JPH0350313B2 - - Google Patents
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- JPH0350313B2 JPH0350313B2 JP54054140A JP5414079A JPH0350313B2 JP H0350313 B2 JPH0350313 B2 JP H0350313B2 JP 54054140 A JP54054140 A JP 54054140A JP 5414079 A JP5414079 A JP 5414079A JP H0350313 B2 JPH0350313 B2 JP H0350313B2
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- resistors
- transistor
- terminal
- resistor
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06G—ANALOGUE COMPUTERS
- G06G7/00—Devices in which the computing operation is performed by varying electric or magnetic quantities
- G06G7/12—Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers
- G06G7/16—Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers for multiplication or division
- G06G7/163—Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers for multiplication or division using a variable impedance controlled by one of the input signals, variable amplification or transfer function
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- Computer Hardware Design (AREA)
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- Electronic Switches (AREA)
- Calculators And Similar Devices (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電子乗算回路に関するものである。
本願出願人が1977年に出願した係属中の英国特
許出願No.205664/7には活線と中性線すなわち基
準線より成る配電回路に接続される、可変相互コ
ンダクタンス乗算器を用いる電子式積算電力計が
開示されている。
許出願No.205664/7には活線と中性線すなわち基
準線より成る配電回路に接続される、可変相互コ
ンダクタンス乗算器を用いる電子式積算電力計が
開示されている。
この乗算器は活線を流れている電流を表わす第
1の入力信号と、線間電圧を表わす第2の入力信
号とを受けるように接続され、両者を掛け合わせ
てそれら2つの入力信号の積に依存する信号を発
生するものであり、大規模集積回路(LSI)技術
を用いて作られる集積回路の一部をなす。この乗
算器により発生された2つの乗算入力信号の積に
関係する信号はデイジタル化され、このデイジタ
ル化された信号は累積されて積算電力計れの出力
信号を発生する。
1の入力信号と、線間電圧を表わす第2の入力信
号とを受けるように接続され、両者を掛け合わせ
てそれら2つの入力信号の積に依存する信号を発
生するものであり、大規模集積回路(LSI)技術
を用いて作られる集積回路の一部をなす。この乗
算器により発生された2つの乗算入力信号の積に
関係する信号はデイジタル化され、このデイジタ
ル化された信号は累積されて積算電力計れの出力
信号を発生する。
可変相互コンダクタンス乗算器には、通常、信
号のドリフトに伴うオフセツト誤差が発生すると
いう問題がある。
号のドリフトに伴うオフセツト誤差が発生すると
いう問題がある。
このような乗算器のオフセツト誤差を減少させ
るために、入力量の一方について周期的な極性反
転を行うことが知られている。例えば、いわゆる
マークスペース増幅すなわちパルス幅変調を用い
る乗算器が知られており、その1つはドイツ特許
DE2704076として知られている。
るために、入力量の一方について周期的な極性反
転を行うことが知られている。例えば、いわゆる
マークスペース増幅すなわちパルス幅変調を用い
る乗算器が知られており、その1つはドイツ特許
DE2704076として知られている。
しかし、このような方式にもとづく従来例にお
ける電子乗算回路は振動や騒音を発生しやすいと
いう問題があつた。
ける電子乗算回路は振動や騒音を発生しやすいと
いう問題があつた。
本発明はこのような問題を解決するためになさ
れたもので、振動や騒音などを発生することのな
い電子乗算器を提供することを目的とする。
れたもので、振動や騒音などを発生することのな
い電子乗算器を提供することを目的とする。
本発明によれば、第1および第2の入力信号を
それぞれ受ける第1および第2の入力点30,3
4および前記第1および第2の入力信号の積に関
連した信号を供給する出力点52,54とを有す
る2重平衡型差動増幅器と、前記出力点で得られ
る前記積に関連した信号を積分してパルスに変換
する周波数変換回路26と、該パルスをカウント
するカウンタ28とを備え、前記第2の入力信号
を周期的に極性反転させるとともに該カウンタの
カウント方向を反転させることにより2重平衡型
差動増幅器における信号ドリフトによるオフセツ
ト誤差を減少させた電子乗算回路において、前記
2重平衡型差動増幅器は、前記第2の入力信号を
前記第2の入力点から分岐したチヨツパをなす第
1の経路および第2の経路を介して第1および第
2の差動入力としており、前記第1の経路は、直
列接続された第1、第2および第3の抵抗R1
0,R12,R14よりなる第1の抵抗アレイ
と、前記第1および第2の抵抗の接続中点と基準
電位間に接続された第1のトランジスタスイツチ
TR5と、前記第2および第3の抵抗の接続中点
から取り出されて前記第1の差動入力を発生する
第1の端子48と、前記第3の抵抗と前記基準電
位間に接続された第2のトランジスタスイツチ
TR6とを備え、前記第2の経路は、直列接続さ
れた第4、第5および第6の抵抗R11,R1
3,R15よりなる第2の抵抗アレイと、前記第
4および第5の抵抗の接続中点と前記基準電位間
に接続された第3のトランジスタスイツチTR8
と、前記第5および第6の抵抗の接続中点から取
り出されて前記第2の差動入力を発生する第2の
端子50と、前記第6の抵抗と前記基準電位間に
接続された第4のトランジスタスイツチTR7と
を備え、前記第1および第4のトランジスタスイ
ツチの組と前記第2および第3のトランジスタス
イツチの組とは交互にオンオフされて前記第1の
差動入力と前記第2の差動入力の極性が所定時間
ごとに交互に反転するようになつており、前記第
1、第2、第4および第5の抵抗は同じ第1の抵
抗値を有し、前記第3および第6の抵抗値は前記
各トランジスタスイツチの状態にかかわらず前記
2重平衡型差動増幅器から見た入力インピーダン
スが一定となる第2の抵抗値に選択されているこ
とを特徴としている。
それぞれ受ける第1および第2の入力点30,3
4および前記第1および第2の入力信号の積に関
連した信号を供給する出力点52,54とを有す
る2重平衡型差動増幅器と、前記出力点で得られ
る前記積に関連した信号を積分してパルスに変換
する周波数変換回路26と、該パルスをカウント
するカウンタ28とを備え、前記第2の入力信号
を周期的に極性反転させるとともに該カウンタの
カウント方向を反転させることにより2重平衡型
差動増幅器における信号ドリフトによるオフセツ
