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JPH04136157U - 硬さ可変シート - Google Patents

硬さ可変シート

Info

Publication number
JPH04136157U
JPH04136157U JP5145291U JP5145291U JPH04136157U JP H04136157 U JPH04136157 U JP H04136157U JP 5145291 U JP5145291 U JP 5145291U JP 5145291 U JP5145291 U JP 5145291U JP H04136157 U JPH04136157 U JP H04136157U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pad
seat
hardness
recess
pads
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5145291U
Other languages
English (en)
Inventor
浩幸 立山
Original Assignee
アラコ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アラコ株式会社 filed Critical アラコ株式会社
Priority to JP5145291U priority Critical patent/JPH04136157U/ja
Publication of JPH04136157U publication Critical patent/JPH04136157U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 個人のニーズに応じたシートを提供する。 【構成】 シート1には凹部28,38が形成されてお
り、前記凹部28,38を埋めるような形状にパッド2
2U,32Uが成形されている。パッド22U,32U
にはオプションとして硬さの異なる複数のパッドが準備
されている。これによって、ユーザは複数のパッドから
好みの硬さのパッドを選択してこのパッドを凹部28,
38に嵌め込むことにより、シートの着座部分の形状を
変えることなく自分の好みの硬さのシートを得ることが
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば車両のシート等、長時間連続して使用するシートに関する。
【0002】
【従来技術】
従来の車両等のシートは、標準的な体形の人が長時間連続的に使用しても疲れ にくいように、その着座する部分の形状や硬さが設計されている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、シートを使用する人の体形やあるいは好みによって、着座する 部分の硬さを変えたい場合もある。この時、例えば、硬すぎると感じた場合には 、座蒲団を敷く等の方法が考えられるが、この座蒲団によってシートのホールド 性の低下や、また吸発湿性の低下が生じる。 本考案の技術的課題は、シートの着座部分の形状を変えないで硬さのみを変え ることにより、シートの性能を低下させることなく個人の希望に合わせたシート を提供するものである。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
前記した課題を解決するために、本考案に係る硬さ可変シートは次のように構 成されている。 即ち、着座する部分には凹部が形成されている。そして、単体で、あるいは二 以上が組み合わされた状態で、前記凹部を埋めるような形状に成形された複数の パッドがある。さらに、前記複数のパッドは各々の硬さが異なっている。
【0005】
【作用】
本考案によると、複数のパッドから好みの硬さのパッドを選択して、このパッ ドを前記凹部に嵌め込むことにより、シートの着座部分の形状を変えないで自分 の好みの硬さのシートを得ることができる。
【0006】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例の説明を行う。 図1〜図3は、本考案の第一実施例に係る乗用車の硬さ可変シートを表してい る。シート1は、図3の断面図に示すように、パイプPや丸鋼Sおよびスプリン グ(図示されていない)等によってフレームが組まれており、このフレームの表 面側(人が着座する側)に所定の厚みを有するウレタン等で製作されたパッドU が固定されている。また裏面側はボードBに囲われている。 このシート1は、図1の斜視図に示すように、人が着座する着座部20と人が 寄り掛かる背もたれ部30とから構成されている。さらに着座部20は、座部2 2、サイド部24および前縁部26とに区分けされており、この座部22のパッ ド22Uが取り外せるようになっている。同様に、背もたれ部30は、バック座 部32、バックサイド部34およびバック上36とに区分けされており、バック 座部32のパッド32Uが取り外せるようになっている。
【0007】 図2は、着座部20のパッド22Uと背もたれ部30のパッド32Uとがシー ト1から取り外された状態を斜視図で表している。 着座部20からパッド22Uを取り外した後の凹部28には、その対向する一 対の側面に面ファスナー29bが固着されている。一方、パッド22Uの側面に も前記面ファスナー29bと連結可能な面ファスナー29aが固着されている。 これによって、パッド22Uが凹部28に嵌め込まれて両面ファスナー29a, 29bが当接すると、パッド22Uはしっかりと着座部20にセットされる。同 様に、背もたれ部30の凹部38にも、その対向する一対の側面に面ファスナー 39bが固着されており、またパッド32Uの側面にも前記面ファスナー39b と連結可能な面ファスナー39aが固着されている。このため、パッド32Uが 凹部38に嵌め込まれると、パッド32Uはしっかりと背もたれ部30にセット される。 パッド22Uおよびパッド32Uは、図3に示すように、硬さの異なる二枚の パッド(パッド32Uの場合、32a,32b)が重ね合わされて一個のパッド が製作されている。即ち、表面側と裏面側との硬さが異なるように製作されてい る。
【0008】 このようなパッド22Uの表裏を入れ替えるためには、パッド22Uの側面 (面ファスナー29aが固着されていない側面)と凹部28の側面(面ファスナ ー29bが固着されていない側面)との間に手を差し込み、パッド22Uを持っ て上方に引き上げれば良い。これによって、面ファスナー29a,29bの連結 が解除されて、パッド22Uは着座部20から取り外される。次に、パッド22 Uの裏と表を逆にして、このパッド22Uを再び面ファスナー29a,29bが 当接するように凹部28に嵌め込む。これによって、パッド22Uはしっかりと 着座部20に取り付けられる。パッド32Uの場合も全く同様の手順である。 このように、自分が希望する硬さの面が表側となるように、パッド22U,パ ット32Uを簡単にセットすることができる。
【0009】 図4は、本考案の第二実施例に係る乗用車の硬さ可変シートを表している。 本実施例のシートに使用されるパッド122U,132Uは一個のパッドが均 一の硬さに製作されており、このパッド122U,132Uの各々についてオプ ションとして硬さの異なる複数のパッドが用意されている(図面では四種類のも のが示されている)。したがって、ユーザはこの複数種類のパットの中から自分 が希望する硬さのパッドを選択してこれを着座部20および背もたれ部30にセ ットすることができる。
【考案の効果】
本考案によると、シートの着座部分の形状を変えないでシートを自分の好みの 硬さにすることができるために、シートのホールド性等が低下することなく座り 心地が向上する。また、パッドの交換により簡単にシートの硬さを変えられるた めに、走行条件に応じてシートの硬さを変えることも可能となる。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例に係る硬さ可変シートの斜視図であ
る。
【図2】第一実施例に係る硬さ可変シートからパッドが
取り外された状態の斜視図である
【図3】図1のIII − III矢視図である。
【図4】第二実施例に係る硬さ可変シートの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 シート 20 着座部 22U パッド 28 凹部 30 背もたれ部 32U パッド 38 凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着座する部分に形成された凹部と、単体
    で、あるいは二以上が組み合わされた状態で、前記凹部
    を埋めるような形状に成形された複数のパッドとを有
    し、前記複数のパッドは各々の硬さが異なることを特徴
    とする硬さ可変シート。
JP5145291U 1991-06-06 1991-06-06 硬さ可変シート Pending JPH04136157U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5145291U JPH04136157U (ja) 1991-06-06 1991-06-06 硬さ可変シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5145291U JPH04136157U (ja) 1991-06-06 1991-06-06 硬さ可変シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04136157U true JPH04136157U (ja) 1992-12-17

Family

ID=31928336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5145291U Pending JPH04136157U (ja) 1991-06-06 1991-06-06 硬さ可変シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04136157U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007515981A (ja) * 2003-06-30 2007-06-21 ザ ウェイ トゥ ウィン リミティド シートの座席部分
WO2020208939A1 (ja) * 2019-04-12 2020-10-15 株式会社ブリヂストン 座席シート用のクッション材の製造方法、座席シート用のクッション材、装填体の製造方法、及び、装填体

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