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JPH0378242A - 粘着性フイルムの固定方法及びその装置 - Google Patents

粘着性フイルムの固定方法及びその装置

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Publication number
JPH0378242A
JPH0378242A JP1214100A JP21410089A JPH0378242A JP H0378242 A JPH0378242 A JP H0378242A JP 1214100 A JP1214100 A JP 1214100A JP 21410089 A JP21410089 A JP 21410089A JP H0378242 A JPH0378242 A JP H0378242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
clamp frame
outer periphery
wafer
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1214100A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kodama
児玉 浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIYUUGURU ELECTRON KK
Original Assignee
HIYUUGURU ELECTRON KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HIYUUGURU ELECTRON KK filed Critical HIYUUGURU ELECTRON KK
Priority to JP1214100A priority Critical patent/JPH0378242A/ja
Publication of JPH0378242A publication Critical patent/JPH0378242A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、半導体集積回路の製造工程における半導体ウ
ェハー(以下、ウェハーと呼ぶ)を粘着力をもつ熱可塑
性フィルム(以下、フィルムと呼ぶ)の表面に圧着し、
このウェハーを多数の片状の半導体素子(以下、チップ
と呼ぶ)に切断した後、各チップの間隔を広げる工程に
好適に使用されろフィルム固定方法及び装置に関する。
〈従来の技術〉 上記技術分野における従来技術として代表的なものを例
示すれば、特許出願公告昭58−21428号公報に開
示された「半導体装置の製造法」を挙げることができる
この従来技術は、第6図、第7図及び第8図に示すよう
に粘着性のある熱可塑性フィルム10の表面にウェハ−
11を圧着してから個々の半導体素子片に切断してチッ
プ状12にする。次に各チップ12の間隔を広げろ工程
では、第6図に示すように、前述のチップ群が圧着され
ているフィルムの周囲をリング状のフィルム固定治具1
3で挟持した後、下方から円形の拡張治具14を挿入し
、その上面の円形表面がフィルム10の下面を平均に押
し上げるように、すなわちフィルム固定治具13を拡張
治具14に対して相対的に下降させることにより、フィ
ルム10は拡張治具14の表面で拡張され、従って個々
に切断されたチップ1zは第7図のようにある間隔に離
間配列されるので、拡張治具14の首部に予め設けられ
た凹溝15に適合する寸法のゴムリング16をフィルム
10の外周から嵌着することによってフィルムは第8図
の状態に拡張治具14に堅陣され、各チップ12は離間
配列状態に保持される。拡張治具14は、拡大固定治具
17から取外せる構造であるので、多数のチップ12の
配列されたフィルム10をゴムリング16の下方で切断
すれば、第8図の状態で必要に応じて輸送又は保管する
ことができるものである。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし乍ら、ゴムリング16を用いて、フィルムを固定
する従来技術では、次のような不具合が認められた。
まず、拡張治具14へのゴムリング16の嵌着は、作業
者の手作業によって行われており、弾性力の豊かなゴム
リングの伸張作業は、作業者に大きな労力を負担させて
いる。
また、拡張治具14の側面にゴムリング16を嵌着させ
るための凹溝15を設けることにより、拡張治具の高さ
方向(厚さ)の寸法が大きくなるため、カセットに収納
することが不可能となり、ウェハーの自動搬送ができな
いという大きな問題があった。
そこで、本発明は、粘着性フィルムの上に圧着され、整
然と細分され適切な間隔に配列されたチップ群を乱すこ
となく容易にフィルムを固定することができ、しかも、
ウェハーの自動搬送に適したフィルムの固定方法及びそ
の装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明の方法及び装置は次
の特徴的構成要件を備えるものである。
fil  ウェハー又は多数の半導体チップが圧着され
た拡張可能でかつ復元力を有する粘着性フィルムの外周
を固定し、該フィルムを拡張した状態で、中央に開口を
有する薄板状のクランプフレームの一面を該フィルムに
圧着し、しかる後該クランプフレームの外方近傍で該フ
ィルムを切り抜(こと。
(2)  ウェハー又は多数の半導体チップが圧着され
た拡張可能でかつ復元力を有する粘着性フィルムの外周
を固定し、該フィルムを拡張しない状態で、中央に開口
を有する薄板状のクランプフレームの一面を該フィルム
に圧着した後、該クランプフレームの外方のみを拡張し
、しかる後該クランプフレームの外方近傍で該フィルム
を切り抜くこと。
(3)  ウェハー又は多数の半導体チップが圧着され
た拡張可能でかつ復元力を有する粘着性フィルムの外周
を固定するフィルム固定治具と、該フィルム固定治具と
共働して該フィルムを拡張すべき拡張治具と、該拡張治
具に設けられた切断溝の位置において該フィルムを切り
抜くためのナイフと、該拡張治具の該切断溝の内方近傍
に設けられたフレーム溝の位置において該フィルムを圧
着固定すべき中央に開口を有する薄板状のクランプフレ
ームとを備えたこと。
く作用〉 切断されたウェハーを粘着性フィルムに圧着した後、粘