ト誤差を減少させた電子乗算回路において、前記
2重平衡型差動増幅器は、前記第2の入力信号を
前記第2の入力点から分岐したチヨツパをなす第
1の経路および第2の経路を介して第1および第
2の差動入力としており、前記第1の経路は、直
列接続された第1、第2および第3の抵抗R1
0,R12,R14よりなる第1の抵抗アレイ
と、前記第1および第2の抵抗の接続中点と基準
電位間に接続された第1のトランジスタスイツチ
TR5と、前記第2および第3の抵抗の接続中点
から取り出されて前記第1の差動入力を発生する
第1の端子48と、前記第3の抵抗と前記基準電
位間に接続された第2のトランジスタスイツチ
TR6とを備え、前記第2の経路は、直列接続さ
れた第4、第5および第6の抵抗R11,R1
3,R15よりなる第2の抵抗アレイと、前記第
4および第5の抵抗の接続中点と前記基準電位間
に接続された第3のトランジスタスイツチTR8
と、前記第5および第6の抵抗の接続中点から取
り出されて前記第2の差動入力を発生する第2の
端子50と、前記第6の抵抗と前記基準電位間に
接続された第4のトランジスタスイツチTR7と
を備え、前記第1および第4のトランジスタスイ
ツチの組と前記第2および第3のトランジスタス
イツチの組とは交互にオンオフされて前記第1の
差動入力と前記第2の差動入力の極性が所定時間
ごとに交互に反転するようになつており、前記第
1、第2、第4および第5の抵抗は同じ第1の抵
抗値を有し、前記第3および第6の抵抗値は前記
各トランジスタスイツチの状態にかかわらず前記
2重平衡型差動増幅器から見た入力インピーダン
スが一定となる第2の抵抗値に選択されているこ
とを特徴としている。
本発明の全体としての構造は、トランジスタ
TR5からTR8および抵抗R10からR15よ
りなるチヨツパと、対称的なトランジスタ対
(TR11およびTR12)を含んでいる。チヨツ
パの機能は同じ信号を同じデユレーシヨンの時間
間隔の間、互いに重ならないように回路の2つの
異なる点、すなわちトランジスタTR11および
TR12のベース、に与えることである。
TR5からTR8および抵抗R10からR15よ
りなるチヨツパと、対称的なトランジスタ対
(TR11およびTR12)を含んでいる。チヨツ
パの機能は同じ信号を同じデユレーシヨンの時間
間隔の間、互いに重ならないように回路の2つの
異なる点、すなわちトランジスタTR11および
TR12のベース、に与えることである。
例としてTR5とTR7がオフでTR6とTR8
がオンであるとき、点48に接続されたトランジ
スタ11のベースにおける電位は点34における
電圧および、一方では抵抗R10とR12により
構成されるドライバブリツジにより、他方では点
40の電位0に接続された抵抗14により画定さ
れる。その間にTR12のベースはトランジスタ
TR8を介した抵抗R13により同じ電位0に接
続される。
がオンであるとき、点48に接続されたトランジ
スタ11のベースにおける電位は点34における
電圧および、一方では抵抗R10とR12により
構成されるドライバブリツジにより、他方では点
40の電位0に接続された抵抗14により画定さ
れる。その間にTR12のベースはトランジスタ
TR8を介した抵抗R13により同じ電位0に接
続される。
しかし、トランジスタTR6およびTR8がオ
フでTR5とTR7がオフであるときには、点5
0に接続されたTR12のベースにおける電位は
点34および、一方では抵抗R11とR13によ
り構成されるドライバブリツジにより、他方では
点40の電位0に接続された抵抗15により画定
される。その間にTR11のベースはトランジス
タTR5を介した抵抗R12により同じ電位0に
接続される。
フでTR5とTR7がオフであるときには、点5
0に接続されたTR12のベースにおける電位は
点34および、一方では抵抗R11とR13によ
り構成されるドライバブリツジにより、他方では
点40の電位0に接続された抵抗15により画定
される。その間にTR11のベースはトランジス
タTR5を介した抵抗R12により同じ電位0に
接続される。
R10+R12=R11+R13であるので、点34に
おいて見出だされるインピーダンスはトランジス
タTR5およびTR8の状態がどうであろうと同
じである。
おいて見出だされるインピーダンスはトランジス
タTR5およびTR8の状態がどうであろうと同
じである。
トランジスタTR11はTR12と共に差動増
幅器を構成するので、有用な信号のこれらのトラ
ンジスタのベースへの交互的な接続は定期的な極
性反転に帰着する。
幅器を構成するので、有用な信号のこれらのトラ
ンジスタのベースへの交互的な接続は定期的な極
性反転に帰着する。
このような構成の基本的な効果は、点34にお
けるインピーダンスが時間によつて変化しないた
め、振動や騒音などの副次的な問題なしに極性反
転制御ができる点にある。
けるインピーダンスが時間によつて変化しないた
め、振動や騒音などの副次的な問題なしに極性反
転制御ができる点にある。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
る。
第1図の電子式積算電力計は番号10で全体的
に示され、この積算電力計10が含まれている集
積回路は番号12で全体的に示されている。積算
電力計10は、活線Lと中性線すなわち基準線N
とより成る2線式配電回路に接続されている様子
が示されている。積算電力計10は2つの電流端
子14,16と第3の端子18を含むプラスチツ
ク製のケース(図示せず)を有する。これらの電
流端子14,16は活線Lに直列に接続され、第
3の端子18は中性線Nに接続される。電流端子
14,16の間に電流シヤント20が直列に接続
される。この電流シヤント20はそれらの端子1
4,16の間に電圧Vxを発生する。この電圧Vx
の瞬時値は活線Lを流れる電流Iの瞬時値に比例
する。端子18は比較的低い抵抗R1を介して端
子18′に接続される。この端子18′はZnO型の
サージ制限バリスタ22を介して端子16へ接続
されてサージから保護される。端子18′は抵抗
R2,R3で構成されている分圧器を介して端子
16に接続されるから、活線Lと中性線Nとの間
の電圧Vに比例する電圧Vyが抵抗R2とR3の
間の接続点23に発生される。
に示され、この積算電力計10が含まれている集
積回路は番号12で全体的に示されている。積算
電力計10は、活線Lと中性線すなわち基準線N
とより成る2線式配電回路に接続されている様子
が示されている。積算電力計10は2つの電流端
子14,16と第3の端子18を含むプラスチツ
ク製のケース(図示せず)を有する。これらの電
流端子14,16は活線Lに直列に接続され、第
3の端子18は中性線Nに接続される。電流端子
14,16の間に電流シヤント20が直列に接続
される。この電流シヤント20はそれらの端子1
4,16の間に電圧Vxを発生する。この電圧Vx
の瞬時値は活線Lを流れる電流Iの瞬時値に比例
する。端子18は比較的低い抵抗R1を介して端
子18′に接続される。この端子18′はZnO型の
サージ制限バリスタ22を介して端子16へ接続
されてサージから保護される。端子18′は抵抗
R2,R3で構成されている分圧器を介して端子
16に接続されるから、活線Lと中性線Nとの間
の電圧Vに比例する電圧Vyが抵抗R2とR3の
間の接続点23に発生される。
集積回路12は、電圧VxとVyとの瞬時値の積
に依存する瞬時値を有する出力電圧を発生するよ
うに構成されている可変相互コンダクタンス乗算
器24と、この積に依存する電圧をその電圧に依
存して瞬時周波数を変えるパルス列に変換する電
圧−周波数変換器26と、このパルス列のパルス
をカウントする可逆カウンタ28とを基本的に備
える。
に依存する瞬時値を有する出力電圧を発生するよ
うに構成されている可変相互コンダクタンス乗算
器24と、この積に依存する電圧をその電圧に依
存して瞬時周波数を変えるパルス列に変換する電
圧−周波数変換器26と、このパルス列のパルス
をカウントする可逆カウンタ28とを基本的に備
える。
集積回路12は電圧Vxを受けるために端子1
4,16にそれぞれ接続される入力端子30,3
2と、電圧Vyに比例する信号を受けるために可
変抵抗RV1を介して抵抗R2とR3の接続点2
