて、ラック1の扉2を開閉自在
に施錠する電子錠3をラック1の内部に装着し、電子錠
3を開閉せしめる開閉情報を記憶したカードキーQから
開閉情報を読み取るICリーダーPを扉2の裏面に配置
すると共に、このICリーダーPでカードキーQを読み
取る照会窓2Aを扉2の表面に設けたことにある。
本発明の第1の手段は、コンピュータ機器類を保管する
機器保管用ラックにおいて、ラック1の扉2を開閉自在
に施錠する電子錠3をラック1の内部に装着し、電子錠
3を開閉せしめる開閉情報を記憶したカードキーQから
開閉情報を読み取るICリーダーPを扉2の裏面に配置
すると共に、このICリーダーPでカードキーQを読み
取る照会窓2Aを扉2の表面に設けたことにある。
【0011】第2の手段における照会窓2Aは、透明又
は不透明なアクリル板2Bで覆われ、前記カードキーQ
の開閉情報記憶面をこのアクリル板2Bの表面に重ねて
開閉情報を読み取るようにしたものである。
は不透明なアクリル板2Bで覆われ、前記カードキーQ
の開閉情報記憶面をこのアクリル板2Bの表面に重ねて
開閉情報を読み取るようにしたものである。
【0012】第3の手段は、ラック1の扉2を開閉自在
に施錠する電子錠3をラック1の内部に装着し、電子錠
3を開閉せしめる開閉情報を記憶したカードキーQから
開閉情報を読み取るICリーダーPを扉2の裏面に配置
すると共に、このICリーダーPでカードキーQを読み
取る照会窓2Aを扉2の表面に設けたコンピュータ機器
保管用ラックにおいて、ラック1の上部に、扉2を開放
したときに点灯するチェックランプ4を配設し、このチ
ェックランプ4と前記ICリーダーPとに通電した扉開
閉センサー5を設け、扉2が開かれたときに、前記電子
錠3が解除されたか否かをチェックランプ4で判別する
ようにしている。
に施錠する電子錠3をラック1の内部に装着し、電子錠
3を開閉せしめる開閉情報を記憶したカードキーQから
開閉情報を読み取るICリーダーPを扉2の裏面に配置
すると共に、このICリーダーPでカードキーQを読み
取る照会窓2Aを扉2の表面に設けたコンピュータ機器
保管用ラックにおいて、ラック1の上部に、扉2を開放
したときに点灯するチェックランプ4を配設し、このチ
ェックランプ4と前記ICリーダーPとに通電した扉開
閉センサー5を設け、扉2が開かれたときに、前記電子
錠3が解除されたか否かをチェックランプ4で判別する
ようにしている。
【0013】第4の手段におけるチェックランプ4は、
前記電子錠3が解除されて扉2が開かれた際に点灯表示
するチェックランプ4と、電子錠が解除されない状態で
扉が開かれた際に点灯表示するチェックランプ4とを異
なった二色のLEDで表示する。
前記電子錠3が解除されて扉2が開かれた際に点灯表示
するチェックランプ4と、電子錠が解除されない状態で
扉が開かれた際に点灯表示するチェックランプ4とを異
なった二色のLEDで表示する。
【0014】第5の手段は、前記扉2の左右両側に収納
凹部2Eを形成し、横並びに連結したラック1の収納凹
部2E間に照明器具9を装着することをにある。
凹部2Eを形成し、横並びに連結したラック1の収納凹
部2E間に照明器具9を装着することをにある。
【0015】本発明によると、電子錠3による厳重な施
錠に加え、チェックランプ4の監視によって、ラック1
のセキュリティを高めるものである。
錠に加え、チェックランプ4の監視によって、ラック1
のセキュリティを高めるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。本発明ラックは、コンピュータ機
器を搭載するラックを改良したもので、例えば、サーバ
ー混載用のラックなどとして複数のユーザーが所有する
複数の機器を保管する際に使用し、19インチラックや
他の混載用ラック等として使用される。
施の形態を説明する。本発明ラックは、コンピュータ機
