JPH04189418A - 歯車の仕上加工装置 - Google Patents
歯車の仕上加工装置Info
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- JPH04189418A JPH04189418A JP31698390A JP31698390A JPH04189418A JP H04189418 A JPH04189418 A JP H04189418A JP 31698390 A JP31698390 A JP 31698390A JP 31698390 A JP31698390 A JP 31698390A JP H04189418 A JPH04189418 A JP H04189418A
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- 239000011295 pitch Substances 0.000 claims abstract description 93
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 10
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007730 finishing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23F—MAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
- B23F23/00—Accessories or equipment combined with or arranged in, or specially designed to form part of, gear-cutting machines
- B23F23/12—Other devices, e.g. tool holders; Checking devices for controlling workpieces in machines for manufacturing gear teeth
- B23F23/1218—Checking devices for controlling workpieces in machines for manufacturing gear teeth
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23F—MAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
- B23F19/00—Finishing gear teeth by other tools than those used for manufacturing gear teeth
- B23F19/05—Honing gear teeth
- B23F19/057—Honing gear teeth by making use of a tool in the shape of an internal gear
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/45—Nc applications
- G05B2219/45214—Gear cutting
-
- G—PHYSICS
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- G05B2219/50—Machine tool, machine tool null till machine tool work handling
- G05B2219/50071—Store actual surface in memory before machining, compare with reference surface
-
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-
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- G05B2219/50227—Synchronize two axis by correcting for measured pitch errors
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は歯車の仕上加工装置に関し、特に歯車のピッチ
誤差修正機能を備えた仕上加工装置に関する。
誤差修正機能を備えた仕上加工装置に関する。
従来の技術
平歯車やはす両歯車の歯面の面粗度向上や歯形精度の向
上を目的として、研削により歯車の仕上加工を施すこと
か行われる。このような研削による仕上加工装置におい
ては、例えば被加工歯車をヘッドストックとテールスト
