JPH033873A - 流体圧エレベーターの制御装置 - Google Patents
流体圧エレベーターの制御装置Info
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- JPH033873A JPH033873A JP1132565A JP13256589A JPH033873A JP H033873 A JPH033873 A JP H033873A JP 1132565 A JP1132565 A JP 1132565A JP 13256589 A JP13256589 A JP 13256589A JP H033873 A JPH033873 A JP H033873A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、流体圧ラムに圧力流体を供給し、あるいは流
体圧ラムから圧力流体を排出し、圧力ラムのプランジャ
を介して乗りかごを上下動させる制御を行う流体圧エレ
ベータ−に係り、特に、閉ループによる負帰還制御を可
能とした流体圧エレベーターに関する。
体圧ラムから圧力流体を排出し、圧力ラムのプランジャ
を介して乗りかごを上下動させる制御を行う流体圧エレ
ベータ−に係り、特に、閉ループによる負帰還制御を可
能とした流体圧エレベーターに関する。
[従来の技術]
一般に、エレベータ−は、良好な乗り心地、すなわち、
円滑な加速度と、安定した着床特性が要求されている。
円滑な加速度と、安定した着床特性が要求されている。
このため、流体圧エレベータ−以外のロープ式エレベー
タ−は、速度指令信号と乗りかごの速度信号とに基づい
て電動機の速度制御を行っている。しかし、流体圧エレ
ベータ−に、前述した電動機制御のエレベータ−のよう
な、乗りかご速度を帰還するといった閉ループ制御を行
った場合、乗り心地のよい制御を行うことが困難であっ
た。
タ−は、速度指令信号と乗りかごの速度信号とに基づい
て電動機の速度制御を行っている。しかし、流体圧エレ
ベータ−に、前述した電動機制御のエレベータ−のよう
な、乗りかご速度を帰還するといった閉ループ制御を行
った場合、乗り心地のよい制御を行うことが困難であっ
た。
以下、この点について図面により説明する。
第4図は流体圧エレベータ−に乗りがご速度を帰還して
エレベータ−制御を行っ場合のエレベータ−の制御特性
を説明する図である。
エレベータ−制御を行っ場合のエレベータ−の制御特性
を説明する図である。
いま、第4図(a)に示すような速度指令■5をエレベ
ータ−の制御装置に与え、乗りかごの実速度をこの速度
指令■8に追随させるように、乗りかごの速度を前記制
御装置に帰還して、エレベータ−の制御を行わせるもの
とする。
ータ−の制御装置に与え、乗りかごの実速度をこの速度
指令■8に追随させるように、乗りかごの速度を前記制
御装置に帰還して、エレベータ−の制御を行わせるもの
とする。
この場合、エレベータ−を駆動する流体の圧力Pは、エ
レベータ−の加速、減速の制御を行うときに、第4図(
b)に示すような階段状に上昇あるいは下降する特性を
示す。そして、乗りかごの加速度は、第4図(C)に示
すように、フワフワと上下動する振動を有するものとな
る。
レベータ−の加速、減速の制御を行うときに、第4図(
b)に示すような階段状に上昇あるいは下降する特性を
示す。そして、乗りかごの加速度は、第4図(C)に示
すように、フワフワと上下動する振動を有するものとな
る。
流体圧エレベータ−が、このような特性を呈するのは、
流体圧エレベータ−における乗りかごが、流体によって
動力が伝達されて駆動されるので、乗りかごの速度と、
流体を制御する流量制御弁等の制御要素との間の応答遅
れが大きいために、流体の圧力がわずかではあるが振動
することによるものである。このため、負帰還制御によ
る流体圧エレベータ−は、乗り心地のよい制御を行うこ
とができないものであった。
流体圧エレベータ−における乗りかごが、流体によって
動力が伝達されて駆動されるので、乗りかごの速度と、
流体を制御する流量制御弁等の制御要素との間の応答遅
れが大きいために、流体の圧力がわずかではあるが振動
することによるものである。このため、負帰還制御によ
る流体圧エレベータ−は、乗り心地のよい制御を行うこ
とができないものであった。
このため、流体圧エレベータ−は、一般に、オープンル
ープ制御が行われているが、この場合、エレベータ−停
