JPH0410931Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0410931Y2 JPH0410931Y2 JP573887U JP573887U JPH0410931Y2 JP H0410931 Y2 JPH0410931 Y2 JP H0410931Y2 JP 573887 U JP573887 U JP 573887U JP 573887 U JP573887 U JP 573887U JP H0410931 Y2 JPH0410931 Y2 JP H0410931Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- manipulator
- coated
- coating machine
- horizontal shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 29
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 29
- 238000010422 painting Methods 0.000 claims description 7
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 10
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 7
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、塗装機により自動的に塗装を行な
う、特に自動車等の大量の塗装に適したレシプロ
式自動塗装装置に関する。
う、特に自動車等の大量の塗装に適したレシプロ
式自動塗装装置に関する。
(従来の技術)
従来の自動車等のレシプロ式自動塗装装置は、
第4図に示すように左右一対の支柱21,21に
昇降可能に昇降架台22を架設し、この昇降架台
22の下面に例えばベル塗装機23を備え、塗装
装置20全体を被塗装物24の進入方向に移動可
能に設けている。塗装の際には装置20を移動さ
せると共に被塗装物24の高さに合わせて昇降架
台22を上下させる(図中矢印方向)ものであ
る。
第4図に示すように左右一対の支柱21,21に
昇降可能に昇降架台22を架設し、この昇降架台
22の下面に例えばベル塗装機23を備え、塗装
装置20全体を被塗装物24の進入方向に移動可
能に設けている。塗装の際には装置20を移動さ
せると共に被塗装物24の高さに合わせて昇降架
台22を上下させる(図中矢印方向)ものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、この様な装置では、昇降架台の
上面に埃などがたまりやすく、この埃などが昇降
架台の昇降の際に被塗装物に落ち、その結果塗装
面のブツ発生を起こすという問題がある。とりわ
け、トンネルブース内で塗装する場合、ブース上
部よりほぼ真下に吹き下ろされるエアーが広面積
の昇降架台により遮られ、塗装面には不均一にエ
アーが当たり塗装に欠陥を生じ易いという問題も
ある。
上面に埃などがたまりやすく、この埃などが昇降
架台の昇降の際に被塗装物に落ち、その結果塗装
面のブツ発生を起こすという問題がある。とりわ
け、トンネルブース内で塗装する場合、ブース上
部よりほぼ真下に吹き下ろされるエアーが広面積
の昇降架台により遮られ、塗装面には不均一にエ
アーが当たり塗装に欠陥を生じ易いという問題も
ある。
本考案はこの様な問題点を解決するためのもの
であり、昇降架台を使用することなく塗装機を昇
降可能とするレシプロ式自動塗装装置を提供する
ことを目的とする。
であり、昇降架台を使用することなく塗装機を昇
降可能とするレシプロ式自動塗装装置を提供する
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本考案のレシプロ式自動塗装装置は、被塗装物
の上方に設置された横架軸と、屈伸自在な複数の
アームを備えかつ前記横架軸の左右両側に吊り下
り接続された2個のマニプレータと、該マニプレ
ータ双方の下端部同志を連結する取付軸と、該取
付軸に取付られた塗装機と、前記マニプレータを
屈伸運動させて該塗装機を上下動させる駆動装置
とを備えてなることを特徴とする。
の上方に設置された横架軸と、屈伸自在な複数の
アームを備えかつ前記横架軸の左右両側に吊り下
り接続された2個のマニプレータと、該マニプレ
ータ双方の下端部同志を連結する取付軸と、該取
付軸に取付られた塗装機と、前記マニプレータを
屈伸運動させて該塗装機を上下動させる駆動装置
とを備えてなることを特徴とする。
本考案のレシプロ式自動塗装装置は、被塗装物
の高さに合わせてマニプレータのアームを屈伸さ
せることにより、塗装機を上下動させ被塗装物と
の距離を適度に調整し塗装を行なうものである。
ここでマニプレータのアームの屈伸運動は、例え
ばギア駆動機構や圧力シリンダ機構等の駆動装置
により行なう。
