JPH0415669Y2 - - Google Patents
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- JPH0415669Y2 JPH0415669Y2 JP1982144238U JP14423882U JPH0415669Y2 JP H0415669 Y2 JPH0415669 Y2 JP H0415669Y2 JP 1982144238 U JP1982144238 U JP 1982144238U JP 14423882 U JP14423882 U JP 14423882U JP H0415669 Y2 JPH0415669 Y2 JP H0415669Y2
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- cylinder
- movable
- movable cylinder
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- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 10
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 101710123186 Slit homolog 1 protein Proteins 0.000 description 1
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案は、フアンデーシヨン等の液体化粧料、各
種塗布用薬液、その他に使用する塗布栓に係る。
種塗布用薬液、その他に使用する塗布栓に係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」
従来、塗布用液体収容びんの口部に装着して使
用する弁付き塗布栓に、栓体から突出する通液可
能な塗布先を塗布箇所に押し当てることにより、
該塗布先に加わる反力で常閉の弁体を開弁させ、
びん内の塗布用液体をその塗布先を通じて塗布箇
所へと流出させ、塗布するようにしたものがある
(実公昭56−51493号公報)。
用する弁付き塗布栓に、栓体から突出する通液可
能な塗布先を塗布箇所に押し当てることにより、
該塗布先に加わる反力で常閉の弁体を開弁させ、
びん内の塗布用液体をその塗布先を通じて塗布箇
所へと流出させ、塗布するようにしたものがある
(実公昭56−51493号公報)。
しかし、この場合、例えば、患部に薬液を塗布
するには、患部に塗布先を押し当てて、その患部
から開弁の反力をとらなければならないため、甚
だ使い難く、ときには反力をとり得ないこともあ
る等の欠点があつた。
するには、患部に塗布先を押し当てて、その患部
から開弁の反力をとらなければならないため、甚
だ使い難く、ときには反力をとり得ないこともあ
る等の欠点があつた。
また、前例とは逆に、塗布先に関連する常開の
弁体を有して、キヤツプを施せることにより機械
的に閉弁させるようにしたものがある(実開昭51
−159665号公報)。具体的には、びん口部へ嵌合
させる栓体にシリンダを設け、該シリンダ内に可
動筒体の下端部を摺動自在に嵌挿し、該可動筒体
の先端に通液可能な塗布先を設けるとともに、中
間部外周に押し込み用の受部を突設し、上記シリ
ンダ内下部にスプリングを内装して可動筒体を上
方へと付勢し、また、その可動筒体の外側に被せ
るキヤツプの内周に上記受部を押し下げる下向き
段部を形成し、更に、その可動筒体の下部と上記
シリンダの下部との間に可動筒体の押し込みで筒
体内を閉塞する弁機構を設け、該弁機構は、可動
筒体からテーパ弁体を垂設して、可動筒体の押し
込みに伴い該テーパ弁体でシリンダ下端の弁孔を
閉塞するようにしたものである。
弁体を有して、キヤツプを施せることにより機械
的に閉弁させるようにしたものがある(実開昭51
−159665号公報)。具体的には、びん口部へ嵌合
させる栓体にシリンダを設け、該シリンダ内に可
動筒体の下端部を摺動自在に嵌挿し、該可動筒体
の先端に通液可能な塗布先を設けるとともに、中
間部外周に押し込み用の受部を突設し、上記シリ
ンダ内下部にスプリングを内装して可動筒体を上
方へと付勢し、また、その可動筒体の外側に被せ
るキヤツプの内周に上記受部を押し下げる下向き
段部を形成し、更に、その可動筒体の下部と上記
シリンダの下部との間に可動筒体の押し込みで筒