3に接続される入力端子34とを有する。入力端
子30は端子14に直結され、入力端子32は非
常に抵抗値の小さい抵抗R4を介して端子16に
結合される。入力端子32と34の間に抵抗R5
が接続される。抵抗R4,R5の目的については
後で明らかにする。
4,16にそれぞれ接続される入力端子30,3
2と、電圧Vyに比例する信号を受けるために可
変抵抗RV1を介して抵抗R2とR3の接続点2
3に接続される入力端子34とを有する。入力端
子30は端子14に直結され、入力端子32は非
常に抵抗値の小さい抵抗R4を介して端子16に
結合される。入力端子32と34の間に抵抗R5
が接続される。抵抗R4,R5の目的については
後で明らかにする。
集積回路12は正電源端子38と負電源端子4
2も有する。これらの電源端子38,42は、端
子16に接続されている零ボルト電源入力端子に
対してそれぞれ正と負の直流電源電圧を受けるよ
うに接続される。それらの電源電圧を発生するや
り方は前記未決の英国特許出願に詳しく記述され
ている。
2も有する。これらの電源端子38,42は、端
子16に接続されている零ボルト電源入力端子に
対してそれぞれ正と負の直流電源電圧を受けるよ
うに接続される。それらの電源電圧を発生するや
り方は前記未決の英国特許出願に詳しく記述され
ている。
可変相互コンダクタンス乗算器24はTR1と
TR2、TR3とTR4から成る2つのエミツタ結
合トランジスタ対を有する。トランジスタTR
1,TR3のベースは集積回路12の入力端子3
0に共通に接続され、トランジスタTR2,TR
4のベースは入力端子32に共通に接続される。
TR2、TR3とTR4から成る2つのエミツタ結
合トランジスタ対を有する。トランジスタTR
1,TR3のベースは集積回路12の入力端子3
0に共通に接続され、トランジスタTR2,TR
4のベースは入力端子32に共通に接続される。
乗算器24は4個のNPNトランジスタTR5
〜TR8を含むトランジスタ・スイツチング(ま
たはチヨツパ)回路も含む。各トランジスタTR
5〜TR8のコレクタは零ボルト電源入力端子4
0に接続される。トランジスタTR5,TR7の
ベースは抵抗R6,R7をそれぞれ介して共通制
御入力点44へ接続され、トランジスタTR6,
TR8のベースは抵抗R8,R9をそれぞれ介し
て共通の制御入力点46に接続される。入力点4
4,46は互いに逆位相の8KHz方形波制御信号
を受けるように接続される。トランジスタTR
5,TR8のエミツタは等しい値の抵抗R10,
R11をそれぞれ介して集積回路12の入力端子
34へ接続されるとともに、抵抗R10,R11
の抵抗値と等しい抵抗値を有する抵抗R12,R
13をそれぞれ介してチヨツパ出力点48,50
にそれぞれ接続される。トランジスタTR6,
TR7のエミツタは等しい抵抗値の抵抗R14,
R15をそれぞれ介してチヨツパ出力点48,5
0へそれぞれ接続される。抵抗R14,R15の
抵抗値は抵抗R10〜R13の抵抗値の1.5倍で
ある。
〜TR8を含むトランジスタ・スイツチング(ま
たはチヨツパ)回路も含む。各トランジスタTR
5〜TR8のコレクタは零ボルト電源入力端子4
0に接続される。トランジスタTR5,TR7の
ベースは抵抗R6,R7をそれぞれ介して共通制
御入力点44へ接続され、トランジスタTR6,
TR8のベースは抵抗R8,R9をそれぞれ介し
て共通の制御入力点46に接続される。入力点4
4,46は互いに逆位相の8KHz方形波制御信号
を受けるように接続される。トランジスタTR
5,TR8のエミツタは等しい値の抵抗R10,
R11をそれぞれ介して集積回路12の入力端子
34へ接続されるとともに、抵抗R10,R11
の抵抗値と等しい抵抗値を有する抵抗R12,R
13をそれぞれ介してチヨツパ出力点48,50
にそれぞれ接続される。トランジスタTR6,
TR7のエミツタは等しい抵抗値の抵抗R14,
R15をそれぞれ介してチヨツパ出力点48,5
0へそれぞれ接続される。抵抗R14,R15の
抵抗値は抵抗R10〜R13の抵抗値の1.5倍で
ある。
チヨツパ出力点48,50はNPNトランジス
タTR9,TR10のベースへそれぞれ接続され、
これらのトランジスタのコレクタは正電源入力端
子38へ接続される。トランジスタTR9,TR
10のエミツタはNPNトランジスタTR11,
TR12のベースへそれぞれ接続される。このよ
うにしてトランジスタTR9とTR11、TR10
とTR12は超アルフア−トランジスタ対を構成
する。トランジスタTR11のコレクタはトラン
ジスタTR1,TR2の共通接続エミツタへ接続
され、トランジスタTR12のコレクタはトラン
ジスタTR3,TR4の共通接続エミツタへ接続
される。トランジスタTR11,TR12のエミ
ツタは抵抗R16,R17をそれぞれ介して
NPNトランジスタTR13のコレクタへ接続さ
れる。抵抗R16,R17の抵抗値は抵抗R10
〜R13の抵抗値に等しい。トランジスタTR1
3のエミツタは負の基準電源51に接続され、そ
のベースと零ボルト電源入力端子40との間に接
続されている抵抗R18と、トランジスタTR1
3のベースとエミツタの間にダイオード接続とし
て接続されているNPNトランジスタTR14と
により、トランジスタTR13は定電流源として
動作するように構成される。
タTR9,TR10のベースへそれぞれ接続され、
これらのトランジスタのコレクタは正電源入力端
子38へ接続される。トランジスタTR9,TR
10のエミツタはNPNトランジスタTR11,
TR12のベースへそれぞれ接続される。このよ
うにしてトランジスタTR9とTR11、TR10
とTR12は超アルフア−トランジスタ対を構成
する。トランジスタTR11のコレクタはトラン
ジスタTR1,TR2の共通接続エミツタへ接続
され、トランジスタTR12のコレクタはトラン
ジスタTR3,TR4の共通接続エミツタへ接続
される。トランジスタTR11,TR12のエミ
ツタは抵抗R16,R17をそれぞれ介して
NPNトランジスタTR13のコレクタへ接続さ
れる。抵抗R16,R17の抵抗値は抵抗R10
〜R13の抵抗値に等しい。トランジスタTR1
3のエミツタは負の基準電源51に接続され、そ
のベースと零ボルト電源入力端子40との間に接
続されている抵抗R18と、トランジスタTR1
3のベースとエミツタの間にダイオード接続とし
て接続されているNPNトランジスタTR14と
により、トランジスタTR13は定電流源として
動作するように構成される。
トランジスタTR1,TR4のコレクタは回路
点52に共通に接続され、トランジスタTR2,
TR3は回路点54に共通に接続され、回路点5
2,54は等しい抵抗値の抵抗R19,R20を
それぞれ介して正の電源入力端子38に接続され
るとともに、等しい抵抗値の抵抗R21,R22
をそれぞれ介して零ボルト電源入力端子40へ接
続される。回路点52,54も乗算器24の出力
端子を構成する。
点52に共通に接続され、トランジスタTR2,
TR3は回路点54に共通に接続され、回路点5
2,54は等しい抵抗値の抵抗R19,R20を
それぞれ介して正の電源入力端子38に接続され
るとともに、等しい抵抗値の抵抗R21,R22
をそれぞれ介して零ボルト電源入力端子40へ接
続される。回路点52,54も乗算器24の出力
端子を構成する。
回路点52,54は差動増幅器56の反転入力
端子と非反転入力端子へそれぞれ接続される。こ
の差動増幅器56の入力端子は電圧−周波数変換
器26の入力端子を構成する。この差動増幅器5
6の出力端子はコンデンサC1を介してその反転
入力端子へ負帰還接続されて、この差動増幅器5
6は積分器を構成する。この差動増幅器56の出
力端子を抵抗R23を介して電圧レベル検出器5
8の入力端子にも接続される。この電圧レベル検
出器58の入力端子はコンデンサC2を介して負
の電源入力端子42へ接続され、検出器58の出
力端子は双安定回路60のセツト入力端子へ接続
される。この双安定回路60のQ出力端子はクロ
ツク制御される双安定回路62のセツト入力端子
へ接続され、双安定回路62のQ出力端子は2入
力アンドゲート64の1つの入力端子へ接続され
る。双安定回路62のクロツク入力端子と双安定
回路60のリセツト入力端子は、クロツク・パル
