JPH0349074Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0349074Y2 JPH0349074Y2 JP18976185U JP18976185U JPH0349074Y2 JP H0349074 Y2 JPH0349074 Y2 JP H0349074Y2 JP 18976185 U JP18976185 U JP 18976185U JP 18976185 U JP18976185 U JP 18976185U JP H0349074 Y2 JPH0349074 Y2 JP H0349074Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spoiler
- bumper
- airdam
- bottom wall
- front bumper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車のフロントバンパーに関し、特
にエアダムスポイラーを備えたフロントバンパー
に関するものである。
にエアダムスポイラーを備えたフロントバンパー
に関するものである。
(従来技術)
近年、自動車メーカではユーザーの多様化、個
性化に応えるために基本車種に種々のオプシヨナ
ルパーツを取付けてこれに応えている。
性化に応えるために基本車種に種々のオプシヨナ
ルパーツを取付けてこれに応えている。
例えば、フロントバンパーにエアダムスポイラ
ーを設けることにより、自動車のグレードを上げ
たり、スポーテイーな自動車にしたりしている。
ーを設けることにより、自動車のグレードを上げ
たり、スポーテイーな自動車にしたりしている。
ところで、フロントバンパーにエアダムスポイ
ラーを設ける取付構造としては、一般的にエアダ
ムスポイラー取付部(例えばボルト孔部)が設け
られた基本車種のフロントバンパーにエアダムス
ポイラーだけを後付けする取付構造と、実開昭60
−34050号公報に記載されているようにエアダム
スポイラーが一体形成されたフロントバンパーを
エアダムスポイラーの設けられていないフロント
バンパーと交換して取付ける取付構造とがあつ
た。
ラーを設ける取付構造としては、一般的にエアダ
ムスポイラー取付部(例えばボルト孔部)が設け
られた基本車種のフロントバンパーにエアダムス
ポイラーだけを後付けする取付構造と、実開昭60
−34050号公報に記載されているようにエアダム
スポイラーが一体形成されたフロントバンパーを
エアダムスポイラーの設けられていないフロント
バンパーと交換して取付ける取付構造とがあつ
た。
例えば、特開昭62−68158号公報には、スポイ
ラー本体上端部に形成した係止縁を、フロントバ
ンパーの縦壁に形成した端末受容溝に嵌装する一
方、スポイラー上部の背面のブラケツトをフロン
トバンパーにボルト・ナツトで固定したフロント
スポイラー取付構造が記載されている。
ラー本体上端部に形成した係止縁を、フロントバ
ンパーの縦壁に形成した端末受容溝に嵌装する一
方、スポイラー上部の背面のブラケツトをフロン
トバンパーにボルト・ナツトで固定したフロント
スポイラー取付構造が記載されている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記フロントバンパーにエアダムスポイラーだ
け後付けする取付構造では、エアダムスポイラー
を取付けない基本車種の状態では、エアダムスポ
イラー取付部がフロントバンパーの表面に露出し
たままとなり、外観が悪化することから基本車種
の商品価値が低下するという問題があつた。
け後付けする取付構造では、エアダムスポイラー
を取付けない基本車種の状態では、エアダムスポ
イラー取付部がフロントバンパーの表面に露出し
たままとなり、外観が悪化することから基本車種
の商品価値が低下するという問題があつた。
また、上記前者の公報に記載されたものでは基
本車種からフロントバンパーを一旦取外した後、
エアダムスポイラーが一体形成されたフロントバ
ンパーを取付けなければならず、その脱着に労力
と時間がかかる。
本車種からフロントバンパーを一旦取外した後、
エアダムスポイラーが一体形成されたフロントバ
ンパーを取付けなければならず、その脱着に労力
と時間がかかる。
上記後者の公報に記載のフロントスポイラー取
付構造では、スポイラーの上端の係止縁をフロン
