JPH04364280A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
- Publication number
- JPH04364280A JPH04364280A JP3448991A JP3448991A JPH04364280A JP H04364280 A JPH04364280 A JP H04364280A JP 3448991 A JP3448991 A JP 3448991A JP 3448991 A JP3448991 A JP 3448991A JP H04364280 A JPH04364280 A JP H04364280A
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- JP
- Japan
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- magnetic disk
- magnetic
- head
- recording
- magnetic head
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気ヘッドが記録媒
体に対し微少量浮上して記録再生動作を行う磁気ディス
ク装置に関する。
体に対し微少量浮上して記録再生動作を行う磁気ディス
ク装置に関する。
【0003】
【従来の技術】一般に磁気ディスク装置は、磁気ヘッド
がサスペンション機構により所定の押し付け力で磁気デ
ィスク面に押し付けられた状態で支持されており、磁気
ディスクの回転により発生する空気流で磁気ヘッドは微
少量浮上した状態で記録再生を行う。上記サスペンショ
ン機構は、ボイスコイルモータと呼ばれる駆動装置によ
り揺動回転するスイングアームに取り付けられ、スイン
グアームの揺動により磁気ヘッドは磁気ディスクに対し
その直径方向にシーク動作し、所定の情報トラックに移
動位置決めされることになる。
がサスペンション機構により所定の押し付け力で磁気デ
ィスク面に押し付けられた状態で支持されており、磁気
ディスクの回転により発生する空気流で磁気ヘッドは微
少量浮上した状態で記録再生を行う。上記サスペンショ
ン機構は、ボイスコイルモータと呼ばれる駆動装置によ
り揺動回転するスイングアームに取り付けられ、スイン
グアームの揺動により磁気ヘッドは磁気ディスクに対し
その直径方向にシーク動作し、所定の情報トラックに移
動位置決めされることになる。
【0004】このような磁気ディスク装置は、磁気ヘッ
ドが、磁気ディスクの回転が停止している装置の非動作
時には磁気ディスク面に接触する一方、磁気ディスクが
回転している装置の動作時には磁気ディスク面に対して
微少量浮上しており、コンタクトスタートストップ(C
SS)方式と呼ばれている。
ドが、磁気ディスクの回転が停止している装置の非動作
時には磁気ディスク面に接触する一方、磁気ディスクが
回転している装置の動作時には磁気ディスク面に対して
微少量浮上しており、コンタクトスタートストップ(C
SS)方式と呼ばれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年ではラ
ップトップあるいはノートブックタイプの小型軽量のパ
ソコンの普及率が高く、これらに搭載される磁気ディス
ク装置は益々小型化されている。このような小型の磁気
ディスク装置では、衝撃を受ける危険性が高く、特に上
記したラップトップタイプなどのパソコンの場合、移動
,運搬の機会が多いことから、装置の非動作時に衝撃を
受けやすいものとなっている。
ップトップあるいはノートブックタイプの小型軽量のパ
ソコンの普及率が高く、これらに搭載される磁気ディス
ク装置は益々小型化されている。このような小型の磁気
ディスク装置では、衝撃を受ける危険性が高く、特に上
記したラップトップタイプなどのパソコンの場合、移動
,運搬の機会が多いことから、装置の非動作時に衝撃を
受けやすいものとなっている。
【0006】磁気ディスク装置に衝撃が加わった場合、
前述したCSS方式を採用したものでは、装置の非動作
時に磁気ヘッドが磁気ディスク上をバウンドしてこれら
両者が互いに衝突し損傷を受けるか、バウンドしなくて
も横擦れして摺動し損傷するなどの不具合がある。この
結果、磁気ディスク及び磁気ヘッドそれぞれの機能が低
下し、信頼性の低下を招く。
前述したCSS方式を採用したものでは、装置の非動作
時に磁気ヘッドが磁気ディスク上をバウンドしてこれら
両者が互いに衝突し損傷を受けるか、バウンドしなくて
