JPH04137430A - 冷陰極蛍光ランプおよび液晶表示装置 - Google Patents
冷陰極蛍光ランプおよび液晶表示装置Info
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- JPH04137430A JPH04137430A JP25982290A JP25982290A JPH04137430A JP H04137430 A JPH04137430 A JP H04137430A JP 25982290 A JP25982290 A JP 25982290A JP 25982290 A JP25982290 A JP 25982290A JP H04137430 A JPH04137430 A JP H04137430A
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- cathode fluorescent
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Links
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Landscapes
- Discharge Lamp (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は冷陰極蛍光ランプおよび液晶表示装置に関する
。
。
(従来の技術)
一般に、例えば液晶表示装置などの光源として使用され
る冷陰極蛍光ランプは、細径のガラス管体の内面に紫外
線吸収膜および蛍光膜を積層形成し、端部の内部に電極
を設けている。
る冷陰極蛍光ランプは、細径のガラス管体の内面に紫外
線吸収膜および蛍光膜を積層形成し、端部の内部に電極
を設けている。
この冷陰極蛍光ランプは、液晶表示装置の小型化に伴い
、ガラス管体がより細径化されるとともに、細径化によ
ってガラス管体の発光面積が減少するのでランプ入力を
増大させて高輝度化を図る傾向がある。
、ガラス管体がより細径化されるとともに、細径化によ
ってガラス管体の発光面積が減少するのでランプ入力を
増大させて高輝度化を図る傾向がある。
(発明が解決しようとする課題)
上記従来の冷陰極蛍光ランプは、点灯中の電極に生じる
熱を十分に放熱できないために、電極と対向する管壁近
傍部の表面温度が上昇するので軸方向に温度勾配を生じ
、その温度差によって輝度むらが生じやすいことが問題
になっている。従って、この冷陰極蛍光ランプを液晶表
示装置の光源として用い、この冷陰極蛍光ランプに約1
5℃以上の温度差が生じてこの温度差による輝度むらが
生じた場合、冷陰極蛍光ランプによって照射された液晶
には視覚で判別できる色むらが生じることが問題になっ
ている。
熱を十分に放熱できないために、電極と対向する管壁近
傍部の表面温度が上昇するので軸方向に温度勾配を生じ
、その温度差によって輝度むらが生じやすいことが問題
になっている。従って、この冷陰極蛍光ランプを液晶表
示装置の光源として用い、この冷陰極蛍光ランプに約1
5℃以上の温度差が生じてこの温度差による輝度むらが
生じた場合、冷陰極蛍光ランプによって照射された液晶
には視覚で判別できる色むらが生じることが問題になっ
ている。
例えば周囲温度25℃において液晶表示装置を構成する
封入ガス圧100.to+rの冷陰極蛍光ランプにラン
プ電流10mAを流した場合、ガラス管体の表面温度は
、このガラス管体の中央部では54℃、電極近傍部では
85℃になり、この冷陰極蛍光ランプの電極近傍部と中
央部との表面温度差は31℃に達し、液晶に色むらを生
じさせる原因になっている。
封入ガス圧100.to+rの冷陰極蛍光ランプにラン
プ電流10mAを流した場合、ガラス管体の表面温度は
、このガラス管体の中央部では54℃、電極近傍部では
85℃になり、この冷陰極蛍光ランプの電極近傍部と中
央部との表面温度差は31℃に達し、液晶に色むらを生
じさせる原因になっている。
しかし、この冷陰極蛍光ランプの電極近傍部の放熱を行
うために、液晶表示装置内部に放熱空間を設けると、液
晶表示装置の小型化に制約を与えることが問題になって
いる。
うために、液晶表示装置内部に放熱空間を設けると、液
晶表示装置の小型化に制約を与えることが問題になって
