JPH0360240B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0360240B2 JPH0360240B2 JP15132984A JP15132984A JPH0360240B2 JP H0360240 B2 JPH0360240 B2 JP H0360240B2 JP 15132984 A JP15132984 A JP 15132984A JP 15132984 A JP15132984 A JP 15132984A JP H0360240 B2 JPH0360240 B2 JP H0360240B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice coil
- jig
- centering jig
- coupling cone
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 14
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 14
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 14
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 7
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R9/00—Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
- H04R9/02—Details
- H04R9/04—Construction, mounting, or centering of coil
- H04R9/041—Centering
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は平面振動板スピーカの製造方法に関す
る。
る。
(従来技術)
従来、この種のスピーカは、第2図イに示すよ
うに、ボイスコイルセンター出し治具1を用いて
ボイスコイル2のセンター出しを行い、その後同
ロに示すように、平面振動板5を組み込む前にボ
イスコイルセンター出し治具1を抜き取り、接着
剤を用いて平面振動板5をボイスコイル2に結合
し、同ハに示す如き平面振動板スピーカを構成し
ていた。
うに、ボイスコイルセンター出し治具1を用いて
ボイスコイル2のセンター出しを行い、その後同
ロに示すように、平面振動板5を組み込む前にボ
イスコイルセンター出し治具1を抜き取り、接着
剤を用いて平面振動板5をボイスコイル2に結合
し、同ハに示す如き平面振動板スピーカを構成し
ていた。
(発明が解決しようとする問題点)
このように従来ではカツプリングコーン3を介
しボイスコイル2を有するボイスコイルボビン4
に平面振動板5を貼り合わせる前にボイスコイル
センター出し治具1を抜き取つてしまうため、結
局ボイスコイル2のセンター出しが不安定にな
り、品質にバラツキが生じ得るという欠点があつ
た。
しボイスコイル2を有するボイスコイルボビン4
に平面振動板5を貼り合わせる前にボイスコイル
センター出し治具1を抜き取つてしまうため、結
局ボイスコイル2のセンター出しが不安定にな
り、品質にバラツキが生じ得るという欠点があつ
た。
また、図中Aは平面振動板5の背面に設けられ
た重量物で、スピーカがウーハーなどの場合、製
造工程において平面振動板5に重量物Aを付加
し、これにより共振を押えていた。
た重量物で、スピーカがウーハーなどの場合、製
造工程において平面振動板5に重量物Aを付加
し、これにより共振を押えていた。
(問題点を解決するための手段)
本発明は上記の点に鑑み提案されたもので、そ
の目的とするところは、スピーカの組立工程にお
いて、ボイスコイルセンター出し治具を抜き取る
ことなくその治具によつてセンター出しをしつつ
平面振動板を組み込んでしまい、ついで治具をス
ピーカ本体内に固定するようにしたことにより、
精度良くボイスコイルを取付けることができ、し
かもこれによつて振動系に好適な質量を付加する
ことにより平面振動板の共振を抑え、スピーカの
性能向上をも図つた平面振動板スピーカの製造方
法を提供することにある。
の目的とするところは、スピーカの組立工程にお
いて、ボイスコイルセンター出し治具を抜き取る
ことなくその治具によつてセンター出しをしつつ
平面振動板を組み込んでしまい、ついで治具をス
ピーカ本体内に固定するようにしたことにより、
精度良くボイスコイルを取付けることができ、し
かもこれによつて振動系に好適な質量を付加する
ことにより平面振動板の共振を抑え、スピーカの
性能向上をも図つた平面振動板スピーカの製造方
法を提供することにある。
(発明の構成)
