JPH04111447A - 半導体集積回路のマスクパターンデータ処理装置 - Google Patents
半導体集積回路のマスクパターンデータ処理装置Info
- Publication number
- JPH04111447A JPH04111447A JP2230153A JP23015390A JPH04111447A JP H04111447 A JPH04111447 A JP H04111447A JP 2230153 A JP2230153 A JP 2230153A JP 23015390 A JP23015390 A JP 23015390A JP H04111447 A JPH04111447 A JP H04111447A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- graphic
- processing
- design rule
- graphic pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims abstract 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 2
Landscapes
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体集積回路のマスクパターンデータ処理装
置、特に、多数の図形からなるマスクパターンデータに
ついて、デザインルール違反となるノツチ部を処理する
装置に関する。
置、特に、多数の図形からなるマスクパターンデータに
ついて、デザインルール違反となるノツチ部を処理する
装置に関する。
近年、CAD技術の進歩により、半導体集積回路のマス
クパターンのレイアウト設計をコンピュータを用いた自
動レイアウトシステムで行うことが多くなってきている
。このようなシステムでは、論理回路図に基づいてコン
ピュータが最適のレイアウト設計を行うことができ、集
積度が年々高まる傾向にある半導体集積回路の設計には
、益々重要な技術となってきている。
クパターンのレイアウト設計をコンピュータを用いた自
動レイアウトシステムで行うことが多くなってきている
。このようなシステムでは、論理回路図に基づいてコン
ピュータが最適のレイアウト設計を行うことができ、集
積度が年々高まる傾向にある半導体集積回路の設計には
、益々重要な技術となってきている。
このようにしてレイアウト設計されたマスクパターンに
対して、通常はデザインルールチェックが行われる。こ
のチエツクでは、1つのパターンと別なパターンとの配
置距離が、規定の距離以上を保っているか否かが判断さ
れる。規定の距離以内に複数の異なるパターンが配置さ
れていると、実際の半導体デバイスにおいて電流リーク
などの現象が生じ好ましくない。このデザインルールチ
ェックも、コンピュータを用いた図形演算によって行わ
れており、複数のパターンが規定の距離以内に近接して
配置されているのが発見されると、コンピュータはエラ
ーを発生してこれを設計者に知らしめている。ところが
、このようなコンピュータによるデザインルールチェッ
クでは、本来エラーではない場合に、疑似エラーが発生
されることがある。たとえば、コンタクトセルの図形パ
ターンと、これに接続すべき配線層の図形パターンは、
部分的に重なった位置に配置される。両図形パターンは
互いに形状が異なっているため、重なった部分の近傍に
、ノツチ部(くびれた凹状の部分)が生じることがある
。このノツチ部において、両図形パターンは規定の距離
以内に近接して配置されていると判断され、デザインル
ールチェックによりコンピュータはエラーを発生する。
対して、通常はデザインルールチェックが行われる。こ
のチエツクでは、1つのパターンと別なパターンとの配
置距離が、規定の距離以上を保っているか否かが判断さ
れる。規定の距離以内に複数の異なるパターンが配置さ
れていると、実際の半導体デバイスにおいて電流リーク
などの現象が生じ好ましくない。このデザインルールチ
ェックも、コンピュータを用いた図形演算によって行わ
れており、複数のパターンが規定の距離以内に近接して
配置されているのが発見されると、コンピュータはエラ
ーを発生してこれを設計者に知らしめている。ところが
、このようなコンピュータによるデザインルールチェッ
クでは、本来エラーではない場合に、疑似エラーが発生
されることがある。たとえば、コンタクトセルの図形パ
ターンと、これに接続すべき配線層の図形パターンは、
部分的に重なった位置に配置される。両図形パターンは
互いに形状が異なっているため、重なった部分の近傍に
、ノツチ部(くびれた凹状の部分)が生じることがある
。このノツチ部において、両図形パターンは規定の距離
以内に近接して配置されていると判断され、デザインル
ールチェックによりコンピュータはエラーを発生する。
