JPH04119736U - 車両のサイドミラー装置 - Google Patents
車両のサイドミラー装置Info
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- JPH04119736U JPH04119736U JP2399491U JP2399491U JPH04119736U JP H04119736 U JPH04119736 U JP H04119736U JP 2399491 U JP2399491 U JP 2399491U JP 2399491 U JP2399491 U JP 2399491U JP H04119736 U JPH04119736 U JP H04119736U
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- JP
- Japan
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- stay
- mirror device
- side mirror
- vehicle
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 所謂ウエスタンミラー装置等の、車両のサイ
ドミラー装置10を、運転席からの操作で格納する。 【構成】 フロントピラー2より延出するアーム16
と、このアーム16及びカバー12に回動自在に支持さ
れたステー17と、このステー17に取り付けられたミ
ラー本体18と、フロントピラー2内に配置されてカバ
ー12で覆われ、ステー17を回動させる電動モータ
(図示せず)とを備えたサイドミラー装置10である。
ステー17は、回動手段21と回動軸17bとを結ぶ軸
を中心に回動する。運転席に配置された操作スイッチで
電動モータを正転あるいは逆転させ、ミラー本体18を
使用位置(2点鎖線位置)あるいは格納位置(実線位
置)に回動させる。
ドミラー装置10を、運転席からの操作で格納する。 【構成】 フロントピラー2より延出するアーム16
と、このアーム16及びカバー12に回動自在に支持さ
れたステー17と、このステー17に取り付けられたミ
ラー本体18と、フロントピラー2内に配置されてカバ
ー12で覆われ、ステー17を回動させる電動モータ
(図示せず)とを備えたサイドミラー装置10である。
ステー17は、回動手段21と回動軸17bとを結ぶ軸
を中心に回動する。運転席に配置された操作スイッチで
電動モータを正転あるいは逆転させ、ミラー本体18を
使用位置(2点鎖線位置)あるいは格納位置(実線位
置)に回動させる。
Description
【0001】
本考案は、遠隔操作で格納することができる所謂ウエスタンミラー装置等の、
車両のサイドミラー装置に関する。
【0002】
ワゴン車等のワンボックス車には、サイドミラー装置として所謂ウエスタンミ
ラー装置が取り付けられている。従来、この種のサイドミラー装置は、図5に示
すように、左側のフロントピラー2に取り付けられたステー6と、該ステー6に
回動可能に取り付けられたミラー本体7等より構成されている。ステー6は、ミ
ラー本体7を車体の前方及び横方に大きく張り出させ、運転席から車両左方及び
後方を確認することができるようにしている。
【0003】
しかしながら、上記従来のサイドミラー装置においては、ミラー本体7が車体
より大きく張り出しているために、狭い道を走行する場合に電柱等の障害物に干
渉することがあり、また、駐車する場合には駐車スペースを広くとってしまう等
の問題があった。
【0004】
また、ミラー本体7内に電動モータを配設し、この電動モータを運転席から遠
隔操作し、ミラー本体7をステー6の周りに回動させて格納することも考えられ
るが、この場合には、ミラー本体7の重量が増加し、走行時にミラー本体7が振
動し易くなると共に、電動モータへ延びるハーネス類をステー6内に通す必要が
あり生産性に劣る等の問題もあった。
【0005】
本考案は、上述の問題点を解決するためになされたもので、遠隔操作でミラー
本体を格納することができ、しかも、ミラー本体の軽量化と生産性の向上とを図
ることのできる車両のサイドミラー装置を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するために本考案によれば、車両のフロントピラーに、当該フ
ロントピラーの周りを回動自在に支持されたステーと、このステーに取り付けら
れたミラー本体と、フロントピラーに取り付けられ、所定の範囲内でステーを回
動させるアクチュエータとを備えて構成するものである。
【0007】
アクチュエータがステーを回動させると、ミラー本体がフロントピラーの周り
に回動する。このアクチュエータを、例えば運転席に配置された操作スイッチで
遠隔操作し、ミラー本体を使用位置と格納位置とに回動させることができる。
【0008】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1は、本考案に係る車両のサイドミラー装置を適用した所謂ワンボックス車
を示し、このワンボックス車1の左側のフロントピラー2にサイドミラー装置1
0が取り付けられている。
【0009】
フロントピラー2は、インナプレート(図示せず)及びアウタプレート2aよ
り構成された筒状の支柱で、所定の角度で傾斜している。このフロントピラー2
には、連結部材11と、後述する電動モータ19及びギヤボックス28を収納す
るための孔2bが設けられている。
連結部材11は、図2に示すように、板部11a及び円筒部11bより構成さ
れ、これらは一体に成形されている。板部11aは、アウタプレート2aの上端
近傍位置に螺着固定されている。円筒部11bは、車両前方に向けて水平に延出
している。
【0010】
前記孔2bは、アウタプレート2aの下端近傍位置に設けられている。この孔
2bは、図3に示すように、カバー12で覆われている。カバー12は、天板1
2a及び周板12bより構成され、これらは一体に成形されている。カバー12
の天板12aには、小径孔12cが穿設されている。また、この天板12aの裏
面には、小径孔12cを囲む軸受14が取り付けられている。カバー12の周板
12bは、アウタプレート2aに固着されている。
【0011】
サイドミラー装置10は、アーム16、ステー17、ミラー本体18及び電動
モータ19等より構成されている。
アーム16は、棒状の部材である。このアーム16の基端16aは、連結部材
11の円筒部11bに脱落不能に嵌め込まれている。従って、このアーム16は
、車両前方に向けて水平に延びている。そして、アーム16の先端16bは、カ
バー12の上方近傍に位置している。
【0012】
ステー17は、一端17aより水平な一方向に向けて延びた後、下方に向けて
