JPH038290A - アーク炉における電極制御方法 - Google Patents
アーク炉における電極制御方法Info
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- JPH038290A JPH038290A JP14146689A JP14146689A JPH038290A JP H038290 A JPH038290 A JP H038290A JP 14146689 A JP14146689 A JP 14146689A JP 14146689 A JP14146689 A JP 14146689A JP H038290 A JPH038290 A JP H038290A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は製鋼用原料のスクラップ等の装入材の溶解を
おこなうアーク炉において可動電極の昇降を制御する制
御方法に関する。
おこなうアーク炉において可動電極の昇降を制御する制
御方法に関する。
一般に電極のアーク熱により装入材の溶解をおこなうア
ーク炉においては、アーク熱を損失少なく装入材に吸収
させれば溶解効率は高くなり、たとえば炉内にスクラッ
プが充満している溶解初期〜中期はロングアーク長で溶
解し、スクラップが溶鋼に変化して炉壁が露出する度合
が多い溶解終期にはショートアーク長で溶解すれば、溶
解効率は向上する。ところが従来の電極制御は、アーク
放電中の電流あるいはインピーダンスを一定に維持する
電流制御あるいはインピーダンス制御によっていたため
、電極の位置は直接制御されず、炉内の装入材溶解進行
に伴って電極は絶えず昇降を繰返すとともに、装入材の
崩壊や装入材との接触により、あるいは「スクラップ−
溶鋼−炉底電極」と通電される場合と「溶鋼−炉底電極
」と通電される場合の抵抗の差異等により、74極のハ
ンチング現象を生じ、溶解効率を著しく悪化させる現象
が頻発していた。
ーク炉においては、アーク熱を損失少なく装入材に吸収
させれば溶解効率は高くなり、たとえば炉内にスクラッ
プが充満している溶解初期〜中期はロングアーク長で溶
解し、スクラップが溶鋼に変化して炉壁が露出する度合
が多い溶解終期にはショートアーク長で溶解すれば、溶
解効率は向上する。ところが従来の電極制御は、アーク
放電中の電流あるいはインピーダンスを一定に維持する
電流制御あるいはインピーダンス制御によっていたため
、電極の位置は直接制御されず、炉内の装入材溶解進行
に伴って電極は絶えず昇降を繰返すとともに、装入材の
崩壊や装入材との接触により、あるいは「スクラップ−
溶鋼−炉底電極」と通電される場合と「溶鋼−炉底電極
」と通電される場合の抵抗の差異等により、74極のハ
ンチング現象を生じ、溶解効率を著しく悪化させる現象
が頻発していた。
〔発明が解決しようとする課題)
この発明は上記従来の問題点を解決するもので、N!f
1の過敏な運動を抑制し、溶解効率の向上をはかること
ができるアーク炉における電極制御方法を提供しようと
するものである。
1の過敏な運動を抑制し、溶解効率の向上をはかること
ができるアーク炉における電極制御方法を提供しようと
するものである。
しかしてこの発明の電極制御方法は、昇降駆動される1
i極のアーク熱により装入材の溶解をおこなうアーク炉
において、炉体内に装入材を装入し、該装入材に向けて
電極を下降させて発弧後、該電極を一定高さ位置に所定
時間保持して装入材の一部を溶解させ、次いで該保持時
間中の装入材溶解量に相当する高さ分だけ電極を下降さ
せ、以下上記の電極の保持と下降を繰返して、溶解初期
〜1溶V1期における装入材の溶解をおこない、投入電
力めによりニアフラットバス期に達したことを検出して
、電極の下端を瀉血から所定量ff1llllれた位置
まで下降させて溶解をおこない、投入電力aによりフラ
ットバス朋に達したことを検出して、電極をさらに瀉血
に接近する位置まで下降させて溶湯の精錬をおこなうこ
とを特徴とするアーク炉における電極制御方法である。
i極のアーク熱により装入材の溶解をおこなうアーク炉
において、炉体内に装入材を装入し、該装入材に向けて
電極を下降させて発弧後、該電極を一定高さ位置に所定
時間保持して装入材の一部を溶解させ、次いで該保持時
間中の装入材溶解量に相当する高さ分だけ電極を下降さ
せ、以下上記の電極の保持と下降を繰返して、溶解初期
〜1溶V1期における装入材の溶解をおこない、投入電
力めによりニアフラットバス期に達したことを検出して
、電極の下端を瀉血から所定量ff1llllれた位置
まで下降させて溶解をおこない、投入電力aによりフラ