本来、このコンタクトセルと配線層とは電気的に接続さ
れるため、両図形パターンが規定の距離以内に近接して
配置されていても、電流リークなどの問題は生じない。
れるため、両図形パターンが規定の距離以内に近接して
配置されていても、電流リークなどの問題は生じない。
ところが、通常のデザインルールチェックでは、各パタ
ーンについての電気的な接続関係までは考慮されないた
め、こうしたノツチ部については疑似エラーが発生して
しまう。
ーンについての電気的な接続関係までは考慮されないた
め、こうしたノツチ部については疑似エラーが発生して
しまう。
手作業でレイアウト設計を行っていた際には、このよう
なノツチ部が発生しないように考慮しながらレイアウト
設計を行っていたが、近年における自動レイアウトシス
テムでは、ノツチ部を発生させないような設計を行うの
は非常に困難である。
なノツチ部が発生しないように考慮しながらレイアウト
設計を行っていたが、近年における自動レイアウトシス
テムでは、ノツチ部を発生させないような設計を行うの
は非常に困難である。
そこで従来は、デザインルールチェックによりノツチ部
に基づく疑似エラーが発生した場合、その都度、設計者
が手作業でこのノツチ部の処理を行っている。すなわち
、このノツチ部を埋め込むような図形パターンを追加し
、デザインルールチェックにより疑似エラーが生じない
ように手当てしている。
に基づく疑似エラーが発生した場合、その都度、設計者
が手作業でこのノツチ部の処理を行っている。すなわち
、このノツチ部を埋め込むような図形パターンを追加し
、デザインルールチェックにより疑似エラーが生じない
ように手当てしている。
しかしながら、集積度の高いマスクパターンについて、
手作業でノツチ部の処理を行うには多大な労力と時間が
かかる。ノツチ部が単純な矩形状であれば、従来のデザ
インルールチェックシステムを用い、このノツチ部に対
応する矩形図形を発生させることは可能である。この矩
形図形でノツチ部を埋め込む処理を行えば、デザインル
ールチェックにおける疑似エラーに対処することができ
る。ところが、近年では、矩形の隅部を切り欠いた複雑
な図形パターンがコンタクトセルなどに用いられるよう
になってきている。したがって、従来のデザインルール
チェックシステムが有する図形演算機能では、埋め込み
処理のための図形を発生させることができない。
手作業でノツチ部の処理を行うには多大な労力と時間が
かかる。ノツチ部が単純な矩形状であれば、従来のデザ
インルールチェックシステムを用い、このノツチ部に対
応する矩形図形を発生させることは可能である。この矩
形図形でノツチ部を埋め込む処理を行えば、デザインル
ールチェックにおける疑似エラーに対処することができ
る。ところが、近年では、矩形の隅部を切り欠いた複雑
な図形パターンがコンタクトセルなどに用いられるよう
になってきている。したがって、従来のデザインルール
チェックシステムが有する図形演算機能では、埋め込み
処理のための図形を発生させることができない。
そこで本発明は、複雑な形状をした図形パターンを有す
る半導体集積回路のマスクパターンについて、デザイン
ルールチェック時のノツチ部の処理を容易に行うことの
できる半導体集積回路のマスクパターンデータ処理装置
を提供することを目的とする。
る半導体集積回路のマスクパターンについて、デザイン
ルールチェック時のノツチ部の処理を容易に行うことの
できる半導体集積回路のマスクパターンデータ処理装置
を提供することを目的とする。
本発明は、多数の図形からなるマスクパターンデータに
ついて、デザインルール違反となるノツチ部を処理する
半導体集積回路のマスクパターンデータ処理装置におい
て、 切り欠き隅部をもった矩形状の第1の図形パターンと、
この第1の図形パターンに重なることによりノツチ部を
形成する第2の図形パターンと、を認識する処理対象認
識手段と、 第1の図形パターンに基づいて、隅部の切り欠きがない
正規の矩形パターンを生成する矩形化処理手段と、 正規の矩形パターンに対して、パターンの輪郭線を内側
に所定距MLだけ移動することにより、縮小矩形パター
ンを生成するアンダーサイズ処理手段と、 縮小矩形パターンと第2の図形パターンとの間でデザイ
ンルールチェックを行い、両者間に存在するノツチ部に
相当するエラー図形パターンを生成するデザインルール
チェック手段と、エラー図形パターンに対して、パター
ンの輪郭線を外側に所定距離りだけ移動することにより
、第3の図形パターンを生成するオーバーサイズ処理手
段と、 第1の図形パターンおよび第2の図形パターンに、第3
の図形パターンを加えた新たなマスクパターンデータを
生成するマスクパターン更新手段と、 を設けたものである。
ついて、デザインルール違反となるノツチ部を処理する
半導体集積回路のマスクパターンデータ処理装置におい
て、 切り欠き隅部をもった矩形状の第1の図形パターンと、
