JPH04118055A - 穀類の皮層の剥離装置および剥離方法 - Google Patents
穀類の皮層の剥離装置および剥離方法Info
- Publication number
- JPH04118055A JPH04118055A JP23873490A JP23873490A JPH04118055A JP H04118055 A JPH04118055 A JP H04118055A JP 23873490 A JP23873490 A JP 23873490A JP 23873490 A JP23873490 A JP 23873490A JP H04118055 A JPH04118055 A JP H04118055A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peeling
- grains
- grain
- roll
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
未発IJJは、米等を連続的に処理する穀類の皮層の剥
離装置および剥離方法に関し、例えば、米の精穀、籾摺
りに利用するものである。
離装置および剥離方法に関し、例えば、米の精穀、籾摺
りに利用するものである。
「従来の技術」
穀類の皮層の剥離は、籾から皮層である籾殻を取り除い
て玄米とする場合、豆類から皮を剥離する場合、玄米あ
るいは玄麦から糠層を除いて精白あるいは精穀する場合
などがある。
て玄米とする場合、豆類から皮を剥離する場合、玄米あ
るいは玄麦から糠層を除いて精白あるいは精穀する場合
などがある。
従来の籾摺機における脱ぶ作用を原理的に見ると、摩擦
脱ぶ作用と#lt脱ぶ作用との2つに大別され、前者に
はゴムロール式籾摺機1粒々摩擦式籾摺檄、コンクリー
トコーン式籾摺機などかあり、後者には衝撃式籾摺機か
ある。
脱ぶ作用と#lt脱ぶ作用との2つに大別され、前者に
はゴムロール式籾摺機1粒々摩擦式籾摺檄、コンクリー
トコーン式籾摺機などかあり、後者には衝撃式籾摺機か
ある。
第6図はゴムロール式籾摺機を示しており、ホッパ1の
下に送りロール2と送りm調節用のシャッタ3を配設し
、その下に籾を下方に送り出す方向に回転する一対のゴ
ムロール4a、4bを相互の周速度を異にして配設し、
ゴムロール4a、4bの間隔を変える隙間調節ハンドル
5を設けて成る。
下に送りロール2と送りm調節用のシャッタ3を配設し
、その下に籾を下方に送り出す方向に回転する一対のゴ
ムロール4a、4bを相互の周速度を異にして配設し、
ゴムロール4a、4bの間隔を変える隙間調節ハンドル
5を設けて成る。
ホッパlに投入された籾はゴムロール4a。
4bの間を通過するときに周速の差にから生じるずれに
より籾殻か摺り割られて剥離されるものである。
より籾殻か摺り割られて剥離されるものである。
実用化されている技術ては、ゴムロール4a。
4bの巾25履層当り毎時300〜360にgの籾を処
理して80〜85%の脱ぶ率を得るのが一般的である。
理して80〜85%の脱ぶ率を得るのが一般的である。
また、籾殻と玄米とが混合して吐出されるので、ゴムロ
ール式の籾摺機では、籾殻を除去するための唐箕、摺り
残しの籾と玄米を分離するための万石等を要し、さらに
これらと連係する搬送機などを組合わせて使用されるの
か一般的である。
ール式の籾摺機では、籾殻を除去するための唐箕、摺り
残しの籾と玄米を分離するための万石等を要し、さらに
これらと連係する搬送機などを組合わせて使用されるの
か一般的である。
脱ぶ後の玄米に肌ずれによる傷や砕粒があると傷口にカ
ビやバクテリアか繁殖して貯蔵性を損なうか、上記ゴム
ロール式籾摺機は肌ずれや砕粒の発生か少ないという特
徴をもつため、玄米保管、玄米流通を原則とする日本国
内ては業務用の籾摺機はほとんどかゴムロール式という
ほど普及している。
ビやバクテリアか繁殖して貯蔵性を損なうか、上記ゴム
ロール式籾摺機は肌ずれや砕粒の発生か少ないという特
徴をもつため、玄米保管、玄米流通を原則とする日本国
内ては業務用の籾摺機はほとんどかゴムロール式という
ほど普及している。
また、東南アジア諸国では籾保管、精米流通が主体のた
め必ずしも日本国内はど無傷玄米が要求されないか、こ
れら東南アジア諸国へも日本製のゴムロール式の籾摺機
が多く輸出されているのが実情である。
め必ずしも日本国内はど無傷玄米が要求されないか、こ
れら東南アジア諸国へも日本製のゴムロール式の籾摺機
が多く輸出されているのが実情である。
粒々摩擦式籾摺機としては例えば第7図に示すようなも
のかあり1元来は玄米の精白に用いるものを同一原理て
籾摺に利用するものであり、ホッパlの下に流m−a節
用のシャッタ3を配設し、シャッタ3の後に送りロール
2と、その後工程として籾に圧力を掛ける攪拌ロール6
とを分離物排出孔7a、7a・・・か開設された外@7
内に収納して設゛け、外筒7の後端に圧力調整用のシャ
ッタ8を設けて成る。
のかあり1元来は玄米の精白に用いるものを同一原理て
籾摺に利用するものであり、ホッパlの下に流m−a節
用のシャッタ3を配設し、シャッタ3の後に送りロール
2と、その後工程として籾に圧力を掛ける攪拌ロール6
とを分離物排出孔7a、7a・・・か開設された外@7
内に収納して設゛け、外筒7の後端に圧力調整用のシャ
ッタ8を設けて成る。
ホッパlに投入された籾はシャッタ3で流入量を調節さ
れながら送りロール2により外筒7と攪拌ロール6との
間に押し込まれ、籾同志か相互に摩擦しあって籾殻か剥
離し、分離した籾殻は分離物排出孔7a、7a・・・か
ら排出され、玄米がシャッタ8から吐出されるものであ
る。
れながら送りロール2により外筒7と攪拌ロール6との
間に押し込まれ、籾同志か相互に摩擦しあって籾殻か剥
離し、分離した籾殻は分離物排出孔7a、7a・・・か
ら排出され、玄米がシャッタ8から吐出されるものであ
る。
粒々摩擦式籾摺機は、日本国内においては農家の自家用
として使用されているほか、東南アジアでも山岳部等の
小規模な施設て使用されている。
として使用されているほか、東南アジアでも山岳部等の
小規模な施設て使用されている。
また、コンクリートコーン式籾摺檄は固定された外円筒
の中てコンクリート製のコーンを回転させ、外円筒とコ
ーンとの間隙に籾を供給し、コーンと籾との摩擦により
脱ぶな行なうものである。
の中てコンクリート製のコーンを回転させ、外円筒とコ
ーンとの間隙に籾を供給し、コーンと籾との摩擦により
脱ぶな行なうものである。
この方式は玄米の肌ずれや砕粒が多いため、今日てはほ
とんど使用されていない。
とんど使用されていない。
また、衝撃式籾摺機は、籾に高速運動を与え。
脱ぶ盤に衝突させて、その衝撃て籾殻を叩き割り、かつ
、中の玄米を慣性て飛び出させて脱ぶするものである。
、中の玄米を慣性て飛び出させて脱ぶするものである。
この方式は、玄米の肌ずれは少ないか、砕粒な生しやす
いのて、コンクリートコーン式と同様今■てはほとんど
使用されていない。
いのて、コンクリートコーン式と同様今■てはほとんど
使用されていない。
次に、玄米あるいは皮表を精白あるいは精穀する従来の
技術については、一般に使用されている精穀技術は摩擦
式と、速度系といわれる研削式との2つに大別される。
技術については、一般に使用されている精穀技術は摩擦
式と、速度系といわれる研削式との2つに大別される。
摩擦式の精白機は、前記籾摺における第71′″Aに示
す摩擦式籾摺機に流用した技術で、同一原理て動作する
ものてあり、精穀に合った圧力あるいは速度とすること
により、外筒7と攪拌ロール6との間に押し込まれた玄
米同志か相互に摩擦しあい、i9粒相互間に生じるW!
