JPH0417885A - 根巻きボタン付けミシン - Google Patents
根巻きボタン付けミシンInfo
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- JPH0417885A JPH0417885A JP12083790A JP12083790A JPH0417885A JP H0417885 A JPH0417885 A JP H0417885A JP 12083790 A JP12083790 A JP 12083790A JP 12083790 A JP12083790 A JP 12083790A JP H0417885 A JPH0417885 A JP H0417885A
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- Japan
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- button
- guide
- holder
- cylinder
- sewing machine
- Prior art date
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims description 42
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 34
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、布地にボタンを縫い付けるにあたり根巻きを
施す根巻きボタン付けミシンに関する。
施す根巻きボタン付けミシンに関する。
[従来の技術]
従来、根巻きボタン付けミシンとして、ボタンをその外
周から挟持するボタンホルダを備え、そのボタンホルダ
で挟持された状態のボタンに根糸を取り付け、その後、
そのボタンホルダを約90°反転させてボタンをミシン
針方向に対して傾斜させて、その状態で根糸に根巻き縫
製を行なうものがあった(特開昭63−279873号
公報記載の[ボタン付けミシンの根巻方法並びにその装
置」)。
周から挟持するボタンホルダを備え、そのボタンホルダ
で挟持された状態のボタンに根糸を取り付け、その後、
そのボタンホルダを約90°反転させてボタンをミシン
針方向に対して傾斜させて、その状態で根糸に根巻き縫
製を行なうものがあった(特開昭63−279873号
公報記載の[ボタン付けミシンの根巻方法並びにその装
置」)。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、かかる従来の根巻きボタン付けミシンで
は、ボタンホルダ自身を反転させることによりボタンを
ミシン針方向に対して傾斜させていることから、根糸に
根巻きを行なう際に、その傾斜したボタンの外周にボタ
ンホルダが位置することになる。このために、その根巻
き糸の糸切りの際に、糸切り刃がボタンホルダと干渉す
るおそれが生じ、こうした干渉を回避すべく、根巻き糸
の糸切りの前にボタンホルダを退避させる必要があり、
その結果、正常なタイミングで糸切りを行なうことがで
きない問題が発生した。
は、ボタンホルダ自身を反転させることによりボタンを
ミシン針方向に対して傾斜させていることから、根糸に
根巻きを行なう際に、その傾斜したボタンの外周にボタ
ンホルダが位置することになる。このために、その根巻
き糸の糸切りの際に、糸切り刃がボタンホルダと干渉す
るおそれが生じ、こうした干渉を回避すべく、根巻き糸
の糸切りの前にボタンホルダを退避させる必要があり、
その結果、正常なタイミングで糸切りを行なうことがで
きない問題が発生した。
本発明は、こうした問題点に鑑みてなされたもので、糸
切り刃とボタンホルダとの干渉を回避しつつ、しかも根
巻き糸の糸切りを遅れることなく正常のタイミングで行
なうことができる根巻きボタン付けミシンを提供するこ
とを目的とする。
切り刃とボタンホルダとの干渉を回避しつつ、しかも根
巻き糸の糸切りを遅れることなく正常のタイミングで行
なうことができる根巻きボタン付けミシンを提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段]
かかる目的を達成すべ(、前記課題、を解決するための
手段として、本発明は以下に示す構成を取った。即ち、
本発明の根巻きボタン付けミシンは、ボタンをボタンホ
ルダにて保持した状態で該ボタンに根糸を取り付け、該
ボタンをミシン針方向に対して傾斜させて、根糸に根巻
