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JPH0370874B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0370874B2
JPH0370874B2 JP57042745A JP4274582A JPH0370874B2 JP H0370874 B2 JPH0370874 B2 JP H0370874B2 JP 57042745 A JP57042745 A JP 57042745A JP 4274582 A JP4274582 A JP 4274582A JP H0370874 B2 JPH0370874 B2 JP H0370874B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bail
solenoid
magnetic head
plunger
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57042745A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58161177A (ja
Inventor
Yoshihiro Moribe
Yukito Hayashi
Hideo Maekawa
Kunitsugu Tsukui
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP57042745A priority Critical patent/JPS58161177A/ja
Priority to US06/475,592 priority patent/US4639804A/en
Priority to GB08307195A priority patent/GB2120445B/en
Priority to DE3309865A priority patent/DE3309865C2/de
Publication of JPS58161177A publication Critical patent/JPS58161177A/ja
Publication of JPH0370874B2 publication Critical patent/JPH0370874B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/12Raising and lowering; Back-spacing or forward-spacing along track; Returning to starting position otherwise than during transducing operation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks

Description

【発明の詳細な説明】 発明の対象 本発明は、磁気デイスク装置に関し、特に磁気
ヘツドを記録媒体に接近及び離脱させる磁気ヘツ
ドロード機構の改良に関するものである。また、
第1の物体と第2の物体を近接及び離すロード機
構に関するものである。
従来技術 磁気デイスク装置、特に記録再生時に磁気ヘツ
ドを記録媒体に密着させる構造を有する磁気デイ
スク装置では、記録媒体の寿命を延長させる目的
で、記録再生時以外は磁気ヘツドを記録媒体から
離す方式を採つている。従来より、記録媒体の両
面を用いる磁気デイスク装置の磁気ヘツド構造
は、第1図に示す如く磁気ヘツドコア1a,1b
が支持バネ2によつて支持されるスイングアーム
3a,3bに各々固着又はジンバルバネ4を介し
て固定されている。一方のスイングアーム3a
は、フツク5を有し、フツク5を矢印A方向へ持
ち上げることで、磁気ヘツド1aは記録媒体6か
ら離れる。他方のスイングアーム3bに固着され
ている磁気ヘツド1bは、スイングアーム3aと
3bの支持バネ2近傍に設けられたカム7a,7
bによつて力が伝達され、スイングアーム3aの
動作に同期してスイングアーム3bが矢印B方向
へ動作して、記録媒体6から離れる。また、スイ
ングアーム3a,3bは常時予圧バネ8によつて
各々予圧が加えられ、スイングアーム3a,3b
を記録媒体6の方向に互いに押しつけている。従
