JPH0352704A - 熱間潤滑圧延方法 - Google Patents
熱間潤滑圧延方法Info
- Publication number
- JPH0352704A JPH0352704A JP18355489A JP18355489A JPH0352704A JP H0352704 A JPH0352704 A JP H0352704A JP 18355489 A JP18355489 A JP 18355489A JP 18355489 A JP18355489 A JP 18355489A JP H0352704 A JPH0352704 A JP H0352704A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolled
- work roll
- wear
- edge
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/06—Lubricating, cooling or heating rolls
- B21B27/10—Lubricating, cooling or heating rolls externally
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は熱間潤滑圧延方法に関する。
〔従来の技術]
熱間圧延機のワークロールは,圧延の進行に伴い、ロー
ルの摩耗及びロールの肌荒れが進行する。これを防止す
る手段として潤滑圧延(油圧延)が工業的規模で実施さ
れている。特に鋼板エッジ近傍は、中央部に比べ鋼板温
度が低いため、圧延条件が過酷になり、ロールの摩耗の
進展あるいはロールの肌荒,れの進行が著しい。したが
って、エッジ近傍へは中央部に比べより潤滑を強化する
方法が採用されている。例えばロール全中に塗油するノ
ズルとは別に、サイドガイドにエッジ塗油用のノズルを
設置し、エッジ近傍の塗油量を増加したり、あるいはエ
ッジ近傍へ噴射する油の濃度を上げるといった方法が採
用されている。
ルの摩耗及びロールの肌荒れが進行する。これを防止す
る手段として潤滑圧延(油圧延)が工業的規模で実施さ
れている。特に鋼板エッジ近傍は、中央部に比べ鋼板温
度が低いため、圧延条件が過酷になり、ロールの摩耗の
進展あるいはロールの肌荒,れの進行が著しい。したが
って、エッジ近傍へは中央部に比べより潤滑を強化する
方法が採用されている。例えばロール全中に塗油するノ
ズルとは別に、サイドガイドにエッジ塗油用のノズルを
設置し、エッジ近傍の塗油量を増加したり、あるいはエ
ッジ近傍へ噴射する油の濃度を上げるといった方法が採
用されている。
方、鋼板がロールに噛込まれる際のスリップを防止する
ため特開昭56−047205号に開示されるように、
前材の圧延が完了した板尻抜け時に早目に油の塗布を停
止し、次材が噛込まれる際にロール表面に油を残存させ
ない方法や、特開昭64−048605号に示されるよ
うに通板噛込み時に洗剤や表面活性剤など、潤滑状態を
積極的に劣化させるような物質をロールバイト部に塗布
する方法が提案されている。しかしいずれの方法でも板
尻抜け時、あるいは、通板噛込み時には、板とロールと
の潤滑状態は著しく劣化し、ロールにダメージを与える
ことは避けられない。
ため特開昭56−047205号に開示されるように、
前材の圧延が完了した板尻抜け時に早目に油の塗布を停
止し、次材が噛込まれる際にロール表面に油を残存させ
ない方法や、特開昭64−048605号に示されるよ
うに通板噛込み時に洗剤や表面活性剤など、潤滑状態を
積極的に劣化させるような物質をロールバイト部に塗布
する方法が提案されている。しかしいずれの方法でも板
尻抜け時、あるいは、通板噛込み時には、板とロールと
の潤滑状態は著しく劣化し、ロールにダメージを与える
ことは避けられない。
〔発明が解決しようとずる課題J
熱間潤滑圧延方法においては上述のように,潤滑しなけ
ればロールの損耗が著しいので、ロールの損耗を防止す
るべく潤滑すると、鋼板がロールに噛込まれる際にスリ
ップが発生してこれ又ロールに損傷を与えるという矛盾
がある。
ればロールの損耗が著しいので、ロールの損耗を防止す
るべく潤滑すると、鋼板がロールに噛込まれる際にスリ
ップが発生してこれ又ロールに損傷を与えるという矛盾
がある。
本発明はこの矛盾を解決する熱間潤滑圧延方法を提供す
ることを課題とするものである。
ることを課題とするものである。
[課題を解決するための千段]
本発明は上述の問題点を解決するもので、次の方法を採
った。すなわち、 被圧延材巾の両端部の20%〜50%に相当するワーク
ロール表面に常時潤滑剤を塗布しておくことを特徴とす
る熱間潤滑圧延方法である。
った。すなわち、 被圧延材巾の両端部の20%〜50%に相当するワーク
ロール表面に常時潤滑剤を塗布しておくことを特徴とす
る熱間潤滑圧延方法である。
〔作用]
本発明は、特にワークロールの被圧延材エッジが当接す
