JPH0414091A - アクティブマトリクス型表示装置及びその制御方法 - Google Patents
アクティブマトリクス型表示装置及びその制御方法Info
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- JPH0414091A JPH0414091A JP2118346A JP11834690A JPH0414091A JP H0414091 A JPH0414091 A JP H0414091A JP 2118346 A JP2118346 A JP 2118346A JP 11834690 A JP11834690 A JP 11834690A JP H0414091 A JPH0414091 A JP H0414091A
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- voltage
- switching elements
- electrode
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(概 要〕
アクティブマトリクス型表示装置及びその制御方法に関
し、 TPTなどスイッチング素子の寄生容量に起因するシフ
ト電圧の発生を防止し、表示セルに印加される交流電圧
中の直流成分の発生を防止することのできるアクティブ
マトリクス型表示装置及びその制御方法を提供すること
を目的とし、互いに直交する方向に延びる複数のスキャ
ンバスライン及びデータバスラインと、マトリクス状に
配置された画素電極及び電気光学素子によって形成され
る複数の表示セルと、前記各表示セルを制御するための
スイッチング素子とを有してなるアクティブマトリクス
型表示装置であって、前記スイッチング素子は、制御電
極に正方向の電圧を印加することによって導通状態とな
るスイッチング素子と、制御電極に負方向の電圧を印加
することによって導通状態となるスイッチング素子との
2種類からなり、前記各画素電極には、前記2種類のス
イッチング素子を含む複数のスイッチング素子が接続さ
れ、前記各画素電極に接続された複数のスイッチング素
子は、その種類毎に独立して制御電圧の印加が可能に構
成される。
し、 TPTなどスイッチング素子の寄生容量に起因するシフ
ト電圧の発生を防止し、表示セルに印加される交流電圧
中の直流成分の発生を防止することのできるアクティブ
マトリクス型表示装置及びその制御方法を提供すること
を目的とし、互いに直交する方向に延びる複数のスキャ
ンバスライン及びデータバスラインと、マトリクス状に
配置された画素電極及び電気光学素子によって形成され
る複数の表示セルと、前記各表示セルを制御するための
スイッチング素子とを有してなるアクティブマトリクス
型表示装置であって、前記スイッチング素子は、制御電
極に正方向の電圧を印加することによって導通状態とな
るスイッチング素子と、制御電極に負方向の電圧を印加
することによって導通状態となるスイッチング素子との
2種類からなり、前記各画素電極には、前記2種類のス
イッチング素子を含む複数のスイッチング素子が接続さ
れ、前記各画素電極に接続された複数のスイッチング素
子は、その種類毎に独立して制御電圧の印加が可能に構
成される。
本発明は、アクティブマトリクス型表示装置及びその制
御方法に関する。
御方法に関する。
アクティブマトリクス型表示装置は、単純マトリクス型
表示装置とともに薄形の情報端末用表示装置として使用
されており、その表示媒体として多くの場合に液晶が用
いられている。
表示装置とともに薄形の情報端末用表示装置として使用
されており、その表示媒体として多くの場合に液晶が用
いられている。
アクティブマトリクス型液晶表示装置(以下「アクティ
ブ型液晶パネル」ということがある)は、多数の画素を
それぞれ独立に駆動することができるため、表示容量の
増大にともなってライン数が増加した場合であっても、
単純マトリクス型のように駆動のデユーティ比やコント
ラストが低下したり視野角の減少をきたすなどの問題が
生じない。
ブ型液晶パネル」ということがある)は、多数の画素を
それぞれ独立に駆動することができるため、表示容量の
増大にともなってライン数が増加した場合であっても、
単純マトリクス型のように駆動のデユーティ比やコント
ラストが低下したり視野角の減少をきたすなどの問題が
生じない。
そのため、近年においては、携帯用テレビジョンなどの
ように高い解像度が必要な表示装置への普及がめざまし
く、表示品質の一層の向上が期待されている。
ように高い解像度が必要な表示装置への普及がめざまし
く、表示品質の一層の向上が期待されている。
第9図は従来の一般的なアクティブ型液晶パネル50の
等価回路図である。
等価回路図である。
アクティブ型液晶パネル50は、マトリクス状に配置さ
れた各画素毎に、液晶セル17、及び液晶セル17を駆
動するためのTPT (薄膜トランジスタ)51が設け
られており、各TFT51のゲート電極61はスキャン
バスライン11に、ドレン電極62はデータバスライン
13に、ソース電極63は液晶セル17の画素電極21
に、それぞれ接続されている。
れた各画素毎に、液晶セル17、及び液晶セル17を駆
動するためのTPT (薄膜トランジスタ)51が設け
られており、各TFT51のゲート電極61はスキャン
バスライン11に、ドレン電極62はデータバスライン
13に、ソース電極63は液晶セル17の画素電極21
に、それぞれ接続されている。
TPT51のゲート電極61には、パルス幅が30〜6
0μs程度のパルス信号であるアドレス信号Sllが、
スキャンバスライン11を通じて一定の周期で印加され
、そのタイミングで、データ信号S12がデータバスラ
イン13を通じて画素電極21に印加され、これによっ
て液晶セル17に表示データが書き込まれる。
0μs程度のパルス信号であるアドレス信号Sllが、
スキャンバスライン11を通じて一定の周期で印加され
、そのタイミングで、データ信号S12がデータバスラ
イン13を通じて画素電極21に印加され、これによっ
て液晶セル17に表示データが書き込まれる。
アドレス信号Sllがオフの間においては、データバス
ライン13から液晶セル17が切り離されるが、アドレ
ス信号Sllがオンの間に書き込まれたデータ信号51
2による電荷が液晶セル17の静電容量(液晶セル容量
)Cj!cによって蓄積されるため、次のアドレス信号
Sllが入力されるまでその表示状態が維持される。