器を搭載するラックを改良したもので、例えば、サーバ
ー混載用のラックなどとして複数のユーザーが所有する
複数の機器を保管する際に使用し、19インチラックや
他の混載用ラック等として使用される。
【0017】図示のラック1は、ラック1の前面に扉2
を装着する(図1参照)と共に、ラック1の背面にも背
面扉2Cを装着している(図3参照)。更に、左右の側
板6をビス止めで脱着可能に装着し(図2参照)、底部
に、設置端子7Aと配線孔7Bとを設けた底部枠体7を
備えている(図4参照)。また、天井部には、複数個の
ファンを装着するファンフード8を配した例を示してい
る(図1参照)。このような図示のラック1は本発明ラ
ックの一例を示すもので、この構成に限定されるもので
はない。
を装着する(図1参照)と共に、ラック1の背面にも背
面扉2Cを装着している(図3参照)。更に、左右の側
板6をビス止めで脱着可能に装着し(図2参照)、底部
に、設置端子7Aと配線孔7Bとを設けた底部枠体7を
備えている(図4参照)。また、天井部には、複数個の
ファンを装着するファンフード8を配した例を示してい
る(図1参照)。このような図示のラック1は本発明ラ
ックの一例を示すもので、この構成に限定されるもので
はない。
【0018】本発明の主要構成は、ラック1の内部に装
着する電子錠3と、ラック1の扉2に開穿した照会窓2
A、電子錠3に連係するICリーダーP、カードキー
(図示せず)、及びチェックランプ4、扉開閉センサー
5から成る(図1及び図7参照)。
着する電子錠3と、ラック1の扉2に開穿した照会窓2
A、電子錠3に連係するICリーダーP、カードキー
(図示せず)、及びチェックランプ4、扉開閉センサー
5から成る(図1及び図7参照)。
【0019】電子錠3は、ラック1の扉2を開閉自在に
施錠するもので、カードキーに記憶した開閉情報を電気
信号に変換して電子錠3を開閉せしめるもので、この電
子錠3をラック1の内部に固定する(図6参照)。図示
の電子錠3には、停電などの非常時に開錠するために、
コインロック3Aを併設している。
施錠するもので、カードキーに記憶した開閉情報を電気
信号に変換して電子錠3を開閉せしめるもので、この電
子錠3をラック1の内部に固定する(図6参照)。図示
の電子錠3には、停電などの非常時に開錠するために、
コインロック3Aを併設している。
【0020】扉2に開穿した照会窓2Aは、カードキー
からICリーダーPが開閉情報を読み取る小窓であり、
透明又は不透明なアクリル板2Bで覆われている(図1
参照)。この照会窓2Aのアクリル板2Bにカードキー
の開閉情報記憶面を重ねることで、扉2の裏面に配置し
たICリーダーPがカードキーから開閉情報を読み取
り、電子錠3を開閉するものである。図示のICリーダ
ーPは、扉2の照会窓2Aの裏面に、固定板2Dを当て
てICリーダーPを固定している(図5参照)。このI
CリーダーPは、カードキーの片面に設けられた開閉情
報記憶面を読み取るのに好適である。また、ICリーダ
ーPにカードキーを差し込むタイプでは、照会窓2Aか
らアクリル板2Bを取り外し、ICリーダーPにカード
キーを直接挿入できるように変更することも可能であ
る。
からICリーダーPが開閉情報を読み取る小窓であり、
透明又は不透明なアクリル板2Bで覆われている(図1
参照)。この照会窓2Aのアクリル板2Bにカードキー
の開閉情報記憶面を重ねることで、扉2の裏面に配置し
たICリーダーPがカードキーから開閉情報を読み取
り、電子錠3を開閉するものである。図示のICリーダ
ーPは、扉2の照会窓2Aの裏面に、固定板2Dを当て
てICリーダーPを固定している(図5参照)。このI
CリーダーPは、カードキーの片面に設けられた開閉情
報記憶面を読み取るのに好適である。また、ICリーダ
ーPにカードキーを差し込むタイプでは、照会窓2Aか