止時のクリープ運転を比較的長く行わなければ、着床精
度を向上することができないという問題点が生じていた
。
ープ制御が行われているが、この場合、エレベータ−停
止時のクリープ運転を比較的長く行わなければ、着床精
度を向上することができないという問題点が生じていた
。
この問題点を解決し、エレベータ−の乗り心地を改善し
た、オープンループ制御によるエレベータ−制御装置の
従来技術として、例えば、特開昭61−124484号
公報等に記載された技術か知られている。この従来技術
は、エレベータ−の走行性能を向上させるために、負荷
圧力を検出し、その検出信号に基づいてエレベータ−の
減速開始点を制御するようにして、クリープ運転期間を
短縮するものである。
た、オープンループ制御によるエレベータ−制御装置の
従来技術として、例えば、特開昭61−124484号
公報等に記載された技術か知られている。この従来技術
は、エレベータ−の走行性能を向上させるために、負荷
圧力を検出し、その検出信号に基づいてエレベータ−の
減速開始点を制御するようにして、クリープ運転期間を
短縮するものである。
また、他の従来技術として、例えば、特開昭53−11
5479号公報等に記載された技術が知られている。こ
の従来技術は、圧力流体の流量を検出し、この検出流量
を負帰還制御に用いるものである。
5479号公報等に記載された技術が知られている。こ
の従来技術は、圧力流体の流量を検出し、この検出流量
を負帰還制御に用いるものである。
[発明が解決しようとする課題]
前記特開昭53−11.5479号公報等に記載された
従来技術は、流量帰還制御であるため、高価な流量計が
必要であり、さらに、その流量計が流体圧回路内に挿入
されるため、流量側自身による圧力損を発生させてしま
うという問題点を有している。
従来技術は、流量帰還制御であるため、高価な流量計が
必要であり、さらに、その流量計が流体圧回路内に挿入
されるため、流量側自身による圧力損を発生させてしま
うという問題点を有している。
また、前記特開昭61−124484号公報等に記載さ
れた従来技術は、負荷圧力を検出し、その検出信号によ
り減速開始点を制御するだけであり、エレベータ−の乗
り心地改善を行うには至らず、負荷の影響を受け、着床
時のクリープ運転が長くなるという問題点がある。
れた従来技術は、負荷圧力を検出し、その検出信号によ
り減速開始点を制御するだけであり、エレベータ−の乗
り心地改善を行うには至らず、負荷の影響を受け、着床
時のクリープ運転が長くなるという問題点がある。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、良好
な加減速度特性を得ることができ、かつ、着床時にクリ
ープ運転を行うことなく、所定の着床誤差以内にエレベ
ータ−を停止させることのできる流体圧エレベータ−の
制御装置を提供することにある。
な加減速度特性を得ることができ、かつ、着床時にクリ
ープ運転を行うことなく、所定の着床誤差以内にエレベ
ータ−を停止させることのできる流体圧エレベータ−の
制御装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明によれば前記目的は、エレベータ−の乗りかごの
速度と、流体の圧力の時間微分値とを負帰還してエレベ
ータ−の速度制御を行うことにより達成される。
速度と、流体の圧力の時間微分値とを負帰還してエレベ
ータ−の速度制御を行うことにより達成される。
[作 用1
本発明によるエレベータ−の制御は、速度指令信号と検
出された乗りかごの速度信号との差信号を演算して得ら
れた制御偏差量を、時間微分要素により微分して得られ
た流体圧力の微分信号で補正し、この結果に基づいて、
すなわち、乗りかごの速度信号と流体圧力を微分して得
られた微分信号とを負帰還することにより、流体圧力回
路の流量制御弁を制御し、流体の流量を制御することに
より行われる。
出された乗りかごの速度信号との差信号を演算して得ら
れた制御偏差量を、時間微分要素により微分して得られ
た流体圧力の微分信号で補正し、この結果に基づいて、
すなわち、乗りかごの速度信号と流体圧力を微分して得
られた微分信号とを負帰還することにより、流体圧力回
路の流量制御弁を制御し、流体の流量を制御することに
より行われる。
このような制御方法によれば、エレベータ−の加減速度
と関係の深い流体圧力を負帰還しているので、流体の圧
力変化を抑制することができ、エレベータ−の良好な加
