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JPH0338269A - フラックス塗布装置 - Google Patents

フラックス塗布装置

Info

Publication number
JPH0338269A
JPH0338269A JP17307289A JP17307289A JPH0338269A JP H0338269 A JPH0338269 A JP H0338269A JP 17307289 A JP17307289 A JP 17307289A JP 17307289 A JP17307289 A JP 17307289A JP H0338269 A JPH0338269 A JP H0338269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flux
printed circuit
circuit board
nozzles
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17307289A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Tashiro
田代 悟
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAIDASU KOGYO KK
Original Assignee
MAIDASU KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MAIDASU KOGYO KK filed Critical MAIDASU KOGYO KK
Priority to JP17307289A priority Critical patent/JPH0338269A/ja
Publication of JPH0338269A publication Critical patent/JPH0338269A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はプリント基板に半田付けする際、半田付けを容
易、かつ確実とする活性剤(以下フラックスと称する)
をその前処理として、プリント基板に塗布するフラック
ス塗布装置に関する。
(ロ)従来の技術 多数の電気回路部品を装填したプリント基板に半田付け
を行う時、一般にその半田付けの前にプリント基板には
フラックスが塗布される。このフラックスはペースト状
のものもあれば、粘性の溶剤のものもある。フラックス
は半田付けの際高熱で溶融して半田の付きを良くする。
ところで、このフラックスをプリント基板に塗布する方
法として、従来、以下の方式(タイプ)が−殻内に採用
されている。
■ フラックス槽に入れたフラックス溶剤の表面に、多
量のフラックス泡を形成してこのフラックス泡にプリン
ト基板の下面を接しさせて通過させることにより塗布す
る、泡タイプ。
■ フラックス溶剤槽内に、エア等を送り込み、フラッ
クス溶剤の表面に部分的に盛り上るフラックス噴流部を
形成し、この噴流部先端に、プリント基板下面を接しさ
せて通過させることにより塗布する、噴流タイ、プ。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、上記した■の泡タイプ、また■の噴流タイプに
係る従来方法では、プリント基板に、フラックスを均一
な厚さで塗布することが困難で、場所的にフラックスが
多く厚めに塗られたり、また逆に少く薄めに、或いは全
く塗布されていない箇所が生じる。
従って、このような不均一なフラックスの塗着状態のま
ま、次の半田工程に移り、半田付けされると、半田付け
がされていない所、不十分な所等が出現し、半田付は不
良のプリント基板の発生する頻度が高くなる。
一方、フラックスは元来、絶縁物質であるから半田付は
後は、プリント基板から一切除去して、プリント基板の
回路網に非導通部として残らないようにする必要がある
そのため、通常この半田付は後のプリント基板は、フロ
ンを洗浄剤とする別途設けた洗浄装置にて洗浄し、プリ
ント基板に付着している微少、微細なゴミ、垢等の不純
物と共にフラックスの除去を行っている。ところが、フ
ロンは、近年大気層(オゾン層)の形成に悪影響を与え
るという環境保全問題からその使用に制約が課せられる
傾向にあり、フロン洗浄装置を用いることは適切ではな
くなって来ている。
このように、フラックスの塗布後、フロンによる洗浄を
必要としないほどに、薄く均一にフラックスをプリント
基板下面に塗布できることが最良である。
しかし、従来の方法では、フラックスを均一に塗布する
