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JPH0339318Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0339318Y2
JPH0339318Y2 JP11130285U JP11130285U JPH0339318Y2 JP H0339318 Y2 JPH0339318 Y2 JP H0339318Y2 JP 11130285 U JP11130285 U JP 11130285U JP 11130285 U JP11130285 U JP 11130285U JP H0339318 Y2 JPH0339318 Y2 JP H0339318Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
terminal protector
open end
locking
locking portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11130285U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6219451U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11130285U priority Critical patent/JPH0339318Y2/ja
Publication of JPS6219451U publication Critical patent/JPS6219451U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0339318Y2 publication Critical patent/JPH0339318Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の車体外周へのモール取付構
造に関する。
〔従来技術〕
従来、自動車に於いては、窓などの車体開口部
の縁部や窓ガラスの縁部に、その縁部の見栄えを
良くするためにモールが取付られている。このよ
うなモールは、所定の長さに裁断され、少なくと
も一端に開口部を有している。このような開口端
部でモールの裁断面が露出することは外観上好ま
しくなく、例えば、実開昭58−65161号公報に示
すように、モールの開口端部にその開口端部から
所定の部分を覆う覆い部を有する端末プロテクタ
を組付けることが知られている。
しかしながら、従来の自動車のモール取付構造
では、端末プロテクタがモールに固着されている
ので、端末プロテクタと車体の開口縁部やガラス
との間に隙間ができて、体裁が損なわれるという
問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記の問題点を考慮してなされたも
のであつて、モールの開口端部に取付けられる端
末プロテクタの位置をモールの長手方向に調節し
て、端末プロテクタと車体の開口端部やガラスと
の間に隙間が生じないようにした自動車のモール
取付構造の提供を目的とするものである。
〔考案の構成〕
本考案に係る自動車のモール取付構造は、車体
外周に取付けられ、所定長さを有し、かつ、少な
くとも一端に開口部を有するモールと、このモー
ルの開口端部に組付けられ、この開口端部から所
定の部分を覆う覆い部を有する端末プロテクタと
を備え、上記モールの開口端部内側と端末プロテ
クタの覆い部の内面側との一方には係止部を、そ
の他方には上記係止部に任意の差込位置で係合さ
れる係合歯列を設けることによつて、その係止部
と係合歯列との係合位置を調節して、モールの開
口端部に取付けられる端末プロテクタの位置をモ
ールの長手方向に調節できるようにしたことを特
徴とするものである。
〔実施例 1〕 本考案の一実施例を第1図ないし第3図に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。
車体1には、ウインドシールド2、ドアウイン
ド3、クオータウインド4およびバツクウインド
5が設けられている。このバツクウインド5を覆
うバツクウインドガラス6の上縁にはバツクウイ
ンドモールアツパー7が取付けられ、その下縁に
はバツクウインドモールロアー8が取付られる。
これらバツクウインドモールアツパー7及びバ
ツクウインドモールロアー8は、両端に開口部9
を有し、その開口端部10に端末プロテクタ11
が組付けられている。上記バツクウインドモール
ロアー8は、略U字形状に形成され、その内側部
分8aと外側部分8bとの間にバツクウインドガ
ラス6の下端縁が挿入される。また、その開口端
部10は、内側部分8aが切欠かれ、外側部分8
bが略C字形状に形成されている。この外側部分
8bの内側には、略大字形状に形成されたプラス
チツク製の係止片12が挿入されている。この係
止片12は、その頭部12aを上記外側部分8b
の下側のリツプ8cに形成された切欠8dに係止
され、その脚部12bを外側部分8b上側のカー
リング部分8eに当接させることにより、外側部
分8b内に固定される。この係止片12の腕部1
2cは、上下方向に弾性変形し得るように適度の
弾性と剛性とを有し、その先端には鉤形の係止部
13が連設されている。
一方、バツクウインドモールロアー8に組付け
られる端末プロテクタ11には、バツクウインド
モールロアー8の開口端部10の後側面を後方か
ら覆う覆い部14と、その開口端面を横方向外側
から覆う端壁15と、その開口端部10に差し込
まれる上下の差込脚部16,17と、これらの差
込脚部16,17と並行に形成された抜止め部1
8とが設けられる。この下側の差込脚部17の上
面には、これをバツクウインドモールロアー8の
外側部分8bに挿入したときに、任意の差込位置
で上記係止部13に係合する鋸歯状の係合歯列1
9が形成されている。
上記の構成に於いて、バツクウインドガラス6
の下縁にバツクウインドモールロアー8を嵌め、
その両開口端部10に端末プロテクタ11を差し
込む。この端末プロテクタ11の端壁15がバツ
クウインドガラス6の横端面に当接するまで端末
プロテクタ11の差込脚部16,17を押し込め
ると、その端壁15がバツクウインドガラス6の
横端面に当接する位置で係合歯列19が係止部1
3に係合し、端末プロテクタ11が固定されるこ
とになる。
このようにして、端末プロテクタ11のバツク
ウインドモールロアー8に対する位置を調節する
ことにより、端末プロテクタ11とバツクウイン
ドガラス6の端縁との隙間をなくせる。しかも、
その調節作業は単に端末プロテクタ11をバツク
ウインドモールロアー8の開口端部10に押し込
めるだけの簡単な作業である。
なお、抜け止め部18は、第3図に示すよう
に、端末プロテクタ11をバツクウインドモール
ロアー8に組付けたときに、バツクウインドガラ
ス6の室内側面に受止められて、端末プロテクタ
11が脱落することを防止している。また、この
バツクウインドガラス6は跳上げ揺動させて、開
閉できるようになつている。その裏面に窓枠20
が組付けられる。この窓枠20はバツクウインド