ットバス朋に達したことを検出して、電極をさらに瀉血
に接近する位置まで下降させて溶湯の精錬をおこなうこ
とを特徴とするアーク炉における電極制御方法である。
この発明の電極制御方法においては、電極の一定位置へ
の保持と該保持時間中の装入材溶解量に相当する高さ分
だけのTi極の下降を繰返して溶解初期〜主溶解期の装
入材の溶解をおこなうので、電極は従来のように電流や
インピーダンスを介さずに直接位置制御され、溶解量に
従って適正な位置に順次下降し、過敏なハンチングや昇
降運動を生じることなく所望のアーク艮により溶解をお
こなうことができる。またニアフラットバス期およびフ
ラットバス期においても、ハンチングを生じることなく
所望の類アーク長で炉壁への熱損失少なく溶解、精錬が
おこなわれる。
の保持と該保持時間中の装入材溶解量に相当する高さ分
だけのTi極の下降を繰返して溶解初期〜主溶解期の装
入材の溶解をおこなうので、電極は従来のように電流や
インピーダンスを介さずに直接位置制御され、溶解量に
従って適正な位置に順次下降し、過敏なハンチングや昇
降運動を生じることなく所望のアーク艮により溶解をお
こなうことができる。またニアフラットバス期およびフ
ラットバス期においても、ハンチングを生じることなく
所望の類アーク長で炉壁への熱損失少なく溶解、精錬が
おこなわれる。
以下第1図乃至第8図によってこの発明の一実施例を説
明する。
明する。
第1図において、1は炉電源に接続した炉用変圧器、2
はこの変圧器の二次側に接続されたサイリスタ整流器で
、その出力側には電極(可動電橋)3と炉底1fffi
4が接続されている。5は整流器保護用のりアクドル、
6は炉体、7は炉蓋、8は電極3を把持する電極ホルダ
ー9をそなえた電極支持体、10はこの電極支持体を昇
降駆動する電動ウィンチ式の駆動機で、ワイヤ巻取用の
巻rf411を電動8112に連結して成る。13はこ
の電動機12の回転軸に接続したパルスジェネレータで
、基準位置14から電極ホルダー9の下端までの高さH
に比例したパルスをホルダー位置信号として発するもの
である。また15は炉体6の上部側方にビームを′Fi
極3に向けて配置したレーザー光式の電極下端検出器で
、前記基準位置14から高さhの位置に設けてあり、ス
クラップ装入時などに電極3を引上げる際に、該電極の
下端が電極下端検出器15の前方を通過した時検出信号
を発して、そのときのホルダ位置H(パルスジェネレー
タ13による計測filりから前記高ざhを差引くこと
により、電極3の首下長さjを計測するためのものであ
る。一方20は炉への投入電力量(積重電力量)を検出
する電力検出器、21はアーク電流検出器、22は後述
の制御手順により電極昇降指令および電流指令を発する
電極制御装置である。、23は位相制御装置で、前記電
流指令に応じた点弧角信号(位相制御信号)をサイリス
タ整流器2に出力するものである。また24は昇降制@
装置で、前記電極昇降指令に応じて電動機を駆動して電
極3を所定量昇降させるものである。
はこの変圧器の二次側に接続されたサイリスタ整流器で
、その出力側には電極(可動電橋)3と炉底1fffi
4が接続されている。5は整流器保護用のりアクドル、
6は炉体、7は炉蓋、8は電極3を把持する電極ホルダ
ー9をそなえた電極支持体、10はこの電極支持体を昇
降駆動する電動ウィンチ式の駆動機で、ワイヤ巻取用の
巻rf411を電動8112に連結して成る。13はこ
の電動機12の回転軸に接続したパルスジェネレータで
、基準位置14から電極ホルダー9の下端までの高さH
に比例したパルスをホルダー位置信号として発するもの
である。また15は炉体6の上部側方にビームを′Fi
極3に向けて配置したレーザー光式の電極下端検出器で
、前記基準位置14から高さhの位置に設けてあり、ス
クラップ装入時などに電極3を引上げる際に、該電極の
下端が電極下端検出器15の前方を通過した時検出信号
を発して、そのときのホルダ位置H(パルスジェネレー
タ13による計測filりから前記高ざhを差引くこと
により、電極3の首下長さjを計測するためのものであ
る。一方20は炉への投入電力量(積重電力量)を検出
する電力検出器、21はアーク電流検出器、22は後述
の制御手順により電極昇降指令および電流指令を発する
電極制御装置である。、23は位相制御装置で、前記電
流指令に応じた点弧角信号(位相制御信号)をサイリス
タ整流器2に出力するものである。また24は昇降制@
装置で、前記電極昇降指令に応じて電動機を駆動して電
極3を所定量昇降させるものである。
次に上記構成から成る容It20TONの直流アーク炉
