[go: up one dir, main page]

JPH04161414A - ビニルエステル樹脂組成物、その製造方法及びそれを用いた塗料 - Google Patents

ビニルエステル樹脂組成物、その製造方法及びそれを用いた塗料

Info

Publication number
JPH04161414A
JPH04161414A JP28771490A JP28771490A JPH04161414A JP H04161414 A JPH04161414 A JP H04161414A JP 28771490 A JP28771490 A JP 28771490A JP 28771490 A JP28771490 A JP 28771490A JP H04161414 A JPH04161414 A JP H04161414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl ester
ester resin
unsaturated
resin
resin composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28771490A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Sakai
史郎 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP28771490A priority Critical patent/JPH04161414A/ja
Publication of JPH04161414A publication Critical patent/JPH04161414A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は金属、木材、プラスチック等に塗布でき、紫外
線等の硬化性、接着性、耐熱性、硬度に優れるビニルエ
ステル樹脂組成物、その製造方法及びそれを用いる塗料
に関するものである。
(従来の技術) 紫外線等の照射により、硬度、耐熱性および加工性など
の機能を有する硬化皮膜を得る方法としては、種々提案
され、実用の段階に入りつつある。
木工家具用の紫外線硬化型塗料としては、従来より、不
飽和ポリエステル樹脂が使用されてきた。
一般に使用されきた木工家具用の紫外線硬化型不飽和ポ
リエステル樹脂は、光硬化性が遅く、実用速度では、硬
化不足、つまり三次元構造が不完全となりやすく、これ
が原因で耐熱性や接着性などに劣る欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、これら従来公知の紫外線硬化型不飽和ポリエ
ステル樹脂の欠点、すなわち、硬化性、接着性、耐熱性
を改良した樹脂組成物を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明者は、前記課題を解決するため、鋭意研究の結果
、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、不飽和イソシアネート変性ビニルエス
テル樹脂および重合開始剤から成ることを特徴とするビ
ニルエステル樹脂組成物、さらには不飽和イソシアネー
ト変性ビニルエステル樹脂が、下記構造式で表される不
飽和イソシアネート化合物で変性されたものであるビニ
ルエステル樹脂組成物、 R。
CH,=C−C−0−R,−NCO 但し、 R,:H,CH。
R2:アル牛しン基、ジイソシアネート残基を示す。
又、水酸基を有するビニルエステルと不飽和イソシアネ
ートを空気中で、170 ℃以下の温度で反応させるこ
とを特徴とする不飽和イソシアネート変性ビニルエステ
ル樹脂の製造方法、好ましくは水酸基を有するビニルエ
ステルの水酸基価が22〜99であることを特徴とする
製造方法、ビニルエステル樹脂組成物を用いたことを特
徴とする塗料を提供するものである。
(構成) 本発明の不飽和イソシアネート変性ビニルエステル樹脂
は、上記構造式で表される不飽和イソシアネート化合物
をビニルエステル樹脂の末端、側鎖の水酸基と付加反応
させ変性したものである。
本発明で用いられるビニルエステル樹脂は、公知の方法
により、製造されるものであり、具体的にはエポキシ樹
脂とアクリル酸、またはメタアクリルを成分として得ら
れるエポキシアクリレート樹脂、あるいは、飽和ジカル
ボン酸と不飽和ジカルボン酸、または、どちらか一方の
ジカルボン酸と多価アルコールを成分として得られる不
飽和ポリエステル、飽和ポリエステルとα、β−不飽和
カルボン酸エステル基を含有するエポキシ化合物を成分
として得られる不飽和ポリエステル・アクリレート、飽
和ポリエステル・アクリレートである。
活性不飽和基を有していない飽和ジカルボン酸としては
、例えばオルソフタル酸、イソフタル酸テレフタル酸、
テトラヒドロフタル酸、アジピン酸、セバシン酸等が挙
げられる。活性不飽和基を有している不飽和ジカルボン
酸としては、例えば、フマル酸、マレイン酸、イタコン
酸等が挙げられる。
多価アルコールとしては、例えば、エチレングリフール
、プロピレングリコール、ブチレンクリコール、1,5
−ベンタンジオール、1,3−ブタンジオール、1. 
