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JPH04166392A - はがき - Google Patents

はがき

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Publication number
JPH04166392A
JPH04166392A JP2294809A JP29480990A JPH04166392A JP H04166392 A JPH04166392 A JP H04166392A JP 2294809 A JP2294809 A JP 2294809A JP 29480990 A JP29480990 A JP 29480990A JP H04166392 A JPH04166392 A JP H04166392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
adhesive
postcard
resin layer
covering material
Prior art date
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Granted
Application number
JP2294809A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2678687B2 (ja
Inventor
Noboru Matsuguchi
松口 昇
Tadashi Matsuguchi
松口 正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd filed Critical Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP2294809A priority Critical patent/JP2678687B2/ja
Publication of JPH04166392A publication Critical patent/JPH04166392A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2678687B2 publication Critical patent/JP2678687B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、はがきに関し、特にたとえば、秘密事頂部
分を郵送中においては隠し、正規の受は取り人が受は取
った後、その秘密事頂部分を適宜見ることができる、は
がきに関する。
(従来技術) 近年、銀行の預金残高などの通知などのように秘密事項
を記載した郵便物が増加しているが、秘密事項の記載欄
を郵送中は隠し、正規の受は取り人が受は取った後、比
較的簡単にその内容を見ることができるように形成され
たはがきが開発されている。
第16図は従来のこの種のはがきの部分断面図である。
このはがき1は官製はがき大に形成されたはがき台紙2
とこのはがき台紙2の一部に貼着された被覆材3を含む
。この被覆材3は基材4を含む。基材4の一方主面には
接着剤層5が形成される。接着剤層5の一方主面には、
アルミからなる隠ぺい層6が形成される。基材4と隠ぺ
い層6は、接着剤層5によって接着される。隠ぺい層6
の一方主面には剥離剤層7が形成される。剥離剤層7の
一方主面には熱接着性樹脂層8が形成される。熱接着性
樹脂層8の一方主面にははがき台紙2が形成される。被
覆材3は、熱接着性樹脂層8が加熱され溶融して、はが
き台紙2に貼着されている。
ところが、従来のはがき1では、被覆材3が加熱され加
圧されて、はがき台紙2に貼着されても、適度な安定し
た接着力で貼着させることが困難であった。
すなわち、接着力が強すぎると、はがき台紙2から被覆
材3を剥がす際に、はがき台紙2を破損してしまう場合
があった。また、接着力か弱すぎると、たとえばはがき
1の郵送中に被覆材3の一部が、剥がれてしまう危険性
があった。
第17図はこれらの課題を解決するための、被覆材3が
適度な安定した接着力ではがき台紙2に貼着されたはが
き1を示す部分断面図である。
このはがき1は、官製はがき大に形成されたはがき台紙
2とこのはがき台紙2の一部に貼着された被覆材3とを
含む。被覆材3には切り離し用切目9が形成されている
。この被覆材3は基材4を含む。基材4の一方主面には
、接着剤層5が形成される。接着剤層5の一方主面には
、アルミからなる隠ぺい層6が形成される。隠ぺい層6