らアクリル板2Bを取り外し、ICリーダーPにカード
キーを直接挿入できるように変更することも可能であ
る。
【0021】チェックランプ4は、扉2を開放したとき
に点灯するランプであり、ラック1の上部に配置してい
る(図2参照)。このチェックランプ4は、前述の電子
錠3と扉開閉センサー5とに連係して通電されている。
そして、扉2が開かれたときに、前記電子錠3が解除さ
れたか否かをチェックランプ4で判別するようにしてい
る。この判別は、例えば、電子錠3の解除操作と扉開閉
センサー5の通電状態とをリンクさせておき、電子錠3
が解除されない状態で扉2が解放された場合にチェック
ランプ4で知らせるようにする(図7参照)。図示のチ
ェックランプ4は、緑と赤の二色のLEDを使用し、扉
2が正常に解放されたときに緑色のLEDが点灯し、そ
うでない場合は赤色のLEDが点灯するようにしてい
る。また、この他のチェックランプ4を使用することも
可能で、例えば、扉2が正常に解放されたときにランプ
が点灯し、そうでない場合はこのランプを点滅、回転、
あるいは緊急ブザー等と共にフラッシュせしめるなど、
その表示手段は任意である。
に点灯するランプであり、ラック1の上部に配置してい
る(図2参照)。このチェックランプ4は、前述の電子
錠3と扉開閉センサー5とに連係して通電されている。
そして、扉2が開かれたときに、前記電子錠3が解除さ
れたか否かをチェックランプ4で判別するようにしてい
る。この判別は、例えば、電子錠3の解除操作と扉開閉
センサー5の通電状態とをリンクさせておき、電子錠3
が解除されない状態で扉2が解放された場合にチェック
ランプ4で知らせるようにする(図7参照)。図示のチ
ェックランプ4は、緑と赤の二色のLEDを使用し、扉
2が正常に解放されたときに緑色のLEDが点灯し、そ
うでない場合は赤色のLEDが点灯するようにしてい
る。また、この他のチェックランプ4を使用することも
可能で、例えば、扉2が正常に解放されたときにランプ
が点灯し、そうでない場合はこのランプを点滅、回転、
あるいは緊急ブザー等と共にフラッシュせしめるなど、
その表示手段は任意である。
【0022】図8に示す符号9は、横並びに連結したラ
ック1の間に装着した照明器具である。この照明器具9
は、連結したラック1の収納凹部2E間に着脱自在に装
着できるもので、収納凹部2Eは、扉2の左右両側周辺
部を凹ませて断面略鉤形状に形成している。そして、隣
接する収納凹部2Eの間に嵌合する照明器具9を形成
し、これらの収納凹部2E間に装着している。この照明
器具9は、複数台連結したラック1の前方、すなわちラ
ック1によって形成される通路を照らすことで、多数の
ラック1を管理する場合のセキュリティを高めるもので
ある。また、この照明器具9は、セキュリティの効果以
外に、本発明ラックを側面から照明することで、室内装
飾としての意匠的な効果も期待できる。
ック1の間に装着した照明器具である。この照明器具9
は、連結したラック1の収納凹部2E間に着脱自在に装
着できるもので、収納凹部2Eは、扉2の左右両側周辺
部を凹ませて断面略鉤形状に形成している。そして、隣
接する収納凹部2Eの間に嵌合する照明器具9を形成
し、これらの収納凹部2E間に装着している。この照明
器具9は、複数台連結したラック1の前方、すなわちラ
ック1によって形成される通路を照らすことで、多数の
ラック1を管理する場合のセキュリティを高めるもので
ある。また、この照明器具9は、セキュリティの効果以
外に、本発明ラックを側面から照明することで、室内装
飾としての意匠的な効果も期待できる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成したことによ
り当初の目的を達成する。すなわち、ラック1の扉2を
開閉自在に施錠する電子錠3をラック1の内部に装着し
