JPH0345858Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0345858Y2 JPH0345858Y2 JP1985055186U JP5518685U JPH0345858Y2 JP H0345858 Y2 JPH0345858 Y2 JP H0345858Y2 JP 1985055186 U JP1985055186 U JP 1985055186U JP 5518685 U JP5518685 U JP 5518685U JP H0345858 Y2 JPH0345858 Y2 JP H0345858Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper member
- seat
- vehicle body
- locking
- leg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は自動車のリヤシート装置、詳しくは
シートバツクに荷物の移動防止機能をもたせた自
動車のリヤシート装置に関するものである。
シートバツクに荷物の移動防止機能をもたせた自
動車のリヤシート装置に関するものである。
(従来技術)
従来、たとえばバン型車などの自動車では、第
11図に示すシートクツシヨン20とシートバツ
ク21とからなるリヤシート22において、シー
トバツク21は車体幅方向に一連に形成されてい
た。
11図に示すシートクツシヨン20とシートバツ
ク21とからなるリヤシート22において、シー
トバツク21は車体幅方向に一連に形成されてい
た。
このようなシートバツク21を仮想線xで示す
ように、シートクツシヨン20上に前倒させ、裏
面を荷台として利用した場合、自動車の急制動時
や衝突時などにおいて、シートバツク21裏面上
の荷物が前方に移動し、リヤシート22の前側に
落下したり、フロントシートの裏側に衝突するお
それがある。
ように、シートクツシヨン20上に前倒させ、裏
面を荷台として利用した場合、自動車の急制動時
や衝突時などにおいて、シートバツク21裏面上
の荷物が前方に移動し、リヤシート22の前側に
落下したり、フロントシートの裏側に衝突するお
それがある。
そのために、シートバツク21の裏面上端に幅
方向にのびるストツパ部材23を設け、このスト
ツパ部材23によつて荷物の前方移動を防止する
ようになされていた。
方向にのびるストツパ部材23を設け、このスト
ツパ部材23によつて荷物の前方移動を防止する
ようになされていた。
しかし、近年、バン型車などの自動車において
も、シートバツクが分割されたリヤシートを使用
する傾向にある。
も、シートバツクが分割されたリヤシートを使用
する傾向にある。
シートバツク分割型のリヤシートにおいて、た
とえば第1図に示すように一方のシートバツク3
Aをシートクツシヨン2上に前倒し、この前倒さ
れたシートバツク3Aの裏面を荷台として利用し
た場合、荷物の前方移動を防止するためのストツ
パ部材を設けるとともに、荷物の車体中央側への
移動を防止するサイドストツパ部材を設けなけれ
ばならない。
とえば第1図に示すように一方のシートバツク3
Aをシートクツシヨン2上に前倒し、この前倒さ
れたシートバツク3Aの裏面を荷台として利用し
た場合、荷物の前方移動を防止するためのストツ
パ部材を設けるとともに、荷物の車体中央側への
移動を防止するサイドストツパ部材を設けなけれ
ばならない。
すなわち、自動車のコーナリング時などにおい
て、前倒されたシートバツク3A裏面上の荷物が
他方のシートバツク3Bに対応するシートクツシ
ヨン2側、つまり乗員の着座が可能なシート側へ
移動して乗員に衝突したり、シートクツシヨン2
上に落下するのを防止するためのサイドストツパ
が必要である。
て、前倒されたシートバツク3A裏面上の荷物が
他方のシートバツク3Bに対応するシートクツシ
ヨン2側、つまり乗員の着座が可能なシート側へ
移動して乗員に衝突したり、シートクツシヨン2
上に落下するのを防止するためのサイドストツパ
が必要である。
したがつて、シートバツクの裏面上端に荷物の
前方移動を防止するストツパ部材を設けるととも
