JPH0378721A - 偏光顕微鏡 - Google Patents
偏光顕微鏡Info
- Publication number
- JPH0378721A JPH0378721A JP21554889A JP21554889A JPH0378721A JP H0378721 A JPH0378721 A JP H0378721A JP 21554889 A JP21554889 A JP 21554889A JP 21554889 A JP21554889 A JP 21554889A JP H0378721 A JPH0378721 A JP H0378721A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light source
- light
- polarizer
- optical fibers
- optical path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Microscoopes, Condenser (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、偏光の分光測定または強度測定に用いられる
偏光顕微鏡の改良に関するものであり、さらに言えば偏
光成分を解消する光路を有することにより精度、再現性
の高い測定の可能な偏光顕微鏡を提供するものである。
偏光顕微鏡の改良に関するものであり、さらに言えば偏
光成分を解消する光路を有することにより精度、再現性
の高い測定の可能な偏光顕微鏡を提供するものである。
[従来の技術]
従来の偏光顕微鏡(第2図参照)の光路は、光源1から
の光を反射鏡3で反射し、ポーラライザ5で直線偏光に
変え、コンデンサ7を通過した光がステージ8上の試料
を照射する。続いて鏡筒10内の対物レンズ9と更に測
定目的に応じてアナライザ11.ベルトランドレンズ1
2を挿入し、そして接眼レンズ13を通過する。
の光を反射鏡3で反射し、ポーラライザ5で直線偏光に
変え、コンデンサ7を通過した光がステージ8上の試料
を照射する。続いて鏡筒10内の対物レンズ9と更に測
定目的に応じてアナライザ11.ベルトランドレンズ1
2を挿入し、そして接眼レンズ13を通過する。
[発明の解決しようとする課題]
従来の偏光顕微鏡において、光路にポーラライザまたは
アナライザのどちらか一方の偏光板を挿入して、接眼レ
ンズを通過した光源光を分光器で観察すると、偏光板の
偏光軸の角度によって、分光曲線は連続的に変化する。
アナライザのどちらか一方の偏光板を挿入して、接眼レ
ンズを通過した光源光を分光器で観察すると、偏光板の
偏光軸の角度によって、分光曲線は連続的に変化する。
この原因は光源光に偏光があるため、もしくは光源光が
反射鏡を通過する際に偏光を生じるためである。
反射鏡を通過する際に偏光を生じるためである。
この偏光が存在すると、光源光や偏光板の偏光軸の角度
の違いにより、測定される強度に差が現れるため、再現
性が悪く、偏光の分光測定または強度測定には不向きで
あった。
の違いにより、測定される強度に差が現れるため、再現
性が悪く、偏光の分光測定または強度測定には不向きで
あった。
[課題を解決するための手段1
本発明の偏光顕微鏡(第1図参照)は、偏光を解消する
ために、光源1からポーラライザ5またはコンデンサレ
ンズ4間の光路を、無秩序化した光ファイバー2の束で
形成する。具体的に言えば、前記光ファイバー2に、ね
じりを加えたもの、環状部を設けたものであれば、さら
に偏光解消に有効である。
ために、光源1からポーラライザ5またはコンデンサレ
ンズ4間の光路を、無秩序化した光ファイバー2の束で
形成する。具体的に言えば、前記光ファイバー2に、ね
じりを加えたもの、環状部を設けたものであれば、さら
に偏光解消に有効である。
[作用]
光源からポーラライザまたはコンデンサレンズ間に、並
び方が無秩序化した多数の光ファイバーを束ねた光路を
有しているので、光源光が光ファイバーを通過する際に
内部反射と無秩序配列により偏光が拡散する。また、光
ファイバーの束にねじりを加えたものまたは環状部を設
けたものであれば、光ファイバーに加わる応力歪が屈折
率の歪となるためさらに偏光が拡散する。
び方が無秩序化した多数の光ファイバーを束ねた光路を
有しているので、光源光が光ファイバーを通過する際に
内部反射と無秩序配列により偏光が拡散する。また、光
ファイバーの束にねじりを加えたものまたは環状部を設
けたものであれば、光ファイバーに加わる応力歪が屈折
率の歪となるためさらに偏光が拡散する。
そのため、光源光の偏光成分による問題から解消され、
再現性の良い測定が可能となった。
再現性の良い測定が可能となった。
[比較例1]
ハロゲン光源からの光を反射鏡で鏡筒内に取入れる構造
(第2図参照)を持つ偏光顕微鏡(XTP−11■ニコ
ン製)の光路にポーラライザを挿入し、分光強度を測定
した(この位置をaとする)。次に、前記ポーラライザ
を90度何回転せ(この位置をbとする)、再度分光強
度を測定した(第4図参照)。波長が500nm 〜8
00nmにおいてaとbの強度は約20パーセント異な
っていた。
(第2図参照)を持つ偏光顕微鏡(XTP−11■ニコ
ン製)の光路にポーラライザを挿入し、分光強度を測定
した(この位置をaとする)。次に、前記ポーラライザ
を90度何回転せ(この位置をbとする)、再度分光強
度を測定した(第4図参照)。波長が500nm 〜8
00nmにおいてaとbの強度は約20パーセント異な
っていた。
[比較例2コ
前記偏光顕微鏡の反射鏡とポーラライザ間にデボライザ
(シグマ光器型)を挿入し、分光強度を測定した(この
位置をCとする)。次に、前記ポーラライザを90度何
回転せ(この位置をdとする)、再度分光強度を測定し
た(第5図参照)。
(シグマ光器型)を挿入し、分光強度を測定した(この
位置をCとする)。次に、前記ポーラライザを90度何
回転せ(この位置をdとする)、再度分光強度を測定し
た(第5図参照)。
Cとdの強度はほぼ一致するものの、波長が650nI
11〜800nmにおいて、デポライザの偏光面による
屈折率の差より光路差による干渉が生じた。
11〜800nmにおいて、デポライザの偏光面による
屈折率の差より光路差による干渉が生じた。