!A力によって糠層と澱粉層との間に引き裂き作用な生
ぜしめて糠層な剥離するものである。
す摩擦式籾摺機に流用した技術で、同一原理て動作する
ものてあり、精穀に合った圧力あるいは速度とすること
により、外筒7と攪拌ロール6との間に押し込まれた玄
米同志か相互に摩擦しあい、i9粒相互間に生じるW!
!A力によって糠層と澱粉層との間に引き裂き作用な生
ぜしめて糠層な剥離するものである。
一方、研削式は、精白室内で、カーボランダムのような
硬度8.9以下の人造金剛砂を粘結剤で固めて円筒状に
成形した研削ロールを高速度て回転させ、砥粒の密集面
て糠層な研削するものである。
硬度8.9以下の人造金剛砂を粘結剤で固めて円筒状に
成形した研削ロールを高速度て回転させ、砥粒の密集面
て糠層な研削するものである。
[発明か解決しようとする課題]
しかしながら、このような従来の技術では次のような各
種の問題点がある。
種の問題点がある。
第7図のゴムロール式籾摺機にあっては、原理]二、ゴ
ムロール4a、4bの固さをある程度以上固くすること
ができないため、ゴムロール4a。
ムロール4a、4bの固さをある程度以上固くすること
ができないため、ゴムロール4a。
4bの摩耗しやすいという欠点か避けられず、耐用期間
か短く、頻繁にゴムロール4a、4bを交換しなければ
ならない、このため、このゴムロール4a、4bを交換
する手間と費用は莫大なものになる。
か短く、頻繁にゴムロール4a、4bを交換しなければ
ならない、このため、このゴムロール4a、4bを交換
する手間と費用は莫大なものになる。
また、唐箕、万石、搬送機等の付帯設備か係るため、設
置には広いスペースを要し、設備費の高騰を招くことに
なる。
置には広いスペースを要し、設備費の高騰を招くことに
なる。
前記のように東南アジア諸国では米を籾の状態で保管し
、消費の際は籾から精米まで一貫加工してしまい、玄米
の状態で保管することがないため、籾摺の際、砕粒の発
生はともかくとして多少の肌ずれか生しることは問題と
ならず、したかってゴムロール式の長所である無傷玄米
はむしろ過剰品質てあり、むしろゴムロール式の上記欠
点のほうか問題となっていた。
、消費の際は籾から精米まで一貫加工してしまい、玄米
の状態で保管することがないため、籾摺の際、砕粒の発
生はともかくとして多少の肌ずれか生しることは問題と
ならず、したかってゴムロール式の長所である無傷玄米
はむしろ過剰品質てあり、むしろゴムロール式の上記欠
点のほうか問題となっていた。
また、日本国内においても、産地精白を認める食糧管理
法の改正も近く行われる見込みて、玄米保管、玄米流通
の原則は少しづつ崩れつつある。
法の改正も近く行われる見込みて、玄米保管、玄米流通
の原則は少しづつ崩れつつある。
米産地の農協等て建設しているカントリーエレベータは
、米の籾保管を行なうものてあり、これに精米設備を並
設して、籾から精米に加工して流通させるようなことか
行なわれ始めている。
、米の籾保管を行なうものてあり、これに精米設備を並
設して、籾から精米に加工して流通させるようなことか
行なわれ始めている。
元来、玄米保管より籾保管のほうか米の食味低下の少な
いことは周知の事実てあり、今後は籾から直接精米に加
工したいわゆる「今摺米」の人気か高まることか予想さ
れる。
いことは周知の事実てあり、今後は籾から直接精米に加
工したいわゆる「今摺米」の人気か高まることか予想さ
れる。
このような状況の下では、東南アジア諸国と同様、1本
国内てもゴムロール式の欠点か問題視される。
国内てもゴムロール式の欠点か問題視される。
そこで、第7図に示す粒々摩擦式籾摺機は使用てきるか
といえば、籾は玄米より固く、籾表面の摩擦係数も十分
てないため、籾相互間の摩擦て脱ぶするためには圧力を
かなり1−昇させなければならず、砕粒か多く発生して
しまう。
といえば、籾は玄米より固く、籾表面の摩擦係数も十分
てないため、籾相互間の摩擦て脱ぶするためには圧力を
かなり1−昇させなければならず、砕粒か多く発生して
しまう。
また、元来精白用に適したものであるので、固い籾を処
理するには部品の耐摩耗性に問題か生しるおそれかある
。したかって1年間稼動時間か極めて少なく、かつ、採
算性を追及しなくてよい農家の自家用には適しても、業
務用の火星処理には適していない。
理するには部品の耐摩耗性に問題か生しるおそれかある
。したかって1年間稼動時間か極めて少なく、かつ、採
算性を追及しなくてよい農家の自家用には適しても、業
務用の火星処理には適していない。
さらに、コンクリートコーン式や衝撃式の籾摺機も砕粒
発生の多さから、質と琶との今日的な要求を満たす性能
は到底期待てきない。
発生の多さから、質と琶との今日的な要求を満たす性能
は到底期待てきない。
次に精穀に関する問題点は次のとおりである。
摩擦式の精白機は、原理上、穀粒に大きな圧力を掛けな
ければ精白か進行しないため、穀粒の藪粉層に生しる応
力も大きくなり、軟質米、低品位米や長粒のインデイカ
種等は砕粒になりやすし\という欠点かあった。また、
穀粒の表面か滑らかてPr!擦係数の低い精米初期や、
固い澱粉層か人出した精米末期などの場合は精白能率か
1−からす、無効摩擦による発熱か大で食味を低下させ
ることになるという欠点かあった。
ければ精白か進行しないため、穀粒の藪粉層に生しる応
力も大きくなり、軟質米、低品位米や長粒のインデイカ
種等は砕粒になりやすし\という欠点かあった。また、
穀粒の表面か滑らかてPr!擦係数の低い精米初期や、
固い澱粉層か人出した精米末期などの場合は精白能率か
1−からす、無効摩擦による発熱か大で食味を低下させ
ることになるという欠点かあった。
また、研削式の精白機は、研削ロールか円筒状て攪拌作
用かほとんど無く、ロールと穀粒の接触か連続的なため
、研削ロールに接触した穀粒か過度に精白されたり、−
粒の穀粒の片面たけに偏って精白されたりする一方てほ
とんど精白されない穀粒かあるというムラ精白になりや
すいという欠点かあった。
用かほとんど無く、ロールと穀粒の接触か連続的なため
、研削ロールに接触した穀粒か過度に精白されたり、−
粒の穀粒の片面たけに偏って精白されたりする一方てほ
とんど精白されない穀粒かあるというムラ精白になりや
すいという欠点かあった。
なお、多少なりとも攪拌力を得るために砥粒の歯先を意
図的に鈍くするのか普通であるか、砥粒の硬度かさほど
高くないこともあって無効摩擦が増え、精白ロールの周
速の早さとあいまって発熱か多く、食味の低下を招くと
いう欠点かあった。
図的に鈍くするのか普通であるか、砥粒の硬度かさほど
