JPH0393881A - 作動流体 - Google Patents
作動流体Info
- Publication number
- JPH0393881A JPH0393881A JP1231881A JP23188189A JPH0393881A JP H0393881 A JPH0393881 A JP H0393881A JP 1231881 A JP1231881 A JP 1231881A JP 23188189 A JP23188189 A JP 23188189A JP H0393881 A JPH0393881 A JP H0393881A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- perfluorocyclopropane
- working fluid
- compounds
- freon
- fluorocarbons
- Prior art date
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- Pending
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- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、冷凍機、ヒートポンプなどにおいて使用され
る作動流体に関する。
る作動流体に関する。
従来技術とその問題点
従来、作動流体乃至冷媒としては、クロロフルオ口炭化
水素、フルオロ炭化水素、これらの共沸組戊物並びにそ
の近辺の組戊の組戊物が知られている。これらは、フロ
ン又はフロン系冷媒と称されており、現在冷凍機用の作
動流体としてはトリクロロフルオロメタン(フロン−1
1)、ジクロロジフルオロメタン(フロン−12)など
が主に使用されている。しかしながら、近年、大気中に
放出された場合に、ある種のフロンが成層圏のオゾン層
を破壊し、その結果、人類を含む地球上の生態系に重大
な悪影響を及ぼすことが指摘されている。従って、オゾ
ン層破壊の可能性の高いフロンについては、国際的な取
り決めにより、使用及び生産が制限されるに至っている
。制限の対象となるフロンの一種に上記の様に汎用され
ているフロン−11およびフロン−12がある。冷凍・
空調設備の普及に伴い、需要が毎年増大しているフロン
の使用及び生産の制限は、居住環境をはじめとして、現
在の社会機構全般に与える影響が大きい。従って、オゾ
ン破壊問題を生じる危険性の無い或いはその危険性の低
い新たな冷媒の開発が緊急の課題となっている。
水素、フルオロ炭化水素、これらの共沸組戊物並びにそ
の近辺の組戊の組戊物が知られている。これらは、フロ
ン又はフロン系冷媒と称されており、現在冷凍機用の作
動流体としてはトリクロロフルオロメタン(フロン−1
1)、ジクロロジフルオロメタン(フロン−12)など
が主に使用されている。しかしながら、近年、大気中に
放出された場合に、ある種のフロンが成層圏のオゾン層
を破壊し、その結果、人類を含む地球上の生態系に重大
な悪影響を及ぼすことが指摘されている。従って、オゾ
ン層破壊の可能性の高いフロンについては、国際的な取
り決めにより、使用及び生産が制限されるに至っている
。制限の対象となるフロンの一種に上記の様に汎用され
ているフロン−11およびフロン−12がある。冷凍・
空調設備の普及に伴い、需要が毎年増大しているフロン
の使用及び生産の制限は、居住環境をはじめとして、現
在の社会機構全般に与える影響が大きい。従って、オゾ
ン破壊問題を生じる危険性の無い或いはその危険性の低
い新たな冷媒の開発が緊急の課題となっている。
問題点を解決するための手段
本発明者は、大気中に放出された場合にもオゾン層に及
ぼす影響が小さいか或いは影響のない新たな冷媒を得る
べく、種々研究を重ねてきた。その結果、パーフルオロ
シク口プロパンが、その目的に合致する要件を具備して
いることを見出した。
ぼす影響が小さいか或いは影響のない新たな冷媒を得る
べく、種々研究を重ねてきた。その結果、パーフルオロ
シク口プロパンが、その目的に合致する要件を具備して
いることを見出した。
また、パーフルオロシクロプロパンがヒートポンプ用の
作動流体としても優れた性質を具備していることを併せ
て見出した。
作動流体としても優れた性質を具備していることを併せ
て見出した。
すなわち、本発明は、パーフルオロシク口プロパンから
なる作動流体に係る。
なる作動流体に係る。
本発明で使用するパーフルオロシクロプロパン(以下フ
ロンーC216という)の主な物性は、以下の通りであ
る。
ロンーC216という)の主な物性は、以下の通りであ
る。
沸点 −30.3°C
臨界温度 97.4゜C
臨界圧力 4 1 . 0kg/cot−
a分子量 150 本発明において、フロンーC216には、必要に応じ、
安定剤を0ト用することが出来る。即ち、過酷な使用条
件下により高度の安定性が要求される場合には、プロピ
レンオキシド、1,2−プチレンオキシド、グリシドー
ルなどのエボキシド類:ジメチルホスファイト、ジイソ
プ口ピルホスファイト、ジフェニルホスファイトなどの
ホスファイト類;トリラウリルトリチオフオスファイト
などのチオホスファイト類;トリフエノキシホスフイン
サルファイド、トリメチルホスフィンサルファイドなど
のホスフィンサルファイド類;ホウ酸、トリエチルボレ
ート、トリフエニルボレート、フェニルボロン酸、ジフ
エニルボロン酸などのホウ素化合物;2,6−ジーte
rt・ブチルパラクレゾールなどのフェノール類;ニト
ロメタン、ニトロエタンなどのニトロアルカン類:アク
リル酸メチル、アクリル酸エチルなどのアクリル酸エス
テル類;その他ジオキサン、tert◆ブタノール、ペ
ンタエリスリトール、バライソプロペニルトルエン;な
どの安定剤を作動流体重量の0.01〜5%程度添加す
ることができる。
a分子量 150 本発明において、フロンーC216には、必要に応じ、
安定剤を0ト用することが出来る。即ち、過酷な使用条
件下により高度の安定性が要求される場合には、プロピ
レンオキシド、1,2−プチレンオキシド、グリシドー
ルなどのエボキシド類:ジメチルホスファイト、ジイソ
プ口ピルホスファイト、ジフェニルホスファイトなどの
ホスファイト類;トリラウリルトリチオフオスファイト
などのチオホスファイト類;トリフエノキシホスフイン
サルファイド、トリメチルホスフィンサルファイドなど
のホスフィンサルファイド類;ホウ酸、トリエチルボレ
ート、トリフエニルボレート、フェニルボロン酸、ジフ