も横擦れして摺動し損傷するなどの不具合がある。この
結果、磁気ディスク及び磁気ヘッドそれぞれの機能が低
下し、信頼性の低下を招く。
【0007】そこでこの発明は、装置の非動作時に磁気
ヘッドと記録媒体との衝突を回避してこれら両者の損傷
を防止することを目的としている。
ヘッドと記録媒体との衝突を回避してこれら両者の損傷
を防止することを目的としている。
【0008】[発明の構成]
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
にこの発明は、記録媒体に対して、データの記録再生を
行う磁気ヘッドをヘッドアームの一端に接続し、ヘッド
アームの他端を圧電素子を介して支持部材に取り付けた
ものである。
にこの発明は、記録媒体に対して、データの記録再生を
行う磁気ヘッドをヘッドアームの一端に接続し、ヘッド
アームの他端を圧電素子を介して支持部材に取り付けた
ものである。
【0010】またこの発明は、記録媒体に対して、デー
タの記録再生を行う磁気ヘッドをバネ部材及び圧電素子
を介して支持部材に取り付ける構成としてもよい。
タの記録再生を行う磁気ヘッドをバネ部材及び圧電素子
を介して支持部材に取り付ける構成としてもよい。
【0011】
【作用】装置の非動作時には、圧電素子は磁気ヘッドを
記録媒体面から所定量離反させるよう変位する。このと
き、装置に衝撃が加わり、磁気ヘッドが例えば磁気ディ
スク面に向かう方向の力が作用しても、磁気ヘッドと記
録媒体とは所定量離反しているので、両者の衝突は回避
される。
記録媒体面から所定量離反させるよう変位する。このと
き、装置に衝撃が加わり、磁気ヘッドが例えば磁気ディ
スク面に向かう方向の力が作用しても、磁気ヘッドと記
録媒体とは所定量離反しているので、両者の衝突は回避
される。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき説明
する。
する。
【0013】図1はこの発明の一実施例を示す磁気ディ
スク装置内部の概略的な構成図である。記録媒体として
の磁気ディスク1はスピンドルモータ3により装置基台
4に装着された軸5を中心に所定速度で回転可能となっ
ている。磁気ディスク1に対して情報の記録再生を行う
上下一対の磁気ヘッド7,9は、それぞれ第1の圧電素
子11,13を介して剛性の高いヘッドアーム15,1
7の先端に取付けられている。第1の圧電素子11,1
3は、電圧印加時に図中で上下方向に伸長した状態(図
1)で、電圧印加を解除したとき縮んだ状態(図2)と
なるが、この電圧印加は、装置の電源がオンとなり、か
つデータの読み書き命令またはそれを示すプリ命令(例
えばユニットセレクト命令)などが磁気ディスク装置に
与えられている間に図示しない制御回路により行われる
。
スク装置内部の概略的な構成図である。記録媒体として
の磁気ディスク1はスピンドルモータ3により装置基台
4に装着された軸5を中心に所定速度で回転可能となっ
ている。磁気ディスク1に対して情報の記録再生を行う
上下一対の磁気ヘッド7,9は、それぞれ第1の圧電素
子11,13を介して剛性の高いヘッドアーム15,1
7の先端に取付けられている。第1の圧電素子11,1
3は、電圧印加時に図中で上下方向に伸長した状態(図
1)で、電圧印加を解除したとき縮んだ状態(図2)と
なるが、この電圧印加は、装置の電源がオンとなり、か
つデータの読み書き命令またはそれを示すプリ命令(例
えばユニットセレクト命令)などが磁気ディスク装置に
与えられている間に図示しない制御回路により行われる
。
【0014】図3は図1における上部側の磁気ヘッド7
のA方向の拡大された矢視図、図4は図3の底面図であ
る。この磁気ヘッド7と第1の圧電素子11との間には
、磁気ヘッド7側に凸状に湾曲して形成された板ばね1
9が設けられている。磁気ヘッド7は磁気ディスク1に
対向する面が、磁気ディスク1の回転によって発生する
矢印Bで示す空気流を受けるエアベアリングサーフィス
面21を形成するスライダ23を有し、スライダ23の
空気流の流出端付近の図4中で上下両側には、負圧を発
生させるための切り欠き25,27が形成されている。 この各切り欠き25,27相互間の空気流出端側には、
磁気ディスク1に対しデータの記録再生を行うための電
磁変換部29が設けられている。電磁変換部29は、磁
気回路を形成するコア31がスライダ23に埋め込まれ
ており、コア31には図示しない磁気ギャップやコイル
が設けられている。下部側の磁気ヘッド9についても、
ヘッドアーム17との間に板ばね32が介装され、また
磁気ヘッド9自体の構成も磁気ヘッド7と同様となって