ックとで両持ち支持させ、この被加工歯車と内歯車状の
砥石とを噛み合わゼる一方、被加工歯車を主軸モータに
より、砥石を砥石駆動モータによりそれぞれ同期回転さ
せることによって、被加工歯車と砥石との歯面同士のす
べり接触を利用して研削することを基本とする。
上を目的として、研削により歯車の仕上加工を施すこと
か行われる。このような研削による仕上加工装置におい
ては、例えば被加工歯車をヘッドストックとテールスト
ックとで両持ち支持させ、この被加工歯車と内歯車状の
砥石とを噛み合わゼる一方、被加工歯車を主軸モータに
より、砥石を砥石駆動モータによりそれぞれ同期回転さ
せることによって、被加工歯車と砥石との歯面同士のす
べり接触を利用して研削することを基本とする。
発明が解決しようとする課題
上記のような従来の仕上加工装置においては、被加工歯
車の面粗度や歯形精度の向上を目的として被加工歯車と
砥石とをあたかも歯車対の関係にして加工を行うもので
あるから、歯車のピッチ測定機能やピッチ誤差修正機能
等は有していない。
車の面粗度や歯形精度の向上を目的として被加工歯車と
砥石とをあたかも歯車対の関係にして加工を行うもので
あるから、歯車のピッチ測定機能やピッチ誤差修正機能
等は有していない。
したがって、被加工歯車のピッチ精度は仕上加工前の機
械加工に依存し、面粗度や歯形精度の向上を目的とした
仕上加工でありながら歯車のピッチ精度の向上は望めな
い。
械加工に依存し、面粗度や歯形精度の向上を目的とした
仕上加工でありながら歯車のピッチ精度の向上は望めな
い。
そして、特にピッチ精度か問題となる被加工歯車の場合
には、ピッチ誤差修正を目的とした仕上加工を別途行わ
なければならず、加工工数が増加する。
には、ピッチ誤差修正を目的とした仕上加工を別途行わ
なければならず、加工工数が増加する。
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもので、
被加工歯車の面粗度や歯形精度の向上を目的とした仕上
加工において、同時に歯車のピッチ誤差を修正して歯車
ピッチ精度の向」二を図れるようにした仕上加工装置を
提供しようとするものである。
被加工歯車の面粗度や歯形精度の向上を目的とした仕上
加工において、同時に歯車のピッチ誤差を修正して歯車
ピッチ精度の向」二を図れるようにした仕上加工装置を
提供しようとするものである。
課題を解決するための手段
本発明は、ヘッドストックとテールストックとで両持ち
支持されて主軸モータにより回転駆動される被加工歯車
と、砥石駆動モータにより回転駆動される歯車状の砥石
とを噛み合わせた上、両者を同期回転させることにより
被加工歯車に仕上加工を施すようにした歯車の仕上加工
装置において、被加工歯車のピッチ全数を測定した上で
その歯車ピッチを修正する歯車ピッチ修正装置を備えて
いる。
支持されて主軸モータにより回転駆動される被加工歯車
と、砥石駆動モータにより回転駆動される歯車状の砥石
とを噛み合わせた上、両者を同期回転させることにより
被加工歯車に仕上加工を施すようにした歯車の仕上加工
装置において、被加工歯車のピッチ全数を測定した上で
その歯車ピッチを修正する歯車ピッチ修正装置を備えて
いる。
さらに、この歯車ピッチ修正装置は、ヘッドストックと
テールストックとて両持ち支持された被加工歯車に対し
前進後退動作して被加工歯車と噛み合うマスターギヤと
、被加工歯車とマスターギヤとを噛み合わせた状態で被
加工歯車を一歯ずつ割り出し回転させたときのマスター
ギヤの回転変位から被加工歯車のピッチ全数を一歯回転
毎に測定する歯車ピッチ検出手段と、歯車ピッチ検出手
段により得られたピッチ全数の実測値をもとに被加工歯
車の歯全体のピッチを平均化するのに必要なピッチ誤差
修正量を求め、このピッチ誤差修正量を、被加工歯車と
砥石との間に回転位相差をもたせるための回転位相差創
成信号として主軸モータおよび砥石駆動モータの制御系
に付与する演算制御手段とから構成される。
テールストックとて両持ち支持された被加工歯車に対し
前進後退動作して被加工歯車と噛み合うマスターギヤと
、被加工歯車とマスターギヤとを噛み合わせた状態で被
加工歯車を一歯ずつ割り出し回転させたときのマスター
ギヤの回転変位から被加工歯車のピッチ全数を一歯回転
毎に測定する歯車ピッチ検出手段と、歯車ピッチ検出手
段により得られたピッチ全数の実測値をもとに被加工歯
車の歯全体のピッチを平均化するのに必要なピッチ誤差
修正量を求め、このピッチ誤差修正量を、被加工歯車と
砥石との間に回転位相差をもたせるための回転位相差創
成信号として主軸モータおよび砥石駆動モータの制御系
に付与する演算制御手段とから構成される。
作用
この構造においては、ヘッドストックとテールストック
とで両持ち支持された状態で一回仕上加工が施された被
加工歯車もしくはヘッドストックとテールストックとで
両持ち支持されながら今だ仕上加工が施されていない被