ライン13から液晶セル17が切り離されるが、アドレ
ス信号Sllがオンの間に書き込まれたデータ信号51
2による電荷が液晶セル17の静電容量(液晶セル容量
)Cj!cによって蓄積されるため、次のアドレス信号
Sllが入力されるまでその表示状態が維持される。
しかし、TPT51には、ゲート電極61及びスキャン
バスライン11とソース電極63との間に寄生容量(ゲ
ート・ソース間容量)Cgsが存在するため、アドレス
信号Sllの立ち下がり時の電圧変化がこの寄生容量C
gsを通して液晶セル17の画素電極21に現れ、これ
によって画素電極21の電圧(液晶セル電圧)Vj!c
が負の方向ヘシフトする。
バスライン11とソース電極63との間に寄生容量(ゲ
ート・ソース間容量)Cgsが存在するため、アドレス
信号Sllの立ち下がり時の電圧変化がこの寄生容量C
gsを通して液晶セル17の画素電極21に現れ、これ
によって画素電極21の電圧(液晶セル電圧)Vj!c
が負の方向ヘシフトする。
液晶セル電圧VIlcのシフト量、すなわちシフト電圧
ΔVlcは、 ΔVfc= (CgsXΔve) + (C/!c+Cgs) −−(1)で示される。
ΔVlcは、 ΔVfc= (CgsXΔve) + (C/!c+Cgs) −−(1)で示される。
ここで、Δ■。はアドレス信号S11の振幅(電圧)で
ある。
ある。
このシフト電圧ΔVfficによって、データ信号S1
2として1フレーム毎に極性が正負対称となる交流電圧
を用いた場合であっても、液晶セル17に印加される実
効電圧が正負対称とならず、直流成分が発生することと
なる。
2として1フレーム毎に極性が正負対称となる交流電圧
を用いた場合であっても、液晶セル17に印加される実
効電圧が正負対称とならず、直流成分が発生することと
なる。
このような直流成分は、フリッカ−や静止画の残像現象
を発生させるなど表示品質を低下させ、またアクティブ
型液晶パネル50の寿命を低下させてしまう。
を発生させるなど表示品質を低下させ、またアクティブ
型液晶パネル50の寿命を低下させてしまう。
これの対策として、例えば液晶セル17の対向電極(共
通電極)22にバイアス電圧を印加し、液晶セル17の
実効電圧が正負のフレームで互いに対称となるよう補正
することによって、直流成分を減少させることが可能で
ある。
通電極)22にバイアス電圧を印加し、液晶セル17の
実効電圧が正負のフレームで互いに対称となるよう補正
することによって、直流成分を減少させることが可能で
ある。
また他の対策として、1つの画素電極についてコンプリ
メンタリな2個のTPTを用い、これらTPTの各ゲー
ト電極に対して、1フレーム毎に逆極性のアドレス信号
を交互に印加し、液晶セルに印加される電圧が全体とし
て正負対称となるようにしたアクティブ型液晶パネルが
提案されている(特開昭53−144297号)。
メンタリな2個のTPTを用い、これらTPTの各ゲー
ト電極に対して、1フレーム毎に逆極性のアドレス信号
を交互に印加し、液晶セルに印加される電圧が全体とし
て正負対称となるようにしたアクティブ型液晶パネルが
提案されている(特開昭53−144297号)。
しかしながら、前者においては、液晶セル容量Cfcに
は液晶セル17の誘電異方性による電圧依存性があるた
め、液晶セル17の表示状態によってシフト電圧Δ■E
Cが変動し、対向電橋22にバイアス電圧を印加するこ
とのみでは直流成分をある程度以上除去することができ
ないという問題がある。
は液晶セル17の誘電異方性による電圧依存性があるた
め、液晶セル17の表示状態によってシフト電圧Δ■E
Cが変動し、対向電橋22にバイアス電圧を印加するこ
とのみでは直流成分をある程度以上除去することができ
ないという問題がある。
また後者においては、1フレーム毎に逆極性のアドレス
信号をゲート電極に印加し、全体としてはシフト電圧Δ
■1Cが正負でキャンセルされてほぼ対称となるが、各
フレーム毎に見ると、シフト電圧Δ■i!、Cによる直
流成分は依然として発生している。
信号をゲート電極に印加し、全体としてはシフト電圧Δ
■1Cが正負でキャンセルされてほぼ対称となるが、各
フレーム毎に見ると、シフト電圧Δ■i!、Cによる直
流成分は依然として発生している。
したがって、この直流成分によって、各フレームについ
ての画像濃度が変化してしまうこととなり、画像再生の
忠実度が低下するという問題がある。
ての画像濃度が変化してしまうこととなり、画像再生の
忠実度が低下するという問題がある。
さらに、例えば動画のように1フレーム毎にデータ信号
S12が変化する場合には、全体としても直流成分を完
全に除去することができないという問題がある。
S12が変化する場合には、全体としても直流成分を完
全に除去することができないという問題がある。
本発明は、上述の問題に鑑み、TFTなどスイッチング
素子の寄生容量に起因するシフト電圧の発生を防止し、
表示セルに印加される交流電圧中の直流成分の発生を防
止することのできるアクティブマトリクス型表示装!及
びその制御方法を提供することを目的としている。
素子の寄生容量に起因するシフト電圧の発生を防止し、
表示セルに印加される交流電圧中の直流成分の発生を防
止することのできるアクティブマトリクス型表示装!及
びその制御方法を提供することを目的としている。
請求項1の発明に係る表示装置は、上述の課題を解決す
るため、第1図〜第8図に示すように、スイッチング素
子14.15として、制御電極3Iに正方向の電圧を印
加することによって導通状態となるスイッチング素子1
4と、制御電極31に負方向の電圧を印加することによ
って導通状態となるスイッチング素子15との2種類が
用いられ、各画素電極21には、前記2種類のスイッチ
ング素子を含む複数のスイッチング素子14.15が接
続され、前記各画素電極21に接続された複数のスイッ
チング素子14.15は、その種類毎に独立して制御電
圧Slの印加が可能に構成されてなる。
るため、第1図〜第8図に示すように、スイッチング素
子14.15として、制御電極3Iに正方向の電圧を印
加することによって導通状態となるスイッチング素子1
4と、制御電極31に負方向の電圧を印加することによ
って導通状態となるスイッチング素子15との2種類が
用いられ、各画素電極21には、前記2種類のスイッチ
ング素子を含む複数のスイッチング素子14.15が接
続され、前記各画素電極21に接続された複数のスイッ
チング素子14.15は、その種類毎に独立して制御電
圧Slの印加が可能に構成されてなる。
