JPH04118748U - ブラシレスモータの固定子 - Google Patents
ブラシレスモータの固定子Info
- Publication number
- JPH04118748U JPH04118748U JP3066491U JP3066491U JPH04118748U JP H04118748 U JPH04118748 U JP H04118748U JP 3066491 U JP3066491 U JP 3066491U JP 3066491 U JP3066491 U JP 3066491U JP H04118748 U JPH04118748 U JP H04118748U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator core
- outer periphery
- winding
- stator
- bent
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 軸受3を介して回転子4を支持するハブ5と
固定子鉄心6とをプリント基板2に固定し、固定子鉄心
6の外周に折り曲げ部61を設けるとともに、外周に開
口するスロット62を設けて固定子巻線7を装着してあ
る。固定子巻線7の巻線端末71はプリント基板2に半
田付けし、スロット62の内側にヨーク部63を形成
し、ヨーク部63の内側に通し穴64を設けてある。通
し穴64の外周に接するヨーク部63は軸方向に折り曲
げられ、折り曲げ部65を形成したものである。 【効果】 ヨーク部を軸方向に折り曲げて磁気回路を形
成するヨーク部の断面積を確保しながら通し穴を大きく
してあるので、ブラシレスモータを小形化しても巻線端
末の結合作業が容易にできる。
固定子鉄心6とをプリント基板2に固定し、固定子鉄心
6の外周に折り曲げ部61を設けるとともに、外周に開
口するスロット62を設けて固定子巻線7を装着してあ
る。固定子巻線7の巻線端末71はプリント基板2に半
田付けし、スロット62の内側にヨーク部63を形成
し、ヨーク部63の内側に通し穴64を設けてある。通
し穴64の外周に接するヨーク部63は軸方向に折り曲
げられ、折り曲げ部65を形成したものである。 【効果】 ヨーク部を軸方向に折り曲げて磁気回路を形
成するヨーク部の断面積を確保しながら通し穴を大きく
してあるので、ブラシレスモータを小形化しても巻線端
末の結合作業が容易にできる。
Description
【0001】
本考案は、磁気記憶装置などのスピンドル駆動用ブラシレスモータに関し、特
に扁平形のブラシレスモータの固定子に関する。
【0002】
最近、磁気記憶装置は小形薄型化の傾向が進み、特にフロッピーディスクを駆
動するスピンドル駆動用ブラシレスモータではその要求が強い。そのため、回転
子が扁平に形成されるとともに、固定子鉄心の軸方向の厚さも薄く形成してある
が、固定子鉄心を薄くしても磁石との対向面積を維持して固定子鉄心への磁束の
流入量を確保するため、固定子鉄心の外周部を軸方向に折り曲げ、リブを鉄心外
周に形成したものが開示されている(例えば、実開昭64−54744号公報)
。
具体的な構成としては図3に示すように、ブラシレスモータ1を駆動制御する
ための電子回路を実装したプリント基板2に軸受3を介して回転子4を支持する
ハブ5と固定子鉄心6が固定されている。固定子鉄心6の外周に折り曲げ部61
が形成されるとともに、図4に示すように、外周に開口するスロット62が設け
られ、スロット62には固定子巻線7が装着され、固定子巻線7の巻線端末71
はプリント基板2に半田付けされている。スロット62の内側には磁気回路とな
るヨーク部63を形成し、その内側に巻線端末71を半田付けするために通し穴
64が設けられ、ハンダごてが入るようにしてある。8は固定子鉄心6とプリン
ト基板2との間に設けられたスペーサで、9は回転子4に設けられ、折り曲げ部
61に対向する磁石である。
【0003】
ところが、上記構成では、ヨーク部63の磁気回路の断面積を確保しながら固
定子鉄心6の径を小さくしてブラシレスモータを小型化する場合、通し穴64の
径方向の長さを大きく取れないため、半田ごてを入れるだけのスペースが十分取
れず、巻線端末の結合作業に手間がかかるという欠点があった。
本考案は、磁気回路の断面積を十分確保しながら巻線端末の結合作業を容易に
する小形のブラシレスモータを提供することを目的とするものである。
【0004】
本考案は、軸受を介して回転子を支持するハブと固定子鉄心とをプリント基板
に固定し、前記固定子鉄心の外周に折り曲げ部を設けるとともに、外周に開口す
るスロットを設けて固定子巻線を装着し、前記固定子巻線の巻線端末を前記プリ
ント基板に半田付けし、前記スロットの内側にヨーク部を形成し、前記ヨーク部
の内側に通し穴を設けたブラシレスモータの固定子において、前記通し穴の外周
に接するヨーク部を軸方向に折り曲げて折り曲げ部を形成したものである。
【0005】
通し穴の外周に接するヨーク部を軸方向に折り曲げて折り曲げ部を形成し、磁
気回路を形成するヨーク部の断面積を確保して、通し穴の径方向の長さが大きく
してあるので、小型化された場合でもハンダごてなどが入るようになり、固定子
巻線の巻線端末の結合作業が容易になる。
【0006】
本考案を図に示す実施例について説明する。