6−へ牛サンジオール、2.2−ジメチル−1,3−プ
ロパンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、ビスフェノールAのプロピレンオキサイド
付加物、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物
等の多価アルコールをアルコール成分として得られるも
のである。
エホキシ樹脂としては、ビスフェノールAジグリシジル
エーテル、およびその高分子量同族体、ノボラック型ポ
リグリシジルエーテル類が代表例として挙げられる。α
、β−不飽和カルボン酸エステル基を含有するエポキシ
化合物としては、グリシジルメタアクリレートが、代表
例として挙げられる。
ビニルエステル樹脂の不飽和基当量は100〜600が
好ましい。不飽和基当量が100より小さい場合、合成
出来ず、600より大きいものは塗膜が硬くなりすぎて
、クラックが入る。また、飽和ポリエステル・アクリレ
ートおよび不飽和ポリエステル・アクリレートの場合、
使用される飽和ポリエステル、不飽和ポリエステルの酸
価は、17から85が好ましい。
本発明では、重合性単量体例えば、スチレンを用いる場
合が一般的であるが、スチレンに限定されるものではな
く、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、クロルスチ
レン、およヒドリアリルシアヌレートなどのアリル化合
物などの上記樹脂と架i可能なビニルモノマーあるいは
、ビニルオリゴマーを単独あるいは併用してもよい。
本発明でスチレン等重合性単量体を用いることは、作業
性、硬化塗膜の硬度の点で重要であり、0〜60重量部
、好ましくは20〜50重量部である。
ビニルエステル樹脂は、イソシアネート基を付加させる
ため水酸基を必要とする。水酸基の含有量は、水酸基価
にて決定すれば良い。水酸基価は22〜99が好ましい
。水酸基価が、22より小さい樹脂は、紫外線硬化性が
劣るものとなるし、99より大きい場合は塗膜の強化に
充分な値が得られない。
本発明の樹脂を製造する場合、上記のビニルエステル樹
脂と不飽和イソシアネート化合物とを空気雰囲気下、1
70°C以下、好ましくは60°C程度に加温し、ウレ
タン化反応をさせ、該化合物を該樹脂に付加させて得ら
れる。反応の完結は、NCO含有率で決定し、NGO含
有率が1重量%以下になった時点で反応を終了させる。
このウレタン化反応促進のために、例えばトリエチルア
ミンもしくは、トリブチルアミンの如き3級アミン類、
またはジブチル錫ジラウレートもしくは、ジブチン錫ア
セテートの如き公知慣用の触媒を使用することも回答妨
げるものではない。
ビニルエステル樹脂と不飽和イソシアネート化合物の仕
込比は、ビニルエステル樹脂の水酸基価と不飽和イソシ
アネートのNCO当量により決定し、ビニルエステル樹
脂の水酸基のモル数以下トなる様に不飽和イソシアネー
ト化合物のNGO基のモル数を決定すれば良い。
ビニルエステル樹脂と不飽和イソシアネート化合物との
仕込量は、好ましくは樹脂95〜80重量部と化合物5
〜20重量部である。
本発明の該樹脂には、作業上の問題より、通常樹脂固形
分に対し、50重量%以下の範囲内で(メタ)アクリロ
イル基有する他の化合物を含有させても良い。この化合
物として特に好ましいのは、ビスフェノールAまたは、
ビスフェノールFのジオキシジエチレングリコールのジ
(メタ)アクリレートなどのビスフェノール系エポキシ
ジ(メタ)アクリレートである。その他、トリメチロー
ルプロパントリ(メタ)アクリレート、ヘンタエリスリ
トールトリ (メタ)アクリレート、ペンタエリスリト
ールテトラ(メタ)アクリレートなどを使用しても良い
。また、樹脂固形分に対して上記の(メタ)アクリロイ
ル基を有する化合物の割合が多すぎると、硬化物の耐熱
性、機械的強度が低下するので好ましくない。
