JPH038667Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH038667Y2 JPH038667Y2 JP5245684U JP5245684U JPH038667Y2 JP H038667 Y2 JPH038667 Y2 JP H038667Y2 JP 5245684 U JP5245684 U JP 5245684U JP 5245684 U JP5245684 U JP 5245684U JP H038667 Y2 JPH038667 Y2 JP H038667Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- counter
- banknotes
- banknote
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Conveyors (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の分野
本考案は預金入出金機、両替機等の紙幣類取扱
い装置における紙幣類搬送装置に関する。
い装置における紙幣類搬送装置に関する。
従来技術とその問題点
紙幣類を扱う装置においては、紙幣の搬送速度
は一定範囲におさまつている必要がある。それは
紙幣類が一つの位置を通過して、次に別の位置を
通過する迄の時間によつて紙幣類が正常に搬送さ
れているか、どこかで引掛つていないかと云つた
チエツクを行つているとか、紙幣の真偽鑑別、表
裏判定等も一定速度で紙幣が搬送されているもの
として信号処理を行う等の都合があるからであ
る。
は一定範囲におさまつている必要がある。それは
紙幣類が一つの位置を通過して、次に別の位置を
通過する迄の時間によつて紙幣類が正常に搬送さ
れているか、どこかで引掛つていないかと云つた
チエツクを行つているとか、紙幣の真偽鑑別、表
裏判定等も一定速度で紙幣が搬送されているもの
として信号処理を行う等の都合があるからであ
る。
このため従来から、タコジエネレータ等を用い
て紙幣類搬送装置の回転数の監視を行つている
が、搬送装置始動時の速度の立上り状態を監視し
ておらず、搬送速度が所定値に達しているであろ
う一定時間を設定して、搬送装置始動後上記一定
時間経過した時点から紙幣類の取扱いを開始させ
るようになつていた。
て紙幣類搬送装置の回転数の監視を行つている
が、搬送装置始動時の速度の立上り状態を監視し
ておらず、搬送速度が所定値に達しているであろ
う一定時間を設定して、搬送装置始動後上記一定
時間経過した時点から紙幣類の取扱いを開始させ
るようになつていた。
上のような構成であると、搬送装置始動後、紙
幣類取扱い開始までの時間設定は余裕をもたせて
長い目に決定されるから、紙幣処理がおそくな
り、利用客へのサービス低下となつていた。
幣類取扱い開始までの時間設定は余裕をもたせて
長い目に決定されるから、紙幣処理がおそくな
り、利用客へのサービス低下となつていた。
考案の目的
本考案は紙幣類取扱い装置において紙幣類搬送
装置の始動時から紙幣類取扱い開始までの時間に
含まれる無駄時間をなくし、紙幣類の処理時間を
短縮し、客へのサービス向上を計るものである。
装置の始動時から紙幣類取扱い開始までの時間に
含まれる無駄時間をなくし、紙幣類の処理時間を
短縮し、客へのサービス向上を計るものである。
考案の構成
本考案は紙幣類搬送装置の始動時の速度上昇を
監視し、速度が所定値に達したことを検知して、
その検知信号により紙幣の引扱いを開始するよう
にした紙幣類取扱い装置を提供するものである。
監視し、速度が所定値に達したことを検知して、
その検知信号により紙幣の引扱いを開始するよう
にした紙幣類取扱い装置を提供するものである。
実施例
第1図は本考案の一実施例装置の要部を示す。
1は搬送ベルトで2は搬送ベルト駆動用モータで
ある。3は搬送ベルトの従動プーリ軸に取付けら
れた円板で、円周に等間隔に設けられた小孔hを
ホトカプラ4で検出するようになつており、円板
3とホトカプラ4とでタコジエネレータが構成さ
れている。5はカウンタで、上記タコジエネレー
タの出力パルスをカウントする。6はリアルタイ
ムクロツク発生器で、その出力パルスがカウンタ
5に印加されると、カウンタ5はリセツトされ
る。上記リアルタイムクロツクパルスの一周期間
のカウンタ5の計数値によつて搬送ベルト1の搬
送速度を監視するものである。7は制御回路で、
本考案に関係する動作のフローチヤートが第3図
に示してあるが、制御回路7はもちろん紙幣類取
扱装置全体の制御及び情報処理を行つているもの
である。制御回路7からモータ駆動信号がドライ
バー回路8に印加されると、同ドライバー回路に
よつてモータ2が駆動される。
1は搬送ベルトで2は搬送ベルト駆動用モータで
ある。3は搬送ベルトの従動プーリ軸に取付けら
れた円板で、円周に等間隔に設けられた小孔hを
ホトカプラ4で検出するようになつており、円板
3とホトカプラ4とでタコジエネレータが構成さ
れている。5はカウンタで、上記タコジエネレー
タの出力パルスをカウントする。6はリアルタイ
