JPH0417599Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0417599Y2 JPH0417599Y2 JP1986080071U JP8007186U JPH0417599Y2 JP H0417599 Y2 JPH0417599 Y2 JP H0417599Y2 JP 1986080071 U JP1986080071 U JP 1986080071U JP 8007186 U JP8007186 U JP 8007186U JP H0417599 Y2 JPH0417599 Y2 JP H0417599Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- paper
- vegetable
- mulberry
- face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Paper (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、顔等の皮膚の汚れや、毛穴内の油脂
成分、或いはメークの化粧品の残留物の汚れや老
廃物を吸出するための皮膚老廃物の除去用吸取紙
に関するものである。
成分、或いはメークの化粧品の残留物の汚れや老
廃物を吸出するための皮膚老廃物の除去用吸取紙
に関するものである。
(従来の技術)
従来、顔面等の化粧品の残りを落とすためには
クレンジングクリーム等を用い、次に顔面の皮膚
に付着した汚れを取り去るには洗顔料を使用して
洗顔するのが一般的である。そしてその後に、毛
穴内に残留した化粧品を取り去るためにクリーム
状、ゼリー状、或いは泡状等のパツク剤を定期的
に使用することが多く行なわれていた。
クレンジングクリーム等を用い、次に顔面の皮膚
に付着した汚れを取り去るには洗顔料を使用して
洗顔するのが一般的である。そしてその後に、毛
穴内に残留した化粧品を取り去るためにクリーム
状、ゼリー状、或いは泡状等のパツク剤を定期的
に使用することが多く行なわれていた。
(本考案が解決しようとする問題点)
しかし、従来のパツク剤は非常に高価であり、
また手を汚すなど扱いにくい等の欠点があつた。
また手を汚すなど扱いにくい等の欠点があつた。
本考案者は、古来から製造使用されてきた和紙
が強靱であり、かつ吸湿性に優れている性質を有
する点に着目し、永年にわたり化粧品製造に携わ
つてきた経験的立場から種々検討したところ、こ
れを皮膚老廃物の吸出材として使用すれば、従来
のパツク剤による吸出と同様な効果を生じること
を発見した。
が強靱であり、かつ吸湿性に優れている性質を有
する点に着目し、永年にわたり化粧品製造に携わ
つてきた経験的立場から種々検討したところ、こ
れを皮膚老廃物の吸出材として使用すれば、従来
のパツク剤による吸出と同様な効果を生じること
を発見した。
本考案は上記の如き事情に基づいてされたもの
であつて、皮膚老廃物の除去を目的とした吸取紙
を提供せんとするものである。
であつて、皮膚老廃物の除去を目的とした吸取紙
を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案に係る皮膚老廃物の吸取紙は、植物繊維
に植物性粘着剤を加えて製造され、強靱で吸湿性
があり、水分を含ませた場合に比較的乾燥が早い
ように薄手の厚さとし、かつ肌に張るのに適する
形状、大きさとした和紙からなるものである。
に植物性粘着剤を加えて製造され、強靱で吸湿性
があり、水分を含ませた場合に比較的乾燥が早い
ように薄手の厚さとし、かつ肌に張るのに適する
形状、大きさとした和紙からなるものである。
ここで、植物繊維はコウゾであり、植物性粘着
剤は黄蜀葵又は糊空木とすることができる。
剤は黄蜀葵又は糊空木とすることができる。
また、形状、大きさを顔面に張れる楕円形と
し、その一部にスリツトを設けるようにすること
ができる。
し、その一部にスリツトを設けるようにすること
ができる。
(作用)
和紙に含まれる植物性粘着剤が糊としての役目
を果たすから、使用時に接着剤を用いなくても肌
に密着し、密着した和紙は乾燥段階において、肌
の老廃物を次第に吸収する。
を果たすから、使用時に接着剤を用いなくても肌
に密着し、密着した和紙は乾燥段階において、肌
の老廃物を次第に吸収する。
(実施例)
以下、その一実施例について添付図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
第1図は、本考案に係る吸取紙の正面図であ
る。これは顔に張り付けて使用するため、形状は
全体が楕円形で、中程には目と鼻の部分に該当す
る位置に透孔2,3及び4が穿たれている。
る。これは顔に張り付けて使用するため、形状は
全体が楕円形で、中程には目と鼻の部分に該当す
る位置に透孔2,3及び4が穿たれている。
材質は最上質の和紙で、コウゾや木等の植物繊
維と黄蜀葵又は糊空木等の植物性粘着剤を原料に
半手すき(一部機械すき)により製造されたもの
である。しかし、原料はこれに限定されるわけで
なく、和紙の原料として通常使用されるものであ
れば差し支えない。
維と黄蜀葵又は糊空木等の植物性粘着剤を原料に
半手すき(一部機械すき)により製造されたもの
である。しかし、原料はこれに限定されるわけで
なく、和紙の原料として通常使用されるものであ
れば差し支えない。
尚、和紙の厚みは皮膚へ張付ける目的から、な
るべく薄いことが望ましいが、強度との関係を考
慮して約5μ程度が適当である。
るべく薄いことが望ましいが、強度との関係を考
慮して約5μ程度が適当である。
第2図は、その使用状態を示す図である。
これを使用するには、先ず吸取紙を湯に浸した
後、第2図のように顔に張り付け約30〜40分程度
乾燥させる。この場合、含有されている植物性粘
着剤が糊としての役目を果たすので何等接着性の
ある物質を用いることなく簡単に行なえる。ま
た、適宜和紙に化粧水等を染み込ませ、使用する
こともできる。
後、第2図のように顔に張り付け約30〜40分程度
乾燥させる。この場合、含有されている植物性粘
着剤が糊としての役目を果たすので何等接着性の
ある物質を用いることなく簡単に行なえる。ま
た、適宜和紙に化粧水等を染み込ませ、使用する
こともできる。
その後これを皮膚から剥がし、洗顔する。これ
らの処置により、和紙の乾燥段階で皮膚の毛穴内
の油性分や、化粧品の残留物、汚れ等が和紙によ
り吸い出され、皮膚が清潔に保たれるものであ
る。
らの処置により、和紙の乾燥段階で皮膚の毛穴内
の油性分や、化粧品の残留物、汚れ等が和紙によ
り吸い出され、皮膚が清潔に保たれるものであ
る。
尚、第1図に示すように適当な切れ目5を数個
所に設けることによりさらに使用し易くなる。
所に設けることによりさらに使用し易くなる。
