JPH04179803A - タービン制御装置 - Google Patents
タービン制御装置Info
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- JPH04179803A JPH04179803A JP30701690A JP30701690A JPH04179803A JP H04179803 A JPH04179803 A JP H04179803A JP 30701690 A JP30701690 A JP 30701690A JP 30701690 A JP30701690 A JP 30701690A JP H04179803 A JPH04179803 A JP H04179803A
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- Japan
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- turbine
- steam
- pressure
- opening
- bypass valve
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は原子カプラントのタービン制御装置に関するも
のである。
のである。
(従来の技術)
原子カプラントにおけるタービン系統の一例を第3図に
示す。
示す。
第3図において、原子炉1で発生した蒸気は。
主蒸気止め弁(以下MSVと呼ぶ)2および蒸気加減弁
(以下Cvと呼ぶ)3を通ってタービン4に流入してタ
ービンを駆動し、復水器5で復水される。
(以下Cvと呼ぶ)3を通ってタービン4に流入してタ
ービンを駆動し、復水器5で復水される。
また、一部の蒸気はMSV2の手前からタービンバイパ
ス弁(以下TBVと呼ぶ)6を通ってタービン4をバイ
パスして復水器5に流される。
ス弁(以下TBVと呼ぶ)6を通ってタービン4をバイ
パスして復水器5に流される。
常時はMSV2を全開とし、CV3とTBV6の弁開度
を調節してタービン速度およびタービン入口蒸気圧力の
制御が行なわれる。
を調節してタービン速度およびタービン入口蒸気圧力の
制御が行なわれる。
この場合、タービン入口蒸気圧力およびタービン速度は
それぞれ主蒸気止め弁2の手前に設けた圧力検出器7お
よびタービン軸に取付けた速度検出器8によって検出さ
れる。
それぞれ主蒸気止め弁2の手前に設けた圧力検出器7お
よびタービン軸に取付けた速度検出器8によって検出さ
れる。
なお、新型炉では、タービン入口蒸気圧力の代りに原子
炉ドーム圧力を検出してCv3とTBV6の弁開度を調
節してタービン速度および原子炉ドーム圧力の制御が行
なわれる。
炉ドーム圧力を検出してCv3とTBV6の弁開度を調
節してタービン速度および原子炉ドーム圧力の制御が行
なわれる。
従来のタービン制御装置の機能ブロックを第4図に示す
。
。
第4図において、速度設定器9で設定された設定速度?
、と速度検出器8で検出された実速度す2とは加算器1
0で減算され、速度偏差y、(=y、−ya) が速
度制御指令値として出力される。一方、圧力設定器11
で設定した設定圧力V、と圧力検出器7で検出された実
圧力ysは加算器12で減算され、圧力偏差Z’s (
=9s ?J が原子炉最大蒸気流量を制限する最
大流量制限器13を介して圧力指令値v7として取出さ
れる。
、と速度検出器8で検出された実速度す2とは加算器1
0で減算され、速度偏差y、(=y、−ya) が速
度制御指令値として出力される。一方、圧力設定器11
で設定した設定圧力V、と圧力検出器7で検出された実
圧力ysは加算器12で減算され、圧力偏差Z’s (
=9s ?J が原子炉最大蒸気流量を制限する最
大流量制限器13を介して圧力指令値v7として取出さ
れる。
上記速度?3と圧力制御指令値V7は低値選択器14に
入力され、低い方の指令値が選択されてC■開度指令値
V8として出力され、弁位置変換器15によって検出さ
れたCv3の実開度ys と加算器16で比較され、そ
の開度偏差V1゜(” z’ s v s )が弁駆
動部17を介してCv3の弁開度を開度指令値す、に対
応して制御する。
入力され、低い方の指令値が選択されてC■開度指令値
V8として出力され、弁位置変換器15によって検出さ
れたCv3の実開度ys と加算器16で比較され、そ
の開度偏差V1゜(” z’ s v s )が弁駆
動部17を介してCv3の弁開度を開度指令値す、に対
応して制御する。
また、Cv3は通常複数台設置されており、全部のCv
に対して同一のCv開度指令値V、が呂カされ、全部の