図1は本考案の実施例を示す側断面図で、ブラシレスモータ1を駆動制御する
ための電子回路を実装したプリント基板2に軸受3を介して回転子4を支持する
ハブ5と固定子鉄心6を固定し、固定子鉄心6の外周に折り曲げ部61を設ける
とともに、外周に開口するスロット62を設けて固定子巻線7を装着し、固定子
巻線7の巻線端末71はプリント基板2に半田付けされ、スロット62の内側に
はヨーク部63を形成し、その内側に通し穴64を設けた基本的構成は従来例と
ほぼ同じである。
従来と異なるのは、通し穴64の外周に接するヨーク部63を軸方向に折り曲
げて折り曲げ部65を形成した点である。
したがって、ヨーク部63の断面積は変わらずに通し穴64の径方向の長さが
大きくなるので、ハンダごてが入るようになり、小型化された場合でも巻線端末
の結合作業が容易になる。
【0007】
以上述べたように、本考案によれば、ヨーク部の断面積を変えずに通し穴の径
方向の長さを大きくできるので、ブラシレスモータが小型化された場合でもハン
ダごてが巻線結合部に入るようになり、巻線端末の結合作業が容易になるなどの
効果がある。
また、固定子鉄心6の外周の折り曲げ部61と、ヨーク部の折り曲げ部65が
形成されているので、固定子鉄心6の製造過程で複数の固定子鉄心を積み重ねる
場合、従来のように外周の折り曲げ部だけの場合より固定子鉄心の変形が少なく
なり、品質を維持できる効果がある。
【図1】本考案の実施例を示す側断面図である。
【図2】本考案の固定子鉄心の平面図である。
【図3】従来例を示す側断面図である。
【図4】従来例の固定子鉄心の平面図である。
1 ブラシレスモータ
2 プリント基板
3 軸受
4 回転子
5 ハブ
6 固定子鉄心
61、65 折り曲げ部
62 スロット
63 ヨーク部
64 通し穴
7 固定子巻線
71 巻線端末
8 スペーサ
9 磁石
Claims (1)
- 【請求項1】 軸受を介して回転子を支持するハブと固
定子鉄心とをプリント基板に固定し、前記固定子鉄心の
外周に折り曲げ部を設けるとともに、外周に開口するス
ロットを設けて固定子巻線を装着し、前記固定子巻線の
巻線端末を前記プリント基板に半田付けし、前記スロッ
トの内側にヨーク部を形成し、前記ヨーク部の内側に通
し穴を設けたブラシレスモータの固定子において、前記
通し穴の外周に接するヨーク部を軸方向に折り曲げて折
り曲げ部を形成したことを特徴とするブラシレスモータ
の固定子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3066491U JPH04118748U (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | ブラシレスモータの固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3066491U JPH04118748U (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | ブラシレスモータの固定子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04118748U true JPH04118748U (ja) | 1992-10-23 |
Family
ID=31914197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3066491U Pending JPH04118748U (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | ブラシレスモータの固定子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04118748U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006187064A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Nippon Densan Corp | スピンドルモータ |
JP2021027619A (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-22 | 日本電産株式会社 | モータ |
-
1991
- 1991-04-04 JP JP3066491U patent/JPH04118748U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006187064A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Nippon Densan Corp | スピンドルモータ |
JP4661211B2 (ja) * | 2004-12-27 | 2011-03-30 | 日本電産株式会社 | スピンドルモータ |
JP2021027619A (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-22 | 日本電産株式会社 | モータ |
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