和紙はその繊維が非常に丈夫なため、湯に浸し
ても簡単に破けることはなく、扱いも容易であ
り、また自然の原料からなるものであるから皮膚
に対する有害性は一切考えられない。
ても簡単に破けることはなく、扱いも容易であ
り、また自然の原料からなるものであるから皮膚
に対する有害性は一切考えられない。
さらに、簡単に所望する形状に加工できるから
身体のあらゆる部位に使用できる。
身体のあらゆる部位に使用できる。
(考案の効果)
このように本考案に係る皮膚老廃物の除去用吸
取紙によれば、安価に、また簡単に従来のパツク
と同様な処置ができる利点を有し、従来から使用
している洗顔剤や化粧品と併せて使用すれば効率
よくメークができる。
取紙によれば、安価に、また簡単に従来のパツク
と同様な処置ができる利点を有し、従来から使用
している洗顔剤や化粧品と併せて使用すれば効率
よくメークができる。
第1図は、本考案に係る吸取紙の正面図、第2
図は、その使用状態を示す図である。 1……和紙からなる吸取紙、2,3,4……透
孔、5……切れ目。
図は、その使用状態を示す図である。 1……和紙からなる吸取紙、2,3,4……透
孔、5……切れ目。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 植物繊維に植物性粘着剤を加えて製造され、
強靱で吸湿性があり、水分を含ませた場合に比
較的乾燥が早いように薄手の厚さとし、かつ肌
に張るのに適する形状、大きさとした和紙から
なることを特徴とする皮膚老廃物の除去用吸取
紙。 (2) 植物繊維はコウゾであり、植物性粘着剤は黄
蜀葵又は糊空木である実用新案登録請求の範囲
第1項に記載の皮膚老廃物の除去用吸取紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986080071U JPH0417599Y2 (ja) | 1986-05-27 | 1986-05-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986080071U JPH0417599Y2 (ja) | 1986-05-27 | 1986-05-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62192320U JPS62192320U (ja) | 1987-12-07 |
JPH0417599Y2 true JPH0417599Y2 (ja) | 1992-04-20 |
Family
ID=30930537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986080071U Expired JPH0417599Y2 (ja) | 1986-05-27 | 1986-05-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0417599Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101526267B1 (ko) * | 2008-11-28 | 2015-06-11 | (주)아모레퍼시픽 | 화장용 한지 솜을 사용하여 제조한 안면 팩 |
JP5666203B2 (ja) * | 2010-08-20 | 2015-02-12 | 株式会社ニチエイ | フェイスマスク |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6090505A (ja) * | 1983-10-25 | 1985-05-21 | 中野 茂加寿 | シ−ト状パウダ− |
-
1986
- 1986-05-27 JP JP1986080071U patent/JPH0417599Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6090505A (ja) * | 1983-10-25 | 1985-05-21 | 中野 茂加寿 | シ−ト状パウダ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62192320U (ja) | 1987-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5639532A (en) | Multilayer cleansing kit and towel system | |
US6214362B1 (en) | Cosmetic pad for removing low tension substances and applying cosmetics | |
US4778457A (en) | Disposable applicator | |
WO1988000015A1 (en) | Cleansing puff | |
US4627758A (en) | Nail polish removing apparatus | |
JPS62230711A (ja) | 除毛シ−ト | |
JPH0417599Y2 (ja) | ||
JPH10146216A (ja) | 化粧用塗布具 | |
WO2001028382A1 (en) | A swab for make-up removal | |
EP0819393A1 (en) | Makeup remover pad | |
JP3521217B2 (ja) | 洗顔用泡立てネット | |
JPS5948093B2 (ja) | 化粧用塗布具及びその製造方法 | |
KR102112055B1 (ko) | 두피와 헤어의 피지 세정용 장갑 | |
JP2003038596A (ja) | ロ―ラ式マッサージ器具 | |
KR101104266B1 (ko) | 클렌징용 디스크 | |
DE20001165U1 (de) | Feuchtpflegetuch | |
CN221357796U (zh) | 一种面部清洁片 | |
KR20210050613A (ko) | 리무버 조성물이 함침된 기능성 면봉 | |
KR20000063944A (ko) | 매니큐어 제거액 조성물 및 그 조성물이 함침된 리무브 패드 | |
KR102164416B1 (ko) | 숯 성분이 포함된 화장솜 | |
JP3012139U (ja) | 角質除去用具 | |
JPH067608U (ja) | 化粧料,外用剤等の塗布,除去用の衛生用具 | |
JP3196636U (ja) | 爪用アクリル系樹脂の剥離用具セット | |
US5824293A (en) | Nail polishing method and product | |
JPH0354635Y2 (ja) |