減速度特性を得ることができ、エレベータ−をスムーズ
に運転することが可能となる。また、乗りかごの速度信
号を負帰還しているので、着床時のクリープ運転をなく
すことができる。
と関係の深い流体圧力を負帰還しているので、流体の圧
力変化を抑制することができ、エレベータ−の良好な加
減速度特性を得ることができ、エレベータ−をスムーズ
に運転することが可能となる。また、乗りかごの速度信
号を負帰還しているので、着床時のクリープ運転をなく
すことができる。
[実施例]
以下、本発明による流体圧エレベータ−の制御装置の一
実施例を図面により詳細に説明する。
実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例の全体の構成を示すブロック
図、第2図は速度制御系の構成を示すブロック図、第3
図は本発明の一実施例の制御特性を説明する図である。
図、第2図は速度制御系の構成を示すブロック図、第3
図は本発明の一実施例の制御特性を説明する図である。
第1図、第2図において、1は乗りかご、2は流体圧ラ
ム、2aはプランジャ、3、]Oa、101)はプーリ
ー、4.11はロープ、5はバネ、6は流体制御弁、7
は流体圧源、8は制御部、9はインターフェース、]2
は速度検出器、13は圧力センサ、K、〜に5は制御系
における伝達関数である。
ム、2aはプランジャ、3、]Oa、101)はプーリ
ー、4.11はロープ、5はバネ、6は流体制御弁、7
は流体圧源、8は制御部、9はインターフェース、]2
は速度検出器、13は圧力センサ、K、〜に5は制御系
における伝達関数である。
本発明が適用されるエレベータ−は、第1−図に示すよ
うに、流体圧ラム2、該流体圧ラム2のプランジャ2a
の頂部に設けられたプーリー3、乗りかご1、前記プー
リー3及びバネ5を介して乗りかご1と連結され、乗り
かご]を駆動するロープ4とを備えて構成されている。
うに、流体圧ラム2、該流体圧ラム2のプランジャ2a
の頂部に設けられたプーリー3、乗りかご1、前記プー
リー3及びバネ5を介して乗りかご1と連結され、乗り
かご]を駆動するロープ4とを備えて構成されている。
そして、乗りかご1は、プーリー10a、]01〕間に
掛けられているロープ]jに結合されており、一方のプ
ーリ、例えば、10 bには、乗りかご1の変位あるい
は速度を検出するための、例えば、エンコーダ、速度発
電機等の速度検出器12が結合されている。
掛けられているロープ]jに結合されており、一方のプ
ーリ、例えば、10 bには、乗りかご1の変位あるい
は速度を検出するための、例えば、エンコーダ、速度発
電機等の速度検出器12が結合されている。
さらに、前記エレベータ−の乗りかご1の駆動を制御す
る流体圧制御系は、流体圧源7と、該流体圧源7からの
圧力流体の制御を行う流体制御弁6と、圧力流体の圧力
を検出する圧力センサ13と、該圧力センサ13の検出
信号と速度検出器12の検出信号とが人力されるインタ
ーフェース9と、該インターフェース9からの信号によ
り流体制御弁6を制御する制御部8とを備えて構成され
ている。
る流体圧制御系は、流体圧源7と、該流体圧源7からの
圧力流体の制御を行う流体制御弁6と、圧力流体の圧力
を検出する圧力センサ13と、該圧力センサ13の検出
信号と速度検出器12の検出信号とが人力されるインタ
ーフェース9と、該インターフェース9からの信号によ
り流体制御弁6を制御する制御部8とを備えて構成され
ている。
前述のように構成される本発明の一実施例において、流
体制御弁6は、流体圧源7から供給される圧力流体を制
御し、流体圧ラム2に送りこみ、あるいは、流体圧ラム
2からの圧力流体を流体圧源に戻す。これにより、流体
圧ラム2内のプランジャ2aは、この圧力流体により、
上昇あるいは下降制御され、乗りかご1を」1昇、下降
運転制御する1、また、制御部8は、インターフェース
9を介して与えられる、圧力センサ13からの流体圧力
検出信号と速度検出器12からの乗りかご速度信号とを
受け、これらの信号に基づいて流体制御弁6の制御を行
うものである。
体制御弁6は、流体圧源7から供給される圧力流体を制
御し、流体圧ラム2に送りこみ、あるいは、流体圧ラム
2からの圧力流体を流体圧源に戻す。これにより、流体
圧ラム2内のプランジャ2aは、この圧力流体により、
上昇あるいは下降制御され、乗りかご1を」1昇、下降
運転制御する1、また、制御部8は、インターフェース
9を介して与えられる、圧力センサ13からの流体圧力