いる。
のA方向の拡大された矢視図、図4は図3の底面図であ
る。この磁気ヘッド7と第1の圧電素子11との間には
、磁気ヘッド7側に凸状に湾曲して形成された板ばね1
9が設けられている。磁気ヘッド7は磁気ディスク1に
対向する面が、磁気ディスク1の回転によって発生する
矢印Bで示す空気流を受けるエアベアリングサーフィス
面21を形成するスライダ23を有し、スライダ23の
空気流の流出端付近の図4中で上下両側には、負圧を発
生させるための切り欠き25,27が形成されている。 この各切り欠き25,27相互間の空気流出端側には、
磁気ディスク1に対しデータの記録再生を行うための電
磁変換部29が設けられている。電磁変換部29は、磁
気回路を形成するコア31がスライダ23に埋め込まれ
ており、コア31には図示しない磁気ギャップやコイル
が設けられている。下部側の磁気ヘッド9についても、
ヘッドアーム17との間に板ばね32が介装され、また
磁気ヘッド9自体の構成も磁気ヘッド7と同様となって
いる。
【0015】ヘッドアーム15,17の基端側は、それ
ぞれ第2の圧電素子33,35を介して支持部材として
のヘッドキャリッジ37の一端側に装着されている。第
2の圧電素子33,35は、電圧印加時に図中で上下方
向に縮んだ状態(図1)で、電圧印加を解除したとき伸
長した状態(図2)となるが、この電圧印加は、装置の
電源がオンとなったときに図示しない制御回路により行
われる。ヘッドキャリッジ37の他端側にはボイスコイ
ル39が取り付けられ、一方、装置基台4側には、磁気
回路を形成するヨーク41が装着され、ヨーク41の前
記ボイスコイル39に対向する位置には、永久磁石43
が装着されて、ヘッドキャリッジ37を軸45を中心に
回動させるボイスコイルモータを構成している。
ぞれ第2の圧電素子33,35を介して支持部材として
のヘッドキャリッジ37の一端側に装着されている。第
2の圧電素子33,35は、電圧印加時に図中で上下方
向に縮んだ状態(図1)で、電圧印加を解除したとき伸
長した状態(図2)となるが、この電圧印加は、装置の
電源がオンとなったときに図示しない制御回路により行
われる。ヘッドキャリッジ37の他端側にはボイスコイ
ル39が取り付けられ、一方、装置基台4側には、磁気
回路を形成するヨーク41が装着され、ヨーク41の前
記ボイスコイル39に対向する位置には、永久磁石43
が装着されて、ヘッドキャリッジ37を軸45を中心に
回動させるボイスコイルモータを構成している。
【0016】上記のように構成された磁気ディスク装置
において、装置の電源オフ時には、図2に示すように第
1の圧電素子11,13は縮んだ状態で、第2の圧電素
子33,35は伸長した状態となる。第2の圧電素子3
3,35が所定量伸長することで、磁気ヘッド7,9は
磁気ディスク1から所定距離離れた位置となる。したが
って、この状態で装置に衝撃が加わり、磁気ヘッド7,
9が例えば磁気ディスク1に向かう方向の力を受けても
、磁気ヘッド7,9と磁気ディスク1とは所定量離反し
ており、しかもヘッドアーム15,17は剛性が高いの
で、両者の衝突は回避されて両者の損傷が防止される。
において、装置の電源オフ時には、図2に示すように第
1の圧電素子11,13は縮んだ状態で、第2の圧電素
子33,35は伸長した状態となる。第2の圧電素子3
3,35が所定量伸長することで、磁気ヘッド7,9は
磁気ディスク1から所定距離離れた位置となる。したが
って、この状態で装置に衝撃が加わり、磁気ヘッド7,
9が例えば磁気ディスク1に向かう方向の力を受けても
、磁気ヘッド7,9と磁気ディスク1とは所定量離反し
ており、しかもヘッドアーム15,17は剛性が高いの
で、両者の衝突は回避されて両者の損傷が防止される。
【0017】装置の電源がオン状態となると、制御回路
により第2の圧電素子33,35に必要な電圧が印加さ
れる。これにより、第2の圧電素子33,35は図1の
ように図中で上下方向に縮んだ状態となって磁気ヘッド
7,9を磁気ディスク1に接近させる。このとき磁気デ
ィスク1は回転し始めるが、第1の圧電素子11,13
は依然として縮んだままであり、磁気ヘッド7,9と磁
気ディスク1との隙間は、例えば0.5μm以上であっ
てデータを読み書き可能な状態より広く保たれている。 これにより、電源オンした状態での磁気ヘッド7,9と
磁気ディスク1との衝突を防いでいる。
により第2の圧電素子33,35に必要な電圧が印加さ
れる。これにより、第2の圧電素子33,35は図1の
ように図中で上下方向に縮んだ状態となって磁気ヘッド
