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JPH0356975A - 静電記録装置 - Google Patents

静電記録装置

Info

Publication number
JPH0356975A
JPH0356975A JP1193479A JP19347989A JPH0356975A JP H0356975 A JPH0356975 A JP H0356975A JP 1193479 A JP1193479 A JP 1193479A JP 19347989 A JP19347989 A JP 19347989A JP H0356975 A JPH0356975 A JP H0356975A
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JP
Japan
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transfer
roller
photoreceptor
paper
transfer paper
Prior art date
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Application number
JP1193479A
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English (en)
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JP2790664B2 (ja
Inventor
Sakae Ishikawa
栄 石川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP1193479A priority Critical patent/JP2790664B2/ja
Publication of JPH0356975A publication Critical patent/JPH0356975A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2790664B2 publication Critical patent/JP2790664B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写機等の静電記録装置に関する。
従来の技術 一般に、ディスクトップ型の静電記録装置では、コンパ
クト設計が要求され、同時に、操作性・コスト面も重視
される。従来、この種の静電記録装置でコンパクト設計
したものとしては、例えば特開昭60−12563号公
報に示されるものがある。これは、装置本体に開閉自在
に配設されて閉塞時には装置本体力バーの一部をなす給
紙台を備え、複写時に転写紙給紙台を開放させることに
より,給紙台内部の転写紙が順次供給されて複写され得
るようにして、全体を小型・軽量化したものである。
発明が解決しようとする課題 ところが、このような公報方式等の構或によっても、現
状では、設置スペースの他に操作及びメンテナンスに要
する専用スペースを必要とし、小型化に限度がある。例
えば,転写紙等のジャム時の処理では最低装置本体の2
面で操作を行う必要があり、処理工程的にも多数回必要
となる。これは、内部構造についても同様である.即ち
、静電写真プロセスを実行する各プロセスユニットをレ
イアウトする上で小型化を考慮すると、ドラム状の感光
体を用いるよりも、上記公報の如く、ベルト状の感光体
を用いるほうが有利といえる。ところが、上記公報方式
の構成によると、ベルト内に焦駄なスペースを要し、大
型化の一因となっている。また、例えば転写紙は、最低
限、給紙・転写・定着・排紙の各処理ユニット問を中、
継する搬送経路を持てばよいが、也のユニットスペース
によるこれらのユニット間での余分な搬送経路を設けな
いと構成できないため、現実にはそれ程、コンパクト化
できないものである。例えば、給紙ユニット・転写ユニ
ット間に現像ユニットがあった場合、現像スペース(搬
送長)分だけ経路を延長させなければならない。これは
、転写ユニット・定着ユニット間にクリーニングユニッ
トがある場合も同様である。
このようなスペースにより、装置本体が思ったよりも大
型化し、操作性も損なわれ、かつ、作業スペースに無駄
があり、多方面で不満足なものとなっている。
また、操作性の点では、原稿と転写紙との給紙搬送処理
をみると、一方向に回転する感光体に対して用紙を同一
方向に搬送させる必要があるため、原稿を装置本体の手
前側(操作側)で挿入セットし背面側へ直進搬送排出さ
せるのに対し、転写紙は背面側において給紙台にセット
し、手前側へ直進搬送排出させているものである。この
ため、原稿と転写紙とを逆サイドで扱わなければならず
、操作性の悪いものである。
課題を解決するための手段 無端帯ベルト状の感光体表面を帯電手段により一様帯電
した後、原稿給紙搬送手段により給紙搬送される原稿を
露光光学系により露光してその反射光により前記感光体
上に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像手段により
顕像化り、顕像化された画像を転写紙給紙搬送手段によ
り給紙搬送される転写紙上に転写手段により転写し、転
写紙に転写された画像を定着手段により定着するととも
に、転写後の前記感光体表面をクリーニング手段により
クリーニングするようにした静電記録装置において、前
記感光体を複数のローラにより縦長でベルト内の中央部
の間隔を狭くした状態で設け、前記感光体の周囲に、前
記帯電手段と原稿給紙搬送手段と露光光学系とによる静
ML 潜像形成手段と、前記クリーニング手段と、前記
現像手段と、前記転写手段と、前記定着手段と、前記転
写紙給紙搬送手段との各プロセスユニットを、上から順
に位置させて設け、前記感光体の上下位置に配置させた
前記原稿給紙搬送手段と前記転写紙給紙搬送手段との用
紙挿入側をともに操作側に設定し、これらの原稿給紙搬
送手段と転写紙給紙搬送手段とに各々用紙を挿入側と同
一側に排出させる反転搬送ガイド手段を設け、略上下位
置関係に配置させた前記定着手段と前記転写紙給紙搬送
手段とを本体側板に対して操作側手前方向に開放自在に
支持するロック手段を設けた。
作用 原稿給紙搬送手段と転写紙給紙搬送手段との用紙挿入側
がともに操作側に設定されているとともに、これらの原
稿給紙搬送手段と転写紙給紙搬送手段とが、反転搬送ガ
イド手段を備えて,各々用紙を押入側と同一側に排出す
るので、原稿の挿入操作や排出後の処理操作、及び、転
写紙の挿入操作や排出後の処理操作を、何ずれも操作側
なる同一サイドで行うことができ、操作性のよいものと
なる。また、転写紙ジャムを生じた場合にも、ロック手
段によるロックを解除して定着手段及び転写紙給紙搬送
手段部分を操作側手前に開放させることにより、操作側
のみで処理でき、処理性のよいものとなる。また、全体
的な内部構造としては、縦長でベルト内の中央部の間隔
が幅袂となる状態で設けた無端帯ベルト状の感光体を中
心とし、この感光体の周囲に各プロセスユニットが、上
から順に略同一線上に位置して設けられているので、装
置本体が薄型のものとなり、省スペース設計が可能とな
る。
実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、第2図ないし第4図により全体の概略構成及び作
用を説明する。第2図は未使用時の全体外観を示す斜視
図、第3図はそのコピー処理待機状態の外観を示す斜視
図、第4図はプロセス構或の概略を示す断面構造図であ
る。本実施例の複写機は第2図等に示すように主として
壁に沿って立て掛けて使用する縦型・薄型複写機として
構成したものである。
本実施例の複写機は、外観的には、第2図に示すように
、各々外装カバーを兼用する原稿搬送テーブルlと、前
カバー2と、給紙テーブル3と、左右の側面カバー4,
5と、背面カバー6により囲まれている。左右の側面カ
バー4,5には各々ルーバ7が設けられている。
このような未使用時状態からコピー処理待機状態にする
には、まず、原稿搬送テーブルlの外面側上部に設けた
把手8を持ち手前側に開放回動させて、第3図に示すよ
うに所定の位置まで開く。
このように開かれた状態では原稿搬送テーブル1内面側
