JPH0333829B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0333829B2 JPH0333829B2 JP21582687A JP21582687A JPH0333829B2 JP H0333829 B2 JPH0333829 B2 JP H0333829B2 JP 21582687 A JP21582687 A JP 21582687A JP 21582687 A JP21582687 A JP 21582687A JP H0333829 B2 JPH0333829 B2 JP H0333829B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- yarn
- hook
- loop
- loop guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は糸の結節装置に係り、特に短い糸を
一重に結節する糸の結節装置に関する。
一重に結節する糸の結節装置に関する。
〈従来の技術〉
一般に、短期間に多数の糸の結節を行なう必要
のある分野の一例として、帆立具等の養殖におけ
る耳吊養殖があげられる。この耳吊養殖は、養殖
貝(幼貝)の耳部に小孔をあけ、長い組紐に多数
のモノフイラメントを適宜間隔で貫通させ、その
モノフイラメントを耳部の小孔に挿通して、養殖
貝の抜け止めのための結節を行なつた後、組紐を
海中に沈降させて行われていた。
のある分野の一例として、帆立具等の養殖におけ
る耳吊養殖があげられる。この耳吊養殖は、養殖
貝(幼貝)の耳部に小孔をあけ、長い組紐に多数
のモノフイラメントを適宜間隔で貫通させ、その
モノフイラメントを耳部の小孔に挿通して、養殖
貝の抜け止めのための結節を行なつた後、組紐を
海中に沈降させて行われていた。
〈発明が解決しようとする問題点〉
この耳吊養殖は、養殖貝の成長が早く、また、
海中からの引上げ作業が容易であるとともに、成
長貝の取出しがモノフイラメントをカツトするだ
けで可能であるという利点を有していた。
海中からの引上げ作業が容易であるとともに、成
長貝の取出しがモノフイラメントをカツトするだ
けで可能であるという利点を有していた。
しかし、その反面、モノフイラメントの長さ
は、養殖貝吊下時のモノフイラメント同士の絡ま
りを避けるため、短く設定されており、そのた
め、養殖貝の抜け止めのための結節は、糸の掴み
間隔が短くなり機械化が困難視されて、従来は一
つ一つ手作業で行われていた。
は、養殖貝吊下時のモノフイラメント同士の絡ま
りを避けるため、短く設定されており、そのた
め、養殖貝の抜け止めのための結節は、糸の掴み
間隔が短くなり機械化が困難視されて、従来は一
つ一つ手作業で行われていた。
しかし、このような短くて腰のあるモノフイラ
メントを手作業で結節することは極めて煩わしい
ものであり、作業能率が低いという問題があつ
た。
メントを手作業で結節することは極めて煩わしい
ものであり、作業能率が低いという問題があつ
た。
〈問題点を解決するための手段〉
この発明は上記問題点を解決するためになされ
たものであり、外周にフランジ状のループ受けを
有し、そのループ受けを横断して設けられた糸導
入溝を備え、且つ軸線が糸のセツト方向に直交す
るとともにその軸線方向に前進後退移動可能に設
けられたループガイドと、先端部にフツクを有す
るとともに上記ループガイドの軸線の延長線上に
設けられ、そのフツクが上記ループガイド内に進
入する前進位置と上記ループガイドから離隔する
後退位置との間を往復移動可能に設けられたフツ
ク部材と、上記フツク部材に外嵌して設けられ、
その先端部が上記ループガイドに接近する前進位
置と前記ループガイドから離隔する後退位置との
間を往復移動可能に設けられたフツク受けと、開
閉可能に設けられた第1の糸挟持部を備え、その
第1の糸挟持部が上記ループガイドの軸線に直交
する平面上を旋回可能に設けられた回転糸挟持手