に、前倒されたシートバツクのヘツドレストを取
り外して、該シートバツクの裏面の車体中央側に
取り付け、サイドストツパとして活用するように
構成した自動車のリヤシート装置が、実公昭56−
23144号公報に開示されている。
前方移動を防止するストツパ部材を設けるととも
に、前倒されたシートバツクのヘツドレストを取
り外して、該シートバツクの裏面の車体中央側に
取り付け、サイドストツパとして活用するように
構成した自動車のリヤシート装置が、実公昭56−
23144号公報に開示されている。
しかし、この先行技術では、リヤシート装置に
ヘツドレストを設ける必要があり、ヘツドレスト
を有しないシート装置に適用することができな
い。
ヘツドレストを設ける必要があり、ヘツドレスト
を有しないシート装置に適用することができな
い。
しかも、前倒されたシートバツク裏面上の荷物
がヘツドレストに当接することで、ヘツドレスト
が汚れたり、破損して使用不能になるおそれが有
り、かつ、ヘツドレストの着脱作業、つまり、サ
イドストツパとしての組立・格納作業が煩らわし
く、作業性に劣る問題がある。
がヘツドレストに当接することで、ヘツドレスト
が汚れたり、破損して使用不能になるおそれが有
り、かつ、ヘツドレストの着脱作業、つまり、サ
イドストツパとしての組立・格納作業が煩らわし
く、作業性に劣る問題がある。
(考案の目的)
この考案は上記従来の問題を解決するためにな
されたもので、ヘツドレストの有無にかかわらず
適用され、ストツパ部材とサイドストツパ部材の
組立・格納作業が容易になされ、しかも、変形、
破損することなく適正に荷物の移動を防止できる
ストツパ部材とサイドストツパ部材を備えた自動
車のリヤシート装置を提供することを目的とす
る。
されたもので、ヘツドレストの有無にかかわらず
適用され、ストツパ部材とサイドストツパ部材の
組立・格納作業が容易になされ、しかも、変形、
破損することなく適正に荷物の移動を防止できる
ストツパ部材とサイドストツパ部材を備えた自動
車のリヤシート装置を提供することを目的とす
る。
(考案の構成)
上記目的を達成するため、この考案に係る自動
車のリヤシート装置は、シートクツシヨンとシー
トバツクとからなり、シートバツクは前倒自在で
かつ幅方向に分割して形成されている。
車のリヤシート装置は、シートクツシヨンとシー
トバツクとからなり、シートバツクは前倒自在で
かつ幅方向に分割して形成されている。
分割された少なくとも一方のシートバツクの裏
面上端部には、一対の脚部を有する門形に形成さ
れたストツパ部材が幅方向に延設されかつ起立自
在に設けられ、このストツパ部材の車体中央側の
脚部にサイドストツパ部材の一端が円周方向及び
軸方向に回動自在に取り付けられている。
面上端部には、一対の脚部を有する門形に形成さ
れたストツパ部材が幅方向に延設されかつ起立自
在に設けられ、このストツパ部材の車体中央側の
脚部にサイドストツパ部材の一端が円周方向及び
軸方向に回動自在に取り付けられている。
サイドストツパ部材の他端は、ストツパ部材の
車体外方側の脚部に設けられた保持部に係脱自在
に保持され、ストツパ部材の起立時には、シート
バツク裏面の車体中央側でかつ下端部に設けられ
た係止部に着脱自在に係合されるようになつてい
る。
車体外方側の脚部に設けられた保持部に係脱自在
に保持され、ストツパ部材の起立時には、シート
バツク裏面の車体中央側でかつ下端部に設けられ
た係止部に着脱自在に係合されるようになつてい
る。
(作用)
この考案は上記のように構成されており、シー
トバツクを前倒し、ストツパ部材を起立させサイ
ドストツパ部材を係止部に係合して組み立てた状
態と、ストツパ部材を起立させサイドストツパ部
材を保持部に保持した状態の二態様で使用され
る。
トバツクを前倒し、ストツパ部材を起立させサイ
ドストツパ部材を係止部に係合して組み立てた状
態と、ストツパ部材を起立させサイドストツパ部
材を保持部に保持した状態の二態様で使用され
る。
前者の場合には、シートバツクの裏面に載置さ
れた荷物は、ストツパ部材により前方への移動が
防止され、サイドストツパ部材により側方への移
動が防止される。一方、後者の場合には、載置さ
れた荷物が低いものであつてもサイドストツパ部