体内を閉塞する弁機構を設け、該弁機構は、可動
筒体からテーパ弁体を垂設して、可動筒体の押し
込みに伴い該テーパ弁体でシリンダ下端の弁孔を
閉塞するようにしたものである。
しかし、この場合、可動筒体を十分に押し込ま
ない限り弁機構が的確に閉弁しないため、キヤツ
プの装着が不十分であると可動筒体に適切な押し
込みが得られず、液洩れを生ずることがある。加
えて、キヤツプが螺合式となると、螺動するキヤ
ツプで可動筒体を押し下げるため、その螺動に伴
い可動筒体との間に摩擦が作用して可動筒体に無
用な回転を与え、延いては、該可動筒体を付勢す
るスプリングにかなりの捩りと圧縮の力を与える
ことになり、甚だ都合が悪い。
ない限り弁機構が的確に閉弁しないため、キヤツ
プの装着が不十分であると可動筒体に適切な押し
込みが得られず、液洩れを生ずることがある。加
えて、キヤツプが螺合式となると、螺動するキヤ
ツプで可動筒体を押し下げるため、その螺動に伴
い可動筒体との間に摩擦が作用して可動筒体に無
用な回転を与え、延いては、該可動筒体を付勢す
るスプリングにかなりの捩りと圧縮の力を与える
ことになり、甚だ都合が悪い。
そこで、本考案は、使用の便宜上から後者の方
式を採用し、それらの問題点を解決しようとする
ものである。
式を採用し、それらの問題点を解決しようとする
ものである。
「課題を解決するための手段」
本考案は、びん口部Bへ嵌合させるシリンダ1
を設け、該シリンダに出入摺動自在に可動筒体2
を内挿し、該可動筒体の先端に通液可能な塗布先
3を設け、上記シリンダ1内下部にスプリング4
を内装して可動筒体2を上方へ付勢し、また、そ
の可動筒体2には外側に被せるキヤツプCによる
押し込み手段を講じ、更に、その可動筒体2の下
部と上記シリンダ1の下部との間に可動筒体の押
し込みで可動筒体内を閉塞する弁機構5を設けて
成る塗布栓において、キヤツプCをびん口部Bへ
着脱自在に螺合させ、該キヤツプによる可動筒体
2の押し込み手段として、シリンダ1の上端に可
動筒体2が出没する案内筒12を連設し、該案内
筒には筒方向に左右一対の案内スリツト13,1
3を設け、該案内スリツトに対応する可動筒体2
の中途部両側から左右一対の腕21,21を突設
して案内スリツト13,13に上下動自在に挿通
させ、該腕21,21に対応する上記キヤツプC
の内周中途部に腕21,21の先端部を押し下げ
る下向き段部Ccを形成し、また、弁機構5とし
て、シリンダ1内の下端部中央に押し込まれた可
動筒体2の下端部内周が水密に嵌合する弁棒51
を配し、該弁棒の下端をシリンダ1の下端部に複
数の連結片52…を介して一体に連設させたこと
を特徴とする。
を設け、該シリンダに出入摺動自在に可動筒体2
を内挿し、該可動筒体の先端に通液可能な塗布先
3を設け、上記シリンダ1内下部にスプリング4
を内装して可動筒体2を上方へ付勢し、また、そ
の可動筒体2には外側に被せるキヤツプCによる
押し込み手段を講じ、更に、その可動筒体2の下
部と上記シリンダ1の下部との間に可動筒体の押
し込みで可動筒体内を閉塞する弁機構5を設けて
成る塗布栓において、キヤツプCをびん口部Bへ
着脱自在に螺合させ、該キヤツプによる可動筒体
2の押し込み手段として、シリンダ1の上端に可
動筒体2が出没する案内筒12を連設し、該案内
筒には筒方向に左右一対の案内スリツト13,1
3を設け、該案内スリツトに対応する可動筒体2
の中途部両側から左右一対の腕21,21を突設
して案内スリツト13,13に上下動自在に挿通
させ、該腕21,21に対応する上記キヤツプC
の内周中途部に腕21,21の先端部を押し下げ
る下向き段部Ccを形成し、また、弁機構5とし
て、シリンダ1内の下端部中央に押し込まれた可
動筒体2の下端部内周が水密に嵌合する弁棒51
を配し、該弁棒の下端をシリンダ1の下端部に複
数の連結片52…を介して一体に連設させたこと
を特徴とする。
「作用」
如上の構成であり、びん口部Bへ嵌合させて使
用するが、キヤツプCを螺着した状態では、キヤ
ツプCの下向き段部Ccが可動筒体2の腕21,
21を押し下げて、可動筒体2が押し込まれてお
り、したがつて、弁機構5において、可動筒体2
の下端が弁棒51に嵌合して、閉弁状態にあり、
びん内の液体の流出が阻止されている。
用するが、キヤツプCを螺着した状態では、キヤ
ツプCの下向き段部Ccが可動筒体2の腕21,
21を押し下げて、可動筒体2が押し込まれてお
り、したがつて、弁機構5において、可動筒体2
