JPH04195069A - 負帯電トナー - Google Patents
負帯電トナーInfo
- Publication number
- JPH04195069A JPH04195069A JP2327121A JP32712190A JPH04195069A JP H04195069 A JPH04195069 A JP H04195069A JP 2327121 A JP2327121 A JP 2327121A JP 32712190 A JP32712190 A JP 32712190A JP H04195069 A JPH04195069 A JP H04195069A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- yellow
- charged toner
- manufactured
- classified
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
本発明は電子写真用の負帯電トナーに関する。
(従来の技術)
電子写真装置または静電記録装置においては、感光体も
しくは誘電体などから成る静電像保持体上に形成された
静電潜像を可視像化するにあたり、トナーとキャリアと
を用いる2成分系現像法やキャリアの機能も備えたトナ
ーを用いる1成分現像法などが広く用いられている。
しくは誘電体などから成る静電像保持体上に形成された
静電潜像を可視像化するにあたり、トナーとキャリアと
を用いる2成分系現像法やキャリアの機能も備えたトナ
ーを用いる1成分現像法などが広く用いられている。
これら電子写真法としては、たとえば米国特許箱2,2
97,691号明細書、特公昭42−23910号公報
(米国特許箱3.666.363号明細書対応)、特公
昭43−24748号公報(米国特許箱4,071.3
131号明細書対応)、米国特許箱3,909,258
号明細書、米国特許箱4,121.931号明細書、米
国特許箱2.895.847号明細書、米国特許箱3,
152.012号明細書、特公昭41−9475号公報
、特公昭45−2877号公報、特公昭54−3624
号公報などによって多数の方法が知られている。
97,691号明細書、特公昭42−23910号公報
(米国特許箱3.666.363号明細書対応)、特公
昭43−24748号公報(米国特許箱4,071.3
131号明細書対応)、米国特許箱3,909,258
号明細書、米国特許箱4,121.931号明細書、米
国特許箱2.895.847号明細書、米国特許箱3,
152.012号明細書、特公昭41−9475号公報
、特公昭45−2877号公報、特公昭54−3624
号公報などによって多数の方法が知られている。
一般的には、光導電性物質を利用した感光体上にいろい
ろの手段により静電潜像を形成し、次いでその潜像をト
ナーを用いて現像し、必要に応じて紙などの転写材にト
ナー画像を転写した後、熱、圧力あるいは溶剤蒸気など
により定着してコピーを得る方法が用いられている。
ろの手段により静電潜像を形成し、次いでその潜像をト
ナーを用いて現像し、必要に応じて紙などの転写材にト
ナー画像を転写した後、熱、圧力あるいは溶剤蒸気など
により定着してコピーを得る方法が用いられている。
このような電子写真現像法に用いられるトナーは、一般
に、熱可塑性樹脂中に着色剤、その他の添加剤を溶融混
合し、均一に分散した後、固化物を微粉砕、分級して所
望の粒径の着色微粒子として製造されている。
に、熱可塑性樹脂中に着色剤、その他の添加剤を溶融混
合し、均一に分散した後、固化物を微粉砕、分級して所
望の粒径の着色微粒子として製造されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、この種のトナーは実用上以下に示すようないく
つかの問題があった。
つかの問題があった。
■摩擦帯電の発生層が不十分になる。すなわち、トナー
とトナー担持体との摩擦帯電では摩擦帯電時間が短く、
可視像化するに必要な帯電量が得られないため、良質な
現像画像が得られない。
とトナー担持体との摩擦帯電では摩擦帯電時間が短く、
可視像化するに必要な帯電量が得られないため、良質な