加工歯車とマスターギヤとを噛み合わせた上で、被加工
歯車を主軸モータにより一歯ずつ割り出し回転させる。
とで両持ち支持された状態で一回仕上加工が施された被
加工歯車もしくはヘッドストックとテールストックとで
両持ち支持されながら今だ仕上加工が施されていない被
加工歯車とマスターギヤとを噛み合わせた上で、被加工
歯車を主軸モータにより一歯ずつ割り出し回転させる。
そして、被加工歯車を割り出し回転させたときの歯車ピ
ッチをその都度歯車ピッチ検出手段により検出してピッ
チ全数の実測値を順次記憶する。
ッチをその都度歯車ピッチ検出手段により検出してピッ
チ全数の実測値を順次記憶する。
そののち、演算制御手段では所定の演算を行って、ピッ
チ全数の実測値を平均化するのに必要なピッチ誤差修正
量(例えばピッチ実測値の最大値と最小値との差を許容
範囲内に納めるのに必要なピッチ誤差修正量)を求める
。この時、同時にその修正に必要な方向、すなわち被加
工歯車の回転方向において正方向か負方向かが特定され
る。
チ全数の実測値を平均化するのに必要なピッチ誤差修正
量(例えばピッチ実測値の最大値と最小値との差を許容
範囲内に納めるのに必要なピッチ誤差修正量)を求める
。この時、同時にその修正に必要な方向、すなわち被加
工歯車の回転方向において正方向か負方向かが特定され
る。
そして、マスターギヤに代えて砥石を被加工歯車に噛み
合わせた上で、上記のピッチ誤差修正量を主軸モータお
よび砥石駆動モータの制御系に対し回転位相差創成信号
として与える。
合わせた上で、上記のピッチ誤差修正量を主軸モータお
よび砥石駆動モータの制御系に対し回転位相差創成信号
として与える。
この回転位相差創成信号は、被加工歯車と砥石との噛み
合い状態においてその正方向または負方向に所定量の噛
み合い位相のずれ量を生じさせるもので、被加工歯車の
正方向または負方向のいずれか一方の歯面に砥石が強く
押し付けられることになる。これにより、ピッチ実測値
が相対的に小さい部分ではそのピッチを広げるように歯
面のうち正方向または負方向のいずれか一方の面が削り
取られて、結果的に歯車ピッチが修正されてピッチ全数
が平均化される。
合い状態においてその正方向または負方向に所定量の噛
み合い位相のずれ量を生じさせるもので、被加工歯車の
正方向または負方向のいずれか一方の歯面に砥石が強く
押し付けられることになる。これにより、ピッチ実測値
が相対的に小さい部分ではそのピッチを広げるように歯
面のうち正方向または負方向のいずれか一方の面が削り
取られて、結果的に歯車ピッチが修正されてピッチ全数
が平均化される。
実施例
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示す構成説明図で
ある。
ある。
第1図および第2図に示すように、軸部Sを備えた被加
工歯車(この実施例でははす両歯車の例を示しており、
以下ワークと称する)Wは、その一端をヘッドストック
1側のチャック2とヘッドセンタ3とで支持されるとと
もに他端をテールストック4側のテールセンタ5で支持
された上で主軸モータ6によって回転駆動される。7は
ヘッドストック1およびテールストック4が搭載された
テーブルで、このテーブル7は軸部Sの軸心方向に移動
可能となっている。
工歯車(この実施例でははす両歯車の例を示しており、
以下ワークと称する)Wは、その一端をヘッドストック
1側のチャック2とヘッドセンタ3とで支持されるとと
もに他端をテールストック4側のテールセンタ5で支持
された上で主軸モータ6によって回転駆動される。7は
ヘッドストック1およびテールストック4が搭載された
テーブルで、このテーブル7は軸部Sの軸心方向に移動
可能となっている。
ワークWの外周にはこのワークWと噛み合う内歯車状の
砥石8が砥石ホルダ11に支持されるかたちで配設され
ており、砥石ボルダ11は砥石台9にベアリング10を
介して回転可能に支持されている。砥石ホルダ11の外
周にはチェーンスプロケット12が固定されている一方
、砥石ボルタ11側のチェーンスプロケット12と砥石
駆動モータ13側のチェーンスプロケット14との間に
はチェーン15が巻き掛けられていて、砥石8は砥石駆
動モータ13により回転駆動される。
砥石8が砥石ホルダ11に支持されるかたちで配設され
ており、砥石ボルダ11は砥石台9にベアリング10を
介して回転可能に支持されている。砥石ホルダ11の外
周にはチェーンスプロケット12が固定されている一方
、砥石ボルタ11側のチェーンスプロケット12と砥石
駆動モータ13側のチェーンスプロケット14との間に
はチェーン15が巻き掛けられていて、砥石8は砥石駆
動モータ13により回転駆動される。
したがって、ワークWと砥石8とを噛み合わせた上で、
ワークWを主軸モータ6により、砥石8を砥石駆動モー
タ13によりそれぞれ同期回転させることにより、ワー