〈但し炉体6の内径=3080m、炉体6の上下寸法は
第7図参照)における電極3のtNIII]電極制御方
法て第2図〜第6図のフローチャートおよび電極I11
御状況を示す第7図により説明する。
〈但し炉体6の内径=3080m、炉体6の上下寸法は
第7図参照)における電極3のtNIII]電極制御方
法て第2図〜第6図のフローチャートおよび電極I11
御状況を示す第7図により説明する。
先ず第2図は電極制御の全体を示し、出鋼ずみの炉体6
内に装入材であるスクラップを装入するに先立って、炉
M7および電極3を上昇させ側方へ旋回移動させる際に
、ステップ25において、電極下端検出器15とパルス
ジェネレータ13により電極3の首下良さ1を計測し、
Ti極上下端炉体6の上端面6aに一致した状態を電極
3の位置計測の零点位置り。とじて、この位置し。から
移動する電極3の下端迄の距離を電極位置としてパルス
ジェネレータ13の出力信号により計測できるように、
電極制御装置22内の電極位置計測回路をリセットする
。次いでステップ26においてスクラップ(g人材)S
を炉体6内に該炉体の上端面6aに達するまで装入し、
炉蓋被着後電極3を下降させて通電発弧させ、詳細ステ
ップを後述するステップ30.40.60によりそれぞ
れ溶解初期、主溶解期、およびニアフラットバス期の電
極制御をおこなってスクラップを溶解し、ステップ70
において当該チャージのスクラップ装入予定総重口から
連装の有無を判別し、連装をおこなう場合はステップ2
5に戻して連装と溶解をおこない、連装がなくなった時
点でステップ80によりフラットバス期の電極制御をJ
3こない、精錬終了後に出鋼をJ3こなって当該チャー
ジの溶解を終了し、同様にして次回チャージ分の溶解を
おこなう。
内に装入材であるスクラップを装入するに先立って、炉
M7および電極3を上昇させ側方へ旋回移動させる際に
、ステップ25において、電極下端検出器15とパルス
ジェネレータ13により電極3の首下良さ1を計測し、
Ti極上下端炉体6の上端面6aに一致した状態を電極
3の位置計測の零点位置り。とじて、この位置し。から
移動する電極3の下端迄の距離を電極位置としてパルス
ジェネレータ13の出力信号により計測できるように、
電極制御装置22内の電極位置計測回路をリセットする
。次いでステップ26においてスクラップ(g人材)S
を炉体6内に該炉体の上端面6aに達するまで装入し、
炉蓋被着後電極3を下降させて通電発弧させ、詳細ステ
ップを後述するステップ30.40.60によりそれぞ
れ溶解初期、主溶解期、およびニアフラットバス期の電
極制御をおこなってスクラップを溶解し、ステップ70
において当該チャージのスクラップ装入予定総重口から
連装の有無を判別し、連装をおこなう場合はステップ2
5に戻して連装と溶解をおこない、連装がなくなった時
点でステップ80によりフラットバス期の電極制御をJ
3こない、精錬終了後に出鋼をJ3こなって当該チャー
ジの溶解を終了し、同様にして次回チャージ分の溶解を
おこなう。
次に各溶解期における電極制■を詳述プると、先ずステ
ップ30の詳細は第3図に示す通りであり、前述のよう
に電極3を下降させて発弧したら、ステップ31におい
てこの発弧位置(この実施例では零点位ffL。とほぼ
一致する)を操業基準位置として、該位置に電極3を保
持(停止)する。
ップ30の詳細は第3図に示す通りであり、前述のよう
に電極3を下降させて発弧したら、ステップ31におい
てこの発弧位置(この実施例では零点位ffL。とほぼ
一致する)を操業基準位置として、該位置に電極3を保
持(停止)する。
この状態で炉蓋保護のため設定(タップ)電圧300V
、設定電流15=30kAでスフ’=z’/7Sの溶解
をおこなう。(第8図(a)参照) 溶解中における電
流の変動に対しては、ステップ32により監視し、特に
大巾に電流が減少し設定電圧I、の30%以下となった
場合は、スクラップの崩壊などがあったとして、ステッ
プ33によりその減少継続時間tが所定の設定時間t。
、設定電流15=30kAでスフ’=z’/7Sの溶解
をおこなう。(第8図(a)参照) 溶解中における電
流の変動に対しては、ステップ32により監視し、特に
大巾に電流が減少し設定電圧I、の30%以下となった
場合は、スクラップの崩壊などがあったとして、ステッ
プ33によりその減少継続時間tが所定の設定時間t。
(たとえば2秒間)以上続くか否かを判定し、長時間継
続する場合はステップ34において電極制御!I]装置
22は電極3を10ag下降させる下降指令を出し、電
極3を下降させる。また7−り電流が設定N流I、の1