7,9を磁気ディスク1に接近させる。このとき磁気デ
ィスク1は回転し始めるが、第1の圧電素子11,13
は依然として縮んだままであり、磁気ヘッド7,9と磁
気ディスク1との隙間は、例えば0.5μm以上であっ
てデータを読み書き可能な状態より広く保たれている。 これにより、電源オンした状態での磁気ヘッド7,9と
磁気ディスク1との衝突を防いでいる。
【0018】次に、磁気ディスク装置に対してデータの
読み書き命令またはそれを示すプリ命令(例えばユニッ
トセレクト命令)などが与えられている間に、図示しな
い制御回路により必要な電圧が第1の圧電素子11,1
3に印加される。これにより、第1の圧電素子11,1
3は図1のように図中で上下方向に伸長し、磁気ヘッド
7,9は、磁気ディスク1に対しデータの読み書きが可
能な状態にまで接近し、両者間の隙間は狭くなる。この
状態では、磁気ディスク1は所定の定格回転速度に達し
ており、磁気ディスク1の回転によって発生する空気流
が、磁気ヘッド7,9と磁気ディスク1との間に入り込
み、これが正圧となって空気膜を形成し、板ばね19,
32の押し付け力と釣り合って磁気ヘッド7,9を微少
量(0.3μm程度)浮上させる。これに伴い、スライ
ダ23の切り欠き25,27には負圧が発生し、この負
圧によりスライダ23の浮上姿勢が安定化する。
読み書き命令またはそれを示すプリ命令(例えばユニッ
トセレクト命令)などが与えられている間に、図示しな
い制御回路により必要な電圧が第1の圧電素子11,1
3に印加される。これにより、第1の圧電素子11,1
3は図1のように図中で上下方向に伸長し、磁気ヘッド
7,9は、磁気ディスク1に対しデータの読み書きが可
能な状態にまで接近し、両者間の隙間は狭くなる。この
状態では、磁気ディスク1は所定の定格回転速度に達し
ており、磁気ディスク1の回転によって発生する空気流
が、磁気ヘッド7,9と磁気ディスク1との間に入り込
み、これが正圧となって空気膜を形成し、板ばね19,
32の押し付け力と釣り合って磁気ヘッド7,9を微少
量(0.3μm程度)浮上させる。これに伴い、スライ
ダ23の切り欠き25,27には負圧が発生し、この負
圧によりスライダ23の浮上姿勢が安定化する。
【0019】このように、第2の圧電素子33,35は
、電源オフ時に磁気ヘッド7,9を磁気ディスク1から
所定量離反させて磁気ヘッド7,9と磁気ディスク1と
の衝突を防止する機能を備え、一方第1の圧電素子11
,13は記録再動作に最適な浮上量を確保して記録再生
特性を向上させる機能を備えている。
、電源オフ時に磁気ヘッド7,9を磁気ディスク1から
所定量離反させて磁気ヘッド7,9と磁気ディスク1と
の衝突を防止する機能を備え、一方第1の圧電素子11
,13は記録再動作に最適な浮上量を確保して記録再生
特性を向上させる機能を備えている。
【0020】ところで、回転状態の磁気ディスク1は、
外周側の方が内周側より回転速度が速く空気膜圧が高く
なるため、同一回転速度での磁気ヘッド7,9の磁気デ
ィスク1に対する浮上隙間は、内周側が狭く外周側が広
くなる。このため、記録密度は浮上隙間の広い外周側に
合わせて設定する必要があるが、磁気ヘッド7,9が外
周側にあるときに浮上隙間を狭くするよう第1の圧電素
子11,13に対して制御電圧を調整すれば、記録密度
は内周側に合わせた高いものに設定でき、磁気ディスク
全体としての記録密度を向上させることができる。
外周側の方が内周側より回転速度が速く空気膜圧が高く
なるため、同一回転速度での磁気ヘッド7,9の磁気デ
ィスク1に対する浮上隙間は、内周側が狭く外周側が広
くなる。このため、記録密度は浮上隙間の広い外周側に
合わせて設定する必要があるが、磁気ヘッド7,9が外
周側にあるときに浮上隙間を狭くするよう第1の圧電素
子11,13に対して制御電圧を調整すれば、記録密度
は内周側に合わせた高いものに設定でき、磁気ディスク
全体としての記録密度を向上させることができる。
【0021】また、一般に磁気ディスクにおける円周方
向に分割された複数のセクタのうちの1つのセクタにつ
いてみると、外周側が内周側に比べて円周方向の記録領
域が長いにも拘らず、上記した内周側及び外周側相互の
浮上隙間の違いにより、従来では外周側の記録領域は内
周側に合わせたものとなって外周側に無駄な領域が存在
していた。ところが、上記第1の圧電素子11,13に
対して制御電圧を調整して外周側における磁気ヘッド7
,9の浮上隙間を狭くすることで、外周側の長い記録領
域全域にわたり記録動作が可能となって外周側での記録
容量が増加し、磁気ディスク全体としての記録容量が増
大する。