いる。
本発明の目的は、上記問題点を解決するために、ガラス
管体の端部に設けられた電極の放熱を十分に行ってガラ
ス管体の温度を略−様にでき、輝度むらの少い構造の冷
陰極蛍光ランプを提供することにある。
管体の端部に設けられた電極の放熱を十分に行ってガラ
ス管体の温度を略−様にでき、輝度むらの少い構造の冷
陰極蛍光ランプを提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明の請求項1記載の冷陰極蛍光ランプは、ガラス管
体の内部の端部に電極部を設け、前記電極部の少なくと
も一部が前記ガラス管体の管壁に内接されているもので
ある。
体の内部の端部に電極部を設け、前記電極部の少なくと
も一部が前記ガラス管体の管壁に内接されているもので
ある。
本発明の請求項2記載の液晶表示装置は、上記請求項1
記載の冷陰極蛍光ランプを光源として形成されたもので
ある。
記載の冷陰極蛍光ランプを光源として形成されたもので
ある。
(作用)
本発明の請求項1記載の冷陰極蛍光ランプは、ガラス管
体の内部の端部に設けられた電極部は、少くとも一部が
このガラス管体の管壁に内接されているので、この冷陰
極蛍光ランプの点灯中に電極部に生じた熱は、電極部よ
り直接前記ガラス管体に伝導されて、電極部近傍のガラ
ス管体の表面温度が過度に上昇するのを防いでいる。従
って、ガラス管体の表面温度については、ガラス管体の
中央部と電極部近傍部との温度差は緩和されて略−様に
なるので、この冷陰極蛍光ランプは、ガラス管体の軸方
向に生じる温度勾配が減少されてガラス管体の軸方向に
生じる輝度むらが減り、このガラス管体の輝度が−様に
なる。
体の内部の端部に設けられた電極部は、少くとも一部が
このガラス管体の管壁に内接されているので、この冷陰
極蛍光ランプの点灯中に電極部に生じた熱は、電極部よ
り直接前記ガラス管体に伝導されて、電極部近傍のガラ
ス管体の表面温度が過度に上昇するのを防いでいる。従
って、ガラス管体の表面温度については、ガラス管体の
中央部と電極部近傍部との温度差は緩和されて略−様に
なるので、この冷陰極蛍光ランプは、ガラス管体の軸方
向に生じる温度勾配が減少されてガラス管体の軸方向に
生じる輝度むらが減り、このガラス管体の輝度が−様に
なる。
本発明の請求項2記載の液晶表示装置は、上記請求項1
記載の冷陰極蛍光ランプを光源として形成され、この冷
陰極蛍光ランプは−様な輝度を有して液晶を照射するの
で、視覚で判別できる液晶の色むらを防止することがで
きる。
記載の冷陰極蛍光ランプを光源として形成され、この冷
陰極蛍光ランプは−様な輝度を有して液晶を照射するの
で、視覚で判別できる液晶の色むらを防止することがで
きる。
(実施例)
本発明の一実施例である冷陰極蛍光ランプおよび液晶表
示装置を図面に基づき説明する。
示装置を図面に基づき説明する。
第1図において、1は例えば外径4.1+ma、肉厚0
.85mmの直管形のガラス管体で、このガラス管体1
の管壁2の内面には紫外線遮断膜および蛍光膜が積層形
成されている。また、ガラス管体1の端部3の内部には
、例えば第2図および第3図に示すように、サエス社製
シュメゾイスペレット(商品名)等の電極部4が、この
電極部4の側縁部5を管壁2に内接され、電極部4に接
続する導入線6を端部3より導出させて設けられている
。
.85mmの直管形のガラス管体で、このガラス管体1
の管壁2の内面には紫外線遮断膜および蛍光膜が積層形
成されている。また、ガラス管体1の端部3の内部には
、例えば第2図および第3図に示すように、サエス社製
シュメゾイスペレット(商品名)等の電極部4が、この
電極部4の側縁部5を管壁2に内接され、電極部4に接
続する導入線6を端部3より導出させて設けられている
。
さらに、このガラス管体1の内部を排気して、新庄ガス
圧のアルゴン(A「)および水銀(Flg)を封入して
、冷陰極蛍光ランプ7が構成されている。
圧のアルゴン(A「)および水銀(Flg)を封入して
、冷陰極蛍光ランプ7が構成されている。
前記電極部4は、ニッケル(旧)を基板として水銀(F
lg)合金などのゲッターを表面に被覆してクサビ形に
形成され、ガラス管体1の軸方向の中央部方向に対向す
る電極面8には、この中央部方向に向けて突出する突部
9を有している。さらに、電極面8の先端縁近傍は、両