つて、磁気ヘツド1a,1bは、スイングアーム
3aに設けられたジンバルバネ4の荷重で互いに
記録媒体をはさみつけている。このような磁気ヘ
ツド構造である為、記録再生時以外の場合は、後
述する磁気ヘツドロード機構によつて第2図a及
びbの如く、スイングアーム3aのフツク5を持
ち上げて、磁気ヘツド1a,1bを記録媒体6か
ら離脱させる。また、フツク5を支えを解放する
ことによつて第1図の如く記録媒体6に磁気ヘツ
ド1a,1bを密着させ記録再生可能としてい
る。以上より、磁気ヘツドを記録媒体に接近及び
離脱させる性能、例えば、(1)外部からの信号に対
する応答速度、(2)記録媒体に磁気ヘツドが衝突す
る場合の記録媒体及び磁気ヘツドの衝撃による、
特に記録媒体の損傷、等は、前記した磁気ヘツド
ロード機構に負うことが大きい。
磁気ヘツドロード機構の目的は、前記した通り
であるが更に要求される性能として (1) 外部からの信号に対していかに早く応答し、
短時間で磁気ヘツドを記録媒体に接近又は密着
させ得るか。
(2) 磁気ヘツドが記録媒体に衝突する際、いかに
緩やかに密着させ記録媒体に損傷を与えない
か。
(3) いかに少ないエネルギーで前記動作をさせ得
るか。
という上記(1)乃至(3)の緒性能が要求されている。
そこで、従来は、第3図に示す磁気ヘツドロー
ド機構が用いられてきた。磁気ヘツドのフツク5
を持上げ又は解放する為のベイル9はシヤフト1
0に支えられ、フツク5を動作させるベイル9の
先端はほぼ直線的に可動である。また、ベイル9
は、復帰バネ11によつて引張られベイル9の先
端部でフツク5を持ち上げている。更にベイル9
は直線に動作するプツシユプルソレノイド12の
プランジヤ13に連結されており、ソレノイド1
2の巻線14に励磁電流を投入することによつて
プランジヤ13が復帰バネ力に抗して吸引されベ
イル9の先端がほぼ直線的に動作し、前記スイン
グアーム3aに設けられたフツク5を解放して磁
気ヘツド1a,1bを記録媒体に接近、密着せし
める。ところが、一般的に、前記プツシユプルソ
レノイドの動作ストローク対吸引力の特性は、励
磁電流を一定とした場合第4図に示される性能を
持ち、始点15からプランジヤ13が矢印C方向
に吸引され始め次第にストローク(ここでいうス
トロークは、第3図のベイル9の先端位置にての
寸法を示し、吸引力も同じくベイル先端に換算し
たソレノイド吸引力をいう以下、第5図、第6
図、第7図、第13図も同じ)が小さくつまりソ
レノイドのプランジヤ13と巻線のある固定極1
6とのギヤツプδが少なくなるに従い大きな吸引
力を発生する。一方、復帰バネ11及びスイング
アーム3a,3bを予圧している予圧バネ8(第
1図参照)の総合したストローク対負荷特性は第
5図にて示される様に、ストロークが減少するに
従い負荷(ここでいう負荷も第3図のベイル9の
先端での負荷を示す。)は暫増し、スイングアー
ムのフツク5がベイル9から解放された時点Dで
一旦減少するが再度復帰バネ11の負荷が増す為
に増加傾向を持つことが容易に理解できる。ここ
で、第4図と第5図を重ね合わした総合特性は第
6図の如くとなり、第3図に示すヘツドロード機
構が動作する為には、図示の如く吸引力100が
常に負荷200を上回つている事が必要であり、
破線の吸引力101では、動作しえない事がこれま
た容易に理解できることである。
ところが、第4図、第6図で示される吸引力は
あくまでも一定励磁電流を流し続ける場合であ
り、前記している外部からの信号による励磁電流
の投入という過渡状態では更に吸引力の変化が著
しくなることを以下に示す。
プツシユプルソレノイドのプランジヤと固定極
のギヤツプ部の磁界をH(AT/m)、磁束密度を
B(WB/m2)、面積をA(m2)とすると、吸引力
F(Kg)は、 F=1/9.8H・B・A −式 ここで、透磁率をμ0とすると B=μ0H −式 となり式は F=1/9.8μ0AH2 −式 となる。更にソレノイドの構造から決まる定数を
Kとし巻線の巻数をN、励磁電流をIとすると H=K・N・I −式 式より F=1/9.8μ0AK2N2I2 −式 従つて一定形状のソレノイドの吸引力は F=A0I2 −式 (但しA0は、ソレノイドの形状、巻数等によつ
て決まる定数) と表わせる。
ところが、インダクタンスL、内部抵抗Rのコ
イルにステツプ電圧E0を加えると、コイルに流