なお、本願明細書中で(メタ)アクリレート基とあるも
のは、「アクリレートおよび/またはメタアクリレート
基」を略称したものである。
この発明において用いられる重合開始剤としてとくに好
ましいものは、光重合開始剤である。
また必要に応じて熱重合開始剤を単独で、あるいは、光
重合開始剤との混合系で使用してよい。
光重合開始剤としてはベンゾインアルキエーテルのよう
なベンゾインエーテル系、ベンゾフェノン、ベンジル、
メチルオルソベンゾイルベンゾエートなどのベンゾフェ
ノン系、ベンジルジメチルケタール、2.2−ジェトキ
シアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピ
オフェノン、4′−イソプロピル−2−ヒドロキシ−2
−メチルプロピオフェノン、1.1−ジクロロアセトフ
ェノンなどのアセトフェノン系、2−クロロチオキサン
トン、2−メチルチオキサントン、2−イソプロピルチ
オキサントンなどのチオキサントン系等が挙げられる。
この使用量は、樹脂固形分100重量部に対して通常0
.1〜10重量部、好ましくは1〜5重量部とするのが
よい。
本発明で使用される熱重合開始剤は、有機過酸化物類に
属する化合物であって、たとえば日本油脂(株)発行の
技術資料「有機過酸化物」第3版に記載のケトンパーオ
キサイド、ハイドロパーオキサイド、ジアルキルパーオ
キサイド、ジアシルパーオキサイド、またはパーオキシ
エステル類など及びアゾビスイソブチロニトリルまたは
アゾビスバレロニトリルなどの如きジアゾ化合物である
その他、一般の塗料などに使用する場合、各種添加剤と
して、例えば有機および/または無機の体質顔料、充填
剤、シランカップリング剤やチタンカップリング剤など
の接着性付与剤、レベリング剤、チ牛ソトロビック剤、
スリップ剤などのフロー改良剤、アクリル樹脂、エポキ
シ樹脂、ウレタン樹脂、ケトン樹脂、アルキド樹脂もし
くはメラミン樹脂またはゴム類などの非ラジカル重合性
改質用樹脂、重合禁止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤あ
るいは染色性付与剤なども使用出来る。
本発明で使用する不飽和イソシアネート化合物の代表例
としては、例えば次の様な化合物がある。
(1)2−メタクロイルオキシエチルイソシアネート(
イソシアネートエチルアクリレート以下、Molと略す
る。)イソシアネートエチルメタクリレート、イソシア
ネートプロビルメタクリレート等が挙げられる。好まし
くは、紫外線硬化性の点から、イソシアネートエチルア
クリレートである。
(2)アクリル酸又はメタアクリル酸とモノエポキシ化
合物とを反応させて得られる不飽和アルコール化合物に
、ポリイソシアネート化合物を反応させ、ウレタン結合
を介して(メタ)アクリロイル基とイソシアネート基と
を1分子中に共有する不飽和イソシアネート。
例えば、2−ヒドロキシエチルアクリレートと2.4−
)リレンジイソシアネートとの反応による化合物が挙げ
られる。
不飽和アルコール化合物とは、例えば2−ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(
メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)ア
クリレート、2−ヒドロキシ−2−メト牛ジプロピル(
メタ)アクリレート、2−ヒドロ牛シー3−エト牛ジプ
ロポキシ(メタ)アクリレート、2−ヒドロ牛シー3−
ブトキシ(メタ)アクリレート、プロピレングリコール
・モノ(メタ)アクリレート、ブタンジオール・モノ(
メタ)アクリレート、ヘキサンジオール・モノ(メタ)
アクリレートもしくはネオペンチルグリコール・モノ(
メタ)アクリレートなどの如き2価アルコールのモノ(
メタ)アクリレート類が挙げられる。
ポリイソシアネート化合物として代表的なものは、2.