端が斜めに切断され、電極面8の側縁部5はガラス管体
1に内接できる形状に加工されている。
lg)合金などのゲッターを表面に被覆してクサビ形に
形成され、ガラス管体1の軸方向の中央部方向に対向す
る電極面8には、この中央部方向に向けて突出する突部
9を有している。さらに、電極面8の先端縁近傍は、両
端が斜めに切断され、電極面8の側縁部5はガラス管体
1に内接できる形状に加工されている。
第4図において、llは筐体で、この筐体11の内部に
は、上面が鏡面に形成された反射体12が取付けられて
いる。さらに、反射体12の鏡面側の上部には、光源と
しての冷陰極蛍光ランプ7が軸方向を略水平に配置され
、この冷陰極蛍光ランプ7の上部には順に冷陰極蛍光ラ
ンプ7からの照射光およびその反射光を拡散する光拡散
板13および液晶からなる液晶板14が配置されて液晶
表示装置15が構成されている。
は、上面が鏡面に形成された反射体12が取付けられて
いる。さらに、反射体12の鏡面側の上部には、光源と
しての冷陰極蛍光ランプ7が軸方向を略水平に配置され
、この冷陰極蛍光ランプ7の上部には順に冷陰極蛍光ラ
ンプ7からの照射光およびその反射光を拡散する光拡散
板13および液晶からなる液晶板14が配置されて液晶
表示装置15が構成されている。
次に本実施例の作用について説明する。
上記冷陰極蛍光ランプ7を点灯させた場合、電極部4は
ガラス管体1の軸方向の中央部方向に向けて突部9が突
出しているので、両端部3.3において互いに対向する
電極部4の突部9の間で放電が起こり、この放電によっ
て電極部4に熱が生じてこの電極部4の温度は上昇する
。この状態において、電極部4の側縁部5はガラス管体
1の管壁に内接しているので、電極部6の熱は直接ガラ
ス管体1に伝導してガラス管体1の表面温度が略−様に
なる。また、このガラス管体1より電極部4に発生した
熱は外部に放出されて、ガラス管体1の温度を低減でき
る。さらに、電極部4に対向するガラス管体1の管壁2
近傍の表面温度の上昇を低く抑えることができる。従っ
て、ガラス管体1の端部3近傍と軸方向の中央部との温
度差を小さくできるので、ガラス管体1の軸方向にむら
を生じることなく冷陰極蛍光ランプ7の輝度を−様にで
きる。
ガラス管体1の軸方向の中央部方向に向けて突部9が突
出しているので、両端部3.3において互いに対向する
電極部4の突部9の間で放電が起こり、この放電によっ
て電極部4に熱が生じてこの電極部4の温度は上昇する
。この状態において、電極部4の側縁部5はガラス管体
1の管壁に内接しているので、電極部6の熱は直接ガラ
ス管体1に伝導してガラス管体1の表面温度が略−様に
なる。また、このガラス管体1より電極部4に発生した
熱は外部に放出されて、ガラス管体1の温度を低減でき
る。さらに、電極部4に対向するガラス管体1の管壁2
近傍の表面温度の上昇を低く抑えることができる。従っ
て、ガラス管体1の端部3近傍と軸方向の中央部との温
度差を小さくできるので、ガラス管体1の軸方向にむら
を生じることなく冷陰極蛍光ランプ7の輝度を−様にで
きる。
また、電極部4に設けた突部9は、放電中心を電極部4
の中心と一致させるとともに、電極部4のガラス管体1
の軸方向に対する投影面積を減少させているので、電極
部4に発生する熱を減らすことができる。
の中心と一致させるとともに、電極部4のガラス管体1
の軸方向に対する投影面積を減少させているので、電極
部4に発生する熱を減らすことができる。
さらに、ガラス管体1の肉厚が、外径に比べて比較的厚
く形成されているため、ガラス管体1の軸方向の中央部
付近では放電による熱の放出が十分に行われずにガラス
管体1の表面温度が上昇し、ガラス管体1の電極部4の
近傍部の表面温度とこの中央部付近の表面温度との温度
差を小さくすることができる。
く形成されているため、ガラス管体1の軸方向の中央部
付近では放電による熱の放出が十分に行われずにガラス
管体1の表面温度が上昇し、ガラス管体1の電極部4の
近傍部の表面温度とこの中央部付近の表面温度との温度
差を小さくすることができる。
次に、上記冷陰極蛍光ランプ7の表面温度と、電極部が
ガラス管体(外径4.1mm、肉厚0.45mmに内接
しない構造の冷陰極蛍光ランプ(従来例)の表面温度と
を表1に基づき比較する。
