JPH036442Y2 - - Google Patents
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- JPH036442Y2 JPH036442Y2 JP1982057509U JP5750982U JPH036442Y2 JP H036442 Y2 JPH036442 Y2 JP H036442Y2 JP 1982057509 U JP1982057509 U JP 1982057509U JP 5750982 U JP5750982 U JP 5750982U JP H036442 Y2 JPH036442 Y2 JP H036442Y2
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- Duplication Or Marking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、複写された情報が白熱電球、螢光
灯、太陽等の光源(以下通常光源という)下では
判別できないようにした感圧複写型の伝票に関す
る。
灯、太陽等の光源(以下通常光源という)下では
判別できないようにした感圧複写型の伝票に関す
る。
カーボン紙や伝票の一部にカーボン複写層を形
成してある感圧記録体は、記録された情報を手軽
に複写できるので、種々の形式のものが開発さ
れ、様々な分野で利用されている。しかし、これ
らのカーボン紙や感圧記録体には、被複写紙上に
複写された複写情報が容易に改ざんされるという
欠点もあり、様々な偽造、改ざん防止策が検討さ
れている。
成してある感圧記録体は、記録された情報を手軽
に複写できるので、種々の形式のものが開発さ
れ、様々な分野で利用されている。しかし、これ
らのカーボン紙や感圧記録体には、被複写紙上に
複写された複写情報が容易に改ざんされるという
欠点もあり、様々な偽造、改ざん防止策が検討さ
れている。
感圧記録体としての感圧複写伝票も種々の分野
で利用されている。銀行預金引出し用キヤツシユ
カード作製依頼伝票としての利用もその一つであ
り、具体的には次のように使用されている。
で利用されている。銀行預金引出し用キヤツシユ
カード作製依頼伝票としての利用もその一つであ
り、具体的には次のように使用されている。
顧客は、住所、氏名、電話番号、暗証番号等の
必要事項をまず依頼書である感圧複写伝票に記入
する。銀行ではこの伝票をもとに諸手続をし、カ
ードを発行する。この際、必要事項が記入された
伝票の何枚かはカード発行後にも保管されるよう
になつている。これは、カード発行後に顧客より
暗証番号に関する照会があつた場合、本人である
ことを伝票上の印影やサインにより確認する必要
があるからである。従つて伝票の保管は厳重を極
める。もし伝票保管中に第三者に秘密情報が漏洩
されるようなことがあると、この情報をもとにキ
ヤツシユカードが偽造され、悪用されることが予
想される。
必要事項をまず依頼書である感圧複写伝票に記入
する。銀行ではこの伝票をもとに諸手続をし、カ
ードを発行する。この際、必要事項が記入された
伝票の何枚かはカード発行後にも保管されるよう
になつている。これは、カード発行後に顧客より
暗証番号に関する照会があつた場合、本人である
ことを伝票上の印影やサインにより確認する必要
があるからである。従つて伝票の保管は厳重を極
める。もし伝票保管中に第三者に秘密情報が漏洩
されるようなことがあると、この情報をもとにキ
ヤツシユカードが偽造され、悪用されることが予
想される。
従つて、このような使用のされかたをする感圧
複写伝票においては、複写情報が偽造、改ざんさ
れにくいようにすると共に、複写情報がそのまま
では判読できないような構成にしておくことも強
く望まれている。
複写伝票においては、複写情報が偽造、改ざんさ
れにくいようにすると共に、複写情報がそのまま
では判読できないような構成にしておくことも強
く望まれている。
このような情況下、本考案者は、筆記具によつ
て加圧することによつて被複写用紙上の一部に形
成した複写文字が、白熱電球や螢光灯下では判別
できないようにした複写伝票、すなわち基体の裏
側に感圧複写カーボンインキ層を設けた上用紙
と、他の基体の該感圧複写カーボンインキ層と対
向する部分に該カーボンインキとは分光分布の異
なつた二つの光が等しい色感覚を起こす現象、所
謂メタメル性を呈する色材で紛飾パターンを設け
た下用紙とを少なくとも一組具備して成る複写伝
票を先に出願した。
て加圧することによつて被複写用紙上の一部に形
成した複写文字が、白熱電球や螢光灯下では判別
できないようにした複写伝票、すなわち基体の裏
側に感圧複写カーボンインキ層を設けた上用紙
と、他の基体の該感圧複写カーボンインキ層と対
向する部分に該カーボンインキとは分光分布の異
なつた二つの光が等しい色感覚を起こす現象、所
謂メタメル性を呈する色材で紛飾パターンを設け