向に分割された複数のセクタのうちの1つのセクタにつ
いてみると、外周側が内周側に比べて円周方向の記録領
域が長いにも拘らず、上記した内周側及び外周側相互の
浮上隙間の違いにより、従来では外周側の記録領域は内
周側に合わせたものとなって外周側に無駄な領域が存在
していた。ところが、上記第1の圧電素子11,13に
対して制御電圧を調整して外周側における磁気ヘッド7
,9の浮上隙間を狭くすることで、外周側の長い記録領
域全域にわたり記録動作が可能となって外周側での記録
容量が増加し、磁気ディスク全体としての記録容量が増
大する。
【0022】なお、上記実施例では、磁気ヘッドのスラ
イダは、切り欠きを有する負圧式のものを用いて説明し
たが、磁気ディスクに対向する面に空気流方向に2本の
空気案内溝を設けた正圧式のものとしてもよい。
イダは、切り欠きを有する負圧式のものを用いて説明し
たが、磁気ディスクに対向する面に空気流方向に2本の
空気案内溝を設けた正圧式のものとしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、磁気ヘッドは、装置の非動作時に圧電素子の変位動
作により記録媒体面から所定量離反するので、このとき
装置に衝撃が加わったとしても、磁気ヘッドと記録媒体
との衝突は回避されてこれら両者の損傷を防止すること
ができる。
ば、磁気ヘッドは、装置の非動作時に圧電素子の変位動
作により記録媒体面から所定量離反するので、このとき
装置に衝撃が加わったとしても、磁気ヘッドと記録媒体
との衝突は回避されてこれら両者の損傷を防止すること
ができる。
【図1】この発明一実施例を示す磁気ディスク装置内部
の装置動作時での概略的な構成図である。
の装置動作時での概略的な構成図である。
【図2】図1に示す磁気ディスク装置内部の装置の非動
作時での概略的な構成図である。
作時での概略的な構成図である。
【図3】図1のA矢視拡大図である。
【図4】図3の底面図である。
1 磁気ディスク(記録媒体)
7,9 磁気ヘッド
15,17 ヘッドアーム
33,35 第2の圧電素子
Claims (2)
- 【請求項1】 記録媒体に対して、データの記録再生
を行う磁気ヘッドをヘッドアームの一端に接続し、ヘッ
ドアームの他端を圧電素子を介して支持部材に取り付け
たことを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項2】 記録媒体に対して、データの記録再生
を行う磁気ヘッドをバネ部材及び圧電素子を介して支持
部材に取り付けたことを特徴とする磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3448991A JPH04364280A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3448991A JPH04364280A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04364280A true JPH04364280A (ja) | 1992-12-16 |
Family
ID=12415658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3448991A Pending JPH04364280A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04364280A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10109322B1 (en) * | 2017-06-12 | 2018-10-23 | Seagate Technology Llc | Anti-shock system for a data storage device |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP3448991A patent/JPH04364280A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10109322B1 (en) * | 2017-06-12 | 2018-10-23 | Seagate Technology Llc | Anti-shock system for a data storage device |
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