JPH03501811A - 身体部分上におけるうっ血のための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 身体部分上におけるうっ血のための装置本発明は、請求項１の前書部による身体 部分上におけるうっ血のための装置に関する。

ＤＥ−Ｏ３３５３８５８３により公知の装置において、底面は固定部。

の軸側前縁部に平坦に推移する０輪を形成するベルト部分は、この底面の最前縁 部において底面の推移方向に屈曲し、底面の後方の位置で拘束部により固定され る。

この装置を実際に使用する際、輪を身体部分、例えば腕に当て、固定部を貫通す るベルト端部を、輪が腕に十分固く緊縛されるまで引っ張る。この動作により輪 は収縮し、ベルトの一部は前記前縁部を通って固定部に進入し、それに応じて固 定部の後から後方に突出しているベルト端部が長くなる。しがし、輪が収縮し、 ベルトが固定部に進入すると、輪の内側に位置する皮膚は摩擦力によって一緒に 動き、皮膚はしわを形成し、輪をさらに引締めると皮膚はベルト締め金に引込ま れ、そこで一層強く拘束される。これは苦痛の原因となる。

本発明の課題は、冒頭に記載した種類の装置を、皮膚のベルト締め金への引込み を痛みを誘発しない程度に行なわれるように改良することである。

この課題は、請求項１に記載の装置によって解決される。

最初に、ベルトは横方向助材によって底面に進入するのに必要とされるより高く 持ち上げられる０次いで、ベルトは底面に移行し、少なくとも拘束部において底 面と接する。それゆえ、ベルトは全体として公知技術の水準におけるより大きく 屈曲する。その結果、摩擦力によって一緒に動く皮膚は、横方向助材の後で、従 ってベルト締め全内部でもはやベル１〜には接しない、横方向助材は、ベルト・ と摩擦力によりベルトと一緒に動く皮膚とを分離させるにれは、一種の分離縁部 と呼ぶことができる。それにより、皮膚が窮屈に押圧されることはなく、痛みも 少ない、皮膚は依然としてベルトと一緒に動くが、ベルトに対し横方向に狭隘箇 所に引込まれ、挟み込みや締付けが生じることはない。

実施例において、横方向助材はベルト支持のための斜面を有する。斜面の推移は 輪の進入部分の方向に概ね一致する。これにより、ベルトの屈曲は直接正面にお いてではなく、数ミリメートル、例えば３〜５ミリメートル後方で行なわれる９ 他の改良において、斜面は底面に対し３０〜６０度の角度で、特に４５度の角度 で推移する。これにより、所期の比較的大きいベルトの屈曲角度が得られる。斜 面が進入角度を限定する。斜面及び横方向助材の後方で、ベルトは再び底面と反 対方向に屈曲する。これにより、全体として（屈曲しない方向を基準として）少 なくとも５０度の屈曲が生じる。

他の改良において、横方向助材の上縁部は固定部の軸側圧面から少なくともベル １−幅だけずれている。これによっても、ベルト留め全内部でベルトが屈曲する ことが可能となる。

本発明のその他の長所と特徴は、その他の請求項、ならびに制限を意味するもの ではない次の実施例の記述から明らかである。以下に、実施例を図面に基づいて 詳細に説明する。

第２図は、側面図１に基づく装置の断面図を示す。

第３図は、装置の平面図を示す。

第４図は、前方側面図と切断したベルトを表す。

第５図は、第３図による平面図、ただし、可動部２を取外した固定部１のみを示 す。

第６図は、第１図による図示におけるてこ及び力の分布の動作図を表す。

第１図から第５図は、使用位置において緊張した装置を示す。

装置は、全長の一部によって輪３５を形成するベルト１５、固定部１及び可動部 ２からなる。固定部１と可動部２は幾何学的に等しい部材（等構造部材）であり 、長手方向移動（ベルト１５の長手方向）により互いにかみ合い、これと反対方 向で解除される。概ね正方形の基体２９に、各々２個の等構造の側面部１４と、 これらを結合する１個の橋状部７とからなる橋状体を取付ける。橋状部７は片側 に斜角の屋根状突出部１０を有する。ベルト１５が伸長した状態、すなわち輪３ ５が弛緩した状態において、可動部２は一端にあり、固定部はベルト１５の進路 にある。この配置構成において、２個の部材１．２は、ベルト１５の長手方向で 互いにずれている。この状態から出発し、輸３５を形成するために、一方の部材 をベルト面に対し横方向に位置する軸に対し１８０度移動する。それによって第 １図から第６図に示す２個の部材１．２の配置構成が得られる。この配置構成に おいて可動部２の屋根状突出部１０は固定部１の屋根状突出部３０とかみ合い、 同時にこの箇所で回すヒンジが形成される。