この第1の図形パターンに重なることによりノツチ部を
形成する第2の図形パターンと、を認識する処理対象認
識手段と、 第1の図形パターンに基づいて、隅部の切り欠きがない
正規の矩形パターンを生成する矩形化処理手段と、 正規の矩形パターンに対して、パターンの輪郭線を内側
に所定距MLだけ移動することにより、縮小矩形パター
ンを生成するアンダーサイズ処理手段と、 縮小矩形パターンと第2の図形パターンとの間でデザイ
ンルールチェックを行い、両者間に存在するノツチ部に
相当するエラー図形パターンを生成するデザインルール
チェック手段と、エラー図形パターンに対して、パター
ンの輪郭線を外側に所定距離りだけ移動することにより
、第3の図形パターンを生成するオーバーサイズ処理手
段と、 第1の図形パターンおよび第2の図形パターンに、第3
の図形パターンを加えた新たなマスクパターンデータを
生成するマスクパターン更新手段と、 を設けたものである。
本発明による処理装置では、第1の図形パターンと第2
の図形パターンとの間に形成されるノツチ部を、覆い隠
すことのできる第3の図形パターンが自動生成される。
の図形パターンとの間に形成されるノツチ部を、覆い隠
すことのできる第3の図形パターンが自動生成される。
この第3の図形パターンは、矩形化処理、アンダーサイ
ズ処理、オーバーサイズ処理、といった基本的な図形の
論理演算によって生成することができる。この第3の図
形パターンを、第1および第2の図形パターンに加える
ことにより、デザインルールチェックでノツチ部が検出
されないようになる。こうして、複雑な形状をした図形
パターンを有する半導体集積回路のマスクパターンにつ
いて、デザインルールチェック時のノツチ部の処理を容
易に行うことができる。
ズ処理、オーバーサイズ処理、といった基本的な図形の
論理演算によって生成することができる。この第3の図
形パターンを、第1および第2の図形パターンに加える
ことにより、デザインルールチェックでノツチ部が検出
されないようになる。こうして、複雑な形状をした図形
パターンを有する半導体集積回路のマスクパターンにつ
いて、デザインルールチェック時のノツチ部の処理を容
易に行うことができる。
以下本発明を図示する実施例に基づいて説明する。第1
図は本発明による半導体集積回路のマスクパターンデー
タ処理装置の基本構成を示すブロック図である。この装
置は、複数の図形からなるマスクパターンデータについ
て、デザインルール違反となるノツチ部を処理する機能
を有する。この装置は、実際にはコンピュータによって
構成されるが、ここでは、これを各機能ごとにブロック
に分けて示しである。すなわち、この装置は、処理対象
認識手段10、矩形化処理手段20、アンダーサイズ処
理手段30、デザインルールチェック手段40、オーバ
ーサイズ処理手段50、マスクパターン更新手段60、
の6つのブロックから構成されている。
図は本発明による半導体集積回路のマスクパターンデー
タ処理装置の基本構成を示すブロック図である。この装
置は、複数の図形からなるマスクパターンデータについ
て、デザインルール違反となるノツチ部を処理する機能
を有する。この装置は、実際にはコンピュータによって
構成されるが、ここでは、これを各機能ごとにブロック
に分けて示しである。すなわち、この装置は、処理対象
認識手段10、矩形化処理手段20、アンダーサイズ処
理手段30、デザインルールチェック手段40、オーバ
ーサイズ処理手段50、マスクパターン更新手段60、
の6つのブロックから構成されている。
以下、具体的な図形パターンについての処理を例にとっ
て、この装置の動作を説明する。いま、第2図に示すよ
うな第1の図形パターン1と、第2の図形パターン2と
が、デザインルールチェックにおいて疑似エラーを生じ
たものとする。ここで、第1の図形パターン1はコンタ
クトセルであり、第2の図形パターン2はこのコンタク
トセルに電気的に接触する配線層である。第1の図形パ
ターンは、隅部を切り欠いた矩形状をしており、第2の
図形パターンは、L字型に曲がった帯状をしている。こ
のような2つの図形パターンについてデザインルールチ
ェックを行うと、ノツチ部Nの存在により、図の距離り
がデザインルールの規定距離以下であった場合に、疑似
エラーが生じることになる。
て、この装置の動作を説明する。いま、第2図に示すよ
うな第1の図形パターン1と、第2の図形パターン2と
が、デザインルールチェックにおいて疑似エラーを生じ
たものとする。ここで、第1の図形パターン1はコンタ
クトセルであり、第2の図形パターン2はこのコンタク
トセルに電気的に接触する配線層である。第1の図形パ
ターンは、隅部を切り欠いた矩形状をしており、第2の
図形パターンは、L字型に曲がった帯状をしている。こ
のような2つの図形パターンについてデザインルールチ
ェックを行うと、ノツチ部Nの存在により、図の距離り