段と、開閉可能に設けられた第2の糸挟持部を備
え、その第2の糸挟持部が糸のセツト時には上記
ループガイドを中間にして上記回転糸挟持手段の
第1の糸挟持部と相対するとともに、上記回転糸
挟持手段の旋回に伴いその回転糸挟持手段を回避
する位置に回避移動可能に設けられた糸挟持手段
と、を具備した糸の結節装置である。
たものであり、外周にフランジ状のループ受けを
有し、そのループ受けを横断して設けられた糸導
入溝を備え、且つ軸線が糸のセツト方向に直交す
るとともにその軸線方向に前進後退移動可能に設
けられたループガイドと、先端部にフツクを有す
るとともに上記ループガイドの軸線の延長線上に
設けられ、そのフツクが上記ループガイド内に進
入する前進位置と上記ループガイドから離隔する
後退位置との間を往復移動可能に設けられたフツ
ク部材と、上記フツク部材に外嵌して設けられ、
その先端部が上記ループガイドに接近する前進位
置と前記ループガイドから離隔する後退位置との
間を往復移動可能に設けられたフツク受けと、開
閉可能に設けられた第1の糸挟持部を備え、その
第1の糸挟持部が上記ループガイドの軸線に直交
する平面上を旋回可能に設けられた回転糸挟持手
段と、開閉可能に設けられた第2の糸挟持部を備
え、その第2の糸挟持部が糸のセツト時には上記
ループガイドを中間にして上記回転糸挟持手段の
第1の糸挟持部と相対するとともに、上記回転糸
挟持手段の旋回に伴いその回転糸挟持手段を回避
する位置に回避移動可能に設けられた糸挟持手段
と、を具備した糸の結節装置である。
〈作用〉
この発明は上記のように構成されたものであ
り、糸のセツト位置にセツトされた糸は、一端を
回転糸挟持手段に挟持され、他端を糸挟持手段に
挟持されて、回転糸挟持手段の旋回に伴つてルー
プガイドの外周に巻回され一重ループが形成され
る。
り、糸のセツト位置にセツトされた糸は、一端を
回転糸挟持手段に挟持され、他端を糸挟持手段に
挟持されて、回転糸挟持手段の旋回に伴つてルー
プガイドの外周に巻回され一重ループが形成され
る。
次いで、ループガイドの前進移動と回転糸挟持
手段の旋回により、一端側の糸がループを交差す
るようにして乗越え、糸導入溝へ導入される。
手段の旋回により、一端側の糸がループを交差す
るようにして乗越え、糸導入溝へ導入される。
そして、糸導入溝部の糸は、ループガイド内に
前進したフツク部材の後退に伴つてそのフツクに
係合され、更に、回転糸挟持手段から抜脱される
とともに糸導入溝を通過し、一重ループの内方を
くぐり抜けて結び目が形成される。
前進したフツク部材の後退に伴つてそのフツクに
係合され、更に、回転糸挟持手段から抜脱される
とともに糸導入溝を通過し、一重ループの内方を
くぐり抜けて結び目が形成される。
続いて、フツクに係合された糸の一端側は、前
進位置にあるフツク受けの先端部とフツクとの間
に挟持され、フツクとフツク受けとの後退に伴つ
て、糸の結び目はループガイドから抜脱し、結び
目は絞られて一重結びの結節が形成される。
進位置にあるフツク受けの先端部とフツクとの間
に挟持され、フツクとフツク受けとの後退に伴つ
て、糸の結び目はループガイドから抜脱し、結び
目は絞られて一重結びの結節が形成される。
そして、フツクとフツク受けによる挟持と、糸
挟持手段による挟持とが解除されて、糸の結節が
終了する。
挟持手段による挟持とが解除されて、糸の結節が
終了する。
〈実施例〉
以下、この発明の一実施例を第1図ないし第1
0図に基づいて説明する。
0図に基づいて説明する。
図において1はこの糸の結節装置の基台であ
り、基台1の上部および内側に、軸線方向に前進
後退移動可能なループガイド10と、ループガイ
ド10の軸線の延長線上にあつて往復移動可能な
フツク部材30と、フツク部材30に外嵌されて
往復移動可能なフツク受けと、ループガイド10
の軸線に直交する平面上を旋回可能な回転糸挟持
手段50と、糸のセツト時にループガイド10を
中間にして、回転糸挟持手段50と相対する糸挟
持手段70と、ループガイド10の近近傍に設け