折曲されて垂直部を形成し、水平な他方向に向けて折曲されて延び、さらに、下
方に向けて折曲されて回動軸17bを形成している。ステー17の一端17aは
、回動手段21を介してアーム16の先端16bに連結されている。この回動手
段21は、アーム16の先端16b及びステー17の一端17aにそれぞれ取り
付けられた各リング状部材22と、ステー17の回動軸17bと同一の直線上に
配置されたシャフト23等より構成され、各リング状部材22は、シャフト23
により回動自在に連結されている。従って、ステー17の一端17aは、アーム
16の先端16bに対して回動自在とされている。
【0013】
また、このステー17の回動軸17bは、カバー12の小径孔12cに挿入さ
れ軸受14により支持されている。従って、回動軸17bは、カバー12に対し
て回動自在に取り付けられている。そして、回動軸17bの下端には、ピニオン
25が相対回動不能に取り付けられている。
ミラー本体18は、ステー17の垂直部を包むように取り付けられている。ミ
ラー本体18の後面にはミラーが取り付けられており、ミラー本体18の使用位
置(図2及び図4中2点鎖線位置)において、運転者の車両左方及び後方の視界
を確保している。また、ミラー本体18は、格納位置(同図中実線位置)におい
ては、ワンボックス車1のウインドシールドガラス4の前方且つフロントバンパ
5の上方に配置されている。
【0014】
電動モータ19は、図3に示すように、カバー12に対応する部位のフロント
ピラー2内に収納され、このフロントピラー2の内面にブラケット27を介して
固定されている。電動モータ19の出力軸19aは、ギヤボックス28を介して
ピニオン25に連結されている。ギヤボックス28は、ウォームとウォームホイ
ール(ともに図示せず)とを備えており、電動モータ19の回転は減速されてピ
ニオン25に伝達される。一方、ピニオン25の回転は、電動モータ19に伝達
されることはない。
【0015】
電動モータ19は、運転席に配置された操作スイッチ(図示せず)により遠隔
操作される。操作スイッチのボタンが押し込まれると、電動モータ19が所定時
間だけ正転し、また、ボタンを中立位置に復帰させると、電動モータ19が所定
時間だけ逆転する。この電動モータ19が所定時間内だけ正転あるいは逆転する
と、ピニオン25は所定の角度だけ正方向あるいは逆方向に回動される。
【0016】
以下、作用を説明する。
ミラー本体18が使用位置にある場合において、運転者が操作スイッチのボタ
ンを押し込み操作すると、電動モータ19が所定時間だけ正転してピニオン25
を所定の角度だけ正方向に回動させる。従って、ミラー本体18を支持するステ
ー17が、回動手段21のシャフト23とステー17の回動軸17bとを結ぶ軸
を中心にして、図4中矢印C方向に回動し、ミラー本体18は格納位置へと格納
される。
【0017】
また、ミラー本体18が格納位置にある場合において、運転者が操作スイッチ
を操作すると、電動モータ19が逆転してピニオン25を所定の角度だけ逆方向
に回動させる。従って、ステー17が、シャフト23と回動軸17bとを結ぶ軸
を中心にして、図4中矢印CC方向に回動し、ミラー本体18が使用位置へと回
動する。
【0018】
なお、本実施例においては、ステー17の一端17aを、回動手段21及びア
ーム16を介してフロントピラー2に取り付け、このステー17を、シャフト2
3と回動軸17bとを結ぶ軸を中心に回動させる構成としたがこれに限るもので
はなく、例えば、ステーの一端を、回動手段を介してフロントピラーに取り付け
、ステーを、当該ステーの回動軸とこの回動手段とを結ぶ軸を中心に回動させる
構成としても良く、この場合には、フロントピラーから延出するアームを省略す
ることができる。
【0019】
以上説明したように本考案によれば、上述のように車両のサイドミラー装置を
構成したので、サイドミラー装置を遠隔操作で格納することができ、しかも、ア
クチュエータがフロントピラー側に設けられているので、ミラー本体の軽量化と
生産性の向上とを図ることができる等の優れた効果がある。
【図1】本考案に係る車両のサイドミラー装置を適用し
たワンボックス車の一実施例を示す斜視図である。
たワンボックス車の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のサイドミラー装置の拡大図である。
【図3】図1のフロントピラーの下端近傍位置での断面
図である。
図である。
【図4】図2のサイドミラー装置の平面図である。
【図5】従来のサイドミラー装置の斜視図である。
1 ワンボックス車
2 フロントピラー
10 サイドミラー装置
16 アーム
17 ステー
18 ミラー本体
19 電動モータ
28 ギヤボックス
Claims (1)
- 【請求項1】 車両のフロントピラーに、当該フロント
ピラーの周りを回動自在に支持されたステーと、このス
テーに取り付けられたミラー本体と、フロントピラーに
取り付けられ、所定の範囲内でステーを回動させるアク
チュエータとを備えたことを特徴とする車両のサイドミ
ラー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2399491U JPH04119736U (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 車両のサイドミラー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2399491U JPH04119736U (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 車両のサイドミラー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04119736U true JPH04119736U (ja) | 1992-10-27 |
Family
ID=31909041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2399491U Withdrawn JPH04119736U (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 車両のサイドミラー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04119736U (ja) |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP2399491U patent/JPH04119736U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950713 |