れる電流Iは、第8図に示す如く、L/Rの傾き
で時間とともにE0/Rに漸近することが知られ
ている。これは と示され、式より吸引力の時間的変化は となり、第6図に示す静的吸引力特性よりもはる
かに急峻な吸引力増加となり従つて、過渡状態に
於ける吸引力及び負荷対ストローク特性は結果的
に第7図で示され、吸引初期に於ける必要級引力
を得る為に、ストロークゼロつまり吸着時に極め
て大きい吸引力100が発生してしまつており、
吸引途中でさえも負荷200に比べて吸引力10
0が極めて大きい為に、ソレノイドのプランジヤ
13並びに連結されているベイル9に急激な加速
度加えられる。結果的に、磁気ヘツド1a,1b
は、あり余る速度で記録媒体6に到達し接触する
瞬間の極めて大きい衝撃力で記録媒体を接する為
に相対的に弱い記録媒体6の損傷となつてしまう
欠点をもつ。更に付随する欠点として、ソレノイ
ド12のプランジヤ3とベイル9の付勢される透
度も大きくなる為、これらのストツパ17に衝突
する音も大きく、また、ソレノイド12の吸着時
に於ける電力も多大なものになつていることがわ
かり、磁気デイスク装置の小形化、省エネルギー
化のさまたげとなつている事が容易に理解でき
る。
以上述べた欠点を少しでも矯正する手段とし
て、 (1) 第4図に示すストローク対吸引力特性を少し
でも緩やかにすべく、ソレノイドの固定極16
とプランジヤ13間のギヤツプδにテーパーを
つける。(第9図) (2) ベイル先端の必要ストロークに対して、ソレ
ノイドの動作ストロークを小さくし、結果的に
吸引力特性を少しでも緩やかにすることができ
るベイルのレバー方式(第3図) (3) ソレノイド内部に空気の通る小孔を設けたI
アダンパ或いは、外部にオイルダンパーを付加
し、ベイルの付勢される透度を緩やかにする。
等の方策が講じられているが、(1)では顕著な改善
には到らず、(2)では、装置の小形化という点で劣
りベルル動作ストロークとソレノイド動作ストロ
ークのストローク比(ベイルレバー比)2が現実
的な値がある為、これ又、効果に乏しい。更に(3)
に於いては、エアダンパの目づまり、ダンパー自
身の寿命という観点から、装置全体の信頼度を損
いかねない危険がある。
発明の目的 本発明の目的とするところは、前記の如き欠点
を除去するものであり、ヘツドロード機構の動作
速度を緩やかにし、磁気ヘツドが記録媒体と衝突
する際の記録媒体の損傷を大幅に低減することに
あり、かつ、動作させ得るに必要なエネルギー
(ソレノイドの消費電力)を軽減させることがで
きる磁気ヘツドロード機構を備えた磁気デイスク
装置を提供することにある。
発明の総括的説明 本発明の特徴とするところは、ヘツドロード機
構の動作源であるプツシユプルソレノイドの直線
運動を一旦回転運動に変換し、ソレノイドプラン
ジヤのストロークに比べて数倍ストロークの拡大
されたベイル先端のほぼ直線に近い動作を利用し
て磁気ヘツドの記録媒体への接近離脱動作を行な
う磁気ヘツドロード機構にある。
発明の実施例 以下、本発明の一実施例を第10図及び第11
図により説明する。第10図、第11図は、第3
図で示す従来の磁気ヘツドロード機構に相当する
磁気デイスク装置用磁気ヘツドロード機構の構造
図である。
プツシユプルソレノイド12のプランジヤ13
は、固定極16との間にギヤツプδを持ち、プラ
ンジヤ13に連結されている回転円板18とプツ
シユプルソレノイド外枠に円周方向に設けられた
溝19で球20を介して支持されている。プツシ
ユプルソレノイドの巻線14に通電され、プラン
ジヤ13が励磁されると、ギヤツプδが縮小する
方向にプランジヤが吸引力を受け直線運動しよう
とする。ところが、第13図、第14図、第15
図で示すように前記した溝19は円周方向に深さ
が暫増するよう設けられているためプランジヤ1
3が矢印E方向に吸引力を受けると回転円板18
はプランジヤ13の軸中心まわりに矢印F方向へ
動き回転する。ここで直線運動は一旦回転運動に
変換され、吸引力は回転トルクとなつて現われ
る。また、プツシユプルソレノイド外枠と回転円
板18の間に渦巻きバネ21が設けられており、
通電がしや断されると渦巻きバネ21の回転力に
よつてギヤツプδが形成される方向に回転復帰さ
れる。
また、回転円板18に設けられているピン22
は、ローラ23を介してベイル9に設けられたベ
イル溝24内を運動する。ベイル9は、シヤフト