クWと砥石8とがあたかも一対の歯車対のように回転し
、両者の歯面同士のすべり接触のためにワークW側の歯
面に研削仕上加工が施される。
ワークWを主軸モータ6により、砥石8を砥石駆動モー
タ13によりそれぞれ同期回転させることにより、ワー
クWと砥石8とがあたかも一対の歯車対のように回転し
、両者の歯面同士のすべり接触のためにワークW側の歯
面に研削仕上加工が施される。
なお、主軸モータ6および砥石駆動モータ13はそれぞ
れに位置検出器としてパルスジェネレータ16または1
7を有しており、位置決め制御装置18との間で位置フ
ィードバックループを形成している。
れに位置検出器としてパルスジェネレータ16または1
7を有しており、位置決め制御装置18との間で位置フ
ィードバックループを形成している。
また、テーブル7と隣接するようにして歯車ピッチ測定
ユニット19が配設されている。この歯車ピッチ測定ユ
ニト19は第3図に示すようにベース20上にスライダ
21を搭載したもので、スライダ21は送りモータ22
とボールねじ23のはたらきによりワークWの軸心と直
交方向に前進後退動作するようになっている。なお、ス
ライダ21の前進後退動作は、位置決め制御装置18に
よって制御される。24はパルスジェネレータである。
ユニット19が配設されている。この歯車ピッチ測定ユ
ニト19は第3図に示すようにベース20上にスライダ
21を搭載したもので、スライダ21は送りモータ22
とボールねじ23のはたらきによりワークWの軸心と直
交方向に前進後退動作するようになっている。なお、ス
ライダ21の前進後退動作は、位置決め制御装置18に
よって制御される。24はパルスジェネレータである。
スライダ21の先端には基準歯形を有するマスターギヤ
25が回転可能に装着されており、このマスターギヤ2
5は歯車ピッチ検出手段としてのロータリーエンコーダ
26の入力軸に直結されている。
25が回転可能に装着されており、このマスターギヤ2
5は歯車ピッチ検出手段としてのロータリーエンコーダ
26の入力軸に直結されている。
したがって、後述するようにワークWの歯車ピッチ測定
に際しては、スライダ21を前進させてマスターギヤ2
5とワークWとを噛み合わせた上で、ワークWを主軸モ
ータ6により一歯ずつ割り出し回転させることによりマ
スターギヤ25も同期回転し、これによってワークWの
ピッチ全数がロータリーエンコーダ26で順次検出され
る。
に際しては、スライダ21を前進させてマスターギヤ2
5とワークWとを噛み合わせた上で、ワークWを主軸モ
ータ6により一歯ずつ割り出し回転させることによりマ
スターギヤ25も同期回転し、これによってワークWの
ピッチ全数がロータリーエンコーダ26で順次検出され
る。
ロータリーエンコーダ2Gの出力は、歯車ピッチ測定ユ
ニト19とともに歯車ピッチ測定装置27を構成する演
算制御部28に入力される。演算制御部28は、ロータ
リーエンコーダ26により得られたワークWについての
ピッチ全数のピッチ実測値を一旦記憶した上、そのピッ
チを平均化するのに必要なピッチ誤差修正量を演算して
求め、このピッチ誤差修正量をピッチ誤差修正に必要な
研削代データとして主軸モータ6および砥石駆動モータ
13の制御系に出力することになる。
ニト19とともに歯車ピッチ測定装置27を構成する演
算制御部28に入力される。演算制御部28は、ロータ
リーエンコーダ26により得られたワークWについての
ピッチ全数のピッチ実測値を一旦記憶した上、そのピッ
チを平均化するのに必要なピッチ誤差修正量を演算して
求め、このピッチ誤差修正量をピッチ誤差修正に必要な
研削代データとして主軸モータ6および砥石駆動モータ
13の制御系に出力することになる。
このように構成された仕上加工装置(4おいては、第1
図に示すようにヘッドストック1とテールストック4と
で両持ち支持されたワークWと砥石8とを噛み合わせた
上で主軸モータ6および砥石駆動モータ13を駆動させ
、ワークWと砥石8とを同期回転させる。その結果、ワ
ークWと砥石8とが歯車対の関係で回転して、両者の歯
面同士のすべり接触のためにワークW側の歯面に研削加
工か施される。なお、この時には歯車ピッチ測定ユニト
19のスライダ21は砥石台9と干渉しない位置まで退
避している。
図に示すようにヘッドストック1とテールストック4と
で両持ち支持されたワークWと砥石8とを噛み合わせた
上で主軸モータ6および砥石駆動モータ13を駆動させ
、ワークWと砥石8とを同期回転させる。その結果、ワ
ークWと砥石8とが歯車対の関係で回転して、両者の歯
面同士のすべり接触のためにワークW側の歯面に研削加
工か施される。なお、この時には歯車ピッチ測定ユニト
19のスライダ21は砥石台9と干渉しない位置まで退
避している。
ワークWの加工が終了したならば砥石台9を一旦退避さ
せ、代わって第2図に示すように歯車ピッチ測定ユニト
19のスライダ21を前進させてワークWと7スターギ
