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JPH04109037A - 制御型排気装置 - Google Patents

制御型排気装置

Info

Publication number
JPH04109037A
JPH04109037A JP22742290A JP22742290A JPH04109037A JP H04109037 A JPH04109037 A JP H04109037A JP 22742290 A JP22742290 A JP 22742290A JP 22742290 A JP22742290 A JP 22742290A JP H04109037 A JPH04109037 A JP H04109037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silencer
exhaust
valve
sub
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22742290A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuyoshi Ichinomiya
一宮 剛志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
Priority to JP22742290A priority Critical patent/JPH04109037A/ja
Publication of JPH04109037A publication Critical patent/JPH04109037A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、排気騒音の減衰特性とエンジンの出力性能と
を可変設定し得る制御型排気装置に関する。
[従来の技術] 従来、自動車用エンジンに用いられる排気装置としては
、第5図に示したものが提案されている(実公平1−4
3449号公報参照)。すなわち、エンジン1の排気マ
ニホルド2は、フロントチューブ3、触媒4、及び第1
センタチユーブ5を介して、容積室14を有するブリマ
フラ6の一側部に連通されており、前記第1センタチユ
ーブ5には前記ブリマフラ6の近傍に位置する開閉弁1
0が介装されている。前記ブリマフラ6の他側部には、
前記容積室14に連通ずる第2センタチユーブ7の一端
部が接続されており、該第2センタチユーブ7の他端部
はテールチューブ8を有するメインマフラ9に連通され
ている。
前記第1センタチユーブ5の下流側端部と第2センタチ
ユーブ7の上流側端部には、前記容積室14を貫通する
バイパス通路11が連通されており、該バイパス通路1
1の通路断面積は前記各センタチューブ5.7より充分
に小さく設定されてイル。また、前記開閉弁10にはア
クチュエータ12が接続されており、該アクチュエータ
12は制御回路13により制御されるようになっている
かかる構造において、前記制御回路13はエンジン回転
数が3.50Orpm未満である場合には、前記アクチ
ュエータ12を作動させて前記開閉弁10を閉駆動させ
る。これにより、第1センタチユーブ5は下流部におい
て閉鎖され、エンジンから排出された排気はバイパス通
路11を介して、第2センタチユーブ7内に流れ、該第
2センタチユーブ7からメインマフラ9に導かれる。こ
のとき、前記バイパス通路11は、前述のように通路断
面積が充分に小さく設定されていることから、バイパス
通路11内での縮流による消音効果が得られるとともに
、前記容積室14を共鳴室として機能させたレゾネータ
作用により消音効果が得られる。
また、エンジン回転数が3.50Orpm以上である場
合には、制御回路13は前記アクチュエータ12を作動
させて前記開閉弁10を開駆動させる。これにより、第
1センタチニーブ5は解放され、排気の大部分はプリマ
フラ6の容積室14内を直線的に通流し、該容積室14
は高周波消音用の拡張室として機能し、高周波騒音が効
果的に低減されるものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の制御型排気装置にあっ
ては、前記開閉弁ioを閑にした状態においては、プリ
マフラ6の容積室14を共鳴室として機能させることに
より消音を行うように構成されていることから、レゾネ
ータ作用による騒音の減衰量は、前記容積室14の容積
にのみ依存する。したがって、前記レゾネータ作用によ
って得られる消音効果に関しては、自ずと前記容積室1
4の容積による限界が生じ、充分な消音効果を得ること
ができない。
また、エンジン回転数が高回転状態にあるときには、前
記開閉弁10を開にすることより、排気を直線的に通流
させ排圧の低下を図るようにしているが、開閉弁10を
開にしても、閉である場合と同様に、単一の第2センタ
チユーブ7を介してメインマフラ9に排気が導かれる。
したがって、開閉弁10を開にしても、閉時と比較して
排気抵抗を大幅に低下させ得るものではなく、エンジン
の高回転時に排圧を低下させて、出力を向上させるには
未だ不充分なものであった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもの
であり、開閉弁の開時及び閉時の消音特性を向上させる
とともに、排圧の低下をも可能にした制御型排気装置を
提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために本発明にあっては、エンジン
からの排気の流れに対して、上流側に位置する副消音器
と下流側に位置する主消音器とを備え、前記副消音器の