る近傍の潤滑を従来法に比べ著しく改善する方法を提供
するものである。すなわち、エッジ近傍への塗油は、通
板、尻抜けに係わらず、常時実施し、かみ込み時のスリ
ップは通板材の巾方向中央部の油を切ることで防1ヒし
ようとするものである。この時、エッジ部の潤滑効果を
得るため、全中の20%以上に相当する範囲で両端に塗
油する必要があり、またかみ込み時のスリップを防止す
るため塗油範囲は全中の50%以下におえる必要がある
。
る近傍の潤滑を従来法に比べ著しく改善する方法を提供
するものである。すなわち、エッジ近傍への塗油は、通
板、尻抜けに係わらず、常時実施し、かみ込み時のスリ
ップは通板材の巾方向中央部の油を切ることで防1ヒし
ようとするものである。この時、エッジ部の潤滑効果を
得るため、全中の20%以上に相当する範囲で両端に塗
油する必要があり、またかみ込み時のスリップを防止す
るため塗油範囲は全中の50%以下におえる必要がある
。
〔実施例J
本発明による実施例を以下に説明する。木実廁例は、ホ
ットストリップミルF6スタンドの」二下ワークロール
の被圧延材エッジが当接する近傍に水と油の混合液をそ
の塗布範囲を変更しながら塗布し、エッジ摩耗低減効果
と噛込みスリップとの関係について調査したものである
。すなわち、塗布範囲の変更は、ノズルの型番を変更す
ることで対応させ、第l図に示す2β/Wの値をO%、
5%、10%、20%、30%、40%、50%、60
%、70%と変史させ、それぞれについて、2.O t
mmX900wmmの低炭素鋼板を50本連続圧延し、
噛込みスリップの発生率とエッジ摩耗低減量(第2図の
y / xで評価している)を調査した.. さらに2β/W=30〜50%で尻抜け時に油切りを実
施した場合についても同様の実験を行った。なお、ロー
ル中央部への潤滑は行っていない。
ットストリップミルF6スタンドの」二下ワークロール
の被圧延材エッジが当接する近傍に水と油の混合液をそ
の塗布範囲を変更しながら塗布し、エッジ摩耗低減効果
と噛込みスリップとの関係について調査したものである
。すなわち、塗布範囲の変更は、ノズルの型番を変更す
ることで対応させ、第l図に示す2β/Wの値をO%、
5%、10%、20%、30%、40%、50%、60
%、70%と変史させ、それぞれについて、2.O t
mmX900wmmの低炭素鋼板を50本連続圧延し、
噛込みスリップの発生率とエッジ摩耗低減量(第2図の
y / xで評価している)を調査した.. さらに2β/W=30〜50%で尻抜け時に油切りを実
施した場合についても同様の実験を行った。なお、ロー
ル中央部への潤滑は行っていない。
実験結果を第1図に示す。本発明は板の先尾端で油切り
をする方法に比べ明らかにエッジ摩耗低減効果が見られ
また、2β/Wが50%以下であれば,噛込み時のスリ
ップの発生も皆無であることがわかる。また、2 12
/ wが20%未満では、エッジ摩耗の改善効果が十
分得られないことも明らかである。
をする方法に比べ明らかにエッジ摩耗低減効果が見られ
また、2β/Wが50%以下であれば,噛込み時のスリ
ップの発生も皆無であることがわかる。また、2 12
/ wが20%未満では、エッジ摩耗の改善効果が十
分得られないことも明らかである。
すなわち、エッジ近傍へ被圧延材中の20%〜50%に
相当する範囲で常時油を塗油し、スリップ対策としては
中央部の油切りを完全に行うことで、安定した通板を確
保し、かつエッジの局部摩耗を著しく低減することがで
きる。本発明を実施することで、エッジの局部摩耗に起
因するエッジビルドアップ等の鋼板プロフィルトラブル
や、エッジ近傍のロール肌荒れはほぼ皆無となり、また
、通板時のスリップの発生もなく安定した通板の確保が
可能となった。
相当する範囲で常時油を塗油し、スリップ対策としては
中央部の油切りを完全に行うことで、安定した通板を確
保し、かつエッジの局部摩耗を著しく低減することがで
きる。本発明を実施することで、エッジの局部摩耗に起
因するエッジビルドアップ等の鋼板プロフィルトラブル
や、エッジ近傍のロール肌荒れはほぼ皆無となり、また
、通板時のスリップの発生もなく安定した通板の確保が
可能となった。
〔発明の効果J
本発明は、ワークロールの被圧延材のエッジ部分が当接
する近{fiの1+3部摩紅や、11.3部肌荒れをI
g』止すると共に被圧延材の通板時のスリップを防1ヒ
することが可能となるので、生産性の向上に極めて優れ
た効果を奏する。
する近{fiの1+3部摩紅や、11.3部肌荒れをI
g』止すると共に被圧延材の通板時のスリップを防1ヒ
することが可能となるので、生産性の向上に極めて優れ
た効果を奏する。
第1図は本発明と従来例との効果の比較グラフ、第2図
はロールに塗油する範囲の説明図、第3因はワーク[l
−ルの1?↓[状況の説明1矧である、.l・・・ワー
クロール 2・・一曲噴射用ノズルW・・一被圧延
材幅 β・・一片側の塗油範囲長さ X・・・ワークロールのセンター摩耗量y・・−ワーク
ロールのエッジ摩耗量