ことは非常に困難であったと共に、プリント基板の大き
さが色々と異なった場合に、それらに均一な塗布を達成
させるのにスムーズに対応できなかった。
本発明は上記の点に鑑みて威されたもので、プリント基
板の大小に別なく、均一なフラックス塗布が行えるよう
に威すと共に、その対応も簡単、かつ容易としたフラッ
クス塗布装置を提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明に係るフラックス塗布装置は、プリント基板の搬
送路の下方に、フラックスを霧状に噴射する複数本のノ
ズルを配置する、一方、外部に設けた集塵機にて搬送路
の上方で空気を吸引させて、余剰フラックスを外部に排
出させ、集塵機で処理するよう構成し、搬送路の幅方向
に並置される各ノズルはそれぞれその取付位置を調整可
能にノズル支持体にスライド自在とされると共に、プリ
ント基板面に対する高さ位置を若干調整可能に昇降自在
とし、かつ、ノズルがプリント基板の中心にくるようノ
ズル支持体の全体的な移動を可能とされているものであ
る。
(ホ)作 用 搬送手段によりプリント基板が搬送されてくると、ノズ
ルよりフラックスが霧状に噴射して塗布が行なわれる。
一方、集塵機の作動により、プリント基板の上方では空
気が吸引されている。この空気の上方への吸込流と相俟
ってフラックスの霧状噴射が効果的に行なわれて、プリ
ント基板にフラックスが薄く均一に塗布される。そして
、塗布後の余剰フラックスは吸引空気により捕集ダクト
、排気ダクトを介して集塵機に導びかれ、集塵機にて粉
体化処理される。
ここで、プリント基板の幅が異なる場合、ノズルをスラ
イド調整して、ノズル同士の間隔を拡げたり、狭めたり
してプリント基板幅に応じた適正な配置状況とする。す
なわち、放射状に拡がるフラックスの塗布領域がプリン
ト基板の幅全体に亘ようにし、それにより均一なフラッ
クス層厚での塗布を可能とさせる。
又、フラックス層厚の調整を行う時はノズルを上下動し
てノズルの噴射口をプリント基板に近づけたり、遠去け
たりしてフラッフ層厚の調整及び最適厚さの設定、更に
使用するフラックスの粘質性に応じた適正厚さを実現さ
せる。こうした後、ノズルがプリント基板の中心にくる
ようにノズル支持体を全体移動させて、プリント基板の
大きさに関係なく、どの基板に対しても、均一で薄いフ
ラックス層を塗布形成することを非常に容易に、かつ確
実に威させている。
(へ)実施例 以下1本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の一実施例によるフラックス塗布機と
、塗布後の余剰フラックス排出用ダクトと、余剰フラッ
クスを収集、粉体化処理する集塵機とから構成される本
発明フラックス塗布装置の構成図を示したものである。
同図において、フラックス塗布機lには、多数の回路部
品を装着したプリント基板が搬入口2より図面に垂直な
方向の手前側から搬入されて、プリント基板の下面にフ
ラックスが塗布された後。
次の工程である半田付は工程に回すため、後方より散出
される。プリント基板は搬入口から搬出口に向かってや
や上り気味に送られる。そして、そのプリント基板に対
しフラックス塗布機l内でフラックスは霧状に噴射され
て塗布される。61はプリント基板に塗布されたフラッ
クスのうち、余剰フラックスを外部へ導出し、集塵機へ
導く蛇腹状のダクトである。ダクト61は天井面からの
チェーン吊具62,62・・・で支持されている。63
は集塵機で、内部の適宜箇所にフラックス塗布機lより
余剰フラックスを前記ダクト61を介して吸引導出させ
る吸引ファン(図示せず)を有すると共に、図示しない
が吸入された余剰フラックスのフィルタ一部を備える。
フィルタ一部では、余剰フラックスが粉体化して捕集さ
れ、フィルタ一部通過後の空気は矢面に設けた排気ダク
ト61より外部排出される。
そして、フィルタ一部に捕集された粉体化フラックスは
、図示しない振動装置によりフィルタ一部が振動される
と、除去されて下方に設けた適当な受体に集積され、適
当量溜まったらこの受体の取外しにて適宜処理される。
次に、フラックス塗布機1に付いて説明する。
外観は第2図に示す如き形態になっていると共に、内部
の要部構成は第3図に示す如きである。第2.3図にお
いてフラックス塗布機1は、四角い基台となる下部ケー
ス3と、その上部の台形状をした上部ケース4とより成
り、下部ケース3の正面側には観音開きの扉5,5が設
けられ、内部には後述するフラックス噴射ノズルの噴射
作動用のエアタンク6、プリント基板を搬送する支持片
の洗浄用アルコールタンク7、アルコールの循環用ポン
プ8等、各種必要部材が収設されている。そして、上部
ケース4の底面に近い下部ケース3の上方部位には、フ
