JPH0338444A - 自動車用安全ベルトシステムのプリテンショナー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、自動車のボディまたは自ａｌｌのシートに取
付けられたベースプレートとベースプレートに可動式に
案内されかつ安全ベルトの連結金具をベースプレートに
取付けた引込み部材とをｈする自Ｗｂ　ｆｒｉ用安全安
全ベルトシステムリテンショナー（Ｐ備張力付加装置〉
に関するものである。付勢力蓄積装置は引込み部材に係
合し予備引張力の方向に引込み部０を付勢している。自
動１１の検出開放ラッヂング装置は、蓄積装置の付勢力
に対して休止借四にある引込み部祠をｌ］ラック態に保
持している。

〈従来の技術〉 安全ベルトのプリテンシヨナーは一般的には火薬駆動装
；ｄを備えている。そのようなプリテンシヨナーは実際
上有効であることが証明されているが値段が高くその用
途も限定されている。

〈解決されるべき問題点〉 従って信頼性が高く製造が容易で価格が安く汎用性に富
んだ単純な安全ベルトシステム川プリテンシヨナーの必
及性が高まっている。

まず自動車の検出開放機構により急に開放される付勢ば
ねから予備引張力に必要な駆動力を引出すことを考えな
ければならない。しかしながら手分の数秒内に予備引張
力を実現するためには大きい駆動力が安全ベルトシステ
ムプリテンショプーに必要となるので、非常に強いばね
を用いなければならない。

しかしながら数年間のｔ＄備状態の後であって６所定の
自動車の減速状態で安全に開放するように設計されたば
ね用の開放機構であって、プリテンシヨナー自体として
コストが安く単純でありかつ衡突や％ｊ撃による不必要
な開放に対して安全性の高い開放装置は未だ抛供されて
いない。

く問題点を解決するための手段〉 本発明の目的は、単純な設計であり製造コストが安いも
のであるが信頼性が高く不必要な開放に対して安全であ
る安全ベルトシステム用のブリテンシ・」ナーを捉供す
ることである。

本発明によると、上記目的は、外周面に部３いて互いに
接触する３つのローラー本体からなる２つのＩｎ能的に
結ばれたシステムをラップ装置が休止位置に有しており
、各システムは２つの外側ローラー本体を有し、その一
方はベースプレートに取付けられており内側可動ローラ
ー本体の軸線は外側ローラー本体の軸線を結ぶ線の近く
に位置しており、第１のシステムの内側ローラー本体ｔ
よ引込み部材の軌跡の休止位置に保持されており、第２
のシステムの内側［コーラ−本体はベースプレートに枢
着されたダブルアームレバーの第１のアームに取付けら
れており第２のレバーアームは自動車の慣性力検出本体
に係合しているブリデンジ３ナーを１１２供することに
より達成される。本発明のプリテンシヨナーの３つのロ
ーラー本体からなるそれぞれのシステムはトグルレバー
機構として働く。

第１のシステムの内側１］−ラー本体は外側ローラー本
体の間に位置ツるが、内側ローラー本体が引込す部材と
係合し蓄積装置の力に対して休止位置に引込み部材を保
持している第２のシステムの内側ローラー本体によりそ
の位置に保持される。内側ローラー本体を安定した上死
点を越えた位置から不安定な開放位置に移動させるため
には、内側ローラー本体軸線と各システムの２つの外側
ローラー本体の軸線を結ぶ線との間の距離により力を消
費しな（プればならず、その大きさは正確に計算できる
。２つのこのようなシステムの機能的な連結により自動
車の検出開放は比較的小さい慣性体すなわち数グラムの
慣性体を用いて達成される。

さらに２つのローラー本体システムは製造、組立、及び
材料強度等の外的要因に対して限定されないプリテンシ
ヨナーーの正確な開放限度を設定できる利点を有してい
る。しかしながら本発明のブリデンジ１ナーを実現する
ための費用は入湯生産を可能にする程度である。

摩擦の影費を少なくするために、ローラー本体は特にニ
ードルベアリング等によりスムーズに回転するように取
付けられる。ピンに取付けられた単純な構成で開放限界
を容易に７１現することが可能であることがわかった。

第１のローラー本体システムの１つの外側［１−ラー本
体は第２のシステムの内側１コーラ−本体によっても兼
用できる。従ってこれらのシステムのローラーは共通の
ローラー本体を有してもよい。