の下端が弁棒51に嵌合して、閉弁状態にあり、
びん内の液体の流出が阻止されている。
次に、キヤツプCを螺脱させると、可動筒体2
を付勢するスプリング4の弾力によりその可動筒
体2の中途部両側から突出する左右一対の腕2
1,21が案内筒12の案内スリツト13,13
に案内されて真つ直ぐに上昇し、つまり、キヤツ
プCの螺動により該キヤツプの下向き段部Ccと
腕21,21との間に摩擦が作用しても、可動筒
体2は回転することなく真つ直ぐに上昇し、スプ
リング4には不都合な捩じ力等が加わらず、そし
て、その可動筒体2の先端の塗布先3が伸出す
る。これに伴い、弁機構5において、筒体2の下
端が弁棒51から離間して開弁状態となる。この
際、びんを傾倒させれば、びん内の液体が弁機構
5を流通し、可動筒体2内を通つて塗布先3に浸
出し、したがつて、該塗布先を以て所要箇所へ塗
布すればよい。
を付勢するスプリング4の弾力によりその可動筒
体2の中途部両側から突出する左右一対の腕2
1,21が案内筒12の案内スリツト13,13
に案内されて真つ直ぐに上昇し、つまり、キヤツ
プCの螺動により該キヤツプの下向き段部Ccと
腕21,21との間に摩擦が作用しても、可動筒
体2は回転することなく真つ直ぐに上昇し、スプ
リング4には不都合な捩じ力等が加わらず、そし
て、その可動筒体2の先端の塗布先3が伸出す
る。これに伴い、弁機構5において、筒体2の下
端が弁棒51から離間して開弁状態となる。この
際、びんを傾倒させれば、びん内の液体が弁機構
5を流通し、可動筒体2内を通つて塗布先3に浸
出し、したがつて、該塗布先を以て所要箇所へ塗
布すればよい。
その後、再びキヤツプCの下向き段部Ccがス
プリング4に抗して可動筒体2の左右一対の腕2
1,21を押し下げ、この際、キヤツプの下向き
段部Ccと腕21,21との間に摩擦が作用して
も、腕21,21は案内筒12の案内スリツト1
3,13に案内されて真つ直ぐに下降し、可動筒
体2も回転することなく真つ直ぐに下降し、スプ
リング4には不都合な捩じ力等が加わらず、そし
て、その可動筒体2の先端の塗布先3が後退する
とともに、可動筒体2の下端が弁棒51に真つ直
ぐに嵌合して弁機構5が再び閉じ、元の状態に戻
る。
プリング4に抗して可動筒体2の左右一対の腕2
1,21を押し下げ、この際、キヤツプの下向き
段部Ccと腕21,21との間に摩擦が作用して
も、腕21,21は案内筒12の案内スリツト1
3,13に案内されて真つ直ぐに下降し、可動筒
体2も回転することなく真つ直ぐに下降し、スプ
リング4には不都合な捩じ力等が加わらず、そし
て、その可動筒体2の先端の塗布先3が後退する
とともに、可動筒体2の下端が弁棒51に真つ直
ぐに嵌合して弁機構5が再び閉じ、元の状態に戻
る。
「実施例」
以下、図示の実施例について説明する。
第1図は、実施の一例であり、図においてA
は、本案に係る塗布栓、Bは、該塗布栓を嵌着し
た塗布用液体収容びんの口部、Cは、塗布栓に被
着しびん口部へ螺合させたキヤツプであり、いず
れも合成樹脂製である。
は、本案に係る塗布栓、Bは、該塗布栓を嵌着し
た塗布用液体収容びんの口部、Cは、塗布栓に被
着しびん口部へ螺合させたキヤツプであり、いず
れも合成樹脂製である。
塗布栓Aは、びん口部C内に嵌挿するシリンダ
1と、該シリンダに上下摺動自在に内装した可動
筒体2と、該可動筒体の上端部に固定した塗布先
3と、シリンダ1の下部に内装して可動筒体2を
上方へと付勢するコイルスプリング4と、シリン
ダ1の下端部と可動筒体2との間に構成した弁機
構5と、シリンダ1の上方に外装して可動筒体2
を抜け止めするリング6とから成る。
1と、該シリンダに上下摺動自在に内装した可動
筒体2と、該可動筒体の上端部に固定した塗布先
3と、シリンダ1の下部に内装して可動筒体2を
上方へと付勢するコイルスプリング4と、シリン
ダ1の下端部と可動筒体2との間に構成した弁機
構5と、シリンダ1の上方に外装して可動筒体2
を抜け止めするリング6とから成る。
シリンダ1は、上端部において、外周にびん口
部Bの頂面へ突き当てる外向きフランジ11を突
設するとともに、上方へ起立する案内筒12を設
け、該案内筒には縦の割込みからなる左右一対の
案内スリツト13,13を設けている。
部Bの頂面へ突き当てる外向きフランジ11を突
設するとともに、上方へ起立する案内筒12を設
け、該案内筒には縦の割込みからなる左右一対の