の一対のサイドガイド9が露出し、原稿のセット挿入の
ガイドとなる。一対のサイドガイド9は双方が連動して
接近・離反し、原稿幅に合わせ得るものである。原稿搬
送テーブルlの最奥部側には原稿サイズ及びセンタ用の
位置を示すサイズマーク10が付されており、原稿の挿
入セットの目安とされる。また、原稿搬送テーブル1の
開放回動により、内部表面に位置する排紙コロ11や、
原稿搬送カバーを兼用する原稿誹紙テーブル■2が、第
3図図示の如く露出する。
給紙テーブル3はその外面を押すと、ロック手段(後述
する)が解除され,支点部に設けたダンパ一手段(後述
する)によりリニアに開放回動し、第3図に示すように
所定の位置で開放固定される。
この給紙テーブル3は表面上にコピーすべき転写紙を積
載セットさせるものであり、原稿搬送テーブルlと同様
に用紙サイズに合わせて連動して接近・離間し、用紙先
端カールをガイドする一対のサイドガイド13が設けら
れている。給紙テーブル3の手前側位置には用紙サイズ
及びセンタ用の位置を示すサイズマーク14が付されて
おり、転写紙の挿入セットの目安とされる。また、この
給紙テーブル3の最奥部中央には呼出しコロl5に対向
接触するフリクションパッド16が設けられている。給
紙テーブル3を開放させると、その内部表面に設けられ
て定着部等を覆うインナカバー17が露出する。
このように原稿搬送テーブルlと給紙テーブル3とを開
放させると、本機のメイン電源が起動し、約20秒で待
機状態となる。そこで、この起動からコピー終了までの
動作を第4図により説明する。
ここに、静電記録方式の複写機の基本として、概略的に
は第4図に示すように、無端帯ベルト状の感光体20が
設けられ、この感光体20の周囲には静電写真プロセス
に従い、帯電チャージャ(帯電手段)2l.露光光学系
22、現像装置(現像手段)23、転写チャージャ(転
写手段)24、定着装置(定着手段)25、クリーニン
グ装置(クリーニング手段)26及び除電LEDアレイ
27の各プロセスユニットが順に設けられている。また
、露光光学系22による露光位置上に対しては原稿給紙
搬送手段28が設けられ、転写チャージャ24による転
写位置下に対しては転写紙給紙搬送手段29が設けられ
ている。本実施例では、感光体20をケース内のほぼ中
央位置に縦長でベルト内の中央部の間隔が幅狭となる状
態に設け、上記の各プロセスユニットがこのような感光
体20の周囲に上方から下方に順に幅狭状態のまま配設
されている。クリーニング装置26の下部には冷却ファ
ン30も設けられている。
まず、原稿搬送テーブル1を開放回動させると、この開
放は原稿搬送テーブル開閉スイッチ31により検知され
る。また、給紙テーブル3を押すとロック手段が解除さ
れ、ダンパ一手段により半自動的に給紙テーブル3が開
放状態となると、この開放が給紙テーブル開閉スイッチ
32により検知される。これらの開閉スイッチ31.3
2のANDをとることにより、本機のウオームアップが
開始される。ここに、定着ヒータ33、蛍光灯ヒータ3
4及び前記冷却ファン30が約20秒後にウォームアッ
プを完了する。このような状態で、原稿と同じサイズ又
はコピーしたいサイズの転写紙を給紙テーブル3上でサ
イドガイド13をガイドとして先端ガイド35に突き当
てセットする。すると、給紙テーブル3に設けられた用
紙有無センサ36がオンして表示部(図示せず)に用紙
がセットされた旨が表示される。これにより、コピー可
能状熊となり、原稿の挿入セットを待つ。
そこで、サイドガイド9及びサイズマーク10をガイド
として原稿を原稿面下向きにして原稿搬送テーブル1上
に挿入セットし、一対の原稿搬送ローラ37,38に突
き当てる。このような原稿挿入セットは入口ローラ37
の手前に設けた原稿有無センサ39により検知される。
この検知後、一定パルス時間を経て搬送ローラ37,3
8が駆動され、原稿搬送が開始される。即ち、原稿有無
センサ39出力が搬送ローラ37,38の駆動開始時間
を規制するものであり、この待ち時間が原稿先端をレジ
ストローラに追従させるものとなる。
つまり、スキュー補正時間が確保されることになる。も
っとも、原稿先端が搬送方向に対し直角のものに限られ
る。
搬送ローラ37,38により搬送される原稿は、さらに
、内部の原稿押え板4oにより押えられつつコンタクト
ガラス41上を奥方に搬送される。
この搬送時に、原稿先端はコンタクトガラス41の下部
に設けた原稿先端検知センサ42により検知される。こ
のセンサ42による原稿先端検知を行わせるため、原稿
押え板40のセンサ42に対向する位置には丸孔又は切
欠が形成されている。
このようなセンサ42の下流側に、前記露光光学系22
が設けられている。露光光学系22はコンタクトガラス
4l上を搬送される原稿の原稿面を露光する蛍光灯43
と、蛍光灯43の光の一部を効率よく原稿而に反射させ
る反射板44と、原稿面からの反射光を前記感光体20
上に集光照射させるリンス(結像光学素子)45とから
なる。
一方、前記搬送ローラ37,38により挿入搬送された
原稿は、コンタクトガラス4lよりも奥側に設けられた
一対の搬送ローラ46,47により搬送を引継がれ、内
側ガイド48と外側ガイド49とにより形成された反転
搬送ガイド手段なる反転搬送路50を経て、排紙コロ1
1により原稿排紙テーブルl2上に排出される。前記外
側ガイド49は背面カバー6の一部により形成され、外
装カバーを兼用する。これらのローラ11,37,38
,46,47、反転搬送路50及びテーブル1.12等
により、前記原稿給紙搬送手段28が構成されている。
原稿有無センサ39による原稿検知によって駆動モータ
と連動して感光体20の駆動が開始されるのに同期して
、転写チャージャ24、除?!LEDアレイ27及び前
記蛍光灯43がオンされる。
原稿先端がリンス45の光軸に達する位置に対応する感
光体20の位置が、駆動開始から帯電チャージャ2lの
位置に達する前のタイミングで、この帯電チャージャ2
lがオンされ、感光体200表面を一様帯電、即ち、均
一な電位を付与する。
そして、リンス45により原稿からの反射光が感光体2
0上に結像されて静電潜像が形成される。
この静電潜像は現像装置23により現像され、顕像化さ
れたこのトナー像は、転写チャージャ24位置にて転写
紙上に転写される。転写後で、感光体20上に残留した
トナーはクリーニング装置26のブレード51により掻
き落とされる。さらに、感光体20表面の残留電位は除
電LEDアレイ27の光照射により除去される。
ここに、感光体20は継目を有するもので、継目位置に
またがって画像が形威されないように、第4図に示すよ
うに感光体20の表面端部に設けた反射マーク52及び
現像装置23の下部に設けた継目センサ53により感光
体20のホームポジションを検知し、ベルト駆動、即ち
、駆動モータをオフさせる構成とされている。
一方、原稿有無センサ39の検知信号により駆動モータ
と連動して給紙テーブル側のクラッチに駆動が伝達され
、原稿先端検知センサ42の検知信号により給紙ソレノ
イドがオンし、かつ、上記クラッチ軸に係合する給紙ロ
ーラ55及び呼出しコロ15により給紙テーブル3上に
積載された転写紙が給紙搬送される。この時、給紙ロー
ラ55に圧接させたフリクションパッド56により積載
転写紙の最上位1枚だけが分離搬送される。また、呼出
しコロ15の下降給紙動作に連動するタイミングで先端
ガイド35も下方退避位置に下降変位する。
給紙ローラ55により搬送された転写紙は、内側ガイド
57と外側ガイド58とよりなり反転搬送ガイド手段と
なる反転搬送路59を通り、反転される状態で感光体2
0の転写位置に向かう。ここに、転写位置前にはレジス
トローラ60、従動ローラ61が設けられており、転写
紙は一旦、これらのローラ60,61位置で停止ρ、感
光体20上の画像先端と一致するようにタイミング制御
される。即ち、レジストローラ60の軸に係合している
クラッチは、上記の給紙クラッチの駆動伝達と同様に駆
動モータと連動し、原稿先端検知センサ42の検知信号
によりレジストローラ60に駆動伝達され、顕像との同
期がとられる。また、レジストスタート信号としては継
目センサ53の検知信号を利用することも可能である。
また、レジストローラ60直前の位置にはジャム検知を
行う用紙イf無検知センサ62が設けられている。
レジストローラ60により所定タイミングで搬送された