がデザインルールの規定距離以下であった場合に、疑似
エラーが生じることになる。
処理対象認識手段10は、このようなデザインルールチ
ェックの結果、ノツチ部に基づく疑似エラーを生じさせ
た2つのパターンを認識する機能を有する。デザインル
ールチェックシステムが発生したエラーのうち、どれが
ノツチ部に基づく疑似エラーであるかを認識させるため
の処理は比較的複雑になる。そこで、この実施例の装置
では、設計者の入力によりこの認識を行うようにしてい
る。すなわち、処理対象認識手段10は、デザインルー
ルチェックシステムが発生したすべてのエラーをデイス
プレィに表示するなどして設計者に知らしめる。設計者
はこの中から本願装置にょる処理に適したノツチ部に基
づく疑似エラーを選択し、処理対象認識手段10に対し
てこの選択結果を人力する。こうして処理対象認識手段
10は、処理対象となる図形パターンを認識することが
できる。ここで説明する例では、第2図に示す第1の図
形パターン1と第2の図形パターン2とが、処理対象と
して認識されることになる。こうして、第1図に示すよ
うに、処理対象認識手段10は、切り欠き部を有する第
1の図形パターンを、矩形化処理手段20およびマスク
パターン更新手段60に与え、第2の図形パターンをデ
ザインルールチェック手段40およびマスクパターン更
新手段60に与える。
ェックの結果、ノツチ部に基づく疑似エラーを生じさせ
た2つのパターンを認識する機能を有する。デザインル
ールチェックシステムが発生したエラーのうち、どれが
ノツチ部に基づく疑似エラーであるかを認識させるため
の処理は比較的複雑になる。そこで、この実施例の装置
では、設計者の入力によりこの認識を行うようにしてい
る。すなわち、処理対象認識手段10は、デザインルー
ルチェックシステムが発生したすべてのエラーをデイス
プレィに表示するなどして設計者に知らしめる。設計者
はこの中から本願装置にょる処理に適したノツチ部に基
づく疑似エラーを選択し、処理対象認識手段10に対し
てこの選択結果を人力する。こうして処理対象認識手段
10は、処理対象となる図形パターンを認識することが
できる。ここで説明する例では、第2図に示す第1の図
形パターン1と第2の図形パターン2とが、処理対象と
して認識されることになる。こうして、第1図に示すよ
うに、処理対象認識手段10は、切り欠き部を有する第
1の図形パターンを、矩形化処理手段20およびマスク
パターン更新手段60に与え、第2の図形パターンをデ
ザインルールチェック手段40およびマスクパターン更
新手段60に与える。
続いて、矩形化処理手段20では、第1の図形パターン
1に対して矩形化処理が行われ、隅部の切り欠きがない
正規の矩形パターンが生成される。
1に対して矩形化処理が行われ、隅部の切り欠きがない
正規の矩形パターンが生成される。
すなわち、第3図に示すように、第1の図形パターン1
に基づいて正規の矩形パターン3が生成される。この処
理は、第1の図形パターンの4辺を延長し、この延長線
の各交点を4頂点とする新たな矩形を生成する演算を行
えばよい。
に基づいて正規の矩形パターン3が生成される。この処
理は、第1の図形パターンの4辺を延長し、この延長線
の各交点を4頂点とする新たな矩形を生成する演算を行
えばよい。
次に、アンダーサイズ処理手段30において、正規の矩
形パターン3に対して、パターンの輪郭線を内側に所定
距MLだけ移動することにより、縮小矩形パターンを生
成するアンダーサイズ処理が行われる。すなわち、第3
図に示す正規の矩形パターン3の4辺をそれぞれ距ML
だけ内側に移動させると、第4図に示すような縮小矩形
パターン4が得られる。このアンダーサイズ処理は、従
来の一般的な半導体集積回路のマスクパターンデータ処
理装置に備わっている公知の処理である。
形パターン3に対して、パターンの輪郭線を内側に所定
距MLだけ移動することにより、縮小矩形パターンを生
成するアンダーサイズ処理が行われる。すなわち、第3
図に示す正規の矩形パターン3の4辺をそれぞれ距ML
だけ内側に移動させると、第4図に示すような縮小矩形
パターン4が得られる。このアンダーサイズ処理は、従
来の一般的な半導体集積回路のマスクパターンデータ処
理装置に備わっている公知の処理である。
なお、所定距fiLは、第4図において、a≦L≦bな
る所定の値に設定する。
る所定の値に設定する。
続いて、デザインルールチェック手段40において、縮
小矩形パターン4と第2の図形パターン2との間で、デ
ザインルールチェックを行い、両者間に存在するノツチ
部に相当するエラー図形パターンを生成する。すなわち
、第5図に示すように、エラー図形パターン5(ハツチ
ングを施して示す)が生成される。このエラー図形パタ
ーン5は、縮小矩形パターン4と第2の図形パターン2
との間に存在するノツチ部に相当するパターンであり、