検出信号と速度検出器12からの乗りかご速度信号とを
受け、これらの信号に基づいて流体制御弁6の制御を行
うものである。
すでに説明したように、流体圧エレベータ−が、負帰還
制御によっては乗り心地のよい制御を行うことが困難で
あるのは、圧力流体の圧力が、わずかではあるが振動的
になることによるので、本発明の実施例においては、こ
の圧力流体の圧力の振動を抑制するために、検出された
流体圧力の時間微分値を負帰還することとし、これによ
り、乗り心地のよいエレベータ−の制御を可能としたも
のである。以下、このような制御系の構成とその動作を
第2図を参照して説明する。
制御によっては乗り心地のよい制御を行うことが困難で
あるのは、圧力流体の圧力が、わずかではあるが振動的
になることによるので、本発明の実施例においては、こ
の圧力流体の圧力の振動を抑制するために、検出された
流体圧力の時間微分値を負帰還することとし、これによ
り、乗り心地のよいエレベータ−の制御を可能としたも
のである。以下、このような制御系の構成とその動作を
第2図を参照して説明する。
第2図に示す本発明による速度制御系の構成を示すブロ
ック図において、速度検出器12により検出された乗り
かご]の速度信号■1は、該速度信号■□を制御系の信
号系に変換するインターフェース機能と、該速度信号■
□のノイズ成分を除去する機能とを備える、−次遅れを
含む伝達関数に、を介して速度信号■、に変換され、速
度指令信号■5から減算されて、速度偏差信号とされる
。
ック図において、速度検出器12により検出された乗り
かご]の速度信号■1は、該速度信号■□を制御系の信
号系に変換するインターフェース機能と、該速度信号■
□のノイズ成分を除去する機能とを備える、−次遅れを
含む伝達関数に、を介して速度信号■、に変換され、速
度指令信号■5から減算されて、速度偏差信号とされる
。
二の速度偏差信号は、伝達関数に、を介して制御偏差量
Δ■に変換される。
Δ■に変換される。
一方、圧力センサ13により検出された、流体圧ラム2
に流入する、あるいは流体圧ラムより流出する圧力流体
の圧力Pは、時間微分要素である一次遅れを含む伝達関
数に4を介して時間微分され、圧力Pの微分信号P′に
変換されて、前記制御偏差量へ■を補正するために帰還
される。制御偏差量へ■は、この圧力Pの微分要素P”
が減算されて、流体制御弁6に対する制御信号へ〇に変
換され、流体制御弁6に与えられる。
に流入する、あるいは流体圧ラムより流出する圧力流体
の圧力Pは、時間微分要素である一次遅れを含む伝達関
数に4を介して時間微分され、圧力Pの微分信号P′に
変換されて、前記制御偏差量へ■を補正するために帰還
される。制御偏差量へ■は、この圧力Pの微分要素P”
が減算されて、流体制御弁6に対する制御信号へ〇に変
換され、流体制御弁6に与えられる。
流体制御弁6は、この制御信号へ〇により流体の流量を
制御し、この結果、流体圧ラム2に対して流体圧力Pの
圧力を有する流体が加えられることになる。このとき、
流体回線全体の伝達関数が第2図に伝達関数に2として
示されている。この圧力Pにより、乗りかご1が駆動さ
れることになるが、乗りかご1は、プーリー3、ローブ
4等によるエレベータ−系の伝達関数に3を介して、速
度■1に制御される。
制御し、この結果、流体圧ラム2に対して流体圧力Pの
圧力を有する流体が加えられることになる。このとき、
流体回線全体の伝達関数が第2図に伝達関数に2として
示されている。この圧力Pにより、乗りかご1が駆動さ
れることになるが、乗りかご1は、プーリー3、ローブ
4等によるエレベータ−系の伝達関数に3を介して、速
度■1に制御される。
前述したように、乗りかごの速度信号と、流体の圧力の
微分要素を負帰還して乗りかごを制御する本発明の実施
例によるエレベータ−の制御特性は、第3図に示すよう
になる。
微分要素を負帰還して乗りかごを制御する本発明の実施
例によるエレベータ−の制御特性は、第3図に示すよう
になる。
すなわち、第3図(a)に示すような速度指令■5が与
えられたとき、流体の圧力P及び乗りかごの加速度は、
第3図(b)、(c)に示すようになり、いずれも振動
現象等を生じることなく滑らかに変化する。
えられたとき、流体の圧力P及び乗りかごの加速度は、
第3図(b)、(c)に示すようになり、いずれも振動
現象等を生じることなく滑らかに変化する。
これにより、前述した本発明の実施例によれは、流体圧
力の変化を抑制し、加減速度特性を向上させて、乗り心