転写紙は転写チャージャ24により感光体20上のトナ
ー像の転写を受ける。その後、転写紙は定着装置25の
定着ローラ63・加圧ローラ64対により.熱定着され
つつ搬送され、剥離爪65により剥離案内され、排紙コ
ロ66により機外に排出される。即ち、本実施例の転写
紙給紙搬送手段29における転写紙搬送経路は、給紙テ
ーブル3、呼出しコロl5、給紙ローラ55及びフリク
ションバッド56による給紙手段の給紙経路と、反転搬
送路59と、レジストローラ60・従動ローラ6l対と
、転写チャージャ24による転写経路と、定着ローラ6
3・加圧ローラ64対と、排紙コロ66による排紙経路
とよりなり、原稿給紙搬送手段28の場合と同じく、操
作側(手前側)が用紙挿入及び用紙排紙側となるように
設定されている。
即ち、反転搬送路49.59は第4図においてともに時
計回りに用紙を反転搬送させるものであり、反時計方向
に回転される感光体2oに対し、原稿給紙搬送装置28
側では反転前に露光に供し、転写紙給紙搬送装置29側
では反転後に転写に供することにより、原稿及び転写紙
の移動方向が各々の作用位置では感光体移動方向と一致
するようにされている。よって、原稿及び転写紙の操作
を全て装置の操作側のみで行うことができ、操作性のよ
いものとなる。
この時、排紙コロ66の近傍に設けた排紙検知センサ6
7の検知信号を用いてレジスト部のセンサ63からのジ
ャム検知を行い、そのオフ信号(後端通過時)により継
目センサ53に信号を与え、感光体20上の反射マーク
52を検知し、駆動モータをオフさせる。駆動モータの
オフに同期して転写チャージャ24、除SLEDアレイ
27及び蛍光灯43がオフされる。
また、帯電チャージャ21は原稿有無検知センサ39が
オフした位置がリンス45の光軸に達した時に対応する
感光体20の位置でオフする。給紙ソレノイドはレジス
トソレノイドのオンと同期してオフし、レジストソレノ
イドは排紙検知センサ67のオフと同期してオフされる
これにより、コピー処理動作が終了し、待機状態となる
。そこで、原稿搬送テーブル1及び給紙テーブル3を第
2図に示すような状態に閉じることにより、各々の開閉
スイッチ31.32がオフし、これに同期して定着ヒー
タ33、蛍光灯ヒータ34及び冷却ファン30がオフす
る。
以下、上記の概略作用をなす本機を構或する各プロセス
ユニット等の構成・作用等を個別に詳細に説明する。
〔感光体201・・・第5図ないし第8図参照。
無端帯ベルト状の感光体20はその内周側に位置させた
複数のローラ、即ち駆動ローラ70とクリーニングロー
ラ71と転写ローラ72とにより逆三角形状なる縦長状
態に支持され、かつ外周面に対しては現像ローラ73と
テンショ.ンローラ74とを凹状に食い込む形で当接す
ることによりベルト内の中央部の間隔が狭くなる状態と
されている。駆動モータ75(第7図参照)がオンする
と、駆動ローラ70に係合する駆動ギャ76が連動し、
感光体20を原稿搬送ローラ37と等速で回転駆動させ
る。ここに、駆動ローラ70はゴムローラ、植毛ローラ
等の摩擦抵抗の大きい材質からなり、感光体20に対し
リンス45による結像位置よりも下流であるが、現像ロ
ーラ73よりも上流位置に設けられている。このような
位置に駆動ローラ70を設けることにより、感光体20
は結像位置に常に平面性を与えるための引張りが付与さ
れ、かつ、現像ローラ73側がゆるみ側となり、現像ロ
ーラ73と感光体20とのニップ部のストレスが和らげ
られ、双方の追従性が得られる。
転写ローラ72は現像ローラ73よりも下流であって転
写チャージャ24に対向する位置に配置されている。こ
れらの上下同一直線上のほぼ同一位置に位置する駆動ロ
ーラ70,現像ローラ73及び転写ローラ72により感
光体20は、凹状に凹まされ、現像ローラ73における
現像ニップが広く確保されているとともに、中間の現像
ローラ73を食い込ませて感光体20の内周側の空きス
ペースを極力少なくしているため、装置は薄型化される
クリーニングローラ7lは駆動ローラ70と同一高さ位
置、即ち、駆動ローラ70に対向して感光体20の結像
部分がリンス45による結像光軸に対して直交する状態
となる位置に配置されている。このクリーニングローラ
71には前記ブレード5lが対向している。テンション
ローラ74はクリーニングローラ71と転写ローラ72
との中間外周位置にて感光体20を凹状に凹ませる状態
に押圧されて配置されている。このようにして、感光体
20は縦長状態であって、かつ、その中央部が極力凹ま
された幅狭状態で設けられていることになる。
ここに、テンションローラ74の位置が転写位置より下
流であって帯電位置よりも上流であり、感光体20上の
潜像及び顕像に影響を与えることがないため、導体であ
っても絶縁体であってもよい。このテンションローラ7
4は感光体20の表面の劣化を防止するため、ブラシロ
ーラ又は表面植毛ローラ等のソフトタッチローラであっ
て、感光体20と等速で従動ずるものがよい。植毛材質
としては、アクリルポリマーベースの炭素配列有機導電
性繊維がよい。
また、転写ローラ72は表面が平滑で低摩擦のものが用
いられている。そこで、感光体200片寄りを防止する
ため、この感光体20の内周の両側には片寄り防止ガイ
ド突条77が形成され(第5図等参照)、転写ローラ7
2端部にて規制されるように構成されている(第35図
参照)。このガイド突条77は主としてウレタン系ゴム
材によるもので、感光体20のループの屈曲性に支障な
く、かつ、環境に対する劣化が防止されている。
転写ローラ72は感光体20のループ内の温度上昇を防
止するために感光体20の表面性に問題のない多孔質中
空ローラが適している。
なお、感光体20の結像位置内面にテンションプレート
等の平面性を与える手段を設け、結像ボケを防止するよ
うにしてもよい。もつとも、本実施例によれば上記構成
により、駆動ローラ70とクリーニングローラ71との
スパンが最小限とされ、かつ、結像位置が駆動ローラ7
0の引張り側に位置しているため、特にこのようなテン
ションプレート等を設けなくても結像ボケを防止し得る
.ところで、継目によりループ形状とされた感光体20
の表面の画像有効域の両側には,第5図に示すように黒
色塗装による導電層78が設けられている。感光体20
のケーシング79にはこの導電層78に対向接触する除
電ブラシ80が駆動ローラ70近傍位置に設けられてい
る。除電ブラシ80には板ばね8lが接触しており、前
記導電層78は除電ブラシ80,板ばね81を介してア
ースされる。継目検知用の前記検知マニク52は金色の
ものであり、前記導電層78上の一部に設けられている
。ケーシング79にはこの検知マーク52の軌跡上位置
にて継目センサ53に対向する位置に開口82が形成さ
れ、継目センサ53によりこの検知マーク52を検知可
能とし、継目位置を常に非画像域とさせるための制御に
供される。
また,感光体20表面の一部には、用紙先端に対して3
±2.5mに相当する位置に転写紙先端自抜け部形或用
の非帯電層部83が全幅に渡って形成されている。この
升帯電層部83は黒色導電性材料を塗装することにより
形成されたものであり、継目センサ53の検知信号によ
り位置制御される。
一般に、この種の静電記録装置では、感光体20上の画
像を転写紙に転写し感光体20から分離した後、定着等
の後プロセスを行うが、転写紙先端に白抜け部を形成し
、転写紙の定着ローラ63への巻付きによる定着ジャム
を防止する必要がある。ここに、感光体20表面を一様
帯電した後、露光・現像・転写・定着の各プロセスを経
て転写紙上に画像が得られるが、感光体20の非帯電層
部83は帯電チャージャ21による一様帯電を受けても
帯電されず、静電潜像も形成されないことになるので、
イレーサにより電荷消去したと等価となる。よって、非
帯電層部83の位置と転写紙先端とのタイミングを合わ
せることにより、イレーサを用いることなく、転写紙先
端に白抜け部を形成できる。よって、装置のコンパクト
化が可能となる。また、ベルト状の感光体においてこの
ような非帯電層部83を設けることは上記の如く、塗装
等により容易である。
このような感光体20周りの機構を支持しカバーリング
するケーシング79は、各ローラ70〜72をすベリ軸
受を介して回動自在に支持するとともに、感光体20の
ループ構成による屈曲癖からケーシング79内面との接
触が発生し得る場合を考慮し、感光体20の劣化を防ぐ