き縫製を行なう根巻きボタン付けミシンにおいて、前記
ボタンホルダとは別体に、前記ボタンの底部から該ボタ
ンを支えるボタンガイドと、該ボタンガイドをミシン針
方向に対して所定角度だけ反転させるボタン反転手段と
を設けたことをその要旨としている。
手段として、本発明は以下に示す構成を取った。即ち、
本発明の根巻きボタン付けミシンは、ボタンをボタンホ
ルダにて保持した状態で該ボタンに根糸を取り付け、該
ボタンをミシン針方向に対して傾斜させて、根糸に根巻
き縫製を行なう根巻きボタン付けミシンにおいて、前記
ボタンホルダとは別体に、前記ボタンの底部から該ボタ
ンを支えるボタンガイドと、該ボタンガイドをミシン針
方向に対して所定角度だけ反転させるボタン反転手段と
を設けたことをその要旨としている。
[作用]
以上のように構成された本発明の根巻きボタン付けミシ
ンでは、ボタンホルダと別体に、ボタンガイドとボタン
反転手段とが設けられていることから、ボタンホルダを
ボタンから退避させた後に、ボタンガイドにてボタンの
底部からそのボタンを支えることができ、また、ボタン
反転手段にて、そのボタンガイドをミシン針方向に対し
て所定角度だけ反転させることができる。したがって、
根糸に根巻きが行なわれる際には、傾斜したボタンはそ
の底部からボタンガイドにより支えらでいるだけである
から、根巻き糸の糸切りの際に糸切り刃がそのボタンを
支える部材、即ちボタンガイドと干渉を起こすようなこ
とがない。
ンでは、ボタンホルダと別体に、ボタンガイドとボタン
反転手段とが設けられていることから、ボタンホルダを
ボタンから退避させた後に、ボタンガイドにてボタンの
底部からそのボタンを支えることができ、また、ボタン
反転手段にて、そのボタンガイドをミシン針方向に対し
て所定角度だけ反転させることができる。したがって、
根糸に根巻きが行なわれる際には、傾斜したボタンはそ
の底部からボタンガイドにより支えらでいるだけである
から、根巻き糸の糸切りの際に糸切り刃がそのボタンを
支える部材、即ちボタンガイドと干渉を起こすようなこ
とがない。
[実施例]
次に、本発明の好適な一実施例について図面を用いて詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は本発明一実施例の根巻きボタン付けミシンの要
部を示す斜視図である。
部を示す斜視図である。
同図に示すように、ミシンの基台上には、根巻きボタン
付け装置1が、図示しない2台のステッピングモータに
より前後方向および左右方向(図中、矢印Xで示す方向
が前方向、矢印yで示す方向が左方向)にスライド自在
に設けられている。
付け装置1が、図示しない2台のステッピングモータに
より前後方向および左右方向(図中、矢印Xで示す方向
が前方向、矢印yで示す方向が左方向)にスライド自在
に設けられている。
この根巻きボタン付け装置1は、その主要な機構として
、上板3と下板5とを側板7で連結固定し、前後左右方
向へスライド自在な送り台9と、送り台9の手前側に設
けられた生地ガイド機構11と、送り台9上に固定され
た送り板13と、送り板13と協同して生地を挟持する
押え17を昇降させる押え昇降機構19と、ボタンを挟
持するボタンホルダ機構21と、ボタンをすくい上げて
傾けるボタンガイド機構23とを備えており、後述する
電子制御回路からの指令を受けて各機構を構成するシリ
ンダに圧搾エアーを供給することにより、各機構を動作
させる。
、上板3と下板5とを側板7で連結固定し、前後左右方
向へスライド自在な送り台9と、送り台9の手前側に設
けられた生地ガイド機構11と、送り台9上に固定され
た送り板13と、送り板13と協同して生地を挟持する
押え17を昇降させる押え昇降機構19と、ボタンを挟
持するボタンホルダ機構21と、ボタンをすくい上げて
傾けるボタンガイド機構23とを備えており、後述する
電子制御回路からの指令を受けて各機構を構成するシリ
ンダに圧搾エアーを供給することにより、各機構を動作
させる。
生地ガイド機構11は、送り台9の下板5に固定された
生地ガイド前後動用シリンダ31と、生地ガイド前後動
用シリンダ31のピストンロッド33の先端に固定され
たコの字形の支持部材35と、その支持部材35の上部
に載設された生地セット台37とを備えている。なお、
生地ガイド前後動用シリンダ31は、移動量調整ネジ3
9の位置を固定ナツト40で固定することによりその移
動量を調整可能なように設けられており、また、生地セ
ット台37は、高さ調整ネジ41で設定された高さに締