内部において二股に分岐した一対の排気管が延設され、
該一対の排気管は前記主消音器に連通され、前記排気管
の一方には、前記副消音器内に延在する部位に貫通孔が
設けられるとともに、前記副消音器と主消音器間に延在
する部位に開閉弁が介装されている。
[作用] 前記構成において、開閉弁を閉作動させると該開閉弁が
介装された一方の排気管は、副消音器と主消音器との間
において閉鎖され、排気は他方の排気管のみを介して通
流する。したがって、エンジンからの排気を一対の排気
管内を通流させた場合と比較して、排気管断面積が減少
し、これにより排気抵抗が増加する。
また、一方の排気管は前記副消音器内に延在する部位に
貫通孔が設けられていることから、開閉弁を閉作動させ
ると、前記一方の排気管は副消音器から開閉弁の配設位
置までの容積において、前記貫通孔を介して副消音器に
連通ずる連通空間を形成する。したがって、副消音器に
おいてレゾネータとして機能する空間の容量、つまりレ
ゾネータ容量は、前記副消音器自体の容量に前記連通空
間の容量が加わることにより増大する。
他方、前記開閉弁を開作動させた状態においては、排気
は一対の排気管の双方を通流する。したがって、排気管
断面積が増大し、これにより、排気抵抗が減少して排圧
は低下する。そして、開閉弁が開となることにより、一
方の排気管において形成されていた主消音器から開閉弁
の配設位置までの前記連通空間が消失し、これにより、
副消音器のみの容量からなるレゾネータ容量により消音
がなされることとなり、よって副消音器は開閉弁の開時
とは異なる消音特性のレゾネータとして作用する。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面に・従って説明す
る。すなわち第1図に示したように、フロントチューブ
20は、上流端においてエンジンの排気マニホルド(図
示せず)に連通されており、下流端において触媒21の
一端部に連通されている。該触媒21の他端部には、セ
ンタチューブ22の上流端が接続されており、該センタ
チューブ22には密閉空間からなる容積室29を有する
副消音器23に貫通されている。
前記センタチューブ22は、前記副消音器23内におい
て、分岐部24を介して二股に分岐されており、これに
より一対の排気管を構成する第1分岐チューブ25と第
2分岐チューブ26とが形成されている。両分岐チュー
ブ25.26は、平行に延設され、エンジンからの排気
の流れに対して前記副消音器23より下流に位置する主
消音器27に連通されおり、該主消音器27には一対の
テールチューブ31.31が突設されている。
前記第1分岐チューブ25には、前記副消音器23の内
部、つまり容積室29内に延在する部位に、複数の小孔
からなる貫通孔28が設けられおり、また、主消音器2
3と副消音器27との間に延在する部位には開閉弁30
か介装され、該開閉弁30は前記副消音器23から長さ
σをもって、下流側に配設されている。
以上の構成にかかる本実施例において、前記開閉弁30
を閉作動させると第1分岐チューブ25は、副消音器2
3と主消音器27との間において閉鎖される。したがっ
て、エンジンからの排気を第1分岐チューブ25と第2
分岐チューブ26とに通流させた場合と比較して、排気
管断面積が半減する。この排気管断面積の半減により、
排気系の排気抵抗が増加し、該排気抵抗の増加により排
気騒音を低減させることができる。
また、前記第1分岐チューブ25には、前記副消音器2
3内に延在する部位に貫通孔28が設けられていること
から、開閉弁30を閉作動させると、第1図(A)に示
したように、前記第1分岐チューブ25には、副消音器
23から開閉弁30の配設位置までの容積において、前
記貫通孔28を介して副消音器23の容積室29に連通
する連通空間C(斜線図示)が形成される。
したがって、このとき副消音器23において共鳴室とし
て機能する容積室29は、前記連通空間Cが加わること
によりレゾネータとして機能する容積、つまりレゾネー
タ容量が増大する。よって、副消音器23においては、
第2図(A)に模式的に示したように、排気が通流して
いる第2分岐チューブ26に対応して、容積室29自体
の容1vと前記連通空間Cの容量■、とからなる大容量
のレゾネータ容量RVをもって、消音が行われることと
なる。
このため、該大容量のレゾネータ容量RVにより、排気
騒音の特定周波成分を充分に減衰させることができ、例
えば第3図に点線で示したように、エンジン回転数が低
回転である領域で発生する低周波の排気騒音を、大幅に
減少させた特性を得ることができる。
また、前記開閉弁30の副消音器23からの距離ρによ
り、前記連通空間Cの容積V、が変化し、これにより前
記レゾネータ容量RVが変化することから、該レゾネー
タ容量RVに応じて、開閉弁30の開時における消音特
性も変化する。よって、主消音器27や副消音器23の
容積を変更するような大幅な設計変更を伴うことなく、
開閉弁30の位置を設定変更する簡易な設計変更により
、任意の消音特性を設定することが可能となる。
一方、前記開閉弁30を開作動させた状態においては、
第1図(B)に示したように、排気は分岐部24おいて
分流して、第1分岐チューブ25と第2分岐チューブ2
6とを通流し、主消音器27を介してテールチューブ3
1.31から外部に放出される。したがって、開閉弁3
0の開時には、第1、第2両分岐チューブ25.26内
を排気が通流することから、排気管断面積が増大し、こ
れにより第4図に一点鎖線で示したように、点線で示し
た開閉弁30の閉時より排圧が大幅に低下した特性を得
ることができ、該排圧の低下によりエンジンの出力性能
を高めることができる。
また、開閉弁が開となることにより、前記容積V、から
なる連通空間Cが消失することから、第2図(B)に示