内面処理(低摩擦処理)又はケーシング79内の要所に
低摩擦部材が設けられる。
なお、ケーシング79は、両側の本体側板85に設けた
下ガイド(図示せず)に転写ローラ72の軸受を嵌合さ
せ、同様に、本体側板85に係合する上ガイド88にク
リーニングローラ7lの軸受89(第8図参照)を回転
装着させることにより、後述する露光光学系との位置決
めがなされる。
〔原稿給紙搬送手段28〕・・・第9図及び第10図参
照。
原稿給紙搬送手段28は感光体20の上方の最上位に配
置されている。まず、外面が外装カバーを兼用する原稿
搬送テーブルlをマニアルで押すと、その内部に設けた
ロック90が解除され、把手8を把持して持ち上げると
、中継支点91、回動支点92、アーム93を経て回動
変位し、原稿搬送テーブル1は設定開放位置に導かれる
原稿搬送テーブルl上に設けられた一対のサイドガイド
9は、第10図に示すように、各々に結合され内部に配
設されたラツクギャ94.95と、中央に位置してこれ
らのラツクギャ94.95に噛合するピニオンギャ96
とにより、片方のサイドガイド9を動かすと、他方のサ
イドガイド9も連動して同じ量だけ逆方向に移動するよ
うに構成されている。
内部においては、本体側板85に軸受を介して回動自在
に支持された搬送ローラ37,46がコンタクトガラス
4lの前後位置に設けられている。
これらの搬送ローラ37,46の上部には従動回転する
従動ローラ38,47が設けられている。
コンタクトガラス41上面に位置する原稿押え板40は
従動ローラ47の軸受に対して回動自在に支持されて自
重によりコンタクトガラス41上に位置するように設け
られている。また、原稿押え面40の下面は白色とされ
、かつ、低摩擦材料により形成されている。
また、外側ガイド49は本体の背面カバー6のリブによ
りガイドフィンとして形成されている。
そして、外側ガイド49に対して一定間隔を持ちローラ
46,47対により搬送される原稿を排紙側へ案内する
内側ガイド48が設けられている。
また、これらのガイド48,49による反転搬送路50
を搬送される原稿を、原稿給紙搬送手段28側に取付け
られた排紙コロ11と、本体の背面カバー6側に取付け
られて排紙コロ11に圧接する複数の従動コロ97とに
より排出させるものである。
原稿搬送排出経路が上記の如く、簡略・短縮化されてい
るため、最大複写原稿をコピー処理する場合に転写紙が
レジスト位置以降での搬送途中でトラブルを生じジャム
検知が働いて駆動モータ75が停止したとしても、原稿
は排出完了してしまうので、転写紙ジャム時の原稿につ
いてのメンテナンスが不要となる。また、転写紙のレジ
スト位置以前の給紙途中でジャムが生じた場合には、原
稿はその搬送途中であるので原稿給紙搬送手段28内に
存在することになるが、この場合にはインナカバーをな
す原稿排紙テーブルl2をヒンジ98を中心に開放回動
し、さらに、原稿押え板40もその把手を持って従動ロ
ーラ47軸周りに持ち上げることにより、コンタクトガ
ラス4lないしは外側ガイド49部分が開放露出し、原
稿除去が可能となる。また、コンタクトガラス4l上の
クリーニングも可能となる。
[露光光学系22]・・・第11図ないし第13図参照
露光光学系22は感光体20の直上であって、原稿給紙
搬送手段28の下部に配設されている。
この露光光学系22では本体側板85に取付けた光学ユ
ニットベース100により各梯威パーツが1フロア内に
レイアウトされている。まず、この光学ユニットベース
100の立上り片には原稿搬送ローラ37により搬送さ
れる原稿が厚さ3mのコンタクトガラス41上を通過す
る際に照明する蛍光灯43の両端を保持するソケット1
01が位置決めされて取付けられている。蛍光灯43の
管壁温度により画像濃度が変化するために設定光量に達
するまでには安定時間を要する。これは、環境やマニア
ルノッチ操作によっても変化するので、本実施例では蛍
光灯43下面に対して蛍光灯ヒータ34を設け、本体の
ウオームアップ開始と同期して蛍光灯43の管壁のウォ
ームアップを行うようにしている。この蛍光灯ヒータ3
4も光学ユニットベース100上に支持されているもの
であり、ばね102により蛍光灯43側に押付けられて
いる。このような蛍光灯43の管壁温度を考慮した場合
、本実施例によれば、当該ユニット部を光学ユニットベ
ース100によって1フロア化しており、蛍光灯43の
放熱による冷却を防止していることによってもウオーム
アツブ時間が短縮され、かつ、外部環境による変動も低
減される。
蛍光灯43のアバーチャ角は光量に対して最も効率のよ
い60〜80°程度の範囲に設定されている。原稿面か
らの反射光を集光させるための反射板44・には軽量か
つ低コストなアルミニウム光輝合金板が使用され、感光
体20の複写最大有効幅より外側位置に反射させるサイ
ドイレース形状部44aも一体的に屈曲形成されている
。このようなサイドイレース形状部44aにより両側画
像域外をサイドイレースすることによりクリーニング装
置26の両側付近でのトナー飛散防止の負担が軽減され
る。
反射板44の背面側にはこの反射板44に形威した開口
44bに対向する状態で自動詞光センサ103が光学ユ
ニットベース100上に取付けられている。この自動調
光センサ1043は蛍光灯43の光量を受光検知し、電
圧変換し、CPUにより、予めマニアルノッチで指定さ
れた基準電圧と比較し、比較結果に応じた調光制御信号
を蛍光灯安定器に出力する。蛍光灯安定器は調光制御信
号を点灯信号変換して蛍光灯43の発光出力を可変し、
これを繰返すことにより、蛍光灯43の光量が予め指定
されたノッチにて安定するように制御される。蛍光灯4
3の発光色は緑色であり、ピーク波長が543nmに設
定されているが、これは、感光体20の感光体層の分光
感度に対し最も適した波長である。
なお、原稿先端検知センサ42はこの自動調光センサ1
03と同一のケース内に収納して設けられている。
光学ユニットベース100にはコンタクトガラス4lの
支持位置決めをなし、かつ、リンス45の位置決めホル
ダとしてその両側を支持するブラケット104が設けら
れている。このブラケット104に近接して前記リンス
45を固定させるための板ばね(図示せず)も設けられ
ている。リンス45周りに対しては反射光を遮光するた
めの軟質発泡ポリウレタンl O 5が設けられ、リン
ス45に対向させて光学ユニットベース100に形成さ
れた露光スリット106側に対するフレア光を防止する
とともに、本体側からの共振をも防止するようにされて
いる。
〔帝電チャージャ21及び除?+!LEDア27〕・・
・第6図及び第14図ないし第19図参照。
帯電チャージャ2lは感光体20上部位置であって、リ
ンス45の上流位置に配設されている。
より具体的には、光学ユニットベースlOO下面に位置
し、感光体20の移動方向に対し露光スリット106よ
りも上流側に配置される。帯電チャ一ジャ2lはケーシ
ング110とチャージワイヤ111とグリッド112と
からなる。.ケーシング110は光学ユニットベース1
00に形成された切り助げ部113をガイドとし、この
切り曲げ部113に相対するケーシング爪114を嵌合
させ、光学ユニットベース100にケーシング爪114
とは反対側のケーシングアーム部115を固定させてな
る。光学ユニットベース100には板ばね116が設け
られ、ケーシング爪114に近接する位置でケーシング
110を押圧して位置決めする。ケーシング110の上
面部には開口117が長手方向に3箇所に形威され、静
電潜像形成に悪影響を及ぼす放電によるオゾン03 を
ケーシング110内から外部に逃すようにされている。
なお、感光体20に均一な帯電電位を与えるためのグリ
ッド112は、第6図に示すように、ケーシング79に
係合させたブラケット118にばね119を介して張力
を付与し、感光体20に対して常に一定ギャップを維持
するようにされている。帯電チャージャ2lの放電ムラ
、環境変動、電源変動等の影響を受けることなく一定し
た放電を行わせるためのバリスタ120が光学ユニット
ベース110上に設けられている。このバリスタ120
との接続は絶縁ホルダ121を介して設けられた板ばね
122により行われる。これにより、外部要因による不
均一な帯電が防止される。また、前記除電ブラシ80の
アース用の板ばね81も光学ユニットベース100によ
り支持されている。
除電LEDアレイ27は帯電チャージャ2lよりも上流