ス発生器66により発生されるクロツク信号CL
1,CL2をそれぞれ受けるために接続され、ア
ンドゲート64の他の入力端子は縦続接続された
2つのインバータ68,69を介してクロツク信
号CL1を受けるために接続される。クロツク・
パルス発生器66は発振周波数が32768Hzである
水晶発振器(図示せず)と、共通周波数(通常は
8192Hz)のクロツク信号CL1,CL2を発生する
ように構成される双安定分周回路とゲート回路
(いずれも図示せず)とを含む。これらのクロツ
ク信号CL1,CL2の波形を第2図に示す。
端子と非反転入力端子へそれぞれ接続される。こ
の差動増幅器56の入力端子は電圧−周波数変換
器26の入力端子を構成する。この差動増幅器5
6の出力端子はコンデンサC1を介してその反転
入力端子へ負帰還接続されて、この差動増幅器5
6は積分器を構成する。この差動増幅器56の出
力端子を抵抗R23を介して電圧レベル検出器5
8の入力端子にも接続される。この電圧レベル検
出器58の入力端子はコンデンサC2を介して負
の電源入力端子42へ接続され、検出器58の出
力端子は双安定回路60のセツト入力端子へ接続
される。この双安定回路60のQ出力端子はクロ
ツク制御される双安定回路62のセツト入力端子
へ接続され、双安定回路62のQ出力端子は2入
力アンドゲート64の1つの入力端子へ接続され
る。双安定回路62のクロツク入力端子と双安定
回路60のリセツト入力端子は、クロツク・パル
ス発生器66により発生されるクロツク信号CL
1,CL2をそれぞれ受けるために接続され、ア
ンドゲート64の他の入力端子は縦続接続された
2つのインバータ68,69を介してクロツク信
号CL1を受けるために接続される。クロツク・
パルス発生器66は発振周波数が32768Hzである
水晶発振器(図示せず)と、共通周波数(通常は
8192Hz)のクロツク信号CL1,CL2を発生する
ように構成される双安定分周回路とゲート回路
(いずれも図示せず)とを含む。これらのクロツ
ク信号CL1,CL2の波形を第2図に示す。
アンドゲート64の出力端子はNPNトランジ
スタTR15のベースに接続される。このトラン
ジスタTR15のエミツタは負の基準電圧源51
に接続され、コレクタは抵抗R24を介して
NPNトランジスタTR16のベースに接続され
る。トランジスタTR16のベースは抵抗R25
を介して零ボルト電源入力端子40へ接続され
る。トランジスタTR16のエミツタはNPNト
ランジスタTR17のエミツタへ接続されて更に
別のエミツタ結合トランジスタ対を構成する。こ
れらのトランジスタのエミツタ共通接続点は精密
な抵抗R26を介して負の基準電源51に接続さ
れる。トランジスタTR17のベースは抵抗R2
7を介して零ボルト電源入力端子40に接続され
るとともに、直列の抵抗R28と可変抵抗RV2
を介して負の基準電圧源51に接続される。トラ
ンジスタTR16,TR17のコレクタは差動増
幅器56の反転入力端子と非反転入力端子にそれ
ぞれ接続される。
スタTR15のベースに接続される。このトラン
ジスタTR15のエミツタは負の基準電圧源51
に接続され、コレクタは抵抗R24を介して
NPNトランジスタTR16のベースに接続され
る。トランジスタTR16のベースは抵抗R25
を介して零ボルト電源入力端子40へ接続され
る。トランジスタTR16のエミツタはNPNト
ランジスタTR17のエミツタへ接続されて更に
別のエミツタ結合トランジスタ対を構成する。こ
れらのトランジスタのエミツタ共通接続点は精密
な抵抗R26を介して負の基準電源51に接続さ
れる。トランジスタTR17のベースは抵抗R2
7を介して零ボルト電源入力端子40に接続され
るとともに、直列の抵抗R28と可変抵抗RV2
を介して負の基準電圧源51に接続される。トラ
ンジスタTR16,TR17のコレクタは差動増
幅器56の反転入力端子と非反転入力端子にそれ
ぞれ接続される。
基準電圧源51は公知のバンド・ギヤツプ基準
型で、たとえば英国特許出願No.46868/74に開示
されている双極性電源を用いて容易に構成でき
る。
型で、たとえば英国特許出願No.46868/74に開示
されている双極性電源を用いて容易に構成でき
る。
アンドゲート64の出力端子は電圧−周波数変
換器26の出力端子を構成し、バツフア増幅器7
0を介して可逆カウンタ28のカウント入力端子
72に接続される。カウンタ28は12ビツトのプ
リセツト・カウンタで、アツプ/ダウン制御入力
端子74と、プリセツト入力端子76と、希望の
プリセツトできるカウントを表すデジタル信号が
常に与えられる1組の入力端子とを有する。カウ
ンタ28は1組のカウント出力端子80も有す
る。これらのカウント出力端子は所定カウントに
達した時に出力パルスを発生するように構成され
ているデコーダ82に接続される。デコーダ28
の出力端子は双安定回路84のセツト入力端子へ
接続される。この双安定回路のリセツト入力端子
はインバータ68の出力端子に接続されて反転さ
れたクロツク信号CL1を受ける。双安定回路8
4のQ出力端子はカウンタ28のプリセツト入力
端子に接続されるとともに、バツフア増幅器86
を介して、集積回路12の出力端子を構成する端
子90に接続される。
換器26の出力端子を構成し、バツフア増幅器7
0を介して可逆カウンタ28のカウント入力端子
72に接続される。カウンタ28は12ビツトのプ
リセツト・カウンタで、アツプ/ダウン制御入力
端子74と、プリセツト入力端子76と、希望の
プリセツトできるカウントを表すデジタル信号が
常に与えられる1組の入力端子とを有する。カウ
ンタ28は1組のカウント出力端子80も有す
る。これらのカウント出力端子は所定カウントに
達した時に出力パルスを発生するように構成され
ているデコーダ82に接続される。デコーダ28
の出力端子は双安定回路84のセツト入力端子へ
接続される。この双安定回路のリセツト入力端子
はインバータ68の出力端子に接続されて反転さ
れたクロツク信号CL1を受ける。双安定回路8
4のQ出力端子はカウンタ28のプリセツト入力
端子に接続されるとともに、バツフア増幅器86
を介して、集積回路12の出力端子を構成する端
子90に接続される。
乗算器24の入力点44,46へ与えられる前
記8Hzの互いに逆位相の方形波制御信号は、クロ
ツク信号CL1を512分の1に分周する分周器92
で分周して得られる。この分周器92の出力端子
はクロツク制御される双安定回路94のクロツク
入力端子に接続される。この双安定回路94のQ
出力端子は入力点44とカウンタ28のアツプ/
ダウン制御入力端子74とに接続され、出力端
子はそのセツト入力端子と入力点46に接続され
る。
記8Hzの互いに逆位相の方形波制御信号は、クロ
ツク信号CL1を512分の1に分周する分周器92
で分周して得られる。この分周器92の出力端子
はクロツク制御される双安定回路94のクロツク
入力端子に接続される。この双安定回路94のQ
出力端子は入力点44とカウンタ28のアツプ/
ダウン制御入力端子74とに接続され、出力端
子はそのセツト入力端子と入力点46に接続され
る。
積算電力計10を完成するために、出力端子9
0はある種の電料金記録器に使用されているよう
なソレノイドで動作させられる集計カウンタ98
のソレノイド・コイル96の一方の端子へ接続さ
れる。ソレノイド・コイル96の他方の端子は集
積回路12の正電源入力端子38へ接続される。
0はある種の電料金記録器に使用されているよう
なソレノイドで動作させられる集計カウンタ98
のソレノイド・コイル96の一方の端子へ接続さ
れる。ソレノイド・コイル96の他方の端子は集
積回路12の正電源入力端子38へ接続される。
次に、この乗算回路の動作を説明する。電流シ
ヤント20により発生された前記電圧Vxはトラ
ンジスタTR1とTR3のベースに接続されてい
る入力端子30と、トランジスタTR2とTR4
のベースに接続されている入力端子32との間に
与えられる。また、前記電圧Vyが可変抵抗RV1
を介して乗算器24の入力端子34へ与えられ
る。
ヤント20により発生された前記電圧Vxはトラ
ンジスタTR1とTR3のベースに接続されてい
る入力端子30と、トランジスタTR2とTR4