Cvは同一開度に制御される。
に対して同一のCv開度指令値V、が呂カされ、全部の
Cvは同一開度に制御される。
一方、上記圧力制御信号V、とCv開度指令値v0とは
加算器18で減算され、その差y、−vsがTBV開度
偏差’Vxxとして出力される。バイパス弁オープニン
グジヤツキ設定器19で設定したTB■設定開度V1□
は高値選択器20に入力され、高い方の値が選択されて
TBV開度指令値u13として出力され、弁位置変換器
21で検出されたTBV6の実開度υ0.と加算器22
で比較され、その開度偏差す1.(=す、3−サ、4)
が弁駆動器23を介してTBV6の弁開度を開度指令値
U□、に対応して制御する。
加算器18で減算され、その差y、−vsがTBV開度
偏差’Vxxとして出力される。バイパス弁オープニン
グジヤツキ設定器19で設定したTB■設定開度V1□
は高値選択器20に入力され、高い方の値が選択されて
TBV開度指令値u13として出力され、弁位置変換器
21で検出されたTBV6の実開度υ0.と加算器22
で比較され、その開度偏差す1.(=す、3−サ、4)
が弁駆動器23を介してTBV6の弁開度を開度指令値
U□、に対応して制御する。
上記の制御装置を用いて、常時は下記のような圧力制御
運転が行なわれる。
運転が行なわれる。
圧力制御運転では、設定速度す、を最大流量制限器13
の制限値よりも低く、更に速度制御指令値v1が圧力制
御指令値1P、より少し高くなるように設定し、圧力制
御指令値v7が低値選択されてCV関度指令値?、どな
るようにしている。
の制限値よりも低く、更に速度制御指令値v1が圧力制
御指令値1P、より少し高くなるように設定し、圧力制
御指令値v7が低値選択されてCV関度指令値?、どな
るようにしている。
従って、圧力制御指令値y、=CV開度指令値V、とな
ってTBV関度偏差ui1は零となり、また、常時はバ
イパス弁オープニングジヤツキ設定器19は零に設定さ
れていることから、高値選択器20により零が高値選択
されてTBV開度指令値す1.となり、TBV6は全閉
となってCv3だけで圧力制御が行なわれる。
ってTBV関度偏差ui1は零となり、また、常時はバ
イパス弁オープニングジヤツキ設定器19は零に設定さ
れていることから、高値選択器20により零が高値選択
されてTBV開度指令値す1.となり、TBV6は全閉
となってCv3だけで圧力制御が行なわれる。
圧力制御運転中に実速度u2が上昇すると、速度制御指
令値す、が減少し、速度制御指令値U、が圧力制御指令
値−v7より低くなるのでcV開度指令値す、は速度制
御指令値V、となり、cv開度は閉方向に制御される。
令値す、が減少し、速度制御指令値U、が圧力制御指令
値−v7より低くなるのでcV開度指令値す、は速度制
御指令値V、となり、cv開度は閉方向に制御される。
この時は圧力制御指令値try>cv開度指令値す、と
なるので、TBV開度偏差υ、1〉oとなり、TBVは
開方向に制御される。
なるので、TBV開度偏差υ、1〉oとなり、TBVは
開方向に制御される。
すなわち、Cv3の閉によりタービン4に流入する蒸気
量は減少し、余剰蒸気はTBV6に流れ、原子炉1から
見た蒸気流量は一定となり、タービン4の入口蒸気圧力
も一定のままとなる。
量は減少し、余剰蒸気はTBV6に流れ、原子炉1から
見た蒸気流量は一定となり、タービン4の入口蒸気圧力
も一定のままとなる。
上記のように通常の圧力制御運転時には実速度や実圧力
が変動してもCv3およびTBV6の開度が制御される
ことによりタービン入口圧力は一定に制御される。
が変動してもCv3およびTBV6の開度が制御される
ことによりタービン入口圧力は一定に制御される。
(発明が解決しようとする畷題)
上記のように通常の圧力制御運転時には実速度や実圧力
が変動してもCv3およびTBV6の開度が制御され、
タービン入口蒸気圧力が一定に制御されるので、何ら問
題は起こらないが、Cv閉故障で実圧力U、が上昇した
場合には次のような問題が発生する。
が変動してもCv3およびTBV6の開度が制御され、
タービン入口蒸気圧力が一定に制御されるので、何ら問
題は起こらないが、Cv閉故障で実圧力U、が上昇した
場合には次のような問題が発生する。
複数台設置されたCv3の内の1弁が閉故障した場合を
想定する。
想定する。
CVI弁閉故障によりタービン4への流入蒸気量が減少
し、実圧力−v5が増加することにより、CV開度指令
値−v8は増加し、CV開度は開方向に制御される。
し、実圧力−v5が増加することにより、CV開度指令
値−v8は増加し、CV開度は開方向に制御される。
実圧力−zrS が更に増加すると、圧力制御指令値?
