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JPH0377728B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0377728B2
JPH0377728B2 JP12447685A JP12447685A JPH0377728B2 JP H0377728 B2 JPH0377728 B2 JP H0377728B2 JP 12447685 A JP12447685 A JP 12447685A JP 12447685 A JP12447685 A JP 12447685A JP H0377728 B2 JPH0377728 B2 JP H0377728B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
dust
electrostatic
fine dust
sterilizing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12447685A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61280829A (ja
Inventor
Saburo Kajikawa
Mitsuo Ishii
Kazuma Suo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP12447685A priority Critical patent/JPS61280829A/ja
Publication of JPS61280829A publication Critical patent/JPS61280829A/ja
Publication of JPH0377728B2 publication Critical patent/JPH0377728B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭で使用される電気掃除機に関
する。
従来の技術 従来の電気掃除機は、例えば実開昭58−177060
号公報に示されているような構成を採つており、
具体的には第4図のようになつていた。
すなわち、掃除機の本体1内に収納された電動
送風機2の吸引力によつて、前蓋3の吸気口4よ
り含塵気流が集塵袋5に吸入される。集塵袋5は
通気性を有する紙等で作られており、10μm以
上の塵埃はほぼ100%捕集するが、10μm以下にな
ると捕集率は悪く、0.5〜5μmであると50%程度
になり、集塵袋5より後方へ気流とともに流出を
する。6は集塵袋5の後方に設けた細塵フイルタ
ーであり、集塵袋5よりもれた微細塵を静電気力
により捕集するようにしたもので、0.5〜5μmの
塵埃であると90%近くの捕集効果を示す。
発明が解決しようとする問題点 ところで、近年、健康衛生面で室内塵について
注目され、特にカビやダニは鼻炎や気管支喘息な
どのアレルギー性疾患の原因となつていると指摘
されている。従来の電気掃除機において、集塵袋
5では10μm以下の室内塵の大半は空気流ととも
に排気として電気掃除機から室内に排出されてい
たため、カビ等の真菌類や、黄色ブドウ球菌等の
細菌類は室内の中に拡散され不衛生なものとなつ
ており、上記従来例で示すような静電気力で微細
塵を捕集する構造が考えられてきた。しかし、集
塵袋5を通過した微細塵の中には、カビ類や細菌
類が多量に含まれており、これらが細塵フイルタ
ー6に捕集されて蓄積し、その内部で繁殖をして
臭を発生させたり、通過空気とともに後方へ流出
し、結果的には室内の空気を汚染するという欠点
があつた。
そこで、本発明は細塵フイルターで捕集したカ
ビや細菌類を死滅させ、電気掃除機の排気中にカ
ビや細菌類が出てこないようにするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明は殺菌剤,
抗菌剤等の薬液を繊維の表面に付着させた殺菌フ
イルターを静電フイルターと接触させて多層的に
設けるようにしたものである。
作 用 本発明は、微細塵を捕集する静電フイルターと
殺菌フイルターとを多層的に設けたので、静電フ
イルターではカビ類や細菌類の0.5〜1μm以上の
塵はほとんど捕集し、また殺菌フイルターでも捕
集効果があるのでカビ類,殺菌類を捕集する。そ
して殺菌フイルターで捕集されたカビ類,細菌類
は死滅してしまい、静電フイルターで捕集された
カビ類,細菌類は、静電フイルターに殺菌フイル
ターが接触しているため静電フイルター内で増殖
しはじめると殺菌フイルターに触れることになり
死滅をし、結局は増殖を押えられて全て死滅をし
てしまうようになる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて
説明する。
第1図〜第2図において、7は掃除機の下本体
で、上本体8とバンパー9を介して固定され、前
後支持ゴム10a,10bで支持された電動送風
機11を内蔵している。12は下本体7の前方に
取付けられた前蓋で、吸気口13を設けるととも
に、下本体7との間に吸気口ゴム14を狭持固定
している。この吸気口ゴム14は下本体7と下蓋
15とで形成された集塵室16に連通させてあ
る。17は集塵室16内に取付けられた集塵袋で
あり、口紙部18と紙からなる袋材19とで構
成してある。この口紙部18には吸気口ゴム14
に嵌合して吸気口13と連通する吸込口20が形
成してあつて含塵気流を袋材19の中に吸入し、
塵埃を捕集するようにしている。21は集塵室1
6内の下本体7に取付けられたフイルター枠であ
り、細塵フイルター22を圧入固定している。第
2図において、前記細塵フイルター22は、静電
フイルター23をはさみ込むように殺菌フイルタ
ー24を前後に設けて構成してある。静電フイル
ター23は素材をポリプロピレン等の直径が20〜
30μmの合成樹脂繊維で形成した不織布で、繊維
そのものに静電気力を帯電させる特殊加工を施し
て得たものであり、微細塵を静電気力により吸引
して捕集する構造となつている。一方、殺菌フイ
ルター24は、素材をポリエステル,レーヨン等
を用いた不織布で形成しており、不織布の単繊維
の表面に殺菌剤・抗菌剤等の薬液を付着させて構
成し、カビ類や細菌類が単繊維の表面に接触する
ことにより、その細胞を破壊して繁殖を防止し、
さらには死滅させるようになる。25は下本体7
に形成した通気孔で、電動送風機11と集塵室1
6を連通している。
次に、この一実施例における作用を説明する。
