JPH04119330A - 光導電型液晶ライトバルブ - Google Patents
光導電型液晶ライトバルブInfo
- Publication number
- JPH04119330A JPH04119330A JP23965490A JP23965490A JPH04119330A JP H04119330 A JPH04119330 A JP H04119330A JP 23965490 A JP23965490 A JP 23965490A JP 23965490 A JP23965490 A JP 23965490A JP H04119330 A JPH04119330 A JP H04119330A
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- JP
- Japan
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- light
- liquid crystal
- layer
- photoconductive
- writing
- Prior art date
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- Pending
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、7投写型液晶表示装置に用いられる光導電型
液晶ライトバルブに関する。
液晶ライトバルブに関する。
背景技術
一般に、光導電型液晶ライトバルブは、書込み光によっ
てその光導電層に像を描き、この光導電層の感光反応に
応じた電圧変化を液晶層に印加し、当該液晶分子の配向
の変化に対応した読出し反射光量をもってスクリーン等
に投写するのである。
てその光導電層に像を描き、この光導電層の感光反応に
応じた電圧変化を液晶層に印加し、当該液晶分子の配向
の変化に対応した読出し反射光量をもってスクリーン等
に投写するのである。
この光導電型液晶ライトバルブを光書込みによる投写型
デイスプレィに応用する場合、光導電層の書込み面上に
は書込み光によって走査される。
デイスプレィに応用する場合、光導電層の書込み面上に
は書込み光によって走査される。
この場合、ある一つの画素について着目すると、第2図
(a)に示されるように、当該書込み面は比較的照射時
間の短いパルス光によって書込まれることになる。
(a)に示されるように、当該書込み面は比較的照射時
間の短いパルス光によって書込まれることになる。
一方、ライトバルブをテレビモニタ用に使用する場合、
液晶層に充分な応答をさせるには、第2図(b)の如く
、通常数10m5ec (1フレ一ム時間)程度の電圧
の印加が必要である。
液晶層に充分な応答をさせるには、第2図(b)の如く
、通常数10m5ec (1フレ一ム時間)程度の電圧
の印加が必要である。
この液晶層に印加する電圧を書込み光に応して変化させ
るだめの光導電層として従来のアモルファスシリコン(
以下a−5iと称す)膜を用いた場合の書込み特性を第
3図に示す。
るだめの光導電層として従来のアモルファスシリコン(
以下a−5iと称す)膜を用いた場合の書込み特性を第
3図に示す。
同図(a)は、光導電膜に照射する書込みパルス光であ
り、これをライトバルブの書込み側より入射すると、同
図(b)に示すようにa−5iのインピーダンス変化は
書込みパルス光に対して鋭敏に反応し、該パルス光の立
下りと同時にa−5lのインピーダンスも瞬時に定常値
にもどってしまう。したかって、同図(C)に示すよう
に、液晶層に印加される電圧も当該立下りにおいて直ち
に基準電圧へと立下がることになるので液晶層もこれに
応答し、この液晶層を介して反射する読出し光における
輝度信号も同図(d)の如く、書込み光がなくなると、
瞬時に暗レベルの値にもどってしまい、液晶層を1フレ
ーム相当時間分応答させることができなくなるのである
。
り、これをライトバルブの書込み側より入射すると、同
図(b)に示すようにa−5iのインピーダンス変化は
書込みパルス光に対して鋭敏に反応し、該パルス光の立
下りと同時にa−5lのインピーダンスも瞬時に定常値
にもどってしまう。したかって、同図(C)に示すよう
に、液晶層に印加される電圧も当該立下りにおいて直ち
に基準電圧へと立下がることになるので液晶層もこれに
応答し、この液晶層を介して反射する読出し光における
輝度信号も同図(d)の如く、書込み光がなくなると、
瞬時に暗レベルの値にもどってしまい、液晶層を1フレ
ーム相当時間分応答させることができなくなるのである
。
発明の概要
[発明の目的]
よって、本発明の目的は、書込み光に対する読出し光出
力の応答を長く保持する光導電型液晶ライトバルブを提
供することである。
力の応答を長く保持する光導電型液晶ライトバルブを提
供することである。
[発明の構成]
本発明による光導電型液晶ライトバルブは、光導電層及
び液晶層が積層され、前記光導電層及び液晶層の外側に
一対の透明電極が配された構成の光導電型液晶ライトバ
ルブであって、前記光導電層はホロンの混在するアモル
ファスシリコンからなることを特徴とするものである。
び液晶層が積層され、前記光導電層及び液晶層の外側に
一対の透明電極が配された構成の光導電型液晶ライトバ
ルブであって、前記光導電層はホロンの混在するアモル
ファスシリコンからなることを特徴とするものである。
[発明の作用]
本発明による光導電型液晶ライトバルブにおいては、ア
モルファスシリコンにボロンを混在した光導電層の導電
性が、書込み光に応答して低下し書込み光の消滅後にお
いても導電性の低下か持続する故、液晶層の配向変化に
必要な印加電圧を持続させ、書込み光に対して充分大な
る読出し光出力を得ることができる。
モルファスシリコンにボロンを混在した光導電層の導電
性が、書込み光に応答して低下し書込み光の消滅後にお