高くないこともあって無効摩擦が増え、精白ロールの周
速の早さとあいまって発熱か多く、食味の低下を招くと
いう欠点かあった。
また、研削ロールの回転速度と圧力のかけ方により穀粒
の自転方向か変化するのであるか、糠層な均等に除去す
るためには、縦回転と411@転との比率を均等にする
ことか好ましいのであるか、そうするための回転と圧力
の調整か面倒かつ困難てあり、婆率を下げるか、精米の
品質の低下を招くことになるという欠点かあった。
の自転方向か変化するのであるか、糠層な均等に除去す
るためには、縦回転と411@転との比率を均等にする
ことか好ましいのであるか、そうするための回転と圧力
の調整か面倒かつ困難てあり、婆率を下げるか、精米の
品質の低下を招くことになるという欠点かあった。
さらに、研削ロールの構造上、研削ロールの中空軸から
風を噴出して糠を除去するのか不可能てあったし、研削
ロールか庁耗すると精白筒との間隙か変化して精白結果
に悪影響を及ぼすという欠点もあった。
風を噴出して糠を除去するのか不可能てあったし、研削
ロールか庁耗すると精白筒との間隙か変化して精白結果
に悪影響を及ぼすという欠点もあった。
未発II+は、このような従来の問題点に着1コしてな
されたちのて、M持コストか低く、かつ、良質の籾ある
いは玄米を大獄に効率的に処理することかてき、しかも
食味の低下もなくした穀類の皮層の剥離装置および剥離
刃状を提供することを目的としている。
されたちのて、M持コストか低く、かつ、良質の籾ある
いは玄米を大獄に効率的に処理することかてき、しかも
食味の低下もなくした穀類の皮層の剥離装置および剥離
刃状を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところ
は。
は。
1 断面か非円形をしており、一端か穀類の受入側て他
端か吐出側である剥離筒と 複数の緩傾斜した突条を外周に有しており、前記剥#筒
の内壁面との間に穀粒処理用の間隙を形成するよう配設
され、該正面壁か先に進むよう回転駆動され、該正面壁
に砥粒を添着して成る剥離ロールとを備えて成る穀類の
皮層の剥離装置。
端か吐出側である剥離筒と 複数の緩傾斜した突条を外周に有しており、前記剥#筒
の内壁面との間に穀粒処理用の間隙を形成するよう配設
され、該正面壁か先に進むよう回転駆動され、該正面壁
に砥粒を添着して成る剥離ロールとを備えて成る穀類の
皮層の剥離装置。
2 穀類を受け入れて送出する穀類供給部と。
断面か非円形をしており、一端の穀類の受入側か前記穀
類供給部に接続し、他端か吐出側をなす剥離筒と、 1M数の緩傾斜した突条な外周に有しており、前記′A
離筒の内壁面との間に穀粒処理用の間隙を形成するよう
配設され、該正面壁か先に進むよう回転駆動され、該正
面壁に砥粒を添着して成る剥離ロールと、 前記剥離筒の吐出側に接続して設けられた流績調11′
i部とを愉えて成る穀類の皮層の剥離装置。
類供給部に接続し、他端か吐出側をなす剥離筒と、 1M数の緩傾斜した突条な外周に有しており、前記′A
離筒の内壁面との間に穀粒処理用の間隙を形成するよう
配設され、該正面壁か先に進むよう回転駆動され、該正
面壁に砥粒を添着して成る剥離ロールと、 前記剥離筒の吐出側に接続して設けられた流績調11′
i部とを愉えて成る穀類の皮層の剥離装置。
3 剥離ロールは複数の鋸歯形の突条な外周に有する鋸
歯車形断面をしていることを特徴とする1項または2項
記載の穀類の皮層の剥離装置。
歯車形断面をしていることを特徴とする1項または2項
記載の穀類の皮層の剥離装置。
4 剥離筒は多角形断面である1項、2項、または3項
記載の穀類の皮層の剥離装置。
記載の穀類の皮層の剥離装置。
5 前記剥離筒の内壁面の要所に砥粒を添着して成る1
項、2項、3項または4項記載の穀類の皮層の剥離装置
。
項、2項、3項または4項記載の穀類の皮層の剥離装置
。
6 砥粒の硬度を9.0以上としたことを特徴とする1
項、2項、3項、4項または5項記載の穀類の皮層の剥
離装置。
項、2項、3項、4項または5項記載の穀類の皮層の剥
離装置。
7 前記砥粒はダイヤモンド粒体、セラミック粒体であ
る1項、2項、3項、 4J3′i、 5項または6項
記載の穀類の皮層の剥離装置。
る1項、2項、3項、 4J3′i、 5項または6項
記載の穀類の皮層の剥離装置。
8 砥粒は金属メツキにより添着面に固定したことを特
徴とする1項、2項、3項、4項、5項。
徴とする1項、2項、3項、4項、5項。
6ダ1または7項記載の穀類の皮層の剥離装置。
9 前記剥離ロールの突条の進行方向て前記正面壁より
後になる裏面壁に君1@I&分排出用の噴風口を開設し
て成る1項、2項、3項、4項、5項。
後になる裏面壁に君1@I&分排出用の噴風口を開設し
て成る1項、2項、3項、4項、5項。
6項、7項または8項記載の穀類の皮層の剥離装置。
lO断面か非円形をしており、一端か穀類の受入側で他
端か吐出側である剥離筒と、複数の緩傾斜した突条を外
周に有しており、前記剥離筒の内壁面との間に穀粒処理
用の間隙を形成するよう配設され1.核1Yil’li
’Fか先に進むよう回転駆動され該iF、 o’ii
壁に砥粒を添ノiして成る剥離ロールとを備えて成る剥
離装置による穀類の皮層の剥離力V、てあって、 剥離t)と剥離ロールとの間の間隙に穀粒を連続的に送
入する供給−1Ijと 供給された穀類を受入側から吐出側まて通過させ、前記
突条の正面壁て穀粒を叩き、剥1lIl筒の内壁面との
間て穀粒に対して圧縮と拡散を繰り返しなから、突条と
穀粒か衝突する際の#?圧を利用して穀粒の表面を研削
する処理過程とを備えた穀類の皮層の剥離方法。
端か吐出側である剥離筒と、複数の緩傾斜した突条を外
周に有しており、前記剥離筒の内壁面との間に穀粒処理
用の間隙を形成するよう配設され1.核1Yil’li
’Fか先に進むよう回転駆動され該iF、 o’ii
壁に砥粒を添ノiして成る剥離ロールとを備えて成る剥
離装置による穀類の皮層の剥離力V、てあって、 剥離t)と剥離ロールとの間の間隙に穀粒を連続的に送
入する供給−1Ijと 供給された穀類を受入側から吐出側まて通過させ、前記
突条の正面壁て穀粒を叩き、剥1lIl筒の内壁面との
間て穀粒に対して圧縮と拡散を繰り返しなから、突条と
穀粒か衝突する際の#?圧を利用して穀粒の表面を研削
する処理過程とを備えた穀類の皮層の剥離方法。
11 処理間隙への送入量の設定と、DI:出側ての吐
出量の設定とを変え、剥離状態を調節するようにした1
0項記載の穀類の皮層の′A陶方D、。
出量の設定とを変え、剥離状態を調節するようにした1