ているので、これまでのシリンダー錠に比べてラック1
のセキュリティを高めることができる。しかも、電子錠
3を開閉せしめる開閉情報を記憶したカードキーから開
閉情報を読み取るICリーダーPを扉2の裏面に配置す
ると共に、このICリーダーPでカードキーを読み取る
照会窓2Aを扉2の表面に設けているので、本発明ラッ
ク1の管理者は、カードキーを管理するだけで安全性の
高い管理が行えるものである。
り当初の目的を達成する。すなわち、ラック1の扉2を
開閉自在に施錠する電子錠3をラック1の内部に装着し
ているので、これまでのシリンダー錠に比べてラック1
のセキュリティを高めることができる。しかも、電子錠
3を開閉せしめる開閉情報を記憶したカードキーから開
閉情報を読み取るICリーダーPを扉2の裏面に配置す
ると共に、このICリーダーPでカードキーを読み取る
照会窓2Aを扉2の表面に設けているので、本発明ラッ
ク1の管理者は、カードキーを管理するだけで安全性の
高い管理が行えるものである。
【0024】また、照会窓2Aは、透明又は不透明なア
クリル板2Bで覆われ、前記カードキーの開閉情報記憶
面をこのアクリル板2Bの表面に重ねて開閉情報を読み
取るようにしているので、電子錠3の開閉操作が極めて
容易になり、従来のシリンダー錠に比べると、多数のラ
ック1を管理する管理者にとって画期的な省力化を図る
ことが可能になった。
クリル板2Bで覆われ、前記カードキーの開閉情報記憶
面をこのアクリル板2Bの表面に重ねて開閉情報を読み
取るようにしているので、電子錠3の開閉操作が極めて
容易になり、従来のシリンダー錠に比べると、多数のラ
ック1を管理する管理者にとって画期的な省力化を図る
ことが可能になった。
【0025】更に、ラック1の上部に、扉2を開放した
ときに点灯するチェックランプ4を配設し、このチェッ
クランプ4と前記ICリーダーPとに通電した扉開閉セ
ンサー5を設け、扉2が開かれたときに、前記電子錠3
が解除されたか否かをチェックランプ4で判別するよう
にしているので、扉の開閉操作が正常か異常かを一目で
確認できる。この結果、管理者は多数のラック1を合理
的に管理することができる。
ときに点灯するチェックランプ4を配設し、このチェッ
クランプ4と前記ICリーダーPとに通電した扉開閉セ
ンサー5を設け、扉2が開かれたときに、前記電子錠3
が解除されたか否かをチェックランプ4で判別するよう
にしているので、扉の開閉操作が正常か異常かを一目で
確認できる。この結果、管理者は多数のラック1を合理
的に管理することができる。
【0026】しかも、このチェックランプ4は、前記電
子錠3が解除されて扉2が開かれた際に点灯表示するチ
ェックランプ4と、電子錠が解除されない状態で扉が開
かれた際に点灯表示するチェックランプ4とを異なった
二色のLEDで表示することにより、僅かな消費電力で
効果的なチェックを行うことが可能である。
子錠3が解除されて扉2が開かれた際に点灯表示するチ
ェックランプ4と、電子錠が解除されない状態で扉が開
かれた際に点灯表示するチェックランプ4とを異なった
二色のLEDで表示することにより、僅かな消費電力で
効果的なチェックを行うことが可能である。
【0027】また、扉2の左右両側に収納凹部2Cを形
成し、横並びに連結したラック1の収納凹部2C間に照
明器具9を装着することで、多数のラック1を連続配置
した場合でも、部屋の照明が当たらない死角を無くすこ
とができるから、多数のラックのセキュリティを保つこ
とができる。
成し、横並びに連結したラック1の収納凹部2C間に照
明器具9を装着することで、多数のラック1を連続配置
した場合でも、部屋の照明が当たらない死角を無くすこ
とができるから、多数のラックのセキュリティを保つこ
とができる。
【0028】このように、本発明によると、ラックのセ