ラックスを霧状に噴射してプリント基板9の下面に塗布
するフラックス噴射用のノズルが複数本設置されている
。一方、上部ケース4の右側側面には、プリント基板9
の搬入口2が設けられ、反対の左側側面には、その搬出
口(図示せず)が設けられている。プリント基板9を保
持して搬入口2から搬出口へと若干上り気味に水平方向
へ搬送する搬送手段は、一対の対向設置した搬送チェー
ン1O210’にて構成し、この搬送チェーン10.1
0’に装設した多数のL字型の支持片11.11・・・
間に、プリント基板9の両側端縁を把持して行う、 1
2.12は搬送チェーン10)10’のカバーを示す、
そして、搬送チェーン10.10’はその一方10を固
定とし、それに対して他方10’ を前後方向(矢印a
)に移動可能とし、搬送されるプリント基板9の幅りに
合わせてその対向間隔を調整できるようにしている。
13はその為の回転ハンドルで、手動で左右いずれかの
方向に回動すると、搬送チェーン10′ が前後に進退
移動する。なお、詳しい移動機構に付いては、後述する
。上部ケース4の正面部右方に、電源釦や各種操作釦、
操作摘子14・・・並びに調整用嫡子15・・・や各種
メータ16・・・を取付けた操作盤部17を有すると共
に、その左方は内部の作動状況を監視できるよう一部を
ガラス窓18とし、かつ点検修理等のために全体が把手
19で上方へ開放できるようにした開閉カバー20にし
ている。上部ケース4の天面からは、後述する余剰フラ
ックスの捕集フードの円筒部上端を突出させて、前記排
気ダクト61とのダクト接続口21としている。第3図
に示すとおり、上部ケース4内にはプリント基板9の搬
送路22上方を覆うように、捕集フード23が配設され
ており、この捕集フード23は前記集塵器63内の吸引
ファンにより、その下方附近の空気を吸引し、その結果
プリント基板9の下面に塗布した霧状のフラックスのう
ち、塗布後の余ったフラックス(余剰フラックス)が空
気と共に捕集フード23により外部へ吸引導出されるの
をより効果的に成すものである。よって、この捕集フー
ド23と前記排気ダクト61とで、余剰フラックス排出
手段を構成している。また24はフラックス吐出ポンプ
、25はフラックス収納タンクそして、25′はフラッ
クスコントローラを示す、フラックスを霧状に噴射する
ノズル26,26.26は実施例では三個、等間隔を保
って固定棒27に取付固定している。これらノズル26
゜26.26は固定ネジ28を緩めることによって、固
定棒27上を自由に左右(矢印)にスライド可能となり
、取付位置の調整ができる。
29は搬送チェーン10.10’の原動力となるスプラ
イン軸で、モータによって回転される。 30.30は
スプライン軸29に固定した傘歯車、31.31’は前
記搬送チェーン10.10’ を直接駆動回転させる回
転軸にして、下端に前記傘歯車30,30と噛合する傘
歯車32.32を有し、スプライン軸29の回転力が伝
達されるようになっていると共に上端に搬送チェーン1
0.10’の一端が掛けられるスプロケット33.33
を有する。搬送チェーン10.10’の他端はこれら各
回転軸31.31’ と対をなす回転軸(図面上各回転
軸31.31’ の後方に位置する)に掛けられ、この
回転軸の上端にもスプロケットを有している。搬送チェ
ーン10.10’ には、プリント基板9を支持するL
字型の支持片11.11・・・が装着されている。34
は搬送するプリント基板9のIIDが変わった時、回転
ハンドル13で正転、逆転されて、一方の搬送チェーン
10’全体を軸に沿って水平に往復移動し、他方の固定
状態にある搬送チェーン10との間隔を調整自在とする
回動軸である。
以上のフラックス噴射用ノズル26,26.26の位置
調整、および搬送チェーン10.10’の駆動機構並び
に搬送チェーン10.10’の間隔調整機構に関しては
、第4図乃至第8図にて、より理解されるであろう0次
にこれらの図に基き更に説明する。1^はフラックス塗
布機lの本体を示し、この本体IAに対して、上方の入
口側より、多数の回路部品を装着したプリント基板9が
入り、フラックスを塗布された後、下方の出口側より搬
出される。基枠IBの出口側位置にスプライン軸29と
、これを駆動するモータ48とが設けられ、モータ48
の回動力は動力チェーン35によりスプライン軸29に
伝達される。
スプライン軸29は、その表面に複数の凹溝36 、3
6・・・が軸方向に形成され、この凹溝36,36・・
・に、内周部の歯部37,37・・・を嵌合させて傘歯
車30.30はスプライン軸29に結合装着されている
。搬送チェーン10.10’ を張設する一対の回転軸
31.38.31’38′のうち、一方の回転軸31.