請求項2の発明に係る表示装置は、各画素電極21に接
続された2種類のスイッチング素子1415が、その各
制御電極31が互いに独立したスキャンバスラインSN
とSP、Snと5nl−ISn−1とSnに接続されて
なる。
続された2種類のスイッチング素子1415が、その各
制御電極31が互いに独立したスキャンバスラインSN
とSP、Snと5nl−ISn−1とSnに接続されて
なる。
請求項3の発明に係る表示装置は、1つのスキャンバス
ライン11に、当該スキャンバスライン11を挟んで配
置された2個の画素1t8i21に接続された互いに種
類の異なるスイッチング素子14.15の制′a電極3
1が接続されてなる。
ライン11に、当該スキャンバスライン11を挟んで配
置された2個の画素1t8i21に接続された互いに種
類の異なるスイッチング素子14.15の制′a電極3
1が接続されてなる。
請求項4の発明に係る制御方法は、前記各画素電極21
に接続された2種類のスイッチング素子14.15の各
制御電極31に、互いに逆極性のパルス信号+VGN、
VGPを同時に印加して同時に導通させる。
に接続された2種類のスイッチング素子14.15の各
制御電極31に、互いに逆極性のパルス信号+VGN、
VGPを同時に印加して同時に導通させる。
請求項5の発明に係る制御方法は、前記スキャンバスラ
イン11に、互いに逆極性の連続する2つのパルス信号
子VG N + −VG Pを印加し、前記各画素電極
21に接続された2種類のスイッチング素子14.15
を同時に導通させる。
イン11に、互いに逆極性の連続する2つのパルス信号
子VG N + −VG Pを印加し、前記各画素電極
21に接続された2種類のスイッチング素子14.15
を同時に導通させる。
請求項6の発明に係る制御方法は、1つの表示セル17
にNチャネル型のスイッチング素子14とPチャネル型
のスイッチング素子15とを接続し、これらのスイッチ
ング素子14.15に互いに逆極性のパルス信号+■い
+ ” G Pを同時に印加し、前記表示セル17
を2つのスイッチング素子14.15によって同時に駆
動する。
にNチャネル型のスイッチング素子14とPチャネル型
のスイッチング素子15とを接続し、これらのスイッチ
ング素子14.15に互いに逆極性のパルス信号+■い
+ ” G Pを同時に印加し、前記表示セル17
を2つのスイッチング素子14.15によって同時に駆
動する。
〔作 用]
次に、スイッチング素子14.15としてTPTを、電
気光学素子として液晶を用いた場合について、特に第1
図を参照してシフト電圧ΔVj2cの状態を中心にその
作用を説明する。
気光学素子として液晶を用いた場合について、特に第1
図を参照してシフト電圧ΔVj2cの状態を中心にその
作用を説明する。
Nチャネル型のTFTl 4を通じて液晶セル17に信
号電圧(表示データ)を書き込んだ後のシフト電圧ΔV
j!c、は、上述の(1)式に基づいて、ΔVI!cN
= (−CgsnXΔVGN)+ (C1c+Cg
s n+Cg s p)・・・・・・(2) ここで、Cff1cは液晶セル容量、Cgsnはスキャ
ンバスライン11と画素電極21との間の寄生容量を含
むNチャネル型のTFT14のゲート・ソース間容量、
Cgspは同じくPチャネル型のTFT15のゲート・
ソース間容量、ΔVGNはNチャネル型のTFT14の
アドレス後のゲート電圧変化幅である。
号電圧(表示データ)を書き込んだ後のシフト電圧ΔV
j!c、は、上述の(1)式に基づいて、ΔVI!cN
= (−CgsnXΔVGN)+ (C1c+Cg
s n+Cg s p)・・・・・・(2) ここで、Cff1cは液晶セル容量、Cgsnはスキャ
ンバスライン11と画素電極21との間の寄生容量を含
むNチャネル型のTFT14のゲート・ソース間容量、
Cgspは同じくPチャネル型のTFT15のゲート・
ソース間容量、ΔVGNはNチャネル型のTFT14の
アドレス後のゲート電圧変化幅である。
また、同様に、Pチャネル型のTFT15を通じて液晶
セル17に信号電圧を書き込んだ後のシフト電圧ΔVf
c、は、 ΔVj! c、−(+Cg s pXΔv a P )
÷(Cj! c+Cg s n+Cg s p)・・・
・・・(3) ここで、Δ■。、はPチャネル型のTFT15のアドレ
ス後のゲート電圧変化幅である。
セル17に信号電圧を書き込んだ後のシフト電圧ΔVf
c、は、 ΔVj! c、−(+Cg s pXΔv a P )
÷(Cj! c+Cg s n+Cg s p)・・・
・・・(3) ここで、Δ■。、はPチャネル型のTFT15のアドレ
ス後のゲート電圧変化幅である。
これら(2)(3)式から得られるΔVjl!c、及び
Δ■Itcpの絶対値を等しくすることによって、これ
らが互いに打ち消し合ってシフト電圧Δ■lcが零とな
り、データ信号によって書き込まれた信号電圧士■。が
そのまま次のアドレス信号まで保持される。
Δ■Itcpの絶対値を等しくすることによって、これ
らが互いに打ち消し合ってシフト電圧Δ■lcが零とな
り、データ信号によって書き込まれた信号電圧士■。が
そのまま次のアドレス信号まで保持される。
これによって、液晶セルに印加される交流電圧中の直流
成分の発生が防止される。
成分の発生が防止される。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第2図は本発明に係るアクティブ型液晶パネル1の等価
回路図である。
回路図である。
アクティブ型液晶パネルlは、一定の間隔を存して対向
する図示しないガラス基板の一方側に、互いに直交する
方向に延びる複数のスキャンバスライン11.11・・
・及びデータバスライン1313・・・が形成されてお
り、これらスキャンバスライン11及びデータバスライ
ン13によりマトリクス状に区画される各画素領域に、
画素電極21がそれぞれ設けられている。
する図示しないガラス基板の一方側に、互いに直交する
方向に延びる複数のスキャンバスライン11.11・・
・及びデータバスライン1313・・・が形成されてお
り、これらスキャンバスライン11及びデータバスライ
ン13によりマトリクス状に区画される各画素領域に、
画素電極21がそれぞれ設けられている。
また、図示しない他方側のガラス基板には、全部の画素
電極21に対向する透明な対向電極22が共通に設けら
れている。
電極21に対向する透明な対向電極22が共通に設けら
れている。
これら両ガラス基板の間には液晶が充填され、画素電極
21毎に液晶セル17が形成されている。