10によつて位置決めされており、シヤフト10
の中心廻りに回転するがベイル先端は回転中心か
らlだけ離れており、かつ必要動作ストロークS
は小さい為θ=S/l〓1となりほぼベイル9の
先端は直線動作と考えて良い。
いま、ベイル9の先端の必要ストロークをS、
シヤフト10中心からベイル9の先端までの距離
をl、シヤフト10中心からベイル溝24をロー
ラ23転動位置までの距離をR、ベイル9の回転
角をθ、シヤフト10中心から回転円板の回転中
心までa距離をD、シヤフト10中心を原点とし
直交軸X,YのX軸と回転円板18の中心とピン
22の中心がなす角α0、更にα0の位置から回転円
板18が回転する角度α、回転円板18中心とピ
ン22中心の距離γ、とすると、ベイルの回転角
θは θ=S/l −式 ベイルのレバー比βは β=l/R −式 で表わされ、更に、プツシユプルソレノイドのギ
ヤツプδと回転円板18の回転角αとの関係を α=α0・δ −式 (但しα0は定数であり第14図で示す溝角度で可
変できる。) で表示するとδとSとの関係は以下のように示さ
れる。
S=l・θ=β・R・θ=β・R・γ・α/R =β・γ・α0δ −〓〓式 〓〓式に於いてβ,γ,α0は構造的寸法によつて
決まる定数であり、ベイル先端の必要ストローク
Sとプツシユプルソレノイドのギヤツプδは比例
することがわかる。ちなみに従来方式では〓〓式は S′=β′・δ′ −〓〓式 と表わされ、ソレノイド吸引部の寸法精度がその
ままβ′という拡大率でベイル先端に表われる為、
並びに寸法上の制約からβ′は極端に大きくできな
い。むしろ、ベイル先端の寸法精度を要求される
為β′は小さい方が好ましい。
再び〓〓式に於いてギヤツプδも、プシユプルソ
レノイドのストローク対吸引力特性が比較的短い
ストローク範囲内では比較的平坦な吸引力特性が
得られることがわかつているので、前記した第6
図の特性図よりキヤツプδは小さい値とするのが
好ましい。ところが、〓〓式のγとα0は任意に定め
ることが、本発明により可能で、仮に寸法上の制
約からγを大きくとれない場合でもα0という直線
回転変換定数を大きくとることは、プツシユプル
ソレノイド12の外枠と回転円板18に設けられ
た溝19の深さ変化率を適切に定めることにより
可能である。
一例として、S=S′=3mmが必要とした場合、
公知例ではβ′=2である為、δ′=1.5mm必要である
が、本実施例ではβ′=1.2,γ=13.5mm、α0
0.37γαd/mmとして δ=3mm/1.2×13.5mm×0.37γad/mm≒0.5mm 従来の約1/3にキヤツプが縮少されることがわ
かる。
従つて、プツシユプルソレノイドはストローク
に対する吸引力変化の少ない位置で動作すること
が可能となる。
更に、プツシユプルソレノイドのストロークに
対する吸引力変化の少ない位置で動作可能である
為、以下の方策により、ベイル9の動作速度を緩
やかにすることができる。
フアラデーの法則より巻線の両端に発生する電
圧eは、磁界Hの時間的変化と巻数の関係があり e=N・(−dH/dt) −〓〓式 と示される。〓〓式を変形して両辺積分を行なうと dH=−1/Ne・dt H=−1/N∫e・dt −〓〓式 と表わせる。ここで、式に示したようにプツシ
ユプルソレノイドの吸引力は〓〓式を式に代入し
て F=1/9.8μ0AH2 =1/9.8μ0A(−1/N∫e・dt)2 −〓〓式 となり、〓〓式は以下のことを示している。
(1) 吸引力は、印加電圧の時間積分で増加する為
例え第8図の如くステツプ的に電圧を印加して
も時間的に除々に吸引力が増加する。
(2) 吸引力の時間的変化、特に立上り特性は、巻
線の巻数Nによつても可変であり、立上りをな
めらかにすることが可能である。
従つて、吸引力がプツシユプルソレノイドのギ
ヤチプδ若しくはベイル9のストローク変化に対
して極端に増大しない磁気ヘツドロード機構が設
計できる。本実施例のベイル先端での吸引力30
0・負荷200対ストローク特性を示すと第12
図の如くとなり、第7図を比べて大きく改善され
ていることがわかる。(一点鎖線が従来例であ
る。) 更に、本発明の磁気ヘツドロード機構を搭載し
た磁気デイスク装置の磁気ヘツドの記録媒体に対
する着陸特性を示す試験結果を第18図に示す。
第17図は、装置外部からの磁気ヘツド動作命令
信号に対し、どの様に磁気ヘツドロード機構が動