結ネジ42で固定することにより、支持部材35に対し
て高さ調整可能なように設けられている。
生地ガイド前後動用シリンダ31と、生地ガイド前後動
用シリンダ31のピストンロッド33の先端に固定され
たコの字形の支持部材35と、その支持部材35の上部
に載設された生地セット台37とを備えている。なお、
生地ガイド前後動用シリンダ31は、移動量調整ネジ3
9の位置を固定ナツト40で固定することによりその移
動量を調整可能なように設けられており、また、生地セ
ット台37は、高さ調整ネジ41で設定された高さに締
結ネジ42で固定することにより、支持部材35に対し
て高さ調整可能なように設けられている。
こうした生地ガイド機構11によれば、生地ガイド前後
動用シリンダ31の作動により、支持部材35および生
地セット台37は、生地セット位置(図示した状態)か
ら送り板13側へ移動し、送り板13と押え17どの間
の縫製位置、即ち、ミシン針45の動作位置で停止し、
縫製が終了した後、生地セット位置に戻る。
動用シリンダ31の作動により、支持部材35および生
地セット台37は、生地セット位置(図示した状態)か
ら送り板13側へ移動し、送り板13と押え17どの間
の縫製位置、即ち、ミシン針45の動作位置で停止し、
縫製が終了した後、生地セット位置に戻る。
押え昇降機構19は、押え前後動用シリンダ51と、押
え前後動用シリンダ51のピストンロッド53の先端に
固定された押え昇降用シリンダ55とを備えており、押
え前後動用シリンダ51により押え昇降用シリンダ55
を介して押え17を僅かに前後方向へ移動させるととも
に、押え昇降用シリンダ55の作動により押え17を昇
降させる。
え前後動用シリンダ51のピストンロッド53の先端に
固定された押え昇降用シリンダ55とを備えており、押
え前後動用シリンダ51により押え昇降用シリンダ55
を介して押え17を僅かに前後方向へ移動させるととも
に、押え昇降用シリンダ55の作動により押え17を昇
降させる。
ボタンホルダ機構21は、送り台9の上板3に固定部材
61で固定されたホルダ前後動用シリンダ63と、ホル
ダ前後動用シリンダ63のピストンロッド(図示省略)
の先端に固定され、かつガイドブツシュ67で支持され
たガイド棒69にガイドされるホルダ昇降用シリンダ7
1と、ホルダ昇降用シリンダ71のピストンロッド73
の先端に固定された連結部材75と、この連結部材75
の下先端面に固定されたホルダ支持部材77と、ホルダ
支持部材77に装着され、ボタンホルダ79を開閉する
ホルダ開閉機構81とを備えている。
61で固定されたホルダ前後動用シリンダ63と、ホル
ダ前後動用シリンダ63のピストンロッド(図示省略)
の先端に固定され、かつガイドブツシュ67で支持され
たガイド棒69にガイドされるホルダ昇降用シリンダ7
1と、ホルダ昇降用シリンダ71のピストンロッド73
の先端に固定された連結部材75と、この連結部材75
の下先端面に固定されたホルダ支持部材77と、ホルダ
支持部材77に装着され、ボタンホルダ79を開閉する
ホルダ開閉機構81とを備えている。
こうしたボタンホルダ機構21によれば、ホルダ前後動
用シリンダ63およびホルダ昇降用シリンダ71の作動
により、ボタンホルダ79を前後動および上下動させる
。
用シリンダ63およびホルダ昇降用シリンダ71の作動
により、ボタンホルダ79を前後動および上下動させる
。
ホルダ開閉機構81は、ホルダ開閉用シリンダ83のピ
ストンロッド85の先端と、ボタンホルダ79とを接続
するリンク機構86を有しており、ホルダ開閉用シリン
ダ83の作動により、リンク機構86を介してばね(図
示省略)のばね力に抗してボタンホルダ79を開かせる
。
ストンロッド85の先端と、ボタンホルダ79とを接続
するリンク機構86を有しており、ホルダ開閉用シリン
ダ83の作動により、リンク機構86を介してばね(図
示省略)のばね力に抗してボタンホルダ79を開かせる
。
ボタンガイド機構23は、第2図にも詳細に示すように
、送り台9の上板3に固定されたガイド左右動用シリン
ダ91と、ガイド左右動用シリンダ91のピストンロッ
ド93に固定されたガイド連結部材95と、ガイド連結
部材95の他端に固定されたガイド反転用シリンダ97
と、ガイド反転用シリンダ97に固定された支持板99
と、支持板99の他端に固定されたガイド昇降用シリン
ダ101と、ガイド昇降用シリンダ101のピストンロ
ッド103の一端にガイド取付部材105を介して固定
され、その先端に切欠き107を有するボタンガイド1