ムクロツク発生器で、その出力パルスがカウンタ
5に印加されると、カウンタ5はリセツトされ
る。上記リアルタイムクロツクパルスの一周期間
のカウンタ5の計数値によつて搬送ベルト1の搬
送速度を監視するものである。7は制御回路で、
本考案に関係する動作のフローチヤートが第3図
に示してあるが、制御回路7はもちろん紙幣類取
扱装置全体の制御及び情報処理を行つているもの
である。制御回路7からモータ駆動信号がドライ
バー回路8に印加されると、同ドライバー回路に
よつてモータ2が駆動される。
制御回路7はモータ2を始動させた後、搬送ベ
ルトの速度が所定値に達したと判定すると、信号
をクラツチ9に送り、紙幣10を一枚ずつ繰出し
て搬送ベルト1に供給する動作を開始させる。
ルトの速度が所定値に達したと判定すると、信号
をクラツチ9に送り、紙幣10を一枚ずつ繰出し
て搬送ベルト1に供給する動作を開始させる。
第2図Aはモータ2の起動時からの搬送ベルト
1の搬送速度の立上りを示し、同Bは同じ時間軸
でタコジエネレータの出力パルスを示し、同Cは
やはり同じ時間軸でリアルタイムクロツクを示
す。このクロツクの一周期Tの期間中のタコジエ
ネレータの出力パルスの数によつて搬送速度を監
視している。
1の搬送速度の立上りを示し、同Bは同じ時間軸
でタコジエネレータの出力パルスを示し、同Cは
やはり同じ時間軸でリアルタイムクロツクを示
す。このクロツクの一周期Tの期間中のタコジエ
ネレータの出力パルスの数によつて搬送速度を監
視している。
第3図は制御回路の搬送装置始動時の制御動作
のフローチヤートである。外部からの信号例えば
出金指令信号により、搬送モータ2を始動させる
イと、リアルタイムクロツクの有無を検しロ、同
クロツクを受けると、そのときのカウンタ5の計
数値TGを保持して同カウンタをリセツトハし、
上記保持した計数値TGを所定搬送速度時の同カ
ウンタの計数値として予め設定してある数aと比
較ニし、TG<(NO)なら動作はロのステツプに
戻り、TG>a(YES)となつたら、クラツチを
ONホして始動時の制御動作は終る。
のフローチヤートである。外部からの信号例えば
出金指令信号により、搬送モータ2を始動させる
イと、リアルタイムクロツクの有無を検しロ、同
クロツクを受けると、そのときのカウンタ5の計
数値TGを保持して同カウンタをリセツトハし、
上記保持した計数値TGを所定搬送速度時の同カ
ウンタの計数値として予め設定してある数aと比
較ニし、TG<(NO)なら動作はロのステツプに
戻り、TG>a(YES)となつたら、クラツチを
ONホして始動時の制御動作は終る。
なお搬送ベルト1の前後に光電検出器P1,P
2が配置されており、紙幣先端がP1によつて検
出されてから、P2によつて検出される迄のリア
ルタイムクロツクの数をカウントする一方、同ク
ロツクの一周期間のカウンタ5の計数出力を検
し、夫々の計数値が共に所定範囲内にあることに
よつて搬送装置の正常動作と紙幣搬送が正しく行
われていることとを監視している。
2が配置されており、紙幣先端がP1によつて検
出されてから、P2によつて検出される迄のリア
ルタイムクロツクの数をカウントする一方、同ク
ロツクの一周期間のカウンタ5の計数出力を検
し、夫々の計数値が共に所定範囲内にあることに
よつて搬送装置の正常動作と紙幣搬送が正しく行
われていることとを監視している。
上述実施例は出金装置に係るものであるが、入
金装置でも本考案が適用されることは云うまでも
ない。この場合クラツチ9の所が紙幣挿入口のシ
ヤツター或は紙幣取込みローラとなる。
金装置でも本考案が適用されることは云うまでも
ない。この場合クラツチ9の所が紙幣挿入口のシ
ヤツター或は紙幣取込みローラとなる。
効 果
本考案によれば、紙幣類搬送装置の始動時か
ら、紙幣類取扱い開始までの待ち時間は見込みに
よつて決めるのでなく、実際に搬送装置の速度が
所定値以上に達したことを検知して取扱いを開始
させているので、見込みによる場合のような余裕
時間を含ませる必要がなく、その分待ち時間が減
つて、紙幣類の処理時間が短縮され、客へのサー
ビスが向上する。
ら、紙幣類取扱い開始までの待ち時間は見込みに
よつて決めるのでなく、実際に搬送装置の速度が
所定値以上に達したことを検知して取扱いを開始
させているので、見込みによる場合のような余裕
時間を含ませる必要がなく、その分待ち時間が減
つて、紙幣類の処理時間が短縮され、客へのサー
ビスが向上する。
第1図は本考案の一実施例の要部を示すブロツ
ク図、第2図は搬送装置始動時のタイムチヤー
ト、第3図は始動時の制御動作のフローチヤート
である。 1……搬送ベルト、2……駆動モータ、3……
タコジエネレータを構成する円板、4……タコジ
エネレータを構成するホトカプラ、9……クラツ
チ、10……紙幣。
ク図、第2図は搬送装置始動時のタイムチヤー
ト、第3図は始動時の制御動作のフローチヤート
である。 1……搬送ベルト、2……駆動モータ、3……
タコジエネレータを構成する円板、4……タコジ
エネレータを構成するホトカプラ、9……クラツ
チ、10……紙幣。
Claims (1)