た下用紙とを少なくとも一組具備して成る複写伝
票を先に出願した。
しかし、このような構成の複写伝票は、カーボ
ンインキと紛飾パターンを構成する色材とがメタ
メル性を呈するようにするための色相管理や濃度
管理が極めて厳しく、僅かなバランスの崩れが生
じても、所期の目的を達せられなくなる恐れがあ
つた。
ンインキと紛飾パターンを構成する色材とがメタ
メル性を呈するようにするための色相管理や濃度
管理が極めて厳しく、僅かなバランスの崩れが生
じても、所期の目的を達せられなくなる恐れがあ
つた。
本考案は以上のような事情に鑑み成されたもの
であり、タイプ活字や筆記具により加圧すると、
加圧した部分が隣接させた他の基材表面上に転移
することができ、しかも転移した文字や数字等の
複写情報が通常光源下では判別できず、延いては
偽造、改ざん防止効果も有するようにした複写伝
票を提供することを目的とするものであり、その
要旨とするところは、感圧複写部を設けてある上
部シートと、上部に紛飾用印刷層を施してある感
圧複写部を前記感圧複写部と対向して隣接できる
ように設けてある下部シートとを少なくとも1組
具備して成り、前記各感圧複写部には発色剤と顕
色剤のうちの一方が添加してあると共に、該紛飾
用印刷層の色相と該発色剤及び該顕色剤が反応し
て発色した部分における色相とは、自然電球、蛍
光灯、太陽等の通常光源下では同一に見えるが、
前記通常光源の分光特性以外の分光特性を有する
光源あるいはフイルターを使用した観察では異な
つて見えることを特徴とする感圧複写伝票に存す
る。
であり、タイプ活字や筆記具により加圧すると、
加圧した部分が隣接させた他の基材表面上に転移
することができ、しかも転移した文字や数字等の
複写情報が通常光源下では判別できず、延いては
偽造、改ざん防止効果も有するようにした複写伝
票を提供することを目的とするものであり、その
要旨とするところは、感圧複写部を設けてある上
部シートと、上部に紛飾用印刷層を施してある感
圧複写部を前記感圧複写部と対向して隣接できる
ように設けてある下部シートとを少なくとも1組
具備して成り、前記各感圧複写部には発色剤と顕
色剤のうちの一方が添加してあると共に、該紛飾
用印刷層の色相と該発色剤及び該顕色剤が反応し
て発色した部分における色相とは、自然電球、蛍
光灯、太陽等の通常光源下では同一に見えるが、
前記通常光源の分光特性以外の分光特性を有する
光源あるいはフイルターを使用した観察では異な
つて見えることを特徴とする感圧複写伝票に存す
る。
以下、図面を参照に本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の感圧複写伝票1の断面説明図
であり、2は感圧複写部3を設けてある上部シー
ト、5は上部に紛飾用印刷層6を施してある感圧
複写部7を設けてある下部シートであり、各シー
トは連結部9で接合してある。
であり、2は感圧複写部3を設けてある上部シー
ト、5は上部に紛飾用印刷層6を施してある感圧
複写部7を設けてある下部シートであり、各シー
トは連結部9で接合してある。
ここで、感圧複写部3及び感圧複写部7は、印
刷インキや塗料等の画像形成用材料から成り、凹
版印刷方式、スクリーン印刷方式、インキジエツ
ト印刷方式等によつて紙や合成樹脂シート等の基
体上に形成するが、画像形成用材料としては次の
ような特性を具備する必要がある。すなわち、一
方の画像形成用材料にはビヒクルと共に発色剤を
少なくとも含有させ、他方の画像形成用材料には
ビヒクルと共に顕色剤を含有させておく。必要な
らばこれらの画像形成用材料中には、色料や乾燥
促進剤、乾燥抑制剤、色調調整剤等の各種助剤を
前記主剤中に添加しておいてもよい。
刷インキや塗料等の画像形成用材料から成り、凹
版印刷方式、スクリーン印刷方式、インキジエツ
ト印刷方式等によつて紙や合成樹脂シート等の基
体上に形成するが、画像形成用材料としては次の
ような特性を具備する必要がある。すなわち、一
方の画像形成用材料にはビヒクルと共に発色剤を
少なくとも含有させ、他方の画像形成用材料には
ビヒクルと共に顕色剤を含有させておく。必要な
らばこれらの画像形成用材料中には、色料や乾燥
促進剤、乾燥抑制剤、色調調整剤等の各種助剤を
前記主剤中に添加しておいてもよい。
ここで発色剤とは、エレクトロンを供与し、あ
るいは酸などのプロトンを受容して発色する物質
である。一例をあげれば、電子供与性有機発色剤
としてのジメチルメタン系有機発色剤、キサンテ
ン系有機発色剤、スピロ系有機発色剤等であり、
これらは単独または組合せて使用し得る。
るいは酸などのプロトンを受容して発色する物質
である。一例をあげれば、電子供与性有機発色剤
としてのジメチルメタン系有機発色剤、キサンテ
ン系有機発色剤、スピロ系有機発色剤等であり、
これらは単独または組合せて使用し得る。
また顕色剤とは、エレクトロンを受容するか、
あるいはプロトンを供与する性質を有するもの
で、前記発色剤と反応して発色する物質である。