ヤ25とを噛み合わせる。
せ、代わって第2図に示すように歯車ピッチ測定ユニト
19のスライダ21を前進させてワークWと7スターギ
ヤ25とを噛み合わせる。
そして、位置決め制御装置18からの指示により主軸モ
ータ6を駆動させ、ワークWを一歯ずつ(基準ピッチず
つ)割り出し回転させる。ワークWが割り出し回転する
とワークWに噛み合っているマスターギヤ25が同期回
転し、ワークWのピッチ全数についての実際のピッチが
順次ロータリーエンコーダ26で検出されて、その実測
値が演算制御部28に記憶される。
ータ6を駆動させ、ワークWを一歯ずつ(基準ピッチず
つ)割り出し回転させる。ワークWが割り出し回転する
とワークWに噛み合っているマスターギヤ25が同期回
転し、ワークWのピッチ全数についての実際のピッチが
順次ロータリーエンコーダ26で検出されて、その実測
値が演算制御部28に記憶される。
ワークWのピッチ全数の測定か終わると、歯車ピッチ測
定ユニット19のスライタ21が後退する一方、演算制
御部28ではそのピッチ全数の実測値をもとに所定の演
算を行う。
定ユニット19のスライタ21が後退する一方、演算制
御部28ではそのピッチ全数の実測値をもとに所定の演
算を行う。
すなわち、演算制御部28では、例えばピッチ全数の実
測値のうちの最大値と最小値との差の値が許容範囲に入
っているか否かを判別し、差の値が許容範囲に入ってい
れば位置決め制御装置18に対し加工終了指令を与える
。
測値のうちの最大値と最小値との差の値が許容範囲に入
っているか否かを判別し、差の値が許容範囲に入ってい
れば位置決め制御装置18に対し加工終了指令を与える
。
一方、」−記の差の値が許容範囲に入っていなければ、
その差の値を許容範囲内に納めるのに必要なピッチ誤差
修正量を演算して求める。同時に、ピッチ誤差修正を行
うにあたって、各歯面の正方向の歯面を削ればよいのか
、あるいは負方向の歯面を削ればよいのかが特定される
。そして、演算制御部28は主軸モータ6および砥石駆
動モータ13の制御系に対して、上記のピッチ誤差修正
量を、ワークWと砥石8との間に回転位相差をもたせる
ための回転位相差創成信号として付与する。
その差の値を許容範囲内に納めるのに必要なピッチ誤差
修正量を演算して求める。同時に、ピッチ誤差修正を行
うにあたって、各歯面の正方向の歯面を削ればよいのか
、あるいは負方向の歯面を削ればよいのかが特定される
。そして、演算制御部28は主軸モータ6および砥石駆
動モータ13の制御系に対して、上記のピッチ誤差修正
量を、ワークWと砥石8との間に回転位相差をもたせる
ための回転位相差創成信号として付与する。
ここにいう回転位相差とは、第4図に示すようにワーク
W側の歯と砥石8側の歯との噛み合い状態において、最
初の加工時の噛み合い位置とこれから加工する際の噛み
合い位置との間のオフセット量aで、ピッチ誤差修正時
の研削代に相当するものである。
W側の歯と砥石8側の歯との噛み合い状態において、最
初の加工時の噛み合い位置とこれから加工する際の噛み
合い位置との間のオフセット量aで、ピッチ誤差修正時
の研削代に相当するものである。
こののち、ワークWと砥石8とを再び噛み合わせた上で
加工を開始すると、上記のようにワークWと砥石8とは
当初の加工時と比べて正方向または負方向においてオフ
セット量aの回転位相差をもった状態で強く押し付けら
れながら同期回転するために、先のピッチ測定段階でそ
のピッチが相対的に小さかった部分では歯面のうち正方
向または負方向のいずれか一方の面がオフセット量aの
幅で削り取られる。
加工を開始すると、上記のようにワークWと砥石8とは
当初の加工時と比べて正方向または負方向においてオフ
セット量aの回転位相差をもった状態で強く押し付けら
れながら同期回転するために、先のピッチ測定段階でそ
のピッチが相対的に小さかった部分では歯面のうち正方
向または負方向のいずれか一方の面がオフセット量aの
幅で削り取られる。
その結果、ワークWの歯車ピッチ誤差が修正されて、ピ
ッチ全数のピッチが平均化されることになる。
ッチ全数のピッチが平均化されることになる。
発明の効果
以上のように本発明によれば、被加工歯車のピッチを測
定した上でそのピッチ誤差を修正する機能を備えている
ものであるから、歯車の面粗度や歯形精度の向上を目的
とした仕上加工と同時にピッチ誤差を修正することがで
き、それによって歯車の精度向上と併せて加工工数を削
減できる。
定した上でそのピッチ誤差を修正する機能を備えている
ものであるから、歯車の面粗度や歯形精度の向上を目的
とした仕上加工と同時にピッチ誤差を修正することがで
き、それによって歯車の精度向上と併せて加工工数を削
減できる。
また、加工装置上にセットした被加工歯車のピッチをそ
の加工装置上で測定し、そのピッチ誤差修正量をそのま
ま加工装置の駆動系にフィードバックしてピッチ誤差修
正を行うことから、被加工歯車のピッチ精度そのものも