のベースに接続されている入力端子32との間に
与えられる。また、前記電圧Vyが可変抵抗RV1
を介して乗算器24の入力端子34へ与えられ
る。
クロツク・パルス発生器66により発生された
8192Hzのクロツク信号CL1は分周器92により
512分の1に分周されて16Hzのクロツク信号とな
り、更にこの16Hzのクロツク信号は双安定回路9
4により分周されて、この回路94のQ出力端子
と出力端子に前記した互いに逆位相の8Hz方形
波制御信号となつて現われる。これら2つの逆相
信号は乗算器24の入力点44,46へ与えられ
る。そして、一方の8Hz制御信号はトランジスタ
TR5,TR7を交互に同時に導通状態としたり、
非導通状態としたりし、他方の8Hz制御信号はト
ランジスタTR6,TR8を、トランジスタTR
5,TR7とは逆位相で、交互に同時に導通状態
にしたり、非導通状態にする。その結果、等しく
減衰された電圧Vyが乗算器24のチヨツパ出力
点48,50に交互に現われ、かつスーパーアル
フア・トランジスタ対TR9とTR11、TR10
とTR12へそれぞれ与えられる。
8192Hzのクロツク信号CL1は分周器92により
512分の1に分周されて16Hzのクロツク信号とな
り、更にこの16Hzのクロツク信号は双安定回路9
4により分周されて、この回路94のQ出力端子
と出力端子に前記した互いに逆位相の8Hz方形
波制御信号となつて現われる。これら2つの逆相
信号は乗算器24の入力点44,46へ与えられ
る。そして、一方の8Hz制御信号はトランジスタ
TR5,TR7を交互に同時に導通状態としたり、
非導通状態としたりし、他方の8Hz制御信号はト
ランジスタTR6,TR8を、トランジスタTR
5,TR7とは逆位相で、交互に同時に導通状態
にしたり、非導通状態にする。その結果、等しく
減衰された電圧Vyが乗算器24のチヨツパ出力
点48,50に交互に現われ、かつスーパーアル
フア・トランジスタ対TR9とTR11、TR10
とTR12へそれぞれ与えられる。
スーパーアルフア・トランジスタ対TR9と
TR11、TR10とTR12は差動増幅器を構成
し、この差動増幅器は、8Hzの逆相制御信号の1
つの半サイクルの間は、トランジスタTR1,
TR2のエミツタ電流を増加させ、トランジスタ
TR3,TR4のエミツタ電流をそれに対応して
減少させ、また、8Hzの逆相制御信号の他の半サ
イクルの間はトランジスタTR1,TR2エミツ
タ電流を減少させ、トランジスタTR3,TR4
のエミツタ電流をそれに対応して減少させる。各
場合における電流の増加と減少のそれぞれの大き
さはほぼ等しく、かつ電圧Vyの大きさに関係す
る。
TR11、TR10とTR12は差動増幅器を構成
し、この差動増幅器は、8Hzの逆相制御信号の1
つの半サイクルの間は、トランジスタTR1,
TR2のエミツタ電流を増加させ、トランジスタ
TR3,TR4のエミツタ電流をそれに対応して
減少させ、また、8Hzの逆相制御信号の他の半サ
イクルの間はトランジスタTR1,TR2エミツ
タ電流を減少させ、トランジスタTR3,TR4
のエミツタ電流をそれに対応して減少させる。各
場合における電流の増加と減少のそれぞれの大き
さはほぼ等しく、かつ電圧Vyの大きさに関係す
る。
トランジスタ対TR1とTR2、TR3とTR4
のエミツタ電流のこれらの変化によりそれらのト
ランジスタのそれぞれの相互コンダクタンスが変
化するから、それらのトランジスタTR2とTR
3、TR1とTR4とを共通コレクタすなわち回
路点52と54の間に電圧の積VxVy、したがつ
て積VIに比例する出力電圧Vpを発生する。しか
し、電圧Vpの極性は8Hz逆相制御信号の各半サ
イクルの終りに変化する。
のエミツタ電流のこれらの変化によりそれらのト
ランジスタのそれぞれの相互コンダクタンスが変
化するから、それらのトランジスタTR2とTR
3、TR1とTR4とを共通コレクタすなわち回
路点52と54の間に電圧の積VxVy、したがつ
て積VIに比例する出力電圧Vpを発生する。しか
し、電圧Vpの極性は8Hz逆相制御信号の各半サ
イクルの終りに変化する。
電圧Vpは回路点52,54において、トラン
ジスタTR15が非導通状態の時に電圧−周波数
変換器26のトランジスタTR16,TR17が
発生するオフセツト電圧に代数的に加え合わされ
る。このオフセツト電圧は可変抵抗RV2により
正常なフルスケール正電圧の値Vよりも絶対値が
大きい負の値となるように調節されるから、トラ
ンジスタTR5が導通状態でない時に、増幅器5
6を用いて構成されている積分器(すなわち、電
圧−周波数変換器26の入力端子)へ与えられる
差電圧は常に負である。したがつて、この差電圧
は増幅器56の出力を、その大きさに依存する速
さで正方向へ上昇させて電圧レベル検出器58を
トリガする。
ジスタTR15が非導通状態の時に電圧−周波数
変換器26のトランジスタTR16,TR17が
発生するオフセツト電圧に代数的に加え合わされ
る。このオフセツト電圧は可変抵抗RV2により
正常なフルスケール正電圧の値Vよりも絶対値が
大きい負の値となるように調節されるから、トラ
ンジスタTR5が導通状態でない時に、増幅器5
6を用いて構成されている積分器(すなわち、電
圧−周波数変換器26の入力端子)へ与えられる
差電圧は常に負である。したがつて、この差電圧
は増幅器56の出力を、その大きさに依存する速
さで正方向へ上昇させて電圧レベル検出器58を
トリガする。
電圧レベル検出器58はトリガされると双安定
回路60をセツトする。そうすると、双安定回路
62がクロツク信号CL1の次の前縁部(第2図
のA)によりセツトされるように、双安定回路6
0は双安定回路62をリセツトする。クロツク信
号CL1の次の前縁部でセツトされた双安定回路
62はアンドゲート64を開くから、トランジス
タTR15はクロツク信号CL1の同じ前縁部によ
つて導通状態とされることになる。クロツク信号
CL2の次の前縁部(第2図のB)は双安定回路
60をリセツトして、クロツク信号CL1の次の
前縁部で双安定回路62がリセツトされるように
する。双安定回路62がリセツトされるとアンド
ゲート64は閉じられるから、トランジスタTR
15は再び非導通状態にされる。このようにし
て、トランジスタTR15はクロツク信号CL1の
半周期に等しい正確に定められた時間だけ導通状
態となる。
回路60をセツトする。そうすると、双安定回路
62がクロツク信号CL1の次の前縁部(第2図
のA)によりセツトされるように、双安定回路6
0は双安定回路62をリセツトする。クロツク信
号CL1の次の前縁部でセツトされた双安定回路
62はアンドゲート64を開くから、トランジス
タTR15はクロツク信号CL1の同じ前縁部によ
つて導通状態とされることになる。クロツク信号
CL2の次の前縁部(第2図のB)は双安定回路
60をリセツトして、クロツク信号CL1の次の
前縁部で双安定回路62がリセツトされるように
する。双安定回路62がリセツトされるとアンド
ゲート64は閉じられるから、トランジスタTR
15は再び非導通状態にされる。このようにし
て、トランジスタTR15はクロツク信号CL1の
半周期に等しい正確に定められた時間だけ導通状
態となる。
トランジスタTR15が導通状態にされると、
このトランジスタTR15は、トランジスタTR
16,TR17により発生された前記オフセツト
電圧を、前記差電圧を正にするのに十分な正確に
定められた量だけ変化させ、それにより増幅器5
6の出力を電圧レベル検出器58の検出レベル以
下のレベルまで負へ向つて変化させる。トランジ
スタTR15が再び非導通状態にされると、以上
説明した動作が反復される。
このトランジスタTR15は、トランジスタTR
16,TR17により発生された前記オフセツト
電圧を、前記差電圧を正にするのに十分な正確に
定められた量だけ変化させ、それにより増幅器5
6の出力を電圧レベル検出器58の検出レベル以
下のレベルまで負へ向つて変化させる。トランジ
スタTR15が再び非導通状態にされると、以上
説明した動作が反復される。
トランジスタTR15を導通状態にできる最高
周波数、すなわち、電圧−周波数変換器26の最
高出力周波数は8192Hzであることがわかるであろ