09と、支持板99に固定され、ガイド取付部材105
の端部の当接によりガイド昇降量を規制する上方ストッ
パ111および下方ストッパ113とを備えている。
、送り台9の上板3に固定されたガイド左右動用シリン
ダ91と、ガイド左右動用シリンダ91のピストンロッ
ド93に固定されたガイド連結部材95と、ガイド連結
部材95の他端に固定されたガイド反転用シリンダ97
と、ガイド反転用シリンダ97に固定された支持板99
と、支持板99の他端に固定されたガイド昇降用シリン
ダ101と、ガイド昇降用シリンダ101のピストンロ
ッド103の一端にガイド取付部材105を介して固定
され、その先端に切欠き107を有するボタンガイド1
09と、支持板99に固定され、ガイド取付部材105
の端部の当接によりガイド昇降量を規制する上方ストッ
パ111および下方ストッパ113とを備えている。
こうしたボタンガイド機構23によれば、ガイド左右動
用シリンダ91によりボタンガイド1゜9は、ガイド連
結部材95、ガイド反転用シリンダ97、ガイド昇降用
シリンダlot等と一体になって左右動し、また、ガイ
ド昇降用シリンダ101の作動によりボタンガイド10
9は、2点鎖線で示すように上方ストッパ111に当接
するまで上昇し、さらに、ガイド反転用シリンダ97の
作動により回動する。このとき、ボタンガイド109は
、ガイド反転用シリンダ97の回動中心に対して所定量
だけ離れているので所定の半径にて反転することになる
。なお、上方ストッパ111の位置は、ネジ115を緩
めることにより上下方向に調整可能であり、この位置を
調整することにより、ボタンガイド109の回動半径を
所望に設定でき、これにより、ボタンガイド109のボ
タンのすくい上げ量が定まる。
用シリンダ91によりボタンガイド1゜9は、ガイド連
結部材95、ガイド反転用シリンダ97、ガイド昇降用
シリンダlot等と一体になって左右動し、また、ガイ
ド昇降用シリンダ101の作動によりボタンガイド10
9は、2点鎖線で示すように上方ストッパ111に当接
するまで上昇し、さらに、ガイド反転用シリンダ97の
作動により回動する。このとき、ボタンガイド109は
、ガイド反転用シリンダ97の回動中心に対して所定量
だけ離れているので所定の半径にて反転することになる
。なお、上方ストッパ111の位置は、ネジ115を緩
めることにより上下方向に調整可能であり、この位置を
調整することにより、ボタンガイド109の回動半径を
所望に設定でき、これにより、ボタンガイド109のボ
タンのすくい上げ量が定まる。
かかる構成の根巻きボタン付け装置の制御系について次
に説明する。
に説明する。
第3図はこうした制御系の要部を示すブロック図である
。同図に示すように、制御系にはその中心としての電子
制御回路121を備えており、かかる電子制御回路12
1は、周知のCPU123゜ROM l 25.RAM
127等を中心とし、これらと入力回路129および出
力回路131等をバスにより相互に接続した論理演算回
路として構成されている。そして入力回路129には、
作業者の足元付近に設けられたスタートスイッチ135
および押えスイッチ137が接続され、出力回路131
には、前述した生地ガイド機構11、押え昇降機構19
、ボタンホルダ機構21およびボタンガイド機構23の
各シリンダの電磁弁等が接続されている。また、出力回
路131には、根巻きボタン付け装置1を前後方向およ
び左右方向に移動するステッピングモータ139,14
1も接続されている。
。同図に示すように、制御系にはその中心としての電子
制御回路121を備えており、かかる電子制御回路12
1は、周知のCPU123゜ROM l 25.RAM
127等を中心とし、これらと入力回路129および出
力回路131等をバスにより相互に接続した論理演算回
路として構成されている。そして入力回路129には、
作業者の足元付近に設けられたスタートスイッチ135
および押えスイッチ137が接続され、出力回路131
には、前述した生地ガイド機構11、押え昇降機構19
、ボタンホルダ機構21およびボタンガイド機構23の
各シリンダの電磁弁等が接続されている。また、出力回
路131には、根巻きボタン付け装置1を前後方向およ
び左右方向に移動するステッピングモータ139,14
1も接続されている。
以上のように構成された電子制御回路121では、スタ
ートスイッチ135や押えスイッチ137からの指令を
受けて、生地を所定位置にセットする生地セット作業や
、ボタンに根糸を付ける根糸形成作業や、根糸に根巻き