31’下端に傘歯車32.32を設けて、スプライン軸
29の傘歯車30.30と噛合させている0回転軸31
.31’は、上下に軸受39.39を配した縦長筒状の
軸受部40,40で、垂直状態に支持している。残りの
回転軸38.38’にても同様の軸受構造となっている
。そして、各回転軸31.38,31’ 、38’の上
端にはスプロケット33,33゜33.33が一体形成
されており、各一対ずつのこのスプロケット33,33
,33.33に搬送チェーン10.10’が張設される
。搬送チェーン10.10’は、第8図に示すように上
下二枚のチェーン片10a、lOaを順次連結ビン41
.41・・・で連結した周知の構造であり、連結ビン4
1.41・・・間にスプロケット33 、33の歯が係
合して回転させる。そして、このチェーン片10a。
10a・・・にL字型の支持片11,11・・・をカシ
メて垂設固定している。そしてこの支持片11下端の水
平折曲部の先端に略V字状に開く係止溝42を形成する
よって、対向する搬送チェーン10.10’のこの支持
片11,11・・・におけるこの係止溝42,42間に
、プリント基板9の両側端縁を係合させてプリント基板
9を水平に保持して搬送する。又、搬出されたプリント
基板9を次の工程へスムーズに移し渡せるように、スプ
ライン軸29から、回転動力を与えられて回転動作する
移送チェーンコンベア43.43が設けられている。そ
の一つを第9図に示している。
すなわち、44がスプライン軸29に固定された駆動歯
車で、他方の従動歯車45との間に移送チェーンコンベ
ア43.43が掛けてられ、プリント基板9はその両側
下縁をこの移送チェーンコンベア43,43の上に直に
載せられて移送される。そして、この移送チェーン43
.43は調整長孔64 、64とその中で移動し得る取
付はネジ65.65とで前後に若干、出入自在となって
いる。なお、プリント基板9が受入れられる入口側にお
いても、同様構造の移送チェーンコンベア43’ 、4
3’ が設けられており、この移送チェーンコンベア4
3’ 、43’の回転動力は、これに近い回転軸38.