この実施例は必要なローラー本体の数を減ら寸ため様々
な形となる。第１のシステムの内側ローラー本体は引込
み部材の軌跡にロック状態に設けられている。休止状態
を安定させるためにはこの引込み部材は第１のシステム
の内側ローラー本体の外周の限界近くに四部を有してい
る。

２種類のタイプが基本的には達成可能である。

すなわち第１の実施例においては引込み部材はベースプ
レートに枢着されたダブルアームレバーからなり、第２
の実施例においては引込み部材は通常スライダーが受は
止められる２つの離間したプレートで構成されるベース
プレートに活動可能に線形案内されるスライダーを構成
している。

係止歯を有づるくさび状の逆移動防止装置またはクラン
プ本体状の逆移動防止装置は線形摺動スライダーを有す
る実施例に好適である。くさび状またはクランプ状の本
体はスライダーの移動方向に対してＭＥ４した方向にラ
ンプ曲に支持されており２つのプレートの間に制限され
、くさびまたはクランプ本体は２つのプレートの間で保
持される。

〈実施例〉 以下本発明を図面を参照して説明する。

第１図から第３図に示す実施例においてベアリングを或
寸ように形成されたベースプレート１０は自動車のシー
トまたは自動車のボディに取付けられるようになってい
る。ダブルアームレバー１２は軸１４のまわりに１！！
！初可能に取付けられている。ビン１６はダブルアーム
レバー１２に横方向に取付けられておりベースプレート
１０の円弧状の瓜穴１８を通過している。Ｖらなスパイ
ラル状のばね２０の外端はピン１６にかＵられておりば
ね２０の内端はスロット付矩形部材によりベースプレー
ト１０に固定されている。ベルトロック２４の連結部材
２２はダブルアームレバー１２の第１のアームに取付け
られている。ざらにばねイ４勢受は部材２６は、ベース
プレート１０の歯２８を有する逆移動防止ａ構として動
くダブルアームレバー１２の第１のレバーアームに柩肴
されている。

ベースプレート１０は、平らなスパイラル状のばね２０
の力に対して休止位置にダブルアームレバー１２を保持
するようにダブルアームレバー１２の第２のレバーアー
ムの端部に係合するラッチ装置があるブラケット１０Ａ
を信している。このラッチ装置はそれぞれ３つのローラ
ー本体からなる機能的に連結された２つのシステムから
構成されている。第１のシステムは２つの外側ローラー
３２．３０の間にＭ嵌された内側ローラー３４とともに
ダブルアームレバー１２の第２のレバーアームの端部に
枢着された円筒状の外側ローラー３２とブラケット１０
Ａｋ：１３６された外側ローラー３０とからなる。さら
に内側ローラー３４は、その外周部で３つのローラー本
体からなる第２のシステムの内側ローラー３６に支持さ
れており第２のシステムの第１の外側ローラー本体は第
１のシステムの内側ローラー３４により構成され第２の
システムの第２の外側「１−ラー本体はブラケット１０
Ａに枢着されている。このように第２のローラー本体シ
ステムは第１のシステムと共通な１つのローラー本体を
有している。第２のシステムの内側ローラー本体３６は
ローラー３８の取付軸線に対応する軸線４２に枢着され
、ブラケット１０に取付けられたダブルアームレバー４
０の上端に枢着されている。ダブルアームレバー４０の
第２の下方アームはストラップ状であり、そのストラッ
プ４０に自動車の慣性検出内端が取付けられている。

各システムの３つのローラー本体はトグルレバーｍ構の
ように配置されており、第２のシステムの内側ローラー
本体は安定して上タヒ点を越えた色部に位置している。

第１のシス゛アムのローラー３０．３２．３４は内側の
Ｍ嵌ローラー３４のローラー３０．３２の軸線を通過す
る線から距離ｄだけ離れている。外側ローラー３０．３
２に対して内側ＭＩ＃！ローラー３４の相対位置はロー
ラー３０゜３４の軸線を通過する線が外側「１−シー３
０，３２の軸線を通過する線に対して傾斜する角度によ
っても特定される。