縫製を行なう根巻き作業や、これら作業の後処理作業等
が実行されることとなるのであるが、以下これらの作業
を実行する制御処理について第4図のフローチャートに
沿って説明する。
ートスイッチ135や押えスイッチ137からの指令を
受けて、生地を所定位置にセットする生地セット作業や
、ボタンに根糸を付ける根糸形成作業や、根糸に根巻き
縫製を行なう根巻き作業や、これら作業の後処理作業等
が実行されることとなるのであるが、以下これらの作業
を実行する制御処理について第4図のフローチャートに
沿って説明する。
第4図において、処理が開始されると、次に示す生地セ
ット作業PLから実行される。
ット作業PLから実行される。
生地セット作業PLにおいては、まず、押えスイッチ1
37が踏まれてオンされたか否かを判定する(ステップ
200:以下、 「ステップ」 を単に「S」と表す)
。押えスイッチ137は、作業者により、生地を2つ折
りにして生地セット台37にセットした後に踏まれるが
、こうして押えスイッチ137がオンされると、続いて
、生地ガイド前後動用シリンダ31に圧搾エアーを供給
してそのシリンダ31を作動させて、支持部材35およ
び生地セット台37を前方向、つまり、送り板13の縫
製位置の方へ移動して、生地セット台37を送り板13
と押え17の間に介装させた位置で停止させる(S21
0)、続いて、押え昇降用シリンダ55を作動させて、
生地セット台37上に位置する生地を押え17で押さえ
る(S220)。
37が踏まれてオンされたか否かを判定する(ステップ
200:以下、 「ステップ」 を単に「S」と表す)
。押えスイッチ137は、作業者により、生地を2つ折
りにして生地セット台37にセットした後に踏まれるが
、こうして押えスイッチ137がオンされると、続いて
、生地ガイド前後動用シリンダ31に圧搾エアーを供給
してそのシリンダ31を作動させて、支持部材35およ
び生地セット台37を前方向、つまり、送り板13の縫
製位置の方へ移動して、生地セット台37を送り板13
と押え17の間に介装させた位置で停止させる(S21
0)、続いて、押え昇降用シリンダ55を作動させて、
生地セット台37上に位置する生地を押え17で押さえ
る(S220)。
続いて、ボタンホルダ機構21のボタン前後動シリンダ
63を作動させて、ボタン昇降用シリンダ71、連結部
材75、ホルダ支持部材77等と一体的にボタンホルダ
79を前進させてボタン保持位置で停止させる(S 2
30)。なお、作業者は、この状態にて、ボタンホルダ
79の溝に、手作業によりボタンをばね力に抗してボタ
ンホルダ79をやや押し広げてセットする。
63を作動させて、ボタン昇降用シリンダ71、連結部
材75、ホルダ支持部材77等と一体的にボタンホルダ
79を前進させてボタン保持位置で停止させる(S 2
30)。なお、作業者は、この状態にて、ボタンホルダ
79の溝に、手作業によりボタンをばね力に抗してボタ
ンホルダ79をやや押し広げてセットする。
こうして生地セット作業P1がなされた後、次に示す根
糸取付作業P2が実行される。
糸取付作業P2が実行される。
根糸取付作業P2においては、まず、スタートスイッチ
135および押えスイッチ137がどのような状態にあ
るかを判定しくS 240)、ここで、両スイッチ13
5,137共オフ状態であると判定されると、5240
の処理を繰り返す。
135および押えスイッチ137がどのような状態にあ
るかを判定しくS 240)、ここで、両スイッチ13
5,137共オフ状態であると判定されると、5240
の処理を繰り返す。
一方、5240で、スタートスイッチ135がオン状態
であると判定されると、以下の処理を実行する。まず、
ガイド左右動用シリンダ91を作動させて、ボタンガイ
ド109をボタンの下方に位置するように左側へ移動さ
せる(S 260)と共に、ホルダ昇降用シリンダ71
を作動させてボタンホルダ79を僅かに下降させる(S
270)。
であると判定されると、以下の処理を実行する。まず、
ガイド左右動用シリンダ91を作動させて、ボタンガイ
ド109をボタンの下方に位置するように左側へ移動さ
せる(S 260)と共に、ホルダ昇降用シリンダ71
を作動させてボタンホルダ79を僅かに下降させる(S
270)。
この状態にて、ミシン主軸の駆動により縫製動作が実行
され、ボタンが生地に根糸を形成した状態で取り付けら
れる(S280)。即ち、第5図(a)に示すように、
ボタンホルダ79にてボタン151を生地153の折り
目上部に保持した状態で、ボタン穴にミシン針45を通