いても導電性の低下か持続する故、液晶層の配向変化に
必要な印加電圧を持続させ、書込み光に対して充分大な
る読出し光出力を得ることができる。
実施例
第1図は本発明の実施例を示すブロック図であり、図に
おいて液晶層1の周りにはスペーサ2が設けられ、液晶
層1の両面には液晶配向膜3,4が配されている。この
液晶層1と先導電膜5とが光反射膜(誘電体ミラー)6
及び光吸収膜(光遮断膜)7を挟んで積層されている。
おいて液晶層1の周りにはスペーサ2が設けられ、液晶
層1の両面には液晶配向膜3,4が配されている。この
液晶層1と先導電膜5とが光反射膜(誘電体ミラー)6
及び光吸収膜(光遮断膜)7を挟んで積層されている。
光反射膜6は読出し側から入射する投写光を反射するた
めのもの、光吸収膜7は光反射膜6からの漏れ光を吸収
するためのものである。液晶層1と光導電膜5の外側に
は透明電極としての透明導電膜8.9か配されており、
これらの全てはガラス基板10.11によって封止され
ている。透明導電膜8,9の間には交流電圧が駆動電源
12によって印加されている。
めのもの、光吸収膜7は光反射膜6からの漏れ光を吸収
するためのものである。液晶層1と光導電膜5の外側に
は透明電極としての透明導電膜8.9か配されており、
これらの全てはガラス基板10.11によって封止され
ている。透明導電膜8,9の間には交流電圧が駆動電源
12によって印加されている。
光導電膜5の組織は、アモルファスシリコン(a−3t
:H)にボロン(B)を添加したものである。かかる光
導電膜5の形成は、B2 Hs /SiH4比て1〜1
1000ppの割合で生成した混合ガスを用いた蒸着に
よることができる。
:H)にボロン(B)を添加したものである。かかる光
導電膜5の形成は、B2 Hs /SiH4比て1〜1
1000ppの割合で生成した混合ガスを用いた蒸着に
よることができる。
ライトバルブに入射された書込み光は、ガラス基板11
及び透明導電膜9を透過し、光導電膜5の書込み面に像
を描いて照射する。光導電膜5の書込み面のうち、上記
書込み光によって照射された部分の導電性は、その書込
み光の光出力強度に応じて低下するので、駆動電源12
による電圧が液晶層1に加わり、液晶分子の配向を変化
せしめる。
及び透明導電膜9を透過し、光導電膜5の書込み面に像
を描いて照射する。光導電膜5の書込み面のうち、上記
書込み光によって照射された部分の導電性は、その書込
み光の光出力強度に応じて低下するので、駆動電源12
による電圧が液晶層1に加わり、液晶分子の配向を変化
せしめる。
一方、偏光プリズム13から入射された読出し光は、上
記書込み光に応じて配列の変化する液晶分子によって、
液晶層及びその側面に配される光反射膜6に反射または
吸収される。反射した反射光は、液晶配向膜3、透明導
電膜8、ガラス基板10及び偏光プリズム13を透過し
た後、図示せぬスクリーンへ投写される。
記書込み光に応じて配列の変化する液晶分子によって、
液晶層及びその側面に配される光反射膜6に反射または
吸収される。反射した反射光は、液晶配向膜3、透明導
電膜8、ガラス基板10及び偏光プリズム13を透過し
た後、図示せぬスクリーンへ投写される。
第4図は、本実施例における光導電層(a−Si)にボ
ロン(B)を添加した場合のライトバルブの書込み特性
である。
ロン(B)を添加した場合のライトバルブの書込み特性
である。
同図(a)に示すような書込み光、例えば100ns〜
1ms幅のパルス光を、液晶層1に書込み側より入射す
ると、光導電膜9のインピーダンスは、同図(b)のよ
うに変化する。これを第3図(b)と比較すれば明らか
なように、光導電層9のインピーダンスは、書込みパル
ス光の消失後すなわち該パルス光の立下りにおいて、ボ
ロンを添加しない場合よりもゆっくりと定常値に立上が
る。
1ms幅のパルス光を、液晶層1に書込み側より入射す
ると、光導電膜9のインピーダンスは、同図(b)のよ
うに変化する。これを第3図(b)と比較すれば明らか
なように、光導電層9のインピーダンスは、書込みパル
ス光の消失後すなわち該パルス光の立下りにおいて、ボ
ロンを添加しない場合よりもゆっくりと定常値に立上が
る。
よって、同図(c)に示されるように、液晶層1に印加
される電圧もそれに応じてゆっくりと基準電圧値まで下
がることになるので、液晶層1の応答時間も長くなり、
同図((])のように読出し光における輝度信号も長時
開明レヘルを持続させることかできるのである。
される電圧もそれに応じてゆっくりと基準電圧値まで下
がることになるので、液晶層1の応答時間も長くなり、
同図((])のように読出し光における輝度信号も長時
開明レヘルを持続させることかできるのである。
なお、上記実施例では、1フレ一ム時間を目安として、
ライトバルブの読出し光出力における輝度信号を明レベ
ルに保持したか、第5図に示されるように、添加するボ
ロンの量を変えることによって光導電層の導電性変化特
性を変えることかできるので、種々の装置に合わせて該
ライトバルブの読出し光出力強度を加減することが可能
となる。
ライトバルブの読出し光出力における輝度信号を明レベ
ルに保持したか、第5図に示されるように、添加するボ
ロンの量を変えることによって光導電層の導電性変化特
性を変えることかできるので、種々の装置に合わせて該
ライトバルブの読出し光出力強度を加減することが可能
となる。
但し、第5図は、波長670nm、パルス幅10μs、
エネルギー1μJ/c−の書込み光、及びHeNeレー
サレーる読出し光を用いて測定したものである。
エネルギー1μJ/c−の書込み光、及びHeNeレー
サレーる読出し光を用いて測定したものである。
発明の詳細
な説明したように、本発明の光導電型液晶ライトバルブ
においては、アモルファスシリコンにボロンを混在させ
てなる光導電層か、書込みパルス光消滅後も液晶層に必
要な印加電圧を暫時持続させるので、書込み光に対する
充分な読出し光レヘルを1与る二とかできる。
