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JPH04133612U - 同一形状のリンクと搬送物積載板とを連結したコンベヤ - Google Patents

同一形状のリンクと搬送物積載板とを連結したコンベヤ

Info

Publication number
JPH04133612U
JPH04133612U JP4918291U JP4918291U JPH04133612U JP H04133612 U JPH04133612 U JP H04133612U JP 4918291 U JP4918291 U JP 4918291U JP 4918291 U JP4918291 U JP 4918291U JP H04133612 U JPH04133612 U JP H04133612U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
loading plate
protrusions
chain
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4918291U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0720086Y2 (ja
Inventor
勉 石見
貴司 中川
勇一 藤原
智之 佐治
Original Assignee
株式会社椿本チエイン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社椿本チエイン filed Critical 株式会社椿本チエイン
Priority to JP1991049182U priority Critical patent/JPH0720086Y2/ja
Publication of JPH04133612U publication Critical patent/JPH04133612U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0720086Y2 publication Critical patent/JPH0720086Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Chain Conveyers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 同一形状のリンクと同一形状の搬送物積載板
とによって構成された組立に時間を要しないコンベヤを
提供する。 【構成】 コンベヤは、本体32と、前記本体から突出
し両側に突部が、根元に前記突部間より細径の首部がそ
れぞれ形成された連結片31とが一体に形成され、さら
に、前記本体に、前記各突部が没入する凹部と、前記連
結片と反対側の位置で前記各凹部と連続し前記首部を受
け入れる幅狭部と、前記各凹部から庇状に突出して前記
凹部を覆う抜け止め部と、外側面の両側に突出した一対
の舌片39,40とを形成したリンクを連結したチェー
ンと、長手方向に突条61が形成された板状の搬送物積
載板60とを有しており、搬送物積載板の両端を、前記
突条と前記一対の舌片を係合させることによって前記チ
ェーンに連結することによって組立られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、同一形状のリンクと同一形状の搬送物積載板とによって構成された コンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、同一形状のリンクを連結して構成されるコンベヤとして図12に示すも のある。このコンベヤ20は、複数本のチェーン21を平行に並べた、いわば多 列チェーンの構造をしている。 各チェーン21は、図13、図14に示すように、リンク22に形成された受 け入れ部23に連結リンク24を係合して、受け入れ部23の両側から庇状に突 出した抜け止め部25,25の抜け防止により複数の同一形状のリンク22を連 結して構成されている。この各チェーン21は、速度が同一であり、あたかも1 本のコンベヤの如く循環移動し、搬送物を搬送するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このようなコンベヤ20は、幅が広くなったり、全長が長くなった りすると、多数のリンク22と連結リンク24を必要とするとともに、組立に手 間を要するという問題点を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、本体と、前記本体から突出し両側に突部が、根元に前記突部間より 細径の首部がそれぞれ形成された連結片とが一体に形成され、さらに、前記本体 に、前記各突部が没入する凹部と、前記連結片と反対側の位置で前記各凹部と連 続し前記首部を受け入れる幅狭部と、前記各凹部から庇状に突出して前記凹部を 覆う抜け止め部と、外側面の両側に突出した一対の舌片とを形成したリンクを連 結したチェーンと、長手方向に突条が形成された板状の搬送物積載板とを有し、 前記搬送物積載板の両端を、前記突条と前記一対の舌片とを係合させることによ り連結して構成されたコンベヤにより、前記の課題を解決したものである。