材により前方への移動が防止される。
れた荷物は、ストツパ部材により前方への移動が
防止され、サイドストツパ部材により側方への移
動が防止される。一方、後者の場合には、載置さ
れた荷物が低いものであつてもサイドストツパ部
材により前方への移動が防止される。
(実施例)
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
明する。
第1図はこの考案に係る自動車のリヤシート装
置の斜視図を示し、図においてリヤシート1はシ
ートクツシヨン2とシートバツク3とからなり、
シートバツク3は幅方向に2つに分割されて、一
方のシートバツク3Aと他方のシートバツク3B
とを有し、それぞれが前倒自在になつている。
置の斜視図を示し、図においてリヤシート1はシ
ートクツシヨン2とシートバツク3とからなり、
シートバツク3は幅方向に2つに分割されて、一
方のシートバツク3Aと他方のシートバツク3B
とを有し、それぞれが前倒自在になつている。
両シートバツク3A,3Bの裏面には、第2図
(但し、第2図は一方のシートバツク3Aのみが
示されている)に示すように、バツクパネル4が
取り付けられている。
(但し、第2図は一方のシートバツク3Aのみが
示されている)に示すように、バツクパネル4が
取り付けられている。
5はストツパ部材で、たとえば鋼管によつて一
対の脚部を有する門形に形成され、バツクパネル
4の上端部(図の左端部)に幅方向に延設されか
つ起立自在に設けられている。
対の脚部を有する門形に形成され、バツクパネル
4の上端部(図の左端部)に幅方向に延設されか
つ起立自在に設けられている。
すなわち、ストツパ部材は、その各脚部の端部
がブラケツト6,6に対してピン7を介して回動
自在に取り付けられ、ブラケツト6,6はバツク
パネル4の前側に設けられたシートバツクフレー
ム(図示せず)に取り付けられ、バツクパネル4
を貫通して後方に延出されている。
がブラケツト6,6に対してピン7を介して回動
自在に取り付けられ、ブラケツト6,6はバツク
パネル4の前側に設けられたシートバツクフレー
ム(図示せず)に取り付けられ、バツクパネル4
を貫通して後方に延出されている。
ブラケツト6,6にはピン7を曲率中心とした
円弧状の山部6Aが設けられ、この山部6Aの両
側に1対の谷部6B1,6B2が形成されている。
円弧状の山部6Aが設けられ、この山部6Aの両
側に1対の谷部6B1,6B2が形成されている。
そして、ストツパ部材5の格納時にはストツパ
部材5の各脚部の端部に突設した突起8が一方の
谷部6B1に係合し、この係合状態が第3図に示
すスプリング9のばね力によつて保持されてい
る。
部材5の各脚部の端部に突設した突起8が一方の
谷部6B1に係合し、この係合状態が第3図に示
すスプリング9のばね力によつて保持されてい
る。
第2図において、10はサイドストツパ部材を
示し、L形に形成され、その一端がストツパ部材
5の車体中央側の脚部に対して軸方向及び円周方
向に回動自在に取り付けられている。
示し、L形に形成され、その一端がストツパ部材
5の車体中央側の脚部に対して軸方向及び円周方
向に回動自在に取り付けられている。
すなわち、サイドストツパ部材10の一端は、
ピン11を介してブラケツト12に回動自在に取
り付けられ、このブラケツト12がストツパ部材
5の上記脚部に対して円周方向に回動自在に取り
付けられている。
ピン11を介してブラケツト12に回動自在に取
り付けられ、このブラケツト12がストツパ部材
5の上記脚部に対して円周方向に回動自在に取り
付けられている。
したがつて、サイドストツパ部材10は、ピン
11を支点にその軸まわりに回動自在であるとと
もに、ストツパ部材5の上記脚部を支点にその軸
まわりに回動自在になつている。
11を支点にその軸まわりに回動自在であるとと
もに、ストツパ部材5の上記脚部を支点にその軸
まわりに回動自在になつている。
サイドストツパ部材10の他端部は、ストツパ
部材5の車体外方側の脚部に取り付けられた保持
部13に係脱自在に保持され、これにより格納状
態が形成される。
部材5の車体外方側の脚部に取り付けられた保持
部13に係脱自在に保持され、これにより格納状