従来の一般的なデザインルールチェックシステムには、
このようなノツチ部に相当する図形をエラー図形として
発生する機能が備わっている。
小矩形パターン4と第2の図形パターン2との間で、デ
ザインルールチェックを行い、両者間に存在するノツチ
部に相当するエラー図形パターンを生成する。すなわち
、第5図に示すように、エラー図形パターン5(ハツチ
ングを施して示す)が生成される。このエラー図形パタ
ーン5は、縮小矩形パターン4と第2の図形パターン2
との間に存在するノツチ部に相当するパターンであり、
従来の一般的なデザインルールチェックシステムには、
このようなノツチ部に相当する図形をエラー図形として
発生する機能が備わっている。
したがって、デザインルールチェック手段40は、従来
の一般的なシステムをそのまま利用すればよい。この例
の場合、長さ(L+D)以下の距離にある2つの辺(そ
れぞれ別な図形パターンに所属するもの)については、
間隔に関するデザインルールチェックでルール違反と判
定し、違反対象となる辺に基づいてエラー図形を発生さ
せればよい。
の一般的なシステムをそのまま利用すればよい。この例
の場合、長さ(L+D)以下の距離にある2つの辺(そ
れぞれ別な図形パターンに所属するもの)については、
間隔に関するデザインルールチェックでルール違反と判
定し、違反対象となる辺に基づいてエラー図形を発生さ
せればよい。
続くオーバーサイズ処理手段50では、エラー図形パタ
ーン5に対して、パターンの輪郭線を外側に所定距離り
だけ移動することにより、第3の図形パターンを生成す
るオーバーサイズ処理が行われる。すなわち、第6図に
示すように、第3の図形パターン6が生成される。この
オーバーサイズ処理も、従来の一般的な半導体集積回路
のマスクパターンデータ処理装置に備わっている公知の
処理である。ここで、所定距離りは、前述のアンダーサ
イズ処理で用いた所定距離りと等しくする。
ーン5に対して、パターンの輪郭線を外側に所定距離り
だけ移動することにより、第3の図形パターンを生成す
るオーバーサイズ処理が行われる。すなわち、第6図に
示すように、第3の図形パターン6が生成される。この
オーバーサイズ処理も、従来の一般的な半導体集積回路
のマスクパターンデータ処理装置に備わっている公知の
処理である。ここで、所定距離りは、前述のアンダーサ
イズ処理で用いた所定距離りと等しくする。
最後に、マスクパターン更新手段60において、第1の
図形パターン1および第2の図形パターン2に、第3の
図形パターン6を加えた新たなマスクパターンデータが
生成される。すなわち、第2図に示すようなマスクパタ
ーンデータが、第7図に示すようなマスクパターンデー
タに更新される。
図形パターン1および第2の図形パターン2に、第3の
図形パターン6を加えた新たなマスクパターンデータが
生成される。すなわち、第2図に示すようなマスクパタ
ーンデータが、第7図に示すようなマスクパターンデー
タに更新される。
第3の図形パターン6によって、ノツチ部Nの埋め込み
処理が行われたため、この新たなマスクパターンデータ
に対してデザインルールチェックを行うと、疑似エラー
は生じなくなる。また、実際の半導体集積回路では、第
1の図形パターン1、第2の図形パターン2、第3の図
形パターン3、について図形の論理和演算がなされて実
際のパターン層が形成されることになるので、第3の図
形パターン6を追加しても何ら支障は生じない。
処理が行われたため、この新たなマスクパターンデータ
に対してデザインルールチェックを行うと、疑似エラー
は生じなくなる。また、実際の半導体集積回路では、第
1の図形パターン1、第2の図形パターン2、第3の図
形パターン3、について図形の論理和演算がなされて実
際のパターン層が形成されることになるので、第3の図
形パターン6を追加しても何ら支障は生じない。
以上、本発明を第2図に示す具体的な図形パターンを処
理対象として説明したが、本発明はこのようなパターン
だけに限定されず、他の種々のパターンに対しても適用
可能である。たとえば、上述の実施例では、第1の図形
パターンは直線によって隅部が切り欠かれたパターンで
あったが、曲線で隅部が切り欠かかれたパターンに対し
ても本発明は適用可能である。
理対象として説明したが、本発明はこのようなパターン
だけに限定されず、他の種々のパターンに対しても適用
可能である。たとえば、上述の実施例では、第1の図形
パターンは直線によって隅部が切り欠かれたパターンで
あったが、曲線で隅部が切り欠かかれたパターンに対し
ても本発明は適用可能である。
〔発明の効果〕
以上のとおり本発明による半導体集積回路のマスクパタ
ーンデータ処理装置によれば、第1の図形パターンと第
2の図形パターンとの間に形成されるノツチ部を覆い隠
すことのできる第3の図形パターンを、図形演算によっ
て生成し、埋め込み処理を自動的に行うようにしたため