現像画像が得られない。
■所用の現像を行うに当っては、トナー担持体表面に極
めて薄く平均にトナーを塗布・担持する必要があるが、
このような薄いトナー層の形成が困難である。
めて薄く平均にトナーを塗布・担持する必要があるが、
このような薄いトナー層の形成が困難である。
■所望の摩擦帯電電荷量が得られた場合でも、温度や湿
度の変化によって、それらの摩擦帯電特性が悪影響を受
は易いため、結果的に良質な現像画像が得られない。
度の変化によって、それらの摩擦帯電特性が悪影響を受
は易いため、結果的に良質な現像画像が得られない。
■連続使用による繰り返し現像によって、トナー担持体
表面を劣化させ易く、その結果としてトナーの摩擦帯電
特性が悪影響を受けるため、良質な現像画像が得られな
い。
表面を劣化させ易く、その結果としてトナーの摩擦帯電
特性が悪影響を受けるため、良質な現像画像が得られな
い。
■さらに、トナー表面積に対する摩擦帯電電荷量を一定
の範囲に制御する必要かあるのに、その制御・調整が難
しく、安定した性能を有するトナーを再現性よく作成す
るのが困難である、といった問題がある。
の範囲に制御する必要かあるのに、その制御・調整が難
しく、安定した性能を有するトナーを再現性よく作成す
るのが困難である、といった問題がある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、
連続使用による繰り返し現像においても、さらには温度
、湿度が変化しても摩擦帯電特性か変化せず、常にトナ
ー担持体上に均一な薄層を形成し得、かつ感光体上およ
び転写紙上などに現像かぶりやトナー飛散を起こさずに
、静電潜像を忠実に高品質に可視像化し、鮮明な画像を
与える負帯電トナーの提供を目的とする。
連続使用による繰り返し現像においても、さらには温度
、湿度が変化しても摩擦帯電特性か変化せず、常にトナ
ー担持体上に均一な薄層を形成し得、かつ感光体上およ
び転写紙上などに現像かぶりやトナー飛散を起こさずに
、静電潜像を忠実に高品質に可視像化し、鮮明な画像を
与える負帯電トナーの提供を目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明の負帯電トナーは、少なくともバインダー樹脂お
よび黒色系着色材を含むトナーにおいて、カラー・イン
デックス・ピグメントイエロー(C。
よび黒色系着色材を含むトナーにおいて、カラー・イン
デックス・ピグメントイエロー(C。
1、Piga+ent Yellow) 12.14.
17に分類される化合物を単独で、あるいは混合してさ
らに添加・含有することを特徴とする。
17に分類される化合物を単独で、あるいは混合してさ
らに添加・含有することを特徴とする。
本発明は、少なくともバインダー樹脂および黒色系着色
材を含む負帯電トナーに、前記カラー・インデックスで
規定されるピグメントイエロー12゜14、17に分類
される化合物のいずれか1種以上を添加・配合した場合
、安定した摩擦帯電特性を呈して繰り返し現像あるいは
温度や湿度などの環境変化にかかわらず、常に良質な複
写画像が得られるという知見に基づいてなされたもので
ある。
材を含む負帯電トナーに、前記カラー・インデックスで
規定されるピグメントイエロー12゜14、17に分類
される化合物のいずれか1種以上を添加・配合した場合
、安定した摩擦帯電特性を呈して繰り返し現像あるいは
温度や湿度などの環境変化にかかわらず、常に良質な複
写画像が得られるという知見に基づいてなされたもので
ある。
(作用)
本発明に係わる負帯電トナーは、感光体上における現像
かぶりを高々3%以下に容易に低減し得る。したがって
、所用の複写においてすぐれた現像特性を示すとともに
、不要なトナーの消費を無くし得る。また、温度や湿度
の環境の変化にかかわらず安定した摩擦帯電特性を有す
ることから、環境に依存しない、かつトナーかぶりやト
ナー飛散の無い鮮明な画像を得ることができる。
かぶりを高々3%以下に容易に低減し得る。したがって
、所用の複写においてすぐれた現像特性を示すとともに
、不要なトナーの消費を無くし得る。また、温度や湿度
の環境の変化にかかわらず安定した摩擦帯電特性を有す