0項記載の穀類の皮層の′A陶方D、。
12 剥離ロールの回転速度を変えることにより剥離状
態を調節するようにしたxoqHまたは11項記載の穀
類の皮層の剥離方法に存する。
態を調節するようにしたxoqHまたは11項記載の穀
類の皮層の剥離方法に存する。
「作用」
穀類供給部に受け入れられた穀粒は、供給過程において
14離筒の受入側から剥離筒と剥離ロールとの間の間隙
に連続的に送り出される。
14離筒の受入側から剥離筒と剥離ロールとの間の間隙
に連続的に送り出される。
穀粒の流酸は穀類供給部における供給量と、剥Il!l
筒の吐出側に接続して設けられたtIt琶調節部とのバ
ランスをとり、あるいは剥離ロールの回転数の設定を変
えることにより処理する穀粒の種類や脱ぶあるいは精白
等の処理内容に適したよ−う設定される。
筒の吐出側に接続して設けられたtIt琶調節部とのバ
ランスをとり、あるいは剥離ロールの回転数の設定を変
えることにより処理する穀粒の種類や脱ぶあるいは精白
等の処理内容に適したよ−う設定される。
剥離筒と剥離ロールとの間の間隙内て穀粒は衝撃作用と
攪拌作用と研削作用とを受けながら処理過程を通過する
。
攪拌作用と研削作用とを受けながら処理過程を通過する
。
すなわち、多角形等の非円形の剥離筒に対して剥離ロー
ルは突条のJ[開側である止面壁を先にして回転し、正
面壁と剥離ロールの内周面との間の空間は剥離ロールの
回転にしたがって広くなったり狭くなったりし、穀粒は
圧縮と拡散を繰り返して前記のように衝撃作用と攪拌作
用と研削作用とを受ける。
ルは突条のJ[開側である止面壁を先にして回転し、正
面壁と剥離ロールの内周面との間の空間は剥離ロールの
回転にしたがって広くなったり狭くなったりし、穀粒は
圧縮と拡散を繰り返して前記のように衝撃作用と攪拌作
用と研削作用とを受ける。
圧縮された状態で突条の正面壁に衝突した穀粒には、衝
突による#f撃圧と穀粒相−〃間の圧力を合わせた圧力
か働き、正面壁に添着しだ砥粒か穀粒を突き刺し、その
まま突条の回転方向に穀粒を移送しようとする。
突による#f撃圧と穀粒相−〃間の圧力を合わせた圧力
か働き、正面壁に添着しだ砥粒か穀粒を突き刺し、その
まま突条の回転方向に穀粒を移送しようとする。
ところか、正面壁はwt前傾斜ているのて、この面に対
する跳ね返りの角度に回転による遠心力も加わって穀粒
は外周方向へ逃げようとする。
する跳ね返りの角度に回転による遠心力も加わって穀粒
は外周方向へ逃げようとする。
そこて砥粒に接触している籾殻あるいは糠層等と内部の
精穀との間に瞬間的にずれ作用か生し、皮層か砥粒によ
って削り取られる。
精穀との間に瞬間的にずれ作用か生し、皮層か砥粒によ
って削り取られる。
また、圧縮された穀粒群が再び拡散する際、突条による
拡散作用を受けて前後左右の穀粒か激しく入れ待ねり、
穀粒の向きか変わり、との穀粒も突条の正面壁の砥粒と
衝突する機会か均等になり、−粒の穀粒ても全表面の皮
層か均等に剥離される。
拡散作用を受けて前後左右の穀粒か激しく入れ待ねり、
穀粒の向きか変わり、との穀粒も突条の正面壁の砥粒と
衝突する機会か均等になり、−粒の穀粒ても全表面の皮
層か均等に剥離される。
皮層が剥離された精穀は剥離筒の吐出側から流輩調節部
を経て吐出され回収される。
を経て吐出され回収される。
剥離筒の内壁面の要所に砥粒を添着しであるものては、
前記圧縮と拡張の際に穀粒か剥離筒側でも砥粒に衝突し
て剥離作用を受ける。砥粒かダイヤモンド粒体、セラミ
ック粒体である場合、特に砥粒か摩耗しにくく、長く良
好な剥離作用をすることかてきる。
前記圧縮と拡張の際に穀粒か剥離筒側でも砥粒に衝突し
て剥離作用を受ける。砥粒かダイヤモンド粒体、セラミ
ック粒体である場合、特に砥粒か摩耗しにくく、長く良
好な剥離作用をすることかてきる。
剥離ロールの裏面壁に噴風口を開設したものては、この
噴風口から風を噴出して剥離成分を吹き出して排出する
。
噴風口から風を噴出して剥離成分を吹き出して排出する
。
「実施例」
以下、ra面に基づき本発明の一実施例を説明する。
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示してし)る。
第1図に示すように、穀類の皮層の剥離装置lOは、穀
類供給部20と、剥離筒30と、剥離筒30内で枢軸4
1まわりに回転駆動される剥離ロール40と、流縫調節
部50とを備えて成る。
類供給部20と、剥離筒30と、剥離筒30内で枢軸4
1まわりに回転駆動される剥離ロール40と、流縫調節
部50とを備えて成る。
剥離筒30は剥離装置lOのノ\ウシング11に一体的
に形成されている。
に形成されている。
穀類供給部20は穀類を受け入れて剥離筒30の内壁と
剥離筒30の外周との間の1111隙15に送出するも
のてあり、ホ・ンバ21の流下[122を受けるように
して送りロール25を配設し、送りロール25を囲繞し
て送出室12を71ウジンク11に形成して成る。
剥離筒30の外周との間の1111隙15に送出するも
のてあり、ホ・ンバ21の流下[122を受けるように
して送りロール25を配設し、送りロール25を囲繞し
て送出室12を71ウジンク11に形成して成る。
ホッパ21の流下口22にはスリ・スト孔22aから抜
き差しして流縫設定を変えるシャ・ンタ23か設けられ
、送りロール25は穀粒の流れの上流になるよう剥離ロ
ール40と同心に一体的に装着され、外周に送り螺旋2
6か設けられてし)る。
き差しして流縫設定を変えるシャ・ンタ23か設けられ
、送りロール25は穀粒の流れの上流になるよう剥離ロ
ール40と同心に一体的に装着され、外周に送り螺旋2
6か設けられてし)る。
枢軸41にはプーリ27か固設され、プーリ27に巻き
掛るベルト28から駆動力が入力するようになっている
。
掛るベルト28から駆動力が入力するようになっている
。
第1図および第2図に示すように、剥離筒30は断面が
半径一定でない非円形の多角形である8角形断面をして
おり、内壁面324:を面部32a、32a−と角部3
2b、32b−・・と力を交互になって外円周に連続し
ている。
半径一定でない非円形の多角形である8角形断面をして
おり、内壁面324:を面部32a、32a−と角部3
2b、32b−・・と力を交互になって外円周に連続し
ている。
剥離筒30の一端は穀類の受入側33で穀類供給部20
に接続し、他端が吐出側34てfiL量調節部50に接
続している。
に接続し、他端が吐出側34てfiL量調節部50に接
続している。
剥離ロール40は、軸方向に延びる複数の鋸歯形の突条
42,42・・・を外周に有する鋸歯車形断面をしてお
