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JPH0373351B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0373351B2
JPH0373351B2 JP60035804A JP3580485A JPH0373351B2 JP H0373351 B2 JPH0373351 B2 JP H0373351B2 JP 60035804 A JP60035804 A JP 60035804A JP 3580485 A JP3580485 A JP 3580485A JP H0373351 B2 JPH0373351 B2 JP H0373351B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibrating
coffee bean
sieve
vibrating screen
vibration
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60035804A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61197084A (ja
Inventor
Masahiro Takeda
Teruo Kuramoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
Priority to JP3580485A priority Critical patent/JPS61197084A/ja
Publication of JPS61197084A publication Critical patent/JPS61197084A/ja
Publication of JPH0373351B2 publication Critical patent/JPH0373351B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は原料としてのコーヒ豆から各種異物を
除去するための粒状材料の選別装置に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
第9図はこの種装置の従来例を示すもので、ト
ラフ1にはフード3が覆蓋されて密閉構造とさ
れ、内部にパンチメタルから成る整流板2が架設
されている。整流板2の下方からは送風管4を介
して空気流が送られ整流板2上の材料を流動状態
にしてダクト5から外部に排気されるようになつ
ている。
トラフ1の底部には駆動部取付板9が固定さ
れ、これはベースブロツク10と板ばね11によ
り結合されている。またクランク駆動部12の駆
動ロツド13の先端部が取付板9に装着されてい
る。図示しないモータによつてクランク駆動部1
2は駆動され、トラフ1は矢印aで示す方向に振
動する。
供給口6から投入された各種異物を含むコーヒ
豆材料はトラフ1の振動により上向きに傾斜した
整流板2上を右方へと移送される。この移送過程
で下方からの空気流により材料は流動状態とされ
るのであるが、小石Sのような比重の大きい成分
は下層部を占め、コーヒ豆のような比重の小さい
成分は上層部を占めるようになる。従つて、小石
Sは整流板2から直接、振動力を受けてそのまゝ
右方への移送力を得るが、上層部の比重の小さい
コーヒ豆などは重力作用により下層部上を滑動し
て右方へと移動するようになる。
すなわち、以上のようにしていわゆる比重選別
が行われるのであるが、右側排出口7からは小石
Sが排出され、左側排出口8からはコーヒ豆Mの
みならず、綿、ほこり、小砂、木片、ひも(あさ
ひも)なども一緒に排出される。ひもはコーヒ豆
材料を入れていた布袋から混入されたものであ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記問題に鑑みてなされ、高純度なコ
ーヒ豆材料を選別し得る装置を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、コーヒ豆材料より粒径の小なる砂
等の異物をふるい下として除去するための第1の