21毎に液晶セル17が形成されている。
各液晶セル17を制御するために、Nチャネル型のTF
T14と、Pチャネル型のTFT15との2種類のTP
T14.15が、それぞれ液晶セル17毎に設けられて
いる。
T14と、Pチャネル型のTFT15との2種類のTP
T14.15が、それぞれ液晶セル17毎に設けられて
いる。
これらTPT14.15は、非晶質シリコンや多結晶シ
リコンを半導体層とし、そのソース・ドレン電極部を、
P型の場合にはポロンなどの不純物をドープしたP型半
導体とし、N型の場合にはリンや砒素などをドープした
N型半導体とすることによって構成することができる。
リコンを半導体層とし、そのソース・ドレン電極部を、
P型の場合にはポロンなどの不純物をドープしたP型半
導体とし、N型の場合にはリンや砒素などをドープした
N型半導体とすることによって構成することができる。
またこれらの形成に当たっては、感光材、酸化膜、及び
窒化膜などをマスクとし、ソース・ドレン部の半導体層
にボロンや砒素を別々にイオン注入や拡散などの方法に
よってドーピングすることによって、これら2種類のT
PT14.15を形成することができる。
窒化膜などをマスクとし、ソース・ドレン部の半導体層
にボロンや砒素を別々にイオン注入や拡散などの方法に
よってドーピングすることによって、これら2種類のT
PT14.15を形成することができる。
スキャンバスライン11は、1ラインに対して、互いに
独立した2本のスキャンバスライン5NSPが設けられ
ており、上述したNチャスル型のTFT14のゲート電
極31はスキャンバスラインSNに、Pチャネル型のT
FT15のゲート電極31はスキャンバスラインSPに
、それぞれ接続されている。
独立した2本のスキャンバスライン5NSPが設けられ
ており、上述したNチャスル型のTFT14のゲート電
極31はスキャンバスラインSNに、Pチャネル型のT
FT15のゲート電極31はスキャンバスラインSPに
、それぞれ接続されている。
また、各TFT14 15のドレン電橋32はデータバ
スライン13に、ソース電極33は画素電極21に、そ
れぞれ接続されている。
スライン13に、ソース電極33は画素電極21に、そ
れぞれ接続されている。
以下の説明及び図面において、スキャンバスライン11
、データバスライン13、TFT1415、及び液晶セ
ル17のことを、それぞれ、スキャンバスラインSN、
SP、データバスラインD、TFT−N、TFT−P、
又は液晶セルEというように別の符号により表示し、又
はその符号のみで表示することがある。その場合におい
て、それぞれの要素のマトリクス上での位置に応して、
それぞれの符号に、rn、m」、’n+1.m+1」な
どの座標を示す符号を添えて表示することがある。
、データバスライン13、TFT1415、及び液晶セ
ル17のことを、それぞれ、スキャンバスラインSN、
SP、データバスラインD、TFT−N、TFT−P、
又は液晶セルEというように別の符号により表示し、又
はその符号のみで表示することがある。その場合におい
て、それぞれの要素のマトリクス上での位置に応して、
それぞれの符号に、rn、m」、’n+1.m+1」な
どの座標を示す符号を添えて表示することがある。
第4図は第2図のアクティブ型液晶パネル1を制御する
アドレス信号SIN、SIPの波形図である。
アドレス信号SIN、SIPの波形図である。
スキャンバスラインSN、SPには、それぞれアドレス
信号SIN、SIPが印加され、データバスラインDに
はデータ信号S2が印加される。
信号SIN、SIPが印加され、データバスラインDに
はデータ信号S2が印加される。
なお、アドレス信号SIN、SIPをまとめてアドレス
信号S1ということがある。
信号S1ということがある。
アドレス信号SIN、SIPは、互いに同期した逆極性
のパルス信号であり、その大きさ(電圧1)は、それぞ
れ、■い、■。、である。つまり、アドレス信号SIN
は電圧+VGHのパルス信号、アドレス信号SIPは電
圧−■。のパルス信号である。
のパルス信号であり、その大きさ(電圧1)は、それぞ
れ、■い、■。、である。つまり、アドレス信号SIN
は電圧+VGHのパルス信号、アドレス信号SIPは電
圧−■。のパルス信号である。
各ラインのスキャンバスライン11には、そのライン毎
に、はぼアドレス信号Slのパルス幅だけ遅れたアドレ
ス信号S1が順次印加され、これによって全部のスキャ
ンバスライン11のスキャンが行われる。
に、はぼアドレス信号Slのパルス幅だけ遅れたアドレ
ス信号S1が順次印加され、これによって全部のスキャ
ンバスライン11のスキャンが行われる。
つまり、例えば、スキャンバスラインSNn。
SPnに印加されるアドレス信号5INn、5IPnが
、時間t0から時間t1の間に出力されるとすると、次
ラインのスキャンバスラインSNn十1.SPn+1に
印加されるアドレス信号5INn+1,5IPn+1は
、時間t1から時間t2の間に出力され、以下順次一定
の時間づつ遅れて出力されるのである。
、時間t0から時間t1の間に出力されるとすると、次
ラインのスキャンバスラインSNn十1.SPn+1に
印加されるアドレス信号5INn+1,5IPn+1は
、時間t1から時間t2の間に出力され、以下順次一定
の時間づつ遅れて出力されるのである。
データ信号S2は、その大きさがV、であり、アドレス
信号Slとほぼ同じタイミングで印加されるが、1フレ
ーム毎にその極性が正負逆となっているやまた、これに
限られるものではないが、この実施例においてはデータ
信号S2はアドレス信号S1よりもパルス幅が広くなっ
ている。
信号Slとほぼ同じタイミングで印加されるが、1フレ
ーム毎にその極性が正負逆となっているやまた、これに
限られるものではないが、この実施例においてはデータ
信号S2はアドレス信号S1よりもパルス幅が広くなっ
ている。
さて、アドレス信号SLN、SIPによって、各画素に
おけるTFT−N、TFT−Pは同時にオンし、これに
よって、データ信号S2が両方のTFT−N、TFT−
Pを通して液晶セル已に印加されて書き込まれる。
おけるTFT−N、TFT−Pは同時にオンし、これに
よって、データ信号S2が両方のTFT−N、TFT−
Pを通して液晶セル已に印加されて書き込まれる。
このときに、TFT−N及びTFT−Pのゲート・ソー
ス間容量Cgsn、Cgsp、及びアドレス信号SIN
、SIPの電圧+VGNI VGPの間に、 G g s n XVes=Cg s p XVGP