したように、副消音器23においては、このとき排気が
通流している第1、第2両分岐チューブ25.26に対
応して、容積室29自体の容量■1からなる小容量のレ
ゾネータ容量RVをもって、消音が行われることとなる
。このため、該小容量のレゾネータ容量RVにより、副
消音器23を排気騒音の高周波成分を減衰させる高周波
レゾネータとして機能ことかでき、これにより、第3図
に一点鎖線で示したようにエンジンの高回転域で生ずる
排気音の高周波成分を減衰させた特性を得ることができ
る。
よって、単一の副消音器23を開閉弁30の開閉に応じ
て、低周波レゾネータと高周波レゾネータとして使用す
ることが可能となり、開閉弁30を例えばエンジン回転
数が2.50Orpm未満では閏に、2,500rpm
以上では開に作動させる制御を行えば、第3.4図に本
実施例として実線で示した騒音特性や排圧特性が得られ
、これによりエンジン高回転時には排圧を低下させてエ
ンジン出力を高めつつ、低回転域から高回転域まで、排
気騒音の低減を図ることが可能となるのである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、開閉弁の開時と閉
時とに対応して、以下の効果を得ることができる。
(閉時) (1)一対の排気管において、一方の排気管が閉鎖され
ることにより、排気を一対の排気管双方に通流させた場
合と比較して、排気管断面積を減少させることができる
ことから、これにより排気抵抗を増加させて、排気騒音
を低減させることができる。
(2)一方の排気管において開閉弁は副消音器と主消音
器との間に介装されていることから、前記一方の排気管
が開閉弁によって閉鎖されることにより、一方の排気管
は開閉弁の位置に応じた長さとその断面積とからなる容
積をもって、副消音器のレゾネータ容量を増大させるこ
とができる。よって、副消音器の大きさのみに依存する
ことなく、前記一方の排気管を有効利用して、排気騒音
を減衰させることができ、これにより排気騒音の低減効
果を向上させることが可能となる。
(3)開閉弁の副消音器からの距離により、該副消音器
のレゾネータ容量を変更し得ることから、副消音器や主
消音器自体の容積を変更するような大幅な設計変更を伴
うことなく、開閉弁の位置を設定変更する簡易な設計変
更により、任意の消音特性を設定することが可能となる
(開時) (1)一対の排気管を介して排気を通流させることが可
能となることから、排気管断面積が増大し、これにより
排圧を大幅に低下させてエンジンの出力を、充分に高め
ることができる。
(2)開閉弁が開となることにより、開閉弁の開時に一
方の排気管により形成されていた副消音器と連通ずる空
間を消失させ得ることから、これにより副消音器の消音
特性を大幅に設定変更することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は、本発明の一実施例における開閉弁が閉
である状態の各消音器を透視した平面図、第1図(B)
は、同実施例における開閉弁が閉状態にある場合の同平
面図、 第2図(A)は、同実施例における開閉弁が閉状態にあ
る場合における副消音器のレゾネータ容量を示す説明図
、 第2図(B)は、同実施例における開閉弁が開状態にあ
る場合における副消音器のレゾネータ容量を示す説明図
、 第3図は、同実施例の排気騒音特性図、第4図は、同実
施例の排圧特性図、 第5図は、従来の排気装置を示す概念図である。 23・・・副消音器、24・・・分岐部、25・・・第
1分岐チューブ(排気管)、26・・・第2分岐チュー
ブ(排気管)、27・・・主消音器、28・・・貫通孔
、30・・・開閉弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上流側に位置する副消音器の内部において二股に
    分岐した一対の排気管が延設され、該一対の排気管は下
    流側に位置する主消音器に連通され、前記排気管の一方
    には、前記副消音器内に延在する部位に貫通孔が設けら
    れるとともに、前記副消音器と主消音器間に延在する部
    位に開閉弁が介装されたことを特徴とする制御型排気装
    置。
JP22742290A 1990-08-29 1990-08-29 制御型排気装置 Pending JPH04109037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22742290A JPH04109037A (ja) 1990-08-29 1990-08-29 制御型排気装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22742290A JPH04109037A (ja) 1990-08-29 1990-08-29 制御型排気装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04109037A true JPH04109037A (ja) 1992-04-10

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ID=16860601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22742290A Pending JPH04109037A (ja) 1990-08-29 1990-08-29 制御型排気装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH04109037A (ja)

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