第２のローラー本体システムは０−シー３４゜３６．３
８によりなる。内側ローラー３６はローラー３６が枢着
された軸線がベースプレート１゜の円弧状長穴４６の上
端に当接することにより確定された上死点を越えたｔＤ
置に位置する。このように第１図のレバー４０の反時計
方間の枢動に対して係止点として長手穴４６が働く。ロ
ーラー３６の上タヒ点を越えた位置はローラー３４．３
６の＠線と同様にローラー３８と３４の軸線を通過する
線の間の角度により画定される。

上述のＭｄの関係は第１図に角度α及びβどして示され
ている。

第２図に示されるように第１図に示した袋内の動作は以
下のにうである。フラットなスパイラル状のばね２０は
、開放１１４に接続部材２２及びベルトロック２４に作
用する５００〜１５０ＯＮの予備引張力に対応する高い
時計方向のトルクをダブルアームレバー１２にかける。

ダブルアームレバー１２はローラー３２を介して第１の
システムの中間の遊嵌ロー＞−３４の外周を押して、こ
のローラーは第２のシステムの内側「ｌ−シー３６に対
して移動する傾向にある。しかしながらローラー３６は
長手穴４６の上端にその馴初通路が１Ｉｌｌ限されてい
るのでロー＞−３４，３８の間の安定しｌこ上死点を越
えた位置にあり移動不可能となっている。第１のシステ
ムの内側ローラー３４が移動しないようにする保持力は
、角度α乃至距ｌａｄが小さいので０−ツー３４に支持
されるローラー３２の力の割合ににる。

目−シー３２がローラー３４に当接され力が１００ＯＮ
、角度αが５°の場合、ころがり摩擦が０とするとＬｌ
−ツー３４の保持力は以下のように表わされる。

＋：１−２ｘ１００ＯＮｘｔａｎ　α＝１７５Ｎこの保
持力１：１はローラー本体の第２のシステム用のもので
なｔプればならない。必要な保持力を発生するのに必要
な自動車の慣性検出本体４４の質トΔは以下のように算
出される。［１−シー３６及び３８の軸線間のレバー４
０の上部アームの長さをａとし、自動車の慣性検出本体
４４の重心と軸線４２との間のレバーアームの長さをｂ
として、レバーアームの長さａ及びｂがほぼ同じで、角
度βが約２．５°に選択され、自動車の予備引張力検出
開放の重力側３ｆｉ度の約１０倍である開放限度とづる
と、以下のようになる。

Ｆ２＝Ｆ１ｘ２ｘｔａｎβ＝１００Ｎｘｔａｎβ＝１５
．３Ｎ １０Ｘ９．　８１Ｎｍ このように自動車の慣性検出本体４４１．１０．１〜０
．２に９程度の負端を持たなければならない。

このように重力加速度の約１０倍以上の自１７３　ｄｉ
の減速が発生するとローラ３６が長手穴４６の上端に当
接保持される限Ｗ力を越える。レバー４０は時目方向に
回動しローラー３６はローラー３８と３４の間を移動し
途中でローラー３６にかかる圧力がレバー４０の時計方
向に向くトルクに対応する力の要素を発生する位置を保
持する。この位置が達成されるとシステムは不安定に回
転し、レバー４０はさらに時計方向に１１１＋　１１Ｊ
するほどロ、−ラー３２．３４を介してローラー３６に
フラットなスパイラルばね２０により伝えられる回動を
支持するトルクが大きくなる。ここで第１の臼−ラー本
体シスデムの遊嵌内側１コー５−３４も角度αを大きく
しながらこのシステムの２つの外側ローラー３０と３２
の間を移動する。システムが全体として自由になる。遊
嵌１コーラ−３４がローラー３０と３２の間を飛び出す
。ローラー３２は障害物に当接することがなくなりレバ
ー１２はスパイラル状のばね２０により右方向に回動し
ベルトの引張力とつりあう力が達成されるかビン１６が
長手穴１８の下端で止まるまでベルトロック２４ととも
に連結金具２２が下方に移ＩＪＪする。

これらの動作は非常に短い時間１−なわち１０００分の
数秒の間に行なわれる。第２図は予備引張動作が完了し
た後のプリテンジョブ−の状態を示している。ＭＷロー
ラー３４は離れており例えばジャケット等により保持さ
れている。上死点を越えた位置から不安定位置まで届く
までローラー３６によりカバーされている距離は開放ま
での加速及び経過時間と一定の関係にある。この１１１
間は１講のめ！離について約１０１ｉＳであり重ノノ加
速度の１０＠の平均白！ｌＪ車減速である。このシステ
ムの１つの重要な特徴は衝突または振動等による短い間
の加速では平均加速と動作時間との積が小さいので不必
要な開放はおこらない。