キュリティを高めると共に、扉の開閉操作が正常か異常
かを一目で確認できるようにすることで、多数のラック
管理を合理的に行うことができるなどといった有益な種
々の効果を奏する。
キュリティを高めると共に、扉の開閉操作が正常か異常
かを一目で確認できるようにすることで、多数のラック
管理を合理的に行うことができるなどといった有益な種
々の効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す背面図である。
【図4】本発明の底部枠体の一実施例を示す平面図であ
る。
る。
【図5】本発明の前面扉の背面図である。
【図6】本発明の電子錠の装着状態を示す要部斜視図で
ある。
ある。
【図7】本発明の電子錠とチェックランプとの配線状態
を示す概略斜視図である。
を示す概略斜視図である。
【図8】本発明ラックの間に照明器具を装着した状態を
示す要部平断面図である。
示す要部平断面図である。
P ICリーダー 1 ラック 2 扉 2A 照会窓 2B アクリル板 2C 背面扉 2D 固定板 2E 収納凹部 3 電子錠 3A コインロック 4 チェックランプ 5 扉開閉センサー 6 側板 7 底部枠体 7A 設置端子 7B 配線孔 8 ファンフード 9 照明器具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA16 BB08 BB32 CC11 CC27 CC30 DD06 FF28 FF36 5B035 AA13 BB09 BC00 BC03 5B058 KA12 KA31 YA11
Claims (5)
- 【請求項1】 コンピュータ機器類を保管する機器保管
用ラックにおいて、ラックの扉を開閉自在に施錠する電
子錠をラックの内部に装着し、電子錠を開閉せしめる開
閉情報を記憶したカードキーから開閉情報を読み取るI
Cリーダーを扉の裏面に配置すると共に、このICリー
ダーでカードキーを読み取る照会窓を扉に設けたことを
特徴とする機器保管用ラック。 - 【請求項2】 前記照会窓は、透明又は不透明なアクリ
ル板で覆われ、前記カードキーの開閉情報記憶面をこの
アクリル板の表面に重ねて開閉情報を読み取るようにし
た請求項1記載の機器保管用ラック。 - 【請求項3】 ラックの扉を開閉自在に施錠する電子錠
をラックの内部に装着し、電子錠を開閉せしめる開閉情
報を記憶したカードキーから開閉情報を読み取るICリ
ーダーを扉の裏面に配置すると共に、このICリーダー
でカードキーを読み取る照会窓を扉に設けたコンピュー
タ機器保管用ラックにおいて、ラックの上部に、扉を開
放したときに点灯するチェックランプを配設し、このチ
ェックランプと前記ICリーダーとに通電した扉開閉セ
ンサーを設け、扉が開かれたときに、前記電子錠が解除
されたか否かをチェックランプで判別するようにしたこ
とを特徴とする機器保管用ラック。 - 【請求項4】 前記チェックランプは、前記電子錠が解
除されて扉が開かれた際に点灯表示するチェックランプ
と、電子錠が解除されない状態で扉が開かれた際に点灯
表示するチェックランプとを異なった二色のLEDで表
示する請求項3記載の機器保管用ラック。 - 【請求項5】 前記扉の左右両側に収納凹部を形成し、
横並びに連結したラックの収納凹部間に照明器具を装着
する請求項1乃至4いずれか記載の機器保管用ラック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001099249A JP2002295083A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 機器保管用ラック |
Applications Claiming Priority (1)
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