38’ から受は伝達されるように構成している。更に
、プリント基板9の支持片11.11・・・の係止溝4
2,42に付着するフラックスを除去するために搬送チ
ェーンto、to’ を回転させている一方の回転軸3
8.38’から、回転動力を受け“て回転する支持片清
掃用ブラシ46.46を設ける。
このブラシ46.46には、アルコールタンクから導び
かれ、アルコール液の吐出する細孔が臨んでおり、アル
コール液と共にフラックスを落としている。
ところで、基枠IBには前記スプライン軸29の他に、
軸受47,47・・・にて回動自在に支持される二本の
回動輪34.34が離間して設けられ、その表面にはネ
ジ49.49が形設されている。一方、搬送チェーン1
0’並びにその回転軸31’ 、3g’等を支持する一
方の支枠50′が、この回動軸34,34にスライド自
在に取付けられる。そのために、支枠50′にはナツト
部材st、stが装着され、このナツト部材51.51
が回動軸34 、34のネジ49.49に螺合されてい
る0回動軸34 、34は、その一方の軸端に動力伝達
チェーン52が掛けられており、一方の回動軸34をそ
の回転ハンドル13で正逆いずれかの方向に手動回転す
ると、同時に回転し、すると、ナツト部材51.51に
より回動軸34,34に装着している支枠50′は図面
上左右方向(矢印a)に移動自在となって。
対向する搬送チェーン10.10’間の間隔幅を可変で
きる。このことは、プリント基板9のl1liTDが変
わっても、それに合う搬送路幅に調整して、搬送チェー
ン10.10’の支持片11.11・・・で確実にプリ
ント基板9を支えてスムーズに搬送することを可能とし
ている。なお、他方の搬送チェーン10.および回転軸
31.38等を設けている他方の支枠50は、基枠IB
に対して、ビス53.53止めして固定状態にある。
次に、ノズル26,26.26の取付機構、その位置調
整に付き説明する。ノズル固定枠54は案内棒55と固
定棒27を有し、各ノズル26,26,26はその取付
部26’ 、26’ 、26’ を案内棒55に摺動自
在に挿通し、固定棒27に・固定ネジ28.28.28
を締付けることによりノズル26,26.26は固定さ
れる。固定ネジ28 、28 。
28を緩めると、自由にノズル26,26,26は案内
棒35に沿い移動し得るので、適宜な位置に調整して再
び固定ネジ28,28.28にて締付固定できる。この
ようにノズル26,26.26の取付位置が調整できる
と、プリント基板幅に合わせて、ノズル26,26.2
6間隔を適当に調整変更することによって、ノズル26
゜26.26から噴射するフラックスがプリント基板9
に均一に塗着するように成すことが可能となる。
また、このノズル固定枠54全体を上下動調節ネジ56
によって若干上下動自在として、ノズル26゜26.2
6の噴射口をプリント基板9下面に近付けたり、遠去け
たりして、プリント基板9下面に塗布されるフラックス
の層厚の調整、および最適厚さの設定が威せるようにし
ている。そして、ノズル固定枠54に適当間隔で取付け
たノズル26,26.26が全体的にプリント基板9の
中心に自動的に来るような機構を採用している。すなわ
ち、ノズル固定枠54と一体的な結合関係にある別の枠
体57を設け、この枠体57の両端!!57’ 、57
’ を支持棒58に挿通させる。そして、この両端壁5
7’ 、57’の内面には。
モータ59が回転すると適当な動力伝達機構、例えばウ
オーム、ギアー等の手段を介して左右(矢印)方向に往
復動する駆動杆60の両端を当接させる。
このように構成することによって駆動杆60がモータ5
9により一方に動くと、枠体57がそれに押されて支持
棒58上をスライドしノズル固定枠54全体を動かして
、ノズル26,26.26がプリント基板9の中心に来
るように制御することができる。モータ59を逆回転さ
せれば、反対方向にノズル固定枠54は移動する。モー
タ59の正逆転操作は、操作盤部17の操作釦14等で
行う、よって、−旦ノズル固定枠54にセットしたノズ
ル26,26,26は、プリント基板9の幅が変わって
も、それに合わせて、常にプリント基板9の中心に来る
ように位置調整できる。
なお、ノズル固定枠54の位置の移動調整は、操作釦1
4による手動調節に代え、計算により求まるノズル固定
枠54のセット位置を目標値としてモータ59を駆動制
御し、ノズル固定枠54を位置決め制御することによっ
て、自動調節することも可能である。
ところで、搬送路22において、ノズル26,26.2
6とほぼ同位置には、プリント基板9の到達、通過終了
を検知する光センサ−(図示せず)が配設される。この
光センサーは、搬送されて来るプリント基板9の先端が
光を遮ぎると動作し、ノズル26゜26.26からのフ
ラックスの噴射を開始させる。フラックスの噴射はプリ
ント基板9の通過中折なわれ、その後端が光センサーを
通過すると、再び投射光を検知し、ノズル26,26.