態が形成される。
また、サイドストツパ部材10の他端に嵌合部
10Aが設けられ、この嵌合部10Aには断面方
向の係止溝10a1と先細のテーパ面10a2が形成
されている。
10Aが設けられ、この嵌合部10Aには断面方
向の係止溝10a1と先細のテーパ面10a2が形成
されている。
14は係止部で、バツクパネル4の車体中央側
でかつ下端部(図の右端部)に設けられている。
この係止部14は、たとえば第4図に示すよう
に、係止孔14Aと係止片14Bとスプリング1
4Cとを有し、係止片14Bはピン14aを中心
に回動自在であり、その一端はスプリング14C
のばね力によつて常時係止孔14Aに臨んでお
り、他端は係止部14の周辺に突出している。
でかつ下端部(図の右端部)に設けられている。
この係止部14は、たとえば第4図に示すよう
に、係止孔14Aと係止片14Bとスプリング1
4Cとを有し、係止片14Bはピン14aを中心
に回動自在であり、その一端はスプリング14C
のばね力によつて常時係止孔14Aに臨んでお
り、他端は係止部14の周辺に突出している。
上記構成において、第1図のリヤシート1にお
ける一方のシートバツク3Aを第2図のように前
倒させ、シートバツク3Aの裏面、つまりバツク
パネル4の上面を荷台として利用する場合には、
まずピン7を回動中心としてストツパ部材5を反
時計方向に回動させ、第5図に示すようにストツ
パ部材5を若干前方に傾倒した状態で起立させ
る。
ける一方のシートバツク3Aを第2図のように前
倒させ、シートバツク3Aの裏面、つまりバツク
パネル4の上面を荷台として利用する場合には、
まずピン7を回動中心としてストツパ部材5を反
時計方向に回動させ、第5図に示すようにストツ
パ部材5を若干前方に傾倒した状態で起立させ
る。
この場合、突起8はブラケツト6,6の円弧状
の山部6Aを乗り越えて他方の谷部6B2に係合
し、この係合状態、つまりストツパ部材5の起立
状態が、第6図のスプリング9のばね力によつて
保持され、ストツパ部材5の取り出しがワンタツ
チ操作によつて完了する。
の山部6Aを乗り越えて他方の谷部6B2に係合
し、この係合状態、つまりストツパ部材5の起立
状態が、第6図のスプリング9のばね力によつて
保持され、ストツパ部材5の取り出しがワンタツ
チ操作によつて完了する。
つづいて、第5図のサイドストツパ部材10の
他端部を把持し、ストツパ部材5の車体中央側の
脚部を回動中心として矢印A方向に回動させ、他
端部を保持部13から離脱させて、第7図に示す
ように、サイドストツパ部材10を引き出し、バ
ツクパネル4の車体中央側の前後方向に変位さ
せ、嵌合部10Aを係止部14の係止孔14A上
に対応させる。
他端部を把持し、ストツパ部材5の車体中央側の
脚部を回動中心として矢印A方向に回動させ、他
端部を保持部13から離脱させて、第7図に示す
ように、サイドストツパ部材10を引き出し、バ
ツクパネル4の車体中央側の前後方向に変位さ
せ、嵌合部10Aを係止部14の係止孔14A上
に対応させる。
つぎに、ピン11を回動中心としてサイドスト
ツパ部材10を矢印B方向へ回動させて嵌合部1
0Aを係止部14の係止孔14A内に嵌合する。
ツパ部材10を矢印B方向へ回動させて嵌合部1
0Aを係止部14の係止孔14A内に嵌合する。
これにより、第8図のように、嵌合部10Aの
先細のテーパ面10a2が係止部14の係止片14
Bの一端に当接する。さらに嵌合部10Aを係止
孔14Aに深く嵌合させることで、第4図のスプ
リング14Cのばね力に抗して係止片14Bがピ
ン14aを中心に反時計方向へ回動され、第8図
の係止溝10a1が係止片14Bとの対応位置に達
した時、スプリング14C(第4図)のばね力で
係止片14Bを復帰させ、第9図に示すように係
止片14Bが係止溝10a1に係合される。
先細のテーパ面10a2が係止部14の係止片14
Bの一端に当接する。さらに嵌合部10Aを係止
孔14Aに深く嵌合させることで、第4図のスプ
リング14Cのばね力に抗して係止片14Bがピ
ン14aを中心に反時計方向へ回動され、第8図
の係止溝10a1が係止片14Bとの対応位置に達
した時、スプリング14C(第4図)のばね力で