以下、図面に沿つて本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す。しかして、
スピーカの製造に際して、先ず、イ図に示すよう
に、ボイスコイルセンター出し治具1を用いてボ
イスコイル2のセンター出しを行い、かつ磁気回
路にボイスコイルセンター出し治具1をセツトし
センター出しをした状態で、ロ図に示すように、
駆動用のカツプリングコーン3を介しボイスコイ
ル2を有するボイスコイルボビン4と平面振動板
5とを接着剤を介して結合する。
スピーカの製造に際して、先ず、イ図に示すよう
に、ボイスコイルセンター出し治具1を用いてボ
イスコイル2のセンター出しを行い、かつ磁気回
路にボイスコイルセンター出し治具1をセツトし
センター出しをした状態で、ロ図に示すように、
駆動用のカツプリングコーン3を介しボイスコイ
ル2を有するボイスコイルボビン4と平面振動板
5とを接着剤を介して結合する。
この場合、カツプリングコーン3には孔3aが
形成されているとともに、ヨーク6にも貫通孔6
aが形成されている。
形成されているとともに、ヨーク6にも貫通孔6
aが形成されている。
この貫通孔6aは、ハ図に示すように、ヨーク
6の外部から治具7を挿入してヨーク6上面部に
位置しているボイスコイルセンター出し治具1の
位置をずらして上方へ押し上げるために形成され
るもので、磁気回路に悪影響を及ぼさない範囲内
で、かかる目的を達成する貫通孔6aであればい
かなる態様を含むことは勿論である。しかして、
平面振動板5を結合した後は貫通孔6aを介し治
具7を挿入してボイスコイルセンター出し治具1
の位置をずらし、かつカツプリングコーン3の孔
3a近傍まで押し上げ、その孔3aより適宜の治
具8より接着剤9を、ボイスコイルセンター出し
治具1をスピーカ本体内に接着すべくその外側部
に塗布する。
6の外部から治具7を挿入してヨーク6上面部に
位置しているボイスコイルセンター出し治具1の
位置をずらして上方へ押し上げるために形成され
るもので、磁気回路に悪影響を及ぼさない範囲内
で、かかる目的を達成する貫通孔6aであればい
かなる態様を含むことは勿論である。しかして、
平面振動板5を結合した後は貫通孔6aを介し治
具7を挿入してボイスコイルセンター出し治具1
の位置をずらし、かつカツプリングコーン3の孔
3a近傍まで押し上げ、その孔3aより適宜の治
具8より接着剤9を、ボイスコイルセンター出し
治具1をスピーカ本体内に接着すべくその外側部
に塗布する。
ついで、ボイスコイルボビン4の上方内周面に
ボイスコイルセンター出し治具1をニ図に示すよ
うに、接着・固定し振動系の一部とする。
ボイスコイルセンター出し治具1をニ図に示すよ
うに、接着・固定し振動系の一部とする。
この場合、ボイスコイルセンター出し治具1の
分だけの重量が重くなるが、一般に平面振動板ス
ピーカにおいては多くの場合、平面振動板5の共
振が鋭く、その対策として特にウーハーなどのス
ピーカについては、従前の例に示したように、振
動系に重量物Aを加える方法が採られているが、
本発明においてはボイスコイルセンター出し治具
1を振動系に付設するため、特に別体で製造した
重量物Aを設けることなく、その重量によつて共
振を抑え、良好な音質を得ることができる。
分だけの重量が重くなるが、一般に平面振動板ス
ピーカにおいては多くの場合、平面振動板5の共
振が鋭く、その対策として特にウーハーなどのス
ピーカについては、従前の例に示したように、振
動系に重量物Aを加える方法が採られているが、
本発明においてはボイスコイルセンター出し治具
1を振動系に付設するため、特に別体で製造した
重量物Aを設けることなく、その重量によつて共
振を抑え、良好な音質を得ることができる。
なお、押し上げたボイスコイルセンター出し治
具1に接着剤を塗布するための孔3aとしてはカ
ツプリングコーン3に代えボイスコイルボビン4
の上方部に形成しても良く、またカツプリングコ
ーン3に治具1を接着することも可能であること
は勿論である。
具1に接着剤を塗布するための孔3aとしてはカ
ツプリングコーン3に代えボイスコイルボビン4
の上方部に形成しても良く、またカツプリングコ
ーン3に治具1を接着することも可能であること
は勿論である。
(発明の効果)
以上の通り本発明によれば、駆動用カツプリン
グコーンを介し平面振動板が駆動されるものにお
いて、磁気回路中にセツトしたボイスコイルのセ
ンター出し治具を抜き去ることなく平面振動板を
組み込み、しかる後、ボイスコイルセンター出し
治具を磁気回路中から除去し、かつボイスコイル
ボビンまたはカツプリングコーン内周面に接着・
固定して構成したから、ボイスコイルのセンター
出しを確実に行うことができ、品質が安定する利
点がある。
グコーンを介し平面振動板が駆動されるものにお
いて、磁気回路中にセツトしたボイスコイルのセ
ンター出し治具を抜き去ることなく平面振動板を