り、ハウシング11の前壁13と後壁14との間に架設
された枢軸41により枢支され、剥離筒30の内壁面3
2との間に穀粒処理用の間隙15か形成するよう配設さ
れている。
42,42・・・を外周に有する鋸歯車形断面をしてお
り、ハウシング11の前壁13と後壁14との間に架設
された枢軸41により枢支され、剥離筒30の内壁面3
2との間に穀粒処理用の間隙15か形成するよう配設さ
れている。
剥離ロール40は、鋸歯形の突条42の緩傾斜側である
正面壁43か先に進むよう回転駆動され、正面壁43に
は砥粒g、g・・・が添着されている。
正面壁43か先に進むよう回転駆動され、正面壁43に
は砥粒g、g・・・が添着されている。
砥粒g、g・・・は硬度を9.0以上のダイヤモンド粒
体で、第3図に示すように、正面壁43に厚めのニッケ
ルメッキ層mを施こし、砥粒gの底部を正面壁43の表
面に固め付けしである。この添着技術はメタル電着法ま
たはメタルボンド法と呼ばれている公知の技術である。
体で、第3図に示すように、正面壁43に厚めのニッケ
ルメッキ層mを施こし、砥粒gの底部を正面壁43の表
面に固め付けしである。この添着技術はメタル電着法ま
たはメタルボンド法と呼ばれている公知の技術である。
なお、砥粒gの粒度は対象とする穀類にもよるが、30
#〜150#程度が適当である。また、砥粒gはセラミ
ック粒体でもよい。
#〜150#程度が適当である。また、砥粒gはセラミ
ック粒体でもよい。
突条42の高さh(第5図参照)は4〜10■■程度、
正面壁43の角度βは30〜85度程区である。
正面壁43の角度βは30〜85度程区である。
剥離ロール40の突条42,42・・・の本数は、多い
はど穀粒との衝突機会が増えるか十分な広さの間隙15
を取らないと圧縮時と拡散時との圧力差か小さくなり攪
拌力か低下するため1通常6〜12本程度か望ましく2
例えば8本としたとき穀粒か投入されてから排出される
までに200〜400回の突条42との衝突機会かあっ
た。
はど穀粒との衝突機会が増えるか十分な広さの間隙15
を取らないと圧縮時と拡散時との圧力差か小さくなり攪
拌力か低下するため1通常6〜12本程度か望ましく2
例えば8本としたとき穀粒か投入されてから排出される
までに200〜400回の突条42との衝突機会かあっ
た。
また、間隙15の容積中の穀類の比率は、従来の摩擦式
では40〜60%、従来の研削式では30〜50%であ
るのに対し、玄米の精白の場合の実施例では5〜20%
ときわめて低密度に設定される。
では40〜60%、従来の研削式では30〜50%であ
るのに対し、玄米の精白の場合の実施例では5〜20%
ときわめて低密度に設定される。
これは、衝撃圧を利用しているために穀粒相互間の圧力
か低くても精白か可能であるからである。
か低くても精白か可能であるからである。
さらに、従来の研削式ては、精白ロールの周速がlO〜
50■/seeと高速であったが、精白を行なう場合の
実施例ては6.5〜8.0■/secの低速でも十分て
あった。
50■/seeと高速であったが、精白を行なう場合の
実施例ては6.5〜8.0■/secの低速でも十分て
あった。
剥離ロール40は芯筒45に外嵌されており芯@45の
中心孔45gと移動方向て正面壁43の後になる急傾斜
した鋸歯形の突条42の裏面壁44との間に剥離成分排
出用の噴風口46か開設されている。中心孔45gに圧
搾空気が送られると噴風口46が噴出する。
中心孔45gと移動方向て正面壁43の後になる急傾斜
した鋸歯形の突条42の裏面壁44との間に剥離成分排
出用の噴風口46か開設されている。中心孔45gに圧
搾空気が送られると噴風口46が噴出する。
流是調節部50は、剥離筒30の吐出側34に設けられ
た排出路35の末端の吐出口36を臨んで設けられ、押
し付はアーム51により支持され、吐出口36を塞ぐよ
うにして配設された押え板52を有して成る。
た排出路35の末端の吐出口36を臨んで設けられ、押
し付はアーム51により支持され、吐出口36を塞ぐよ
うにして配設された押え板52を有して成る。
押し付はアーム51は図示省略した調節機構により押え
板52の押圧力を変え、あるいは吐出口36と押え板5
2との距離を変えることができる。
板52の押圧力を変え、あるいは吐出口36と押え板5
2との距離を変えることができる。
なお、剥離筒30の内壁面32の要所に、剥離ロール4
0に施こしたものと同様のダイヤモンド粒体、セラミッ
ク粒体などの砥粒g、g・・・を添着してもよい。
0に施こしたものと同様のダイヤモンド粒体、セラミッ
ク粒体などの砥粒g、g・・・を添着してもよい。
次に作用を説明する。
穀類供給部20に受け入れられた穀粒は、供給過程にお
いて剥離筒30の受入側33から剥離筒30と剥離ロー
ル40との間の間隙15に連続的に送り出される。
いて剥離筒30の受入側33から剥離筒30と剥離ロー
ル40との間の間隙15に連続的に送り出される。
すなわち、ホッパ21に投入された穀類は、流下122
を通過するときシャッタ23により適切な流μになって
送出室12内に入る。退出室12内に入った穀粒は送り
ロール25により剥離筒30.剥離ロール40側へ押し
出される。
を通過するときシャッタ23により適切な流μになって
送出室12内に入る。退出室12内に入った穀粒は送り
ロール25により剥離筒30.剥離ロール40側へ押し
出される。
穀粒の流値は穀類供給部20における供給縁と、剥離筒
30の吐出側34に接続して設けられたtILに調節部
50とのバランスをとり、あるいは剥離ロール40の回
転数の設定を変えることにより処理する穀粒の種類や脱
ぶあるいは精白等の忽理内容に適したよう設定される。
30の吐出側34に接続して設けられたtILに調節部
50とのバランスをとり、あるいは剥離ロール40の回
転数の設定を変えることにより処理する穀粒の種類や脱
ぶあるいは精白等の忽理内容に適したよう設定される。
送出室12から押し出された穀類は剥離筒30と剥離ロ
ール40との間の間隙15内に入り、穀粒は#i撃作用
と攪拌作用と研削作用とを受けながら次の処理過程を通
過する。
ール40との間の間隙15内に入り、穀粒は#i撃作用
と攪拌作用と研削作用とを受けながら次の処理過程を通
過する。
非円形の剥離筒30に対して剥離ロール40は鋸歯形の
突条42の緩傾斜側である正面壁43を先にして回転し
、正面壁43と剥離ロール40の内周面との間の空間は
剥離ロール40の回転にしたかって広くなったり狭くな
ったりし、穀粒は圧縮と拡散を繰り返してのように衝撃
作用と攪拌作用と研削作用とを受ける。
