JPH0347884Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0347884Y2 JPH0347884Y2 JP1983165574U JP16557483U JPH0347884Y2 JP H0347884 Y2 JPH0347884 Y2 JP H0347884Y2 JP 1983165574 U JP1983165574 U JP 1983165574U JP 16557483 U JP16557483 U JP 16557483U JP H0347884 Y2 JPH0347884 Y2 JP H0347884Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- tile
- layer
- transparent
- printed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はタイル調化粧板に関し、その目的は板
状基材に凹凸模様を有したタイル状層をスクリー
ン印刷で形成し、その上に、表面あるいは裏面に
印刷模様の施された化粧シートを貼着することに
より、前記凹凸模様と同調した印刷模様が凹凸模
様の凸部に限定することなく繊細に施されたタイ
ル調化粧板を提供するものである。
状基材に凹凸模様を有したタイル状層をスクリー
ン印刷で形成し、その上に、表面あるいは裏面に
印刷模様の施された化粧シートを貼着することに
より、前記凹凸模様と同調した印刷模様が凹凸模
様の凸部に限定することなく繊細に施されたタイ
ル調化粧板を提供するものである。
従来、板状基材にスクリーン印刷で凹凸模様を
形成し、該凹凸模様の凸部のみにグラビア、オフ
セツトグラビア印刷等で前記凹凸模様と同調した
印刷模様を施すことは公知である(特公昭50−
16684)。
形成し、該凹凸模様の凸部のみにグラビア、オフ
セツトグラビア印刷等で前記凹凸模様と同調した
印刷模様を施すことは公知である(特公昭50−
16684)。
上述のように凹凸模様の凸部にのみ印刷模様を
施す場合、該印刷模様は凹部で不連続になり精緻
な印刷模様は得られなかつた。又凹凸模様の表面
はスクリーン紗目により粗面化されているため繊
細な印刷模様が得られず化粧板の仕上りが悪くな
る原因となつていた。
施す場合、該印刷模様は凹部で不連続になり精緻
な印刷模様は得られなかつた。又凹凸模様の表面
はスクリーン紗目により粗面化されているため繊
細な印刷模様が得られず化粧板の仕上りが悪くな
る原因となつていた。
本考案は上述の欠点に鑑みなされたものであ
る。
る。
以下本考案の一実施例を示す図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図は本考案のタイル調化粧板の断面図で合
板、パーテイクルボード、ケイ酸カルシウム板等
よりなる板状基材1の表面に下地処理層2を形成
する。該下地処理層の形成方法としては、無色又
は着色のシートを貼着する方法、無色又は着色塗
料を塗布する方法等があり特に限定されるもので
はない。
板、パーテイクルボード、ケイ酸カルシウム板等
よりなる板状基材1の表面に下地処理層2を形成
する。該下地処理層の形成方法としては、無色又
は着色のシートを貼着する方法、無色又は着色塗
料を塗布する方法等があり特に限定されるもので
はない。
次にスクリーン印刷により前記下地処理層2と
異色のスクリーンインキで厚いタイル状層3を形
成する。タイル状層3の厚さは0.2〜0.5m/mが
好ましいが場合によつては1m/m程度まで厚く
することも可能である。
異色のスクリーンインキで厚いタイル状層3を形
成する。タイル状層3の厚さは0.2〜0.5m/mが
好ましいが場合によつては1m/m程度まで厚く
することも可能である。
次に表面あるいは裏面に適宜印刷模様5が施さ
れた透明又は半透明の化粧シート4を透明な接着
剤を介して前記タイル状層3の形成された板状基
材1の表面に前記凹凸模様6と化粧シート4に施
された印刷模様5が同調するように貼着する。し
かる後必要に応じて透明な保護膜7を形成する。
れた透明又は半透明の化粧シート4を透明な接着
剤を介して前記タイル状層3の形成された板状基
材1の表面に前記凹凸模様6と化粧シート4に施
された印刷模様5が同調するように貼着する。し
かる後必要に応じて透明な保護膜7を形成する。
透明又は半透明の化粧シートとして塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、ポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、アクリル、フツソ樹脂等よ
りなる厚さ0.01〜0.2m/mのシート、薄葉紙あ
るいは不織布が用いられる。該化粧シートの透明
性はシートの厚さあるいは充填剤によつて適宜調
節される。塩化ビニル、ポリエステル等の合成樹
脂シートの裏面に印刷模様を施したものを貼着し
た場合は、保護膜を形成せずとも耐汚染性、耐摩
耗性に優れた化粧板を得ることができる。
ル、塩化ビニリデン、ポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、アクリル、フツソ樹脂等よ
りなる厚さ0.01〜0.2m/mのシート、薄葉紙あ
るいは不織布が用いられる。該化粧シートの透明
性はシートの厚さあるいは充填剤によつて適宜調
節される。塩化ビニル、ポリエステル等の合成樹
脂シートの裏面に印刷模様を施したものを貼着し
た場合は、保護膜を形成せずとも耐汚染性、耐摩
耗性に優れた化粧板を得ることができる。
又ポリエステル不織布を用い、該不織布の上に
保護膜を形成する場合には、表面が柔軟性に富み
且つ耐摩耗性に優れた化粧板が得られる。
保護膜を形成する場合には、表面が柔軟性に富み
且つ耐摩耗性に優れた化粧板が得られる。
以上述べた如く本考案のタイル調化粧板は凹凸
模様を有するタイル状層の形成された板状基材
に、表面あるいは裏面に印刷模様の施された化粧
シートを接着剤を介して貼着するので、該印刷模
様が凹凸模様の凹部で不連続になることなく精緻
な印刷模様が得られ、又凹凸模様の表面が粗面化
されていても緻細な印刷模様が施せるものであ
る。
模様を有するタイル状層の形成された板状基材
に、表面あるいは裏面に印刷模様の施された化粧
シートを接着剤を介して貼着するので、該印刷模