ることから、環境に依存しない、かつトナーかぶりやト
ナー飛散の無い鮮明な画像を得ることができる。
このような特性は、連続使用による繰り返し現像におい
ても保持され、複写画像の品質の低下は見られない。
ても保持され、複写画像の品質の低下は見られない。
(実施例)
以下本発明の詳細な説明する。具体例の説明に先立って
、本発明に係る負帯電トナーの構成ないし組成について
一般的に説明する。
、本発明に係る負帯電トナーの構成ないし組成について
一般的に説明する。
本発明において用いるバインダー樹脂としては、トナー
用のバインダー樹脂として従来一般的に使用されている
スチレンおよびその置換体の共重合体や、アクリル系樹
脂などが挙げられる。
用のバインダー樹脂として従来一般的に使用されている
スチレンおよびその置換体の共重合体や、アクリル系樹
脂などが挙げられる。
スチレンおよびその置換体の共重合体としては、たとえ
ば、ポリスチレンホモポリマー、水素添加スチレン樹脂
、スチレン−イソブチレン共重合体、スチレン−ブタジ
ェン共重合体、アクリロニトリル−ブタジェン−メチシ
ン3元共重合体、アクリロニトリル−スチレン−アクリ
ル酸エステル3元共重合体、スチレン−アクリロニトリ
ル共重合体、アクリロニトリル−アクリルゴム−メチシ
ン3元共重合体、アクリロニトリル−塩素化ポリスチレ
ン−メチシン3元共重合体、アクリロニトリルーEVA
−ステシン3元共重合体、スチレン−p−クロロスチレ
ン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン
−ブタジェンゴム、スチレン−マレイン酸エステル共重
合体、スチレン−イソブチレン共重合体、スチレン−無
水マレイン酸共重合体などが例示される。
ば、ポリスチレンホモポリマー、水素添加スチレン樹脂
、スチレン−イソブチレン共重合体、スチレン−ブタジ
ェン共重合体、アクリロニトリル−ブタジェン−メチシ
ン3元共重合体、アクリロニトリル−スチレン−アクリ
ル酸エステル3元共重合体、スチレン−アクリロニトリ
ル共重合体、アクリロニトリル−アクリルゴム−メチシ
ン3元共重合体、アクリロニトリル−塩素化ポリスチレ
ン−メチシン3元共重合体、アクリロニトリルーEVA
−ステシン3元共重合体、スチレン−p−クロロスチレ
ン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン
−ブタジェンゴム、スチレン−マレイン酸エステル共重
合体、スチレン−イソブチレン共重合体、スチレン−無
水マレイン酸共重合体などが例示される。
また、アクリル系樹脂としては、たとえば、ポリアクリ
レート、ポリメチルメタクリレート、ポリエチルメタク
リレート、ポリ−ローブチルメタクリレート、ポリグリ
シジルメタクリレート、ポリ含フツ素アクリレート、ス
チレン−メタクリレート共重合体、スチレン−ブチルメ
タクリレート共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共
重合体などが例示される。
レート、ポリメチルメタクリレート、ポリエチルメタク
リレート、ポリ−ローブチルメタクリレート、ポリグリ
シジルメタクリレート、ポリ含フツ素アクリレート、ス
チレン−メタクリレート共重合体、スチレン−ブチルメ
タクリレート共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共
重合体などが例示される。
その他、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレタン、ポ
リアミド、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、
ポリビニルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、
変性ロジン、テルペン樹脂、脂肪族または脂環族炭化水
素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、パラフ
ィンワックスなどを単独で、あるいは混合して使用する
こともできる。