エニルボロン酸などのホウ素化合物;2,6−ジーte
rt・ブチルパラクレゾールなどのフェノール類;ニト
ロメタン、ニトロエタンなどのニトロアルカン類:アク
リル酸メチル、アクリル酸エチルなどのアクリル酸エス
テル類;その他ジオキサン、tert◆ブタノール、ペ
ンタエリスリトール、バライソプロペニルトルエン;な
どの安定剤を作動流体重量の0.01〜5%程度添加す
ることができる。
また、フロンーC216重量の50%までの範囲内で、
フロンーC216の沸点と±50°C以内の沸点を有す
る他の化合物を混合することが出来る。この様な化合物
としては、フロン−22.32,124,125.13
4a,142b,143a,152aなどのフロン類;
ペンタフルオロジメチルエーテルなどのエーテル類;バ
ーフルオロエチルアミンなどのアミン類などが例示され
る。
フロンーC216の沸点と±50°C以内の沸点を有す
る他の化合物を混合することが出来る。この様な化合物
としては、フロン−22.32,124,125.13
4a,142b,143a,152aなどのフロン類;
ペンタフルオロジメチルエーテルなどのエーテル類;バ
ーフルオロエチルアミンなどのアミン類などが例示され
る。
発四の効果
本発明で使用するフロンーC216は、オゾン層に影響
を与える塩素原子及び臭素原子を含まないので、オゾン
層の破壊問題を生じる危険性はない。
を与える塩素原子及び臭素原子を含まないので、オゾン
層の破壊問題を生じる危険性はない。
また、フロンーC216は、高分子化合物に対する溶解
性が低いので、既存の冷凍機器などにおける材料変更な
どを行うことなく、そのまま使用可能である。
性が低いので、既存の冷凍機器などにおける材料変更な
どを行うことなく、そのまま使用可能である。
さらに、フロンーC216は、不燃性なので、通常の冷
凍機器などにおいて、やはりそのまま使用可能である。
凍機器などにおいて、やはりそのまま使用可能である。
さらにまた、本発明のフロンーC216は、冷媒として
だけではなく、ヒートポンプなどの作動流体としても有
用である。
だけではなく、ヒートポンプなどの作動流体としても有
用である。
実施例
以下に実施例を示し、本発明の特徴とするところをより
一層明らかにする。
一層明らかにする。
実施例1
冷媒としてフロンーC216を使用する1馬力の冷凍機
において、凝縮器における冷媒の(I)凝縮温度[゜C
コおよび(II)蒸発温度[゜C]を第1表に示す数値
とし、凝縮器過冷却度をO′Cとして、運転を行った。
において、凝縮器における冷媒の(I)凝縮温度[゜C
コおよび(II)蒸発温度[゜C]を第1表に示す数値
とし、凝縮器過冷却度をO′Cとして、運転を行った。
第1表に各条件下における(m)蒸発圧力[kg/cJ
]、(TV)凝縮圧力[kg/crI]、(V)冷凍能
力[kcal/m3]および(Vl)吐出ガス温度を示
す。
]、(TV)凝縮圧力[kg/crI]、(V)冷凍能
力[kcal/m3]および(Vl)吐出ガス温度を示
す。
比較例1〜2
フロンー0216に代えてフロン−11またはフロン−
12を使用する以外は実施例1と同様にして、冷凍機の
運転を行なった。その結果を第1表に併せて示す。
12を使用する以外は実施例1と同様にして、冷凍機の
運転を行なった。その結果を第1表に併せて示す。
実施例2
操作条件を一部変更する以外は実施例1と同様にして、
冷凍機の運転を行なった。その結果を第2表に示す。
冷凍機の運転を行なった。その結果を第2表に示す。
比較例3〜4
フロンーC216に代えてフロン−11またはフロン−
12を使用する以外は実施例2と同様にして、冷凍機の
運転を行なった。その結果を第2表に併せて示す。
12を使用する以外は実施例2と同様にして、冷凍機の
運転を行なった。その結果を第2表に併せて示す。
第1表及び第2表に示す結果から、本発明の作動流体が
従来の作動流体に優る冷凍能力を発揮することが門らか
である。
従来の作動流体に優る冷凍能力を発揮することが門らか
である。
(以上)
Claims (1)
- (1)パーフルオロシクロプロパンからなる作動流体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1231881A JPH0393881A (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 作動流体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1231881A JPH0393881A (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 作動流体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0393881A true JPH0393881A (ja) | 1991-04-18 |
Family
ID=16930488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1231881A Pending JPH0393881A (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 作動流体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0393881A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996015205A1 (en) * | 1994-11-16 | 1996-05-23 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Compositions that include a cyclic fluorocarbon |
-
1989
- 1989-09-06 JP JP1231881A patent/JPH0393881A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996015205A1 (en) * | 1994-11-16 | 1996-05-23 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Compositions that include a cyclic fluorocarbon |
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