案内スリツト13,13を設けている。
可動筒体2は、上部両側面に左右一対の腕2
1,21を突設して上記案内スリツト13,13
へ上下動自在に挿通させ、上端部をやや小径の塗
布頭22に形成し、下端部にシリンダ1内面と水
密にかつ摺動自在に嵌合するスカート23を形成
している。
1,21を突設して上記案内スリツト13,13
へ上下動自在に挿通させ、上端部をやや小径の塗
布頭22に形成し、下端部にシリンダ1内面と水
密にかつ摺動自在に嵌合するスカート23を形成
している。
塗布先3は、筆毛又はスポンジ棒からなり、基
部を上記塗布頭22内へ嵌着固定して塗布頭から
上方へと突出させている。
部を上記塗布頭22内へ嵌着固定して塗布頭から
上方へと突出させている。
コイルスプリング4は、下端部をシリンダ1の
下端部に支持させ、上端部を可動筒体2の下面へ
圧接している。
下端部に支持させ、上端部を可動筒体2の下面へ
圧接している。
弁機構5は、シリンダ1内の下端部中央に弁棒
51を配して、該弁棒の下端をシリンダ1の下端
部に複数の連結片52…を介して一体に連設し、
下降した可動筒体2の下端部内周がその弁棒へ水
密に嵌合し閉塞されるようにしている。
51を配して、該弁棒の下端をシリンダ1の下端
部に複数の連結片52…を介して一体に連設し、
下降した可動筒体2の下端部内周がその弁棒へ水
密に嵌合し閉塞されるようにしている。
リング6は、頂壁61から内周壁62及び外周
壁63を垂設し、内外両周壁62,63にて上記
案内筒12の上端に挟着固定している。
壁63を垂設し、内外両周壁62,63にて上記
案内筒12の上端に挟着固定している。
びん口部Bは、外周に螺条Baを周設している。
キヤツプCは、周壁Caの上部を小径に、かつ、
下部を大径に形成し、下部内周に上記螺条Baと
螺合する螺条Caを周設し、内周の中途部に上記
外向きフランジ11の上面へ衝合させる下向き段
部Cbと上記腕21,21を押し下げる下向き段
部Ccとの2段の下向き段部を形成している。
下部を大径に形成し、下部内周に上記螺条Baと
螺合する螺条Caを周設し、内周の中途部に上記
外向きフランジ11の上面へ衝合させる下向き段
部Cbと上記腕21,21を押し下げる下向き段
部Ccとの2段の下向き段部を形成している。
如上の構成であるから、キヤツプCを螺着した
第1図の状態では、可動筒体2が腕21,21に
てキヤツプCの下向き段部Ccにより押し下げら
れて下降しており、また、弁機構5において可動
筒体2の下端が弁棒51に嵌合して閉じており、
びん内の液体の流出が阻止されている。
第1図の状態では、可動筒体2が腕21,21に
てキヤツプCの下向き段部Ccにより押し下げら
れて下降しており、また、弁機構5において可動
筒体2の下端が弁棒51に嵌合して閉じており、
びん内の液体の流出が阻止されている。
次に、キヤツプCを螺脱すると、可動筒体2が
スプリング4の弾力により上昇して、腕21,2
1がリング6に突き当たつて止まり、弁機構5に
おいて、可動筒体2の下端が弁棒51から離間し
て開となる。したがつて、びんを傾倒させること
でびん内の液体が弁機構5を流通し、可動筒体2
内を通つて塗布先3に含浸され、所要箇所へ該塗
布先を以て塗布できる。
スプリング4の弾力により上昇して、腕21,2
1がリング6に突き当たつて止まり、弁機構5に
おいて、可動筒体2の下端が弁棒51から離間し
て開となる。したがつて、びんを傾倒させること
でびん内の液体が弁機構5を流通し、可動筒体2
内を通つて塗布先3に含浸され、所要箇所へ該塗
布先を以て塗布できる。
その後、再びキヤツプCを螺着すると、可動筒
体2がスプリング4に抗して押し下げられて、元
の状態に戻る。
体2がスプリング4に抗して押し下げられて、元
の状態に戻る。
第2図は、他の実施例であり、この場合は、前
例のものにおいて、可動筒体2の下端のスカート
に代えて別部材の筒状ピストン24を可動筒体2
の下端部に嵌着しており、これに対応させて弁機
構5の弁棒51を小さく形成している。
例のものにおいて、可動筒体2の下端のスカート
に代えて別部材の筒状ピストン24を可動筒体2
の下端部に嵌着しており、これに対応させて弁機
構5の弁棒51を小さく形成している。
その他は、前例と同じであり、同様の動作が得
られる。
られる。
「考案の効果」
本考案によれば、弁機構5として、シリンダ1
内の下端部中央に押し込まれた可動筒体2の下端
部内周が水密に嵌合する弁棒51を配し、該弁棒