ガラス管体(外径4.1mm、肉厚0.45mmに内接
しない構造の冷陰極蛍光ランプ(従来例)の表面温度と
を表1に基づき比較する。
表1
このように、ガラス管体1の電極部4近傍の温度は85
℃から70℃に下がり、ガラス管体1の有する温度差は
31℃から14℃に下がるので、このガラス管体1の温
度差を小さくすることができる。
℃から70℃に下がり、ガラス管体1の有する温度差は
31℃から14℃に下がるので、このガラス管体1の温
度差を小さくすることができる。
すなわち、この表1から判別されるように、前記冷陰極
蛍光ランプ7は、電極部4の放熱が効率良く十分に行わ
れてガラス管体1の電極部4近傍の表面温度の上昇を低
く抑えることができるので、ガラス管体1に生じる温度
差を小さくすることができガラス管体1の温度は略−様
になる。従って、冷陰極蛍光ランプ7は、むらのない−
様な輝度を有することができる。
蛍光ランプ7は、電極部4の放熱が効率良く十分に行わ
れてガラス管体1の電極部4近傍の表面温度の上昇を低
く抑えることができるので、ガラス管体1に生じる温度
差を小さくすることができガラス管体1の温度は略−様
になる。従って、冷陰極蛍光ランプ7は、むらのない−
様な輝度を有することができる。
このように上記構成によれば、電極部4で発生する熱は
、直接ガラス管体1に伝導されてこのガラス管体1より
外部に放出されてガラス管体1の電極部4近傍の過度の
温度上昇を防ぎ、また、ガラス管体1の軸方向の中央部
の表面温度は上昇するので、ガラス管体1の軸方向に生
じる温度勾配を小さくして、ガラス管体1の有する表面
温度の温度差を緩和でき、冷陰極蛍光ランプ7は略−様
な輝度を有することができる。
、直接ガラス管体1に伝導されてこのガラス管体1より
外部に放出されてガラス管体1の電極部4近傍の過度の
温度上昇を防ぎ、また、ガラス管体1の軸方向の中央部
の表面温度は上昇するので、ガラス管体1の軸方向に生
じる温度勾配を小さくして、ガラス管体1の有する表面
温度の温度差を緩和でき、冷陰極蛍光ランプ7は略−様
な輝度を有することができる。
従って、上記冷陰極蛍光ランプ7を光源とする液晶表示
装置15は、ガラス管体1の表面温度の温度差が小さく
抑えられて−様な輝度を有しているので、この冷陰極蛍
光ランプ7からの発光を光拡散板13にて拡散させて液
晶板14に照射した場合、液晶板14の液晶に視覚で判
別できる程の色むらは生じない。
装置15は、ガラス管体1の表面温度の温度差が小さく
抑えられて−様な輝度を有しているので、この冷陰極蛍
光ランプ7からの発光を光拡散板13にて拡散させて液
晶板14に照射した場合、液晶板14の液晶に視覚で判
別できる程の色むらは生じない。
この冷陰極蛍光ランプ7に封入される水銀()Ig)ガ
スは、第5図に示すように、温度45℃において紫外線
の発光強度が最大になるので、上記冷陰極蛍光ランプ7
は、点灯中はガラス管体1の表面温度が56℃以上にな
っているため、このガラス管体1に封入された水銀(H
g)ガスは、十分に加熱されて約45℃になり効率よく
紫外線を発光しており、冷陰極蛍光ランプ7の高輝度化
を実現することができる。
スは、第5図に示すように、温度45℃において紫外線
の発光強度が最大になるので、上記冷陰極蛍光ランプ7
は、点灯中はガラス管体1の表面温度が56℃以上にな
っているため、このガラス管体1に封入された水銀(H
g)ガスは、十分に加熱されて約45℃になり効率よく
紫外線を発光しており、冷陰極蛍光ランプ7の高輝度化
を実現することができる。
また、第6図にガラス管体1の外径および肉厚と、ガラ
ス管体1の電極部4の近傍部と中央部との温度差との関
係を示し、第7図にガラス管体1の外径および肉厚と、
単位電力あたりの冷陰極蛍光ランプ7の輝度との関係を
示す。第6図がらは、ガラス管体1の外径に対し肉厚を
厚くすると、ガラス管体1の軸方向の中央部の温度が上
昇していくので、ガラス管体1の有する温度差が減少し
ていくことがわかる。しかし、外径に対する肉厚の比が
比が22%以上になると、ガラス管体1の軸方向の中央
部の表面温度は65℃以上となり、内部に封入された水
銀(Hg)ガスの温度も45℃をはるかに上回るので紫
外線の発光量が減り、第7図に示すように冷陰極蛍光ラ
ンプ7の輝度は低下していくことになる。
ス管体1の電極部4の近傍部と中央部との温度差との関