係止片14Bを復帰させ、第9図に示すように係
止片14Bが係止溝10a1に係合される。
すなわち、第7図のサイドストツパ部材10の
嵌合部10Aが、係止部14に係合固定された第
10図の組立状態が得られ、ストツパ部材5によ
つてバツクパネル4上の荷物(図示せず)の前方
移動が防止され、かつサイドストツパ部材10に
よつて荷物の側方移動が防止される。
嵌合部10Aが、係止部14に係合固定された第
10図の組立状態が得られ、ストツパ部材5によ
つてバツクパネル4上の荷物(図示せず)の前方
移動が防止され、かつサイドストツパ部材10に
よつて荷物の側方移動が防止される。
一方、第10図のストツパ部材5とサイドスト
ツパ部材10を格納する場合は、まず、係止部1
4の係止片14Bを手で操作して、第4図のスプ
リング14Cのばね力に抗してピン14aを中心
に反時計方向に回動させ、係止片14Bの一端を
嵌合部10Aの係止溝10a1から退避させる。
ツパ部材10を格納する場合は、まず、係止部1
4の係止片14Bを手で操作して、第4図のスプ
リング14Cのばね力に抗してピン14aを中心
に反時計方向に回動させ、係止片14Bの一端を
嵌合部10Aの係止溝10a1から退避させる。
このように、係止片14Bの一端を嵌合部10
Aの係止溝10a1から退避させたのち、第10図
のピン11を回動中心としてサイドストツパ部材
10の他端部を上方に回動して、第7図のように
嵌合部10Aを係止孔14Aから抜き出す。
Aの係止溝10a1から退避させたのち、第10図
のピン11を回動中心としてサイドストツパ部材
10の他端部を上方に回動して、第7図のように
嵌合部10Aを係止孔14Aから抜き出す。
ついで、ストツパ部材5の車体中央側の脚部を
回動中心としてサイドストツパ部材10を矢印C
方向に回動させ、その他端部を第5図のように保
持部13に嵌合保持させる。
回動中心としてサイドストツパ部材10を矢印C
方向に回動させ、その他端部を第5図のように保
持部13に嵌合保持させる。
つづいて、ピン7を回動中心としてストツパ部
材5を時計方向に回動させて、第2図の状態に格
納する。
材5を時計方向に回動させて、第2図の状態に格
納する。
なお、この状態から一方のシートバツク3Aを
起立させることで、第1図のリヤシート1を得る
ことができる。
起立させることで、第1図のリヤシート1を得る
ことができる。
また、上記実施例では、リヤシート1における
一方のシートバツク3Aの裏側だけではなく、他
方のシートバツク3Bの裏側にも上述のストツパ
部材5、サイドストツパ部材10、係止部14が
設けられている。
一方のシートバツク3Aの裏側だけではなく、他
方のシートバツク3Bの裏側にも上述のストツパ
部材5、サイドストツパ部材10、係止部14が
設けられている。
(考案の効果)
この考案によれば、格納時には、サイドストツ
パ部材がストツパ部材に収納され、またバツクパ
ネルの後方への突出量が小さいため、両ストツパ
部材は外観がよく、じやまにならず、コンパクト
に格納される。
パ部材がストツパ部材に収納され、またバツクパ
ネルの後方への突出量が小さいため、両ストツパ
部材は外観がよく、じやまにならず、コンパクト
に格納される。
サイドストツパ部材の他端を係止部に係合して
組立てた状態と、保持部に保持した状態との二態
様で使用することができるため、シートバツクの
裏面に載置する荷物の高低に対応したストツパ機
能を選択することができ、ストツパ機能を格段に
向上することができた。
組立てた状態と、保持部に保持した状態との二態
様で使用することができるため、シートバツクの
裏面に載置する荷物の高低に対応したストツパ機
能を選択することができ、ストツパ機能を格段に
向上することができた。
サイドストツパ部材の他端を係止部に係合して
組立てた場合には、ストツパ部材がサイドストツ
パ部材により補強されるため、荷物の衝突による
変形、破損等が防止され、剛性に優れたストツパ
構造を得ることができた。
組立てた場合には、ストツパ部材がサイドストツ
パ部材により補強されるため、荷物の衝突による
変形、破損等が防止され、剛性に優れたストツパ
構造を得ることができた。
第1図はこの考案に係るリヤシートの斜視図、