においては、アモルファスシリコンにボロンを混在させ
てなる光導電層か、書込みパルス光消滅後も液晶層に必
要な印加電圧を暫時持続させるので、書込み光に対する
充分な読出し光レヘルを1与る二とかできる。
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は]
つの画素について着目した時の書込み光の入射レヘル及
びそれに対する液晶の応答特性を示す図、第3図はa−
3iにボロンを添加しない場合の従来の光導電型液晶ラ
イトバルブにおける書込み特性を示す図、第4図は本発
明実施例における書込み特性を示す図、第5図はa−5
iに添加するボロンの添加量を変えた場合の書込み特性
を示す図である。 主要部分の符号の説明 1・・・液晶層 5・・・光導電膜 8.9・・・透明導電膜 出願人 パイオニア株式会社
つの画素について着目した時の書込み光の入射レヘル及
びそれに対する液晶の応答特性を示す図、第3図はa−
3iにボロンを添加しない場合の従来の光導電型液晶ラ
イトバルブにおける書込み特性を示す図、第4図は本発
明実施例における書込み特性を示す図、第5図はa−5
iに添加するボロンの添加量を変えた場合の書込み特性
を示す図である。 主要部分の符号の説明 1・・・液晶層 5・・・光導電膜 8.9・・・透明導電膜 出願人 パイオニア株式会社
Claims (1)
- 光導電層及び液晶層が積層され、前記光導電層及び液晶
層の外側に一対の透明電極が配された構成の光導電型液
晶ライトバルブであって、前記光導電層はボロンの混在
するアモルファスシリコンからなることを特徴とする光
導電型液晶ライトバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23965490A JPH04119330A (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 光導電型液晶ライトバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23965490A JPH04119330A (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 光導電型液晶ライトバルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04119330A true JPH04119330A (ja) | 1992-04-20 |
Family
ID=17047920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23965490A Pending JPH04119330A (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 光導電型液晶ライトバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04119330A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7082908B2 (en) | 2004-03-26 | 2006-08-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Cooling structure of cylinder block |
US7216611B2 (en) | 2004-03-10 | 2007-05-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Cooling structure of cylinder block |
US7278380B2 (en) | 2004-03-31 | 2007-10-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Cooling structure of cylinder block |
US7278381B2 (en) | 2004-03-31 | 2007-10-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Cooling structure of cylinder block |
-
1990
- 1990-09-10 JP JP23965490A patent/JPH04119330A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7216611B2 (en) | 2004-03-10 | 2007-05-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Cooling structure of cylinder block |
US7082908B2 (en) | 2004-03-26 | 2006-08-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Cooling structure of cylinder block |
US7278380B2 (en) | 2004-03-31 | 2007-10-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Cooling structure of cylinder block |
US7278381B2 (en) | 2004-03-31 | 2007-10-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Cooling structure of cylinder block |
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