第８図の実施例とともに第４図から第７図の実施例にお
いて、ベルトロックに係合する引込み部材はダブルアー
ム枢着レバーとしては形成されていないが以下において
スライダーとよばれ参照番号５０で示される線形Ｈ動案
内部伺が設【ノられている。

スライダー５０はベースプレート１０とスペーサー５２
により離されたプレー１−１０　Ｂとの間で案内される
。ベースプレート１０はスライダー５０に取付けられた
ピン５６が通過するＥｉ手穴５４を有している。ピン５
６上にはベースプレート１０に取付けられた短形部材１
４にその内端がかけられたフラットスパイラル状ばね２
０の外端が支持されている。ベルトロック２４の連結金
Ｘ４２２はスライダー５０の上端に接続されている。ベ
ースプレート１０及びプレート１０Ｂはそれぞれ１つの
長手穴５８または６０を有している。長手穴５８．６０
は、長手穴５８．６０によりその２つの横方向に連結さ
れたリブが案内される係止くさび６２を案内するように
互いに平行になっている。

係止くさび６２はスライダー５０の移動方向に対して斜
めに長手穴５８．６０により案内されスライダー側の面
にはスライダー５０の対応するロック歯６６と係合する
ロック歯６４を有している。

係止くさび６２は板ばね６８によりスライダー５０に付
勢されている。【コック歯６４．６８はスライダー５０
の下方の移動を詐りが逆方向の移動はロックしてしまう
。

ベースブ１ノート１０はその上端側に、ダブルアームレ
バー４０が軸４２に取付けられたブラケット１０Ａを有
しており、ローラー３８が軸４２に取付けられている。

第１図から第３図の実施例と同様に自動車の慣性検出本
体４４はレバー４０に取付けられている。さらに第１図
から第３図の実施例と同様に可動ローラー３６はレバー
４０の上方アームに枢着されている。さらにローラー３
０はベースプレート１０に枢着されておりローラー３０
はローラー３６と遊嵌−−ラー３４とともに３つのロー
ラー本体システムを形成している。遊嵌ローラー３４は
その外周でスライダー５０の凹部７０の周辺を支持して
いる。

４つのローラー３０．３４．３６．３８は第２のシステ
ムの上死点を越えた位置にある１つの内側ローラーと２
つの外側Ｉ］−ラーとを有している３つのローラー本体
システムの２つを形成している。この配置は第１図から
第３図に示す実施例の６のに対応するが上述の実施例の
ローラー３２はスライダー５０が支持ローラーではなく
て四部７０を有しているので省略されている。第１のロ
ーラー本体システムはローラー３０．３４．３６からな
り、第２のシステムはローラー３４．３６゜３８からな
る。両方のシステムは第１図から第３図に示した実施例
のように機能的に連結されており再生可能なように正確
に決定される開放眼界領に実質的に彫費を与える。しか
しながら、１つのローラーすなわち第１のシステムのロ
ーラー３２が省略されている。

２つのＯ−ラー本体システムにより構成されるラッチ装
置の動作は前述の実施例と基本的にＩ、ｉ　ｂｊｌじで
あるのでその説明は省略する。第４図は体止位１１にあ
るプリテンシヨナーを示し第５図は開放位置にあるｌ１
ｉｌじプリテンシヨナーを小してＪ３す、スライダー５
０はばね２０の力により下方に移動しており、係止くさ
び６２がスライダー５０の逆方向の移動を防止している
。

第８図の実施例は、逆移動防止機構だけが第４図から第
７図に示寸実施例と異なっている。この逆移動防止機構
はベースプレート１０とプレート１０Ｂとの間に保持さ
れた案ｖ４部材７４のランプ面７２と好ましくは硬化材
料からなる因筒状のローラー本体により構成される。ラ
ンプ面７２はスライダー５０の囲動方向に対して斜めに
傾斜している。ローラー本体７１はランプ面７２に付勢
されており、従ってスライダー５０の隣接前端に付勢さ
れている。［Ｉ−ラー本体７１がスライダー５０を下方
に移動することを防止していないが逆方向の移動は防止
していることは明らかである。スライダー５０の隣接前
面のある程度の塑性変形が生じ逆移動をロックしている
。