、複雑な形状をした図形パターンを有する半導体集積回
路のマスクパターンについて、デザインルールチェック
時のノツチ部の処理を容易に行うことができる。
ーンデータ処理装置によれば、第1の図形パターンと第
2の図形パターンとの間に形成されるノツチ部を覆い隠
すことのできる第3の図形パターンを、図形演算によっ
て生成し、埋め込み処理を自動的に行うようにしたため
、複雑な形状をした図形パターンを有する半導体集積回
路のマスクパターンについて、デザインルールチェック
時のノツチ部の処理を容易に行うことができる。
るパターンの一例を示す図、第3図は第2図に示すパタ
ーンに対して矩形化処理を行った状態を示す図、第4図
は第3図に示すパターンに対してアンダーサイズ処理を
行った状態を示す図、第5図は第4図に示すパターンに
対してデザインルールチェックを行いエラー図形パター
ンを発生させた状態を示す図、第6図は第5図に示すエ
ラー図形パターンにオーバーサイズ処理を行った状態を
示す図、第7図は第2図に示すパターンに対して本願装
置による一連の処理を施して最終的に得られるパターン
を示す図である。
ーンに対して矩形化処理を行った状態を示す図、第4図
は第3図に示すパターンに対してアンダーサイズ処理を
行った状態を示す図、第5図は第4図に示すパターンに
対してデザインルールチェックを行いエラー図形パター
ンを発生させた状態を示す図、第6図は第5図に示すエ
ラー図形パターンにオーバーサイズ処理を行った状態を
示す図、第7図は第2図に示すパターンに対して本願装
置による一連の処理を施して最終的に得られるパターン
を示す図である。
1・・・第1の図形パターン、2・・・第2の図形パタ
ーン、3・・・正規の矩形パターン、4・・・縮小矩形
パターン、5・・・エラー図形パターン、6・・・第3
の図形パターン。
ーン、3・・・正規の矩形パターン、4・・・縮小矩形
パターン、5・・・エラー図形パターン、6・・・第3
の図形パターン。
第1図は本発明に係る半導体集積回路のマスクパターン
データ処理装置の基本構成を示すブロック図、第2図は
第1図に示す装置の処理対象とな特許出願人 大日本印
刷株式会社 出願人代理人 弁理士 志 村 浩第1図
データ処理装置の基本構成を示すブロック図、第2図は
第1図に示す装置の処理対象とな特許出願人 大日本印
刷株式会社 出願人代理人 弁理士 志 村 浩第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 多数の図形からなるマスクパターンデータについて、デ
ザインルール違反となるノッチ部を処理する装置であっ
て、 切り欠き隅部をもった矩形状の第1の図形パターンと、
この第1の図形パターンに重なることによりノッチ部を
形成する第2の図形パターンと、を認識する処理対象認
識手段と、 前記第1の図形パターンに基づいて、隅部の切り欠きが
ない正規の矩形パターンを生成する矩形化処理手段と、 前記正規の矩形パターンに対して、パターンの輪郭線を
内側に所定距離Lだけ移動することにより、縮小矩形パ
ターンを生成するアンダーサイズ処理手段と、 前記縮小矩形パターンと前記第2の図形パターンとの間
でデザインルールチェックを行い、両者間に存在するノ
ッチ部に相当するエラー図形パターンを生成するデザイ
ンルールチェック手段と、前記エラー図形パターンに対
して、パターンの輪郭線を外側に所定距離Lだけ移動す
ることにより、第3の図形パターンを生成するオーバー
サイズ処理手段と、 前記第1の図形パターンおよび第2の図形パターンに、
前記第3の図形パターンを加えた新たなマスクパターン
データを生成するマスクパターン更新手段と、 を備えることを特徴とする半導体集積回路のマスクパタ
ーンデータ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2230153A JPH04111447A (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 半導体集積回路のマスクパターンデータ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2230153A JPH04111447A (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 半導体集積回路のマスクパターンデータ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111447A true JPH04111447A (ja) | 1992-04-13 |
Family