トバンパーの端末受容溝に嵌装するようになつて
いるが、端末受容溝に嵌装するだけでは係止縁と
フロントバンパーとを確実に固定できないこと、
スポイラー上部背面のブラケツトをボルト・ナツ
トでフロントバンパーに固定するときの組付性が
良くないこと、などの問題がある。
付構造では、スポイラーの上端の係止縁をフロン
トバンパーの端末受容溝に嵌装するようになつて
いるが、端末受容溝に嵌装するだけでは係止縁と
フロントバンパーとを確実に固定できないこと、
スポイラー上部背面のブラケツトをボルト・ナツ
トでフロントバンパーに固定するときの組付性が
良くないこと、などの問題がある。
本考案の目的は、エアダムスポイラーを取付け
る為の取付部でバンパーフエースの外観を損なう
ことがなく、エアダムスポイラーを必要に応じて
取付け可能であつて、エアダムスポイラーを確実
かつ容易に取付けることの出来るような自動車の
フロントバンパーを提供することである。
る為の取付部でバンパーフエースの外観を損なう
ことがなく、エアダムスポイラーを必要に応じて
取付け可能であつて、エアダムスポイラーを確実
かつ容易に取付けることの出来るような自動車の
フロントバンパーを提供することである。
(問題点を解決するための手段)
本考案に係る自動車のフロントバンパーは、フ
ロントバンパーのバンパーフエースの下部で車体
の前端下部を覆うとともに、バンパーフエースの
下部前面にエアダムスポイラーを取付けたフロン
トバンパーにおいて、 上記エアダムスポイラーは、その上端から後方
に向く上壁部と下端から後方へ延設される底壁部
とを備え、上記上壁部の端縁には、車幅方向適当
間隔置きに複数のフツク部が形成されており、上
記底壁部の中間位置にはエアダムスポイラーの左
右両端部間に亙るヒンジ部が形成されるととも
に、底壁部の端縁には固定部が形成されており、
上記バンパーフエースの下部には、その全幅に亙
つて前方に開口するスリツト状の溝部が形成さ
れ、上記溝部の底壁に上記エアダムスポイラーの
複数のフツク部に対応する複数の嵌入孔が開設さ
れるとともにバンパーフエースの底壁部に上記エ
アダムスポイラーの固定部に対応して係合孔が形
成され、上記嵌入孔にエアダムスポイラーの上端
縁のフツク部を嵌入係止させ上記係合孔にエアダ
ムスポイラーの固定部を固定させたものである。
ロントバンパーのバンパーフエースの下部で車体
の前端下部を覆うとともに、バンパーフエースの
下部前面にエアダムスポイラーを取付けたフロン
トバンパーにおいて、 上記エアダムスポイラーは、その上端から後方
に向く上壁部と下端から後方へ延設される底壁部
とを備え、上記上壁部の端縁には、車幅方向適当
間隔置きに複数のフツク部が形成されており、上
記底壁部の中間位置にはエアダムスポイラーの左
右両端部間に亙るヒンジ部が形成されるととも
に、底壁部の端縁には固定部が形成されており、
上記バンパーフエースの下部には、その全幅に亙
つて前方に開口するスリツト状の溝部が形成さ
れ、上記溝部の底壁に上記エアダムスポイラーの
複数のフツク部に対応する複数の嵌入孔が開設さ
れるとともにバンパーフエースの底壁部に上記エ
アダムスポイラーの固定部に対応して係合孔が形
成され、上記嵌入孔にエアダムスポイラーの上端
縁のフツク部を嵌入係止させ上記係合孔にエアダ
ムスポイラーの固定部を固定させたものである。
(作用)
本考案に係る自動車のバンパーは上記のように
構成してあるので、フロントバンパーにエアダム
スポイラーを設けない時は、エアダムスポイラー
の上端のフツク部を嵌入係止する嵌入孔がスリツ
ト状の溝部の底壁に設けてあるのでバンパーの表
面に現われない。
構成してあるので、フロントバンパーにエアダム
スポイラーを設けない時は、エアダムスポイラー
の上端のフツク部を嵌入係止する嵌入孔がスリツ
ト状の溝部の底壁に設けてあるのでバンパーの表
面に現われない。
また、フロントバンパーにエアダムスポイラー
を取付ける場合は、エアダムスポイラーの上端縁
を溝部に装着するとともにフツク部を嵌入孔に係
合させることによりエアダムスポイラーの上端部
をバンパーに強固に固定することができる。そし
て、エアダムスポイラーの底壁部の中間位置には
エアダムスポイラーの左右両端部間に亙るヒンジ
部が形成されているので、エアダムスポイラーの
固定部をバンパーフエースの係合孔に容易に位置
合わせすることが出来るため組付性に優れる。
を取付ける場合は、エアダムスポイラーの上端縁