大幅に向上する。
の加工装置上で測定し、そのピッチ誤差修正量をそのま
ま加工装置の駆動系にフィードバックしてピッチ誤差修
正を行うことから、被加工歯車のピッチ精度そのものも
大幅に向上する。
第1図は本発明の一実施例を示す構成説明図、第2図は
同じく被加工歯車とマスターギヤとの噛み合い状態を示
す説明図、第3図は同じく歯車ピッチ測定ユニットの断
面説明図、第4図はワークと砥石との噛み合い状態を示
す要部拡大図である。 1・・ヘッドストック、3・・・ヘッドセンタ、4 ・
テールストック、5・・・テールセンタ、6・・・主軸
モータ、8・・・砥石、9・・・砥石台、13・・砥石
駆動モータ、19・・・歯車ピッチ測定ユニット、21
・・・スライダ、25・マスターギヤ、26=−ロータ
リーエンコーダ(歯車ピッチ検出手段)、27・・・歯
車ピッチ測定装置、28 ・演算制御部、W・・被加工
歯車。
同じく被加工歯車とマスターギヤとの噛み合い状態を示
す説明図、第3図は同じく歯車ピッチ測定ユニットの断
面説明図、第4図はワークと砥石との噛み合い状態を示
す要部拡大図である。 1・・ヘッドストック、3・・・ヘッドセンタ、4 ・
テールストック、5・・・テールセンタ、6・・・主軸
モータ、8・・・砥石、9・・・砥石台、13・・砥石
駆動モータ、19・・・歯車ピッチ測定ユニット、21
・・・スライダ、25・マスターギヤ、26=−ロータ
リーエンコーダ(歯車ピッチ検出手段)、27・・・歯
車ピッチ測定装置、28 ・演算制御部、W・・被加工
歯車。
Claims (1)
- (1)ヘッドストックとテールストックとで両持ち支持
されて主軸モータにより回転駆動される被加工歯車と、
砥石駆動モータにより回転駆動される歯車状の砥石とを
噛み合わせた上、両者を同期回転させることにより被加
工歯車に仕上加工を施すようにした歯車の仕上加工装置
において、被加工歯車のピッチ全数を測定した上でその
歯車ピッチを修正する歯車ピッチ修正装置を備えてなり
、 この歯車ピッチ修正装置は、 ヘッドストックとテールストックとで両持ち支持された
被加工歯車に対し前進後退動作して被加工歯車と噛み合
うマスターギヤと、 被加工歯車とマスターギヤとを噛み合わせた状態で被加
工歯車を一歯ずつ割り出し回転させたときのマスターギ
ヤの回転変位から被加工歯車のピッチ全数を一歯回転毎
に測定する歯車ピッチ検出手段と、 歯車ピッチ検出手段により得られたピッチ全数の実測値
をもとに被加工歯車の歯全体のピッチを平均化するのに
必要なピッチ誤差修正量を求め、このピッチ誤差修正量
を、被加工歯車と砥石との間に回転位相差をもたせるた
めの回転位相差創成信号として主軸モータおよび砥石駆
動モータの制御系に付与する演算制御手段、 とから構成されていることを特徴とする歯車の仕上加工
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31698390A JPH07110447B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 歯車の仕上加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31698390A JPH07110447B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 歯車の仕上加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04189418A true JPH04189418A (ja) | 1992-07-07 |
JPH07110447B2 JPH07110447B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=18083112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31698390A Expired - Lifetime JPH07110447B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 歯車の仕上加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07110447B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1990
- 1990-11-21 JP JP31698390A patent/JPH07110447B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07110447B2 (ja) | 1995-11-29 |
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