の表面には、難接着層10が形成される。難接着層10
の一方主面には、接着力調整層11が形成される。
難接着層10の接着力調整層11側表面には、熱接着性
樹脂層8が形成される。熱接着性樹脂層8の一方主面に
ははがき台紙2が形成される。被覆材3は、熱接着性樹
脂層8が加熱され熔融して、はがき台紙2に貼着されて
いる。
そして、被覆材3の先端部分にて、ライン状に難接着層
10と熱接着性樹脂層8とが直接接着するように、接着
力調整層11が形成されていないライン状接着部12が
存在する。接着力調整層11が形成されていないライン
状接着部12では、難接着層10と熱接着性樹脂層8と
が強く接着される。また、難接着層10と接着力調整層
11は、適度にコントロールされた弱い接着力で接着さ
れている。そこで、切り離し用切目9で切り離すことに
よって、容易に被覆材3をはがき台紙2から剥がすこと
ができる。そして、はがき台紙2の表面には、秘密事項
などを記iしてなる情報部13が形成される。
熱接着性樹脂層8の表面において、被覆材3ははがき台
lff12に貼着される。情報部13は、熱接着性樹脂
層8および接着力調整層11を通して透視できるように
なっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、先に提案したはがきでは、はがき台紙か
ら被覆材を剥がした後、はがき台紙に捺印、書き込みな
どが困難であった。そのため、正規の受は取り人が、は
がき台紙に情報を記すことができなかった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、正規の受は取り
人において受は取った後比較的簡単に被覆材を引き剥が
し、その下部にある情報の内容を見ることができ、しか
も、被覆材が適度な安定した接着力ではがき台紙に貼着
され、正規の受は取り人がはがき台紙に情報を記すこと
ができる、はがきを提供することである。
(課題を解決するための手段) この発明は、はがき台紙と、はがき台紙に貼着され、少
なくともその一部分を被覆する被覆材とを含み、被覆材
は、基材の少な(ともその表面の一部に難接着層が形成
され、難接着層の主面に接着力調整層が形成され、接着
力調整層の主面に熱接着性樹脂層が、その一部が難接着
層と接するように形成され、熱接着性樹脂層の主面から
接着力調整層の主面にかけて、熱接着性樹脂層の形成さ
れていない空隙部が形成され、被覆材は、熱接着性樹脂
層を溶融してはがき台紙に貼着された、はがきである。
(作用) 被覆材の裏面に形成された熱接着性樹脂層は、はがき台
紙の表面上にて、加熱され加圧されることにより、熱接
着性樹脂層を溶融してはがき台紙に貼着される。難接着
層と熱接着性樹脂層の間には、接着力調整層が形成され
ている。難接着層は、熱接着性樹脂層と強く接着される
。また、接着力調整層は、難接着層と弱く接着される。
したがって、難接着層と熱接着性樹脂層は強く接着され
、難接着層と接着力調整層は適度にコントロールされた
弱い接着力で接着されている。そのため、被覆材は適度
な安定した接着力で、はがき台紙に貼着される。
また、熱接着性樹脂層の主面から接着力調整層の主面に
かけて、熱接着性樹脂層の形成されていない空隙部が形
成されている。したがって、正規の受は取り人は、はが
き台紙から被覆材を剥がした後、空隙部に記入してはが
き台紙に情報を記すことができる。
(発明の効果) この発明によれば、被覆材がはがき単片から剥がされる
時、接着力調整層が被覆材と熱接着性樹脂層との間に形
成されているため、被覆材は適度な安定した接着力で、
はがき台紙に貼着される。
しかも、熱接着性樹脂層の主面から接着力調整層の主面
にかけて、熱接着性樹脂層の形成されていない空隙部が
形成されているため、正規の受は取り人は、はがき台紙
から被覆材を剥がした後、空隙部を通してはがき台紙に
捺印、書き込みなどができ、はがき台紙に情報を記すこ
とができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図は、この発明の一実施例を示す斜視図であり、第
2図は第1図の線■−■における部分断面図である。
このはがき20は、官製はがき大に形成されたはがき台
紙22とこのはがき台紙12の一部に貼着された被覆材
24とを含む。この被覆材24には切り離し用切目26
が形成されている。
このはがき台紙22の表面に、特にたとえば金融や保険
の案内などのような秘密事項などの画線構成部が形成さ
れた部分に貼着される、被覆材24について、主として
第2図に基づいて説明する。
この被覆材24は、たとえば紙9合成樹脂フィルムなど
の比較的柔軟で、手や鋏などで切断することが可能な素