第2図は一方のシートバツクの前倒状態を示す斜
視図、第3図は第2図における−矢視図、第
4図は係止部の平面図、第5図はストツパ部材の
起立状態を示す斜視図、第6図は第5図における
−矢視図、第7図はサイドストツパ部材が引
き出された状態を示す斜視図、第8図は嵌合部を
係止孔に嵌合した初期状態の説明断面図、第9図
は係止片と係止溝との係合状態を示す断面図、第
10図はストツパ部材とサイドストツパ部材の組
立状態を示す斜視図、第11図は従来のリヤシー
トの一例を示す斜視図。 1……リヤシート、2……シートクツシヨン、
3……シートバツク、5……ストツパ部材、10
……サイドストツパ部材、13……保持部、14
……係止部。
第2図は一方のシートバツクの前倒状態を示す斜
視図、第3図は第2図における−矢視図、第
4図は係止部の平面図、第5図はストツパ部材の
起立状態を示す斜視図、第6図は第5図における
−矢視図、第7図はサイドストツパ部材が引
き出された状態を示す斜視図、第8図は嵌合部を
係止孔に嵌合した初期状態の説明断面図、第9図
は係止片と係止溝との係合状態を示す断面図、第
10図はストツパ部材とサイドストツパ部材の組
立状態を示す斜視図、第11図は従来のリヤシー
トの一例を示す斜視図。 1……リヤシート、2……シートクツシヨン、
3……シートバツク、5……ストツパ部材、10
……サイドストツパ部材、13……保持部、14
……係止部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 シートクツシヨンとシートバツクとからなり、
シートバツクが前倒自在でかつ幅方向に分割して
形成された自動車のリヤシート装置において、 分割された少なくとも一方のシートバツクの裏
面上端部に一対の脚部を有する門形に形成された
ストツパ部材が幅方向に延設されかつ起立自在に
設けられ、このストツパ部材の車体中央側の脚部
にサイドストツパ部材の一端が円周方向及び軸方
向に回動自在に取り付けられ、サイドストツパ部
材の他端がストツパ部材の車体外方側の脚部に設
けられた保持部に係脱自在に保持されるととも
に、ストツパ部材の起立時には、シートバツク裏
面の車体中央側でかつ下端部に設けられた係止部
に着脱自在に係合されるようになつていることを
特徴とする自動車のリヤシート装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985055186U JPH0345858Y2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985055186U JPH0345858Y2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61171640U JPS61171640U (ja) | 1986-10-24 |
JPH0345858Y2 true JPH0345858Y2 (ja) | 1991-09-27 |
Family
ID=30577621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985055186U Expired JPH0345858Y2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0345858Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58106241U (ja) * | 1982-01-13 | 1983-07-19 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用リヤシ−トにおけるシ−トバツクの構造 |
-
1985
- 1985-04-15 JP JP1985055186U patent/JPH0345858Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61171640U (ja) | 1986-10-24 |
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