【0005】
【作用】
コンベヤは、互いに平行な同一形状の搬送物積載板の端部同士を、同一形状の リンクを互いに連結して形成された複数のチェーンによって連結することにより 組立られる。 チェーンの組立は次の手順によって行なわれる。 先ず、隣り合わせたリンクを互いに屈曲且つ隣のリンクの両側の突部をリンク の配列方向に向けた状態で、抜け止め部に隣のリンクの連結片を挿入する。次に 、隣のリンクを屈曲状態のまま回転させ凹部に隣のリンクの突部を没入させる。 最後に、リンクを互いに前記屈曲状態より直線状態に近付け、隣のリンクの首 部を幅狭部に入れる。 このようにして、順次リンクを連結してチェーンにする。 最後、リンクの外側面に突出した一対の舌片を搬送物積載板の突条に係合させ 、搬送物積載板とチェーンとを連結することによって、コンベヤが組上がる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 コンベヤ50は、図1に示すように、セラッミク成形品のリンク30とセラミ ック押出成形品の搬送物積載板60とで構成されており、炉のような高温の場所 で使用される。 リンク30は、図2乃至図4に示すように、連結片31と本体32が一体成形 されており、連結するとチェーン33(図1参照)になる。 連結片31は、本体32から突出しており、連結方向に沿った両側には突出し た突部34,34が形成されている。又、根元の首部35は両突部34,34間 の距離より狭い細径になっている。
【0007】 本体32は、隣のリンクの連結片31を受け入れて係合させる部分であり、隣 のリンクの突部34,34が没入する凹部36と、連結片31と反対の位置で凹 部36と連続し首部35を受け入れる幅狭部37と、各凹部36から庇状に突出 して凹部36を覆う抜け止め部38とが形成されている。 本体32の両側には、それぞれ一対一組とした舌片39,39,40,40が 形成されている。 舌片39,39,40,40同士の対向面側には、傾斜面41,42,43, 44が形成されている。
【0008】 次に、図5乃至図8に基づいて、第1リンク130と第2リンク230を連結 してチェーン33にする手順について説明する。なお、説明の便宜上、第1、第 2リンク130,230に関する各部分は、図2乃至図4の符号の先頭にそれぞ れ数字1,2を付す。 先ず、図5に示すように、第1、第2リンク130,230を互いに略々直角 且つ第2リンク230の両側の突部234,234をリンクの配列方向に向けた 状態にして、第1リンク130の抜け止め部138に第2リンク230の連結片 231を矢印A方向に挿入する。 そして、第2リンク230を前記直角状態のままその長手軸の周りに矢印B方 向に略々90度回転させ、図7、図8に示すように、第2リンク230の突部2 34,234を凹部136に没入させる。
【0009】 その後、図7に示すように、第2リンク230を、直角状態から、矢印C方向 に傾動させると、首部235が幅狭部137に入り込み、2つのリンク130, 230は直線状態になり、連結組立が完了する。 その後、同様にして、第2リンク230の凹部に第3リンク(図示省略)の突 部を没入させ、以下順次リンクを連結してチェーン33にする。
【0010】 搬送物積載板60は、図9、図10に示すように、断面末広がり状の突条61 が長手方向に形成された板状部材である。突条61の一端は、図11に示すよう に、リンク30の斜面41と斜面42の間に係合し、他端は他のリンクの斜面4 3と斜面44の間とに係合しうるようになっている。突条61は搬送物積載板6 0全体を補強する役目もしている。 この搬送物積載板60は、押出成形後、任意の長さに切断することできるよう になっている。
【0011】 コンベヤ50は、互い平行に配列した搬送物積載板60の両端を、突条61と 一対の舌片39,39,40,40との係合を介して2本のチェーン33,33 によって連結することにより組立られる。 組立られたコンベヤ50は、搬送物積載板60に搬送物を載せて循環移動しな がら搬送物を搬送することができる。循環移動中のコンベヤ50において、搬送 物を搬送し終り、戻り移動する側は図11が天地逆になったような状態になるが 、搬送物積載板60は突条61と一対の舌片39,39,40,40の斜面41 ,42,43,44との係合によってチェーンから脱落するようなことはない。
【0012】 又、組立られたコンベヤ50は、図11に示すように、搬送物積載板60の板 部62の厚みT寸法より、一対の舌片39,39とリンク30の上面301との 間の寸法の方を長く形成してあり、この差の部分が搬送物の落下を防止するガイ ドとなっている。なお、他の一対の舌片40,40も同様に一部分がガイドにな っていることは勿論である。搬送物積載板60とリンク30とを面一にした場合 は、搬送物を横滑りさせてコンベヤ50の両脇から搬入搬出を行なうことができ る。 さらに、コンベヤ50の幅は、搬送物積載板60を任意の長さに切断すること によって、変更することができる。