を溝部に装着するとともにフツク部を嵌入孔に係
合させることによりエアダムスポイラーの上端部
をバンパーに強固に固定することができる。そし
て、エアダムスポイラーの底壁部の中間位置には
エアダムスポイラーの左右両端部間に亙るヒンジ
部が形成されているので、エアダムスポイラーの
固定部をバンパーフエースの係合孔に容易に位置
合わせすることが出来るため組付性に優れる。
(考案の効果)
本考案の自動車のバンパーによれば、以上に説
明したように、エアダムスポイラーの上端のフツ
ク部を係止する嵌入孔がバンパーに形成されたス
リツト状の溝部の底壁に設けてあり、エアダムス
ポイラーを取付けない状態ではスリツト状の溝部
がフロントバンパーの前面にデザインの一部とし
て現われるだけなので、エアダムスポイラー取付
用の嵌入孔が露出せずエアダムスポイラーを取付
けない車種でもその商品価値が低下することがな
い。
明したように、エアダムスポイラーの上端のフツ
ク部を係止する嵌入孔がバンパーに形成されたス
リツト状の溝部の底壁に設けてあり、エアダムス
ポイラーを取付けない状態ではスリツト状の溝部
がフロントバンパーの前面にデザインの一部とし
て現われるだけなので、エアダムスポイラー取付
用の嵌入孔が露出せずエアダムスポイラーを取付
けない車種でもその商品価値が低下することがな
い。
しかも、エアダムスポイラーの上端部をフロン
トバンパーに取付ける場合、エアダムスポイラー
の上端縁を溝部に嵌めフツク部を嵌入孔に嵌入係
止させる構造なので、エアダムスポイラーの上端
部をバンパーフエースに確実に固定することが出
来、更にフツク部を嵌入孔に嵌入係止させるだけ
の簡単な作業でエアダムスポイラーの上端部を取
付けることができ、またエアダムスポイラーの底
壁部のヒンジ部を介して固定部を係合孔に簡単に
位置合わせすることができるので、エアダムスポ
イラーの取付作業の能率を大巾に向上させること
が出来る。
トバンパーに取付ける場合、エアダムスポイラー
の上端縁を溝部に嵌めフツク部を嵌入孔に嵌入係
止させる構造なので、エアダムスポイラーの上端
部をバンパーフエースに確実に固定することが出
来、更にフツク部を嵌入孔に嵌入係止させるだけ
の簡単な作業でエアダムスポイラーの上端部を取
付けることができ、またエアダムスポイラーの底
壁部のヒンジ部を介して固定部を係合孔に簡単に
位置合わせすることができるので、エアダムスポ
イラーの取付作業の能率を大巾に向上させること
が出来る。
(実施例)
以下、本考案に係る自動車のフロントバンパー
の実施例を図面に基づいて説明する。
の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、自動車1の車体2の前半
部で車室3の前方にはポンネツト4及び左右の両
サイトフエンダ5で覆われエンジンルーム6が形
成されている。
部で車室3の前方にはポンネツト4及び左右の両
サイトフエンダ5で覆われエンジンルーム6が形
成されている。
上記エンジンルーム6の前面部分にはラジエー
タグリル7とその左右両側にヘツドライト8が取
付けられており、ラジエータグリル7及びヘツド
ライト8の下方に車体2の前面下部を覆うエアダ
ムスポイラー付きフロントバンパー9が取付けら
れている。
タグリル7とその左右両側にヘツドライト8が取
付けられており、ラジエータグリル7及びヘツド
ライト8の下方に車体2の前面下部を覆うエアダ
ムスポイラー付きフロントバンパー9が取付けら
れている。
上記フロントバンパー9は、第2図に示すよう
に、車体2の左右両側で車体2の略全長に亙るサ
イドフレーム10の前端面にステー11を介して
取付けられたもので、側面視断面コ字形のバンパ
ーレインフオースメント12とバンパーレインフ
オースメント12の前面に取付けられた緩衝部材
13とその外周を覆うバンパーフエース14とで
構成されており、バンパーレインフオースメント
12の上壁部12a及び下壁部12bが上記ステ
ー11の上面11a及び下面11bにそれぞれ固
定ボルト15で取付けられている。
に、車体2の左右両側で車体2の略全長に亙るサ
イドフレーム10の前端面にステー11を介して
取付けられたもので、側面視断面コ字形のバンパ
ーレインフオースメント12とバンパーレインフ
オースメント12の前面に取付けられた緩衝部材
13とその外周を覆うバンパーフエース14とで
構成されており、バンパーレインフオースメント