−−(4)の関係が成立するよう、電圧+VGN、−
V、pの大きさが設定されている。
ス間容量Cgsn、Cgsp、及びアドレス信号SIN
、SIPの電圧+VGNI VGPの間に、 G g s n XVes=Cg s p XVGP
−−(4)の関係が成立するよう、電圧+VGN、−
V、pの大きさが設定されている。
したがって、上述の作用の項で説明したΔV2c8及び
ΔVj!crの絶対値が等しくなり、これらが互いに打
ち消し合ってシフト電圧ΔVfcが零となる。そのため
、データ信号S2によって書き込まれた信号電圧上■。
ΔVj!crの絶対値が等しくなり、これらが互いに打
ち消し合ってシフト電圧ΔVfcが零となる。そのため
、データ信号S2によって書き込まれた信号電圧上■。
がそのまま次のアドレス信号S1まで保持される。
これによって、液晶セル17に印加される交流電圧中の
直流成分の発生が防止される。
直流成分の発生が防止される。
第3図は本発明に係る他の実施例のアクティブ型液晶パ
ネル2を示す等価回路図である。
ネル2を示す等価回路図である。
このアクティブ型液晶パネル2は、データバスライン(
図示せず)を、スキャンバスライン11とは別のガラス
基板に設け、且つ画素電極21と対向するように配置し
て構成した、いわゆる対向マトリクス方式のアクティブ
型液晶パネルである。
図示せず)を、スキャンバスライン11とは別のガラス
基板に設け、且つ画素電極21と対向するように配置し
て構成した、いわゆる対向マトリクス方式のアクティブ
型液晶パネルである。
すなわち、画素を構成する各液晶セル17を制御するた
めに、Nチャネル型のTFT14とPチャネル型のTF
T15との2種類のTPT1415が設けられ、それぞ
れのゲート電極31がスキャンバスラインSN SP
に、ソース電極33が液晶セル17に、それぞれ接続さ
れている点は上述したアクティブ型液晶パネル1と同様
であるが、各TFT14,15のドレン電極32が、ス
キャンバスラインSN、SPと平行に設けられた接地パ
スライン19に接続され、一定の基準電位(本実施例で
は接地電位)が与えられている点が異なっている。
めに、Nチャネル型のTFT14とPチャネル型のTF
T15との2種類のTPT1415が設けられ、それぞ
れのゲート電極31がスキャンバスラインSN SP
に、ソース電極33が液晶セル17に、それぞれ接続さ
れている点は上述したアクティブ型液晶パネル1と同様
であるが、各TFT14,15のドレン電極32が、ス
キャンバスラインSN、SPと平行に設けられた接地パ
スライン19に接続され、一定の基準電位(本実施例で
は接地電位)が与えられている点が異なっている。
このアクティブ型液晶パネル2の制御に当たっては、上
述した第4図に示すアドレス信号5INSIPが用いら
れる。
述した第4図に示すアドレス信号5INSIPが用いら
れる。
すなわち、アドレス信号SIN、SIPが、1つの画素
電極21に接続された2種類のTPT−N、TPT−P
のゲート電極31に同時に印加されることにより、これ
らTFT−N、TFT−Pは同時にオンする。
電極21に接続された2種類のTPT−N、TPT−P
のゲート電極31に同時に印加されることにより、これ
らTFT−N、TFT−Pは同時にオンする。
したがって、上述の(4)式の関係が成立するよう、電
圧+V GMT V GPの大きさを設定しておく
ことにより、シフト電圧ΔVlCが零となり、液晶セル
17に印加される交流電圧中の直流成分の発生が防止さ
れる。
圧+V GMT V GPの大きさを設定しておく
ことにより、シフト電圧ΔVlCが零となり、液晶セル
17に印加される交流電圧中の直流成分の発生が防止さ
れる。
第5図は本発明に係る他の実施例のアクティブ型液晶パ
ネル3を示す等価回路図である。
ネル3を示す等価回路図である。
このアクティブ型液晶パネル3では、各ラインについて
、1本のスキャンバスライン11のみが設けられており
、この1本のスキャンバスライン11に、当該スキャン
バスライン11を挟んで配置された2個の画素電極21
.21に接続された互いに種類の異なるTFT−N、T
FT−Pのゲート電極31.31が接続されている。
、1本のスキャンバスライン11のみが設けられており
、この1本のスキャンバスライン11に、当該スキャン
バスライン11を挟んで配置された2個の画素電極21
.21に接続された互いに種類の異なるTFT−N、T
FT−Pのゲート電極31.31が接続されている。
換言すれば、1つの画素電極21に接続された一方の種
類のTPT−N(又はTPT−P)のゲート電極31と
、当該Wi素電極21に対しデータバスライン13の方
向に沿って隣接する他の画素電極21に接続された他方
の種類のTPT−P(又はTPT−N)のゲート電極3
1とが、同一のスキャンバスライン11に接続されてい
る。
類のTPT−N(又はTPT−P)のゲート電極31と
、当該Wi素電極21に対しデータバスライン13の方
向に沿って隣接する他の画素電極21に接続された他方
の種類のTPT−P(又はTPT−N)のゲート電極3
1とが、同一のスキャンバスライン11に接続されてい
る。
第6図は第5図のアクティブ型液晶パネル3を制御する
アドレス信号S1の波形図である。
アドレス信号S1の波形図である。
スキャンバスライン5n−1,Sn、Sr+4−1・・
・には、それぞれアドレス信号5in−1,Sln、S
1n+1・・・が印加される。
・には、それぞれアドレス信号5in−1,Sln、S
1n+1・・・が印加される。
各アドレス信号S1は、互いに逆極性で且つパルス幅の
等しい連続する2つのパルス信号からなり、それぞれの
大きさは、VCS、VGPである。
等しい連続する2つのパルス信号からなり、それぞれの
大きさは、VCS、VGPである。
また、各アドレス信号5in−1,S1n、S1n+1
・・・は、それぞれ1つのパルス幅の分だけ順次遅れて
おり、その正極性のパルス信号は1ライン前に印加され
たアドレス信号の負極性のパルス信号と、その負極性の
パルス信号は1ライン後に印加されるアドレス信号の正
極性のパルス信号と、それぞれ同期している。
・・・は、それぞれ1つのパルス幅の分だけ順次遅れて
おり、その正極性のパルス信号は1ライン前に印加され
たアドレス信号の負極性のパルス信号と、その負極性の
パルス信号は1ライン後に印加されるアドレス信号の正
極性のパルス信号と、それぞれ同期している。
つまり、例えば、スキャンバスラインSnに印加される
アドレス信号Sinによって、時間t0から時間1.の