- 紙幣類搬送装置と連動させたパルス発生手段
と、同パルスをカウントするカウンタと、同カウ
ンタをリセツトする一定周期のパルスを発生する
パルス発生器と、上記搬送装置の始動時におい
て、上記カウンタのリセツト直前の計数出力を所
定値と比較し、同計数値が同所定値以上になつた
ことを検知し、この検知によつて紙幣類の取扱い
を開始させる制御回路を備えた紙幣類取扱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5245684U JPS60165339U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 紙幣類取扱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5245684U JPS60165339U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 紙幣類取扱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60165339U JPS60165339U (ja) | 1985-11-02 |
JPH038667Y2 true JPH038667Y2 (ja) | 1991-03-04 |
Family
ID=30572423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5245684U Granted JPS60165339U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 紙幣類取扱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60165339U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0818716B2 (ja) * | 1989-03-06 | 1996-02-28 | 澁谷工業株式会社 | 薄板状部材の取出し装置 |
JP5357621B2 (ja) * | 2009-04-30 | 2013-12-04 | 大同工業株式会社 | バケットコンベヤの従動軸回転変動及びコンベヤチェーンの伸び検出装置 |
JP2011225370A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-11-10 | Toshiba Corp | 紙葉類処理装置および紙葉類処理方法 |
-
1984
- 1984-04-10 JP JP5245684U patent/JPS60165339U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60165339U (ja) | 1985-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS617160A (ja) | 記録装置 | |
JPS58501030A (ja) | 通貨分配機 | |
US3965913A (en) | Cash dispensing system | |
JPH038667Y2 (ja) | ||
KR100275806B1 (ko) | 지엽류 계수처리기 | |
US5125635A (en) | Collation error indication system for collator | |
JPS6055332A (ja) | 原稿自動送り装置 | |
JP2000259888A (ja) | 紙幣処理装置およびその制御方法 | |
GB2071064A (en) | Controlling sheet feed to a printing machine | |
JPH0313145B2 (ja) | ||
JPS602123Y2 (ja) | 紙葉繰出装置 | |
JP2000187760A (ja) | 紙葉類識別装置 | |
JPS5918527Y2 (ja) | 紙幣鑑別装置 | |
JPS625743Y2 (ja) | ||
JPS5854435Y2 (ja) | シ−ト状媒体の繰出装置 | |
JP2000159405A (ja) | 記録装置 | |
JP2564976B2 (ja) | 紙葉分離装置 | |
JP2946111B2 (ja) | シート搬送装置 | |
JPS6160549A (ja) | 紙葉類繰出装置 | |
JP2011128929A (ja) | 紙幣処理装置 | |
JPS6027664Y2 (ja) | 用紙処理装置 | |
JPS6018331Y2 (ja) | 硬貨包装機の硬貨不落下防止装置 | |
JPS606039Y2 (ja) | ロ−ル状記録紙切断装置の異常検出装置 | |
WO2000043307A1 (en) | Article stacking assembly and its calibrating method | |
JPH03256956A (ja) | 記録媒体搬送装置 |