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JPH0352075Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0352075Y2
JPH0352075Y2 JP17226585U JP17226585U JPH0352075Y2 JP H0352075 Y2 JPH0352075 Y2 JP H0352075Y2 JP 17226585 U JP17226585 U JP 17226585U JP 17226585 U JP17226585 U JP 17226585U JP H0352075 Y2 JPH0352075 Y2 JP H0352075Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
magnetic gap
center pole
large diameter
circuit unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17226585U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6280496U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17226585U priority Critical patent/JPH0352075Y2/ja
Publication of JPS6280496U publication Critical patent/JPS6280496U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0352075Y2 publication Critical patent/JPH0352075Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) 本考案は、スピーカ、マイクロフオン等の磁気
回路ユニツトに係り、特に組立ての簡略化と磁気
ギヤツプの均一性を確保することができるように
したものに関する。
(従来の技術) 従来の一般的な外磁型磁気回路ユニツトにおい
ては、ヨークとマグネツト及びトツププレートが
接着剤で接着固定されており、組立てに際しての
磁気ギヤツプの形成はセンターポールに治具を嵌
合してギヤツプを確保している。
この従来の工法では、接着剤硬化時間を要する
と共に多数の治具を必要とすること、治具のため
の一定のクリアランスを設けるため精度的に均一
な磁気ギヤツプを確保できないこと、などの欠点
がある。
上記した欠点を解消するために第3図に示すよ
うに、トツププレート24の内周下端縁から係合
フランジ部24aを突成し、トツププレート24
を圧入嵌合した際に該係合フランジ部24aをセ
ンターポール22の外周面に係合させることによ
り磁気ギヤツプ25を確保すると共に接着剤を用
いることなく、ヨーク21、マグネツト23、ト
ツププレート24の各パーツ全体を固定するよう
にしたものも提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した第3図に示すものにおいては磁気ギヤ
ツプの磁気特性を向上させるために上記係合フラ
ンジ部24aを極力薄くする必要があり、このた
め機械強度が不足して圧入嵌合時に変形したり所
定の均一な磁気ギヤツプを確保することができな
いと共に全体の結合強度不足から接着剤を用いざ
るを得なくなる等の欠点があつた。また、上記係
合フランジ部24aの内周の寸法精度を確保する
ためにコストアツプとなる欠点がある。
本考案の目的は上記した従来の欠点を解消し、
組立てが容易であると共にトププレートを圧入嵌
合することによつて所定の磁気ギヤツプを確保す
ることができ、しかも該磁気ギヤツプの均一性を
保持することができるようにした磁気回路ユニツ
トを提供することにある。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) 本考案に係る磁気回路ユニツトは、センターポ
ールの磁気ギヤツプが形成されるべき部分よりも
下部外周に大径部を形成すると共にトツププレー
トの内周側下面には該トツププレート内径と同心
円上に分周的に複数のダボを突成し、トツププレ
ートを圧入嵌合することにより該ダボが上記セン
ターポールの大径部上端縁に嵌合して両者が係合
すると共に磁気ギヤツプが形成保持されるように
構成されている。
(作用) 磁気回路ユニツトの組立てに際しては、ヨーク
上にマグネツトを載置すると共にトツププレート
を圧入嵌合すると、トツププレートの内周側下面
に突成されたダボがセンターポールに形成した大
径部の上端縁に係合し、これによつて均一な磁気
ギヤツプが形成されると共に該磁気ギヤツプを保
持することができ、全体を強固に結合固定するこ
とができる。
なお、センターポール及びトツププレートは鍛
造成形することができるからセンターポールへの
大径部の形成やトツププレートへのダボの形成は
容易である。
(実施例) 本考案に係る磁気回路ユニツトの実施例を第1
図及び第2図に基づいて説明するが、第1図は断
面図、第2図はトツププレートの裏面図である。
図において、1はヨーク、2はセンターポー
ル、3はマグネツト、4はトツププレートをそれ
ぞれ示しており、これらによつて磁気ギヤツプ5
が形成されている。
本考案においては、センターポール2の磁気ギ
ヤツプ5が形成されるべき部分2aよりも下部2
bの外周に大径部6を形成すると共にトツププレ
ート4の内周側下面には該トツププレート内径4
aと同心円上に分周的に複数のダボ7を突成し、
トツププレート4を圧入嵌合することにより該ダ
ボ7が上記センターポール2の大径部6上端縁6
aに嵌合して両者が係合すると共に磁気ギヤツプ
5が形成保持されるように構成されている。
トツププレート4へのダボ7の形成はトツププ
レートの鍛造成形時に形成することもできるが、
上面側からの打ち起しによつて形成することもで
き、図において7aは打ち起し時の凹部を示して
いる。このダボ7は要するに分周位置に複数個形
成されていればよく、その数は図示例に限らな
い。
「考案の効果」 本考案に係る磁気回路ユニツトによれば、組立
てに際しては、ヨーク上にマグネツトを載置する
と共にトツププレートを圧入嵌合すると、トツプ
プレートの内周側下面に突成されたダボがセンタ
ーポールに形成した大径部の上端縁に係合し、こ
れによつて均一な磁気ギヤツプを形成することが
できると共に該磁気ギヤツプを適確に保持するこ
とができる。
センターポールの大径部上端縁とトツププレー
トは上記ダボ部によつて係合するものであるため
機械強度を大きくとることができ、寸法精度も向
上して信頼性に富んだ磁気回路ユニツトとするこ
とができる。しかもトツププレートを圧入嵌合さ
せるものであるため全体を強固に結合固定するこ
とができ、接着剤による接着工程は不要となつて
コストダウンを図ることができる等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係る磁気回路ユニ
ツトの実施例を示し、第1図は断面図、第2図は
トツププレートの裏面図である。第3図は従来の
トツププレート嵌合型磁気回路ユニツトの例を示
す断面図である。 1:ヨーク、2:センターポール、3:マグネ
ツト、4:トツププレート、5:磁気ギヤツプ、
6:大径部、6a:大径部上端縁、7:ダボ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. センターポールの磁気ギヤツプが形成されるべ
    き部分よりも下部外周に大径部を形成すると共に
    トツププレートの内周側下面には該トツププレー
    ト内径と同心円上に分周的に複数のダボを突成
    し、トツププレートの圧入嵌合により該ダボが上
    記センターポールの大径部上端縁に係合して磁気
    ギヤツプが形成保持されることを特徴とする磁気
    回路ユニツト。
JP17226585U 1985-11-11 1985-11-11 Expired JPH0352075Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17226585U JPH0352075Y2 (ja) 1985-11-11 1985-11-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17226585U JPH0352075Y2 (ja) 1985-11-11 1985-11-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6280496U JPS6280496U (ja) 1987-05-22
JPH0352075Y2 true JPH0352075Y2 (ja) 1991-11-11

Family

ID=31108650

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17226585U Expired JPH0352075Y2 (ja) 1985-11-11 1985-11-11

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JP (1) JPH0352075Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS6280496U (ja) 1987-05-22

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