係を示し、第7図にガラス管体1の外径および肉厚と、
単位電力あたりの冷陰極蛍光ランプ7の輝度との関係を
示す。第6図がらは、ガラス管体1の外径に対し肉厚を
厚くすると、ガラス管体1の軸方向の中央部の温度が上
昇していくので、ガラス管体1の有する温度差が減少し
ていくことがわかる。しかし、外径に対する肉厚の比が
比が22%以上になると、ガラス管体1の軸方向の中央
部の表面温度は65℃以上となり、内部に封入された水
銀(Hg)ガスの温度も45℃をはるかに上回るので紫
外線の発光量が減り、第7図に示すように冷陰極蛍光ラ
ンプ7の輝度は低下していくことになる。
従って、ガラス管体1の外径に対する肉厚の比が15%
以上22%以下であれば、ガラス管体1の表面温度の温
度差を15℃以下に抑えてむらのない−様な輝度を有し
高輝度の冷陰極蛍光ランプ7が得られる。従って、この
冷陰極蛍光ランプ7を液晶表示装置15の光源として用
いた場合、様な輝度で液晶を照射するので、視覚で判別
できる液晶の色むらの発生を防止することができる。
以上22%以下であれば、ガラス管体1の表面温度の温
度差を15℃以下に抑えてむらのない−様な輝度を有し
高輝度の冷陰極蛍光ランプ7が得られる。従って、この
冷陰極蛍光ランプ7を液晶表示装置15の光源として用
いた場合、様な輝度で液晶を照射するので、視覚で判別
できる液晶の色むらの発生を防止することができる。
なお、上記実施例においては、電極部4としてガラス管
体1.の軸方向の中央部方向に対向する電極面8に突部
9が形成されたものを用いたが、これに限らず、第8図
および第9図に示すように、突部9がない例えばサエス
社製シュメゾイスペレット(商品名)等のクサビ形の電
極部4を用いても良い。
体1.の軸方向の中央部方向に対向する電極面8に突部
9が形成されたものを用いたが、これに限らず、第8図
および第9図に示すように、突部9がない例えばサエス
社製シュメゾイスペレット(商品名)等のクサビ形の電
極部4を用いても良い。
次に、第2実施例の冷陰極蛍光ランプ16を第10図お
よび第11図に基づき説明する。
よび第11図に基づき説明する。
第10図において、ガラス管体1の管壁2の内面には紫
外線吸収膜および蛍光膜が積層形成されている。
外線吸収膜および蛍光膜が積層形成されている。
また、ガラス管体1の端部3の内部には、表面に電子放
射物質が被覆されたタングステンからなる二重のコイル
フィラメントの熱陰極部17が内部導入線を介してステ
ム18に固定されて設けられ、さらに、この熱陰極部1
7よりもガラス管体1の中央部に近い位置に、例えばニ
ッケル(Ni)からなる冷陰極部19が、ガラス管体1
の管壁に内接しながらも、内部導入線を介してステム1
8に固定されて設けられ、このステムI8にて端部3は
封止されている。
射物質が被覆されたタングステンからなる二重のコイル
フィラメントの熱陰極部17が内部導入線を介してステ
ム18に固定されて設けられ、さらに、この熱陰極部1
7よりもガラス管体1の中央部に近い位置に、例えばニ
ッケル(Ni)からなる冷陰極部19が、ガラス管体1
の管壁に内接しながらも、内部導入線を介してステム1
8に固定されて設けられ、このステムI8にて端部3は
封止されている。
前記熱陰極部17は、第11図に示すように、それぞれ
加熱電源20によって電流が流れてこの熱陰極部17を
加熱し、熱電子を放出するようになっている。また、ガ
ラス管体1の両端部3にて互いに対向する冷陰極部19
.19の間には高電圧が印加されて冷陰極部19より放
電するようになっている。
加熱電源20によって電流が流れてこの熱陰極部17を
加熱し、熱電子を放出するようになっている。また、ガ
ラス管体1の両端部3にて互いに対向する冷陰極部19
.19の間には高電圧が印加されて冷陰極部19より放
電するようになっている。
次に本実施例の作用について説明する。
例えば照度路0の場所である全暗所にて前記冷陰極蛍光
ランプ16を点灯させる場合、まず、加熱電源20より
熱陰極部17に給電して加熱を行い、熱電子を放出させ
て熱陰極部17近傍にそれぞれ熱電子のプラズマを生成
させる。次に、冷陰極部19に電子を放出させるのに要
する電圧を印加する。
ランプ16を点灯させる場合、まず、加熱電源20より
熱陰極部17に給電して加熱を行い、熱電子を放出させ