26からのフラックス噴射を停止させる。
次に、以上のように構成されるフラックス塗布装置の作
用を説明する。
プリント基板9は、入口側の移送チェーンコンベア43
.43’ より、搬送チェーン10.10’ に受は渡
され、その支持片11,11・・・の対向する係止溝4
2,42間に挟み込まれて、フラックス塗布機1内に搬
入されて行く、搬送路22の中間位置、すなわち、ノズ
ル26,26,26の所にプリント基板9の先端が到達
すると、光センサーがそれを検知し、ノズル26゜26
.26が作動してフラックスが霧状に噴射する。
各ノズル26,26.26からのフラックスは、放射状
に拡がりプリント基板9に塗布される。この時、フラッ
クスが放射状に拡がることにより、塗布面の外周領域は
その内側の中央領域よりフラックス量が少ないが、この
外周領域には隣のノズルからのフラックスの外周領域部
分が重畳して、量的なアンバランスは大きく起こらず、
はぼ均一な厚さで薄くフラックスを万遍なくプリント基
板9下面に塗布できる。プリント基板9はその下面にフ
ラックスを塗布されながら、出口側へと搬送されて行く
、やがてプリント基板9の後端がノズル26を通過する
状態に至ると、光センサがそれを検知して、ノズル26
からのフラックス噴射を停止させる。−方、集塵機63
を作動すると、その吸り1フアンにより、フラックス塗
布機l内部においては、その搬送路22の上方の空気が
吸引されている。従って。
プリント基板9が搬送路22を通過中であって、かつフ
ラックスがノズル26より噴射されている時は、プリン
ト基板9に噴射塗布した後の余剰フラックスは、この吸
引空気より勢いよく吸い出されていく、すなわち、余剰
フラックスは基板9の表面に付着する余裕もなく、捕集
フード23、排気ダクト61を介して集塵機63のフィ
ルターに集塵され、フィルタ一部にて、粉体化処理され
る。粉体化したフラックスは適当量貯まったら、集塵機
63よりそのダストケースを外し、捨てればよい、そし
て、塗布を完了したプリント基板9は搬送チェーン10
゜lO′ から出口側の移送チェーンコンベア43.4
3へと移されて、次の工程である半田付工程へと送られ
る。ここで、プリント基板9がフラックス塗布機1より
出てくる時、やや斜め上向き状態となっており1次の半
田槽にもその体勢で進むことにより半田の付きは良好に
成される。このように、プリント基板の下面に向けてフ
ラックスを霧状に噴射し、一方プリント基板の上方で空
気を吸引させることによって、フラックスを基板に均一
に薄く塗布することができ、かつ基板の表面側にフラッ
クスが廻り込んだり、付着したりすることが無くなる。
フラックスを均一に薄く塗布できると、次の工程である
半田付けが良好に行えると共に、フラックスが完全に半
田と溶は合い残ることが無いので、フラックス除去のた
めの基板洗浄を省略化することができる。現行では、フ
ラックス塗布量。
基板をフロン洗浄しているが、フロン洗浄を不要とする
ことは、今日問題となっているフロン使用による地球の
環境破壊を防止する策として有効になり得る。
プリント基板9の幅りが変われば、回転ハンドル13を
操作して回動軸48.48を回動させることによって、
搬送チェーン10’ を移行させ、搬送路幅を調整する
。それに応じて操作盤部17のノズル前進用、後退用の
いずれかの操作釦14・・・を押して、モータ59を駆
動し、駆動杆60、枠体57を介してノズル固定枠54
を動かし、プリント基板9の中心位置にノズル26,2
6.26が位置するように設定調整する。
なお、この時必要ならば、各ノズル26,26,26の
取付位置を調整して、ノズル間隔を適正にすると、より
フラックスの均一塗布を効果的に行える。更に、使用す
るフラックスの粘質性の違いに応じて。
上下動調整ネジ56により、ノズル26,26,26の
高さ位置を変えて、フラックス塗布量を調整し、適正な
厚みとする。
また、フラックスをプリント基板9に塗布する時、プリ
ント基板9を支える支持片11,11・・・の係止溝4
2,42・・・にフラックスがこびり付くが、これはア
ルコール液と回転するブラシ46.46とで自動的に掃