第９図に示す実施例はダブルアームレバー１２の端部に
位置するローラー３２がないことが第１図から第３図の
実施例と異なっている。レバー１２の端部はエツジ１２
Ａにより遊嵌ローラー３４に直接支持されている。この
実施例では第１のＤ−ラー本体システムはローラー３０
．３４．３６により形成されており第２のシステムは１
」−シー３８．３６．３４により形成されている。ラッ
チ装慟の実施例は第４図から第８図のらのと同様に形成
される。全体として４つのローラーだけでローラー本体
システムが形成され２つの［１−ラーが両方のシステム
に共通して用いられている。、第９図は左側に体止位け
を右側に開放位置を□示している。この配置はレバー１
２のエツジ１２Ａがローラー３４が開放された後ローラ
ー３０を通過するように自由に移動するようにしてｂよ
い。

上記の構成の動作は第１図から第３図の実施例と塁本的
に同じであるのでさらに説明はしない。

第９図の実施例においてレバー１２の位置は休止接触す
るマイクロスイッチ８０等のセンサーにより検出される
。マイクロスイッチが働かない場合１１路は閉じており
、警告幻等の５Ａ置を動作させ運転手にプリテンシヨナ
ーが開放され作動しないことを＊　２１する。

【図面の簡単な説明】

第１図は休止位置にあるプリテンシヨナーの第１の実施
例の概略側向図、第２図は開放位置にある第１図に示し
たブリデンジ：ＪＪ゛−を示゛す図、第３図は休止位置
にあるプリテンシヨナーの斜視図、第４図は休止位置に
ある第２の実施例によるプリテンシヨナーの概略断面図
、第５図は開放位置にあるこの実施例の概略断面図、第
６図は第４図及び第５図の実施例の概略全体図、第７図
は第４図から第６図のプリテンシヨナーの分解図、第８
図は第４区から刀７図の実施例の変形側を示す図、及び
第９図は第１図から第３図の実施例の変形例を示す図で
ある。 １０・・・ベースプレート、ＩＯＡ・・・ブラケット、
１０Ｂ・・・プレート、１２・・・ダブルアームレバー
１４・・・軸、１６・・・ビン、１８・・・長穴、２０
・・・スパイラル状ばね、２２・・・連結金具、２４・
・・ベルトロック、２６・・・ばね受部、２８・・・歯
、３０，３２゜３４．３６．３８・・・ローラー、４０
・・・ダブルアームレバー、４２・・・軸、４４・・・
自動車慣性検出本体、４６・・・長穴、５０・・・スラ
イダー、５２・・・スペーサ５４・・・長穴、５６・・
・ピン、５８．６０・・・長穴、６２・・・係止くさび
、６４．６６・・・ロック歯、７１・・・ローラー　７
２・・・ランプ而、７４・・・ガイ１Ｚ部材、８０・・
・マイク０スイツプ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）自動車の本体または自動車のシートに取付けられ
   たベースプレートと、前記ベースプレート上を移動可能
   に案内される引込み部材と、前記引込み部材に接続され
   た安全ベルト用の連結部材と、前記引込み部材と係合し
   前記引込み部材を予備引張方向に付勢する付勢力蓄積装
   置と、前記付勢力蓄積装置の付勢力に対して前記引込み
   部材を休止位置に保持し自動車に反応し開放するラッチ
   装置とを有するプリテンシヨナーにおいて、前記ラッチ
   装置が外周で互いに支持し合うそれぞれ３つのローラー
   本体からなる２つの機能的に連結されたシステムをロッ
   ク位置に有しており、それぞれのシステムが２つの外側
   ローラー本体を有しており、その１つが前記ベースプレ
   ートに取付けられているとともに前記外側ローラーの軸
   線を結ぶ線の近くにその軸が配置された内側可動ローラ
   ー本体を有しており、前記第１のシステムの前記内側ロ
   ーラー本体が前記引込み部材の軌跡内に保持され前記引
   込み部材を休止位置に保持しており、さらに前記第２の
   システムの前記ローラー本体がダブルアームレバーの第
   １のアームに取付けられ、ダブルアームレバーが前記ベ
   ースプレートに枢着され第２のアームが自動車の慣性検
   出本体と係合していることを特徴とするプリテンシヨナ
   ー。 （２）前記第１のシステムの前記内側ローラー本体がこ
   のシステムの外側ローラー本体間の間に遊嵌されている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のプリテン
   シヨナー。（３）前記自動車の慣性検出本体がその第２