振動スクリーンをトラフ内に張架させ、該第1の
振動スクリーンの排出端に臨んで吸引口を備えた
サクシヨンダクトを設けた振動ふるいと前記サク
シヨンダクトに接続された吸引装置と、木片、ひ
も等の前記コーヒ豆材料の粒径より大なる大きさ
を有する異物をふるい上として除去するための第
2の振動スクリーンをトラフ内に張架させた振動
ふるいコンベヤと、円錐形状の流動床を底壁部と
して有し、該流動床とほぼ同一高さの側壁部に第
1の排出口を形成し、かつ該流動床から所定高さ
の側壁部に第2の排出口を形成させて、その軸心
を中心にねじり振動を行なう筒状容器及び該筒状
容器の中心軸に沿つて上方から前記流動床に向つ
て所定の深さにまで延びる供給ダクトを備えた振
動流動選別機と、振動による移送方向に延びる段
差を少なくとも1個形成させ、前記移送方向に関
し、一側方に傾斜した流動床としての材料搬送面
を有し、かつ該材料搬送面の前記移送方向におい
て、排出端側に第1の排出口を、前記一側方の下
縁部に第2の排出口を形成させた振動比重選別機
とからなり、前記振動ふるい、前記振動ふるいコ
ンベヤ、前記振動流動選別機及び前記振動比重選
別機をコーヒ豆材料の流れに沿つて順次配設し、
前記振動ふるいに供給されたコーヒ豆材料を振動
により前記第1の振動スクリーン上を移送させ、
この途上でコーヒ豆材料より粒径の小なる砂等の
異物はふるい下として除去し、前記第1の振動ス
クリーンの排出端の近傍で綿、ほこり、小砂等の
異物は前記吸引装置により前記吸引口により吸い
込んで前記サクシヨンダクトを介して外部に排出
し、前記第1の振動スクリーンのふるい上を前記
振動ふるいコンベヤにおける第2の振動スクリー
ン上に供給し、木片、ひも等の前記コーヒ豆材料
の粒径より大なる大きさを有する異物は該第2の
振動スクリーンのふるい上として除去し、該第2
の振動スクリーンのふるい下を前記振動流動選別
機内に前記供給ダクトを通つて前記流動床に供給
し、この流動床で流動状態にして比重選別し、上
層部のコーヒ豆材料を前記第2の排出口から外部
に排出し、コーヒ豆材料と同程度の粒度の小石等
の異物を混入させている下層側のコーヒ豆材料は
前記第1の排出口から排出して前記振動比重選別
機の前記材料搬送面に供給し、前記コーヒ豆材料
より大きな比重を有する異物は高比重側で下層に
あり、前記段差に係止されて振動によりこれに沿
つて移送され、前記第1の排出口から外部に排出
され、上層側のコーヒ豆材料は振動と重力により
前記下層の上方を転動して前記第2の排出口から
外部に排出されるようにしたことを特徴とするコ
ーヒ豆材料の選別装置、によつて達成される。
〔作用〕
振動ふるいに接続される吸引装置で綿、ほこ
り、小砂などのような軽くもて小さい異物が吸引
されて除去される。また粒径の小さい異物は第1
の振動スクリーンにより除去される。振動ふるい
コンベヤでは比較的に形状の大きい石、木片、ひ
もなどが除去される。以上の工程を経た材料は振
動流動選別機で筒状容器内で流動状態にされ、比
較的比重の小さい粒状材料は上層部を占め、これ
はオーバフローで溢出させる。下層部分は振動比
重選別機で傾斜した振動板で比重選別され、粒状
材料と小石とに選別される。粒状材料は振動流動
選別機及び振動比重選別機から得られ、純度の高
いものであり、歩留りも高い。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例によるコーヒ豆材料の選
別装置について第1図〜第8図を参照して説明す
る。
第8図は全工程を図示するものであるが、本実
施例は上流側から順に振動ふるい120振動ふる
いコンベヤ130、振動流動選別機140及び振
動比重選別機150から成つている。
まず、第1工程としての振動ふるい120の詳
細について第1図を参照して説明する。
トラフ21内には第1の振動スクリーン22が
張設され、蓋板23により密閉構造とされる。ま
たトラフ21の左端部には供給口21aが形成さ
れ、ホツパ31から各種異物を含むコーヒ豆材料
が投入されるようになつている。第1の振動スク
リーン22の多数の開孔の径は例えば4mmであ
り、コーヒ豆の粒径よりは充分に小さい。
第1の振動スクリーン22の下部には衝げきボ
