JPH0365634A - 潰れビードの配置位置決定方法 - Google Patents
潰れビードの配置位置決定方法Info
- Publication number
- JPH0365634A JPH0365634A JP20026489A JP20026489A JPH0365634A JP H0365634 A JPH0365634 A JP H0365634A JP 20026489 A JP20026489 A JP 20026489A JP 20026489 A JP20026489 A JP 20026489A JP H0365634 A JPH0365634 A JP H0365634A
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- Japan
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- bead
- wall surface
- buckling
- waveform
- crushing
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- Granted
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- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野〉
本発明は、圧潰荷重を受ける強度部材への潰れビードの
配置位置を決定する方法に関する。
配置位置を決定する方法に関する。
(従来の技術)
車両等においては、衝突等による荷重に対しそのエネル
ギーを吸収し乗員を保護するための潰れビード(以下単
に「ビード」と呼ぶ)が車体を構成する部材に設けられ
ている。ビードの部材への配W1!!様としては、種々
のものがあり、例えば第7図および第8図に示す車両1
00のエンジンルーム部101の骨格をなすサイドメン
バ103について言えば、第9図(2)乃至第9図(υ
に示す如く、ビードサイドメンバ103の角部および/
または壁面に設ける態様がある。いずれもサイドメンバ
103が軸方向Aから圧潰を受けた場合に、サイドメン
バ103の折れ曲がりを防止して、サイドメンバ103
が軸方向A先端から順次圧潰されるれようにすることで
、圧潰エネルギーを適切に吸収することができる。
ギーを吸収し乗員を保護するための潰れビード(以下単
に「ビード」と呼ぶ)が車体を構成する部材に設けられ
ている。ビードの部材への配W1!!様としては、種々
のものがあり、例えば第7図および第8図に示す車両1
00のエンジンルーム部101の骨格をなすサイドメン
バ103について言えば、第9図(2)乃至第9図(υ
に示す如く、ビードサイドメンバ103の角部および/
または壁面に設ける態様がある。いずれもサイドメンバ
103が軸方向Aから圧潰を受けた場合に、サイドメン
バ103の折れ曲がりを防止して、サイドメンバ103
が軸方向A先端から順次圧潰されるれようにすることで
、圧潰エネルギーを適切に吸収することができる。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、ビードの部材への配置位置については、実際
に部材を繰返し圧潰させ試行錯誤により決定している。
に部材を繰返し圧潰させ試行錯誤により決定している。
このため、決定に多大の時間および費用を要することに
加えて、多大の時間および費用にも拘らず必ずも最適な
位置が得られないおそれがある。
加えて、多大の時間および費用にも拘らず必ずも最適な
位置が得られないおそれがある。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目的として
は、最適なビードの位置を容易に決定できる潰れビード
の配置位曽決定方法を提供することにある。
は、最適なビードの位置を容易に決定できる潰れビード
の配置位曽決定方法を提供することにある。
【発明の構成]
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明は、圧潰荷重を受ける
強度部材への潰れビードの配置位置を決定する方法であ
り、前記強度部材について潰れビードが無い状態で少な
くとも最大発生荷重点を越えるまで圧潰を行なう工程と
、前記強度all材について圧潰により座屈波形が形成
される座厘壁面を確認し当該座屈波形を解析する工程と
、当該座屈波形に基づいて座屈壁面の圧潰モードに従っ
て変形する従属壁面への潰れビードの配置を決定する工
程とを有することを要旨とする。
強度部材への潰れビードの配置位置を決定する方法であ
り、前記強度部材について潰れビードが無い状態で少な
くとも最大発生荷重点を越えるまで圧潰を行なう工程と
、前記強度all材について圧潰により座屈波形が形成
される座厘壁面を確認し当該座屈波形を解析する工程と
、当該座屈波形に基づいて座屈壁面の圧潰モードに従っ
て変形する従属壁面への潰れビードの配置を決定する工
程とを有することを要旨とする。
(作用)
本発明に係る潰れビードの配属位置決定方法にありては
、潰れビードを配置しようとする強度部材について潰れ
ど一ドが無い状態′ta−の圧潰により座屈壁面に形成
される座屈波形に基づいて、当該座屈壁面の圧潰モード
に従って変形する従属壁面への潰れビードの配置位置を
決定している。
、潰れビードを配置しようとする強度部材について潰れ
ど一ドが無い状態′ta−の圧潰により座屈壁面に形成
される座屈波形に基づいて、当該座屈壁面の圧潰モード
に従って変形する従属壁面への潰れビードの配置位置を
決定している。
(実施例)
以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明をサイドメンバ103の角部へのピード
配置位置の決定に適用した場合の一実施例に係るピード
位置の決定処理のフローチャートを示すものである。本
実施例に係るビードの配置位置の決定方法の特徴として
は、第2図に示す如く、サイドメンバ103の角部に配
置したピード105が圧li壁面107を部材内側に折
る働き、即ち、圧潰壁面107の凶変形を助長するとい
う働きを利用し、座屈壁面109に形成される座屈波形
110の圧潰ピッチとその対面である圧潰壁面(従属壁
面〉107の圧潰ピッチとの講和をとることにより、サ
イドメンバ103をエネルギー吸収効率の高い輪圧潰に