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレタン、ポ
リアミド、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、
ポリビニルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、
変性ロジン、テルペン樹脂、脂肪族または脂環族炭化水
素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、パラフ
ィンワックスなどを単独で、あるいは混合して使用する
こともできる。
本発明に係る負帯電トナーにおいて用いる黒色系着色剤
は、たとえばアセチレンブラック、ファーネスブラック
、サーマルブラック、チャネルブラック、ケッチエンブ
ラックなどの1種もしくは2種以上の混合系が一般的で
あるか、いわゆる3原色の着色剤を選択・混合して黒色
系とする構成を採ってもよい。
は、たとえばアセチレンブラック、ファーネスブラック
、サーマルブラック、チャネルブラック、ケッチエンブ
ラックなどの1種もしくは2種以上の混合系が一般的で
あるか、いわゆる3原色の着色剤を選択・混合して黒色
系とする構成を採ってもよい。
本発明に係る負帯電トナーにおいて、特に添加・配合す
るカラー・インデックスで規定されたピグメントイエロ
ー12.14,17 (C,1,Pigment Y
ell。
るカラー・インデックスで規定されたピグメントイエロ
ー12.14,17 (C,1,Pigment Y
ell。
v 12.14.17)に分類される化合物は、−数式
%式%) で示される化合物で、次のようなものがそれぞれ例示さ
れる。
%式%) で示される化合物で、次のようなものがそれぞれ例示さ
れる。
ピグメント・イエロー12゜
KET Yellow 40B (大日本インキ化
学工業社製)Piga+ent Yellow G
RT (重陽色素社製)、5eika Pa5t
Yellow 2300 (天日精化社製)、5e
ika Pa5t Yellow H7055(
天日精化社製)。
学工業社製)Piga+ent Yellow G
RT (重陽色素社製)、5eika Pa5t
Yellow 2300 (天日精化社製)、5e
ika Pa5t Yellow H7055(
天日精化社製)。
ピグメント・イエロー14゜
Permanent Yellow GGO2(ヘ
キスト社製)、Pigment Yellow B
−1218(重陽色素社製)、5eika Pa5t
Yellow 2200 (天日精化社製)。
キスト社製)、Pigment Yellow B
−1218(重陽色素社製)、5eika Pa5t
Yellow 2200 (天日精化社製)。
ピグメント・イエロー17゜
PerIIlanent Yellow DHGt
rans02 (ヘキスト社製)、 KET Yellow 403 (大日本インキ化
学工業社製)PigIgent Yellow 1
705 (重陽色素社製)、5eika Pa5t
Yellow 2400 (天日性化社製)。
rans02 (ヘキスト社製)、 KET Yellow 403 (大日本インキ化
学工業社製)PigIgent Yellow 1
705 (重陽色素社製)、5eika Pa5t
Yellow 2400 (天日性化社製)。
これらの化合物の使用量は、バインダー樹脂に対して0
.1〜IO重量%、さらに好ましくは、0,5〜5重量
%である。これらの化合物を単独で、あるいは混合して
用いることで本発明の目的が達せられる。
.1〜IO重量%、さらに好ましくは、0,5〜5重量
%である。これらの化合物を単独で、あるいは混合して
用いることで本発明の目的が達せられる。
前記ピグメント・イエローの混合、分散手段としては、
高速ディゾルバ、ロールミル、ボールミルなどによる湿
式分散法や、ロール、加圧ニーダ−、インターナルミキ
サー、スクリュー型押出機などによる溶融混練法などを
用いることができる。
高速ディゾルバ、ロールミル、ボールミルなどによる湿
式分散法や、ロール、加圧ニーダ−、インターナルミキ
サー、スクリュー型押出機などによる溶融混練法などを