突条42の緩傾斜側である正面壁43を先にして回転し
、正面壁43と剥離ロール40の内周面との間の空間は
剥離ロール40の回転にしたかって広くなったり狭くな
ったりし、穀粒は圧縮と拡散を繰り返してのように衝撃
作用と攪拌作用と研削作用とを受ける。
衝撃作用と攪拌作用と研削作用とを第4図およびwSs
図で説明すると次のとおりである。
図で説明すると次のとおりである。
第4図(a)は剥離ロール40の突条42の正面壁43
と剥離tf430の内壁面32との間の間隙15かもっ
とも広がった状ぶて、穀粒相互間の圧力は低く、突条4
2と衝突した穀粒は自由に跳ね返ることができるのて、
攪拌作用により前後左右の穀粒が激しく入れ苔ねり、穀
粒の向きが変わり、との穀粒も鋸歯形の突条42の正面
壁43の砥粒g、g・・・と衝突する機会が、均等にな
る。
と剥離tf430の内壁面32との間の間隙15かもっ
とも広がった状ぶて、穀粒相互間の圧力は低く、突条4
2と衝突した穀粒は自由に跳ね返ることができるのて、
攪拌作用により前後左右の穀粒が激しく入れ苔ねり、穀
粒の向きが変わり、との穀粒も鋸歯形の突条42の正面
壁43の砥粒g、g・・・と衝突する機会が、均等にな
る。
第4図(b)は間隙15が最も狭くなった状態であり、
第4図(a)から第4図(b)の状態に移行するに従い
穀粒の密度か高まって相互間の圧力か上昇する。JIE
縮された状態て鋸歯形の突条42の圧面壁43に衝突し
た穀粒には、衝突による#i撃圧と穀粒相互間の圧力を
合わせた圧力か働き、穀粒は#J撃作用と研削作用とを
受ける。
第4図(a)から第4図(b)の状態に移行するに従い
穀粒の密度か高まって相互間の圧力か上昇する。JIE
縮された状態て鋸歯形の突条42の圧面壁43に衝突し
た穀粒には、衝突による#i撃圧と穀粒相互間の圧力を
合わせた圧力か働き、穀粒は#J撃作用と研削作用とを
受ける。
拡大して示した第5図に見るように、正面壁43に添着
した砥粒g、g・・・は穀粒を突き刺したまま鋸歯形の
突条42の回転方向aに穀粒を移送しようとする。
した砥粒g、g・・・は穀粒を突き刺したまま鋸歯形の
突条42の回転方向aに穀粒を移送しようとする。
ところか、正面壁43は緩傾斜しているので、この面に
対する跳ね返りの角度方向すに回転による遠心力の方向
Cも加わって穀粒は外周方向dへ逃げようとする。
対する跳ね返りの角度方向すに回転による遠心力の方向
Cも加わって穀粒は外周方向dへ逃げようとする。
そこで砥粒g1g・・・に接触している穀粒の籾殻ある
いは糠層等の皮層と内部の精穀との間に瞬間的にずれ作
用か生し、皮層か砥粒g、g・・・によって削り取られ
る。
いは糠層等の皮層と内部の精穀との間に瞬間的にずれ作
用か生し、皮層か砥粒g、g・・・によって削り取られ
る。
衝撃圧を受けているのて穀粒相互間の圧力は従来の粒々
摩擦式に比べて低くてもよく、砕粒の発生を抑えること
かできる。また、衝撃圧と穀粒相互間の圧力の合計によ
り砥粒gか穀粒を突き刺す作用を起させれば良いのて、
従来の衝撃式のような強い衝撃力を起させる必要かなく
、#撃力に起因する砕粒の発生も抑えられる。
摩擦式に比べて低くてもよく、砕粒の発生を抑えること
かできる。また、衝撃圧と穀粒相互間の圧力の合計によ
り砥粒gか穀粒を突き刺す作用を起させれば良いのて、
従来の衝撃式のような強い衝撃力を起させる必要かなく
、#撃力に起因する砕粒の発生も抑えられる。
第4図(C)は間隙15か再び広くなった状態を示して
おり、圧縮された穀粒群か再び拡散する際、突条42に
よる拡散作用を受けて前後左右の穀粒か激しく入れ科わ
り、穀粒の向きか変わり、どの穀粒も突条42の正面1
1943の砥粒g、g・・・と衝突する機会か均等にな
り、−粒の穀粒ても全表面の皮層か均等に剥離される。
おり、圧縮された穀粒群か再び拡散する際、突条42に
よる拡散作用を受けて前後左右の穀粒か激しく入れ科わ
り、穀粒の向きか変わり、どの穀粒も突条42の正面1
1943の砥粒g、g・・・と衝突する機会か均等にな
り、−粒の穀粒ても全表面の皮層か均等に剥離される。
皮層か剥離された精穀は剥離筒30の吐出側34から排
出路35を通り、吐出口36て流量調節部50の押え板
52により流量の調節作用を受けて吐出され回収される
。
出路35を通り、吐出口36て流量調節部50の押え板
52により流量の調節作用を受けて吐出され回収される
。
剥離筒30の内壁面32の要所に砥粒g、g・・・を添
着しであるものては、圧縮と拡張の際に穀粒か剥離筒3
0側ても砥粒g、g・・・に衝突して剥離作用を受ける
。砥粒g1g・・・かダイヤモンド粒体、セラミック粒
体である場合、特に砥粒g。
着しであるものては、圧縮と拡張の際に穀粒か剥離筒3
0側ても砥粒g、g・・・に衝突して剥離作用を受ける
。砥粒g1g・・・かダイヤモンド粒体、セラミック粒
体である場合、特に砥粒g。
g・・・か斤耗しに〈<、長く良好な′、A離作用をす
ることかてきる。
ることかてきる。
剥離ロール40の突条42の裏面壁44に噴風口46を
開設したものでは、この噴風口146から風を噴出して
剥離成分を吹き出して排出する6F1粒から削り取られ
る皮層は僅かづっであるのて容易に吹き飛ばすことかて
き、唐箕や万石による分離工程を省略することも口■能
である。
開設したものでは、この噴風口146から風を噴出して
剥離成分を吹き出して排出する6F1粒から削り取られ
る皮層は僅かづっであるのて容易に吹き飛ばすことかて
き、唐箕や万石による分離工程を省略することも口■能
である。
なお、′A離筒の断面形状は多角形が通常であるか、外
周か円形てあっても、内壁面に抵抗体などを取付けて剥
離ロールとの間て圧縮と拡散の作用か生しるようにして
もよい。同様に、剥離ロールの突条は剥離ロール本体に
一体に形成するのか普通であるか、3角形状等に屈設形
威した板を装着して突条としてもよい。
周か円形てあっても、内壁面に抵抗体などを取付けて剥
離ロールとの間て圧縮と拡散の作用か生しるようにして
もよい。同様に、剥離ロールの突条は剥離ロール本体に
一体に形成するのか普通であるか、3角形状等に屈設形
威した板を装着して突条としてもよい。
また2本発明に係る剥離装置および剥離方法は籾の脱ぶ
、玄米の精白、豆類の脱皮、麦の精穀等、各種の皮層の
剥離に適用することかてき、剥離筒あるいは剥離ロール
の寸法や、突条の高さ。
、玄米の精白、豆類の脱皮、麦の精穀等、各種の皮層の
剥離に適用することかてき、剥離筒あるいは剥離ロール
の寸法や、突条の高さ。
本数、砥粒の粒度等を変え、また、運転速度等を変える
ことにより種類の異なる穀類に対応することかてきる。