作し磁気ヘツドが記録媒体に密着して記録媒体上
の記録信号を再生するか、又、その過程でプツシ
ユプルソレノイドの励磁電流がどう変化するかを
示すものであり、線400が第第16図で示す溝
形状の場合の特性、線500が第14図及び第1
5図に示す溝形状の場合の特性を示す。第19図
に示す従来形の磁気ヘツドロード機構を搭載した
場合の各々の特性を比べて、 (1) プツシユプルソレノイドの励磁電流の立上り
が滑らかである。
(2) 記録信号の立上りが滑らかである。
ことがわかる。図中600は励磁電流700は記
録信号波形を示す。この事は、とりも直さず、磁
気ヘツドの記録媒体に与える損傷を軽減している
ことがわかり、本発明の大きな効果である。
また、第12図に於いて、ストローク0(ゼ
ロ)の地点で吸引力にてヘツドロード機構のベイ
ル9の保持に必要なエネルギーも低減でき装置全
体の省エネルギー化低発熱化が図れることがわか
る。
前記した実施例では、計算の都合上α0は一定値
としているが、当然プランジヤの吸引ストローク
に対して回転円板18の回転角度をプツシユプル
ソレノイド外枠12と回転円板18に設けられた
溝19の深さを適切な形状にすることにより可能
であり、例えば、ベイル9先端にてある位置まで
を速く、その後は緩やかに動作させることは容易
に行なえ、第16図に示す溝19の形状によれ
ば、第17図に示す動作特性を得ることができ
る。
又、本実施例では、1個のプツシユプルソレノ
イドで一式のベイルを駆動しているが、若し、ベ
イル支持シヤフト10とプツシユプルソレノイド
のプランジヤ13中心を一致して配置できるなら
ば、回転円板18のピン22が回転円板18の回
転中心に対して対称の位置に付加し、2式のベイ
ルを動作させることも可能である。同様に更に複
数個のベイルを動作させる事も容易に類推でき
る。
尚、上述したロード機構は、磁気デイスク装置
に限られるものではなく、第1の物体を第2の物
体にロードする機構にも応用できる。これは、例
えば、製造技術における部品をプリント板に位置
決めする際のロード機構等にも応用することがで
きる。
発明の効果 以上、述べた如き構成であるから以下の如き効
果を持つ。
(1) プツシユプルソレノイドの直線運動を一旦回
転運動に変換し更に、ほぼ直線運動に近い一連
の動作であるヘツドロード機構である為、極め
て短かいソレノイドのストロークでベイルの必
要ストロークを得ることができる。
(2) 1によりソレノイドのストロークを短かくで
きる為、吸引力特性のストロークに対する変化
が少ない部分を利用でき、プランジヤの吸引が
除々に行なわれる為、ベイルの動作速度が極端
に大きくならず磁気ヘツドによる記録媒体の損
傷を軽減できる。
(3) ベイルの動作速度は、プツシユプルソレノイ
ドの直線運動を回転運動に変換する箇所の溝形
状で制御でき動作速度の最適化が図れる。
(4) プツシユプルソレノイド吸引力を巻線数によ
つて制御でき吸引力の最適化が図れる。
(5) プツシユプルソレノイドに係る消費電力を低
減でき装置の省エネルギー化、低発熱化が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、一般の磁気デイスク装置
の構造図であり、第3図は、従来の磁気ヘツドロ
ード機構構造図である。第4図は、プツシユプル
ソレノイドの吸引力特性を示す図、第5図は、ヘ
ツドロード系の負荷特性を示す図、第6図は、ヘ
ツドロード機構の静的吸引力・負荷特性図、第7
図は、ヘツドロード機構の動的吸引力・負荷特性
図、第8図は、プツシユプルソレノイドの過渡応
答図、第9図は、プツシユプルソレノイドのギヤ
ツプ改良断面図、第10図及び第11図は本発明
の一実施例を示すヘツドロード機構構造図、第1
2図は、本発明のヘツドロード機構の吸引力・負
荷特性図、第13図乃至第15図は、直線運動を
回転運動に変換する原理図、第16図は、第13
図の溝形状変更例を示す図、第17図は、第16
図の動作特性を示す図、第18図は、本発明のヘ
ツドロード機構を用いた磁気デイスク装置の特性
試験結果を示す図、第19図は従来例の特性試験
結果を示す図である。 符号の説明、1a,1b:磁気ヘツド、3a,
3b:スイングアーム、5:フツク、6:記録媒
体、9:ベイル、12:プツシユプルソレノイ
ド、13:プランジヤ、16:固定極、18:回