? >速度制御指令値υ、となり、CV開度指令値υ
。=速度制御指令値13=一定となってV、はV。
? >速度制御指令値υ、となり、CV開度指令値υ
。=速度制御指令値13=一定となってV、はV。
に抑えられCv開度は一定に制御される。この時、TB
V開度偏差す、1=圧力制御指令値v7−速度制御指令
値υ、〉0 となり、TBV開度は開方向に制御される
。
V開度偏差す、1=圧力制御指令値v7−速度制御指令
値υ、〉0 となり、TBV開度は開方向に制御される
。
Cv開度およびTBV開度が開方向に制御されても実圧
力υ、が更に増加すると、圧力制御指令値せ、=最大流
量制限値となり、TBV開度偏差す、□=最大流量制限
値−速度制御指令値9.: −定となり、TBV開度は
一定に制御される。
力υ、が更に増加すると、圧力制御指令値せ、=最大流
量制限値となり、TBV開度偏差す、□=最大流量制限
値−速度制御指令値9.: −定となり、TBV開度は
一定に制御される。
従って、CV3最大開度は速度制御指令値す8、すなわ
ち設定速度V1により抑えられ、TBV6最大開度は最
大流量制限値−速度制御指令値V3゜すなわち最大流量
制限値−設定速度fユによって抑えられ、Cv3および
TBV6を流れる給蒸気流量はCV閉故障時のCV3最
大開度時蒸気流量+TBV6最大開度時蒸気流量に抑え
られる。
ち設定速度V1により抑えられ、TBV6最大開度は最
大流量制限値−速度制御指令値V3゜すなわち最大流量
制限値−設定速度fユによって抑えられ、Cv3および
TBV6を流れる給蒸気流量はCV閉故障時のCV3最
大開度時蒸気流量+TBV6最大開度時蒸気流量に抑え
られる。
複数台のCv3の全部が正常な場合には、原子炉1発生
蒸気量く正常時のCV3最大開度時蒸気流量+TBV6
最大開度時蒸気流量が成立するために問題はないが、C
Vl弁閉故障の場合には、CV3最大最大開度時流気流
量常時より小さくなり原子炉1発生蒸気量〉C閉故障時
のCV3最大開度時蒸気流量+TBV6最大開度時蒸気
流量となり、余剰蒸気により原子炉圧力が上昇し原子炉
保護インターロックが作動して原子炉スクラムに至る虞
れがある。
蒸気量く正常時のCV3最大開度時蒸気流量+TBV6
最大開度時蒸気流量が成立するために問題はないが、C
Vl弁閉故障の場合には、CV3最大最大開度時流気流
量常時より小さくなり原子炉1発生蒸気量〉C閉故障時
のCV3最大開度時蒸気流量+TBV6最大開度時蒸気
流量となり、余剰蒸気により原子炉圧力が上昇し原子炉
保護インターロックが作動して原子炉スクラムに至る虞
れがある。
本発明は複数台のCvの実開度の間の偏差によりCv閉
故障を検出し、Cv閉故障信号によりTBVを強制間し
、これによってタービン入口蒸気圧力または原子炉ドー
ム圧力の上昇を防止し、タービン入口蒸気圧力または原
子炉ドーム圧力の安定な制御を行なうタービン制御装置
を提供することを目的としている。
故障を検出し、Cv閉故障信号によりTBVを強制間し
、これによってタービン入口蒸気圧力または原子炉ドー
ム圧力の上昇を防止し、タービン入口蒸気圧力または原
子炉ドーム圧力の安定な制御を行なうタービン制御装置
を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するために本発明は原子炉で発生して
タービンに導かれる蒸気の流量を調節する複数台の蒸気
加減弁およびタービンをバイパスする蒸気の流量を調整
するタービンバイパス弁の開度を制御してタービン速度
および、タービン入口蒸気圧力または原子炉ドーム圧力
を制御するタービン制御装置において、 複数台の蒸気加減弁の実開度の間の偏差により蒸気加減
弁閉故障を検出し、蒸気加減弁閉故障信号を出力する蒸