10%以上となる場合は、スクラップ変動により電極−
スクラップ間距離が過小になったとして、ステップ35
において位相制御装置23によりサイリスタ整流器2の
点弧角を11即して、アーク電流を設定電流■8に維持
する。溶解が進行すると、第8図(b)に示すようにス
クラップSの一部は溶鋼Mとなり、アーク長が増加する
が、ステップ36において電力検出器20により検出し
た投入電力口(積算ff1)Plが設定消費電力量P
+ 3 =500 kwh以上となったら、溶解初期段
階を終了したとして、次の主溶解期へ進む。なお上記P
1 s−500kwhの消費電力のは、炉体6内に充
填されたスクラップSの約200厘深さ分のスクラップ
II(直径3080厘、高さ200履の短円柱状空間内
のスクラップ口)を溶解するのに要する投入電力口であ
る。
続する場合はステップ34において電極制御!I]装置
22は電極3を10ag下降させる下降指令を出し、電
極3を下降させる。また7−り電流が設定N流I、の1
10%以上となる場合は、スクラップ変動により電極−
スクラップ間距離が過小になったとして、ステップ35
において位相制御装置23によりサイリスタ整流器2の
点弧角を11即して、アーク電流を設定電流■8に維持
する。溶解が進行すると、第8図(b)に示すようにス
クラップSの一部は溶鋼Mとなり、アーク長が増加する
が、ステップ36において電力検出器20により検出し
た投入電力口(積算ff1)Plが設定消費電力量P
+ 3 =500 kwh以上となったら、溶解初期段
階を終了したとして、次の主溶解期へ進む。なお上記P
1 s−500kwhの消費電力のは、炉体6内に充
填されたスクラップSの約200厘深さ分のスクラップ
II(直径3080厘、高さ200履の短円柱状空間内
のスクラップ口)を溶解するのに要する投入電力口であ
る。
次に第4図に示す主溶解期においては、先ずステップ4
1により、操業基準位置から前記スクラップ溶解量に相
当する高さ200m分だけ電極3を下降させて該下降位
置に保持し、設定(タップ)電圧460V%設定電流1
.−30kAr、スクラップSの溶解をおこなう。(第
8図(C)参照) 溶解中のアーク電流変動に対しては
前記ステップ32〜35と同様なステップ42〜45に
より修正制御をおこない、ステップ46において投入電
力口P が設定消費電力量Pa、= 500 kwhと
なったら、主溶解期開始後の投入電力量Paの総計が主
溶解期におけるスクラップ溶解用設定消費電力I P
23−1000 kwh未満であること(ステップ47
)、電極下端位置が炉体の上端面6aすなわち位t?J
L。から1600m+の位置よりもさらに下側(炉底側
)にないこと(ステップ48)、および電極下端位置が
炉体の上端面6aから1400履の位置よりもさらに下
側にないこと(ステップ49)をそれぞれ確認後、ステ
ップ50により電極3を、消費電力量Pasにより溶解
されるスクラップ量に相当する高さ200amだけ下降
させてその位置に保持し、ステップ42に戻して溶解を
おこなうことを繰返す。なおステップ48において電極
下端が1600ae+より下方に達していることが検出
されたら、電極3は前記1600Mの位置まで上昇させ
(ステップ51)、またステップ49において電極下端
が前記1400amより下方に達していることが検出さ
れたら、電極3の下降量は200厘以下として前記16
00履の位置まで下降させ(ステップ52〉、それぞれ
溶解を続行する。ステップ47において各電極位置にお
ける投入電力滑P、の総計が設定消費電力量P2s以上
となったら、主溶解期は終了したので、次のニアフラッ
トバス期のii制御に移行する。
1により、操業基準位置から前記スクラップ溶解量に相
当する高さ200m分だけ電極3を下降させて該下降位
置に保持し、設定(タップ)電圧460V%設定電流1
.−30kAr、スクラップSの溶解をおこなう。(第
8図(C)参照) 溶解中のアーク電流変動に対しては
前記ステップ32〜35と同様なステップ42〜45に
より修正制御をおこない、ステップ46において投入電
力口P が設定消費電力量Pa、= 500 kwhと
なったら、主溶解期開始後の投入電力量Paの総計が主
溶解期におけるスクラップ溶解用設定消費電力I P
23−1000 kwh未満であること(ステップ47
)、電極下端位置が炉体の上端面6aすなわち位t?J
L。から1600m+の位置よりもさらに下側(炉底側
)にないこと(ステップ48)、および電極下端位置が
炉体の上端面6aから1400履の位置よりもさらに下
側にないこと(ステップ49)をそれぞれ確認後、ステ