用いることができる。
また、混合手段としては、ボールミル、V型混合機、フ
ォルバーブ、ヘンシェルミキサーなどを用いることがで
きる。さらに、混合物を粗粉砕する手段としては、たと
えば、ハンマーミル、カッターミル、ジェットミル、ロ
ーラーミル、ボールミルなどが使用可能である。さらに
また、粗粉砕物を微粉砕する手段としては、ジェットミ
ル、高速回転式粉砕機などを用いることができ、前記微
粉砕物を分級する手段としては、気流式分級機などを用
いることができる。
ォルバーブ、ヘンシェルミキサーなどを用いることがで
きる。さらに、混合物を粗粉砕する手段としては、たと
えば、ハンマーミル、カッターミル、ジェットミル、ロ
ーラーミル、ボールミルなどが使用可能である。さらに
また、粗粉砕物を微粉砕する手段としては、ジェットミ
ル、高速回転式粉砕機などを用いることができ、前記微
粉砕物を分級する手段としては、気流式分級機などを用
いることができる。
本発明に係る負帯電トナーおいては、必要に応じて、耐
オフセツト特性を向上させるためのワックス類や、摩擦
帯電電荷量を制御するための帯電制御剤などを配合した
り、流動性を向上させるための表面処理剤を内添または
外添してもよい。帯電制御剤としては、たとえば、アル
キルサリチル酸の金属キレート、塩素化ポリエステル、
酸基過剰のポリエステル、塩素化ポリオレフィン、脂肪
酸の金属塩、脂肪酸石鹸などの負極性制御剤が例示され
る。また、表面処理剤としては、疎水性シリカ、金属石
鹸、フッ化物なとが例示される。
オフセツト特性を向上させるためのワックス類や、摩擦
帯電電荷量を制御するための帯電制御剤などを配合した
り、流動性を向上させるための表面処理剤を内添または
外添してもよい。帯電制御剤としては、たとえば、アル
キルサリチル酸の金属キレート、塩素化ポリエステル、
酸基過剰のポリエステル、塩素化ポリオレフィン、脂肪
酸の金属塩、脂肪酸石鹸などの負極性制御剤が例示され
る。また、表面処理剤としては、疎水性シリカ、金属石
鹸、フッ化物なとが例示される。
次に本発明の詳細な説明する。
トナーの製造
先ず、バインダー樹脂100重量部、カーボンブランク
1〜10重量部およびカラー・インデックス・ピグメン
ト・イ:x、 o −(C,1,PigIIlent
Yet!ow )12、1.4.17にに分類される
黄色系のアゾ顔料化合物の1種、あるいは2種以上の混
合物0,1〜lO重量部をボールミル、V型混合機など
を用いて混合、分散した。次に、加圧ニーダ−、ロール
などを用いて加熱溶融混練し、得られた混合物をハンマ
ーミル、ジェットミルなとを用いて粗粉砕する。
1〜10重量部およびカラー・インデックス・ピグメン
ト・イ:x、 o −(C,1,PigIIlent
Yet!ow )12、1.4.17にに分類される
黄色系のアゾ顔料化合物の1種、あるいは2種以上の混
合物0,1〜lO重量部をボールミル、V型混合機など
を用いて混合、分散した。次に、加圧ニーダ−、ロール
などを用いて加熱溶融混練し、得られた混合物をハンマ
ーミル、ジェットミルなとを用いて粗粉砕する。
次いで、必要に応じて帯電制御剤や表面処理剤などの添
加剤を加えて混合した後、シェツトミルなどを用いて微
粉砕し、その微粉砕物を風力分級法などにより所望の粒
径に分級して、負帯電トナーを得た。
加剤を加えて混合した後、シェツトミルなどを用いて微
粉砕し、その微粉砕物を風力分級法などにより所望の粒
径に分級して、負帯電トナーを得た。
上記によって得られた負帯電トナーは、たとえば静電潜
像を表面に保持する静電潜像保持体(感光体)とトナー
を表面に担持するトナー担持体とを配置し、負帯電トナ
ーを前記トナー担持体上に担持させ、この担持させたト
ナーを前記静電潜像保持体表面に接触させて、静電潜像
保持体表面に形成された静電潜像を可視像化させる現像
方法に用いる。
像を表面に保持する静電潜像保持体(感光体)とトナー
を表面に担持するトナー担持体とを配置し、負帯電トナ
ーを前記トナー担持体上に担持させ、この担持させたト
ナーを前記静電潜像保持体表面に接触させて、静電潜像
保持体表面に形成された静電潜像を可視像化させる現像
方法に用いる。
画像出し
第1図に要部を断面的に示すように、導電性弾性体層1