て熱陰極部17近傍にそれぞれ熱電子のプラズマを生成
させる。次に、冷陰極部19に電子を放出させるのに要
する電圧を印加する。
この冷陰極部19への電圧印加と略同時に加熱電源20
から熱陰極部17への給電を停止して、冷陰極部19、
19間での放電を継続させる。この時、熱陰極部17は
、それぞれ冷陰極部19.19間に形成された放電路の
外方に位置しているので、この熱陰極部■7は、冷陰極
部19の放電を妨げることはない。
から熱陰極部17への給電を停止して、冷陰極部19、
19間での放電を継続させる。この時、熱陰極部17は
、それぞれ冷陰極部19.19間に形成された放電路の
外方に位置しているので、この熱陰極部■7は、冷陰極
部19の放電を妨げることはない。
また、本実施例の冷陰極蛍光ランプ16と、熱陰極部1
7を設けない冷陰極蛍光ランプ(従来例)との始動時間
を表2において比較する。
7を設けない冷陰極蛍光ランプ(従来例)との始動時間
を表2において比較する。
表2
表2から判別されるように上記構成によれば、全暗所で
の点灯時には、冷陰極蛍光ランプ16は、熱陰極部17
より熱電子を放出させてプラズマを生成させ冷陰極部1
9の放電を開始させるので、ガラス管体1の内部に自然
に存在するプラズマを利用して冷陰極部19の放電を開
始させる従来例の冷陰極蛍光ランプに比較して始動時間
を短縮することができる。
の点灯時には、冷陰極蛍光ランプ16は、熱陰極部17
より熱電子を放出させてプラズマを生成させ冷陰極部1
9の放電を開始させるので、ガラス管体1の内部に自然
に存在するプラズマを利用して冷陰極部19の放電を開
始させる従来例の冷陰極蛍光ランプに比較して始動時間
を短縮することができる。
さらに、点灯時に冷陰極蛍光ランプ16は熱陰極部17
にてプラズマを生成させているので、全暗所における始
動時間と照度が0でないわゆる明所における始動時間と
を同じにすることができる。
にてプラズマを生成させているので、全暗所における始
動時間と照度が0でないわゆる明所における始動時間と
を同じにすることができる。
また、冷陰極部19はガラス管体1に内接して設けられ
ているので、冷陰極蛍光ランプ16の点灯中に冷陰極部
19に生じた熱はこの冷陰極部I9より直接ガラス管体
1に伝導し、このガラス管体1より外部に放出されてガ
ラス管体1の温度を低減できる。従ってガラス管体1の
軸方向に生じる温度勾配を小さくすることができるので
、この冷陰極蛍光ランプ16は、むらのない−様な輝度
を得ることができる。
ているので、冷陰極蛍光ランプ16の点灯中に冷陰極部
19に生じた熱はこの冷陰極部I9より直接ガラス管体
1に伝導し、このガラス管体1より外部に放出されてガ
ラス管体1の温度を低減できる。従ってガラス管体1の
軸方向に生じる温度勾配を小さくすることができるので
、この冷陰極蛍光ランプ16は、むらのない−様な輝度
を得ることができる。
さらに、上記冷陰極蛍光ランプ16を上記液晶表示装置
15の光源として用いた場合、輝度むらのない冷陰極蛍
光ランプ16にて液晶を照射するので、視覚で判別でき
る液晶の色むらが生じることはない。
15の光源として用いた場合、輝度むらのない冷陰極蛍
光ランプ16にて液晶を照射するので、視覚で判別でき
る液晶の色むらが生じることはない。
本発明の請求項1記載の冷陰極蛍光ランプによれば、電
極部に生じた熱は電極部より直接ガラス管体に伝わり、
このガラス管体より外部に放出されることにより、この
電極部と対向するガラス管体の管壁の表面温度の上昇を
小さく抑えることができるので、ガラス管体の軸方向の
温度を略−様にすることができる。さらに、このガラス
管体の軸方向に生じる温度勾配を小さくしてるので、こ
の冷陰極蛍光ランプはむらのない−様な輝度を得ること
ができる。
極部に生じた熱は電極部より直接ガラス管体に伝わり、
このガラス管体より外部に放出されることにより、この
電極部と対向するガラス管体の管壁の表面温度の上昇を
小さく抑えることができるので、ガラス管体の軸方向の
温度を略−様にすることができる。さらに、このガラス
管体の軸方向に生じる温度勾配を小さくしてるので、こ
の冷陰極蛍光ランプはむらのない−様な輝度を得ること
ができる。
本発明の請求項2記載の液晶表示装置によれば、請求項
1記載の冷陰極蛍光ランプを使用したことにより、軸方