ガラス6を閉じたときにクオータパネル21など
によつて受け止められる。バツクウインドモール
アツパー7と端末プロテクタ11との構成はバツ
クウインドモールロアー8と端末プロテクタ11
との構成と同様であるので詳細な説明は省略す
る。
〔実施例 2〕 上記車体1のクオータウインド4の上縁、すな
わち、ルーフパネル22の端部には第4図aに示
すようにドリツプモール23が取付けられ、この
ドリツプモール23の後端に端末プロテクタ24
が取付られる。
この場合、略C字形状の断面を有するドリツプ
モール23の開口端部25内に係止片26が実施
例1と同様にして支持されている。すなわち、係
止片26の頭部26aがドリツプモール23の上
側のカーリング部23aに形成された切欠23b
に係止され、その脚部26bがドリツプモール2
3の下側のカーリング部分23cの内面に当接さ
せられる。また、この係止片26には後方に伸び
る腕部26cが形成され、この先端に鉤状の係止
部27が連設されている。
一方、端末プロテクタ24は、ドリツプモール
23の後端側面を外側から覆う覆い部28と、ド
リツプモール23の後端面を後方から覆う端壁2
9と上下の差込脚部30,31とを備える。この
上方の差込脚部30には上記係止部27に係合さ
れる係合歯列32が形成されている。この端末プ
ロテクタ24もドリツプモール23の後端の開口
端部25に押し込むだけで、ルーフパネル22の
後端に隙間なく当接させることができる。
尚、第4図eに示すように、ドリツプモール2
3は、これに長手方向に適当な間隔をおいて溶接
された取付金具33を介してルーフパネル22に
取付けられる。
〔実施例 3〕 上記車体1のクオータウインド4を覆うクオー
タウインドガラス34の下縁には、第4図bに示
すように、略C字形状の断面を有するベルトライ
ンモール35が嵌合される。このベルトラインモ
ール35の後端には第6図に示すような端末プロ
テクタ36が取付けられる。この場合、係止片3
7は蒲鉾状に形成され、ベルトラインモール35
の上側のカーリング部分35aの内側面と下側の
折り返し部35bとの間に挟まれ、かつ、ベルト
ラインモール35の上側のカーリング部分35a
から下方に伸びる内側壁35cに形成された切欠
35dにその係止片37の車内側面に形成された
突起37aを嵌合させることによつて、ベルトラ
インモール35に支持されている。この係止片3
7の後端面からは適度の弾性と剛性とを備える腕
部37cが突設され、これの先端に鉤状の係止部
38が連設されている。端末プロテクタ36は、
覆い部39・係合歯列40を備えるなどドリツプ
モール23に適用されるものと同様に構成されて
いるので、詳細な説明を省略する。
本考案は上述の各実施例に限定されるものでは
なく、例えば、端末プロテクタ側に係止部を設
け、モール側に係合歯列を設けることも可能であ
つて、いずれも本考案の要旨に包含される。
〔考案の効果〕
本考案の自動車のモール取付構造は以上のよう
に、モールの開口端部内側と端末プロテクタの覆
い部の内面側との一方に係止部を、その他方に上
記係止部に任意の差込位置で係合される係合歯列
を設けることにより、その係止部と係合歯列との
係合位置を調節して、モールの開口端部に取付ら
れる端末プロテクタの位置をモールの長手方向に
調節し、車体の開口縁や窓ガラスの端縁などと端
末プロテクタとの間の隙間を無くすことができ、
これによつて見栄えの良い外観を得ることができ
る。また、その位置調節は、例えば端末プロテク
タを押し込めてガラスの端縁に当接させるという
簡単な作業で、しかも短時間で済ませることがで
き、組立作業性が高い等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部を車内側の斜
め下側から見た分解斜視図、第2図は自動車を概
略的に示す斜視図、第3図は本考案の一実施例の
要部の横断平面図、第4図aは上記自動車のクオ
ータウインド4上縁部の縦断面図、第4図bはそ
のクオータウインド4下縁部の縦断面図、第5図
は上記自動車のドリツプモール23後端部を車内
側斜め下方向から見た分解斜視図、第6図は上記
自動車のベルトラインモール26後端部を車内側
斜め上から見た分解斜視図である。 1は車体、7はバツクウインドモールアツパ
ー、8はバツクウインドモールロアー、9は開口
部、10は開口端部、11は端末プロテクタ、1
3は係止部、14は覆い部、19は係合歯列、2
3はドリツプモール、24は端末プロテクタ、2
5は開口端部、27は係止部、28は覆い部、3
2は係合歯列、35はベルトラインモール、36
は端末プロテクタ、38は係止部、39は覆い
部、40は係合歯列である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 車体外周に取付けられ、所定長さを有し、か
    つ少なくとも一端に開口部を有するモールと、
    このモールの開口端部に組付けられ、この開口
    端部から所定の部分を覆う覆い部を有する端末
    プロテクタとを備え、上記モールの開口端部内
    側と端末プロテクタの覆い部の内面側との一方
    には係止部が、その他方には上記係止部に任意
    の差込位置で係合される係合歯列が設けられて
    いることを特徴とする自動車のモール取付構
    造。 2 上記モールが略C字形状の断面を有し、上記
    係止部がモールの内側に支持されている実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の自動車のモール
    取付構造。
JP11130285U 1985-07-19 1985-07-19 Expired JPH0339318Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11130285U JPH0339318Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11130285U JPH0339318Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6219451U JPS6219451U (ja) 1987-02-05
JPH0339318Y2 true JPH0339318Y2 (ja) 1991-08-19

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11130285U Expired JPH0339318Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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JPH053411Y2 (ja) * 1988-03-08 1993-01-27

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JPS6219451U (ja) 1987-02-05

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