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JPH0418172Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0418172Y2
JPH0418172Y2 JP1986069436U JP6943686U JPH0418172Y2 JP H0418172 Y2 JPH0418172 Y2 JP H0418172Y2 JP 1986069436 U JP1986069436 U JP 1986069436U JP 6943686 U JP6943686 U JP 6943686U JP H0418172 Y2 JPH0418172 Y2 JP H0418172Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat cushion
cushion frame
finisher
support plate
operating switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986069436U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62180819U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986069436U priority Critical patent/JPH0418172Y2/ja
Publication of JPS62180819U publication Critical patent/JPS62180819U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0418172Y2 publication Critical patent/JPH0418172Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はパワーシートにおける操作スイツチの
取付構造に関する。
〔従来の技術〕
車両用座席においては、例えばシートクツシヨ
ンのリフター動作やシートバツクのリクライニン
グ動作を電動によつて行なわしめるようにした、
いわゆるパワーシートが広く実施されている。
この種のパワーシートは、シートの側部に配設
される操作スイツチを操作してシートに内蔵され
る電動機を差動させることにより所定の調整動作
が行なわれるようになされている。
このパワーシートにおいては例えば第5図に示
す如く、シートクツシヨン1の側部全体及びリク
ライニングデバイス部2を覆う匣体状に形成され
たフイニツシヤー3の所定位置に操作スイツチ4
を取付け、このフイニツシヤー3をシートクツシ
ヨンフレーム1aの側部及びリクライニングデバ
イス部2に突設された固定ブラケツト5a,5b
にスクリユー6によつて固定してある。
従来この種のパワーシートにおける操作スイツ
チ4の取付構造は、第6図に示すように、操作ス
イツチ4をフイニツシヤー3の内側に突設された
取付柱7にスクリユー8によつて固定し、この操
作スイツチ4の操作子4aを透光9より外方へ突
出させてあり、この操作子4aを上下方向に揺動
操作することにより電動機が差動してシートの所
定の調整動作が行なわれる如くなされている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このパワーシートにおいては、
操作スイツチ4は匣体状のフイニツシヤー3にの
み支持されており、しかもスクリユー6によるフ
イニツシヤー3のクツシヨンフレーム1aに対す
る固定部は、操作スイツチ4の取付のための取付
柱7があるため操作スイツチ4の取付部より離隔
した位置に設定されているので、操作スイツチ4
の操作子4aを上下に操作する際にフイニツシヤ
ー3が撓み、ぐらつきが生じる不都合があつた。
このぐらつきを解消するためには、例えばフイ
ニツシヤー3の内側に操作スイツチ4の取付部近
傍に位置してボス部及びリベツト部を突設し、こ
のリベツト部をシートクツシヨンフレーム1a側
に設けられた固定部材に係合固定する方法がある
が、このフイニツシヤー3は、操作スイツチ4を
傾斜状態に取付けるために透孔9及び取付柱7を
傾斜方向に形成する必要があり、このためその成
形においては第7図に示す如くスライドコア10
aを有する金型10を用いる関係上、フイニツシ
ヤー3の内側にボス部、リベツト部11等を形成
することは困難であつた。
また、操作スイツチ4をシートクツシヨンフレ
ーム1a側に取付け、その後フイニツシヤー3を
シートクツシヨンフレーム1aに固定する方法も
考えられるが、この場合は操作スイツチ4とフイ
ニツシヤー3の透孔9の中心位置がずれて操作ス
イツチ4の操作子4aをフイニツシヤー3の外面
側に突出できなくなるおそれがあつた。
本考案は斯る点に鑑みてなされたもので、簡単
な構造で確実に操作スイツチを取付けることので
きるパワーシートにおける操作スイツチの取付構
造を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述の目的を達成するために、シート
クツシヨンフレームの側部に匣体状のフイニツシ
ヤーが固定され、このフイニツシヤーの側面部に
は透孔が形成されると共にこの透孔の近傍に位置
して裏面側に取付柱が突設され、この取付柱に操
作スイツチが、その操作子を透孔より外方へ突出
させるようにスクリユーによつて取付けられてな
るパワーシートにおいて、操作スイツチとシート
クツシヨンフレームとの間に支持板体を配し、こ