ール受け24が固定され、これは多数のゴムボー
ル26を収容している。これらボール26は仕切
壁25でほゞ同数個宛に仕切られている。ボール
受け24の低板にも多数の開口が形成されてお
り、これらは上方の第1の振動スクリーン22の
開孔よりは充分に大きい。第1の振動スクリーン
22の開孔より小さい材料はボール受け24の下
方の空間30内に落下し、第1の振動スクリーン
22の開孔より大きい材料(主としてコーヒ豆)
は第1の振動スクリーン22上をそのまゝ右方へ
と移送される。
蓋板23の右端部にはガイド部28を介してサ
クシヨンダクト27が取り付けられており、吸引
装置としての吸引フアン29によりトラフ21内
の空気を吸い込んでいる。サクシヨンダクト27
は上下に移動調節可能となつており、その吸引口
27aは第1の振動スクリーン22の右端部に対
向している。第1の振動スクリーン22上を移送
されてきた綿、ほこりなどの軽い材料は吸引口2
7aに吸い込まれ、サクシヨンダクト27を通つ
て外部に排出されるようになつている。コーヒ豆
を主とし、吸引口27aで吸引されなかつた材料
は第1排出口21bから次工程に供給される。第
1の振動スクリーンとしてのパンチメタル22で
ふるい分けられたふるい下材料は第2排出口21
cを通つて外部に排出される。
トラフ21の底部には駆動部取付板36が固定
され、これはベースブロツク33と板ばね32に
より結合されている。またクランク駆動部34の
駆動ロツド35の先端部が取付板36に枢着され
ている。図示しないモータによつてクランク駆動
部34は駆動され、トラフ21は矢印aで示す方
向に振動する。
次に第2図で参照して振動ふるいコンベヤ13
0の詳細について説明する。
トラフ40は密閉構造とされ、第2の振動スク
リーンとしてのパンチメタル41及び整流板42
が上下に張設され内部は3つの空間44,45,
46に画成される。送風器52により送られる空
気流は送風管43を通つて空間44内に導かれ、
こゝから上方へと空間45,46及び排出ダクト
48を通つて外部に排気される。排出ダクト48
には吸引器51が接続されている。
トラフ40の左端部には材料供給口47が形成
され、これには供給ドクト53を通つて上流側の
上述の振動ふるい120の排出口21bからの材
料が投入される。
第2の振動スクリーンとしてのパンチメタル4
1の開口率は例えば30%と比較的大きく、その開
口大も例えば12mmφでかなり大きく、コーヒ豆の
粒径よりは充分に大きい。また整流板42には多
数の開口が形成されているが、その大きさは例え
ば2.2mmφでコーヒ豆の粒径より充分に小さい。
第2の振動スクリーンとしてのパンチメタル41
上の材料は第1排出口50を通つて外部に排出さ
れ、整流板42上のコーヒ豆を主とする材料は第
2排出口49を通つて次工程に供給される。
トラフ40の底部には駆動部取付板が固定さ
れ、これはベースブロツク55と板ばね54によ
り結合されている。またクランク駆動部56の駆
動ロツド57の先端部が取付板に枢着されてい
る。図示しないモータによつてクランク駆動部5
6は駆動され、トラフ40は矢印bで示す方向に
振動する。
次に第3図及び第4図を参照して振動流動選別
機140の詳細について説明する。
この振動流動選別機140の筒状容器61内に
は供給ダクト60を介して上流側の上述の振動ふ
るいコンベヤ130の第2排出口49からの材料
が供給される。供給ダクト60は蓋板62を貫通
し、その容器61内にある管部71の下端部には
供給量調整部材72が上下動可能に取り付けられ
ており、この下端開口と容器61の下部に固定さ
れた流動床66との間の距離が調節可能となつて
いる。
流動床66は円錐形状で、これには多数の空気
孔82が形成されている。また流動床66上には
第4図に明示されるようにスパイラル状に低い隔
壁81が取り付けられ、これによりスパイラル状
のトラツクが形成されている。この端部は容器6
1の下部に形成した第1の排出口としての排出開
口73aに連通しており、こゝから排出される材
料は排出ダクト73を介して次工程に供給され
る。
また容器61の底部には送風ダクト65が固定
され、送風機64からの空気流はこゝを通つて容
器61内の流動床66下方に大導かれる。空気流