はロールに塗油する範囲の説明図、第3因はワーク[l
−ルの1?↓[状況の説明1矧である、.l・・・ワー
クロール 2・・一曲噴射用ノズルW・・一被圧延
材幅 β・・一片側の塗油範囲長さ X・・・ワークロールのセンター摩耗量y・・−ワーク
ロールのエッジ摩耗量
Claims (1)
- 1 被圧延材巾の両端部の20%〜50%に相当するワ
ークロール表面に常時潤滑剤を塗布しておくことを特徴
とする熱間潤滑圧延方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18355489A JPH0352704A (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 熱間潤滑圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18355489A JPH0352704A (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 熱間潤滑圧延方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0352704A true JPH0352704A (ja) | 1991-03-06 |
Family
ID=16137837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18355489A Pending JPH0352704A (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 熱間潤滑圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0352704A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05345895A (ja) * | 1992-06-16 | 1993-12-27 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 鋼板の熱間圧延潤滑方法 |
-
1989
- 1989-07-18 JP JP18355489A patent/JPH0352704A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05345895A (ja) * | 1992-06-16 | 1993-12-27 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 鋼板の熱間圧延潤滑方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0729122B2 (ja) | 冷間圧延用ステンレス予備処理鋼帯の製造方法 | |
JPH0352704A (ja) | 熱間潤滑圧延方法 | |
JP3401118B2 (ja) | シーム疵のない厚鋼板の製造方法 | |
JP2002079304A (ja) | 熱間圧延方法および設備 | |
JPH07195102A (ja) | 熱間圧延方法 | |
JPH02160105A (ja) | 熱間高潤滑圧延方法並びにそのための設備 | |
JP3446723B2 (ja) | 冷間圧延法 | |
JP3108195B2 (ja) | 高光沢ステンレス鋼帯の製造方法 | |
JP3557899B2 (ja) | ステンレス鋼板の冷間圧延方法 | |
JP2004034039A (ja) | 鋼板の調質圧延方法 | |
JPH11156405A (ja) | ステンレス鋼板の冷間圧延方法 | |
JPS5939408A (ja) | 圧延機のスラスト防止方法 | |
JP3385939B2 (ja) | ストリップラインの浴中ロールにおけるストリップの蛇行防止方法 | |
JPH0966303A (ja) | 表面性状に優れた熱延鋼板の製造方法 | |
JPH02151306A (ja) | ステンレス冷延鋼板の圧延方法及び装置 | |
JPH08132119A (ja) | 熱間圧延方法及び熱間圧延装置 | |
JPH02280904A (ja) | 温間圧延方法 | |
JPH08132120A (ja) | 熱間圧延方法及び熱間圧延装置 | |
JPH0452008A (ja) | ステンレス冷延鋼帯の製造方法 | |
JPH0452009A (ja) | ステンレス冷延鋼帯の製造方法 | |
JPS5924888B2 (ja) | 鋼帯の冷間圧延法 | |
JPH11104705A (ja) | 熱間圧延方法 | |
SU1047560A1 (ru) | Способ устранени остаточного изгиба прокатного валка | |
JPH07195113A (ja) | 熱間圧延方法 | |
JPH11169930A (ja) | シーム疵のない厚鋼板の製造方法 |