気加減弁閉故障検出部と、この蒸気加減弁閉故障検出部
から出力された蒸気加減弁閉故障信号によりタービンバ
イパス弁を開動作させるタービンバイパス弁強制関開度
設定を出力する信号切換部と、タービンバイパス弁強制
開開度設定をタービンバイパス弁開度指令値に加える加
算部とを設けたことを特徴とするものである。
タービンに導かれる蒸気の流量を調節する複数台の蒸気
加減弁およびタービンをバイパスする蒸気の流量を調整
するタービンバイパス弁の開度を制御してタービン速度
および、タービン入口蒸気圧力または原子炉ドーム圧力
を制御するタービン制御装置において、 複数台の蒸気加減弁の実開度の間の偏差により蒸気加減
弁閉故障を検出し、蒸気加減弁閉故障信号を出力する蒸
気加減弁閉故障検出部と、この蒸気加減弁閉故障検出部
から出力された蒸気加減弁閉故障信号によりタービンバ
イパス弁を開動作させるタービンバイパス弁強制関開度
設定を出力する信号切換部と、タービンバイパス弁強制
開開度設定をタービンバイパス弁開度指令値に加える加
算部とを設けたことを特徴とするものである。
(作用)
これによってCv3が閉故障した時にもTBV6が強制
間されることによりタービン入口蒸気圧力または原子炉
ドーム圧力の上昇は防止され、またCv3により安定な
圧力制御が行なわれる。
間されることによりタービン入口蒸気圧力または原子炉
ドーム圧力の上昇は防止され、またCv3により安定な
圧力制御が行なわれる。
(実施例)
本発明の一実施例を第1図に示す。
第1図は従来の第4図に対して2点鎖線で示す部分が追
加されており、他は第4図と同一である。
加されており、他は第4図と同一である。
第1図ではCv3の設置台数はn台としている。
CV開閉故障検出24は、第1Cv実開度?、。
第2CV実開度V□1.第nCV実開度V1゜を入力し
、これらの実開度の偏差に基づきCv閉故障信号V1.
を出力する。
、これらの実開度の偏差に基づきCv閉故障信号V1.
を出力する。
信号切換部25はタービンバイパス弁強制開開度設定2
6とリレー接点27により構成され、リレー接点27は
Cv閉故障信号υ、9により閉じられる。このリレー接
点27が閉じられることにより圧力制御指令値す、から
Cv開度指令値V、を減じたTBV開度偏差v11にタ
ービンバイパス弁強制開開度設定が加算器28aにより
加えられ最終的なTBV開度指令値vigとなる。
6とリレー接点27により構成され、リレー接点27は
Cv閉故障信号υ、9により閉じられる。このリレー接
点27が閉じられることにより圧力制御指令値す、から
Cv開度指令値V、を減じたTBV開度偏差v11にタ
ービンバイパス弁強制開開度設定が加算器28aにより
加えられ最終的なTBV開度指令値vigとなる。
第2図にCv3が4弁の場合Cv閉故障検出部24の一
実施例を示す。
実施例を示す。
第1CV実開度yisと第2CV実開度yitとは加算
器28で減算され、その偏差y、、−y1.が比較器2
9に入力され、偏差が規定値以上の場合に比較器29よ
り第1/第2CV異常信号V2゜が出力される。
器28で減算され、その偏差y、、−y1.が比較器2
9に入力され、偏差が規定値以上の場合に比較器29よ
り第1/第2CV異常信号V2゜が出力される。
同様に、第1CV実開度f□、と第3CV実開度yzx
とは加算器30で減算され、その偏差V2□−pisが
比較器31に入力され、偏差が規定値以上の場合に比較
器31より第1/第3CV異常信号v2□が出力される
。
とは加算器30で減算され、その偏差V2□−pisが
比較器31に入力され、偏差が規定値以上の場合に比較
器31より第1/第3CV異常信号v2□が出力される
。
同様に、第1CV実開度す1.と第4CV実開度す2.