様が凹凸模様の凹部で不連続になることなく精緻
な印刷模様が得られ、又凹凸模様の表面が粗面化
されていても緻細な印刷模様が施せるものであ
る。
以下に実施例を示す。
実施例 1
厚さ5m/mのラワン合板の表面に白色の酢酸
ビニル樹脂塗料を70g/m2塗布乾燥後、グレーの
アクリル樹脂スクリーン印刷用インキで中央部に
バラの花柄の凹凸模様を有した厚さ0.3m/mで
15cm角のタイル状層をスクリーン印刷で形成し
た。次に30g/m2の薄葉紙に淡青色の透明インキ
で全面印刷し、前記花柄の凹凸模様に対応する位
置に赤色のバラの花模様を印刷して透明な化粧シ
ートを得た。該化粧シートを透明なアクリル樹脂
エマルジヨン接着剤を介して前記凹凸模様と印刷
模様が同調するようにラワン合板の表面に貼着し
た後、保護膜として表面全面にアクリルウレタン
系樹脂を50g/m2塗布し所望のタイル調化粧板を
得た。
ビニル樹脂塗料を70g/m2塗布乾燥後、グレーの
アクリル樹脂スクリーン印刷用インキで中央部に
バラの花柄の凹凸模様を有した厚さ0.3m/mで
15cm角のタイル状層をスクリーン印刷で形成し
た。次に30g/m2の薄葉紙に淡青色の透明インキ
で全面印刷し、前記花柄の凹凸模様に対応する位
置に赤色のバラの花模様を印刷して透明な化粧シ
ートを得た。該化粧シートを透明なアクリル樹脂
エマルジヨン接着剤を介して前記凹凸模様と印刷
模様が同調するようにラワン合板の表面に貼着し
た後、保護膜として表面全面にアクリルウレタン
系樹脂を50g/m2塗布し所望のタイル調化粧板を
得た。
実施例 2
厚さ10m/mのハードボードの表面にグレーの
ウレタン樹脂塗料を30g/m2塗布乾燥した後実施
例1と同様にしてタイル状層を形成した。
ウレタン樹脂塗料を30g/m2塗布乾燥した後実施
例1と同様にしてタイル状層を形成した。
次にポリエステル不織布(熱カレンダーロール
で熱圧加工したもの)の裏面に花柄の印刷模様を
前記凹凸に対応する如く施して半透明な化粧シー
トを得た。該化粧シートを前記凹凸模様と印刷模
様が同調するようにハードボード表面にアクリル
樹脂エマルジヨン接着剤を介して貼着し、表面全
面にポリオール型ウレタン樹脂を保護膜として30
g/m2塗布し所望のタイル調化粧板を得た。
で熱圧加工したもの)の裏面に花柄の印刷模様を
前記凹凸に対応する如く施して半透明な化粧シー
トを得た。該化粧シートを前記凹凸模様と印刷模
様が同調するようにハードボード表面にアクリル
樹脂エマルジヨン接着剤を介して貼着し、表面全
面にポリオール型ウレタン樹脂を保護膜として30
g/m2塗布し所望のタイル調化粧板を得た。
実施例 3
石目状の凹凸模様を有したタイル状層を実施例
1と同様に厚さ5m/mのラワン合板表面に形成
した。次に厚さ100μの透明な塩化ビニル樹脂フ
イルムの裏面に石目状の模様を前記凹凸模様に対
応する如く印刷して透明な化粧シートを得た。該
化粧シートを印刷模様と凹凸模様が同調するよう
にアクリル樹脂エマルジヨン接着剤を介してラワ
ン合板表面に貼着して石目状のタイル調化粧板を
得た。
1と同様に厚さ5m/mのラワン合板表面に形成
した。次に厚さ100μの透明な塩化ビニル樹脂フ
イルムの裏面に石目状の模様を前記凹凸模様に対
応する如く印刷して透明な化粧シートを得た。該
化粧シートを印刷模様と凹凸模様が同調するよう
にアクリル樹脂エマルジヨン接着剤を介してラワ
ン合板表面に貼着して石目状のタイル調化粧板を
得た。
第1図は本願考案のタイル調化粧板の断面図で
ある。 1……板状基材、2……下地処理層、3……タ
イル状層、4……化粧シート、5……印刷層、6
……凹凸模様、7……保護膜。
ある。 1……板状基材、2……下地処理層、3……タ
イル状層、4……化粧シート、5……印刷層、6
……凹凸模様、7……保護膜。
Claims (1)
- 板状基材の表面に下地処理層が形成され、該下
地処理層の上にスクリーン印刷で凹凸模様を有す
るタイル状層が形成され、ついで表面又は裏面に
印刷模様の施された透明又は半透明の化粧シート
が接着剤を介して前記タイル状層の形成された板
状基材表面に貼着され、更に表面全面に透明の保
護膜が形成されているかあるいは形成されていな
いタイル調化粧板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16557483U JPS6072237U (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | タイル調化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16557483U JPS6072237U (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | タイル調化粧板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6072237U JPS6072237U (ja) | 1985-05-21 |
JPH0347884Y2 true JPH0347884Y2 (ja) | 1991-10-14 |
Family
ID=30362710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16557483U Granted JPS6072237U (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | タイル調化粧板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6072237U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5715550A (en) * | 1980-07-03 | 1982-01-26 | Toshiba Corp | Data transmission system |
-
1983
- 1983-10-25 JP JP16557483U patent/JPS6072237U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6072237U (ja) | 1985-05-21 |
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