一例をあげれば、前記電子供与性有機発色剤と反
応して発色する電子受容性顕色剤としてのフエノ
ール系顕色剤、芳香族カルボン酸系顕色剤、芳香
族カルボン酸金属塩系顕色剤等であり、これらも
単独または組合せて使用し得る。
あるいはプロトンを供与する性質を有するもの
で、前記発色剤と反応して発色する物質である。
一例をあげれば、前記電子供与性有機発色剤と反
応して発色する電子受容性顕色剤としてのフエノ
ール系顕色剤、芳香族カルボン酸系顕色剤、芳香
族カルボン酸金属塩系顕色剤等であり、これらも
単独または組合せて使用し得る。
これらの発色剤及び顕色剤は、前述したよう
に、画像形成用材料のそれぞれに含有しておく必
要があるが、更にこれらの少なくとも一方はマイ
クロカプセルに内包しておいたり、感圧複写部の
少なくとも一方に保護層を設けておく必要があ
る。
に、画像形成用材料のそれぞれに含有しておく必
要があるが、更にこれらの少なくとも一方はマイ
クロカプセルに内包しておいたり、感圧複写部の
少なくとも一方に保護層を設けておく必要があ
る。
このようにしておけば、加圧によりマイクロカ
プセルや保護層が破壊したときのみに発色剤と顕
色剤とが接触し、発色剤と顕色剤との間でエレク
トロンもしくはプロトンの授受が行われ、感圧複
写部7において所期の発色が起こる。
プセルや保護層が破壊したときのみに発色剤と顕
色剤とが接触し、発色剤と顕色剤との間でエレク
トロンもしくはプロトンの授受が行われ、感圧複
写部7において所期の発色が起こる。
一方、感圧複写部7上には彩紋や地紋等の紛飾
用印刷層6が施してある。この紛飾用印刷層6
は、印刷インキ、筆記用インキ、絵の具等によつ
て形成すればよい。紛飾用印刷層6の色相は、各
感圧複写部3,7中の発色剤と顕色剤とが反応し
て発色した部分の色相と、通常光下ではメタメル
性を呈するように調整しておく。このようにして
おくと、感圧複写伝票1の感圧複写部7における
複写情報(発色剤と顕色剤とが反応し、発色した
部分)は、通常光源下では紛飾用印刷層6に阻外
され、その内容が確認できないが、特殊な分光特
性を有するフイルターを透して観察したり、特殊
な分光エネルギー分布を有する光を照射しながら
感圧複写部7を観察すると、複写情報の内容が直
ちに確認される。発色剤と顕色剤とが反応して発
色した部分の分光反射率曲線と、紛飾用印刷層6
における分光反射率曲線及び前記特殊なフイルタ
ーの分光特性曲線の好ましい具体例を示すと、第
2図乃至第4図のようになる。
用印刷層6が施してある。この紛飾用印刷層6
は、印刷インキ、筆記用インキ、絵の具等によつ
て形成すればよい。紛飾用印刷層6の色相は、各
感圧複写部3,7中の発色剤と顕色剤とが反応し
て発色した部分の色相と、通常光下ではメタメル
性を呈するように調整しておく。このようにして
おくと、感圧複写伝票1の感圧複写部7における
複写情報(発色剤と顕色剤とが反応し、発色した
部分)は、通常光源下では紛飾用印刷層6に阻外
され、その内容が確認できないが、特殊な分光特
性を有するフイルターを透して観察したり、特殊
な分光エネルギー分布を有する光を照射しながら
感圧複写部7を観察すると、複写情報の内容が直
ちに確認される。発色剤と顕色剤とが反応して発
色した部分の分光反射率曲線と、紛飾用印刷層6
における分光反射率曲線及び前記特殊なフイルタ
ーの分光特性曲線の好ましい具体例を示すと、第
2図乃至第4図のようになる。
以上説明したように、本考案の感圧複写伝票
は、感圧部における発色が発色剤と顕色剤の化学
反応によつて決定されるため、少なくとも同一ロ
ツト内においては常に一定の発色が感圧部で得ら
れる。従つて、紛飾用印刷層を形成する色材は、
感圧部における一定の発色を基準にその色合せを
行えるため、色材の色相・濃度管理が非常に簡単
かつ確実になり、延いては高品質の感圧複写伝票
が得られるようになる(従来のカーボンインキを
使用した感圧複写伝票では、カーボンインキと粉
飾パターン形成用のインキの両方における色相と
濃度管理が必要となり、その調整は困難を極め
た)。また、本考案においては、当然のことなが
ら、所望の分光エネルギー分散を有する光を照射
したり、所望の分光透過率を有するフイルターを
介して観察するだけで、通常光源下では隠蔽され
ている複写情報が確認できるという効果も有す
る。
は、感圧部における発色が発色剤と顕色剤の化学
反応によつて決定されるため、少なくとも同一ロ
ツト内においては常に一定の発色が感圧部で得ら
れる。従つて、紛飾用印刷層を形成する色材は、
感圧部における一定の発色を基準にその色合せを
行えるため、色材の色相・濃度管理が非常に簡単
かつ確実になり、延いては高品質の感圧複写伝票
が得られるようになる(従来のカーボンインキを
使用した感圧複写伝票では、カーボンインキと粉
飾パターン形成用のインキの両方における色相と
濃度管理が必要となり、その調整は困難を極め
た)。また、本考案においては、当然のことなが