とは加算器32で減算され、その偏差す2.−vl、が
比較1133に入力され、偏差が規定値以上の場合に比
較器33より第1/第4CV異常信号す、。
とは加算器32で減算され、その偏差す2.−vl、が
比較1133に入力され、偏差が規定値以上の場合に比
較器33より第1/第4CV異常信号す、。
が出力される。
各異常信号# 、、 、 ? 、、 、 ? 2.は誤
信号による誤検比を検出するための27ウトオブ30シ
ツク34に入力され、2アウトオブ30シツク34は各
異常信号v2゜、v2□、す2.の内の2個以上が成立
している場合に、第1CV閉故障?2sの論理信号を出
力する。
信号による誤検比を検出するための27ウトオブ30シ
ツク34に入力され、2アウトオブ30シツク34は各
異常信号v2゜、v2□、す2.の内の2個以上が成立
している場合に、第1CV閉故障?2sの論理信号を出
力する。
同様にして作られた第2CV閉故障り35.第3Cv閉
故障v27.第4CV閉故障す2.の論理信号はオアロ
ジック35に入力され、オアロジック35よりCv閉故
障信号yxsが出力される。
故障v27.第4CV閉故障す2.の論理信号はオアロ
ジック35に入力され、オアロジック35よりCv閉故
障信号yxsが出力される。
上記のように1通常の圧力制御運転時にはTBv6は全
閉で、Cv3だけで圧力制御が行なわれている。
閉で、Cv3だけで圧力制御が行なわれている。
圧力制御運転時にCv閉故障が発生したとすると、実圧
力υ5の上昇開始とほぼ同時にCv開閉故障検出24に
よりCv閉故障が検出され、信号切換部25のリレー接
点27が閉じられる。このためTBV開度偏差V11に
タービンバイパス弁強制開開度設定が加算され、最終的
なTBV開度指令値1r1.が出力されてTBV6は強
制間される。
力υ5の上昇開始とほぼ同時にCv開閉故障検出24に
よりCv閉故障が検出され、信号切換部25のリレー接
点27が閉じられる。このためTBV開度偏差V11に
タービンバイパス弁強制開開度設定が加算され、最終的
なTBV開度指令値1r1.が出力されてTBV6は強
制間される。
タービンバイパス弁強制開開度設定26を原子炉1発生
蒸気量<CV閉故障時のCV3最大関度時蒸気流量十T
BV6強制開開度時蒸気流量となるように設定すること
により、Cv3およびTBV6で全部の原子炉発生蒸気
を流すことができるので、タービン入口蒸気圧力または
原子炉ドーム圧力の上昇は防止される。
蒸気量<CV閉故障時のCV3最大関度時蒸気流量十T
BV6強制開開度時蒸気流量となるように設定すること
により、Cv3およびTBV6で全部の原子炉発生蒸気
を流すことができるので、タービン入口蒸気圧力または
原子炉ドーム圧力の上昇は防止される。
また、原子炉1発生蒸気量くCv閉故障時のCv3最大
開度時蒸気流量十TBV6強制開開度時蒸気流量であり
、CV閉故障時のCV3蒸気蒸気流量子原子炉1発生蒸
気量BV6強制開関度時蒸気流量となるので、Cv閉故
瞳時のCV3蒸気流量くCv閉故障時のdv3最大最大
開度低蒸気流量り、Cv6は圧力制御指令値V7、すな
わち、実圧力vsに追従して安定に圧力制御を行なう。
開度時蒸気流量十TBV6強制開開度時蒸気流量であり
、CV閉故障時のCV3蒸気蒸気流量子原子炉1発生蒸
気量BV6強制開関度時蒸気流量となるので、Cv閉故
瞳時のCV3蒸気流量くCv閉故障時のdv3最大最大
開度低蒸気流量り、Cv6は圧力制御指令値V7、すな
わち、実圧力vsに追従して安定に圧力制御を行なう。
′このように圧力制御運転時にCv閉故障が発生したと
すると、Cv開閉故障検出24によりCv閉故障が検出
され、TBV6が強制間されることによりタービン入口
蒸気圧力または原子炉ドーム圧力の上昇は防止される。
すると、Cv開閉故障検出24によりCv閉故障が検出
され、TBV6が強制間されることによりタービン入口
蒸気圧力または原子炉ドーム圧力の上昇は防止される。
また、TBV強制開後のタービン入口圧力または原子炉
ドーム圧力の制御はCv6により安定に行なわれる。
ドーム圧力の制御はCv6により安定に行なわれる。
以上説明したように本発明によれば、Cv閉故障が発生
してもタービン入口蒸気圧力または原子炉ドーム圧力の
上昇は防止され、また、Cvによりタービン入口蒸気圧
力または原子炉ドーム圧力の安定な制御が行なわれる。
してもタービン入口蒸気圧力または原子炉ドーム圧力の
上昇は防止され、また、Cvによりタービン入口蒸気圧