の支持板体の一端部を操作スイツチと共にスクリ
ユーによつて取付柱に共締めし、他端部をシート
クツシヨンフレームに設けられた係合部に係合さ
せてなるものである。
〔作用〕
このように成すことにより、操作スイツチは支
持部材を介してシートクツシヨンフレーム側に支
持された状態となり、このため操作スイツチの操
作時にフイニツシヤーがぐらつくことはない。
〔実施例〕
以下、第1図〜第4図を参照しながら本考案の
実施例を説明するに、上述した第5図及び第6図
の従来例と対応する部分には同一符号を付しその
説明は省略する。
第1図及び第2図は本考案の第1の実施例を示
すもので、操作スイツチ4は支持部材を介してシ
ートクツシヨンフレーム1a側に支持される如く
なされている。この支持部材は、一対の係合体と
被係合体とにより成り、係合体としての支持板体
20は、中央板部20aの上端が上方へ突出し、
この突出部に取付孔21が穿設されており、また
この中央板部20aの前側縁より前側板部20b
が略直角に折曲して延設され、また中央板部20
aの後側縁からは後側板部20cが前側板部20
bと相反する方向に略直角に折曲して延設されて
いる。さらにこの後側板部20cの下端部は下方
に延長されて係合部20dが形成されており、こ
の係合部20dはその両側縁部をテーパー状に形
成してある。
また、被係合体としての支持ブラケツト22は
L字状に形成されてその水平面部に支持板体20
の係合部20dが噛み合い状に挿入される係合孔
22aが穿設され、この係合孔22aは支持板体
20の係合部20dの厚みに比し幅広、即ち前後
方向に長い四辺形状に形成されている。
そして、支持板体20は操作スイツチ4をスク
リユー8によつてフイニツシヤー3に取付ける
際、その中央板部20aの取付孔21において取
付柱7に対し共締めし、操作スイツチ4と連結す
る。この状態で支持板体20の前側板部20bの
端縁がフイニツシヤー3の内側面に当接される。
一方、支持ブラケツト22はシートクツシヨン
フレーム1aの側部の所定位置、即ちフイニツシ
ヤー3の取付けられた支持板体20と対応する部
位に垂直面部において溶接等により固着する。
このように操作スイツチ4及び支持板体20が
取付けられたフイニツシヤー3をシートクツシヨ
ン1の側部に対応させると共に支持板体20の係
合部20dを支持ブラケツト22の係合孔22a
に差込んで仮固定し、その後前述した従来例と同
様にしてフイニツシヤー3をスクリユー6によつ
てシートクツシヨンフレーム1aに固定する。
この状態では支持板体20の係合部20dが支
持ブラケツト22の係合孔22aに、その内側縁
及び外側縁において噛み合い状態で係合され、こ
れによつて操作スイツチ4は支持板体20及び支
持ブラケツト22を介してシートクツシヨンフレ
ーム1a側に支持された状態となり、このため操
作スイツチ4に加わる力はシートクツシヨンフレ
ーム1a側で受けることになるので、操作スイツ
チ4はシートクツシヨンフレーム1aに直接固定
した場合と同様に確実に固定保持され、このため
操作スイツチ4の操作時にフイニツシヤー3が撓
んでぐらつきが生じることはない。
しかも本例においては、支持板体20の前側板
部20bの端縁がフイニツシヤー3の内面に当接
されていることにより、フイニツシヤー3は外側
から加わる力を確実に受けることができる。ま
た、支持板体20の係合部20dがテーパー状に
形成されていることにより、組付の際には簡単に
支持板体20を支持ブラケツト22の係合孔22
aに差込むことができ、また組付状態において
は、支持板体20の係合部20dが支持ブラケツ
ト22の係合孔22aにくさび状に噛み合うよう
に係合されるので、支持板体20はより強固に固
定保持され、このためフイニツシヤー3は一層確
実にぐらつきを防止することができるものであ
る。
また、支持ブラケツト22の係合孔22aは支
持板体20の係合部20dの厚みより幅広に形成
されていることにより、支持板体20と支持ブラ
ケツト22との間に多少の位置ずれが生じても、
組付の際には支持板体20の係合部20dが何ら
支障なく差込み固定される。
また、第3図及び第4図は本考案の第2の実施
例を示すもので、この第2の実施例においては支
持部材の形状を第1の実施例の支持部材と異なる
形状に形成してある。即ち、係合体としての支持
板体30は、中央板部30aに対して上側板部3
0bが略直角に折曲され、また下側板部30cが
上側板部30bと相反する方向にへ字状に折曲さ
れており、上側板部30bに穿設された取付孔3
1において操作スイツチ4と共にスクリユー8に
よつてフイニツシヤー3に固定する。また、被係
合体としての支持ブラケツト32は〓状に形成さ
れてこの両側平面部32a,32bにおいてシー
トクツシヨンフレーム1aに溶接等によつて固定
され、この支持ブラケツト32の中央凸部32c
とシートクツシヨンフレーム1aとの間の間隙は
支持板体30の厚みより大となされ、またこの中
央凸部32cの内幅は支持板体30の幅より大に
形成されており、この支持ブラケツト32の中央
凸部32cとシートクツシヨンフレーム1aとの
間の間隙部に支持部材30の下側板部30cを差
込む如くなされる。
そしてこのように支持板体30を支持ブラケツ
ト32に差込み、この状態でフイニツシヤー3を
シートクツシヨン1の側部に押し付けるようにス
クリユー6によつて固定すると、支持板体30の
下側板部30cは屈曲変形され、その弾性によつ
て支持部材30はブラケツト32の中央凸部32
cの内側上端とシートクツシヨンフレーム1aの
側部下端の二点において圧接し、この圧接力によ
つて支持板体30はシートクツシヨンフレーム1