ことにより種類の異なる穀類に対応することかてきる。
「発明の効果」
本発明に係る穀類の皮層の剥離装2ffおよび剥離力υ
、によれば、剥離筒と剥離ロールとの間に穀粒を通し、
衝撃作用、Wt拌作用、研削作用により砥粒て穀粒の皮
層をきわめて僅かづつ削りとって剥離するようにしたの
て、穀粒に掛かる圧力は従来のゴムロール式のものにく
らべても約l/10程度に軽減され、砕粒な発生するこ
となく効果的に皮層な!ASすることがてきる。
、によれば、剥離筒と剥離ロールとの間に穀粒を通し、
衝撃作用、Wt拌作用、研削作用により砥粒て穀粒の皮
層をきわめて僅かづつ削りとって剥離するようにしたの
て、穀粒に掛かる圧力は従来のゴムロール式のものにく
らべても約l/10程度に軽減され、砕粒な発生するこ
となく効果的に皮層な!ASすることがてきる。
従来の#i撃式と比べても、#撃式ては一回のI11撃
で皮層を剥離しようとするのに対し、200〜400回
もの多回数の衝撃で皮層な剥離するのて、物堅は弱く砕
粒の発生もない。
で皮層を剥離しようとするのに対し、200〜400回
もの多回数の衝撃で皮層な剥離するのて、物堅は弱く砕
粒の発生もない。
攪拌作用により全ての穀粒に砥粒との衝突機会か均等に
与えられるのて、はとんど100%近くの率で皮層な剥
離することかできる。
与えられるのて、はとんど100%近くの率で皮層な剥
離することかできる。
砥粒としてダイヤモンド粒体やセラミック粒体を用いた
ものては砥粒の損耗かほとんど無く、保守の間熱を広げ
、高い稼動率を得ることかてき、維持費を大幅に節減す
ることかof能となる。
ものては砥粒の損耗かほとんど無く、保守の間熱を広げ
、高い稼動率を得ることかてき、維持費を大幅に節減す
ることかof能となる。
第1図〜第51:aは本発明の一実施例を示しており、
第1(Aは剥離装置の縦断面図、第2 [4は第1図n
−u線断面図、第3図は砥粒の添着部分を拡大して示し
た断面図2第4図は剥離ロールによる衝撃作用、Wl拌
作川用研削作用を示す説明IA、第5図は突条にa粒か
衝突する状態を拡大して示した説明図、第6[Mおよび
第7図は従来例を示し、第6図はゴムロール式籾摺機の
概念図、第7図は粒々S擦式籾摺機の縦断面図である。 10・・・剥離装置 11・・・ハウシング20
・・・穀類供給部 25・・・送りロール30・・
・剥離筒 32・・・内壁面33・・・受入側
34・・・吐出側40・・・剥離ロール
42・・・突条43・・・正面壁 46・・
・噴風口50・・・流量調節部 52・・・押え板
第 図 第 図 第 図
第1(Aは剥離装置の縦断面図、第2 [4は第1図n
−u線断面図、第3図は砥粒の添着部分を拡大して示し
た断面図2第4図は剥離ロールによる衝撃作用、Wl拌
作川用研削作用を示す説明IA、第5図は突条にa粒か
衝突する状態を拡大して示した説明図、第6[Mおよび
第7図は従来例を示し、第6図はゴムロール式籾摺機の
概念図、第7図は粒々S擦式籾摺機の縦断面図である。 10・・・剥離装置 11・・・ハウシング20
・・・穀類供給部 25・・・送りロール30・・
・剥離筒 32・・・内壁面33・・・受入側
34・・・吐出側40・・・剥離ロール
42・・・突条43・・・正面壁 46・・
・噴風口50・・・流量調節部 52・・・押え板
第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 断面が非円形をしており、一端が穀類の受入側で他
端が吐出側である剥離筒と、 複数の緩傾斜した突条を外周に有しており、前記剥離筒
の内壁面との間に穀粒処理用の間隙を形成するよう配設
され、該正面壁が先に進むよう回転駆動され、該正面壁
に砥粒を添着して成る剥離ロールとを備えて成る穀類の
皮層の剥離装置。 2 穀類を受け入れて送出する穀類供給部と、断面が非
円形をしており、一端の穀類の受入側が前記穀類供給部
に接続し、他端が吐出側をなす剥離筒と、 複数の緩傾斜した突条を外周に有しており、前記剥離筒
の内壁面との間に穀粒処理用の間隙を形成するよう配設
され、該正面壁が先に進むよう回転駆動され、該正面壁
に砥粒を添着して成る剥離ロールと、 前記剥離筒の吐出側に接続して設けられた流量調節部と
を備えて成る穀類の皮層の剥離装置。 3 剥離ロールは複数の鋸歯形の突条を外周に有する鋸
歯車形断面をしていることを特徴とする請求項1または
2記載の穀類の皮層の剥離装置。 4 剥離筒は多角形断面である請求項1、2、または3
記載の穀類の皮層の剥離装置。 5 前記剥離筒の内壁面の要所に砥粒を添着して成る請
求項1、2、3または4記載の穀類の皮層の剥離装置。 6 砥粒の硬度を9.0以上としたことを特徴とする請
求項1、2、3、4または5記載の穀類の皮層の剥離装
置。 7 前記砥粒はダイヤモンド粒体、セラミック粒体であ
る請求項1、2、3、4、5または6記載の穀類の皮層
の剥離装置。 8 砥粒は金属メッキにより添着面に固定したことを特
徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7記載の
穀類の皮層の剥離装置。 9 前記剥離ロールの突条の進行方向で前記正面壁より
後になる裏面壁に剥離成分排出用の噴風口を開設して成
る請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の穀
類の皮層の剥離装置。 10 断面が非円形をしており、一端が穀類の受入側で
他端が吐出側である剥離筒と、複数の緩傾斜した突条を
外周に有しており、前記剥離筒の内壁面との間に穀粒処
理用の間隙を形成するよう配設され、該正面壁が先に進
むよう回転駆動され、該正面壁に砥粒を添着して成る剥
離ロールとを備えて成る剥離装置による穀類の皮層の剥
離方法であって、 剥離筒と剥離ロールとの間の間隙に穀粒を連続的に送入
する供給過程と、 供給された穀類を受入側から吐出側まで通過させ、前記
突条の正面壁で穀粒を叩き、剥離筒の内壁面との間で穀
粒に対して圧縮と拡散を繰り返しなから、突条と穀粒が
衝突する際の衝撃圧を利用して穀粒の表面を研削する処
理過程とを備えた穀類の皮層の剥離方法。 11 処理間隙への送入量の設定と、吐出側での吐出量
の設定とを変え、剥離状態を調節するようにした請求項
10記載の穀類の皮層の剥離方法。 12 剥離ロールの回転速度を変えることにより剥離状
態を調節するようにした請求項10または11記載の穀