側位置に配置され、転写工程後に感光体20表面に残っ
た残留電位を除去するものである。
この除?TILEDアレイ27は光学ユニットベース1
00に取付けたホルダ123により位置決め支持されて
いる。この除電LEDアレイ27は帯電チャージャ2l
の帯電幅よりも広域で光強度23〜46aW/cボで魚
射される。
[現像装置23]・・・第20図ないし第24図参照。
一様帯電後、露光光学系22により感光体20上に形成
された静電潜像は、駆動ローラ70位置で略反転された
後、その下流略直下に位置し、かつ、操作側とは反対の
最奥部の背面カバー6内の後カバーベース130に設け
られた現像装置23によって現像される。ここに、現像
装置23はベルト状の感光体20が凹状に凹む状態に現
像ローラ73をこの感光体20に接触させているので、
十分な現像ニップを確保して安定した現像動作を行わせ
ることができる。また、ベルト内の黒駄なスペースが極
力小さくなり、現像ローラ23による凹状回りに現像装
置23を配設でき、より一層の薄型コンパクト化が可能
となる。また、現像装置23だけを感光体20よりも奥
側に配置させることにより、開放等を伴う操作側におい
て現像剤汚れ等の少ないものとなる。
現像装置23は一成分磁気ロール現像方式によるもので
、トナーカートリッジ131により消費トナーの補給を
行うようにしている。このトナーカートリッジ131は
両側の現像ユニット側板132に形成されたガイド溝1
33に、トナーカートリッジ131の回動軸134を嵌
合位置決めさせ、かつ、トナーカートリッジ131を回
動させながら両端のビン135を現像ユニット側板13
2の位置決め溝136に嵌合位置決めさせる。
トナーカートリッジ131からのトナーの補給は、現流
のシールド巻取りを行い、付属のウインチ137をシー
ルドに係合させ、かつ、トナーカートリッジ131によ
り回動自在に支持されたローラ138にチャックし、マ
ニアルで回転させることにより行う。これにより、シー
ルドがローラ138に巻取り剥離され、トナーカートリ
ッジ131下面が全開状態となって内部のトナーが落下
する。
落下したトナーは現像ユニット側板132、ケーシング
139及びブレードホルダ,1 4 0からなる現像ハ
ウジング内に落積される。この落積移送工程時に問題と
なるトナー飛散に関しては、これらのケーシング139
、ブレードホルダ140及び現像ユニット側板132の
ケーシング設置部に各々軟質発泡ポリウレタン141を
介在させて密封することにより防止される。
現像ハウジング内に落積されたトナーは、現像ユニット
側板132にシールド軸受を介して回転自在に支持され
たアジテータ142により撹拌され、トナー溜積による
ブロッキングが防止される。
このアジテータ142より下部でハウジング内最下位に
はアジテータ142と同様に現像ユニット側板132に
シールド軸受を介して回転自在に支持された2つの2枚
羽根ローラ143,144が現像ローラ73・と横並び
で設けられている。ここに、ケーシング139底部がこ
れらの2枚羽根ローラ143,144の回転軌跡に沿っ
た湾曲形状に形成されているため、回転する2枚羽根ロ
ーラ143,144はケーシング139との間で幅狭部
を形成することになり、これらの2枚羽根ローラ143
,1441分に落下したトナーはその回転方向に移送さ
れる。これにより、トナーはアジテータ142から2枚
羽根ローラ143を経て2枚羽根ローラ144側に移送
され、この2枚羽根ローラ144により現像ローラ73
側に円滑に供給される。
現像ローラ73はトナーを搬送するための磁石を内re
している。また、トナーを摩擦帯電させるための金属ブ
レード板145がブレードホルダ140に取付けられ、
下部側が内蔵磁石の磁力により現像ローラ73表面に吸
着されている。即ち、現像ユニット側板132に取付け
られたブレードホルダ140により、ブレード板145
は現像ローラ73に対して位置決めされる。ブレードホ
ルダ140は上記のようにアジテータ142に対するケ
ーシングも兼ねており、トナー撹拌性を向上させている
。よって、現像ローラ73の回転によりその内部の極性
配列させた磁石の磁力によりブレード板145が振動す
るため、現像ローラ73との間に間欠的にギャップが生
じる。このギャップからトナーが磁力作用により搬送さ
れる時に、+極性に摩擦帯電され、ほぼ均一なトナー層
が現像ローラ73表面に形威される。ここに、現像ロー
ラ73のジャーナル部には現像ユニット側板132との
間のギャップをシールするための軟質発泡ウレタンのリ
ング146が介在されている。よって、現像ローラ73
と現像ユニット側板132とのギャップからのトナー飛
散・落下も防止される。さらに、外的な要因による共振
等により現像ローラ73から落下するトナーのユニット
外への飛散を防止して受け止めるために、アンダケース
147 (ここでは、ケーシング139と一体的に形成
されている)が、現像ローラ73下流位置に現像ユニッ
ト側板132と同幅の長さで設けられている。また、こ
のアンダケース147内には、現像後に現像ローラ73
表面に残る電位を除去するための除電ブラシ148が現
像ローラ73表面に接触する状態でそのほぼ全長に渡っ
て設けられている。また、前記アンダケース147の上
部開口は、現像ローラ73〉感光体20なる位置に設け
られているので、落下トナーは気流の大きな現像ローラ
73側(線速比は4:l)に流入することになる。
また、現像ローラ73表面のトナーを感光体20側に移
送させて現像させるために、現像ユニット側板132に
設けた電極板149を電極ビン150を介して接地する
一方、本体現像バイアス電源からこの電極ビン150を
介して現像ローラ73に電圧を印加することにより電位
差を持たせるようにしている。また、露光後の感光体2
0表面において用紙地肌に相当する箇所には電位が残留
するが、このような現像バイアス電圧の印加制御によっ
てトナーの転移を防止しているので、転写後の地肌汚れ
は防止される。
ところで、このような現像処理が繰返されることにより
ユニット内のトナーが消費されるが、その消費状況は本
体に設けたトナーエンドセンサ15lにより検知される
。このトナーエンド検知につき、第22図及び第23図
等により説明する。
まず、アジテータ142の軸上にはギャ152が設けら
れている。このギャ152は溝を有するとともに、内周
部にはアジテータ142と係合させるためのばね153
が介在されている。また、このばね153と、アジテー
タ142の軸に係合し、かつ、切欠部154aが形成さ
れたディスク154が設けられている。このディスク1
54外周にばばね155により付勢させたアクチュエー
タ156のコロ157が転動自在に設けられている。
これにより、トナーが存在する時にはアジテータ142
がトナー負荷によりギャ152より遅れて回転する。こ
のため、ディスク154の切欠部l54aとギャ152
の溝とはずれたままとなり(第22図(a)及び第23
図(a)に示す状態)、コロ157は双方の外周上を従
動する.一方、トナーがなくなると、アジテータ142
の負荷が軽くなるため、ディスク154の切欠部154
aとギャ152の溝とが一致し(第22図(b)及び第
23図(b)に示す状態)、コロ157が嵌合するので
、アクチュエータ157がフォトインタラブタ型のトナ
ーエンドセンサ151をオンさせる。
そして、トナー補給表示が点灯されることになる,とこ
ろで、現像装置23の駆動、特に現像ローラ73の回転
駆動は、駆動モータ75により直接的に回転駆動される
もので、第24図及び第21図に示すように、駆動モー
タ75軸上の駆動ギャ160に対し現像ローラ73のギ
ャ161は異径のギャ162a,162bを介して略直
結されている。この他、現像装置23内の他p部材、即
ち、アジテータ142及び2枚羽根ローラ143,14
4は、ギャ161と一体的で径の異なるギャ163の他
、ギヤ164,165,.166,167a,  1 
6 7 b,  1 5 2を経て駆動される。ギャl
65は2枚羽根ローラ144軸上に設けられ、ギャ16
6は2枚羽根ローラ143軸上に設けられ、ギャ152
は前述したようにアジテータ142軸上に設けられてい
る。一方、現像装置23以外の各プロセスユニット中の
駆動部材も1つの前記駆動モータ75を駆動源として駆
動されるが、現像装置23に対する駆動伝達中継とは別
経路の第7図等に示すようなギヤ群による中継伝達手段