して縫製動作を行なうことにより、ボタン151は生地
153に根糸を形成した状態で取り付けられる。なお、
第5図(a)においては、ボタンのホールド位置を明確
にするために、ボタン下方に既に移動しているボタンガ
イド109の記載は省略した。
され、ボタンが生地に根糸を形成した状態で取り付けら
れる(S280)。即ち、第5図(a)に示すように、
ボタンホルダ79にてボタン151を生地153の折り
目上部に保持した状態で、ボタン穴にミシン針45を通
して縫製動作を行なうことにより、ボタン151は生地
153に根糸を形成した状態で取り付けられる。なお、
第5図(a)においては、ボタンのホールド位置を明確
にするために、ボタン下方に既に移動しているボタンガ
イド109の記載は省略した。
その後、図示しない糸切り刃によりその根糸からの糸を
切る糸切り作業を行なう(S 290)。
切る糸切り作業を行なう(S 290)。
続いて、ボタンホルダ79の元の位置への待機動作が行
なわれ、つまり、ボタンホルダ79は、ボタン開閉用シ
リンダ83の作動により開いた後に、ホルダ昇降用シリ
ンダ71、ホルダ前後動用シリンダ63およびボタン開
閉用シリンダ73により上昇作動、後退作動および閉作
動を順に行なう (S300) 。
なわれ、つまり、ボタンホルダ79は、ボタン開閉用シ
リンダ83の作動により開いた後に、ホルダ昇降用シリ
ンダ71、ホルダ前後動用シリンダ63およびボタン開
閉用シリンダ73により上昇作動、後退作動および閉作
動を順に行なう (S300) 。
こうして根糸取付作業P2がなされた後、次に示す根巻
き作業P3が実行される。
き作業P3が実行される。
ところで、前記根糸取付作業の結果、第5図(b)に示
すように、ボタン151の下方のボタンガイド109は
、その切欠き107に根糸を貫通した状態で位置する。
すように、ボタン151の下方のボタンガイド109は
、その切欠き107に根糸を貫通した状態で位置する。
この状態から、まず、ガイド昇降用シリンダ101の作
動によりボタンガイド109でボタン151をすくい上
げるように上昇させて、さらに、その状態にて、ガイド
反転用シリンダ97を作動させて、第5図(C)に示す
ように、ボタンガイド109をミシン針45方向に対し
て90°反転する(S310)。このようなボタンガイ
ド109の上昇および反転により、根糸157が張られ
た状態でミシン針方向に対して直角、つまり、生地15
3と同方向へ配置される。その後、根糸に対して根巻き
縫製を行なう(S320)。ここでいう根巻き縫製とは
、第5図(d)に示すように、まず、第1針を生地15
3の側に落としく図中人の位置)、ステップモータ13
9,141を駆動することにより、根巻きボタン付け装
置1全体を左右、前後方向へ移動して、ボタン151側
に落とした第2針(図中Bの位置)から生地153側に
順に、上糸と下糸とにより縫い目を形成する本縫いによ
る縫製作業を行ない、最後に生地153側に落として止
める (図中Cの位置)ものである。なお、この根巻き
作業における根巻き糸の左右方向への振り幅は、ボタン
151側にて大きく設定し、生地153側に向かうにし
たがって狭く設定するようにステップモータ139,1
41が駆動され、その結果、ばらついた根糸に対しても
確実に根巻きを行なうことができる。根巻き縫製後、続
いて、図示しない糸切り刃によりその根巻き糸の糸切り
を行なう (S330) 。
動によりボタンガイド109でボタン151をすくい上
げるように上昇させて、さらに、その状態にて、ガイド
反転用シリンダ97を作動させて、第5図(C)に示す
ように、ボタンガイド109をミシン針45方向に対し
て90°反転する(S310)。このようなボタンガイ
ド109の上昇および反転により、根糸157が張られ
た状態でミシン針方向に対して直角、つまり、生地15
3と同方向へ配置される。その後、根糸に対して根巻き
縫製を行なう(S320)。ここでいう根巻き縫製とは
、第5図(d)に示すように、まず、第1針を生地15
3の側に落としく図中人の位置)、ステップモータ13
9,141を駆動することにより、根巻きボタン付け装
置1全体を左右、前後方向へ移動して、ボタン151側
に落とした第2針(図中Bの位置)から生地153側に
順に、上糸と下糸とにより縫い目を形成する本縫いによ
る縫製作業を行ない、最後に生地153側に落として止
める (図中Cの位置)ものである。なお、この根巻き
作業における根巻き糸の左右方向への振り幅は、ボタン
151側にて大きく設定し、生地153側に向かうにし