う。シヤント20を流れる電流が零の時は電圧−
周波数変換器26の出力周波数が最高周波数の約
半分すなわち4096Hzとなるように可変抵抗RV2
が調節される。それから、シヤント20を流れる
電流が零でない時は、トランジスタTR1,TR
2が発生する電圧は前記差電圧を対応する量だけ
変化させるから、トランジスタTR15の動作周
波数は電圧Vpが負または正であるかに応じて、
積VIの大きさに関係する量だけ高くなり、また
は低くなる。したがつて、電圧−周波数変換器2
6は積VIの大きさに関係する周波数を有するパ
ルス信号を出力端子(したがつてアンドゲート6
4の出力端子)に発生する。
周波数、すなわち、電圧−周波数変換器26の最
高出力周波数は8192Hzであることがわかるであろ
う。シヤント20を流れる電流が零の時は電圧−
周波数変換器26の出力周波数が最高周波数の約
半分すなわち4096Hzとなるように可変抵抗RV2
が調節される。それから、シヤント20を流れる
電流が零でない時は、トランジスタTR1,TR
2が発生する電圧は前記差電圧を対応する量だけ
変化させるから、トランジスタTR15の動作周
波数は電圧Vpが負または正であるかに応じて、
積VIの大きさに関係する量だけ高くなり、また
は低くなる。したがつて、電圧−周波数変換器2
6は積VIの大きさに関係する周波数を有するパ
ルス信号を出力端子(したがつてアンドゲート6
4の出力端子)に発生する。
電圧−周波数変換器26により発生されたパル
ス信号のパルスは可逆カウンタ28に与えられ
る。乗算器24の入力点44へ与えられる8Hzの
方形波制御信号は、カウンタ28のカウントする
向きも制御するから、トランジスタTR5,TR
7が導通状態の時にカウンタ28はアツプカウン
トし、トランジスタTR6,TR8が導通状態の
時にカウンタ28はダウンカウントすることを思
い出すであろう。したがつて、8Hzの逆相制御信
号は比Vp/Vの極性を変えるから、時刻t1から始
まる8Hz方形波信号の1周期の間にカウンタ28
へ与えられるパルスの数Nは次式で与えられる。
ス信号のパルスは可逆カウンタ28に与えられ
る。乗算器24の入力点44へ与えられる8Hzの
方形波制御信号は、カウンタ28のカウントする
向きも制御するから、トランジスタTR5,TR
7が導通状態の時にカウンタ28はアツプカウン
トし、トランジスタTR6,TR8が導通状態の
時にカウンタ28はダウンカウントすることを思
い出すであろう。したがつて、8Hzの逆相制御信
号は比Vp/Vの極性を変えるから、時刻t1から始
まる8Hz方形波信号の1周期の間にカウンタ28
へ与えられるパルスの数Nは次式で与えられる。
N=〔f0+k∫t1 t1 +T/2VIdt〕T/2−〔f0−k∫
t1 t1 +TVIdt〕T/2(1) この(1)式を簡単にして N=KT/2∫t1 t1 +T/2VIdt (2) となる。ここに、f0はI=0の時のパルスの周波
数、Tは8Hz方形波信号の周期、kは比例定数で
ある。したがつて、カウンタ28によりカウント
されるパルス数は積VIの時間積分に比例する。
t1 t1 +TVIdt〕T/2(1) この(1)式を簡単にして N=KT/2∫t1 t1 +T/2VIdt (2) となる。ここに、f0はI=0の時のパルスの周波
数、Tは8Hz方形波信号の周期、kは比例定数で
ある。したがつて、カウンタ28によりカウント
されるパルス数は積VIの時間積分に比例する。
カウンタ28のカウント容量は212すなわち
4096カウントであるが、カウンタ28が所定のカ
ウント値、通常はカウント容量の約7/8(すなわ
ち3584カウント)、までカウントするたびデコー
ダ82が出力パルスを発生する。この出力パルス
は双安定回路84を介してカウンタ28のプリセ
ツト入力端子76へ与えられ、カウンタ28をそ
のプリセツト・カウント(通常はそのカウント容
量の約1/8である512カウント)ヘリセツトする。
したがつて、カウンタ28はアツプカウントとダ
ウンカウントの2つの向きにカウントするが、所
定のカウントまでアツプカウントできるだけであ
り、このカウンタはデコーダ82と双安定回路8
4を介して出力端子90に出力パルスを発生す
る。すなわち、カウンタ28が3584カウントまで
アツプカウントして出力パルスを発生したとする
と、プリセツト・カウント512から直ちにダウン
カウントする。これにより出力端子90にスプリ
アス出力信号が現われることが避けられる。
4096カウントであるが、カウンタ28が所定のカ
ウント値、通常はカウント容量の約7/8(すなわ
ち3584カウント)、までカウントするたびデコー
ダ82が出力パルスを発生する。この出力パルス
は双安定回路84を介してカウンタ28のプリセ
ツト入力端子76へ与えられ、カウンタ28をそ
のプリセツト・カウント(通常はそのカウント容
量の約1/8である512カウント)ヘリセツトする。
したがつて、カウンタ28はアツプカウントとダ
ウンカウントの2つの向きにカウントするが、所
定のカウントまでアツプカウントできるだけであ
り、このカウンタはデコーダ82と双安定回路8
4を介して出力端子90に出力パルスを発生す
る。すなわち、カウンタ28が3584カウントまで
アツプカウントして出力パルスを発生したとする
と、プリセツト・カウント512から直ちにダウン
カウントする。これにより出力端子90にスプリ
アス出力信号が現われることが避けられる。
出力端子90に現われるパルスはソレノイドに
より動作させられる集計カウンタ98によりカウ
ントされ、このカウンタによりカウントされた総
カウントは活線Lと中性線Nを経て供給された電
力量を表す。
より動作させられる集計カウンタ98によりカウ
ントされ、このカウンタによりカウントされた総
カウントは活線Lと中性線Nを経て供給された電
力量を表す。
集積回路12の可変相互コンダクタンス乗算器
24は集積回路12の利点に加えて、前記英国特
許出願No.20564/77に開示されているように、乗
算器24に固有の温度によるドリフトとオフセツ
トを打ち消すことができるというような、いくつ
かの利点を有する。とくに、抵抗R10〜R17
のそれぞれの抵抗値を選択することにより、 (a) 乗算器24の入力端子34における入力イン
ピーダンスRINは、トランジスタTR5〜TR8
の状態の可能な組合わせのいずれに対してもほ
ぼ同じにされ、 (b) 更に重要なことは、チヨツパ出力点48,5
0によりトランジスタTR9,TR10のそれ
ぞれのベースへ与えられる出力インピーダンス
ROURも、トランジスタTR5〜TR8の状態の
可能な組合わせのいずれに対してもほぼ同じに
される。したがつて、抵抗R10〜R13,R
16,R17の抵抗値がrとすると(したがつ
て、抵抗R14,R15の抵抗値は1.5r)、ト
ランジスタTR5,TR7が導通状態になつた
時に入力インピーダンスは次式で与えられ、 1/RIN=1/R10+1/(R11+R13+R15) =1/r+1/3.5r トランジスタTR6,TR8が導通状態になつ
た時には入力インピーダンスRINは次式で与えら
れる。
24は集積回路12の利点に加えて、前記英国特
許出願No.20564/77に開示されているように、乗
算器24に固有の温度によるドリフトとオフセツ
トを打ち消すことができるというような、いくつ
かの利点を有する。とくに、抵抗R10〜R17
のそれぞれの抵抗値を選択することにより、 (a) 乗算器24の入力端子34における入力イン
ピーダンスRINは、トランジスタTR5〜TR8
の状態の可能な組合わせのいずれに対してもほ
ぼ同じにされ、 (b) 更に重要なことは、チヨツパ出力点48,5
0によりトランジスタTR9,TR10のそれ
ぞれのベースへ与えられる出力インピーダンス
ROURも、トランジスタTR5〜TR8の状態の
可能な組合わせのいずれに対してもほぼ同じに
される。したがつて、抵抗R10〜R13,R
16,R17の抵抗値がrとすると(したがつ
て、抵抗R14,R15の抵抗値は1.5r)、ト
ランジスタTR5,TR7が導通状態になつた
時に入力インピーダンスは次式で与えられ、 1/RIN=1/R10+1/(R11+R13+R15) =1/r+1/3.5r トランジスタTR6,TR8が導通状態になつ