ップ50により電極3を、消費電力量Pasにより溶解
されるスクラップ量に相当する高さ200amだけ下降
させてその位置に保持し、ステップ42に戻して溶解を
おこなうことを繰返す。なおステップ48において電極
下端が1600ae+より下方に達していることが検出
されたら、電極3は前記1600Mの位置まで上昇させ
(ステップ51)、またステップ49において電極下端
が前記1400amより下方に達していることが検出さ
れたら、電極3の下降量は200厘以下として前記16
00履の位置まで下降させ(ステップ52〉、それぞれ
溶解を続行する。ステップ47において各電極位置にお
ける投入電力滑P、の総計が設定消費電力量P2s以上
となったら、主溶解期は終了したので、次のニアフラッ
トバス期のii制御に移行する。
ニアフラットバス期においては、第5図に示すように、
ステップ61により電極3を電極下端が炉体の上端面6
aから1600amの位置に達するまで下降させて保持
し、設定(タップ)電圧400V、設定Ti流f、−3
5kAt’、残存するスクラップSの溶解をおこなう。
ステップ61により電極3を電極下端が炉体の上端面6
aから1600amの位置に達するまで下降させて保持
し、設定(タップ)電圧400V、設定Ti流f、−3
5kAt’、残存するスクラップSの溶解をおこなう。
(第8図(d)参照) 溶解中のアーク電流変動に対し
ては、ステップ62および63によりアーク電流が設定
電流I、の110%以上となったときのみ、サイリスタ
点弧角IIJIIIにより設定電流に維持する。ステッ
プ64において没入定力間P3が設定消費電力計P 3
s =1000 kwhに達したら、残存スクラップは
すべて溶解したとして、次のスクラップ連装判定のステ
ップ70(第2図参照)に移行する。
ては、ステップ62および63によりアーク電流が設定
電流I、の110%以上となったときのみ、サイリスタ
点弧角IIJIIIにより設定電流に維持する。ステッ
プ64において没入定力間P3が設定消費電力計P 3
s =1000 kwhに達したら、残存スクラップは
すべて溶解したとして、次のスクラップ連装判定のステ
ップ70(第2図参照)に移行する。
フラットバス期においては、第6図に示すようにステッ
プ71により電極3をさらに下降させて電極下端を上端
面6aから1650ayの位置に保持し、溶鋼面(シル
レベル)から約60履という短いアーク長とし、炉壁保
護のために設定電圧260■、設定電流1.−40に△
で精錬をおこなう。(第8図(e)参照) アーク電流
の変動に対しては、前記ステップ62〜63と同様なス
テップ72〜73により修正1(1111をおこない、
ステップ74において投入雷力艮P4が精錬用の設定消
費電力量P 4s= 2000hwh以上となったら、
精錬を終了し出鋼をおこなって1チヤ一ジ分の溶解工程
を終了する。
プ71により電極3をさらに下降させて電極下端を上端
面6aから1650ayの位置に保持し、溶鋼面(シル
レベル)から約60履という短いアーク長とし、炉壁保
護のために設定電圧260■、設定電流1.−40に△
で精錬をおこなう。(第8図(e)参照) アーク電流
の変動に対しては、前記ステップ62〜63と同様なス
テップ72〜73により修正1(1111をおこない、
ステップ74において投入雷力艮P4が精錬用の設定消
費電力量P 4s= 2000hwh以上となったら、
精錬を終了し出鋼をおこなって1チヤ一ジ分の溶解工程
を終了する。
この発明は上記実施例に限定されるものではなく、たと
えば上記実施例では溶解初期において電極を発弧位置に
保持したが、発弧位置より少量上側の位Mなどを操業基
準位置としてもよく、また操業基準位置は零点位置し。
えば上記実施例では溶解初期において電極を発弧位置に
保持したが、発弧位置より少量上側の位Mなどを操業基
準位置としてもよく、また操業基準位置は零点位置し。
と一致させなくてもよい。また溶解初期あるいはニアフ
ラットバス期における電極保持位置は溶解進行に合せて
2段階に分けて下降させるようにしてもよい。また溶解
初期終了時(主溶解期開始時)の電極下降機と、主溶解
期途中の電極下!iI醗とは異なる値を採用してもよく
、この場合は設定消費電力ff1P1.とPaSも上記
下降量の差異に応じて異なる電力量とすればよい。また
電極の首下長さ1の計測や電極下端位置の計測は、−F
記実施例以外の方法によっておこなってもよい。なお首
下長さjの計測と共に電極全長の計測をおこない、電極
の継ぎ足しや掴み替えもステップ25でおこなうように
すれば、さらに好ましい。
ラットバス期における電極保持位置は溶解進行に合せて