間にTFT−Nn−1,mがオンし、時間1.から時間
t2の間にTPT−Pnmがオンする。なお、−旦オン
したTPT−Nn1は、時間t1においてゲート電極3
1に負極性のパルス信号が印加されることによってオフ
となる。
アドレス信号Sinによって、時間t0から時間1.の
間にTFT−Nn−1,mがオンし、時間1.から時間
t2の間にTPT−Pnmがオンする。なお、−旦オン
したTPT−Nn1は、時間t1においてゲート電極3
1に負極性のパルス信号が印加されることによってオフ
となる。
したがって、各画素電極21に接続された2種類のTF
T−N、TFT−Pは、同時にオンするので、上述の(
4)式の関係が成立するよう、電圧+vcs、 V
GPの大きさを設定しておくことにより、シフト電圧Δ
■lCが零となり、液晶セル17に印加される交流電圧
中の直流成分の発生が防止される。
T−N、TFT−Pは、同時にオンするので、上述の(
4)式の関係が成立するよう、電圧+vcs、 V
GPの大きさを設定しておくことにより、シフト電圧Δ
■lCが零となり、液晶セル17に印加される交流電圧
中の直流成分の発生が防止される。
また、このアクティブ型液晶パネル3によると、スキャ
ンバスライン11の本数を半分に減少することができる
ので、スキャンバスライン11及びその接続のための電
極の占める面積が減少し、制御のための線数が減少する
など、基板の構造や制御回路などの簡素化を図ることが
できる。
ンバスライン11の本数を半分に減少することができる
ので、スキャンバスライン11及びその接続のための電
極の占める面積が減少し、制御のための線数が減少する
など、基板の構造や制御回路などの簡素化を図ることが
できる。
第7図は本発明に係る他の実施例のアクティブ型液晶パ
ネル4を示す等価回路図である。
ネル4を示す等価回路図である。
二のアクティブ型液晶パネル4は、第3図の対向マトリ
クス方式のアクティブ型液晶パネル2に対応するもので
、スキャンバスライン11の本数を減少させるように構
成したものである。
クス方式のアクティブ型液晶パネル2に対応するもので
、スキャンバスライン11の本数を減少させるように構
成したものである。
すなわち、画素を構成する各液晶セル17を制御するた
めに、Nチャネル型のTFT14とPチャネル型のTF
T15との2種類のTFT1415が設けられ、それぞ
れのゲート電極31が1ライン飛びに設けられた2本の
各スキャンバスライン11に、ドレン電極32が接地パ
スライン19に、ソース電極33が液晶セル17に、そ
れぞれ接続されている。
めに、Nチャネル型のTFT14とPチャネル型のTF
T15との2種類のTFT1415が設けられ、それぞ
れのゲート電極31が1ライン飛びに設けられた2本の
各スキャンバスライン11に、ドレン電極32が接地パ
スライン19に、ソース電極33が液晶セル17に、そ
れぞれ接続されている。
例えば、スキャンバスライン5n−1には、TPT−P
n−1,m及びTFT−Nn、mのゲート電極31が、
スキャンバスラインSnには、TPT−Nn−1,m及
びTFT−Pn、mのゲート電極31が、それぞれ接続
されている。
n−1,m及びTFT−Nn、mのゲート電極31が、
スキャンバスラインSnには、TPT−Nn−1,m及
びTFT−Pn、mのゲート電極31が、それぞれ接続
されている。
第8図は第7図のアクティブ型液晶パネル4を制御する
アドレス信号S1の波形図である。
アドレス信号S1の波形図である。
スキャンバスライン5n−1,3n、Sn+1・・・に
は、それぞれアドレス信号5in−1,5tn、S1n
+1・・・が印加される。
は、それぞれアドレス信号5in−1,5tn、S1n
+1・・・が印加される。
各アドレス信号S1は、互いに逆極性で且つパルス幅の
等しい連続する2つのパルス信号からなる。
等しい連続する2つのパルス信号からなる。
2本1組のスキャンバスライン11に印加するアドレス
信号5in−1とSln、S1n+1と51 n+2・
・・は、それぞれ互いに逆極性のパルスが同期するよう
になっている。例えば、アドレス信号5in−1は、電
圧−VGPのパルス信号と電圧V。のパルス信号とから
なり、アドレス信号S1nは、これらと同期した電圧V
GHのパルス信号と電圧−VGPのパルス信号とからな
る。また、2つ1組のアドレス信号S1毎に、2つのパ
ルス幅の分だけ順次遅れている。
信号5in−1とSln、S1n+1と51 n+2・
・・は、それぞれ互いに逆極性のパルスが同期するよう
になっている。例えば、アドレス信号5in−1は、電
圧−VGPのパルス信号と電圧V。のパルス信号とから
なり、アドレス信号S1nは、これらと同期した電圧V
GHのパルス信号と電圧−VGPのパルス信号とからな
る。また、2つ1組のアドレス信号S1毎に、2つのパ
ルス幅の分だけ順次遅れている。
つまり、例えば、スキャンバスライン5n−1に印加さ
れるアドレス信号5in−1の電圧■。、のパルス信号
によって、時間t0から時間t、の間にTFT−Nn、
mがオンし、これと同時に、スキャンバスラインSnに
印加されるアドレス信号Sinの電圧−VGPのパルス
信号によって、TPT−Pn、mがオンする。
れるアドレス信号5in−1の電圧■。、のパルス信号
によって、時間t0から時間t、の間にTFT−Nn、
mがオンし、これと同時に、スキャンバスラインSnに
印加されるアドレス信号Sinの電圧−VGPのパルス
信号によって、TPT−Pn、mがオンする。
したがって、各画素電極21に接続された2種類のTF
T−N、TFT−Pは、同時にオンするので、上述の(
4)式の関係が成立するよう、電圧子vG N + −
vG Fの大きさを設定しておくことにより、シフト電
圧ΔV1cが零となり、液晶セル17に印加される交流
電圧中の直流成分の発生が防止される。
T−N、TFT−Pは、同時にオンするので、上述の(
4)式の関係が成立するよう、電圧子vG N + −
vG Fの大きさを設定しておくことにより、シフト電
圧ΔV1cが零となり、液晶セル17に印加される交流
電圧中の直流成分の発生が防止される。
また、このアクティブ型液晶パネル4によると、第3図
のアクティブ型液晶パネル2に比較してスキャンバスラ
イン11の本数を減少させることができる。
のアクティブ型液晶パネル2に比較してスキャンバスラ
イン11の本数を減少させることができる。
また、上述したいずれのアクティブ型液晶パネル1〜4
においても、1つの液晶セル17を2つのTPT14.
