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JPH04111127U - 切換えスイツチ - Google Patents

切換えスイツチ

Info

Publication number
JPH04111127U
JPH04111127U JP2222891U JP2222891U JPH04111127U JP H04111127 U JPH04111127 U JP H04111127U JP 2222891 U JP2222891 U JP 2222891U JP 2222891 U JP2222891 U JP 2222891U JP H04111127 U JPH04111127 U JP H04111127U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
movable
changeover switch
case
operating lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2222891U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2550074Y2 (ja
Inventor
紳也 小野寺
Original Assignee
ナイルス部品株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ナイルス部品株式会社 filed Critical ナイルス部品株式会社
Priority to JP1991022228U priority Critical patent/JP2550074Y2/ja
Publication of JPH04111127U publication Critical patent/JPH04111127U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2550074Y2 publication Critical patent/JP2550074Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切換えスイッチに於いて、回転軸の露出部分
の腐食を防止するとともに、可動盤の寸法精度を確保す
る。 【構成】 切換えスイッチは、回転軸5、操作レバー6
及び可動盤9が有る。操作レバー6は、樹脂材料製であ
り、Oリング8を介して回転軸5を被覆する。回転軸5
は、金属材料製の取付板10を固着する。可動盤9は、
取付板10にアウトサート成形する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ロータリースイッチやレバー回動式スイッチ等の回転軸を有する各 種切換えスイッチの改良に関し、特に、当該回転軸の露出部分及び可動盤の改良 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、操作レバーに回転操作される回転軸が、ケース内において、可動接点を 配設した可動盤を駆動することにより接点切換えをする、いわゆる切換えスイッ チには、ロータリスイッチやレバー回動式スイッチ等各種有り、例えば実開昭5 9―154722号公報に係る技術などがある。 これら切換えスイッチは、設置された環境によっては、回転軸の露出部分の腐 食対策が問題となる。 例えば、車両用自動変速機に装着され、走行状態を設定する自動変速機のレバ ー操作で駆動されるインヒビタスイッチがある。このインヒビタスイッチは、自 動変速機の制御軸に連結された操作レバーの回転角度に対応して、可動盤に配設 した可動接片が基盤上において複数の固定接点を切換え作動するものであり、車 両のエンジンルームに設置される。エンジンルーム内は車両の駐・停車や走行中 の環境の影響をもっとも受け易い場所であり、この中に配設されたスイッチ類も 腐食し易いものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術においては、スイッチの金属製回転軸の露出部分が腐蝕するこ とにより、回転作用を阻害して作動不良を招来する惧れがある。 また可動盤を樹脂材料で成形する場合、成形後の熱収縮によって所期の寸法精 度を確保することが容易でなく、更に樹脂部の肉厚が部分的に厚くなるとひけが 生じ易く、該ひけ防止の為に肉抜きを必要とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記問題点に鑑みて考案したものであり、操作レバーに回転操作さ れる回転軸が、ケース内において可動接点を配設した可動盤を駆動することによ り、接点切換えをする切換えスイッチにおいて、第1の考案の特徴とする構成手 段は上記回転軸の露出部分の腐食を防止すべく、樹脂材料製の操作レバーがOリ ングを介して回転軸を被覆したことを特徴とする切換えスイッチを提供する。 また、第2の考案の特徴とする構成手段は上記可動盤の寸法精度を確保し、か つひけの発生を防止すべく、上記回転軸に金属材料製の取付板を固着し、該取付 板に上記可動盤をアウトサート成形したことを特徴とする切換えスイッチを提供 する。
【0005】
【実施例】