[実施例]
長さ100cm、直径0.25mmを20本を束ね、中
央部に直径約10cmの環状部を設けた石英製光ファイ
バーで、前記偏光顕微鏡の光源からコンデンサレンズ間
を結んだ。光路上にポーラライザを入れて分光強度を測
定した(第3図参照)。その結果、偏光板の偏光軸方向
を回転させても分光強度の偏光軸方向による差は確認で
きなかった。
央部に直径約10cmの環状部を設けた石英製光ファイ
バーで、前記偏光顕微鏡の光源からコンデンサレンズ間
を結んだ。光路上にポーラライザを入れて分光強度を測
定した(第3図参照)。その結果、偏光板の偏光軸方向
を回転させても分光強度の偏光軸方向による差は確認で
きなかった。
[効果]
本発明の、光ファイバーを用いた光路を有する偏光顕微
鏡は、偏光成分の無い光源光が得られるため、偏光板の
偏光軸の角度によって強度が変化することがなくなった
。本発明の偏光顕微鏡を用いての分光測定または強度測
定は再現性の良いものであった。
鏡は、偏光成分の無い光源光が得られるため、偏光板の
偏光軸の角度によって強度が変化することがなくなった
。本発明の偏光顕微鏡を用いての分光測定または強度測
定は再現性の良いものであった。
第1図は本発明の偏光顕微鏡の断面を示す模式図であり
、第2図は従来の偏光顕微鏡の断面を示す模式図である
。 第3図は本発明の偏光顕微鏡で測定したハロゲン光源の
波長−光の強度曲線であり、第4図は比較例1のハロゲ
ン光源の波長−光の強度曲線であり、第5図は比較例2
のハロゲン光源の波長−光の強度曲線である。 光源、 反射鏡、 ポーラライザ、 コンデンサ、 対物レンズ、 アナライザ、 接眼レンズ、 l 特 光ファイバー コンデンサレンズ、 しぼり、 ステージ、 鏡筒、 ベルトランドレンズ、 分光器。 許 出 願 人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫 口==コ 区区=コ)−6 [=丁トー5 第1図 四3=コ に=コト−6 0−コベー5 第2図
、第2図は従来の偏光顕微鏡の断面を示す模式図である
。 第3図は本発明の偏光顕微鏡で測定したハロゲン光源の
波長−光の強度曲線であり、第4図は比較例1のハロゲ
ン光源の波長−光の強度曲線であり、第5図は比較例2
のハロゲン光源の波長−光の強度曲線である。 光源、 反射鏡、 ポーラライザ、 コンデンサ、 対物レンズ、 アナライザ、 接眼レンズ、 l 特 光ファイバー コンデンサレンズ、 しぼり、 ステージ、 鏡筒、 ベルトランドレンズ、 分光器。 許 出 願 人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫 口==コ 区区=コ)−6 [=丁トー5 第1図 四3=コ に=コト−6 0−コベー5 第2図
Claims (3)
- (1)光源からポーラライザまたはコンデンサレンズ間
の光路を、並び方が無秩序化した光ファイバーの束で形
成することを特徴とする偏光顕微鏡。 - (2)前記光ファイバーに、ねじりを加えたことを特徴
とする請求項(1)に記載の偏光顕微鏡。 - (3)前記光ファイバーに、環状部を設けたことを特徴
とする請求項(1)に記載の偏光顕微鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21554889A JPH0378721A (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 偏光顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21554889A JPH0378721A (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 偏光顕微鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0378721A true JPH0378721A (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=16674256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21554889A Pending JPH0378721A (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 偏光顕微鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0378721A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014115268A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-26 | Hitachi High-Technologies Corp | 分光分析装置 |
US9335307B2 (en) | 2012-09-05 | 2016-05-10 | Siemens Aktiengesellschaft | Gas chromatograph |
JP2017146496A (ja) * | 2016-02-18 | 2017-08-24 | 三菱電機株式会社 | 照明用光源 |
-
1989
- 1989-08-22 JP JP21554889A patent/JPH0378721A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9335307B2 (en) | 2012-09-05 | 2016-05-10 | Siemens Aktiengesellschaft | Gas chromatograph |
JP2014115268A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-26 | Hitachi High-Technologies Corp | 分光分析装置 |
JP2017146496A (ja) * | 2016-02-18 | 2017-08-24 | 三菱電機株式会社 | 照明用光源 |
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