は流動床66上の材料を流動状態にし、容器61
内の空間63及び排気口67,68を通つて外部
に排気される。排気口67,68は吸引器69,
70により吸引作用を受けている。
容器61の側壁部には所定高さに位置して複数
の第2の排出口としての開口61a,61bが形
成され、こゝから排出される材料は、容器61の
側壁部に巻設したトラフ74及びこの端部に連設
したシユート75を介してコーヒ豆収集部へと導
かれるようになつている。
容器61の底部には駆動部取付板78が固定さ
れ、これに一対の振動電動機79,80が取り付
けられている。これらの電動機79,80は公知
のように互いに相反する方向に傾けて取り付けら
れており、これらを駆動すると容器61の軸心の
まわりにねじり振動力を発生する。また容器61
は支柱76上に防振ばね77で支持されている。
次に第5図〜第7図を参照して振動比重選別機
150の詳細について説明する。
この振動比重選別機150は第9図の従来例と
原理的には同じ作用を行ない、材料の比重差によ
り選別を行うものである。
ほヾ直方形状のトラフ90には蓋板96が固定
され、密閉構造とされる。トラフ90内にはパン
チメタル93が材料の振動による移送方向Aに向
つて片側に傾斜して張設されている(第5図)。
パンチメタル93には多数の空気孔92が形成さ
れるが、これらはこの上に供給される材料の粒径
よりははるかに小さいものである。
このようなパンチメタル93からなる材料搬送
面には、移動による移送方向に延びる3つの段差
e,f,gがそれぞれ形成されている。
トラフ90の一側壁部には供給口91が形成さ
れ、これには上流側の上述の振動流動選別機14
0の排出ガイド73からの材料が導かれる。また
他側壁部には第2の排出口99及び前壁部には第
1の排出口101が形成されている。パンチメタ
ル93の下方には送風機94により送られる空気
流が送風管95を介して導入され、パンチメタル
93上の材料を流動状態にしてフードダクト部9
7から外部に排気される。フードダクト部97は
吸引器98により吸引されている。
トラフ90の底部には駆動部取付板100が固
定され、これはベースブロツク103と板ばね1
02により結合されている。またクランク駆動部
104の駆動ロツド105の先端部が取付板10
0に対し枢着されている。図示しないモータによ
つてクランク駆動部104は駆動され、トラフ9
0は矢印Cで示す方向に振動する。
本発明の実施例は以上のように構成されるが、
次にこの作用について説明する。
第1図において、振動ふるい120ではホツパ
31から排出される各種異物を含むコーヒ豆材料
は第1の振動スクリーンとしてのパンチメタル2
2上を振動により右方へと移送される。この途上
第1の振動スクリーンとしてのパンチメタル22
の開口より小さい砂やごみは下方の空間30へと
落下する。ゴムボール26は第1の振動スクリー
ンとしてのパンチメタル22を衝げきし、これに
よりふるい効果を向上させる。第1の振動スクリ
ーンとしてのパンチメタル22上を右方へと移送
され、右端部近くに至ると吸引口27aから吸込
作用を受け、綿やほこりのような軽い成分は吸引
されて、サクシヨンダクト27から外部へと除去
される。結局、第1排出口21bからは第1の振
動スクリーンとしてのパンチメタル22の開口大
より大きい粒径のコーヒ豆を主とする材料が排出
される。又、第2排出口21cからは第1の振動
スクリーンとしてのパンチメタル22の開口大よ
り小さい粒径の砂、ごみなどが排出される。
第2図において次工程の振動ふるいコンベヤ1
30では供給ダクト53から供給された材料は第
2の振動スクリーンとしての41上を右方へと振
動により移送され、第2の振動スクリーンとして
の41の開口大より小さいコーヒ豆を主成分とす
る材料は下方の空間45へと落下し、整流板42
上を右方へと移送される。第2の振動スクリーン
としての41上では木片やひものような形状の大
きい材料が移送されるのであるが、下方から空気
が吹きつけられているので第2の振動スクリーン
としての41の開口にひつかゝるのが防止され、
滑らかに右方へと移送される。結局、第1排出口
50からは形状の大きい木片やひもなどM1が排