2段階に分けて下降させるようにしてもよい。また溶解
初期終了時(主溶解期開始時)の電極下降機と、主溶解
期途中の電極下!iI醗とは異なる値を採用してもよく
、この場合は設定消費電力ff1P1.とPaSも上記
下降量の差異に応じて異なる電力量とすればよい。また
電極の首下長さ1の計測や電極下端位置の計測は、−F
記実施例以外の方法によっておこなってもよい。なお首
下長さjの計測と共に電極全長の計測をおこない、電極
の継ぎ足しや掴み替えもステップ25でおこなうように
すれば、さらに好ましい。
以上は直流アーク炉について説明したが、この発明は交
流アーク炉にも適用できるものである。
流アーク炉にも適用できるものである。
(発明の効果ン
以上説明したようにこの発明によれば、電極は直接位置
制御され、ハンチングや頻繁な昇降運動を生じることな
く所望のアーク長で溶解、精錬をおこなうことかでき、
溶解効率の向上をはかることができる。
制御され、ハンチングや頻繁な昇降運動を生じることな
く所望のアーク長で溶解、精錬をおこなうことかでき、
溶解効率の向上をはかることができる。
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は直流アーク
炉の機器接続図、第2図は全工程のフローチャート、第
3図乃至第6図は各溶解段階のフローチャート、第7図
は電極υ制御状況を示す線図、第8図は同じく炉内状況
説明図である。 2・・・サイリスタ整流器、3・・・電極、6・・・炉
体、8・・・M極支持体、10・・・駆vJ機、13・
・・パルスジエネレ〜り、15・・・電極下端検出器、
20・・・′4力検出器、21・・・アーク電流検出器
、22・・・電極υ1m装置、23・・・位相制tll
装置、24・・・昇降制御装置。
炉の機器接続図、第2図は全工程のフローチャート、第
3図乃至第6図は各溶解段階のフローチャート、第7図
は電極υ制御状況を示す線図、第8図は同じく炉内状況
説明図である。 2・・・サイリスタ整流器、3・・・電極、6・・・炉
体、8・・・M極支持体、10・・・駆vJ機、13・
・・パルスジエネレ〜り、15・・・電極下端検出器、
20・・・′4力検出器、21・・・アーク電流検出器
、22・・・電極υ1m装置、23・・・位相制tll
装置、24・・・昇降制御装置。
Claims (1)
- 1、昇降駆動される電極のアーク熱により装入材の溶解
をおこなうアーク炉において、炉体内に装入材を装入し
、該装入材に向けて電極を下降させて発弧後、該電極を
一定高さ位置に所定時間保持して装入材の一部を溶解さ
せ、次いで該保持時間中の装入材溶解量に相当する高さ
分だけ電極を下降させ、以下上記の電極の保持と下降を
繰返して、溶解初期〜主溶解期における装入材の溶解を
おこない、投入電力量によりニアフラットバス期に達し
たことを検出して、電極の下端を湯面から所定距離離れ
た位置まで下降させて溶解をおこない、投入電力量によ
りフラットバス期に達したことを検出して、電極をさら
に湯面に接近する位置まで下降させて溶湯の精錬をおこ
なうことを特徴とするアーク炉における電極制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14146689A JP2903544B2 (ja) | 1989-06-03 | 1989-06-03 | アーク炉における電極制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14146689A JP2903544B2 (ja) | 1989-06-03 | 1989-06-03 | アーク炉における電極制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH038290A true JPH038290A (ja) | 1991-01-16 |
JP2903544B2 JP2903544B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=15292540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14146689A Expired - Fee Related JP2903544B2 (ja) | 1989-06-03 | 1989-06-03 | アーク炉における電極制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2903544B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020018709A (ko) * | 2000-09-04 | 2002-03-09 | 이구택 | 전기로의 전극 위치 조정용 홀더장치 및 이를 이용한 전극하강거리 제어방법 |