12の上壁部12a及び下壁部12bが上記ステ
ー11の上面11a及び下面11bにそれぞれ固
定ボルト15で取付けられている。
バンパーフエース14の上端部14aは上記バ
ンパーレインフオースメント12の上壁部12a
に固定されたL形金具16とフアスナ17で固着
されている。
ンパーレインフオースメント12の上壁部12a
に固定されたL形金具16とフアスナ17で固着
されている。
バンパーフエース14の下端部14bはサイド
フレーム10の前端部より下方の位置まで長く延
出形成されており、中間部が上記バンパーレイン
フオースメント12の下壁部12bに固定された
クランク状取付金具18にフアスナ(図示略)で
取付けられ、下端縁14cがサイドフエンダー5
の下端部にブラケツト20を介して取付けられて
いる。
フレーム10の前端部より下方の位置まで長く延
出形成されており、中間部が上記バンパーレイン
フオースメント12の下壁部12bに固定された
クランク状取付金具18にフアスナ(図示略)で
取付けられ、下端縁14cがサイドフエンダー5
の下端部にブラケツト20を介して取付けられて
いる。
フロントバンパー9のバンパーフエース14の
下部に設けられるエアダムスポイラー21は、第
3図に示すように合成樹脂で図示のような形状に
形成され、底壁部21aの中間位置にはエアダム
スポイラー21の左右両端部間に亙る薄肉のヒン
ジ部22が形成されており、底壁部21aの端縁
21bには適当間隔置きにフアスナ挿入孔23が
形成されている。
下部に設けられるエアダムスポイラー21は、第
3図に示すように合成樹脂で図示のような形状に
形成され、底壁部21aの中間位置にはエアダム
スポイラー21の左右両端部間に亙る薄肉のヒン
ジ部22が形成されており、底壁部21aの端縁
21bには適当間隔置きにフアスナ挿入孔23が
形成されている。
上記フアスナ挿入孔23に挿入されるフアスナ
24は、第3図に示すように下方に鍔部26が形
成された円筒形のフアスナ本体25とフアスナ本
体25の下方から押入された時にフアスナ本体2
5の先端部25aを押広げる押広げ操作具26と
で構成されている。
24は、第3図に示すように下方に鍔部26が形
成された円筒形のフアスナ本体25とフアスナ本
体25の下方から押入された時にフアスナ本体2
5の先端部25aを押広げる押広げ操作具26と
で構成されている。
また、エアダムスポイラー21の上壁部21c
は、水平に折曲げられており、その端縁21dに
は複数のフツク部27が左右方向適当間隔おきに
後方に向けて形成されている。
は、水平に折曲げられており、その端縁21dに
は複数のフツク部27が左右方向適当間隔おきに
後方に向けて形成されている。
上記各フツク部27は、第3図及び第4図に示
すようにエアダムスポイラー21の上壁部21c
の端縁21dから鉤状の係合片を端縁21dと平
行に延出して形成したもので、全部のフツク部2
7は同一方向を向き一方向から係合できるように
なつている。
すようにエアダムスポイラー21の上壁部21c
の端縁21dから鉤状の係合片を端縁21dと平
行に延出して形成したもので、全部のフツク部2
7は同一方向を向き一方向から係合できるように
なつている。
エアダムスポイラー21の上壁部21cを取付
けるため、バンパーフエース14の下壁部14b
よりやや上方の前壁部には車幅方向に延び前方に
開口するスリツト状の溝30が形成されており、
溝30の底壁30aには上記フツク部27同士間
の間隔と同一間隔でフツク部27の幅Wより大き
な幅W1の嵌入孔29が形成されている(第4図
参照)。
けるため、バンパーフエース14の下壁部14b
よりやや上方の前壁部には車幅方向に延び前方に
開口するスリツト状の溝30が形成されており、
溝30の底壁30aには上記フツク部27同士間
の間隔と同一間隔でフツク部27の幅Wより大き
な幅W1の嵌入孔29が形成されている(第4図
参照)。
上記のように構成さた自動車のフロントバンパ
ー9においては、エアダムスポイラー21が取付
けられない状態では、エアダムスポイラー21の
フツク部27が係合する嵌入孔29は、フロント
バンパー9の下端部のデザインの一部を構成する
溝30に隠れて外観に現われず、フロントバンパ
ー9の外観が損なわれることがない。
ー9においては、エアダムスポイラー21が取付
けられない状態では、エアダムスポイラー21の
フツク部27が係合する嵌入孔29は、フロント