15によって駆動する冗長構成となっているので、TP
T14.15の一方に不良が発生して開放状態になった
場合、又は短絡状態になってレーザによる切断を行りた
場合であっても、他方のTFTI4,15によって液晶
セル17を駆動することができ、表示機能を維持するこ
とができる。
においても、1つの液晶セル17を2つのTPT14.
15によって駆動する冗長構成となっているので、TP
T14.15の一方に不良が発生して開放状態になった
場合、又は短絡状態になってレーザによる切断を行りた
場合であっても、他方のTFTI4,15によって液晶
セル17を駆動することができ、表示機能を維持するこ
とができる。
上述の実施例においては、各液晶セル17について2つ
のTPT14.15を用いたが、3個以上を用いてもよ
い。TPT14.15に代えて、半導体基板を用いたP
チャネル型又はNチャネル型のMOSトランジスタなど
としてもよい。また、Pチャネル型とNチャネル型の接
続を入れ換えるとともに、パルス信号の極性を入れ換え
たアドレス信号S1によって制御を行ってもよい。
のTPT14.15を用いたが、3個以上を用いてもよ
い。TPT14.15に代えて、半導体基板を用いたP
チャネル型又はNチャネル型のMOSトランジスタなど
としてもよい。また、Pチャネル型とNチャネル型の接
続を入れ換えるとともに、パルス信号の極性を入れ換え
たアドレス信号S1によって制御を行ってもよい。
上述の実施例においては、電気光学素子として液晶を用
いたが、エレクトロルミネッセンス素子、エレクトロク
ロミンク素子など、他の種々の素子を用いることができ
る。アクティブ型液晶パネル1〜4及びその各部の構造
、形状、材質などは、上述した以外の種々のものとする
ことができる。
いたが、エレクトロルミネッセンス素子、エレクトロク
ロミンク素子など、他の種々の素子を用いることができ
る。アクティブ型液晶パネル1〜4及びその各部の構造
、形状、材質などは、上述した以外の種々のものとする
ことができる。
本発明によると、TPTなどスイッチング素子の寄生容
量などに起因するシフト電圧の発生を防止し、表示セル
に印加される交流電圧中の直流成分の発生を防止するこ
とができる。
量などに起因するシフト電圧の発生を防止し、表示セル
に印加される交流電圧中の直流成分の発生を防止するこ
とができる。
したがって、寿命が長く表示特性の優れたアクティブマ
トリクス型表示装置を提供することができる。
トリクス型表示装置を提供することができる。
また、スイッチング素子について冗長性を存しているの
で、スイッチング素子の一方に不良が発生した場合であ
っても、他方のスイッチング素子によって表示セルを駆
動し表示機能を維持することが可能である。
で、スイッチング素子の一方に不良が発生した場合であ
っても、他方のスイッチング素子によって表示セルを駆
動し表示機能を維持することが可能である。
さらに、請求項3の発明によると、スキャンバスライン
の本数が減少し、基板の構造や制御回路などの簡素化を
図ることができる。
の本数が減少し、基板の構造や制御回路などの簡素化を
図ることができる。
第1図は本発明の詳細な説明するための等価回路図、
第2図は本発明に係るアクティブ型液晶パネルを示す等
価回路図、 第3図は本発明に係る他の実施例のアクティブ型液晶パ
ネルを示す等価回路図、 第4図は第2図及び第3図のアクティブ型液晶パネルを
制御するアドレス信号の波形図、第5図は本発明に係る
他の実施例のアクティブ型液晶パネルを示す等価回路図
、 第6図は第5図のアクティブ型液晶パネルを制御するア
ドレス信号の波形図、 第7図は本発明に係る他の実施例のアクティブ型液晶パ
ネルを示す等価回路図、 第8図は第7図のアクティブ型液晶パネルを制御するア
ドレス信号の波形図、 第9図は従来の一般的なアクティブ型液晶パネルの等価
回路図である。 15はTPT (スイッチング素子)、17は液晶セル
(表示セル)、 21は画素電極、 31はゲート電極(制御ii t!ii )、Slはア
ドレス信号(制御電圧)、 SN SP 5n−I Sn、Sn+1はスキャ
ンバスライン、 ■GN+ ■GFは電圧(パルス信号)である。 図において、 1〜4はアクティブ型液晶パネル(アクティブマトリク
ス型表示装置)、 11はスキャンバスライン、 13はデータバスライン、 14はTPT (スイッチング素子)、l アクティブ
型液晶パネル 本発明に係るアクティブ型液晶パネルを示す等価回路図
第 図 本発明に係る他の実施例のアクティブ型液晶パネルを示
す等画回路図第 図 3アクテイブ型液晶パネル 第 図 t−+ to t+ b h 第7図のアクティブ型液晶パネルを制御するアドレス信
号の波形間第 図 ニアクチイブ型液晶ノ免ル 第 図 第 図
価回路図、 第3図は本発明に係る他の実施例のアクティブ型液晶パ
ネルを示す等価回路図、 第4図は第2図及び第3図のアクティブ型液晶パネルを
制御するアドレス信号の波形図、第5図は本発明に係る
他の実施例のアクティブ型液晶パネルを示す等価回路図
、 第6図は第5図のアクティブ型液晶パネルを制御するア
ドレス信号の波形図、 第7図は本発明に係る他の実施例のアクティブ型液晶パ
ネルを示す等価回路図、 第8図は第7図のアクティブ型液晶パネルを制御するア
ドレス信号の波形図、 第9図は従来の一般的なアクティブ型液晶パネルの等価
回路図である。 15はTPT (スイッチング素子)、17は液晶セル
(表示セル)、 21は画素電極、 31はゲート電極(制御ii t!ii )、Slはア
ドレス信号(制御電圧)、 SN SP 5n−I Sn、Sn+1はスキャ
ンバスライン、 ■GN+ ■GFは電圧(パルス信号)である。 図において、 1〜4はアクティブ型液晶パネル(アクティブマトリク
ス型表示装置)、 11はスキャンバスライン、 13はデータバスライン、 14はTPT (スイッチング素子)、l アクティブ
型液晶パネル 本発明に係るアクティブ型液晶パネルを示す等価回路図
第 図 本発明に係る他の実施例のアクティブ型液晶パネルを示
す等画回路図第 図 3アクテイブ型液晶パネル 第 図 t−+ to t+ b h 第7図のアクティブ型液晶パネルを制御するアドレス信
号の波形間第 図 ニアクチイブ型液晶ノ免ル 第 図 第 図
Claims (6)
- (1)互いに直交する方向に延びる複数のスキャンバス
ライン(11)及びデータバスライン(13)と、 マトリクス状に配置された画素電極(21)及び電気光
学素子によって形成される複数の表示セル(17)と、 前記各表示セル(17)を制御するためのスイッチング
素子(14)(15)と を有してなるアクティブマトリクス型表示装置(1)〜
(4)であって、 前記スイッチング素子(14)(15)は、制御電極(
31)に正方向の電圧を印加することによって導通状態
となるスイッチング素子(14)と、制御電極(31)
に負方向の電圧を印加することによって導通状態となる
スイッチング素子(15)との2種類からなり、 前記各画素電極(21)には、前記2種類のスイッチン
グ素子を含む複数のスイッチング素子(14)(15)
が接続され、 前記各画素電極(21)に接続された複数のスイッチン
グ素子(14)(15)は、その種類毎に独立して制御
電圧(S1)の印加が可能に構成されてなる ことを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置。 - (2)互いに直交する方向に延びる複数のスキャンバス
ライン(11)及びデータバスライン(13)と、 マトリクス状に配置された画素電極(21)及び電気光
学素子によって形成される複数の表示セル(17)と、 前記各表示セル(17)を制御するためのスイッチング
素子(14)(15)と を有してなるアクティブマトリクス型表示装置(1)〜