た時には入力インピーダンスRINは次式で与えら
れる。
1/RIN=1/R11+1/(R10+R12+R14)
=1/r+1/3.5r
同様に、トランジスタTR5,TR7が導通状
態の時に、たとえばチヨツパ出力点48における
出力インピーダンスROUTは次式で与えられ、 ROUT=R12=r トランジスタTR6,TR8が導通状態の時に
は次式で与えられる。
態の時に、たとえばチヨツパ出力点48における
出力インピーダンスROUTは次式で与えられ、 ROUT=R12=r トランジスタTR6,TR8が導通状態の時に
は次式で与えられる。
1/ROUT=1/R14+1/(R10+R11+R12)
=1/1.5r+1/3r=1/r
したがつて、ROUT=rである。
乗算器24の列の利点は、コレクタが交差結合
されている2つのエミツタ結合トランジスタ対
TR1とTR2、TR3とTR4を用いるばかりで
なく、トランジスタTR5〜TR8を用いるチヨ
ツパ回路と、トランジスタ対TR1とTR2、TR
3とTR4のエミツタ電流を交互に逆向きに変化
させるトランジスタTR9〜TR12を用いる差
動増幅器を用いることにより、望ましくない共通
モード信号がほぼ減衰させられることである。
されている2つのエミツタ結合トランジスタ対
TR1とTR2、TR3とTR4を用いるばかりで
なく、トランジスタTR5〜TR8を用いるチヨ
ツパ回路と、トランジスタ対TR1とTR2、TR
3とTR4のエミツタ電流を交互に逆向きに変化
させるトランジスタTR9〜TR12を用いる差
動増幅器を用いることにより、望ましくない共通
モード信号がほぼ減衰させられることである。
抵抗R14,R15は電流を表わす入力電圧
VXをオフセツトさせるだけであるから、活線L
と中性線Nを介して電力が供給されない場合は、
回路12は非常に低いレベルの負すなわち逆の電
力を示す入力信号を受ける。したがつて、カウン
タ28は非常にゆつくりとダウンカウントする。
しかし、カウンタ28のカウントが所定の小さい
カウント値(たとえば2カウント)になると、デ
コーダ82はその補助出力端子(図示せず)に別
の出力信号を発生する。その別の出力信号はカウ
ンタ28も(双安定回路28に影響を及ぼすこと
なしに)プリセツト・カウントにリセツトする。
これにより、活線Lと中性線Nを介して電力が長
時間供給されないような場合でも、回路12が集
計カウンタ98のカウント値を増す出力パルスを
発生できないようにする。
VXをオフセツトさせるだけであるから、活線L
と中性線Nを介して電力が供給されない場合は、
回路12は非常に低いレベルの負すなわち逆の電
力を示す入力信号を受ける。したがつて、カウン
タ28は非常にゆつくりとダウンカウントする。
しかし、カウンタ28のカウントが所定の小さい
カウント値(たとえば2カウント)になると、デ
コーダ82はその補助出力端子(図示せず)に別
の出力信号を発生する。その別の出力信号はカウ
ンタ28も(双安定回路28に影響を及ぼすこと
なしに)プリセツト・カウントにリセツトする。
これにより、活線Lと中性線Nを介して電力が長
時間供給されないような場合でも、回路12が集
計カウンタ98のカウント値を増す出力パルスを
発生できないようにする。
積算電力計10の回路12はいろいろと改める
ことができる。たとえば、トランジスタTR5〜
TR8を用いるチヨツパ回路の動作周波数は8Hz
にする必要はない。また、抵抗R16,R17の
抵抗値を抵抗R10〜R13の抵抗に等しくする
必要はなく、ほぼ同程度の大きさとするだけでよ
い。その理由は、温度特性を良く一致させるため
には抵抗値がほぼ同程度であれば十分だからであ
る。更に、トランジスタTR5〜TR8を用いる
チヨツパ回路と、トランジスタTR9〜TR12
を用いる差動増幅器は、たとえば電圧Vxを増幅
してから入力端子34へ与え、電圧Vyからとり
出した電圧をトランジスタTR1、TR2とTR
3、TR4のベースの間に与えることにより、ト
ランジスタTR1〜TR4を用いて構成されてい
る相互コンダクタンス乗算器の他の入力信号(た
とえばVx)を反転させるように構成できる。更
にまた、トランジスタTR1〜TR4を用いて構
成されている可変相互コンダクタンス乗算器を、
他の種類の乗算器、たとえばマーク−スペース乗
算器で置き換えることができる。
ことができる。たとえば、トランジスタTR5〜
TR8を用いるチヨツパ回路の動作周波数は8Hz
にする必要はない。また、抵抗R16,R17の
抵抗値を抵抗R10〜R13の抵抗に等しくする
必要はなく、ほぼ同程度の大きさとするだけでよ
い。その理由は、温度特性を良く一致させるため
には抵抗値がほぼ同程度であれば十分だからであ
る。更に、トランジスタTR5〜TR8を用いる
チヨツパ回路と、トランジスタTR9〜TR12
を用いる差動増幅器は、たとえば電圧Vxを増幅
してから入力端子34へ与え、電圧Vyからとり
出した電圧をトランジスタTR1、TR2とTR
3、TR4のベースの間に与えることにより、ト
ランジスタTR1〜TR4を用いて構成されてい
る相互コンダクタンス乗算器の他の入力信号(た
とえばVx)を反転させるように構成できる。更
にまた、トランジスタTR1〜TR4を用いて構
成されている可変相互コンダクタンス乗算器を、
他の種類の乗算器、たとえばマーク−スペース乗
算器で置き換えることができる。
第1A図と第1B図より成る第1図は本発明の
相互コンダクタンス乗算回路を含む大規模集積回
路で構成された電子式積算電力計の多少簡略化し
たブロツク回路図、第2図は第1図の回路に現わ
れる信号の波形図である。 10……積算電力計、14,16……電流端
子、18……端子、20……電流シヤント、24
……乗算器、26……電圧−周波数変換器、28
……可逆カウンタ、30,32,34……入力端
子、52,54……出力端子、58……電圧レベ
ル検出器、66……クロツクパルス発生器、82
……デコーダ。
相互コンダクタンス乗算回路を含む大規模集積回
路で構成された電子式積算電力計の多少簡略化し
たブロツク回路図、第2図は第1図の回路に現わ
れる信号の波形図である。 10……積算電力計、14,16……電流端
子、18……端子、20……電流シヤント、24
……乗算器、26……電圧−周波数変換器、28
……可逆カウンタ、30,32,34……入力端
子、52,54……出力端子、58……電圧レベ
ル検出器、66……クロツクパルス発生器、82
……デコーダ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1および第2の入力信号をそれぞれ受ける
第1および第2の入力点30,34および前記第
1および第2の入力信号の積に関連した信号を供
給する出力点52,54とを有する2重平衡型差
動増幅器と、前記出力点で得られる前記積に関連
した信号を積分してパルスに変換する周波数変換
回路26と、該パルスをカウントするカウンタ2
8とを備え、前記第2の入力信号を周期的に極性
反転させるとともに該カウンタのカウント方向を
反転させることにより2重平衡型差動増幅器にお
ける信号ドリフトによるオフセツト誤差を減少さ
せた電子乗算回路において、 前記2重平衡型差動増幅器は、前記第2の入力
信号を前記第2の入力点から分岐したチヨツパを
なす第1の経路および第2の経路を介して第1お
よび第2の差動入力としており、 前記第1の経路は、直列接続された第1、第2
および第3の抵抗R10,R12,R14よりな
る第1の抵抗アレイと、前記第1および第2の抵
抗の接続中点と基準電位間に接続された第1のト
ランジスタスイツチTR5と、前記第2および第
3の抵抗の接続中点から取り出されて前記第1の
差動入力を発生する第1の端子48と、前記第3
の抵抗と前記基準電位間に接続された第2のトラ
ンジスタスイツチTR6とを備え、 前記第2の経路は、直列接続された第4、第5
および第6の抵抗R11,R13,R15よりな
る第2の抵抗アレイと、前記第4および第5の抵
抗の接続中点と前記基準電位間に接続された第3
のトランジスタスイツチTR8と、前記第5およ
び第6の抵抗の接続中点から取り出されて前記第
2の差動入力を発生する第2の端子50と、前記
第6の抵抗と前記基準電位間に接続された第4の