材をもって形成された基材28を含む。
この基材28の一方主面には、接着剤層30が形成され
る。この接着剤層30を形成する接着剤としては、たと
えばポリ酢酸ビニルエマルジョンなどのエマルジョン、
ラテックス接着剤や、水ガラス、カゼインなどの水溶性
接着剤や、ポリウレタンなどの溶剤系反応型接着剤など
がある。
この接着剤層30の一方主面には、隠ぺい層32が形成
される。この隠ぺい層32はたとえば7μmの厚さのア
ルミホイルなどの隠ぺい力を有するフィルム材を接着剤
層30の接着力をもって積層することによって形成され
るが、たとえば隠ぺい性のあるインクをたとえば1〜1
0μmの厚さに印刷することによって形成してもよい。
隠ぺい層32を隠ぺい性のあるインクで形成する場合に
は、接着剤層30は不要となる。
隠ぺい層32の表面には、難接着層34がポリエチレン
、ポリプロピレンなどの不活性で極性基の無い樹脂を押
し出して、ラミネート加工によりたとえば10〜20μ
mの厚さに形成される。
なお、難接着層34にカーボンブラックやアルミ粉など
の隠ぺい性のある充填剤を配合して隠ぺい化すれば、前
記隠ぺい層32は形成しなくてよい。
難接着層34の一方主面には、接着力調整層36がたと
えば1〜5μmの厚さに形成される。
難接着層34の接着力調整層36側表面には、難接着層
34のポリオレフィン樹脂に接着する熱接着性樹脂を、
加熱しながら押し出しコーティングし、あるいは溶剤に
溶解させまたは水に分散させてグラビアまたはシルクス
クリーンなどの印刷をすることによって、熱接着性樹脂
層38がたとえば10〜30μmの厚さに形成される。
この熱接着性樹脂層38は、たとえば60℃ないし20
0℃の温度で軟化、溶融し、はがき台紙22に完全に接
着することができるように形成される。
また、熱接着性樹脂層3日の主面から難接着層34の主
面にかけて一部には、熱接着性樹脂層38および接着力
調整層36の形成されていない空隙部40が形成される
。なお、この空隙部40は、熱接着性樹脂層38の主面
から接着力調整層36の主面にかけてのみ形成されても
よい。
切り離し用切目26は、接着力調整層36の左右両端の
少し内側に形成される。また、切り離し用切目26は、
基材28.接着剤層30.隠ぺい層32.難接着層34
.接着力調整層36および熱接着性樹脂層38の上下両
端に形成される。
そして、被覆材24の先端部分にて、ライン状に難接着
層34と熱接着性樹脂層38とが直接接着するように、
接着力調整層36が形成されていないライン状接着部4
2が存在する。接着力調整層36が形成されていないラ
イン状接着部42では、難接着層34と熱接着性樹脂層
38とが強く接着される。また、難接着層34と接着力
調整層36は、適度にコントロールされた弱い接着力で
接着されている。そこで、切り離し用切目26で切り離
すことによって、容易に被覆材24をはがき台紙22か
ら剥がすことができる。
そして、はがき台紙22の表面には、秘密事項などを記
載してなる情報部44が形成される。なお、情報部44
が熱接着性樹脂層38および接着力調整層36を通して
透視し得るようにするためには、熱接着性樹脂層38お
よび接着力調整層36が透明または半透明である必要性
がある。
なお、この情報部44をたとえばくじ部として用い、こ
のはがき20をくじ付きはがきとして使用することもで
きる。
熱接着性樹脂層38の表面において、被覆材24ははが
き台紙22に貼着される。
第3図は、このはがき20を切り離し用切目26で切り
離して、被覆材24を剥がした状態を示す部分断面図で
あり、第4図はその斜視図である。
情報部44は、熱接着性樹脂層38および接着力調整層
36を通して透視できるようになっている。
また、正規の受は取り人は、はがき台紙22から被覆材
24を剥がした後、空隙部40を通してはがき台紙22
に捺印、書き込みなどができ、はがき台紙22に情報を
記すことができる。
なお、基材28の例としては、前記実施例の他、合成紙
、セロハン、ポリエチレン、ポリエステルなどのフィル
ムまたはアルミホイルなどが挙げられるが、この被覆材
24をはがき台紙22に貼着したときに、難接着層34
と熱接着性樹脂層38との接着力に抗してこの被覆材2
4が不用意に層間剥離しないように、比較的柔軟なもの
を選択するのがよい。
また、この基材28としてアルミホイルなどのように隠
ぺい性に優れたものを選択した場合には、前記実施例の
ように、隠ぺい層32を形成しなくてもよい。
接着力調整層36の材料は、難接着層34との関係で選
択される。たとえば、難接着層34を形成する樹脂とし
てポリエチレンを選択した場合には、接着力調整層36
