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JPH0336780Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0336780Y2
JPH0336780Y2 JP10780687U JP10780687U JPH0336780Y2 JP H0336780 Y2 JPH0336780 Y2 JP H0336780Y2 JP 10780687 U JP10780687 U JP 10780687U JP 10780687 U JP10780687 U JP 10780687U JP H0336780 Y2 JPH0336780 Y2 JP H0336780Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buried pipe
support
hanging
spherical
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10780687U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6415887U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10780687U priority Critical patent/JPH0336780Y2/ja
Publication of JPS6415887U publication Critical patent/JPS6415887U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0336780Y2 publication Critical patent/JPH0336780Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、埋設管敷設時に埋設管を支持する埋
設管敷設用吊り金具に関するものである。
(従来の技術) 従来、地中埋設ケーブルの防護として防蝕処理
を施された鋼管等が使用されている。
埋設管の管径が小さく管の自重が軽い場合は吊
り下げや管台上で位置決めを行いチエーントング
等を用いて人力により回して捻子込み接続してい
る。また比較的管径が大きい場合はスリーブ溶接
により接続を行つている。
(考案が解決しようとする問題点) 特に管径が大きい場合は、管が重いため捻子込
み時に必要な水平、高低の調整や埋設管の回転作
業が困難であるため捻子結合しにくい問題点があ
つた。一方溶接による接続では、所定の強度、水
密性を得るため熟練工による正確な作業が必要で
あり、作業に必要な空間、環境の確保も必要とな
る。
このように管径が大きくなると接続するための
作業が極めて煩雑になり、工費の増加、工期の長
期化などに多大の影響を与えていた。
本考案は前記問題点に基づいて成されたもので
あり、埋設管を自由に取り扱うことのできる吊り
金具を提供することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 吊りフツク10の下部に架設した支持台11の
両側に回動自在な球状支承体15を設ける。
(作用) 両側の球状支承体15が任意の方向に回転でき
ることにより、該球状支承体15によつて支承さ
れる埋設管22は軸方向への移動のみならず埋設
管22の回転方向、捻子方向など自在に移動でき
る。
(実施例) 第1図ないし第4図は第1実施例を示してお
り、1は所定の深さに掘削された接続作業用凹所
であつて壁部には鋼矢板2が配設されるととも
に、これら鋼矢板2の上部には補強杆3が架設さ
れる。また凹所1の一側には既に埋設された既設
埋設管4の一端が略水平に突設されている。この
一端には雌捻子(図示せず)が形成されたソケツ
ト4Aが設けられている。5は凹所1の上面に架
設した左右一対の桁であつて、これら桁5には台
付けワイヤ6が吊り下げられ、さらに下端にフツ
ク7を接続した吊り下げ部材であるレバーブロツ
ク8が前記台付けワイヤ6の下方に吊り下げられ
る。前記フツク7に吊り下げられる吊り金具9は
吊りフツク10と、この吊りフツク10の両側下
部に連結する支持台11から構成され、前記吊り
フツク10は2股状であつて、その頂部にフツク
7が係止する受け部12を突設し、また両側下部
にはフツク部13を形成する。
前記支持台11はその両端に前記フツク部13
に連結する受け部14を立設し、この受け部14
の内側に鋼球から成る球状支承体15を各々装着
する。さらに前記支持台11の両側には軸線方向
を斜め方向へ向けて球状支承体15の取付座16
を形成する。17は前記球状支承体15を取付座
16に取付けるための箱体17であつて、この箱
体17の下部にはブラケツト18を設け、また前
記箱体17に複数個、例えば8〜9個の鋼球19
が収納され、これら鋼球19によつて前記球状支
承体15が回動自在に設けられる。20は球状支
承体15の上部が突出するように前記箱体17の
上面に固着される蓋板であり、21は座金であ
る。尚、図中22は一側に雄螺子(図示せず)を
形成した埋設管、23は埋設管22に回転を与え
るチエーントング、24は埋設管22の横揺れを
防止する横揺れ防止部材である。
次に前記構成につき作用を説明する。
前後に設けられた吊り金具9に既設埋設管4に
接続する埋設管22を支持する。この際、支持台
11に設けられた球状支承体15により埋設管2
2は、その軸方向、および円周方向などの移動が
可能な状態で支承される。そして埋設管4,22
相互の芯出しを行う。すなわち、レバーブロツク
8により上下方向を調整するとともに、台付けワ
イヤー6により左右方向を調整する。このように
して芯出しを完了した後、埋設管22を一方の作