の下端をシリンダ1の下端に複数の連結片52…
を介して一体に連設させているので、可動筒体2
と弁棒51との嵌合は、押し込まれた可動筒体2
が下限に至る以前から始まつて、これより下限に
至るまではその嵌合による閉弁状態を確保でき、
したがつて、可動筒体2の閉弁押し込みに適度な
融通性をもたせることができ、キヤツプCの螺合
締め付けが少々緩くとも、的確に閉弁させること
ができて液洩れを確実に防止することができる。
内の下端部中央に押し込まれた可動筒体2の下端
部内周が水密に嵌合する弁棒51を配し、該弁棒
の下端をシリンダ1の下端に複数の連結片52…
を介して一体に連設させているので、可動筒体2
と弁棒51との嵌合は、押し込まれた可動筒体2
が下限に至る以前から始まつて、これより下限に
至るまではその嵌合による閉弁状態を確保でき、
したがつて、可動筒体2の閉弁押し込みに適度な
融通性をもたせることができ、キヤツプCの螺合
締め付けが少々緩くとも、的確に閉弁させること
ができて液洩れを確実に防止することができる。
また、キヤツプCによる可動筒体2の押し込み
手段として、シリンダ1の上端に可動筒体2が出
没する案内筒12を連設し、該案内筒には筒方向
に左右一対の案内スリツト13,13を設け、該
案内スリツトに対応する可動筒体2の中途部両側
から左右一対の腕21,21を突設して案内スリ
ツト13,13に上下動自在に挿通させ、該腕2
1,21に対応する上記キヤツプCの内周中途部
に腕21,21の先端部を押し下げる下向き段部
Ccを形成しているので、キヤツプCがびん口部
Bに螺合させるものであつて、その螺動の際、キ
ヤツプの下向き段部Ccと腕21,21との間に
摩擦が作用しても、腕21,21は案内筒12の
案内スリツト13,13に案内されて真つ直ぐに
昇降し、したがつて、可動筒体2には、回転なく
真つ直ぐにかつ円滑に昇降させることができ、勿
論、可動筒体2を付勢するスプリング4には、不
都合な捩じ力等が加わらない。そして、これによ
り何らの支障もなく円滑に弁機構5を開閉させる
ことができ、実用上頗る有益である。
手段として、シリンダ1の上端に可動筒体2が出
没する案内筒12を連設し、該案内筒には筒方向
に左右一対の案内スリツト13,13を設け、該
案内スリツトに対応する可動筒体2の中途部両側
から左右一対の腕21,21を突設して案内スリ
ツト13,13に上下動自在に挿通させ、該腕2
1,21に対応する上記キヤツプCの内周中途部
に腕21,21の先端部を押し下げる下向き段部
Ccを形成しているので、キヤツプCがびん口部
Bに螺合させるものであつて、その螺動の際、キ
ヤツプの下向き段部Ccと腕21,21との間に
摩擦が作用しても、腕21,21は案内筒12の
案内スリツト13,13に案内されて真つ直ぐに
昇降し、したがつて、可動筒体2には、回転なく
真つ直ぐにかつ円滑に昇降させることができ、勿
論、可動筒体2を付勢するスプリング4には、不
都合な捩じ力等が加わらない。そして、これによ
り何らの支障もなく円滑に弁機構5を開閉させる
ことができ、実用上頗る有益である。
図面は、本案実施例で、第1図は、一例の縦断
側面図、第2図は、他の例の縦断側面図である。 A……塗布栓、B……びん口部、C……キヤツ
プ、1……シリンダ、2……可動筒体、3……塗
布先、4……スプリング、5……弁機構、6……
リング。
側面図、第2図は、他の例の縦断側面図である。 A……塗布栓、B……びん口部、C……キヤツ
プ、1……シリンダ、2……可動筒体、3……塗
布先、4……スプリング、5……弁機構、6……
リング。
Claims (1)
- びん口部Bへ嵌合させるシリンダ1を設け、該
シリンダに出入摺動自在に可動筒体2を内挿し、
該可動筒体の先端に通液可能な塗布先3を設け、
上記シリンダ1内下部にスプリング4を内装して
可動筒体2を上方へ付勢し、また、その可動筒体
2には外側に被せるキヤツプCによる押し込み手
段を講じ、更に、その可動筒体2の下部と上記シ
リンダ1の下部との間に可動筒体の押し込みで可
動筒体内を閉塞する弁機構5を設けて成る塗布栓
において、キヤツプCをびん口部Bへ着脱自在に
螺合させ、該キヤツプによる可動筒体2の押し込
み手段として、シリンダ1の上端に可動筒体2が
出没する案内筒12を連設し、該案内筒には筒方
向に左右一対の案内スリツト13,13を設け、
該案内スリツトに対応する可動筒体2の中途部両
側から左右一対の腕21,21を突設して案内ス
リツト13,13に上下動自在に挿通させ、該腕