ID=16903428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2230153A Pending JPH04111447A (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 半導体集積回路のマスクパターンデータ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04111447A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6536015B2 (en) | 2000-07-05 | 2003-03-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Apparatus and method of correcting layout pattern data, method of manufacturing semiconductor devices and recording medium |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP2230153A patent/JPH04111447A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6536015B2 (en) | 2000-07-05 | 2003-03-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Apparatus and method of correcting layout pattern data, method of manufacturing semiconductor devices and recording medium |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20110145775A1 (en) | Cell library, layout method, and layout apparatus | |
US20030005390A1 (en) | Pattern correction method, apparatus, and program | |
US5681674A (en) | Method of designing mask pattern or direct depicting pattern on a wafer for forming a semiconductor integrated circuit and design rule confirmation method | |
US5249134A (en) | Method of layout processing including layout data verification | |
CN109543308B (zh) | 一种验证设计规则检查脚本的方法 | |
JPH04111447A (ja) | 半導体集積回路のマスクパターンデータ処理装置 | |
US7370303B2 (en) | Method for determining the arrangement of contact areas on the active top side of a semiconductor chip | |
JPH04111448A (ja) | 半導体集積回路のマスクパターンデータ処理装置 | |
JP3117908B2 (ja) | ガードリング設計装置 | |
JPH0379743B2 (ja) | ||
CN112949242B (zh) | 遮光带版图绘制方法、光罩版图绘制方法及光罩版图 | |
JPH05289312A (ja) | 半導体集積回路のマスクパターン処理方法および処理装置 | |
JPH04344979A (ja) | パターンレイアウト検証装置 | |
JP2535411B2 (ja) | 図形処理方法 | |
JP2753001B2 (ja) | 半導体集積回路装置の設計変更方法 | |
JP2927319B2 (ja) | 配線情報加工方式 | |
Al-Khalili et al. | An algorithm for polygon conversion to boxes for VLSI layouts | |
JPS63313277A (ja) | 配線パタ−ンチェック方法 | |
JPS63115273A (ja) | Cadシステム | |
CN116823773A (zh) | Sram标记图形检测方法 | |
JP2728473B2 (ja) | 計算機支援設計装置 | |
JPH0683906A (ja) | レイアウト検証方法及びその装置 | |
JPH03227047A (ja) | レイアウト作成方法 | |
JPH0194638A (ja) | ブロック端子の発生方法 | |
JPH1031691A (ja) | マスクパターンデータのレイアウト検証装置 |