輪３５に引張力がかからない場合、つまりベルト締め金が緊張した使用位置にな い場合、拘束部３の開口３１はちょうどベルト１５が長手方向に移動するに十分 な大きさである。しかし、第６図に示すように、＠６に引張応力が与えられ、そ れによって２個の部材１．２の輪３５側正面部が互いに離れると、ただちに図示 の緊張した使用位置が得られる。その際、開口３１が縮小し、。

拘束部３に位置するベルト１５が固定される。ベルト１５は、固定部１により空 洞部１１を通って案内される。弛緩したベルト部３２が不用意に抜は出るのを防 ぐために、ベル１〜材を折り返して厚くシ（重ね合わせ部２７）、クリップ３３ で固定している。

可動部２と固く結合した他方のベルト端部２２はスタッド２４に巻付け、重ね合 わせたベルト部分２５を長手方向にクリップ２６で留めることにより、外れない ように結合されている。ベルト材は長手方向及び横方向に弾性的である。

ベルト１５を＠３５の形で、結紮しようとする身体部分に当てる。可動部２は、 長手方向移動により固定部１とかみ合う、ベルト１５は長手方向に引っ張ること によりベルトの自由端で固定される。それにより、固定部１は拘束部３において ベルトに押付けられる５発生するベルト応力Ｚは、輪の円周上において可動部２ の軸穴３４から固定部１にかけて増大するＺｌ、Ｚ２．　Ｚ３．固定部コ、の長 いてこの腕及び具通旋回点４を通して、ベルト１５は拘束部３において拘束され ることにより長手方向移動が防止される。

うっ立状態は、突起面１７により、装置のベルト進入領域においても得られる。

ベルト引張力ｒＺＪは身体部分に巻付ける間に減少するため、残留引張力「Ｚｌ 」のみが可動部２がはずれないように作用する。

取外してこ３６により、拘束部３における拘束作用を消滅させるために、可動部 ２の前部において固定部ｌに対する下降方向に大きい行程が生じ、軽いうっ血緩 和を可能にする。軽いうっ血緩和動作は、さらに横方向助材１２における正面の ベルト方向転換とその際に発生するベルト摩擦力によって強化される。

可動部２はベルト引張力が消滅した後、可動部２の屋根状突出部１０を少し引戻 すことにより固定部１の空洞部１１がら分離できる。

可動部２の面１８は、装置の弛緩状態において固定部１の面１９とベルト輪３５ に傾いたくさびを形成し、うっ血緩和、取外し及び分離における操作を補助する 。弛緩状態において拘束部３におけるベルト材の厚みが増すことにより、各部は 前記の有利な位置に押付けられる。

ベルト全幅に広がり、ベルトに対し直角方向に延びる横方向助材１２は、基体２ ９の前端部にある。横方向助材１２は任意に形成できる１図示した実施例では、 横方向助材はそれ自体一体成形された固定部１の一体成形部材である。しかし、 横方向助材は場合により回転可能な軸で表し５ベルト方向において横方向に並置 した複数の突出部として形成するが、または類似に形成することができる。決定 的なのは、ベルトが縁部を通って案内されることである。縁部は、図示の実施例 では横方向助材１２の量体のほぼ全長に延びる底面３９を有する。横方向助材は 、底面３９から数ミリメートル、例えば２〜３）隆起している。言い換えれば、 横方向助材はベルトの厚さの数倍、有利な実施例で（１少なくともベルトの厚さ の２倍（つまり４〜６　＋ｕｃ）底面３９から隆起している。横方向助材】２は 正面１７に向かって、底面に対し４５度の角度を有する斜面１３によって限定さ れる。それによって、横方向助材１２の上縁部は正面１７の直近傍にはなく（こ れは明確に回避されねばならない）内方にずれ１図示の例では約５ｍｍずれてい る。斜面１３は丸み付けした基体縁部４３を通って固定部１の前方外面１９に移 行している。基体縁部は正面１７の僅か（１０分の数ミリメートル）後方に位置 する。ベルト１５の固定部１との反対側において、正面１７と横方向助材１２の 上縁部の間には、可動部２もしくはベルト端部２２のための空洞がある。この空 洞の幅はベルト幅より大きい、特に空洞はじょうご状に推移せず、上縁部の後方 及び固定部１の橋状体７の開始部の端部まで再び拡張するため、この箇所で皮膚 がじょうご状に引込まれるのを防ぐ。