バンパー9の下端部のデザインの一部を構成する
溝30に隠れて外観に現われず、フロントバンパ
ー9の外観が損なわれることがない。
次に、フロントバンパー9にエアダムスポイラ
ー21を取付ける場合、エアダムスポイラー21
の上壁部21を溝30に嵌めるとともにそのフツ
ク部27を嵌入孔に貫通させた後、エアダムスポ
イラー21を車幅方向(第4図の矢印A方向)に
移動させてフツク部27を嵌入孔29に嵌入係止
させると、エアダムスポイラー21の上壁部21
cは端縁21dとフツク部27の係合片とで溝3
0の底壁30aを挟持してバンパーフエース14
に固定される。
ー21を取付ける場合、エアダムスポイラー21
の上壁部21を溝30に嵌めるとともにそのフツ
ク部27を嵌入孔に貫通させた後、エアダムスポ
イラー21を車幅方向(第4図の矢印A方向)に
移動させてフツク部27を嵌入孔29に嵌入係止
させると、エアダムスポイラー21の上壁部21
cは端縁21dとフツク部27の係合片とで溝3
0の底壁30aを挟持してバンパーフエース14
に固定される。
上壁部21cが上記のように固定されたエアダ
ムスポイラー21は、その底壁部21aをヒンジ
部22で折り上げて端縁21bのフアスナ挿入孔
23とバンパーフエース14の下壁部14bに形
成されたフアスナ係合孔31とを位置合わせして
フアスナ本体25を両孔23,31に挿入した
後、押広げ操作具26をフアスナ本体25に押入
すると、フアスナ本体25の上端部25aが抜止
め状に押広げられて、エアダムスポイラー21が
バンパーフエース14の下壁部14bに固定され
る。
ムスポイラー21は、その底壁部21aをヒンジ
部22で折り上げて端縁21bのフアスナ挿入孔
23とバンパーフエース14の下壁部14bに形
成されたフアスナ係合孔31とを位置合わせして
フアスナ本体25を両孔23,31に挿入した
後、押広げ操作具26をフアスナ本体25に押入
すると、フアスナ本体25の上端部25aが抜止
め状に押広げられて、エアダムスポイラー21が
バンパーフエース14の下壁部14bに固定され
る。
尚、上記実施例ではフツク部27をその係合片
が一方向に延びる形に形成してあるがこのフツク
部27を第5図に示すように先端部からスリツト
32を形成した矢尻形に形成し、矢尻の首部33
を弾性変形させることによりバンパーフエース1
4の下端部14bの嵌入孔29に嵌入係合させる
ようにしてもよい。
が一方向に延びる形に形成してあるがこのフツク
部27を第5図に示すように先端部からスリツト
32を形成した矢尻形に形成し、矢尻の首部33
を弾性変形させることによりバンパーフエース1
4の下端部14bの嵌入孔29に嵌入係合させる
ようにしてもよい。
図面は本考案に係る自動車のフロントバンパー
の実施例を示すもので、第1図は自動車の斜視
図、第2図はフロントバンパーの縦断側面図、第
3図は第2図部の分解斜視図、第4図はエアダ
ムスポイラーの上壁部の取付構造の要部横断平面
図、第5図はフツク部の変形例を示す斜視図であ
る。 2……車体、9……フロントバンパー、14…
…バンパーフエース、21……エアダムスポイラ
ー、27……フツク部、29……嵌入孔、30…
…溝、30a……30の底壁。
の実施例を示すもので、第1図は自動車の斜視
図、第2図はフロントバンパーの縦断側面図、第
3図は第2図部の分解斜視図、第4図はエアダ
ムスポイラーの上壁部の取付構造の要部横断平面
図、第5図はフツク部の変形例を示す斜視図であ
る。 2……車体、9……フロントバンパー、14…
…バンパーフエース、21……エアダムスポイラ
ー、27……フツク部、29……嵌入孔、30…
…溝、30a……30の底壁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 フロントバンパーのバンパーフエースの下部で
車体の前端下部を覆うとともに、バンパーフエー
スの下部前面にエアダムスポイラーを取付けたフ
ロントバンパーにおいて、 上記エアダムスポイラーは、その上端から後方
に向く上壁部と下端から後方へ延設される底壁部
とを備え、 上記上壁部の端縁には、車幅方向適当間隔置き
に複数のフツク部が形成されており、上記底壁部
の中間位置にはエアダムスポイラーの左右両端部
間に亙るヒンジ部が形成されるとともに、底壁部
の端縁には固定部が形成されており、 上記バンパーフエースの下部には、その全幅に
亙つて前方に開口するスリツト状の溝部が形成さ