地のよいエレベータ−の制御を行うことができる。また
、本発明の実施例によれば、速度指令の減速開始点を、
停止階からの距離による指令値とすることにより、従来
技術の場合に行われていた停止前のクリープ運転を行う
ことなく、乗りかごを直接着床させることができる。
力の変化を抑制し、加減速度特性を向上させて、乗り心
地のよいエレベータ−の制御を行うことができる。また
、本発明の実施例によれば、速度指令の減速開始点を、
停止階からの距離による指令値とすることにより、従来
技術の場合に行われていた停止前のクリープ運転を行う
ことなく、乗りかごを直接着床させることができる。
また、本発明の実施例は、第2図において、伝達関数に
、のゲインおよび圧力の微分を行う伝達関数に4のゲイ
ンを、エレベータ−の走行条件により、すなわち、エレ
ベータ−の上昇運転、下降運転のいずれかにより、加速
運転、減速運転のいずれかにより、あるいは、これらの
組合せにより変化させることにより、さらにエレベータ
−の乗り心地を良好にすることが可能である。
、のゲインおよび圧力の微分を行う伝達関数に4のゲイ
ンを、エレベータ−の走行条件により、すなわち、エレ
ベータ−の上昇運転、下降運転のいずれかにより、加速
運転、減速運転のいずれかにより、あるいは、これらの
組合せにより変化させることにより、さらにエレベータ
−の乗り心地を良好にすることが可能である。
前述した本発明の一実施例は、流体圧ラム2のプランジ
ャ2aの頂部に設けたプーリー3と、ローブ4とにより
、乗りかご1を間接駆動するものとしたが、本発明は、
プランジャ2aの上部に直接乗りかご1を設けた直接駆
動形式の流体圧エレベータ−にも適用することができ、
同様な効果を奏することができる。
ャ2aの頂部に設けたプーリー3と、ローブ4とにより
、乗りかご1を間接駆動するものとしたが、本発明は、
プランジャ2aの上部に直接乗りかご1を設けた直接駆
動形式の流体圧エレベータ−にも適用することができ、
同様な効果を奏することができる。
[発明の効果]
以上説明したように本発明によれば、乗りかごを制御す
る流体の圧力の変動を抑えることができるので、エレベ
ータ−の乗り心地を向上させることができると共に、ク
リープ運転を行う必要がなくなるので、エレベータ−の
運転効率の向上を図ることができる。
る流体の圧力の変動を抑えることができるので、エレベ
ータ−の乗り心地を向上させることができると共に、ク
リープ運転を行う必要がなくなるので、エレベータ−の
運転効率の向上を図ることができる。
第1図は本発明の一実施例の全体の構成を示すブロック
図、第2図は速度制御系の構成を示すブロック図、第3
図は本発明の一実施例の制御局性を説明する図、第4図
は流体圧エレベータ−に乗りかご速度を帰還してエレベ
ータ−制御を行った場合の従来技術によるエレベータ−
の制御特性を説明する図である。 1・・・・・乗りかご、2・・・・・流体圧ラム、2a
・・・・・プランジャ、3、1、Oa、10 b −・
−−プーリー4.11・・・・・・ローブ、5・・・・
バネ、6・・・・・流体制御弁、7・・・・・・流体圧
源、8・・・・・制御部、9・・・・・インターフェー
ス、12・・・・速度検出器、】3・・・・・圧力セン
サ、K1−に5・・・・制御系における伝達関数。 第3 図
図、第2図は速度制御系の構成を示すブロック図、第3
図は本発明の一実施例の制御局性を説明する図、第4図
は流体圧エレベータ−に乗りかご速度を帰還してエレベ
ータ−制御を行った場合の従来技術によるエレベータ−
の制御特性を説明する図である。 1・・・・・乗りかご、2・・・・・流体圧ラム、2a
・・・・・プランジャ、3、1、Oa、10 b −・
−−プーリー4.11・・・・・・ローブ、5・・・・
バネ、6・・・・・流体制御弁、7・・・・・・流体圧
源、8・・・・・制御部、9・・・・・インターフェー
ス、12・・・・速度検出器、】3・・・・・圧力セン
サ、K1−に5・・・・制御系における伝達関数。 第3 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、流体圧ラムに供給されるあるいは流体圧ラムから排
出される圧力流体の流量を制御することにより、乗りか
ごの速度制御を行う流体圧エレベーターにおいて、速度
指令と前記乗りかごの速度との偏差を演算して得られる
制御偏差量と、前記圧力流体の圧力を時間微分演算して
得られる該圧力の微分信号とに基づいて前記圧力流体の