除される。更に、搬送チェーン10.10’の入口側、
出口側にそれぞれ配した移送チェーンコンベア43.4
3’は、調整長孔64 、64・・・内での取付ネジ6
5.65・・・の移動により、その長さを前後に調整自
在とされ、相手側の搬送手段との連絡が確実に成せるよ
うになっている。
なお、上記実施例では、各ノズル26,26.26の位
置を手動調節する例について示したが、簡単な構成を用
いて自動調節することも可能である。
第11図はその一例を示す構成図で、ノズル取付機構部
分のみを示したものである。
この図に示すように、ノズル固定枠54には、水平方向
に並列に3本のネジ棒70を回転自在に配設し、これら
ネジ棒70にそれぞれノズル26を取付ける。このとき
ノズル26の取付部26′のうち、ネジ捧70に取付け
る部分にはネジを刻み、ネジ棒70に螺合させることは
言う迄もない。
固定枠54側壁より突出するネジ捧70の先端部には、
円周表面が回転自在の歯付リングが設けられて、この歯
付リングとネジ棒70の先端軸とがクラッチ結合するよ
うに構成された電磁クラッチ71を付設する。その電磁
クラッチ71の円周表面の歯付リングと噛合して歯付ベ
ルト72を巻架する。このときその歯付ベルト72は、
3つの電磁クラッチ71の歯付リングとパルスモータ7
3の出力軸に固着された歯車74とが同時に回転するよ
うに巻架する。
勿論、歯付ベルト72を用いる代りに歯車機構を用いて
歯車74の回転を各電磁クラッチ71の歯付リングに伝
達するようにしてもよい。
この構成で、各電磁クラッチ71には選択的にり、ラッ
チON信号C1−03を印加すると共に、パルスモータ
73にはノズル26を図示のホームポジション位置から
セ、ツトしたい位置までの目標距離に相当する数のパル
ス信号Sを印加することにより、各ノズル26を自動的
に所望位置にセットすることが可能となる。
(ト)発明の効果 以上のように、本発明のフラックス塗布装置は、プリン
ト基板を搬送する搬送路の適宜位置下方に、フラックス
を嚢状に噴射する複数本のノズルを配し、一方、搬送路
の上方で空気を吸引し、吸引空気と共に余剰フラックス
を捕集フードで捕集し、排気ダクトを介して集塵機に導
出するように構成しである。よって、この構成により、
フラックスはプリント基板に均一に薄く塗布することが
でき。
フラックスが塗布されない部分が発生したり、或いは厚
く塗り過ぎたりする等の不具合が起きないので1次の半
田工程で確実な半田付けが成される。
そして、−切余分なフラックスはプリント基板から除去
され、集塵機にて粉体化処理されるので、周囲の環境を
汚染する恐れもない、更に、フラックスを均一に薄く塗
布でき、かつ余剰フラックスを排除できることにより、
フラックス塗布後の基板のフロン洗浄の省略化が可能と
なり、近年環境保全として問題となっているフロン不使
用に大きく寄与し、その工業的価値は大なるものとなる
そして、特にプリント基板の幅が変わっても、ノズルを
スライドするだけで、ノズル間隔が適正に変更されて、
フラックスの塗布は確実にプリント基板の全面に亘るよ
う成され、どのような大きさのプリント基板でも塗布で
きて、その大量生産性、汎用性に富んだものとなる。又
、ノズルの上下動により、塗布フラックスの性質に応じ
てのフラックス層厚調整も容易に成せ、更に、ノズルは
常にプリント基板の中心にくるよう移動可能とされてい
るので、フラックスの均一で、非常に薄い膜状の塗布が
完全に実施できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はフラックス塗布機と、塗布後の余剰フラックス
排出用ダクトと、余剰フラックスを収集、粉体化処理す
る集塵機とから構成される本発明フラックス塗布装置の
構成正面図、第2図はフラックス塗布機の外観斜視図、
第3図はフラックス塗布機の内部構成要部を概略的に示
した側面図、第4図はプリント基板搬送チェーンとフラ
ックス噴射用ノズルとを主体として示すフラックス塗布
機の要部平面図、第5図はプリント基板の搬送チェーン
の原動力部と搬送チェーンの幅可変機構を主体として示