本考案に係る好適な一実施例を、インヒビタスイッチに適用した例で、添付図 面に基づき詳述する。 1は、金属材料で構成するケースであり、薄形の枠状に形成し、周囲に形成し たネジ孔1hにより下面に基盤2をネジ止めで固着している。また、ケース1に は自動変速機(図示せず)に取付ける長穴1aを形成している。 2は樹脂材料で構成する基盤であり、上面に支持穴2aを形成すると共に、該 支持穴2aを中心にして同心円上に複数の固定接点3を配設している。また、基 盤2は、外部配線と接続するコネクタ2bを一体形成している。4は各固定接点 3と導通しコネクタ2bに配列した端子である。 5は金属材料で構成する回転軸であり、上記支持穴2aに軸支する内端部5a と、ケース1の軸支穴1bに軸支する中央部5bと、該ケース1の外方に表出し た外端部5cと、中央部5bの外周に設けた段部5eで構成する。 6は樹脂材料で構成する操作レバーであり、その一端が一体成形により、ケー ス1の外方に表出した外端部5cを被覆かつ固着している。該操作レバー6は、 更に上記回転軸5の中央部5bの外周を被覆し、図1に示すごとく垂下端部6b を形成している。 該垂下端部6bは、上記回転軸5の段部5eに対して若干離間した位置で配置 しており、該垂下端部6bと段部5eの間に環状溝7を形成している。該環状溝 7は、Oリング8を装着している。 而して、上記回転軸5の露出部分は、該回転軸5をケース1の軸支穴1bに軸 支したとき、操作レバー6の垂下端部6b及びOリング8によって隠蔽すること ができる。 また、操作レバー6の他端は、自動変速機の制御軸が駆動する駆動アーム(図 示せず)を連結するための連結穴6aを形成している。該連結穴6aは、駆動ア ームとの接触部の寸法精度向上を図るべく、連結穴6aの内壁6cの全周に凸部 6dを設けている。
【0006】 9は樹脂材料で構成する可動盤であり、金属材料製の取付板10にアウトサー ト成形して固着している。該アウトサート成形を採用した場合、可動盤9の各部 の肉厚を容易に均等化することができ、また樹脂成形部の形状が小型に成るので 寸法公差を小さく設定することが可能と成る。 取付板10は、その上下に開口した貫通穴10aを内端部5aから挿通し、回 転軸5に形成したネジ部5dとナット11の締め付けにより該回転軸5に固着す る。可動盤9は、固定接点3に対向し圧縮バネ12で付勢した可動接点13を配 設している。
【0007】 ところで、樹脂材料で構成した基盤2は、高温になるとケース1内の空気の熱 膨張の影響等により、該ケース1と反対側、即ち、外方への変形が生ずる。その ため、Oリング14の密封不良となる。 この対策として、ケース1は基盤2との対向面に段差部1eを形成している。 段差部1eは、基盤2が熱変形した際における基盤面の接触に対する逃しのため に設けたものである。これにより、基盤2面との間に間隙Xを形成する。また、 ケース1の側壁における当接面1fと、コネクタ2bの立上り部分における当接 面2c間の間隙Yは上記段差部1eの間隙Xと比較して微小量に設定している。 14はケース1と基盤2間を密封するOリングであり、該ケース1の周囲に形成 した溝1g内に嵌装している。 而して、基盤2におけるコネクタ2b配設位置の熱変形は、当接面1fと当接 面2cが当接することにより、それ以上の変形を防止される。従って、この部分 においても、Oリング14の密封状態は保持される。 尚、上記実施例において、切換えスイッチはインヒビタスイッチに限定される ものではなく、例えば、ロータリスイッチでもよい。
【0008】
【考案の効果】
本考案は、叙上の構成作用により次の効果を奏する。 すなわち、第1の考案は、樹脂材料製の操作レバーがOリングを介して回転軸 を被覆したので、回転軸の露出部分の腐食を防止することができる。 また、第2の考案は、回転軸に金属材料製の取付板を固着し、該取付板に可動 盤をアウトサート成形したので、可動盤の寸法精度を確保することができ、更に ひけの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の好適な実施例を示した垂直断面図であ
る。
【図2】図1に示すものの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 1b 軸支穴 2 基盤 3 固定接点 5 回転軸 6 操作レバー 6b 垂下端部 7 環状溝 8 Oリング 9 可動盤 10 取付板 13 可動接点

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバーに回転操作される回転軸が、
    ケース内において可動接点を配設した可動盤を駆動する
    ことにより、接点切換えをする切換えスイッチにおい
    て、樹脂材料製の上記操作レバーがOリングを介して上
    記回転軸を被覆したことを特徴とする切換えスイッチ。
  2. 【請求項2】 操作レバーに回転操作される回転軸が、
    ケース内において可動接点を配設した可動盤を駆動する
    ことにより、接点切換えをする切換えスイッチにおい
    て、上記回転軸に金属材料製の取付板を固着し、該取付
    板に上記可動盤をアウトサート成形したことを特徴とす
    る切換えスイッチ。
JP1991022228U 1991-03-13 1991-03-13 切換えスイッチ Expired - Fee Related JP2550074Y2 (ja)

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JP1991022228U JP2550074Y2 (ja) 1991-03-13 1991-03-13 切換えスイッチ

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JPH04111127U true JPH04111127U (ja) 1992-09-28
JP2550074Y2 JP2550074Y2 (ja) 1997-10-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002319329A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Niles Parts Co Ltd インヒビタースイッチ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02145736U (ja) * 1989-05-11 1990-12-11

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Publication number Publication date
JP2550074Y2 (ja) 1997-10-08

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