たがって狭く設定するようにステップモータ139,1
41が駆動され、その結果、ばらついた根糸に対しても
確実に根巻きを行なうことができる。根巻き縫製後、続
いて、図示しない糸切り刃によりその根巻き糸の糸切り
を行なう (S330) 。
こうして根巻き作業P3がなされた後、次に示す後処理
作業P4が実行される。
作業P4が実行される。
後処理作業P4においては、まず、ガイド昇降用シリン
ダ101およびガイド左右動用シリンダ91を作動させ
て、ボタンガイド109を下降させ、さらに、右側に戻
しく5340)、その後に、ガイド反転用シリンダ97
を作動させて、ボタンガイド109を図示の水平方向と
なるように5310で反転させた方向と逆方向へ回動さ
せる(S350)。続いて、押え昇降用シリンダ55を
作動させて、押え17を上昇させる(S360)。
ダ101およびガイド左右動用シリンダ91を作動させ
て、ボタンガイド109を下降させ、さらに、右側に戻
しく5340)、その後に、ガイド反転用シリンダ97
を作動させて、ボタンガイド109を図示の水平方向と
なるように5310で反転させた方向と逆方向へ回動さ
せる(S350)。続いて、押え昇降用シリンダ55を
作動させて、押え17を上昇させる(S360)。
次いで、生地ガイド前後動用シリンダ31のエアー室を
大気開放して、生地セット台37を手動でも移動させる
ことができるフリー状態にし、さらに生地ガイド前後動
用シリンダ31を作動させて、生地セット台37を後退
させ、初期位置に復帰させる(S 370)。
大気開放して、生地セット台37を手動でも移動させる
ことができるフリー状態にし、さらに生地ガイド前後動
用シリンダ31を作動させて、生地セット台37を後退
させ、初期位置に復帰させる(S 370)。
こうして後処理作業P4がなされ、その後、本制御処理
は終了する。
は終了する。
ナオ、5210−3230の処理で、生地が押え17で
旨く押さえられなかったときや、ボタンをボタンホルダ
79に旨くセットできなかったとき等の不具合時には、
作業者により、スタートスイッチ135に替えて、再度
押えスイッチ137が押されることから、5240で、
押えスイッチ137が再度オンされたと判定されたとき
には、以下の退避動作を行なう。即ち、退避動作として
、5300と同様なボタンホルダ待機作業(S380)
、5360と同様な押え上昇作業(S390)および5
370と同様な生地セット台後退作業(S 400)を
それぞれ実行し、その後、本制御処理は終了する。
旨く押さえられなかったときや、ボタンをボタンホルダ
79に旨くセットできなかったとき等の不具合時には、
作業者により、スタートスイッチ135に替えて、再度
押えスイッチ137が押されることから、5240で、
押えスイッチ137が再度オンされたと判定されたとき
には、以下の退避動作を行なう。即ち、退避動作として
、5300と同様なボタンホルダ待機作業(S380)
、5360と同様な押え上昇作業(S390)および5
370と同様な生地セット台後退作業(S 400)を
それぞれ実行し、その後、本制御処理は終了する。
以上詳述してきた本実施例の根巻きボタン付けミシンに
よれば、根糸取付作業時にボタンを挟持するボタンホル
ダ79とは別体に設けられたボタンガイド109により
、ボタンの底部からそのボタンをす(い上げ、その後、
ガイド反転用シリンダ97により、そのボタンガイド1
09をミシン針方向に対して90”反転させるようにな
されている。したがって、根糸に根巻きがなされる際に
は、反転したボタンはその底部からボタンガイド109
により支えられているだけであるから、根巻き糸の糸切
りの際に糸切り刃がボタンガイド109と干渉を起こす
ようなことがなく、そのために、根巻き糸の糸切りを遅
れることな(正常のタイミングで行なうことができる。
よれば、根糸取付作業時にボタンを挟持するボタンホル
ダ79とは別体に設けられたボタンガイド109により
、ボタンの底部からそのボタンをす(い上げ、その後、
ガイド反転用シリンダ97により、そのボタンガイド1
09をミシン針方向に対して90”反転させるようにな
されている。したがって、根糸に根巻きがなされる際に
は、反転したボタンはその底部からボタンガイド109
により支えられているだけであるから、根巻き糸の糸切
りの際に糸切り刃がボタンガイド109と干渉を起こす
ようなことがなく、そのために、根巻き糸の糸切りを遅
れることな(正常のタイミングで行なうことができる。
また、ボタンホルダ79がボタンガイド109およびガ