の高さに合わせてマニプレータのアームを屈伸さ
せることにより、塗装機を上下動させ被塗装物と
の距離を適度に調整し塗装を行なうものである。
ここでマニプレータのアームの屈伸運動は、例え
ばギア駆動機構や圧力シリンダ機構等の駆動装置
により行なう。
また塗装機を駆動装置により傾動および取付軸
上を横行可能としても良い。この駆動装置は前記
のマニプレータの駆動装置と同一でも異なつてい
ても良い。この塗装機の傾動は様々な角度での塗
装を可能とし、また横行は幅の広い被塗装物にも
まんべんなく塗装することを可能とする。
上を横行可能としても良い。この駆動装置は前記
のマニプレータの駆動装置と同一でも異なつてい
ても良い。この塗装機の傾動は様々な角度での塗
装を可能とし、また横行は幅の広い被塗装物にも
まんべんなく塗装することを可能とする。
さらに上記の駆動装置は、被塗装物の形状を検
出する装置と連動させることによりマニプレータ
のアームの屈伸運動等を自動的に行なうことも可
能である。
出する装置と連動させることによりマニプレータ
のアームの屈伸運動等を自動的に行なうことも可
能である。
(作用)
本考案のレシプロ式自動塗装装置は、横架軸に
吊り下げたマニプレータのアームの屈伸運動によ
り、塗装機を適度な高さに調整するものであるた
め、昇降架台を必要としない。このため昇降架台
から落ちた埃が被塗装物に付着することがない。
またこの装置をトンネルブース内で使用し、エア
ーを吹き下ろす場合でも、エアーはまんべんなく
被塗装物に当たる。
吊り下げたマニプレータのアームの屈伸運動によ
り、塗装機を適度な高さに調整するものであるた
め、昇降架台を必要としない。このため昇降架台
から落ちた埃が被塗装物に付着することがない。
またこの装置をトンネルブース内で使用し、エア
ーを吹き下ろす場合でも、エアーはまんべんなく
被塗装物に当たる。
(実施例)
次に本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
るが、本考案はこれに限定されるものではない。
るが、本考案はこれに限定されるものではない。
第1図および第2図は各々本考案のレシプロ式
自動塗装装置の正面図及び平面図であり、第3図
はマニプレータの側面図である。
自動塗装装置の正面図及び平面図であり、第3図
はマニプレータの側面図である。
被塗装物17の進入方向の左右両側に設けた一
対の支持台1,1の上に追従レール3,3を布設
し、このレール3,3上に装置本体4がスライド
ベアリング5,5を介して設置されており、この
装置本体4は、駆動モータ2により追従駆動スプ
ロケツト6が回転し被塗装物17の進入方向に追
従する。
対の支持台1,1の上に追従レール3,3を布設
し、このレール3,3上に装置本体4がスライド
ベアリング5,5を介して設置されており、この
装置本体4は、駆動モータ2により追従駆動スプ
ロケツト6が回転し被塗装物17の進入方向に追
従する。
この装置本体4は、その上部に設けた横架軸7
で左右が連結されており、この横架軸7の両端近
傍には各々マニプレータ8,8を吊り下げ、各々
のマニプレータ8,8の下端は取付軸9で連結さ
れ、そして取付軸9には例えばベル塗装機10,
10′,10″が配設されている。またこれらベル
塗装機10,10′,10″およびマニプレータ
8,8との重量平衡を保つため、横架軸を支点と
してベル塗装機10,10′,10″の反対側には
ウエートバランス11を配設している。
で左右が連結されており、この横架軸7の両端近
傍には各々マニプレータ8,8を吊り下げ、各々
のマニプレータ8,8の下端は取付軸9で連結さ
れ、そして取付軸9には例えばベル塗装機10,
10′,10″が配設されている。またこれらベル
塗装機10,10′,10″およびマニプレータ
8,8との重量平衡を保つため、横架軸を支点と
してベル塗装機10,10′,10″の反対側には
ウエートバランス11を配設している。
マニプレータ8は、横架軸7と上端部で接続さ
れたアーム8aと、この下端部と接続されたアー
ム8bとよりなり、駆動モータ12によりギア1
3を介し、アーム8aが横架軸7を中心として回
転し、同時にギア14,14′を介しアーム8b
がアーム8aとの接続部を中心として回転するこ
とにより上下動(矢印Y方向)することにより、
取付軸に配設したベル塗装機10,10′,1
0″を適度な高さに調節する。
れたアーム8aと、この下端部と接続されたアー
ム8bとよりなり、駆動モータ12によりギア1
3を介し、アーム8aが横架軸7を中心として回
転し、同時にギア14,14′を介しアーム8b
がアーム8aとの接続部を中心として回転するこ
とにより上下動(矢印Y方向)することにより、
取付軸に配設したベル塗装機10,10′,1
0″を適度な高さに調節する。
またベル塗装機10,10′,10″のうち両端
のベル塗装機10,10″は、駆動モータ15に
より横行(矢印X方向)可能であり、これにより
ベル塗装機10,10″の間隔を広げたり、狭め
たりできる。さらに全てのベル塗装機10,1
0′,10″は駆動モータ16により取付軸9を軸