【0013】
【考案の効果】
本考案のコンベヤは、互いに平行な同一形状の搬送物積載板の端部同士を、同 一形状のリンクを互いに連結して形成された複数のチェーンによって連結して構 成されているので、部品点数が少なく、且つ組立が容易になるという効果を奏す る。 又、搬送物積載板には突条が形成されているため、搬送物積載板が補強され、 簡単な構造にして、強度を向上させることができるという効果も奏する。 そして、請求項2のように、リンクと搬送物積載板をセラミック製とすれば、 炉のような高温の場所で使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のコンベヤの平面図である。
【図2】リンクの底面図である。
【図3】図2の右側面図である。
【図4】図2を手前側から見た図である。
【図5】リンク同士を連結する最初の段階の組立図であ
る。
【図6】図5の平面図である。
【図7】リンク同士を連結する終りの段階の組立図であ
る。
【図8】図7の平面図である。
【図9】搬送物積載板の平面図である。
【図10】図9を手前側から見た図である。
【図11】図1中11−11矢視断面図である。
【図12】従来のコンベヤの平面図である。
【図13】図12のコンベヤを構成しているチェーンの
底面図である。
【図14】図13中14−14矢視断面図である。
【符号の説明】
30 リンク 31 連結片 32 本体 33 チェーン 34 突部 35 首部 36 凹部 37 幅狭部 38 抜け止め部 39,40 舌片 50 コンベヤ 60 搬送物積載板 61 突条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐治 智之 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、前記本体から突出し両側に突部
    が、根元に前記突部間より細径の首部がそれぞれ形成さ
    れた連結片とが一体に形成され、さらに、前記本体に、
    前記各突部が没入する凹部と、前記連結片と反対側の位
    置で前記各凹部と連続し前記首部を受け入れる幅狭部
    と、前記各凹部から庇状に突出して前記凹部を覆う抜け
    止め部と、外側面の両側に突出した一対の舌片とを形成
    したリンクを連結したチェーンと、長手方向に突条が形
    成された板状の搬送物積載板とを有し、前記搬送物積載
    板の両端を、前記突条と前記一対の舌片とを係合させる
    ことにより前記チェーンに連結したことを特徴とする、
    コンベヤ。
  2. 【請求項2】 前記リンクと前記搬送物積載板とがセラ
    ミック製である、請求項1のコンベヤ。
JP1991049182U 1991-05-31 1991-05-31 同一形状のリンクと搬送物積載板とを連結したコンベヤ Expired - Lifetime JPH0720086Y2 (ja)

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JP1991049182U JPH0720086Y2 (ja) 1991-05-31 1991-05-31 同一形状のリンクと搬送物積載板とを連結したコンベヤ

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Publication Number Publication Date
JPH04133612U true JPH04133612U (ja) 1992-12-11
JPH0720086Y2 JPH0720086Y2 (ja) 1995-05-10

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JP1991049182U Expired - Lifetime JPH0720086Y2 (ja) 1991-05-31 1991-05-31 同一形状のリンクと搬送物積載板とを連結したコンベヤ

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6293108A (ja) * 1985-06-29 1987-04-28 Hirotsune Momose コンベア−ベルト
JPH02221007A (ja) * 1989-02-21 1990-09-04 Uingu Haisera:Kk コンベアベルト
JPH02129317U (ja) * 1989-03-30 1990-10-25

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Publication date
JPH0720086Y2 (ja) 1995-05-10

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