の材料として、たとえば、ポリビニルメチルエーテル、
ポリビニルエチルエーテル、ポリビニルイソブチルエー
テル、カルボキシル変成アクリル樹脂、ポリアミド樹脂
、塩素化ポリプロピレン、エチレン・アクリル酸共重合
体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・エチル
アクリレート樹脂、スチレン・ブタジェン・スチレンの
ブロック共重合体、スチレン・イソプレン・スチレンの
ブロック共重合体、ホリエステル樹脂、テルペン樹脂、
ロジン、エステルロジン、水添ロジン、重合ロジン、ブ
チラール樹脂。
石油樹脂などやポリエチレンワックス、パラフィンワッ
クス、モンクンワソクス、マイクロクリスタリンワック
スなどのワックス類や塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体
、ニトロセルロースなどが選択できる。そして、これら
単体か、または2種類以上を混合したものをコーティン
グして接着力調整層36とすることができる。
発明者の実験によれば、上述の実施例において、ポリオ
レフィン樹脂層すなわち難接着層34に、塩素化ポリプ
ロピレンと塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体の混合溶液
を塗布して、接着力調整層36を形成し、それらの配合
比率を、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体100部に対
して塩素化ポリプロピレン40部〜240部とした場合
、塩素化ポリプロピレン120部を配合したときに最も
良好な結果が得られた。
また、上述の実施例において、ポリオレフィン樹脂層す
なわち難接着層34に、スチレン・ブタジェン・スチレ
ンのブロック共重合体と塩化ビニル・酢酸ビニル共重合
体との混合溶液を塗布して、接着力調整層36を形成し
、それらの配合比率を、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合
体100部に対してスチレン・ブタジェン・スチレンの
ブロック共重合体1部〜40部とした場合、スチレン・
ブタジェン・スチレンのブロック共重合体10部を配合
したときに最も良好な結果が得られた。
前記熱接着性樹脂の例としては、EVA系の接着剤が選
択される。その組成は、EVA (エチレン−酢酸ビニ
ル共重合樹脂)、粘着付与剤、ワックス、坑酸化剤から
なり、補助的に可望剤、充填剤が添加される場合がある
難接着層34は、熱接着性樹脂層38を形成するこのE
VA系の接着剤にはよく接着するが、その他の接着剤に
は一般的に接着しにくい。
粘着付与剤としては、部分水添ロジンのグリセリンエス
テル、ロジンのグリセリンエステル、ペンタエリスリト
ール変成ロジン、石油樹脂、αメチルスチレン/ビニル
トルエン共重合体、テルペン油重合体、テルペンフェノ
ール重合体などがある。
ワックスとしては、パラフィンワックス、マイクロクリ
スタリンワックス、低分子量ポリエチレンワックス、フ
ィッシャートロプシュワックス。
カスターワックス、塩素化パラフィンなどがある。
坑酸化剤としては、ヒンダードフェノール系化合物、サ
リチル酸系化合物、ヘンシフエノン系化合物、ベンゾト
リアゾール系化合物、燐系化合物、硫黄系化合物、有機
金属系化合物などがある。
前記実施例以外の熱接着性樹脂としては、スチレン−ブ
タジェン−スチレン共重合樹脂、スチレン−イソプレン
−スチレン共重合樹脂、ポリエチレン、エチレン−エチ
ルアクリレート共重合樹脂、エチレン−アクリル酸共重
合樹脂、エチレン−アクリル酸メチル共重合樹脂、エチ
レン−メチルメタクリレート共重合樹脂、エチレン−メ
タクリル酸共重合樹脂、アイオノマー樹脂、ポリメチル
ペンテン樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂
、塩化ビニリデン樹脂、塩ビー酢ビ共重合樹脂、ポリア
ミド樹脂、スチレン−アクリル共重合樹脂、ポリスチレ
ン樹脂、ポリアクリル酸共重合樹脂、ポリエステル樹脂
、ポリウレタン樹脂。
ワックス類などが選択できる。これらを印刷・塗工する
ときには、加熱しながら、あるいは溶剤に溶解させ、ま
たは水に分散して適宜用いればよい。
熱接着性樹脂層38を加熱により溶融させることによっ
て、被覆材24は、はがき台紙22に貼着される。はが
き台紙22の最適な位置に被覆材24が重ね合わされた
ことを確認したときに初めて加熱すれば、被覆材24が
はがき台紙22の表面の最適な位置に正確に接着される
。したがって、感圧型接着剤を用いたときのように正確