業者が押し込み同時に他方の作業者がチエーント
ング23を使用して捻子込み方向に回しソケツト
4Aに既設埋設管22を捻子込む。このように埋
設管22に回転力と推進力が与えられると球状支
承体15が埋設管22を摺動しながら支承でき
る。この際埋設管22は多少横揺れしようとする
が、この横揺れは横揺れ防止部材24によつて防
止できる。
このように、支持台11に回動自在で球状支承
体15を設けた吊り金具9により埋設管22を支
承するため、前記埋設管22に螺子方向の力を与
えた際、埋設管22を螺子方向に移動でき、簡単
に埋設管4,22相互を螺子結合できる。
さらに球状支承体15は支持台11の両側に斜
め上向きに設けたことによつて、埋設管22を支
承した際、左右一対の球状支承体15の中央真上
に埋設管22の軸線が位置するため芯合せ等も簡
単に行うことができる。
しかも、吊りフツク10の両端にフツク部13
を形成し、支持台11の両端に前記フツク部13
が係止する受け部14を形成したことによつて、
吊りフツク10と支持台11は分解可能となり、
運搬時などにおいて軽量化を図ることができる。
第5図及び第6図は第2実施例及び第3実施例
を示しており、前記第1実施例と同一部分には同
一符号を付しその詳細な説明を省略する。
第2実施例において支持台11の中央部には凹
部11Aを形成して、この凹部11Aの内側両側
に第1の球状支承体15Aを回動自在に設け、ま
た支持台11の両側には第2の球状支承体15B
を設ける。したがつて、径小な埋設管22Aを支
承する場合は第1の球状支承体15Aにより支承
し、一方径大な埋設管22Bの場合では第2の球
状支承体15Bにより支承する。
このように、第1及び第2の球状支承体15
A,15Bを設けたことによつて径小、径大いず
れの埋設管22A,22Bをも螺子方向に移動可
能に支承できる。
さらに、凹部11Aに第1の球状支承体15A
を設けたため径大な埋設管22Bを支承した際、
第1の球状支承体15Aに接触する虞れはなく適
応性を広くすることができる。
第3実施例において、支持台11を埋設管22
の長手方向に幅広に形成し、この支持台11の四
方に球状支承体15を設ける。また支持台11の
四方には吊りフツク10Aを斜め上向きに連結す
る。すなわち2股形状が2組となつている。
このように支持台11の四方に球状支承体15
を設けたことによつて、4ケ所により埋設管22
を支承できるため、より径大な埋設管22を接続
することができる。さらに吊りフツク10Aを支
持台11の四方に設け、これらの上端を1点に固
着したことにより、支持台11を安定性良く吊り
下げることができる。
尚、本考案は前記実施例に限定されたものでは
なく、種々の変形が可能である。例えば実施例で
は箱体17内に収納した鋼球19によつて球状支
承体15を回動自在に設けたものを示したが、こ
れに限らず球状支承体15を回動自在に支承でき
る構造であればよい。また実施例では吊りフツク
10と支持台11が別体なものを示したが吊りフ
ツクと支持台が一体のものでもよい。
[考案の効果] 本考案は吊りフツクの下部に架設した支持台の
両側に回動自在に球状支承体を設けたことによつ
て、埋設管の軸方向のみならず円周方向、螺旋方
向などの移動が任意にかつ容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は第1実施例を示しており、
第1図は正面図、第2図は側面図、第3図は使用
状態を示す説明図、第4図は要部の断面図、第5
図は第2実施例を示す正面図、第6図は第3実施
例を示す斜視図である。 8……レバーブロツク(吊り下げ部材)、10
……吊りフツク、11……支持台、15……球状
支承体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に吊り下げ部材を連結する2股状の吊りフ
    ツクと、前記吊りフツクの下部に架設する支持台
    と、この支持台の両側に装着する回動自在な球状
    支承体とを具備することを特徴とする埋設管敷設
    用吊り金具。
JP10780687U 1987-07-14 1987-07-14 Expired JPH0336780Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10780687U JPH0336780Y2 (ja) 1987-07-14 1987-07-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10780687U JPH0336780Y2 (ja) 1987-07-14 1987-07-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6415887U JPS6415887U (ja) 1989-01-26
JPH0336780Y2 true JPH0336780Y2 (ja) 1991-08-05

Family

ID=31342547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10780687U Expired JPH0336780Y2 (ja) 1987-07-14 1987-07-14

Country Status (1)

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JP (1) JPH0336780Y2 (ja)

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JPS6415887U (ja) 1989-01-26

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