すフラックス塗布機の要部平面図、第゛6図は第4図に
おける^−A矢視方向における要部側断面図、第7図は
スプロケット歯車より回転動力を伝達される搬送チェー
ンの部分断面図、第8図は同搬送チェーンの外観斜視図
、第9図は搬送チェーンの前端に設けられ1前後に延出
自在とされたプリント基板受入れ用のチェーンコンベア
部の側面図、第10図はフラックス塗布装置の配置平面
図、第11図はノズル位置の自動調節を可能とするノズ
ル取付機構部分の構成図である。 1・・・フラックス塗布機、9・・・プリント基板、1
0.10’・・・搬送チェーン、11・・・支持片、1
3・・・回転ハンドル、22・・・搬送路、23・・・
捕集フード、26・・・ノズル、28・・・固定ネジ、
29・・・スプライン軸、33・・・スプロケット、3
1.31’ 、 38.38’・・・回転軸、 34,
34・・・回動軸、42・・・支持片の係止溝、43,
43’・・・移送チェーンコンベア、48・・・モータ
、54・・・ノズル固定部、59・・・モータ、60・
・・駆動杆、61・・・排気ダクト。 63・・・集塵機。 第 2 図 第 7 図 第 図 0 4 第 0 図 第 1 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)搬送路幅が可変の搬送手段により略水平方向に搬
    送されて来るプリント基板の下面にフラックスを霧状に
    噴射する複数本のノズルと、これらノズルを支持するノ
    ズル支持体と、前記搬送路の上方で吸引される空気によ
    り余剰フラックスを捕集し外部へ排出させる余剰フラッ
    クス排出手段とより成るフラックス塗布機と、排出され
    た余剰フラックスを粉体化処理する集塵機とを備え、前
    記ノズル支持体に支持されるノズルはスライド自在とさ
    れて前記搬送路の幅方向に並置されると共に、上下に若
    干昇降可能に構成され、かつプリント基板の幅に合わせ
    てノズルがその中心に位置するようノズル支持体が全体
    的に移動可能に構成されていることを特徴とするフラッ
    クス塗布装置。
  2. (2)プリント基板を両側部で保持する複数の保持爪が
    プリント基板搬送路に沿って同期して循環走行する2列
    の間隔が可変に並設された保持爪循環走行体を備えるプ
    リント基板搬送機構と、このプリント基板搬送機構にお
    ける前記プリント基板搬送途中の下方に配置され、搬送
    されてくるプリント基板の下面にフラックスを霧状に噴
    射する複数本のノズルと、これらノズルをそれぞれ別個
    に前記搬送路幅方向に移動可能に螺合支持する複数本の
    ネジ棒と、これらネジ棒を回転自在に保持するノズル固
    定枠と、パルスモータと、このパルスモータの回転力を
    前記ノズル固定枠の側壁より突出する前記各ネジ棒先端
    部に選択的に伝達する動力伝達機構と、前記ノズル固定
    枠と動力伝達機構とパルスモータとを一体的に上下移動
    させる移動機構と、前記プリント基板搬送路の上方で余
    剰のフラックスを捕集し外部へ排出する余剰フラックス
    排出装置と、排出された余剰フラックスを粉体化して回
    収するフラックス回収装置とを備えることを特徴とする
    フラックス塗布装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102699661A (zh) * 2012-06-11 2012-10-03 深圳市东方亮彩精密技术有限公司 一种五抓喷涂夹具拆卸装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5120072B2 (ja) * 1972-12-19 1976-06-22
JPS63194390A (ja) * 1987-02-07 1988-08-11 株式会社 電子技研 電子回路基板の被膜形成装置

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