出され、第2排出口49からはコーヒ豆を主成分
とする材料M2が排出される。
第3図において、供給ダクト60を介して上述
の材料M2が容器61内に供給される。流動床6
6の下方から吹き上げる空気流によつて材料M2
は流動状態にされ、かつねじり振動力を受ける。
調節部材72の調節により流動状態におかれる材
料M2の層厚が決定される。すなわち、容器61
内に供給される材料M2の層厚が制限される。
流動状態にある材料M2の上層部分は比較的比
重の小さいコーヒ豆で占められており、これはオ
ーバフローの状態で第2の排出口としての開口6
1a,61bからトラフ74及びシユート75を
通つてコーヒ豆収集部へと導かれる。また下層部
分はコーヒ豆と小石とから成つており、これらは
容器61の下部の第1の排出口としての排出開口
73aから排出ダクト73を通つて次工程の振動
比重選別機150へと導かれる。トラフ74及び
排出ダクト73からの材料からの排出と共に供給
ダクト60からは順次材料M2が供給され、容器
61内の材料M2の層厚は常にほゞ一定に維持さ
れる。またトラフ74及び排出ダクト73からの
材料排出はねじり振動による移送力を受けて滑ら
かに行われる。また、このねじり振動は材料の流
動化を促進している。
第5図〜第7図の振動比重選別機150におい
てはコーヒ豆と小石とから成る材料が供給口91
を通つてパンチメタル93上に順次供給される。
これらは下方から吹き上げる空気によつて流動化
されて第6図及び第7図において振動力により右
方へと移送される。
材料の流動化により比重の大きい小石は下層と
なり、比重の小さいコーヒ豆は上層となる。従つ
て、小石は優先的にパンチメタル93の振動力を
受けて右方への移送力を受ける。なお、パンチメ
タル93は材料の移送方向に向つて片側に傾斜し
ているので、小石もコーヒ豆も動力作用で下方へ
と滑動しながら右方へと進行するのであるが、小
石はパンチメタル93が第5図に示すように階段
状に形成されていることにより、極力、下方への
移行が阻止される。またコーヒ豆は上層を占める
ことにより振動力による移送力により、むしろ傾
斜による重力作用の移送力を受け下層の小石の上
を滑動して下方へと進む。
結局、第2の排出口99からはコーヒ豆Mが排
出され、第1の排出口101からは小石Sが排出
される。本振動比重選別機150ではすでに上流
側の振動流動選別機140で大部分のコーヒ豆が
選別収集されているので、軽負荷とすることがで
き、従来より精度良く、かつ迅速にコーヒ豆の選
別を行うことができる。
以上、本発明の実施例について説明したが勿論
本発明はこれに限定されることなく本発明の技術
的思想に基づいて種々の変形が可能である。
例えば以上の実施例の振動ふるい120、振動
ふるいはコンベヤ130、振動比重選別機150
ではクランク駆動式の加振源が用いられたが、こ
れに限ることなく他の加振源、例えば電磁石や振
動電動機が用いられてもよい。振動流動選別機1
40の加振源についても同様である。
また以上の振動ふるい(第1図)では吸引を第
1の振動スクリーンとしてのパンチメタル22の
右端部で行うようにしたが、その全域で行うよう
にしてもよい。
また振動ふるいコンベヤ(第2図)では木片や
ひもが第2の振動スクリーンとしてのパンチメタ
ル41の開口にひつかゝらないように下から空気
を吹きつけるようしたが、場合によつては空気の
吹きつけを省略してもよい。
また振動比重選別機(第5図〜第7図)ではパ
ンチメタル93を振動による移送方向に向つて片
側に傾斜して配設したが、従来例(第9図)のよ
うに移送方向に向つて上向きに傾斜させるように
してもよい。あるいは第4工程として従来例を用
いるようにしてもよい。
〔発明の効果〕 以上述べたように本発明のコーヒ豆材料の選別
装置によれば、他の各種異物をほゞ完全に除去す
ることができ、極めて純度の高い目的とするコー
ヒ豆材料を歩留りよく得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例によるコーヒ豆材料の
選別装置おける振動ふるいの部分破断側面図、第
2図は同選別装置における振動ふるいコンベヤの
部分破断側面図、第3図は同選別装置における振
動流動選別機の部分破断側面図、第4図は同選別