着性フィルムの外周を固定し、フィルムを拡張した状態
で、上方からクランプフレームを圧着し、さらにクラン
プフレームの外周近傍で粘着性フィルムを切断すると、
クランプフレームの外周部の粘着性フィルムがその復元
力により収縮し、クランプフレームの非圧着面上に折り
返されて、固着される。
フィルムを拡張する前に、クランプフレームを圧着し、
その後クランプフレームの外方のフィルムのみを拡張し
た後に、フィルムを同位置で切断しても同様に粘着性フ
ィルムはクランプフレームに固着される。
〈実施例〉 以下、本発明のウェハー拡張フィルムの固定方法を、そ
の好適実施例を示す図面を参照して説明する。
第1図は、切断したウェハー3を、フィルム1の粘着面
に圧着し、拡張治具5に乗せて、フィルムの外周部をフ
ィルム固定治具6により固定させた状態を示す。
拡張治具5の表面には、外周に深さ511I111溝幅
3mの切断溝7と、その内側に深さ1■、溝幅16.5
mのフレーム溝8が設けられている。
第2図はフィルムの拡張状態を示す。フィルムlの外周
をフィルムに固定治具6で固定し、拡張治具5を上方に
押し上げると、フィルム1が拡張され、圧着させたウェ
ハー3のチップ3¥4は、整然と細分されろ。拡張治具
5に設けられたフレーム溝8に対応した外径166aw
m、内径150閣、厚さ1閣で中央に開口、両手面に平
坦なフィルム固定面をもつ薄板状のクランプフレーム2
を上方からフィルム面に圧着する状態を示す。
第3図は、フィルムの切断から、フィルムが収縮し、ク
ランプフレーム2の表面に折り返される状態を示す。
いま、拡、張治具5に設けられたフレーム溝8で、クラ
ンプフレーム2をフィルム1に圧着させ(圧着機構は図
示せず)な状態で、フレーム溝8から約7■離れた外周
に設けられた深さ5m、溝幅3噛の切断溝7を利用して
、ナイフ9で、フィルムを切断すると、クランプフレー
ム2の内側のフィルムは拡張された状態を保っているが
、外周部のフィルムは、その復元力により収縮し、自然
に折り返されてクランプフレーム2の上面に粘着、固定
される。
クランプフレーム2に固定されたフィルム1を拡張治具
5から取出したのが第4図で、第5図はその断面を示す
本実施例は、フィルム1の外周部を固定し、内側全域を
拡張した後にクランプフレーム2を圧着し、クランプフ
レームの外周から外側の位置で、フィルム1を切断した
ものであるが、フィルム1にチップ群に切断されていな
いウェハーを圧着させる場合には、フィルム1にクラン
プフレーム2を圧着、固定した後、フィルム1の外周を
拡張し、クランプフレーム2の外周のフィルム1のみを
拡張させてから切断し、復元力を利用してクランプフレ
ームの他方の面に折り返すこともできる。
つまり、クランプフレーム2の開口内のフィルム1は拡
張されない状態である。
クランプフレーム2のフィルム1への圧着方法は、上方
から加圧したり、クランプフレーム2に強磁性体を用い
て、拡張治具5との共働による磁気吸着を利用しても良
い。
また、クランプフレーム2はステンレススチールやアル
ミニュームなどの金属の他、プラスチック等を用いても
良い。また、形状は、本実施例の円形の他、四辺形等で
も良い。
〈発明の効果〉 本考案のウェハー拡張フィルムの固定方法により、チッ
プ群の間隔、配列状態を乱すことなく、フィルムを固定
することができ、従来技術のようなゴムリングが不要と
なり、嵌合の作業も省略された。
また、高さ方向の寸法が従来の約20−から1閣と20
分の1になり、このクランプフレームをカセットに収納
させることが可能となり、ウェハーの自動搬送ができる
ようになり製造工程の短縮、製品の生産性が向上し、製
造コストの著しい軽減が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、フィルムにウェハーを圧着し、拡張装置のス
テージに置いた状態を示す断面図、第2図は、フィルム
を拡張した状態を示し、クランプフレームを対応させた
断面図、 第3図は、フィルムを切断し、クランプフレームに折り
返された状態を示す拡張装置の要部の断面図、 第4図は拡張されたフィルムがクランプフレームに固定
された状態を示す平面図で、第5図はその一部の断面図
、 第6〜第8図は従来技術を例示する参照図であって、第
6図は、フィルムを固定した状態を示す断面図、第7図
は拡張した状態の断面図、第8図は拡張後、ゴムリング
で固定された状態を示す断面図である。 6、13 フィルム固定治具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウェハー又は多数の半導体チップが圧着された拡
    張可能でかつ復元力を有する粘着性フィルムの外周を固
    定し、該フィルムを拡張した状態で、中央に開口を有す
    る薄板状のクランプフレームの一面を該フィルムに圧着
    し、しかる後該クランプフレームの外方近傍で該フィル
    ムを切り抜くことを特徴とする粘着性フィルムの固定方
    法。
  2. (2)ウェハー又は多数の半導体チップが圧着された拡
    張可能でかつ復元力を有する粘着性フィルムの外周を固
    定し、該フィルムを拡張しない状態で、中央に開口を有
    する薄板状のクランプフレームの一面を該フィルムに圧
    着した後、該クランプフレームの外方のフィルムのみを
    拡張し、しかる後該クランプフレームの外方近傍で該フ
    ィルムを切り抜くことを特徴とする粘着性フィルムの固
    定方法。
  3. (3)ウェハー又は多数の半導体チップが圧着された拡
    張可能でかつ復元力を有する粘着性フィルム1の外周を
    固定するフィルム固定治具6と、該フィルム固定治具6
    と共働して該フィルム1を拡張すべき拡張治具5と、該
    拡張治具5に設けられた切断溝7の位置において該フィ
    ルム1を切り抜くためのナイフ9と、該拡張治具5の該
    切断溝7の内方近傍に設けられたフレーム溝8の位置に
    おいて該フィルム1を圧着固定すべき中央に開口を有す
    る薄板状のクランプフレーム2とを備えたことを特徴と
    する粘着性フィルムの固定装置。
JP1214100A 1989-08-22 1989-08-22 粘着性フイルムの固定方法及びその装置 Pending JPH0378242A (ja)

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