れ、上記溝部の底壁に上記エアダムスポイラーの
複数のフツク部に対応する複数の嵌入孔が開設さ
れるとともにバンパーフエースの底壁部に上記エ
アダムスポイラーの固定部に対応して係合孔が形
成され、上記嵌入孔にエアダムスポイラーの上端
縁のフツク部を嵌入係止させ上記係合孔にエアダ
ムスポイラーの固定部を固定させたことを特徴と
する自動車のフロントバンパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18976185U JPH0349074Y2 (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18976185U JPH0349074Y2 (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6295967U JPS6295967U (ja) | 1987-06-18 |
JPH0349074Y2 true JPH0349074Y2 (ja) | 1991-10-21 |
Family
ID=31142344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18976185U Expired JPH0349074Y2 (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0349074Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5188198B2 (ja) * | 2008-02-20 | 2013-04-24 | ダイキョーニシカワ株式会社 | 車両用リフトゲートのリヤスポイラー構造 |
DE102008020082A1 (de) * | 2008-04-22 | 2009-10-29 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Luftleitbauteil und Karosserievorbau eines Kraftfahrzeuges |
-
1985
- 1985-12-09 JP JP18976185U patent/JPH0349074Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6295967U (ja) | 1987-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3820423B2 (ja) | 車両用ランプの取付け構造 | |
JPH0349074Y2 (ja) | ||
JP3921990B2 (ja) | ラジエータグリルの取付構造 | |
JPH10278856A (ja) | スパッツの取付構造 | |
JPS6150814B2 (ja) | ||
JP3919483B2 (ja) | 自動車のバンパ補強構造 | |
JP2848666B2 (ja) | 自動車の前部車体構造及び車体組立方法 | |
JPS6124448Y2 (ja) | ||
JP3812786B2 (ja) | 自動車のダッシュサイドトリムの取付構造 | |
JPH0423747Y2 (ja) | ||
JP3606117B2 (ja) | フロントフェンダ構造 | |
JPH0629134Y2 (ja) | ラジエータグリル取付構造 | |
JP3877134B2 (ja) | 車体前部構造 | |
CN211995408U (zh) | 一种车顶行李架和车辆 | |
JPH0637015Y2 (ja) | エアインテークカバーの取付構造 | |
JPH0356407Y2 (ja) | ||
JPH0140770Y2 (ja) | ||
JP2504339Y2 (ja) | 自動車のグリル支持装置 | |
JPH067977Y2 (ja) | 自動車のランプ取付構造 | |
JPH0221289Y2 (ja) | ||
JP2505015Y2 (ja) | トラックキャブの前端部車体構造 | |
JPH0649231U (ja) | エアスポイラの取付構造 | |
JP2504348Y2 (ja) | 自動車のグリル支持装置 | |
JP3369804B2 (ja) | 自動車用サイドスプラッシュガードの取付構造 | |
JP3698475B2 (ja) | メータフード取付構造 |