aに対し固定状態に支持される。
この第2の実施例においても、上述の第1の実
施例と同様にして操作スイツチ4は支持部材とし
ての支持板体30及び支持ブラケツト32を介し
てシートクツシヨンフレーム1a側で支持される
ことになるので、操作スイツチ4の操作時にフイ
ニツシヤー3がぐらつくことはない。
また以上の第1及び第2の実施例においては、
操作スイツチ4はフイニツシヤー3の内側におい
て支持部材としての支持板体20,30及び支持
ブラケツト22,32を介してシートクツシヨン
フレーム1a側に固定支持する如くなされている
ので、外観性は何ら変化することはなく、しかも
組付においてはフイニツシヤー3をシートクツシ
ヨンフレーム1aに固定する際に支持板体20,
30を支持ブラケツト22,32に差し込むだけ
で簡単に固定支持されるので作業性が良好である
等の利点を有する。
尚、支持部材を構成する支持板体20,30及
び支持ブラケツト22,32の形状は上述した第
1及び第2の実施例に示したものに限ることなく
種々の形状に形成することができるものである。
〔考案の効果〕
以上の如く本考案によれば、操作スイツチとシ
ートクツシヨンフレームとの間に支持板体を配
し、この支持板体の一端部を操作スイツチと共に
スクリユーによつて取付柱に共締めし、他端部を
シートクツシヨンフレームに設けられた係合部に
係合させたことにより、操作スイツチの操作時に
加わる力は支持板体を介してシートクツシヨンフ
レーム側で受けられることになり、このため操作
スイツチの操作時にフイニツシヤーが撓んでぐら
つく不都合が解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるパワーシートにおける操
作スイツチの取付構造の第1の実施例を示す断面
図、第2図は同、分解斜視図、第3図は本考案の
第2の実施例を示す断面図、第4図は同、分解斜
視図、第5図はパワーシートにおける操作スイツ
チの取付の説明図、第6図は従来のパワーシート
における操作スイツチの取付構造の断面図、第7
図はフイニツシヤーの成形金型の説明図である。 図中、1はシートクツシヨン、1aはシートク
ツシヨンフレーム、3はフイニツシヤー、4は操
作スイツチ、20,30及び22,32は支持部
材を構成する支持板体及び支持ブラケツトであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートクツシヨンフレームの側部に匣体状のフ
    イニツシヤーが固定され、該フイニツシヤーの側
    面部には透孔が形成されると共に該透孔の近傍に
    位置して裏面側に取付柱が突設され、該取付柱に
    操作スイツチが、その操作子を上記透孔より外方
    へ突出させるようにスクリユーによつて取付けら
    れてなるパワーシートにおいて、上記操作スイツ
    チと上記シートクツシヨンフレームとの間に支持
    板体を配し、該支持板体の一端部を上記操作スイ
    ツチと共に上記スクリユーによつて上記取付柱に
    共締めし、他端部を上記シートクツシヨンフレー
    ムに設けられた係合部に係合させてなり、上記操
    作スイツチの操作時に加わる力を上記支持板体を
    介して上記シートクツシヨンフレーム側で受ける
    ようにしたことを特徴とするパワーシートにおけ
    る操作スイツチの取付構造。
JP1986069436U 1986-05-09 1986-05-09 Expired JPH0418172Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986069436U JPH0418172Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986069436U JPH0418172Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62180819U JPS62180819U (ja) 1987-11-17
JPH0418172Y2 true JPH0418172Y2 (ja) 1992-04-23

Family

ID=30910168

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986069436U Expired JPH0418172Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6189250B2 (ja) * 2014-04-25 2017-08-30 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
JP6470656B2 (ja) * 2015-07-31 2019-02-13 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート

Family Cites Families (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5496855U (ja) * 1977-12-20 1979-07-09
JPS58108714U (ja) * 1982-01-18 1983-07-25 林 元二 固定具付埋込み式スイツチボツクス

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JPS62180819U (ja) 1987-11-17

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