力または原子炉ドーム圧力の安定な制御が行なわれる。
第1図は本発明によるタービン制御装置の一実施例を示
す機能ブロック図、第2図は本発明の蒸気加減弁閉故障
検出部の一実施例を示す機能ブロック図、第3図は従来
のタービンプラントの一般的な構成を示す構成図、第4
図は従来のタービン制御装置の一例を示す機能ブロック
図である。 3・・・蒸気加減弁 6・・・タービンバイパス弁
20・・・高値選択器 24・・・CV開閉故障検
出25・・・信号切換部 28a =・加算器代理人
弁理士 則 近 憲 佑 第3図 第4図
す機能ブロック図、第2図は本発明の蒸気加減弁閉故障
検出部の一実施例を示す機能ブロック図、第3図は従来
のタービンプラントの一般的な構成を示す構成図、第4
図は従来のタービン制御装置の一例を示す機能ブロック
図である。 3・・・蒸気加減弁 6・・・タービンバイパス弁
20・・・高値選択器 24・・・CV開閉故障検
出25・・・信号切換部 28a =・加算器代理人
弁理士 則 近 憲 佑 第3図 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 原子炉で発生してタービンに導かれる蒸気の流量を調節
する複数台の蒸気加減弁およびタービンをバイパスする
蒸気の流量を調整するタービンバイパス弁の開度を制御
してタービン速度および、タービン入口蒸気圧力または
原子炉ドーム圧力を制御するタービン制御装置において
、 上記複数台の蒸気加減弁の実開度の間の偏差により蒸気
加減弁閉故障を検出し、蒸気加減弁閉故障信号を出力す
る蒸気加減弁閉故障検出部と、上記蒸気加減弁閉故障検
出部から出力された蒸気加減弁閉故障信号により上記タ
ービンバイパス弁を開動作させるタービンバイパス弁強
制開開度設定を出力する信号切換部と、タービンバイパ
ス弁強制開開度設定をタービンバイパス弁開度指令値に
加える加算部とを設けたことを特徴とするタービン制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30701690A JPH04179803A (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | タービン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30701690A JPH04179803A (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | タービン制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04179803A true JPH04179803A (ja) | 1992-06-26 |
Family
ID=17964012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30701690A Pending JPH04179803A (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | タービン制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04179803A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0594384A1 (en) * | 1992-10-19 | 1994-04-27 | General Electric Company | System and method for controlling a nuclear reactor upon steam flow control valve failure |
US8086148B2 (en) | 2008-02-26 | 2011-12-27 | Ricoh Company, Ltd. | Electrophotographic image forming apparatus |
-
1990
- 1990-11-15 JP JP30701690A patent/JPH04179803A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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