   のレバーアームのすぐ近くで前記ダブルアームレバーの
   旋回取付部に取付けられていることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項または第２項記載のプリテンシヨナー。 （４）ロック位置において前記慣性本体の重心と前記ダ
   ブルアームレバーの旋回取付部を通過する線が通常の移
   動方向と反対側でかつ垂線に対してある程度後方に傾斜
   していることを特徴とする特許請求の範囲第１項から第
   ３項までのいずれか一つの項に記載のプリテンシヨナー
   。 （５）前記第２のシステムの外側ローラー本体の間の内
   側ローラー本体の位置がロックポジションのストップ部
   により画定されることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項から第４項までのいずれか一つの項に記載のプリテン
   シヨナー。 （６）第２のシステムの外側ローラー本体の１つも前記
   ダブルアームレバーの旋回軸に取付けられていることを
   特徴とする特許請求の範囲１項から第５項までのいずれ
   か一つの項記載のプリテンシヨナー。 （７）前記ダブルアームレバーが帯状部材の形状であり
   、その足の間で前記自動車の慣性検出本体が第２のアー
   ムの側に取付けられ、前記第２のシステムの内側ローラ
   ー本体が前記第１のアームの側に取付けられていること
   を特徴とする特許請求の範囲１項から第６項までのいず
   れか一つの項記載のプリテンシヨナー。 （８）前記引込み部材が前記ベースプレートに枢着され
   たダブルアームレバーであり、前記連結部材が１つのレ
   バーアームに接続されており、他のレバーアームが前記
   第１のシステムの前記内側ローラ本体に支持され、前記
   第２のレバーアームが前記第１のシステムの外側ローラ
   ー本体によりその内側ローラー本体に支持されているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項から第７項までの
   いずれか一つの項記載のプリテンシヨナー。 （９）前記第２のレバーアームがその一端で前記第１の
   システムの内側ローラー本体に支持されていることを特
   徴とする特許請求の範囲第８項記載のプリテンシヨナー
   。 （１０）前記引込み部材がベースプレート上で線形に摺
   動案内される部分であり、前記部分がその周辺が前記第
   １のシステムの内側ローラー本体と当接する凹部を有し
   ており、前記第１のシステムの外側ローラー本体の１つ
   が前記第２のシステムの内側ローラー本体により形成さ
   れていることを特徴とする特許請求の範囲１項から第７
   項までのいずれか一つの項記載のプリテンシヨナー。 （１１）前記ベースプレートが前記線形摺動案内される
   部分がある離れた２つのプレートであり、前記２つのプ
   レートの間でロック部が前記引込み部材の移動方向に対
   して斜めに１つのランプ面にそって案内さればね張力に
   より前記引込み部材側に付勢されておりその休止位置か
   ら予備張力位置まで前記引込み部材の移動を許すが前記
   休止位置への逆の移動を防止し、前記ロック部が前記引
   込み部材に対抗する面で前記引込み部材に位置する関連
   する歯に係合するロック歯を有するくさびとして形成さ
   れていることを特徴とする特許請求の範囲１０項記載の
   プリテンシヨナー。 （１２）前記ロック部がクランプ本体として形成されて
   おり、前記クランプ本体が硬化材料からなるローラー本
   体で形成され前記引込み部材の対抗当接面が前記ローラ
   ー本体の負荷により組成変形することを特徴とする特許
   請求の範囲１１項記載のプリテンショナー。（１３）前
   記ローラー本体の少なくとも一部がニードルベアリング
   上で回動可能に取付けられていることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項から第１２項までのいずれか一つの項
   記載のプリテンショナー。 （１４）センサーが前記引込み部材位置に対して設けら
   れておりその位置を検出し前記引込み部材がその休止位
   置にあるときディスプレイ装置を動作することを特徴と
   する特許請求の範囲第１項から第１３項までのいずれか
   一つの項記載のプリテンショナー。