4−トリレンジイソシアネート、2.6−トリレンジイ
ソシアネート、1.3−キシレンジイソシアネート、1
.4−キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン
−4,4′−ジイソシアネート、3−メチル−ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、インホロンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、ジシクロヘキシ
ルメタン−4,4−ジイソシアネート、ジシクロヘキシ
ルメタン−2゜4′−ジイソシアネートもしくは、リレ
ンジイソシアネートまたは上記したジイソシアネート化
合物のうち芳香族イソシアネート類を水添させて得られ
るジイソシアネート化合物(たとえば水添キシリレンジ
イソシアネートまたは、水添ジフェニルメタン−4,4
′−ジイソシアネートなどのジイソシアネート類やトリ
フェニルメタントリイソシアネートもしくはジメチレン
トリフェニルトリイソシアネートなどの如き、2価ある
いは、3価のポリイソシアネート化合物である。
以下に本願発明を参考例、実施例、比較例で説明するが
特に断りのない限り「部」、「%」は、重量基準である
(実施例) 参考例 1 [ビニルエステル樹脂の調製例コ通常の方
法に従い、51.2部のアジピン酸と43.5部のエチ
レングリコールと0. 1部のチタン酸ブチル(エチレ
ングリコール溶液)を反応器に仕込み窒素パージ後17
0℃に加熱した。反応物を1時間攪拌し、この間に1O
cc水を留去した。次に減圧を開始し反応器温度を19
0°Cに加温したのち窒素パージを断った。45分後、
減圧度は10mmHgで、20 ccのエチレングリコ
ールが留去され、酸価29、固有粘度は0.18であっ
た。次いで、減圧を解除し反応温度を220″Cに昇温
し、この間に窒素パージを開始した。常圧において3.
2部の無水コハク酸が添加され、ポリエステルと無水物
の反応を20分間行い、酸価は27.6であった。この
カルボキシル基含有ポリエステルは、160℃に冷却さ
れ攪拌しなから1部のMEHQを添加した。窒素をとめ
空気パージを開始した。4.8部のグリシジルメタアク
リレートを添加し30分攪拌して取りだした。最終酸価
は、2. 0である。この合成された樹脂ソリッド60
部に、スチレン40部を溶解させて、不飽和ポリエステ
ル・アクルレート樹脂(B−1)を得た。水酸基価は、
60であったか合った。
参考例 2[同上] 通常の方法に従い、380部のエポキシ樹脂エビクロン
850(犬日本インキ化学(株)製品)、144部のア
クリル酸、1部MEHQを添加し、空気雰囲気下、80
°C,2時間攪拌した。酸価2゜Oと測定された。この
合成された樹脂ソリッド60部にスチレン40部を溶解
させてビニルエステル樹脂を得た。水酸基価は、214
であった。
実施flJ1[不飽和イソシアネート変性ビニルエステ
ル樹脂の調整例コ 攪拌機、温度計、コンデンサー、を備えたフラスコに調
整したビニルエステル樹脂(A−1)100部、MOI
  16.57部を投入し空気気流下、80℃に加熱し
た。5時間反応後、イソシアネート濃度が0%なる不飽
和イソシアネート変性ビニルエステル樹脂(C−1)を
得た。
実施例 2[同上] 上記条件にて、ビニルエステルI脂(A−2)tOO部
、MOI  59.16部より、不飽和イソシアネート
変性ビニルエステル樹脂(C−2)を得た。
実施例 3[不飽和イソシアネート変性ビニルエステル
樹脂の調整例] 窒素雰囲気下、50°Cにて、2.4−トリレンジイソ
シアネート174gに約1時間かけて、2−ヒドロ牛シ
ルエチルメタクリレート130gを添加した。1時間後
、イソシアネート当量は152に達した。これを変性剤
(D−1)とした。
攪拌機、温度計、コンデンサーを備えたフラスコに調整
したビニルエステル樹脂(A−1)100部、変性剤(
D−1)16.57部を投入し空気気流下、80℃に加
熱した。5時間後、イソシアネート濃度が0%なる不飽
和イソシアネート変性ビニルエステル樹脂(C−3)を
得た。
比較例 1 ビニルエステル樹脂(A−1)を用いる。
比較例 2 ビニルニスチル樹脂(A−2)を用いる。
上記の実施例および比較例の硬化性樹脂組成物に光硬化
剤としてイルガキュア651(B本fバガイギ−(株)
製品)2.0部を添加後、ガラス板上に254μm厚に
塗布し120 ’)’/ Cl11の高圧水銀ランプを