、誘電体層2および導電層3などを有するトナー担持体
ローラ4が、金属シャフト6を軸に矢印5方向に回転す
るもので、このトナー担持体ローラ4の表面に、トナー
薄層形成部材7により、トナーホッパー8に収納されて
いるトナー9が摩擦帯電で薄層を形成される。そして、
回転する静電潜像保持体(感光体)10表面に形成され
た静電潜像に前記帯電されたトナーを付着させて現像を
行ない得るように、市販の複写機(商品名ニレオドライ
3301、東芝社製)を改良した非磁性−成分現像装置
を用いてトナー画像が現像できるようにして行った。
、誘電体層2および導電層3などを有するトナー担持体
ローラ4が、金属シャフト6を軸に矢印5方向に回転す
るもので、このトナー担持体ローラ4の表面に、トナー
薄層形成部材7により、トナーホッパー8に収納されて
いるトナー9が摩擦帯電で薄層を形成される。そして、
回転する静電潜像保持体(感光体)10表面に形成され
た静電潜像に前記帯電されたトナーを付着させて現像を
行ない得るように、市販の複写機(商品名ニレオドライ
3301、東芝社製)を改良した非磁性−成分現像装置
を用いてトナー画像が現像できるようにして行った。
帯電量測定
前記非磁性−成分現像装置において、トナー担持体ロー
ラ4を一定速度で回転させ、トナー担持体ローラ4の表
面に摩擦帯電で形成されたトナー薄層を吸引手段により
吸引して、トナー粒子がトナー担持体ローラから分離す
るときに発生する帯電電荷量を測定することにより行っ
た。
ラ4を一定速度で回転させ、トナー担持体ローラ4の表
面に摩擦帯電で形成されたトナー薄層を吸引手段により
吸引して、トナー粒子がトナー担持体ローラから分離す
るときに発生する帯電電荷量を測定することにより行っ
た。
トナー搬送性測定
トナー担持体ローラ4に形成される薄層の層形成性能を
トナー搬送性と規定し、前記帯電量測定のときに吸引さ
れたトナー量を測定することにより行った。
トナー搬送性と規定し、前記帯電量測定のときに吸引さ
れたトナー量を測定することにより行った。
感光体かぶりの測定
前記非磁性−成分現像装置において、非画像原稿を現像
したとき、現像途中における感光体10表面に付着する
トナー粒子をスコッチテープ(商品名:スコッチメンデ
ィングテープMD−18、住人スリーエム社製)に転写
し、これをコピー用紙などの転写用紙に貼り付け、テー
プ上から色彩色差測定(色彩色差計、 CR−121,
D P −100,ミノルタカメラ社製)し、ブランク
テープとの色差を求めることによって行った。
したとき、現像途中における感光体10表面に付着する
トナー粒子をスコッチテープ(商品名:スコッチメンデ
ィングテープMD−18、住人スリーエム社製)に転写
し、これをコピー用紙などの転写用紙に貼り付け、テー
プ上から色彩色差測定(色彩色差計、 CR−121,
D P −100,ミノルタカメラ社製)し、ブランク
テープとの色差を求めることによって行った。
実施例1
スチレン−アクリル樹脂(CPR−100,三井東圧化
学社製)100重量部、カーボンブラック(HA−10
0、三菱化成社製)5重量部、低分子量ポリプロピレン
ワックス(ビスコール660P、三洋化成社製)1重量
部オヨび黄色アゾ顔料(C,1,Pigment Ye
llow12: KET Yellow 40B、大日
本インキ化学工業社製)2重量部を組成分として選択し
、上記処方によって加熱溶融混練し、冷却後粉砕し、分
級して体積平均粒径9μm(5〜14μm)の負帯電ト
ナー粒子を得た。このトナー100重量部に対して、疎
水性シリカ(R−972,日本アエロジル社製)0.5
重量部を混合し、トナーを得た。
学社製)100重量部、カーボンブラック(HA−10
0、三菱化成社製)5重量部、低分子量ポリプロピレン
ワックス(ビスコール660P、三洋化成社製)1重量
部オヨび黄色アゾ顔料(C,1,Pigment Ye
llow12: KET Yellow 40B、大日
本インキ化学工業社製)2重量部を組成分として選択し
、上記処方によって加熱溶融混練し、冷却後粉砕し、分
級して体積平均粒径9μm(5〜14μm)の負帯電ト
ナー粒子を得た。このトナー100重量部に対して、疎