l68を経て駆動される。このように、現像ローラ73
の駆動が駆動モータ75に略直結された状態で、他のプ
ロセスユニットとは関係なく行われることにより、他の
ユニット等の振動が現像ローラ73に伝わることがなく
 (共振せず)、画像濃度ビッチムラといった現{象不
良も防止される。
(転写紙給紙搬送装置29の給紙部1・・・第25図な
いし第32図参照。
転写紙給紙搬送装置29は感光体20の直下に位置させ
て設けられている。まず、給紙テーブル3は両側のユニ
ット側板170に支持軸171を介して回動開閉自在に
支持されている。この時、支持軸171上にはセクタギ
ャ172が設けられ、前記ユニット側板170に固定支
持されたオイルダンパギャ173に噛合して、ギャダン
パ構成とされている。また、ユニット側板170にはロ
ック部材174が設けられ、前記給紙テーブル3の両側
に突出形戊されたフック175が係脱することにより、
ロック又はロック解除されて開放し得るように構成され
ている。即ち、閉じられた給紙テーブル3の外面をマニ
アルで押すと、フックl75がロック部材174から外
れてロック解除となり、給紙テーブル3は支持!I’t
ll l 7 .1を回動中心とし、かつ、セクタギャ
172とオイルダンパギャ173との噛今により、リニ
アに半自動的に開放状態とされる。この際、給紙テーブ
ル3の一部によりセフテイスイッチ32が押されてオン
し、スイッチ31のオン信号とのANDによりウォーム
アップ状態となる。また、給紙テーブル3はその一部が
本体側に設けたストツパ176に当接することにより開
放状態の位置決めがなされる。
ここに、開放された給紙テーブル3にあっては、原稿搬
送テーブルlの場合と同様に、一対のサイドガイド13
がラックギャ177,178とビニオンギャ179との
組合せにより、連動して幅方向に移動するように構威さ
れている。また、給紙テーブル3の最奥部中央に設けら
れたフリクションパッド16は呼出しコロ15と対とな
り、積載された転写紙を最後の1枚まで確実に給紙させ
るためのものである。
給紙テーブル3上に転写紙がセットされ、原稿給紙搬送
側での原稿先端検知信号により,ユニット側板170に
設けられた給紙ソレノイド180がオンし、クラッチ爪
181の爪181aがスリーブ182から離れるととも
に、爪18lbは凸部183から離れ、メインモータ7
5がらの駆動力が、給紙コロ55及び角ベルト184を
介して呼出しコロ15に伝達され、かつ、フィードクラ
ッチ185のカム部186に伝達され、各々回転駆動さ
れる。カム部186が回転することによりビン187a
をカム部186外周に接合させたセクタギャ187が反
峙計方向に回転し、ビニオンギャ188を介してピック
アップアーム189を時計方向に回転させる。このビッ
クアップアーム189はカム形状をしており、呼出しコ
ロl5の支持体190(給紙コロ55の軸を中心に回動
自在)に連結させたアーム191が押圧接触している。
よって、ビックアップアーム189が時計方向に回動す
ることにより、呼出しコロ15が転写紙上に下降変位す
る。また、ピックアップアーム189に対してはビニオ
ンギャ192、セクタギャ193を介して先端フェンス
32の軸が連結されており、ビックアップアーム189
の時計方向の回動により先端フェンス35も前方に傾く
状態に回動され、転写紙の給紙が可能となる。さらに、
カム部186が回転すると、今度は、セクタギャ187
が時計方向に回転することになり、呼出しコロ15が上
昇変位するとともに、先端フェンス35も起き上がった
状態に戻される。これにより、重送が防止される。
ここに、フィードクラッチ186とカム部186との働
きは、給紙ソレノイド180がオンすると、第31図(
a)に示すように、クラッチ爪18lbが凸部l8゛3
から離れ、カム部186が反時計方向に回転する。また
、クラッチ爪181aもスリーブ182から離れる。カ
ム部186がさらに回転すると、第31図(b)に示す
ように、突起194がクラッチ爪181Cに当り、カム
部l86の回転を停止させる。この時点で、セクタギャ
187は1往復動作を終えており呼出しコロl5は上昇
し終えている。給紙ソレノイド180がオフすると、第
31図(c)に示すように、クラッチ爪18lbが凸部
183に当り、クラッチ爪l81aもスリーブ182に
掛かることになる。
次に、分離給紙動作を第31図を参!′!αして説明す
る。まず、先端フェンス35が前方に倒され、呼出しコ
ロ15が給紙テーブル3上の転写紙195に接触する。
この呼出しコロl5の回転が転写紙195に伝わり、フ
リクションパッドl6によって給紙テーブル3から1枚
のみ給紙される。給紙された転写紙195は給紙ローラ
55によってそのまま搬送が継続され、フイードクラッ
チ186のカム部186の回転により、呼出しコロl5
は転写紙から離れ、また、先端フェンス35も起き上が
り、次の転写紙195の送り出しが防止される。そして
、レジストセンサ62の検知により一定のたるみを持た
せた状態で給紙ソレノイドl80をオフさせ、感光体2
0上の顕像と同期させるため待機する。
また、未使用時には、マニアルでそのまま給紙テーブル
3を持ち上げて閉じる方向に回動させることにより、フ
ック175がロック部材174に係合して閉じた状態に
ロックされる。
[転写チャージャ24付近]・・・第33図ないし第3
5図参照。
転写チャージャ24は感光体20の直下位置に転写ロー
ラ72に対向して配置されている。このような転写チャ
ージャ24の」二流側位置にはレジストローラ60が本
体側板85に対して軸受200を介して支持されている
。この輔受200のスライス部に嵌合支持されてその外
径にまり回動自在な転写ケーシング201が設けられて
いる。この転写ケーシング201の開口部には前記レジ
ストローラ60に対向圧接して従動回転する従動ローラ
61が、軸受202及びブラケット203を介して設け
られており、転写紙搬送についての下ガイドをなす。レ
ジストローラ60・従動ローラ61対により搬送された
転写紙195は感光体20に近接対向して入口ガイドと
なるマイラー204を設けた転写ケーシング201によ
りガイドされる。このマイラー204は、転写紙先端が
感光体20上の顕像と同期するようにするため転写紙面
が均一に追従するように幅方向中央部が凸状とされてい
る。また、転写ケーシング201は転写ローラ72の中
心直下の20±0.2mmの位置にトナーと逆極性を放
電するためのチャージワイヤ205の両端を張設状熊で
保持するエンドブロック206が設けられている。これ
により、転写紙195は顕像と相対し静電吸着されて搬
送されることにより、感光体20上のトナー像が転写紙
195側に転写されることになる。
ここに、転写ケーシング201において転写チャージャ
24としての開口部には、内部への転写紙巻込み進入を
防止するため、ナイロンワイヤ207が紙搬送方向に対
し拡開するような状態で張設されている。
また、転写後には転写紙195を感光体20がら分離さ
せる必要がある。この点、一般には分離チャージャ等に
より分離させることによるが、本実施例では、転写ロー
ラ72の1由率により分離させるものであり、専用の剥
離手段を別個に要しないものである。転写後に感光体2
oから剥離された転写紙195を、定着装置25の定着
ニップ部にガイドするためのガイドフィン208がナイ
ロンワイヤ207と同様に転写ケーシング201の一部
を利用して取付けられている。
[定着装置25]・・・第1図及び第36図ないし第3
9図参!!G。
定着装置25は定着ローラ63と加圧ローラ64とのロ
ーラ対により、転写部側から進入する転写紙195上の
未定着トナーを加熱定着するもので、感光体20下部で
あって転写部よりも手前側位置に配置されている。まず
、定着ローラ63はその軸上に駆動モータ75により回
転駆動されるギャ210をイfし、すベリ軸受211を
介して前記ユニット側板170により支持されている。
また、カロ圧ローラ64側はユニット側板170に対し
てすべり軸受212を介して上下スライド自在に支持さ
れており、かつ、ばね213が係合された加圧レバー2
I4(ユニット側板170に取付けた段付きビスにより
回動自在に支持されている)により定着ローラ63に加
圧接触するように付勢されている。転写紙195はこの
ようなローラ63,64対を通過する際に、一定の温度
(180〜185゜C)、一定の圧力(18〜,21驕