イド反転用シリンダ97と別体に設けられていることか
ら、ボタンホルダ機構21は左右方向ではなく前後方向
に延びた構成となっており、このため、ボタンをボタン
ホルダ79にセットするに際し、従来のように左右方向
に延びたボタンホルダで手が入り難いというようなこと
もなく、ボタンセットの作業性に優れている。
イド反転用シリンダ97と別体に設けられていることか
ら、ボタンホルダ機構21は左右方向ではなく前後方向
に延びた構成となっており、このため、ボタンをボタン
ホルダ79にセットするに際し、従来のように左右方向
に延びたボタンホルダで手が入り難いというようなこと
もなく、ボタンセットの作業性に優れている。
[発明の効果]
以上詳述したように本発明の根巻きボタン付け装置では
、根巻き糸の糸切りの際に、糸切り刃がボタンガイドと
干渉を起こすようなことがなく、そのために、根巻き糸
の糸切りを遅れることなく正常のタイミングで行なうこ
とができる。
、根巻き糸の糸切りの際に、糸切り刃がボタンガイドと
干渉を起こすようなことがなく、そのために、根巻き糸
の糸切りを遅れることなく正常のタイミングで行なうこ
とができる。
第1図は本発明一実施例の根巻きボタン付けミシンの要
部を示す斜視図、第2図はボタンガイド機構を示す斜視
図、第3図は制御系の要部を示すブロック図、第4図は
電子制御回路にて実行されるボタン付け制御処理を示す
フローチャート、第5図(a)ないし第5図(d)は根
糸取付作業から根巻き作業までの動作の要部を示す斜視
図である。 1・・・根巻きボタン付け装置 l・・・ボタンホルダ機構 3・・・ボタンガイド機構 45・・・ミシン針9・
・・ボタンホルダ ト・・ガイド昇降用シリンダ 7・・・ガイド反転用シリンダ ト・・ガイド昇降用シリンダ
部を示す斜視図、第2図はボタンガイド機構を示す斜視
図、第3図は制御系の要部を示すブロック図、第4図は
電子制御回路にて実行されるボタン付け制御処理を示す
フローチャート、第5図(a)ないし第5図(d)は根
糸取付作業から根巻き作業までの動作の要部を示す斜視
図である。 1・・・根巻きボタン付け装置 l・・・ボタンホルダ機構 3・・・ボタンガイド機構 45・・・ミシン針9・
・・ボタンホルダ ト・・ガイド昇降用シリンダ 7・・・ガイド反転用シリンダ ト・・ガイド昇降用シリンダ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ボタンをボタンホルダにて保持した状態で該ボタンに根
糸を取り付け、該ボタンをミシン針方向に対して傾斜さ
せて、根糸に根巻き縫製を行なう根巻きボタン付けミシ
ンにおいて、 前記ボタンホルダとは別体に、 前記ボタンの底部から該ボタンを支えるボタンガイドと
、 該ボタンガイドをミシン針方向に対して所定角度だけ反
転させるボタン反転手段と を設けたことを特徴とする根巻きボタン付けミシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12083790A JPH0417885A (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 根巻きボタン付けミシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12083790A JPH0417885A (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 根巻きボタン付けミシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0417885A true JPH0417885A (ja) | 1992-01-22 |
Family
ID=14796187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12083790A Pending JPH0417885A (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 根巻きボタン付けミシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0417885A (ja) |
-
1990
- 1990-05-10 JP JP12083790A patent/JPH0417885A/ja active Pending
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