ら、所望の分光エネルギー分散を有する光を照射
したり、所望の分光透過率を有するフイルターを
介して観察するだけで、通常光源下では隠蔽され
ている複写情報が確認できるという効果も有す
る。
第1図は感圧複写伝票の断面説明図、第2図は
発色剤と顕色剤との反応による発色の分光反射率
曲線、第3図は紛飾用印刷層における分光反射率
曲線、第4図はフイルターの分光特性曲線をそれ
ぞれ示している。 1……感圧複写伝票、2……上部シート、3,
7……感圧複写部、5……下部シート、6……紛
飾用印刷層。
発色剤と顕色剤との反応による発色の分光反射率
曲線、第3図は紛飾用印刷層における分光反射率
曲線、第4図はフイルターの分光特性曲線をそれ
ぞれ示している。 1……感圧複写伝票、2……上部シート、3,
7……感圧複写部、5……下部シート、6……紛
飾用印刷層。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 感圧複写部を設けてある上部シートと、上部
に紛飾用印刷層を施してある感圧複写部を前記
感圧複写部と対向して隣接できるように設けて
ある下部シートとを少なくとも1組具備して成
り、前記各感圧複写部には発色剤と顕色剤のう
ちの一方が添加してあると共に、該紛飾用印刷
層の色相と該発色剤及び該顕色剤が反応して発
色した部分における色相とが、白熱電球、螢光
灯、太陽等の通常光源下では同一に見えるが、
前記通常光源の分光特性以外の分光特性を有す
る光源あるいはフイルターを使用した観察では
異なつて見えることを特徴とする感圧複写伝
票。 (2) 発色剤と顕色剤の少なくとも一方はマイクロ
カプセルに内包してあることを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第1項記載の感圧複写伝
票。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5750982U JPS58160175U (ja) | 1982-04-20 | 1982-04-20 | 感圧複写伝票 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5750982U JPS58160175U (ja) | 1982-04-20 | 1982-04-20 | 感圧複写伝票 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58160175U JPS58160175U (ja) | 1983-10-25 |
JPH036442Y2 true JPH036442Y2 (ja) | 1991-02-19 |
Family
ID=30067953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5750982U Granted JPS58160175U (ja) | 1982-04-20 | 1982-04-20 | 感圧複写伝票 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58160175U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0513585Y2 (ja) * | 1985-06-27 | 1993-04-09 | ||
JPH0532306Y2 (ja) * | 1985-12-26 | 1993-08-18 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS491301U (ja) * | 1972-04-04 | 1974-01-08 | ||
JPS5815068B2 (ja) * | 1978-08-29 | 1983-03-23 | 安立電気株式会社 | オメガ航法用受信装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6018946Y2 (ja) * | 1981-07-22 | 1985-06-07 | 大日本印刷株式会社 | 複写伝票組 |
-
1982
- 1982-04-20 JP JP5750982U patent/JPS58160175U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS491301U (ja) * | 1972-04-04 | 1974-01-08 | ||
JPS5815068B2 (ja) * | 1978-08-29 | 1983-03-23 | 安立電気株式会社 | オメガ航法用受信装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58160175U (ja) | 1983-10-25 |
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