として傾動(矢印Z方向)可能であり、これによ
り様々な角度で塗料を噴出できる。
のベル塗装機10,10″は、駆動モータ15に
より横行(矢印X方向)可能であり、これにより
ベル塗装機10,10″の間隔を広げたり、狭め
たりできる。さらに全てのベル塗装機10,1
0′,10″は駆動モータ16により取付軸9を軸
として傾動(矢印Z方向)可能であり、これによ
り様々な角度で塗料を噴出できる。
これらの駆動モータ2,12,15,16は、
被塗装物17の形状を検知する制御装置(図示せ
ず)と連動し、装置本体4の各部分の動きが自動
的に制御されており、この結果被塗装物17の形
状に合わせてベル塗装機10,10′,10″が自
動的に動く。
被塗装物17の形状を検知する制御装置(図示せ
ず)と連動し、装置本体4の各部分の動きが自動
的に制御されており、この結果被塗装物17の形
状に合わせてベル塗装機10,10′,10″が自
動的に動く。
この装置をトンネルブース内で用い、実際に塗
装を行なつたところ、装置上方からのエアーは被
塗装物にまんべんなく当たり、塗装面にかぶりが
生じることがなく、さらに被塗装物への埃の付着
も長期間にわたつてみられなかつた。
装を行なつたところ、装置上方からのエアーは被
塗装物にまんべんなく当たり、塗装面にかぶりが
生じることがなく、さらに被塗装物への埃の付着
も長期間にわたつてみられなかつた。
(考案の効果)
本考案のレシプロ式自動塗装装置は、以上説明
した様に、塗装機の上下動のために従来の昇降架
台を必要としないものである。このため昇降架台
から埃が落ちることも、昇降架台により装置上方
からのエアーが遮られることもなく良好な塗装を
行なうことが可能となつた。
した様に、塗装機の上下動のために従来の昇降架
台を必要としないものである。このため昇降架台
から埃が落ちることも、昇降架台により装置上方
からのエアーが遮られることもなく良好な塗装を
行なうことが可能となつた。
さらに塗装機を横行および傾動可能とできるた
め被塗装物の幅が広いものでも、形状が複雑なも
のでもまんべんなく塗装することができる。
め被塗装物の幅が広いものでも、形状が複雑なも
のでもまんべんなく塗装することができる。
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は
第1図の平面図、第3図は第1図の部分側面図、
第4図は従来のレシプロ式自動塗装装置の正面図
を表わす。 図中、7……横架軸、8……マニプレータ、9
……取付軸、10,10′,10″……ベル塗装
機、2,12,15,16……駆動モータ。
第1図の平面図、第3図は第1図の部分側面図、
第4図は従来のレシプロ式自動塗装装置の正面図
を表わす。 図中、7……横架軸、8……マニプレータ、9
……取付軸、10,10′,10″……ベル塗装
機、2,12,15,16……駆動モータ。
Claims (1)
- 被塗装物の上方に設置された横架軸と、屈伸自
在な複数のアームを備えかつ前記横架軸の左右両
側に吊り下り接続された2個のマニプレータと、
該マニプレータ双方の下端部同志を連結する取付
軸と、該取付軸に取付られた塗装機と、前記マニ
プレータを屈伸運動させて該塗装機を上下動させ
る駆動装置とを備えてなることを特徴とするレシ
プロ式自動塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP573887U JPH0410931Y2 (ja) | 1987-01-19 | 1987-01-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP573887U JPH0410931Y2 (ja) | 1987-01-19 | 1987-01-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63115462U JPS63115462U (ja) | 1988-07-25 |
JPH0410931Y2 true JPH0410931Y2 (ja) | 1992-03-18 |
Family
ID=30787605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP573887U Expired JPH0410931Y2 (ja) | 1987-01-19 | 1987-01-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0410931Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-01-19 JP JP573887U patent/JPH0410931Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63115462U (ja) | 1988-07-25 |
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