画定部１の横方向助材１２と橋状部７の間に、ベルトを通すためのスロットが形 成される。ベルトはこのスロット後方で空洞部１１を通過し、次いで拘束部３の 下に到達し固定される。ベルトは、ここで初めて底面３９と接触する。

ベルト全幅に広がる橋状部の縁部は、輸の内側をなすベルト面に接触する。第２ 図に示すようにこの縁部は横方向助材に対し、ベルトが横方向助材で生じる屈曲 と反対方向に僅かに屈曲するように配置されている。それにより、ベルトは僅か なＳ字形推移を得る。しかし、その際橋状部７の縁部における屈曲は著しく小さ く１例えば１０度以下であるのに対し横方向助材における屈曲は少なくとも５倍 特に１０倍大きい。

補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の８）（訂正）平成　２年　５月１７ 日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．輪（３５）を形成する弾性材料からなる平ベルト（１５）と、該平ベルトに 固定された固定部（１）及び可動部（２）からなるベルト締め金とを包含し、固 定部が基体（２９）を有し、該基体がベルト（１５）の支持及び長手方向におけ る案内のための底面（３９）を形成し、かつ側面部を具備し、該側面部が固定部 （１）と可動部（２）を取外し可能に結合するための鎖錠手段を担持し、該固定 部と該可動部の間をベルト（１５）が進行し、可動部（２）がベルト端部（２２ ）と結合しており、固定部（１）と取外し可能に結合するための鎖錠手段を有し 、該固定部の輪（３５）と反対側の端部において拘束部（３５）を有し、該拘束 部と底面（３９）との距離がベルト締め金を締めた状態において弛緩したベルト （１５）の厚さの範囲にあリ、ベルトと締め金を締めた状態において、鎮錠手段 が回リヒンジを形成し、鎖錠手段と輪（３５）との間にある可動部（２）の前方 外面（１８）を押すと拘束部（３）が底面（３９）から離れ、それによって拘束 作用が消滅する身体部分上におけるうっ血のための装置において、固定部（１） の輪（３５）側端部において横方向助材（１２）が底面（３９）から可動部（２ ）に向かって隆起し、横方向助材（１２）が少なくともベルトの厚さだけ、特に 少なくともベルトの厚さの２倍だけ底面（３９）から隆起しており、ベルト（１ ５）が横方向助材（１２）を越えてその延長の方向に方向を変えることを特徴と する装置。 ２．横方向助材（１２）がベルト支持のための斜面（１３）を形成し、該斜面の 推移が輪（３５）の接触する進入部分と概ね一致していることを特徴とする請求 項１に記載の装置。 ３．斜面（１３）が底面（３９）に対し、３０〜６０度、特に４５度の角度で推 移することを特徴とする請求項１または２に記載の装置。 ４．横方向助材（１２）の上縁部が固定部（１）の輪（３５）側正面（１７）に 対し内方にずれ、特に正面（１７）からベルト幅だけまたは４〜６ｍｍ離れてい ることを特徴とする請求項１から３の何れか１つに記載の装置。 ５．横方向助材（１２）においてベルトが少なくとも５０度、特に少なくとも６ ０度屈曲することを特徴とする請求項１から４の何れか１つに記載の装置。 ６．固定部（１）が側面部（１４）を結合する橋状部（７）を具備すること、橋 状部（７）と横方向助材（１２）の間にベルト（１５）が通過するための開口部 （２３）が形成されること、及びベルト（１５）が橘状部（７）の縁部に接し、 特に該縁部において横方向助材（１２）における屈曲と反対方向に小さい角度、 例えば１０度方向を変えることを特徴とする請求項１から５の何れか１つに記載 の装置。 ７．可動部がベルト（１５）の保持輪を受容するためのスロットを有することを 特徴とする請求項１から６の何れか１つに記載の装置。 ８．正面（１７）と横方向助材（１２）の間でベルト（１５）の固定部（１）と の反対側に、少なくともベルトの厚さに等しい、または２ｍｍより大きいことを 特徴とする請求項１から７の何れか１つに記載の装置。