な位置に貼り付けられないといういわゆる貼りミスは起
こらない。
また、被覆材24には、切り離し用切目26が形成され
ているので、万が一1正規の受は取り人でない第3者に
内容が見られても、その際に切り離し用切目26が破ら
れていて、内容が見られたことが正規の受は取り人にわ
かる。
本発明によれば、接着力調整層36が被覆材24と熱接
着性樹脂層38の間に形成されていて、被覆材24と熱
接着性樹脂層38は強く接着され、被覆材24と接着力
調整層36は適度にコントロールされた弱い接着力で接
着されているため、被覆材24は適度な安定した接着力
で、はがき台紙22に貼着される。
そのため、接着力が強すぎて、はがき台紙22から被覆
材24を剥がす際に、はがき台紙22を破損してしまっ
たり、接着力か弱すぎて、はがきの郵送中に被覆材24
の一部が、剥がれてしまったりすることはない。
また、正規の受は取り人は、はがき台紙22から被覆材
24を剥がした後、空隙部40によってはがき台紙22
に捺印、書き込みなどができ、はがき台紙22に情報を
記すことができる。
前記実施例においては、接着力調整層36は、基材28
の幅方向に適宜な間隔をおいて、中央に空隙部40を有
するように、帯状に形成されているが、たとえば第5図
に示すように、中央に空隙部40を有し、かつ、基材2
8の長手方向端縁近傍付近においてスポット状に接着力
調整層36を形成しない部分を設けてもよい。このよう
にすれば、基材28の両端縁近傍付近において、スポッ
ト状に熱接着性樹脂層38が露出した部分が形成される
ことになり、この被覆材24をはがき台紙22に貼りつ
けたときに、基材28の長手端縁近傍から、この被覆材
24がはがき台紙22より不用意に引き剥がれることを
防止することができる。
第6図は、この発明のさらに他の実施例を示す要部断面
図であり、第7図は、第6図に示す実施例においてはが
き台紙22から被覆材24を剥がした状態を示す要部断
面図である。
この実施例では、被覆材24の先端部分にて、ライン状
に熱接着性樹脂層38と隠ぺい層32とが直接接着する
ように、難接着層34および接着力調整層36が形成さ
れていないライン状接着部42が存在する。難接着層3
4および接着力調整層36が形成されていないライン状
接着部42では、熱接着性樹脂層38と隠ぺい層32と
が強く接着される。また、難接着層34と接着力調整層
36は、適度にコントロールされた弱い接着力で接着さ
れている。このような構成によっても、切り離し用切目
26で切り離すことによって、容易に被覆材24をはが
き台紙22から剥がすことができる。
第8図は、この発明のさらにまた他の実施例を示す要部
断面図である。この実施例では、特に、基材28.接着
剤層30.隠ぺい層32.難接着層34.接着力調整層
36および熱接着性樹脂層38の上下両端に、接着力調
整層36の縁に沿って、切り離し用切目26aおよび切
り離し用切目26bが形成され、さらに切り離し用切目
26aの内側に切り離し用切目26cが形成される。
第8図に示す実施例では、切り離し用切目26aおよび
16Cの間の基材28が、第9図に示すように、切り離
せるようになっている。なお、この切り離し用切目26
aおよび16cの間の基材28の先端には、指あるいは
爪を引っ掛けやすくするために凹みを形成してもよく、
あるいは指で摘みやすくするために5片を形成してもよ
い。
第10図は、この発明の別の実施例を示す要部平面図で
ある。この実施例では、特に、多数の切目34が被覆材
24の周囲に沿って形成される。
また、それぞれの切目34は、被覆材24を引き剥がす
方向に見て隣合った切目34の一部が重なるように、直
線状の切目部分36aと円弧状の切目部分36bとで構
成される。このようにすれば、被覆材24の中央部分が
容易に引き剥がされる。
第11図は、第10図に示す実施例の変形例を示す要部
平面図である。この実施例では、特に、被覆材24を引
き剥がす方向に見て隣合った切目34の一部が重なるよ
うに、基材28の周囲に直線状の各切目34が斜めに形
成される。このようにしても、被覆材24の中央部分が
容易に引き剥がされる。なお、第10図に示す実施例で
は、はがき台紙22の一部に、被覆材24が貼着されて
いるが、この実施例のように、はがき台紙22全体に被
覆材24が貼着されてもよい。
第12図はこの発明のさらに別の実施例を示す斜視図で
あり、第13図はそのIxm−xmにおける部分断面図
である。第14図はこの実施例において、はがき20を
切り離し用切目26で切り離して、被覆材24を剥がし
た状態を示す部分断面図である。この実施例では、被覆
材24がはがき台紙22の一方端から延びるように一体