機における要部の部分破断斜視図、第5図は同選
別装置における振動比重選別機の部分破断背面
図、第6図は同選別機の部分破断側面図、第7図
は同部分破断平面図、第8図は本実施例の選別装
置の全体を示す側面図、及び第9図は従来のコー
ヒ豆材料の選別装置の部分破断側面図である。 なお図において、22……第1の振動スクリー
ン、29……吸引フアン(吸引装置)、41……
パンチメタル、61……容器、61a,61b…
…開口(第2の排出口)、66……流動床、73
a……排出開口(第1の排出口)、93……パン
チメタル(材料搬送面)、99……第2の排出口、
101……第1の排出口、120……振動ふる
い、130……振動コンベヤ、140……振動流
動選別機、150……振動比重選別機、e,f,
g……段差。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コーヒ豆材料より粒径の小なる砂等の異物を
    ふるい下として除去するための第1の振動スクリ
    ーンをトラフ内に張架させ、該第1の振動スクリ
    ーンの排出端に臨んで吸引口を備えたサクシヨン
    ダクトを設けた振動ふるいと前記サクシヨンダク
    トに接続された吸引装置と、木片、ひも等の前記
    コーヒ豆材料の粒径より大なる大きさを有する異
    物をふるい上として除去するための第2の振動ス
    クリーンをトラフ内に張架させた振動ふるいコン
    ベヤと、円錐形状の流動床を低壁部として有し、
    該流動床とほぼ同一高さの側壁部に第1の排出口
    を形成し、かつ該流動床から所定の高さの側壁部
    に第2の排出口を形成させて、その軸心を中心に
    ねじり振動を行なう筒状容器及び該筒状容器の中
    心軸に沿つて上方から前記流動床に向つて所定の
    深さにまで延びる供給ダクトを備えた振動流動選
    別機と、流動による移送方向に延びる段差を少な
    くとも1個形成させ、前記移送方向に関し、一側
    方に傾斜した流動床としての材料搬送面を有し、
    かつ該材料搬送面の前記移送方向において、排出
    端側に第1の排出口を、前記一側方の下縁部に第
    2の排出口を形成させた振動比重選別機とからな
    り、前記振動ふるい、前記振動ふるいコンベヤ、
    前記振動流動選別機及び前記振動比重選別機をコ
    ーヒ豆材料の流れに沿つて順次配設し、前記振動
    ふるいに供給されたコーヒ豆材料を振動により前
    記第1の振動スクリーン上を移送させ、この途上
    でコーヒ豆材料より粒径の小なる砂等の異物はふ
    るい下として除去し、前記第1の振動スクリーン
    の排出端の近傍で綿、ほこり、小砂等の異物は前
    記吸引装置により前記吸引口より吸い込んで前記
    サクシヨンダクトを介して外部に排出し、前記第
    1の振動スクリーンのふるい上を前記振動ふるい
    コンベヤにおける第2の振動スクリーン上に供給
    し、木片、ひも等の前記コーヒ豆材料の粒径より
    大なる大きさを有する異物は該第2の振動スクリ
    ーンのふるい上として除去し、該第2の振動スク
    リーンのふるい下を前記振動流動選別機内に前記
    供給ダクトを通つて前記流動床に供給し、この流
    動床で流動状態にして比重選別し、上層部のコー
    ヒ豆材料を前記第2の排出口から外部に排出し、
    コーヒ豆材料と同程度の粒度の小石等の異物を混
    入させている下層側のコーヒ豆材料は前記第1の
    排出口から排出して前記振動比重選別機の前記材
    料搬送面に供給し、前記コーヒ豆材料より大きな
    比重を有する異物は高比重側で下層にあり、前記
    段差に係止されて振動によりこれにも沿つて移送
    され、前記第1の排出口から外部に排出され、上
    層側のコーヒ豆材料は振動と重力により前記下層
    の上方を転動して前記第2の排出口から外部に排
    出されるようにしたことを特徴とするコーヒ豆材
    料の選別装置。
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