転円板、19:溝、20:球、23:ローラ、2
4:ベイル溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁気デイスクに情報を読み/書きするための
    磁気ヘツドと、上記磁気ヘツドを支持するための
    支持手段を有し、上記磁気ヘツドを上記磁気デイ
    スクに接近又は離脱させるために上記支持手段を
    移動させる磁気デイスク装置において、 直線的に運動するプランジヤを有し、非運動部
    分に複数の溝を有するソレノイドと、 上記駆動手段のプランジヤに支持され、複数の
    溝を有する回転可能な環状部材と、 上記ソレノイドに形成された溝と上記環状部材
    に形成された溝との間に配置され、これらの溝の
    間を上記プランジヤの動きに追従して移動するこ
    とによつて上記環状部材を回転させる球と、 上記環状部材の回転運動によつて上記支持手段
    を移動させるアーム部材と、 を有する磁気デイスク装置。 2 上記アーム部材は、一端に上記支持手段を移
    動させるためのベイルが形成され、他端が回転軸
    によつて回転可能に支持され、上記ベイルに近い
    部分に上記環状部材と連結される連結部を有する
    特許請求の範囲第1項記載の磁気デイスク装置。
JP57042745A 1982-03-19 1982-03-19 磁気ディスク装置 Granted JPS58161177A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57042745A JPS58161177A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 磁気ディスク装置
US06/475,592 US4639804A (en) 1982-03-19 1983-03-15 Head loading system
GB08307195A GB2120445B (en) 1982-03-19 1983-03-16 Head loading system
DE3309865A DE3309865C2 (de) 1982-03-19 1983-03-18 Kopfaufsetzvorrichtung für eine Magnetplattenvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57042745A JPS58161177A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 磁気ディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58161177A JPS58161177A (ja) 1983-09-24
JPH0370874B2 true JPH0370874B2 (ja) 1991-11-11

Family

ID=12644547

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JP57042745A Granted JPS58161177A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 磁気ディスク装置

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US (1) US4639804A (ja)
JP (1) JPS58161177A (ja)
DE (1) DE3309865C2 (ja)
GB (1) GB2120445B (ja)

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GB8307195D0 (en) 1983-04-20
GB2120445A (en) 1983-11-30
US4639804A (en) 1987-01-27
JPS58161177A (ja) 1983-09-24
DE3309865C2 (de) 1987-04-02
GB2120445B (en) 1986-05-14
DE3309865A1 (de) 1983-09-29

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