(4)であって、 前記各画素電極には、制御電極(31)に正方向の電圧
を印加することによって導通状態となるスイッチング素
子(14)と制御電極(31)に負方向の電圧を印加す
ることによって導通状態となるスイッチング素子(15
)との2種類のスイッチング素子(14)(15)が接
続されており、 前記各画素電極(21)に接続された2種類のスイッチ
ング素子(14)(15)は、各制御電極(31)が互
いに独立したスキャンバスライン(SN)(SP),(
Sn) (Sn+1),(Sn−1)(Sn)に接続されてなる ことを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置。 - (3)1つのスキャンバスライン(11)に、当該スキ
ャンバスライン(11)を挟んで配置された2個の画素
電極(21)に接続された互いに種類の異なるスイッチ
ング素子(14)(15)の制御電極(31)が接続さ
れてなる ことを特徴とする請求項2又は3記載のアクティブマト
リクス型表示装置。 - (4)前記各画素電極(21)に接続された2種類のス
イッチング素子(14)(15)の各制御電極(31)
に、互いに逆極性のパルス信号(+V_G_N)(−V
_G_P)を同時に印加して同時に導通させる ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項
に記載のアクティブマトリクス型表示装置の制御方法。 - (5)前記スキャンバスライン(11)に、互いに逆極
性の連続する2つのパルス信号(+V_G_N)(−V
_G_P)を印加し、 前記各画素電極(21)に接続された2種類のスイッチ
ング素子(14)(15)を同時に導通させる ことを特徴とする請求項3記載のアクティブマトリクス
型表示装置の制御方法。 - (6)1つの表示セル(17)にNチャネル型のスイッ
チング素子(14)とPチャネル型のスイッチング素子
(15)とを接続し、 これらのスイッチング素子(14)(15)に互いに逆
極性のパルス信号(+V_G_N)(−V_G_P)を
同時に印加し、 前記表示セル(17)を2つのスイッチング素子(14
)(15)によって同時に駆動する ことを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置の制
御方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11834690A JP2637835B2 (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | アクティブマトリクス型表示装置及びその制御方法 |
EP91304088A EP0456453B1 (en) | 1990-05-07 | 1991-05-07 | High quality active matrix-type display device |
DE69112698T DE69112698T2 (de) | 1990-05-07 | 1991-05-07 | Anzeigeeinrichtung von höher Qualität mit aktiver Matrix. |
KR1019910007376A KR940005240B1 (ko) | 1990-05-07 | 1991-05-07 | 고성능 엑티브 매트릭스(active matrix)형 표시장치 |
US08/203,293 US5432527A (en) | 1990-05-07 | 1994-03-01 | High quality active matrix-type display device |
US08/455,726 US5515072A (en) | 1990-05-07 | 1995-05-31 | High quality active matrix-type display device |
US08/789,688 US6011532A (en) | 1990-05-07 | 1997-01-27 | High quality active matrix-type display device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11834690A JP2637835B2 (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | アクティブマトリクス型表示装置及びその制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0414091A true JPH0414091A (ja) | 1992-01-20 |
JP2637835B2 JP2637835B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=14734422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11834690A Expired - Lifetime JP2637835B2 (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | アクティブマトリクス型表示装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2637835B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0667624A (ja) * | 1991-07-25 | 1994-03-11 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 電気光学装置の画像表示方法 |
US5369512A (en) * | 1991-07-24 | 1994-11-29 | Fujitsu Limited | Active matrix liquid crystal display with variable compensation capacitor |
US5408252A (en) * | 1991-10-05 | 1995-04-18 | Fujitsu Limited | Active matrix-type display device having a reduced number of data bus lines and generating no shift voltage |
US7375712B2 (en) | 2002-02-05 | 2008-05-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display with separate positive and negative driving circuits |
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JPS6436979A (en) * | 1987-07-31 | 1989-02-07 | Aisan Ind | Installation structure of fuel injection valve |
JPH0350528A (ja) * | 1989-07-18 | 1991-03-05 | Nec Corp | 液晶表示装置用アクティブマトリクス基板 |
-
1990
- 1990-05-07 JP JP11834690A patent/JP2637835B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
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