組み込み、しかる後、ボイスコイルセンター出し
治具を磁気回路中から除去し、かつボイスコイル
ボビンまたはカツプリングコーン内周面に接着・
固定して構成したから、ボイスコイルのセンター
出しを確実に行うことができ、品質が安定する利
点がある。
また、ボイスコイルセンター出し治具が共振の
対策として有効に作用し、よつて製造上の品質向
上のみならずスピーカの性能向上にも寄与し得る
利点がある。
対策として有効に作用し、よつて製造上の品質向
上のみならずスピーカの性能向上にも寄与し得る
利点がある。
第1図イ〜ニは本発明の製造工程を示す概略説
明図、第2図イ〜ハは従来例である。 1……ボイスコイルセンター出し治具、2……
ボイスコイル、3……カツプリングコーン、3a
……孔、4……ボイスコイルボビン、5……平面
振動板、6……ヨーク、6a……貫通孔、7……
治具、9……接着剤。
明図、第2図イ〜ハは従来例である。 1……ボイスコイルセンター出し治具、2……
ボイスコイル、3……カツプリングコーン、3a
……孔、4……ボイスコイルボビン、5……平面
振動板、6……ヨーク、6a……貫通孔、7……
治具、9……接着剤。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 駆動用カツプリングコーンを介して平面振動
板が駆動されるものにおいて、 ボイスコイルセンター出し治具1を用いてボイ
スコイル2のセンター出しを行い、かつ磁気回路
に前記ボイスコイルセンター出し治具1をセツト
しセンター出しをした状態で、駆動用カツプリン
グコーン3を介し前記ボイスコイル2を有するボ
イスコイルボビン4と平面振動板5とを接着剤を
介し結合し、ついで、前記磁気回路のヨーク6に
形成した貫通孔6aから治具7を挿入して前記ヨ
ーク6の上面部に位置している前記ボイスコイル
センター出し治具1の位置をずらして前記カツプ
リングコーン3に形成した孔3aの近傍まで押し
上げ、しかる後、前記孔3aまたはボイスコイル
ボビン4の上方部に形成した孔から治具8を挿入
し、この治具8により接着剤9を前記ボイスコイ
ルセンター出し治具1をスピーカ本体内に接着す
べく塗布してボイスコイルセンター出し治具1を
前記ボイスコイルボビン4の上方内周面または前
記カツプリングコーン3の内周面に接着・固定し
て振動系の一部としたことを特徴とする平面振動
板スピーカの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15132984A JPS6130897A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 平面振動板スピ−カの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15132984A JPS6130897A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 平面振動板スピ−カの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6130897A JPS6130897A (ja) | 1986-02-13 |
JPH0360240B2 true JPH0360240B2 (ja) | 1991-09-13 |
Family
ID=15516216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15132984A Granted JPS6130897A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 平面振動板スピ−カの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6130897A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0720668B2 (ja) * | 1987-04-15 | 1995-03-08 | 三菱樹脂株式会社 | 熱収縮チユ−ブおよびその製造方法 |
EP2003927A1 (en) * | 2007-06-11 | 2008-12-17 | Ole Wolff Elektronik A/S | A diaphragm for an electrodynamic transducer |
-
1984
- 1984-07-23 JP JP15132984A patent/JPS6130897A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6130897A (ja) | 1986-02-13 |
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