用いて、15cI11離れた位置のコンベアー上、1m
/分の速度で光照射し、得られた硬化膜の硬化性その他
の緒特性を下記の方法にて調べた。
〈硬化性〉 上記の条件で、光硬化状態を調べ、内部まで均−且つ完
全に硬化している場合を(○)、一部未硬化の場合を(
△)、殆ど硬化していない場合を(×)と評価した。
〈接着性〉 硬化膜を、2m角にクロスカットし粘着テープを貼り付
けた後急速に剥離した時の剥離個数を調べ100個中5
個以下を(○)、6〜30個を(△)、31個以上を(
×)と評価した。
く耐熱性〉 硬化膜を100℃で20時間加熱処理しこの時の硬化膜
の状態を調べ変化が認められない物を(○)、光沢が著
しく無い物を(△)、硬化膜の強度が無くクラックが発
生した物(×)と評価した。
上記の試験結果は、下記の表1に示される通りであった
上表1から明らかに、本発明の樹脂組成物によれば、硬
化速度が極めて良好な光硬化性にて接着性、耐熱性など
の緒特性に優れる硬化膜を形成出来るものであることが
確認できた。
これに対し、比較例の混合組成物では、耐熱性、その他
の硬化特性を満足させることはできないものであった。
(発明の効果) 本発明においては、不飽和イソシアネート化合部変性ビ
ニルエステル樹脂と重合開始剤とを使用し、光照射させ
ることによって良好に光硬化できるものであり、しかも
その硬化速度が著しく速く速硬化性材料として硬化作業
を大巾に改善する事が出来る。又、この様に硬化させた
組成物は、耐熱性、接着性にも優れたものである。
本発明樹脂組成物により得られる硬化塗膜は、耐候性に
も非常に優れるものであるため、塗料として、建築材料
の塗装にも好適であり、例えば、瓦、スレートおよびタ
イル等の表面保護ないし美観向上にも有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、不飽和イソシアネート変性ビニルエステル樹脂およ
    び重合開始剤から成ることを特徴とするビニルエステル
    樹脂組成物。 2、不飽和イソシアネート変性ビニルエステル樹脂が、
    下記構造式で表される不飽和イソシアネート化合物で変
    性されたものであることを特徴とする請求項1のビニル
    エステル樹脂組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、R_1:H、CH_3 R_2:アルキレン基、ジイソシアネート 残基を示す。 3、水酸基を有するビニルエステル樹脂と不飽和イソシ
    アネートを空気中で、170℃以下の温度で反応させる
    ことを特徴とする不飽和イソシアネート変性ビニルエス
    テル樹脂の製造方法。 4、水酸基を有するビニルエステル樹脂の水酸基価が2
    2〜99であることを特徴とする請求項3の製造方法。 5、請求項1のビニルエステル樹脂組成物を用いたこと
    を特徴とする塗料。
JP28771490A 1990-10-25 1990-10-25 ビニルエステル樹脂組成物、その製造方法及びそれを用いた塗料 Pending JPH04161414A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28771490A JPH04161414A (ja) 1990-10-25 1990-10-25 ビニルエステル樹脂組成物、その製造方法及びそれを用いた塗料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28771490A JPH04161414A (ja) 1990-10-25 1990-10-25 ビニルエステル樹脂組成物、その製造方法及びそれを用いた塗料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04161414A true JPH04161414A (ja) 1992-06-04

Family

ID=17720790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28771490A Pending JPH04161414A (ja) 1990-10-25 1990-10-25 ビニルエステル樹脂組成物、その製造方法及びそれを用いた塗料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04161414A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100392039C (zh) * 2006-05-22 2008-06-04 中国科学院广州化学研究所 一种改性乙烯基酯树脂灌浆材料及其制备方法和施工方法