誘導することにある。
配置位置の決定に適用した場合の一実施例に係るピード
位置の決定処理のフローチャートを示すものである。本
実施例に係るビードの配置位置の決定方法の特徴として
は、第2図に示す如く、サイドメンバ103の角部に配
置したピード105が圧li壁面107を部材内側に折
る働き、即ち、圧潰壁面107の凶変形を助長するとい
う働きを利用し、座屈壁面109に形成される座屈波形
110の圧潰ピッチとその対面である圧潰壁面(従属壁
面〉107の圧潰ピッチとの講和をとることにより、サ
イドメンバ103をエネルギー吸収効率の高い輪圧潰に
誘導することにある。
具体的には、まず、ビードが形成されていない状態のサ
イドメンバについて、第3図に示す特性で圧潰を行なう
。このような圧潰によれば最大発生。
イドメンバについて、第3図に示す特性で圧潰を行なう
。このような圧潰によれば最大発生。
荷重点Pを越えた領域Sで座屈波形が発生するので、こ
の座屈8波形の発生した座屈壁面109を確認し、座屈
波形を解析する(ステップ1.2)。
の座屈8波形の発生した座屈壁面109を確認し、座屈
波形を解析する(ステップ1.2)。
そして、この解析に′基づき座屈壁面109の対面であ
る当該座屈壁面109の圧潰モードに従って変形する従
属壁面107に所要のビード105を解析において決定
した位置に配置するのである(ステップ3)。この解析
にあっては、ビード105の位置を、第4図に示す如く
、座屈波形が所謂アコーディオン状圧潰モードの場合に
は座屈波形110の凹部の腹に相当する位置(第4図G
O2υに、また所謂パラレル状圧潰モードの場合には座
屈波形110の凸部の腹に相当する位It(第4図(2
)、(2)にそれぞれ決定している。なお。第4図にお
いU、111はビード105による圧潰モードである。
る当該座屈壁面109の圧潰モードに従って変形する従
属壁面107に所要のビード105を解析において決定
した位置に配置するのである(ステップ3)。この解析
にあっては、ビード105の位置を、第4図に示す如く
、座屈波形が所謂アコーディオン状圧潰モードの場合に
は座屈波形110の凹部の腹に相当する位置(第4図G
O2υに、また所謂パラレル状圧潰モードの場合には座
屈波形110の凸部の腹に相当する位It(第4図(2
)、(2)にそれぞれ決定している。なお。第4図にお
いU、111はビード105による圧潰モードである。
上述した方法でビード105が配置されたサイドメンバ
103については、圧潰解析をして圧潰モードおよび反
力等を確認することになる(ステップ4)。
103については、圧潰解析をして圧潰モードおよび反
力等を確認することになる(ステップ4)。
本実施例によるサイドメンバ103へのビード105の
設置効果を第5図および第6図に示す。
設置効果を第5図および第6図に示す。
第5図および第6図は、それぞれアコーディオン状圧潰
モードおよびパラレル状圧潰モードの場合を示し、両図
において、(2)はビード105の設置状況を示す図、
(社)はサイドメンバ103の圧潰状況を示す図、(0
はビード105の有無の場合の荷重変位特性を示す図で
ある。第5図(ロ)および第6図0に示す如く、本実施
例によりモード105を設置することで、サイドメンバ
103は軸圧潰にI!聯され、また、第5図(2)およ
び第6図■に示す如く、ビード無しの場合に比べて本実
施例によるビード105を設置した場合の方がエネルギ
ー吸収効率が高いことが認められる。
モードおよびパラレル状圧潰モードの場合を示し、両図
において、(2)はビード105の設置状況を示す図、
(社)はサイドメンバ103の圧潰状況を示す図、(0
はビード105の有無の場合の荷重変位特性を示す図で
ある。第5図(ロ)および第6図0に示す如く、本実施
例によりモード105を設置することで、サイドメンバ
103は軸圧潰にI!聯され、また、第5図(2)およ
び第6図■に示す如く、ビード無しの場合に比べて本実
施例によるビード105を設置した場合の方がエネルギ
ー吸収効率が高いことが認められる。
このように本実施例によれば、試行錯誤的に行っていた
従来に比べて、多大の時間および費用をかけることなく
、最適なビード位置を決定することができる。
従来に比べて、多大の時間および費用をかけることなく
、最適なビード位置を決定することができる。
[発明の効果]
以上説明したように本発明によれば、潰れビードを配置
しようとする強度部材(二ついて潰れビードが無い状態
での圧潰により座屈壁面に形成される座屈波形トニ基づ
いて、当該座屈壁面の圧潰モードに従って変形する従属
壁面への潰れビードの配置位置を決定しているので、従
来に比べて最適な潰れビードの位置を容易に決定するこ
とができる。
しようとする強度部材(二ついて潰れビードが無い状態
での圧潰により座屈壁面に形成される座屈波形トニ基づ
いて、当該座屈壁面の圧潰モードに従って変形する従属
壁面への潰れビードの配置位置を決定しているので、従
来に比べて最適な潰れビードの位置を容易に決定するこ
とができる。
第1図は本発明の一実施例の処理フローチャートを示す
図、第2図乃至h44図は当該−実施例の処理を説明す
るための図、第5図および第6図は当該一実施例の効果
を説明するための図、第7図乃至第9図は従来技術を説
明するための図である。 100・・・車両 101・・・エンジンルーム部 103・・・サイドメンバ 105・・・ビード 107・・・圧潰壁面(従属壁面) 109・・・座屈壁面 110・・・座屈波形 代即人 弁理士 荷重 第1図 第3図 第2図 第5図(a) 第5図(b) 第5図(C) 第6図(a) 第6図(b) 第6図(C) 100 / 第7図 第8 図 05 (c) 第9図
図、第2図乃至h44図は当該−実施例の処理を説明す
るための図、第5図および第6図は当該一実施例の効果
を説明するための図、第7図乃至第9図は従来技術を説
明するための図である。 100・・・車両 101・・・エンジンルーム部 103・・・サイドメンバ 105・・・ビード 107・・・圧潰壁面(従属壁面) 109・・・座屈壁面 110・・・座屈波形 代即人 弁理士 荷重 第1図 第3図 第2図 第5図(a) 第5図(b) 第5図(C) 第6図(a) 第6図(b) 第6図(C) 100 / 第7図 第8 図 05 (c) 第9図
Claims (1)
- 圧潰荷重を受ける強度部材への潰れビードの配置位置を
決定する方法であり、前記強度部材について潰れビード