JP2012220071A (ja) * | 2011-04-07 | 2012-11-12 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 交流アーク炉の電極昇降装置 |
WO2015101714A1 (en) * | 2013-12-30 | 2015-07-09 | Outotec (Finland) Oy | Method and arrangement for measurement of electrode paste in an electrode column of an electric arc furnace |
WO2017182902A1 (en) * | 2016-04-21 | 2017-10-26 | Glencore Operation South Africa (Proprietary) Limited | An arc smelting system and method of monitoring the length of an electrode in said system |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101991014B1 (ko) * | 2018-07-03 | 2019-06-19 | 주식회사 포스코 | 전기로의 전극 산화 방지 구조 |
-
1989
- 1989-06-03 JP JP14146689A patent/JP2903544B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20020018709A (ko) * | 2000-09-04 | 2002-03-09 | 이구택 | 전기로의 전극 위치 조정용 홀더장치 및 이를 이용한 전극하강거리 제어방법 |
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WO2015101714A1 (en) * | 2013-12-30 | 2015-07-09 | Outotec (Finland) Oy | Method and arrangement for measurement of electrode paste in an electrode column of an electric arc furnace |
EA032665B1 (ru) * | 2013-12-30 | 2019-06-28 | Оутотек (Финлэнд) Ой | Способ и устройство для измерения электродной пасты в электродной колонне электродуговой печи |
US10401090B2 (en) | 2013-12-30 | 2019-09-03 | Outotec (Finland) Oy | Method and arrangement for measurement of electrode paste in an electrode column of an electric arc furnace |
WO2017182902A1 (en) * | 2016-04-21 | 2017-10-26 | Glencore Operation South Africa (Proprietary) Limited | An arc smelting system and method of monitoring the length of an electrode in said system |
EA036461B1 (ru) * | 2016-04-21 | 2020-11-12 | Гленкор Оперейшнс Саут Африка (Пропрайетери) Лимитед | Система дуговой плавки и способ мониторинга длины электрода в такой системе |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2903544B2 (ja) | 1999-06-07 |
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