WO2017175430A1 (ja) 2016-04-06 2017-10-12 三菱ケミカル株式会社 熱硬化性樹脂組成物、シートモールディングコンパウンド及びその製造方法、並びに繊維強化複合材料

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100392039C (zh) * 2006-05-22 2008-06-04 中国科学院广州化学研究所 一种改性乙烯基酯树脂灌浆材料及其制备方法和施工方法
WO2017175430A1 (ja) 2016-04-06 2017-10-12 三菱ケミカル株式会社 熱硬化性樹脂組成物、シートモールディングコンパウンド及びその製造方法、並びに繊維強化複合材料
US10920009B2 (en) 2016-04-06 2021-02-16 Mitsubishi Chemical Corporation Thermosetting resin composition, sheet-molding compound and production method therefor, and fiber-reinforced composite material

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080257216A1 (en) New urethane (meth)acrylates and their use in curable coating compositions
JPS6241982B2 (ja)
JPS6133864B2 (ja)
JPS6049206B2 (ja) 付着性の優れた重合性プレポリマ−
JP2002309185A (ja) 活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物
EP0168126A1 (en) Process for producing a curable resin
JP2008516065A (ja) 放射線硬化可能に変性された無定形の不飽和ポリエステル
JP3115792B2 (ja) 活性エネルギー線硬化型樹脂組成物、その製造方法、活性エネルギー線硬化型樹脂の成形硬化品
US20090306240A1 (en) Process for synthesis of telechelic urethane acrylate uv curable pre-polymeric materials
CN113853412A (zh) 具有户外性能的可固化的组合物
JPH04161447A (ja) ポリエステル樹脂組成物、その製造方法及びそれを用いた塗料
US6242506B1 (en) Flame retardant additive for radiation curable acrylic compositions
JPH04161414A (ja) ビニルエステル樹脂組成物、その製造方法及びそれを用いた塗料
JPH11148045A (ja) 活性エネルギー線硬化型塗料組成物及びそれを用いた被膜形成方法
JPH05105746A (ja) ポリオール、硬化性樹脂およびそれを含む組成物
JP4017055B2 (ja) (メタ)アクリル酸エステル、これを用いた樹脂組成物
JP2004196965A (ja) ウレタン(メタ)アクリレート系化合物及びそれを用いた活性エネルギー線硬化型樹脂組成物
JP4017056B2 (ja) (メタ)アクリル酸エステル、これを用いた樹脂組成物
JPH04154824A (ja) 硬化性樹脂組成物及びそれを用いた塗料
JP2004315570A (ja) ウレタン(メタ)アクリレート樹脂組成物
JPH04159313A (ja) ビニルエステル樹脂組成物及びそれを用いた塗料
JP2001348375A (ja) マレイミド化合物の製造方法、これを用いた樹脂組成物及びその硬化物
JP2003137953A (ja) ウレタン(メタ)アクリレート及びそれを含む活性エネルギー線硬化型ウレタン(メタ)アクリレート組成物
JPH05105747A (ja) ポリオール、硬化性樹脂およびそれを含む組成物
JP2004122667A (ja) 被覆構造体