が無い状態で少なくとも最大発生荷重点を越えるまで圧
潰を行なう工程と、前記強度部材について圧潰により座
屈波形が形成される座屈壁面を確認し当該座屈波形を解
析する工程と、当該座屈波形に基づいて座屈壁面の圧潰
モードに従つて変形する従属壁面への潰れビードの配置
を決定する工程とを有することを特徴とする潰れビード
の配置位置決定方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20026489A JP2772401B2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | 潰れビードの配置位置決定方法 |
US07/561,998 US5048345A (en) | 1989-08-03 | 1990-08-02 | Method of determining positions of beads |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20026489A JP2772401B2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | 潰れビードの配置位置決定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0365634A true JPH0365634A (ja) | 1991-03-20 |
JP2772401B2 JP2772401B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=16421448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20026489A Expired - Lifetime JP2772401B2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | 潰れビードの配置位置決定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2772401B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112007000726T5 (de) | 2006-03-30 | 2009-01-29 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Rahmen mit geschlossenen Querschnitten |
JP2012214212A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Nippon Steel Corp | 構造部材の設計方法 |
JP2013031992A (ja) * | 2011-07-06 | 2013-02-14 | Ricoh Co Ltd | 曲げ加工部材、レール状部材及び画像形成装置 |
JP2013256279A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-12-26 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | 耐衝突性能に優れた車両用骨格部材構造および車両用骨格部材構造の衝突性能算出方法 |
EP2878517A1 (en) | 2013-11-29 | 2015-06-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle body frame member |
CN105814422A (zh) * | 2013-12-05 | 2016-07-27 | 新日铁住金株式会社 | 测试体支承器具、使用了该支承器具的结构构件的碰撞试验装置以及碰撞试验方法 |
-
1989
- 1989-08-03 JP JP20026489A patent/JP2772401B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112007000726T5 (de) | 2006-03-30 | 2009-01-29 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Rahmen mit geschlossenen Querschnitten |
DE112007000726B4 (de) * | 2006-03-30 | 2020-06-18 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Rahmen mit geschlossenen Querschnitten |
JP2012214212A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Nippon Steel Corp | 構造部材の設計方法 |
JP2013031992A (ja) * | 2011-07-06 | 2013-02-14 | Ricoh Co Ltd | 曲げ加工部材、レール状部材及び画像形成装置 |
JP2013256279A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-12-26 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | 耐衝突性能に優れた車両用骨格部材構造および車両用骨格部材構造の衝突性能算出方法 |
EP2878517A1 (en) | 2013-11-29 | 2015-06-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle body frame member |
CN105814422A (zh) * | 2013-12-05 | 2016-07-27 | 新日铁住金株式会社 | 测试体支承器具、使用了该支承器具的结构构件的碰撞试验装置以及碰撞试验方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2772401B2 (ja) | 1998-07-02 |
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