類の皮層の剥離方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23873490A JPH04118055A (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | 穀類の皮層の剥離装置および剥離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23873490A JPH04118055A (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | 穀類の皮層の剥離装置および剥離方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04118055A true JPH04118055A (ja) | 1992-04-20 |
Family
ID=17034467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23873490A Pending JPH04118055A (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | 穀類の皮層の剥離装置および剥離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04118055A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11138024A (ja) * | 1997-11-13 | 1999-05-25 | Shizuoka Seiki Co Ltd | 精穀機 |
JP2001121007A (ja) * | 1999-10-21 | 2001-05-08 | Yamamoto Co Ltd | 一軸研削摩擦精穀装置 |
JP2013091036A (ja) * | 2011-10-26 | 2013-05-16 | Shinnakano Industry Co Ltd | 酒造用精米機 |
CN104148136A (zh) * | 2014-08-01 | 2014-11-19 | 李茂莛 | 粉碎碾米组合机 |
CN105750011A (zh) * | 2016-04-15 | 2016-07-13 | 安双志 | 一种高效的煤矿专用破碎装置 |
JP2017515665A (ja) * | 2014-06-12 | 2017-06-15 | セノンテック リミテッド | 精米機用切削リング組立体 |
-
1990
- 1990-09-07 JP JP23873490A patent/JPH04118055A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11138024A (ja) * | 1997-11-13 | 1999-05-25 | Shizuoka Seiki Co Ltd | 精穀機 |
JP2001121007A (ja) * | 1999-10-21 | 2001-05-08 | Yamamoto Co Ltd | 一軸研削摩擦精穀装置 |
JP2013091036A (ja) * | 2011-10-26 | 2013-05-16 | Shinnakano Industry Co Ltd | 酒造用精米機 |
JP2017515665A (ja) * | 2014-06-12 | 2017-06-15 | セノンテック リミテッド | 精米機用切削リング組立体 |
CN104148136A (zh) * | 2014-08-01 | 2014-11-19 | 李茂莛 | 粉碎碾米组合机 |
CN105750011A (zh) * | 2016-04-15 | 2016-07-13 | 安双志 | 一种高效的煤矿专用破碎装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5033371A (en) | Process of and system for flouring wheat | |
KR900006494B1 (ko) | 소맥 제분방법 | |
US6832545B2 (en) | Apparatus for manufacturing no-bran cereal | |
US3734752A (en) | Processing cereal grains and seeds by a semi-dry milling method | |
US20050220952A1 (en) | Corn debranning machine | |
JPH0775741A (ja) | 研削式竪型精穀機の除糠用多孔性筒状体 | |
EP0352262B1 (en) | A) discoid element b) helical screw c) apparatus and method for dehusking grain | |
CN107694658A (zh) | 一种稻谷剥壳分离一体机 | |
JPH04118055A (ja) | 穀類の皮層の剥離装置および剥離方法 | |
JP2016036749A (ja) | 精米機 | |
CN203184054U (zh) | 一种苦荞麦非热脱壳装置 | |
US8783588B2 (en) | Recovery of aleurone-rich flour from bran | |
US5145117A (en) | Process of and system for flouring wheat | |
JPH04156957A (ja) | 米穀の処理装置 | |
UA82862C2 (en) | Method and installation for cleaning grains | |
JP3162147B2 (ja) | 米穀処理装置 | |
JPS6357108B2 (ja) | ||
KR100501712B1 (ko) | 벌크 재료의 분쇄 방법 및 장치 | |
JP6521718B2 (ja) | 籾摺装置 | |
US2258494A (en) | Corn sheller | |
JPH07102334B2 (ja) | 湿式製粉方法及びその装置 | |
JP2017217574A (ja) | 精米機 | |
JP7464909B2 (ja) | 籾摺選別機 | |
Petrov et al. | SELECTION OF EQUIPMENT FOR PROCESSING ANCIENT GRAINS. | |
JPS5921662B2 (ja) | 自動籾摺選別装置に於ける仕切上米篩別装置 |