)を受けて定着される。             ノ
ここに、定着ローラ63は、ジャーナル部一体成形の熱
伝導率の高い薄肉Aff管ローラにテフロンコーティン
グしたものが用いられ、軸心上には定着ヒータ33が内
蔵されている。この定着ヒータ33の両端はブラケット
端子215により支持されつつ通電される。この時、熱
効率を向上させるため、定着ローラ63の内壁面に黒色
塗装等を施してもよい。
ところで、前記定着ローラ63の上周部の一部に接触さ
せて前記定着ヒータ33の温度制御を行うためのサーミ
スタ220が設けられている。また、何らかのアクシデ
ント等による定着ヒータ33の温度の過昇を防止するた
めのサーモスタット221も前記定着ローラ63の上周
部に接触させて設けられている。より具体的には、これ
らのサ一ミスタ220とサーモスタット221とは、遮
熱板222を介して幅方向の離れた位置に取付け支持さ
れている。この遮熱板222は前記定着ローラ63の外
周付近に位置してこの定着ローラ63からの輻射熱を反
射させるものである。さらに、この遮熱板222に対し
空間223を介して対向させた断熱カバー224が設け
られている。つまり、定着ローラ63周りは、遮熱板2
22と空間223とによる2層断熱構造とされている。
前記断熱カバー224の外面側は植毛されている。
ところで、この断熱カバー224には、定着ローラ63
のほぼ真上に位置させて複数のスリット(通気口)22
5を有する切り曲げ部が設けられ、ここに、2つの冷却
ファン30が取付け保持されている。即ち、切り曲げ部
は通気口を形成するとともに、冷却ファンブラケットと
もなる。また、2つの冷却ファン30の取付け位置とし
て,は、定着ローラ63の軸方向にみた場合、複写最小
サイズ端から複写最大サイズ端までの間に位置するよう
にされている。さらに、上方には、冷却ファン30も含
めてこの断熱カバー224をほぼ全域に渡ってシールド
する第1ダクト226が設けられている。この第1ダク
ト226と断熱カバー224との当接部に対しては発泡
ポリウレタン等の断熱材227が介在されている。これ
により、熱変形が防止される。特に、本実施例にあって
は、この当接面、即ち、断熱カバー224の外面が植毛
処理されたものであり、断熱効果の高いものとなる。
さらに、ダクト226の上部には、前記冷却ファン30
の排気口側に連通して排気流を本体側面側に案内する左
右一対の第2ダクト228,229が設けられている。
これらの第2ダクト228,229の排気出口付近には
、フィルタ230が設けられている。
なお、第1ダクト226及び第2ダクト228,229
の中央上部に対しては、上方吸気の第3ダクト231が
設けられ、外装カバーをなす前カバー2の裏面に形威さ
れたリブ232と嵌合してダクトが形威されている(第
13図参照)。
このような本実施例の定着ローラ63周りの断熱・冷却
構成によれば、定着ローラ63の輻射熱を遮熱板222
による第1空気層で保ち、第2空気層なる空間223の
熱は断熱カバー224により吸収される。かつ、この時
に、遮熱板222がダクト形状をなしており、冷却ファ
ン30の吸引により温度上昇した空気が第1.2.3ダ
クト226,228,229,231により機外に排気
されるため、感光体20面側に位置する各パーツの温度
上昇を防止できる。さらには、転写部より発生するオゾ
ンもこの冷却ファン30及び第l,2ダクト226,2
28,229により吸引・排気させることが可能であり
、オゾン及び温度上昇に伴う感光体20表面の感光層の
劣化を防止し得る。
定着後の転写紙195を定着ローラ63から剥離して排
紙コロ66側にガイドするための複数の剥離爪65が回
動自在に設けられ、ばね240により定着ローラ63側
に付勢されている。排紙コロ66は加圧ローラ64に近
接配置されて外装カバーをも兼用するガイド板241に
より支持されている。また、この排紙コロ66に近接さ
せて排紙センサ67もこのガイド板241を利用して設
けられ、レジスト位置からの転写紙搬送特開検知に供さ
れ、このスパンにおけるジャム検知を受持つようにされ
ている。
ところで、定着ローラ63と加圧ローラ64とによる定
着ニップ部で転写紙195が何んらかのアクシデントに
より停止してしまった場合には、加圧ローラ64の軸上
に設けたギャ243に噛合するギャ244を有するノブ
245をマニアルにて回動させればよい。
また、定着ニップ部前の位置で転写紙195がジャム停
止した場合の処理のため、前記定着装置25及び転写紙
給紙搬送手段29の内側ガイド57よりも手前側部分は
、その上部の冷却ファン30及び前カバー2とともに一
体ユニット化され、ロック手段246により本体側板8
5に対し操作側手前方向に開放自在に支持されている。
このロック手段246の構威及び作用について説明する
まず、前記ユニット側板170に係合させた加圧スプリ
ング2+3と前記加圧ローラ64に対する加圧レバー2
14を中継係合するブラケット247が設けられている
。このブラケット247には本体側板85にカシメによ
り設けた位置決めビン248に嵌合するロックレバー2
49がビン250により連結されている。また、前記ブ
ラケット247の手前側中央には把手251が固定され
ている。よって、この把手251を把持してブラケット
247を手前側に引くと、ロックレバー249が反時計
方向に回動して位置決めビン248から外れ、ロックが
解除される。このロックが解除されると、ユニット側板
252に支持された転写紙給紙搬送部及び定着部のユニ
ットが、本体側板85に設けられてピン250の移動を
ガイドするガイド253を介して手前側にスライドする
この時、ピン250に一端が連結されたレバー254、
このレバー254をその長手方向にスライド自在に抱え
込み保持して他端が本体側板85にピン255を介して
連結された保持レバー256も、一体的に移動するが、
ビン255が本体側{ヌ85のガイド穴257によりガ
イドされるため、第1図中に一点鎖線で示すような状態
となる。即ち、引出ユニット全体で見れば、第38図に
示すように装置本体から手前に水平に大きく引出された
状態となる。このようなユニット側板252の手前側へ
の移動時には、本体ベース258に設けた支持部材25
9も手前側に移動する。
この支持部材259とユニット側板252との間にはピ
ン260により回動レバー261が介在され、手前引出
し状態でユニット側板252を含むユニットがピン26
0を中心に下方八回動できるようにされている。よって
、この給紙部付近のユニットを第1図中に二点鎖線で示
すように、即ち、第39図に示すように、下方へ回動さ
せることにより、反転搬送路59面が大きく露出し、ジ
ャムした転写紙195の除去が操作側にて容易に行うこ
とが可能となる。この開放状態では、ユニットは、レバ
ー254,256が二点鎖線で示す状態に伸びることに
より、保持される。
また、このようなジャム処理用の開放後の着装時にもガ
イド253により支持されているので、そのまま閉じる
方向に案内され、加圧スプリング213の作用によりロ
ックレバー249が位置決めビン248に係合し、再び
ロックされる。このような装着時に、転写チャージャ2
4は感光体2Oに対するケーシング79に設けた板ばね
262(第6図に示す)に押圧されて位置決めされる。
[クリーニング装置26]・・・第40図及び第4l図
参照。
クリーニング装置26は転写工程後で感光体20上に残
存しているトナーをブレード5lによりクリーニング除
去するためのもので、感光体20に対して上部手前側に
配置されている。ここに、ブレード51はブラケット2
70に支持されており、このブラケット270をケーシ
ング79に設けたスプリング271により押圧すること
によってブレード5l先端がクリーニングローラ71上
にて感光体20に圧接している。前記ブラケット270
はケーシング79に止めビン272を介して回動自在に
設けられ、ブレード5l先端の位置決めをなしている。
また、このブレード51部ではケーシング開口よりトナ
ーが掻き取られて落下するため、開口下先端位置にはケ
ーシング79外へのトナー落下を防止するためのガイド
部材としてマイラ273が設けられている。さらには、
ケーシング79にはテンションローラ74の軸受274
を押圧してテンションを付与するためのスプリング27
5も設けられている。
〔電装パーツ及びその回路構或]・・・第42図参照.