流量を制御することを特徴とする流体圧エレベーターの
制御装置。 2、前記速度指令と前記乗りかごの速度との偏差の演算
を行う手段のゲイン及び前記圧力流体の圧力を時間微分
演算する手段のゲインの少なくとも一方のゲインを、エ
レベーターの走行条件により可変とすることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の流体圧エレベーターの制
御装置。 3、前記エレベーターの走行条件とは、乗りかごの上昇
運転か、下降運転かによる条件であることを特徴とする
特許請求の範囲第2項記載の流体圧エレベーターの制御
装置。 4、前記エレベーターの走行条件とは、乗りかごの加速
運転か、減速運転かによる条件であることを特徴とする
特許請求の範囲第2項記載の流体圧エレベーターの制御
装置。 5、前記エレベーターの走行条件とは、乗りかごの上昇
加速運転か、上昇減速運転か、下降加速運転か、下降減
速運転かによる条件であることを特徴とする特許請求の
範囲第2項記載の流体圧エレベーターの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1132565A JPH033873A (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 流体圧エレベーターの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1132565A JPH033873A (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 流体圧エレベーターの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH033873A true JPH033873A (ja) | 1991-01-09 |
Family
ID=15084276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1132565A Pending JPH033873A (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 流体圧エレベーターの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH033873A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5842579A (ja) * | 1981-09-09 | 1983-03-12 | 株式会社日立製作所 | 速度帰還形油圧エレベ−タ装置 |
JPS61238669A (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-23 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タの制御装置 |
JPS6421201A (en) * | 1987-07-10 | 1989-01-24 | Kobe Steel Ltd | Device for restricting vibration of boom in hydraulic working machine |
-
1989
- 1989-05-29 JP JP1132565A patent/JPH033873A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5842579A (ja) * | 1981-09-09 | 1983-03-12 | 株式会社日立製作所 | 速度帰還形油圧エレベ−タ装置 |
JPS61238669A (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-23 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タの制御装置 |
JPS6421201A (en) * | 1987-07-10 | 1989-01-24 | Kobe Steel Ltd | Device for restricting vibration of boom in hydraulic working machine |
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