向にむらのない−様な輝度で液晶を照射しているので、
視覚で判別できる液晶の色むらを生じにくくすることが
できる。
1記載の冷陰極蛍光ランプを使用したことにより、軸方
向にむらのない−様な輝度で液晶を照射しているので、
視覚で判別できる液晶の色むらを生じにくくすることが
できる。
第1図は本発明の一実施例を示す冷陰極蛍光ランプの正
面図、第2図は同上電極部の正面図、第3図は同上側面
図、第4図は同上液晶表示装置の構成図、第5図は水銀
ガスの温度と紫外線の発光強度との関係を説明するグラ
フ、第6図はガラス管体の外径に対する肉厚の比と温度
差との関係を説明するグラフ、第7図はガラス管体の外
径に対する肉厚の比と単位電力あたりの輝度との関係を
説明するグラフ、第8図は同上能の実施例の電極部の正
面図、第9図は同上側面図、第10図は同上能の実施例
を示す冷陰極蛍光ランプの正面図、第11図は同上回路
構成図である。 ト ガラス管体、 端部、 電極 部、 ・冷陰極蛍光ランプ、 15・ 液晶表示装 置。 平成2年9月2 日 発 明 者 長 田 君 雄
面図、第2図は同上電極部の正面図、第3図は同上側面
図、第4図は同上液晶表示装置の構成図、第5図は水銀
ガスの温度と紫外線の発光強度との関係を説明するグラ
フ、第6図はガラス管体の外径に対する肉厚の比と温度
差との関係を説明するグラフ、第7図はガラス管体の外
径に対する肉厚の比と単位電力あたりの輝度との関係を
説明するグラフ、第8図は同上能の実施例の電極部の正
面図、第9図は同上側面図、第10図は同上能の実施例
を示す冷陰極蛍光ランプの正面図、第11図は同上回路
構成図である。 ト ガラス管体、 端部、 電極 部、 ・冷陰極蛍光ランプ、 15・ 液晶表示装 置。 平成2年9月2 日 発 明 者 長 田 君 雄
Claims (2)
- (1)ガラス管体の内部の端部に電極部を設け、 前記電極部の少なくとも一部が前記ガラス管体の管壁に
内接されていることを特徴とする冷陰極蛍光ランプ。 - (2)請求項1記載の冷陰極蛍光ランプを光源として形
成されたことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25982290A JPH04137430A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 冷陰極蛍光ランプおよび液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25982290A JPH04137430A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 冷陰極蛍光ランプおよび液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04137430A true JPH04137430A (ja) | 1992-05-12 |
Family
ID=17339478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25982290A Pending JPH04137430A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 冷陰極蛍光ランプおよび液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04137430A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040013263A (ko) * | 2002-08-05 | 2004-02-14 | (주)썬테크 | 냉음극 형광램프 |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP25982290A patent/JPH04137430A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040013263A (ko) * | 2002-08-05 | 2004-02-14 | (주)썬테크 | 냉음극 형광램프 |
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