水性シリカ(R−972,日本アエロジル社製)0.5
重量部を混合し、トナーを得た。
実施例2
ポリエステル樹脂(NE−2155,花王社製) 10
0重量部、カーボンブラック(HA−100、三菱化成
社製)5重量部、低分子量ポリプロピレンワックス(ビ
スコール660P、三洋化成社製)1重量部および黄色
アゾ顔料(C,1,Pigment Yellow 1
7:PermanentYellow DHGtran
s02. ヘキスト社製)2重量部を組成分として選択
し、上記処方によって加熱溶融し、冷却後粉砕し、分級
して体積平均粒径9μm(5〜14μm)の負帯電トナ
ー粒子を得た。このトナー100重量部に対して、疎水
性シリカ(R−972、日本アエロジル社製)085重
量部を混合し、トナーを得た。
0重量部、カーボンブラック(HA−100、三菱化成
社製)5重量部、低分子量ポリプロピレンワックス(ビ
スコール660P、三洋化成社製)1重量部および黄色
アゾ顔料(C,1,Pigment Yellow 1
7:PermanentYellow DHGtran
s02. ヘキスト社製)2重量部を組成分として選択
し、上記処方によって加熱溶融し、冷却後粉砕し、分級
して体積平均粒径9μm(5〜14μm)の負帯電トナ
ー粒子を得た。このトナー100重量部に対して、疎水
性シリカ(R−972、日本アエロジル社製)085重
量部を混合し、トナーを得た。
実施例3
ポリエステル樹脂(ER−1(11、三菱レイヨン社製
9100重量部、カーボンブラック(HA−1oo、三
菱化成社製)5重量部、低分子量ポリプロピレンワック
ス(ビスコールeeop、三洋化成社製)1重量部、黄
色アゾ顔料(C,1,PigIIlent Yello
w 14:Perolanent Yellow G
GO2,ヘキスト社製)1重量部および黄色アゾ顔料(
C,1,Pigment Yellow 17:Per
manent Yellow DHGtrans[12
,ヘキスト社製)1重量部を組成分として選択し、上記
処方によって加熱溶融混練し、冷却後粉砕し、分級して
体積平均粒径9μm(5〜14μm)の負帯電トナー粒
子を得た。このトナー100重量部に対して、疎水性シ
リカ(R−972、日本アエロジル社製)0.5重量部
を混合し、トナーを得た。
9100重量部、カーボンブラック(HA−1oo、三
菱化成社製)5重量部、低分子量ポリプロピレンワック
ス(ビスコールeeop、三洋化成社製)1重量部、黄
色アゾ顔料(C,1,PigIIlent Yello
w 14:Perolanent Yellow G
GO2,ヘキスト社製)1重量部および黄色アゾ顔料(
C,1,Pigment Yellow 17:Per
manent Yellow DHGtrans[12
,ヘキスト社製)1重量部を組成分として選択し、上記
処方によって加熱溶融混練し、冷却後粉砕し、分級して
体積平均粒径9μm(5〜14μm)の負帯電トナー粒
子を得た。このトナー100重量部に対して、疎水性シ
リカ(R−972、日本アエロジル社製)0.5重量部
を混合し、トナーを得た。
評価結果
上記で調製した各負帯電トナーを用い、前記非磁性−成
分現像装置により、画像濃度、トナー帯電量、トナー搬
送性およびかぶりなどをそれぞれ評価した結果を表−1
〜表−3に示す。表−1は初期の場合であり、いずれも
充分な画像濃度が得られ(バインダー樹脂への分散性が
良い)負帯電トナーとして安定した帯電量をもち、トナ
ー担持体ローラ上の層形成性がよく充分なトナー量が搬
送され、感光体上へのトナーかふりかない(トナー帯電
特性が良い)、ことが明らかである。また、表−2は3
0℃、80%RHの高温度、高湿度下の場合で、摩擦帯
電特性や現像特性に変化がないことがわかった。さらに
、表−3は連続して2万枚の複写を行った後の場合で、
複写画像の品質の低下は見られず、2万枚後の摩擦帯電
特性や現像特性に変化がないこともわかった。(以下余
白)表−1 画像濃度 帯電量 搬送量 かぶり (μC/g) (mg/ cシ) (%)実施例1
1.40 −3.8 0.66 0.51実
施例2 1.41 〜3.3 0.68 0
.59゛実施例3 1.40 −2.8 0.