トランジスタスイツチTR7とを備え、 前記第1および第4のトランジスタスイツチの
組と前記第2および第3のトランジスタスイツチ
の組とは交互にオンオフされて前記第1の差動入
力と前記第2の差動入力の極性が所定時間ごとに
交互に反転するようになつており、 前記第1、第2、第4および第5の抵抗は同じ
第1の抵抗値を有し、前記第3および第6の抵抗
値は前記各トランジスタスイツチの状態にかかわ
らず前記2重平衡型差動増幅器から見た入力イン
ピーダンスが一定となる第2の抵抗値に選択され
ていることを特徴とする電子乗算回路。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB1812978 | 1978-05-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55997A JPS55997A (en) | 1980-01-07 |
JPH0350313B2 true JPH0350313B2 (ja) | 1991-08-01 |
Family
ID=10107158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5414079A Granted JPS55997A (en) | 1978-05-06 | 1979-05-04 | Product circuit |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4242634A (ja) |
JP (1) | JPS55997A (ja) |
DE (1) | DE2917921A1 (ja) |
FR (1) | FR2425116B1 (ja) |
IT (1) | IT1113949B (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4663587A (en) * | 1985-10-02 | 1987-05-05 | Westinghouse Electric Corp. | Electronic circuit for measuring electrical energy |
US4906875A (en) * | 1988-05-09 | 1990-03-06 | Hewlett-Packard Company | Digital integtrating mixer |
US4870303A (en) * | 1988-06-03 | 1989-09-26 | Motorola, Inc. | Phase detector |
GB2234069B (en) * | 1988-10-28 | 1992-08-12 | Motorola Inc | Sensor arrangement |
JP2576774B2 (ja) * | 1993-10-29 | 1997-01-29 | 日本電気株式会社 | トリプラおよびクァドルプラ |
EP1184971A1 (en) * | 2000-08-17 | 2002-03-06 | Motorola, Inc. | Switching mixer |
US6594478B1 (en) * | 2000-11-03 | 2003-07-15 | Motorola, Inc. | Self oscillating mixer |
US8698545B2 (en) * | 2012-04-03 | 2014-04-15 | Texas Instruments Incorporated | Analog multiplier and method for current shunt power measurements |
US11193711B2 (en) | 2016-04-18 | 2021-12-07 | Sukup Manufacturing Co. | Bridge reducing mixed-flow grain dryer with cross-flow vacuum cool heat recovery system |
US12107550B2 (en) | 2022-04-29 | 2024-10-01 | Avago Technologies International Sales Pte. Limited | Linearization of differential RF power amplifier by bias control using cross-coupling components |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2661457A (en) * | 1950-03-04 | 1953-12-01 | Iowa State College Res Found | Wattmeter-varmeter |
US3432650A (en) * | 1964-11-10 | 1969-03-11 | Northern Electric Co | Signal multiplier providing an output signal substantially free of components proportional to the individual input signals |
GB1129521A (en) * | 1965-03-11 | 1968-10-09 | Solartron Electronic Group | Improvements in multiplicative modulator |
GB1224162A (en) * | 1967-01-10 | 1971-03-03 | English Electric Co Ltd | Improvements in power meters |
US3526786A (en) * | 1967-09-19 | 1970-09-01 | Honeywell Inc | Control apparatus |
JPS5610667B2 (ja) * | 1973-06-20 | 1981-03-10 | ||
FR2341164A1 (fr) * | 1976-02-11 | 1977-09-09 | Chauvin Arnoux Sa | Dispositif correcteur d'erreur de multiplication analogique notamment pour wattmetre de precision |
US4053832A (en) * | 1976-05-24 | 1977-10-11 | National Semiconductor Corporation | A.C. power meter |
-
1979
- 1979-04-13 US US06/029,808 patent/US4242634A/en not_active Expired - Lifetime
- 1979-05-03 DE DE19792917921 patent/DE2917921A1/de active Granted
- 1979-05-04 IT IT22384/79A patent/IT1113949B/it active
- 1979-05-04 JP JP5414079A patent/JPS55997A/ja active Granted
- 1979-05-04 FR FR7911235A patent/FR2425116B1/fr not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT7922384A0 (it) | 1979-05-04 |
FR2425116A1 (fr) | 1979-11-30 |
JPS55997A (en) | 1980-01-07 |
IT1113949B (it) | 1986-01-27 |
FR2425116B1 (fr) | 1985-12-13 |
DE2917921A1 (de) | 1979-11-15 |
DE2917921C2 (ja) | 1990-05-31 |
US4242634A (en) | 1980-12-30 |
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