21,21に対応する上記キヤツプCの内周中途
部に腕21,21の先端部を押し下げる下向き段
部Ccを形成し、また、弁機構5として、シリン
ダ1内の下端部中央に押し込まれた可動筒体2の
下端部内周が水密に嵌合する弁棒51を配し、該
弁棒の下端をシリンダ1の下端部に複数の連結片
52…を介して一体に連設させたことを特徴とす
る塗布栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14423882U JPS5949649U (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | 塗布栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14423882U JPS5949649U (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | 塗布栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5949649U JPS5949649U (ja) | 1984-04-02 |
JPH0415669Y2 true JPH0415669Y2 (ja) | 1992-04-08 |
Family
ID=30321711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14423882U Granted JPS5949649U (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | 塗布栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5949649U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019209997A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | 株式会社吉野工業所 | 塗布容器 |
Families Citing this family (6)
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FR2937018B1 (fr) * | 2008-10-15 | 2012-06-01 | Rexam Pharma La Verpilliere | Dispositif de distribution de liquide muni d'un organe d'etancheite deplacable sous l'effet de la pression d'un utilisateur |
KR20100119264A (ko) * | 2009-04-30 | 2010-11-09 | (주)한스킨 | 손톱광택제용기 |
JP2015107804A (ja) * | 2013-12-03 | 2015-06-11 | 東京パーツ株式会社 | 液吐出容器 |
Citations (1)
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Family Cites Families (1)
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-
1982
- 1982-09-22 JP JP14423882U patent/JPS5949649U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5651493U (ja) * | 1979-09-25 | 1981-05-07 |
Cited By (1)
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JP2019209997A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | 株式会社吉野工業所 | 塗布容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5949649U (ja) | 1984-04-02 |
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