83 0.57表−2 画像濃度 帯電量 搬送量 かぶり (μC/g) (mg/ cシ) (%)実施例1
1.40 −8.6 0.66 0.89実
施例2 1.40 −3.2 0.68 0
.93実施例3 1.40 −2.9 0.6
2 0.85表−3 画像濃度 帯電量 搬送量 かぶり (μC/g) (mg/ d) (%)実施例1
1.40 −3.7 0.65 0.89実
施例2 1.40 −3.5 0.66 0
.81実施例3 1.40 −2.9 0.8
3.0.88[発明の効果コ 以上の説明から明らかなように、本発明に係る負帯電ト
ナーは、感光体上における現像がぶりか3%以下の状態
ないしは性能を常に保持している。
分現像装置により、画像濃度、トナー帯電量、トナー搬
送性およびかぶりなどをそれぞれ評価した結果を表−1
〜表−3に示す。表−1は初期の場合であり、いずれも
充分な画像濃度が得られ(バインダー樹脂への分散性が
良い)負帯電トナーとして安定した帯電量をもち、トナ
ー担持体ローラ上の層形成性がよく充分なトナー量が搬
送され、感光体上へのトナーかふりかない(トナー帯電
特性が良い)、ことが明らかである。また、表−2は3
0℃、80%RHの高温度、高湿度下の場合で、摩擦帯
電特性や現像特性に変化がないことがわかった。さらに
、表−3は連続して2万枚の複写を行った後の場合で、
複写画像の品質の低下は見られず、2万枚後の摩擦帯電
特性や現像特性に変化がないこともわかった。(以下余
白)表−1 画像濃度 帯電量 搬送量 かぶり (μC/g) (mg/ cシ) (%)実施例1
1.40 −3.8 0.66 0.51実
施例2 1.41 〜3.3 0.68 0
.59゛実施例3 1.40 −2.8 0.
83 0.57表−2 画像濃度 帯電量 搬送量 かぶり (μC/g) (mg/ cシ) (%)実施例1
1.40 −8.6 0.66 0.89実
施例2 1.40 −3.2 0.68 0
.93実施例3 1.40 −2.9 0.6
2 0.85表−3 画像濃度 帯電量 搬送量 かぶり (μC/g) (mg/ d) (%)実施例1
1.40 −3.7 0.65 0.89実
施例2 1.40 −3.5 0.66 0
.81実施例3 1.40 −2.9 0.8
3.0.88[発明の効果コ 以上の説明から明らかなように、本発明に係る負帯電ト
ナーは、感光体上における現像がぶりか3%以下の状態
ないしは性能を常に保持している。
換言すると本発明によれば、すぐれた現像特性を示すと
ともに、不要なトナーの消費も全面的になくなり、鮮明
な画像品質を長期間にわたって保持することのできる負
帯電トナーの提供が可能となった。
ともに、不要なトナーの消費も全面的になくなり、鮮明
な画像品質を長期間にわたって保持することのできる負
帯電トナーの提供が可能となった。
また、温度や湿度の環境の変化にかかわらず安定した摩
擦帯電特性を有することから、環境に依存しない、かつ
トナーかぶりやトナー飛散のない鮮明な画像を得ること
ができる負帯電トナーの提供が可能となる。
擦帯電特性を有することから、環境に依存しない、かつ
トナーかぶりやトナー飛散のない鮮明な画像を得ること
ができる負帯電トナーの提供が可能となる。
第1図は本発明に係る負帯電トナーの実用評価に用いた
非磁性−成分現像装置の要部構成を示す断面図である。 4・・・・・・トナー担持体ローラ 8・・・・・・トナーホッパー 9・・・・・・負帯電トナー 10・・・・・・静電潜像保持体(感光体)第11」
非磁性−成分現像装置の要部構成を示す断面図である。 4・・・・・・トナー担持体ローラ 8・・・・・・トナーホッパー 9・・・・・・負帯電トナー 10・・・・・・静電潜像保持体(感光体)第11」
Claims (1)
- 少なくともバインダー樹脂および黒色系着色材を含むト
ナーであって、カラー・インデックス・ピグメント・イ
エロー(C.I.PigmentYellow)12、
14、17に分類される化合物の少なくとも1種を添加
・含有していることを特徴とする負帯電トナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2327121A JPH04195069A (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 負帯電トナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2327121A JPH04195069A (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 負帯電トナー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04195069A true JPH04195069A (ja) | 1992-07-15 |
Family
ID=18195542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2327121A Pending JPH04195069A (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 負帯電トナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04195069A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008203865A (ja) * | 2008-03-14 | 2008-09-04 | Hodogaya Chem Co Ltd | 電子写真用回収トナーの再利用方法 |
-
1990
- 1990-11-28 JP JP2327121A patent/JPH04195069A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008203865A (ja) * | 2008-03-14 | 2008-09-04 | Hodogaya Chem Co Ltd | 電子写真用回収トナーの再利用方法 |
JP4503655B2 (ja) * | 2008-03-14 | 2010-07-14 | 保土谷化学工業株式会社 | 電子写真用回収トナーの再利用方法 |
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