前蓋12の吸気口13から吸入された含塵空気
は、集塵袋16内で10μm以上のものがほとんど
捕集される。また10μm以下の微塵埃は、大きさ
に応じて捕集効率が変化し、0.5〜5μmだと50%
程度の捕集効率となり、通過空気とともに集塵袋
16からもれ出るものがある。このもれ出た微塵
埃の中に、カビ等の真菌類や、黄色ブドウ球菌等
の細菌類が含まれており、そのまま排気流として
掃除機から排出すると、室内の空気を汚染するこ
とになるので、細塵フイルター22を設けて、こ
の微塵埃を捕集するようにしている。細塵フイル
ター22は表面と裏面に殺菌フイルター24を設
け、静電フイルター23をはさみ込んでいるの
で、殺菌フイルター24では慣性集塵により微塵
埃を捕集し、静電フイルター23では静電気力と
慣性集塵の両方でより効率の高い捕集を行い、
0.5〜5μmの塵埃に対しては90%程度の捕集効率
を得る。ここで、殺菌フイルター24に直接接触
したカビや細菌は細胞が破壊されたり、発育を阻
止されて、ついには死滅し、一方、静電フイルタ
ー23に捕集されたカビや細菌は、発育,増殖を
してくると殺菌フイルター24に接触するように
なるので発育,増殖が阻害され、一定限度以上は
増加することなく、したがつて、カビ、細菌類が
排気流とともに掃除機より大量に排出されという
ことを防止できる。又、静電フイルター23の後
方だけでなく前方にも細菌フイルター24がある
ため、静電フイルターで捕集されたカビや細菌が
電気掃除機を使用していない時に集塵室16に逆
流し、集塵室16内部で増殖することもない。
次に本発明の他の実施例について説明する。
第3図は他の実施例を示しており、細塵フイルタ
ー22′は静電フイルター23′と殺菌フイルター
24′の2層からなつており、共に不織布で形成
している。そして細菌フイルター24′側から静
電フイルター23′に向つてニードルパンチ加工
を行つており、これにより、殺菌フイルター2
4′の繊維が静電フイルター23′の不織布の中に
無数に入り込んでからみあい、これら静電フイル
ター23′と殺菌フイルター24′が一体化されて
いる。このため静電フイルター23′で捕集され
たカビや細菌に対して、発育,増殖を阻止する効
果が大きく得られるものである。
なお、静電フイルター23の繊維が10μm以下
のようなものを使つて不織布とした場合、極薄の
静電フイルター23でも高い集塵効果を得ること
ができ、かつ静電フイルター23内のカビ,細菌
の発育,増殖を阻止する効果も増すものである。
発明の効果 このように本発明は、静電フイルターと殺菌フ
イルターを重ね合せて細塵フイルターを構成した
ので、カビや細菌を静電フイルターで捕集すると
ともに、殺菌フイルターで発育,増殖の阻止や直
接接触により死滅させることができ、これにより
電気掃除機から大量のカビや細菌を排出されるこ
とを防止して、清潔な住環境をつくりだす効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す電気掃除機の一
部決截縦断面図、第2図は細菌フイルターの斜視
図、第3図は本発明の他の実施例の細塵フイルタ
ーの断面図、第4図は従来の細塵フイルターを用
いた電気掃除機の一部欠截縦断面図である。 11……電動送風機、22,22′……細塵フ
イルター、23,23′……静電フイルター、2
4,24′……殺菌フイルター。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 静電気力により微細塵を捕集する静電フイル
    ターの前後に、殺菌剤、抗菌剤等の薬液を含浸さ
    せた殺菌フイルターを重ね合せて多層の細塵フイ
    ルターを構成し、この細塵フイルターを電動送風
    機の通風路中に配設した電気掃除機。 2 殺菌フイルター側から静電フイルターに向つ
    てニードルパンチ加工をして、これら静電フイル
    ターと殺菌フイルターを一体的に結合した特許請
    求の範囲第1項記載の電気掃除機。
JP12447685A 1985-06-07 1985-06-07 電気掃除機 Granted JPS61280829A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12447685A JPS61280829A (ja) 1985-06-07 1985-06-07 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12447685A JPS61280829A (ja) 1985-06-07 1985-06-07 電気掃除機

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5990186A Division JPS61283319A (ja) 1986-03-18 1986-03-18 電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61280829A JPS61280829A (ja) 1986-12-11
JPH0377728B2 true JPH0377728B2 (ja) 1991-12-11

Family

ID=14886460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12447685A Granted JPS61280829A (ja) 1985-06-07 1985-06-07 電気掃除機

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6242715A (ja) * 1985-08-14 1987-02-24 Toyobo Co Ltd 抗菌性を有するエレクトレツトフイルタ−用複合材料
JPS6260530A (ja) * 1985-09-10 1987-03-17 三洋電機株式会社 電気掃除機
JPS6266822A (ja) * 1985-09-19 1987-03-26 三洋電機株式会社 電気掃除機
JP2883089B2 (ja) * 1988-10-20 1999-04-19 旭化成工業株式会社 電気掃除機用集塵フイルター

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Publication number Publication date
JPS61280829A (ja) 1986-12-11

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