的に形成されている。
第15図はこの発明のさらにまた別の実施例を示す斜視
図である。この実施例では、第12図に示す実施例と同
様に、被覆材24がはがき台紙22の一方端から延びて
一体的に形成される。さらに、被覆材24ははがき台紙
22と同じ大きさに形成される。被覆材24の隅には、
指で摘むための摘み部50が形成され、この摘み部50
を指で摘むことによって、容易に被覆材24を剥がすこ
とができる。
第12図ないし第14図あるいは第15図に示す実施例
のように、被覆材24をはがき台紙22の−万端から延
びるように一体的に形成してもよく、また、被覆材24
の大きさも任意に変更してもよい。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明の一実施例におけるはがきを示す斜
視図であり、第2図は、第1図の線n−■における部分
断面図である。 第3図は、はがき台紙から被覆材を剥がした状態を示す
部分断面図であり、第4図はその斜視図である。 第5図は、この発明の他の実施例を示す斜視図である。 第6図は、この発明のさらに他の実施例を示す要部断面
図であり、第7図は、第6図に示す実施例においてはが
き台紙から被覆材を剥がした状態を示す要部断面図であ
る。 第8図は、この発明のさらにまた他の実施例を示す要部
断面図であり、第9図は、第8図に示す実施例において
はがき台紙から被覆材を剥がした状態を示す要部断面図
である。 第10図は、この発明の別の実施例を示す要部平面図で
ある。 第11図は、第10図に示す実施例の変形例を示す要部
平面図である。 第12図はこの発明のさらに別の実施例を示す斜視図で
あり、第13図はその線xm−xmにおける部分断面図
である。 第14図は第12図に示す実施例において、はがきから
被覆材を剥がした状態を示す部分断面図である。 第15図はこの発明のさらにまた別の実施例を示す斜視
図である。 第16図および第17図は、従来のこの種のはがきの部
分断面図である。 図において、20ははがき、22ははがき台紙、24は
被覆材、28は基材、34は難接着層、36は接着力調
整層、38は熱接着性樹脂層、40は空隙部を示す。 特許出願人 大松化学工業株式会社 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 図面の浄書(内容に変更なし) 第1図 匹 ■J 第3図      、。 フL − 第4図 第5図 44  4U 第10図 第11図 第12図 X[720 ]I−J′ 第13図       L 第15図 第16図 第17図 手続補正書(自船 平成3年02月14日 平成2年 特許願 第294809号 2、発明の名称 はがき 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住 所  大阪市天王寺区小橋町2−1名 称   大
松化学工業株式会社 代表取締役 松 口  昇 4、代 理 人 8541 !!大阪(06) 252
−6888 (代)住 所 大阪市中央区南本町4丁目
2番21号(イヨビル 3階) 氏名弁理±7957  岡1)全啓 5、補正命令の日付

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 はがき台紙と、 前記はがき台紙に貼着され、少なくともその一部分を被
    覆する被覆材とを含み、 前記被覆材は、基材の少なくともその表面の一部に難接
    着層が形成され、前記難接着層の主面に接着力調整層が
    形成され、前記接着力調整層の主面に熱接着性樹脂層が
    、その一部が前記難接着層と接するように形成され、前
    記熱接着性樹脂層の主面から前記接着力調整層の主面に
    かけて、前記熱接着性樹脂層の形成されていない空隙部
    が形成され、前記被覆材は、前記熱接着性樹脂層を溶融
    して前記はがき台紙に貼着された、はがき。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01214482A (ja) * 1988-02-21 1989-08-28 Hirohiko Iwamoto 簡易製本具とその製造方法
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JPH02204095A (ja) * 1989-02-01 1990-08-14 Daimatsu Kagaku Kogyo Kk 郵便はがきおよびその製造方法

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