まず、AC電源300に対するACラインにはインタロ
ックスイッチ301、ノイズフィルタ302、メインス
イッチ303、トライアック304、前記サーモスタッ
ト221、定着ヒータ33、駆動モータ75及び2つの
冷却ファン30が接続されている。また、ACラインに
対して電源トランス305を介して接続されたDC@源
306によるDCラインには転写チャージャ24用のパ
ワーパック307が接続されている。また、DC22V
ラインは、中継基板308を介してトータルカウンタ3
09、給紙ソレノイド180、レジストソレノイド31
0に対し出力される。前記中継基板308はメインPC
基板311がらの出力を受けて上記22Vラインに接続
された蛍光灯43及び蛍光灯安定器312、パワーバッ
ク313、除電LEDアレイ27、蛍光灯ヒータ34の
出力制御を行う。パワーバック313は前記バリスタ1
20を介して前記帯電チャージャ21に電源を供給する
ものである。DC5Vラインには、中継基板308を介
して給紙部センサ36、排紙センサ67及びサーミスタ
220が接続されている。
また、22Vラインにも同様にメインPC基板3l1よ
り自動調光センサ103、回収トナーセンサ314、継
目センサ53、パノレスジェネレータ315及びトナー
エンドセンサ151に対する出力制御がなされる。
発明の効果 本発明は、上述したように、原稿給紙搬送手段と転写紙
給紙搬送手段との用紙挿入側がともに操作側に設定され
ているとともに、これらの原稿給紙搬送手段と転写紙給
紙搬送手段とが、反転搬送ガイド手段を備えて、各々用
紙を挿入側と同一側に排出するようにしたので、原稿の
挿入操作や排出後の処理操作、及び、転写紙の挿入操作
や排出後の処理操作を、何ずれも操作側なる同一サイド
で行うことができ、操作性のよいものとすることができ
、特に、転写紙ジャム峙を考えるとロック手段によるロ
ックを解除して定着手段及び転写紙給紙搬送手段部分を
操作側手前に開放させることにより、操作側のみでジャ
ム処理でき、また、全体的な内部構造としても縦長でベ
ルト内の中央部の間隔が幅狭となる状態で設けた無端帯
ベルト状の感光体を中心とし、この感光体の周囲に各プ
ロセスユニットを、上から順に位置させて設けたので、
装置本体を薄型のものとし、省スペース設計を可能とす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はジャム特の開
放動作を示す側面図、第2図は未使用時の外観斜視図、
第3図は使用可能状態の外観斜視図、第4図は全体の概
略側面図、第5図は感光体の外観斜視図、第6図は感光
体を主体として示す概略側面図、第7図は一部を切欠い
て示す感光体を主体とした正面図、第8図は一部を切欠
いて示す正面図、第9図は原稿給紙搬送装置の概賂側面
図、第10図は原稿搬送テーブル部分の平面図、第11
図は露光光学系の概略側面図、第12図はその概略平面
図、第13図はその一部を切欠いて示す概略正面図、第
l4図は帯電・除電部付近の概略側面図、第15図はそ
の一部の概略平面図、第16図はその一部の正面図、第
17図は帯電チャージャ付近の概略平面図、第18図は
帯電チャージャ付近の分解斜視図、第19図はその正面
図、第20図は現像装置付近を示す概略側面図、第21
図は一部を切欠いて示す現像装置の正面図、第22図は
トナーエンド検知動作を示す側面図、第23図はその斜
視図、第24図は現像装置に対する駆動伝達系の側面図
、第25図は一部を切欠いて示す転写紙給紙部付近の概
略側面図、第26図は給紙テーブル付近の平面図、第2
7図は一部を切欠いて示す給紙部付近の平面図、第28
図はその正面図、第29図は斜視図,第30図はその一
部の斜視図、第31図は給紙制御動作を示す側面図、第
32図は給紙動作を示す側面図、第33図は転写部付近
の平面図、第34図はその側面図、第35図は一部を切
欠いて示す正面図、第36図は一部切欠いて定着部付近
を示す正面図、第37図は一部切欠いて示すその側面図
、第38図はジャム処理時の最初の開放状態を示す概略
側面図、第39図はジャム処理時の最終的な開放状態を
示す概略側面図、第40図は一部切欠いて示すクリニン
グ装置の側面図、第41図はその正面図、第42図は電
装パーツ及びその回路構或を示すブロック図である。 20・・・感光体、21・・・帯電手段、22・・・露
光光学系、23・・・現像手段、24・・・転写手段、
25・・・定着手段、26・・・クリーニング手段、2
8・・・原稿給紙搬送手段、29・・・転写紙給紙搬送
手段、50・・・反転搬送ガイド手段、59・・・反転
搬送ガイド手段、70〜74・・ローラ、85・・・本
体側板、246・・・ロック手段 出 願 人   株式会社   リ コ ーJvu−図 3,I」図 ,73九陸 .53コ7嬌 ,100 ,lん 澗 ム J芯幽 J JQ  断 記 3Z○■ 7(′l 3a図 (a) (b) 3雁送 J3商財 ,J31母 ,lt70 」0 U ?−」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 無端帯ベルト状の感光体表面を帯電手段により一様帯電
    した後、原稿給紙搬送手段により給紙搬送される原稿を
    露光光学系により露光してその反射光により前記感光体
    上に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像手段により
    顕像化し、顕像化された画像を転写紙給紙搬送手段によ
    り給紙搬送される転写紙上に転写手段により転写し、転
    写紙に転写された画像を定着手段により定着するととも
    に、転写後の前記感光体表面をクリーニング手段により
    クリーニングするようにした静電記録装置において、前
    記感光体を複数のローラにより縦長でベルト内の中央部
    の間隔を狭くした状態で設け、前記感光体の周囲に、前
    記帯電手段と原稿給紙搬送手段と露光光学系とによる静
    電潜像形成手段と、前記クリーニング手段と、前記現像
    手段と、前記転写手段と、前記定着手段と、前記転写紙
    給紙搬送手段との各プロセスユニットを、上から順に位
    置させて設け、前記感光体の上下位置に配置させた前記
    原稿給紙搬送手段と前記転写紙給紙搬送手段との用紙挿
    入側をともに操作側に設定し、これらの原稿給紙搬送手
    段と転写紙給紙搬送手段とに各々用紙を挿入側と同一側
    に排出させる反転搬送ガイド手段を設け、略上下位置関
    係に配置させた前記定着手段と前記転写紙給紙搬送手段
    とを本体側板に対して操作側手前方向に開放自在に支持
    するロック手段を設けたことを特徴とする静電記録装置
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