られた目締レバー85と、上記各部材に所定の動
作を与える各カム機構からなる駆動源と、動力源
であるモータ115とを具備して糸の結節装置が
構成されている。
り、基台1の上部および内側に、軸線方向に前進
後退移動可能なループガイド10と、ループガイ
ド10の軸線の延長線上にあつて往復移動可能な
フツク部材30と、フツク部材30に外嵌されて
往復移動可能なフツク受けと、ループガイド10
の軸線に直交する平面上を旋回可能な回転糸挟持
手段50と、糸のセツト時にループガイド10を
中間にして、回転糸挟持手段50と相対する糸挟
持手段70と、ループガイド10の近近傍に設け
られた目締レバー85と、上記各部材に所定の動
作を与える各カム機構からなる駆動源と、動力源
であるモータ115とを具備して糸の結節装置が
構成されている。
ループガイド10は、実施例では第1図ないし
第3図に示すようにガイド軸21の一端部に設け
られており、その軸心には後述するフツク部材3
0のフツク31を受入れ可能なフツク孔15が設
けられている。このループガイド10は、軸線方
向の略中央部外周にフランジ状に張出したループ
受け12を有し、ループ受け12より端部側に巻
回部11が形成されている。また、ループガイド
10には、巻回部11の端部に開口するととも
に、ループ受け12を横断するように形成された
糸導入溝13が設けられている。この糸導入溝1
3は、巻回部11の端部からループガイド10の
軸線方向に延びてループ受け12を横断する引抜
部13bと、引抜部13bに連続するとともにル
ープ受け12のガイド軸21側をループ受け12
に沿つて略半月状に切欠いて設けられた導入部1
3aとから形成されている。更に、ループ受け1
2の所定の位置には、ガイド軸21側へ向けて切
欠いたガイド14が設けられている。
第3図に示すようにガイド軸21の一端部に設け
られており、その軸心には後述するフツク部材3
0のフツク31を受入れ可能なフツク孔15が設
けられている。このループガイド10は、軸線方
向の略中央部外周にフランジ状に張出したループ
受け12を有し、ループ受け12より端部側に巻
回部11が形成されている。また、ループガイド
10には、巻回部11の端部に開口するととも
に、ループ受け12を横断するように形成された
糸導入溝13が設けられている。この糸導入溝1
3は、巻回部11の端部からループガイド10の
軸線方向に延びてループ受け12を横断する引抜
部13bと、引抜部13bに連続するとともにル
ープ受け12のガイド軸21側をループ受け12
に沿つて略半月状に切欠いて設けられた導入部1
3aとから形成されている。更に、ループ受け1
2の所定の位置には、ガイド軸21側へ向けて切
欠いたガイド14が設けられている。
このループガイド10は、糸導入溝13の引抜
部13bを上側にして、その連続部分であるガイ
ド軸21部において、支持部材23により水平方
向に移動可能に支持されている。更に、ループガ
イド10は、ガイド軸21に固着された連結体2
2を介して、カム103の回転に従動するととも
に、枢軸25を支点とする従動体24、ローラ2
6により駆動されるように構成されている。そし
て、ループガイド10は、糸セツト位置線Aが巻
回部11の長さ方向の略中央部を通る原位置と、
ループガイド10が矢印S方向に前進した前進位
置と、矢印S′方向に後退した後退位置との間を移
動するように形成されている。
部13bを上側にして、その連続部分であるガイ
ド軸21部において、支持部材23により水平方
向に移動可能に支持されている。更に、ループガ
イド10は、ガイド軸21に固着された連結体2
2を介して、カム103の回転に従動するととも
に、枢軸25を支点とする従動体24、ローラ2
6により駆動されるように構成されている。そし
て、ループガイド10は、糸セツト位置線Aが巻
回部11の長さ方向の略中央部を通る原位置と、
ループガイド10が矢印S方向に前進した前進位
置と、矢印S′方向に後退した後退位置との間を移
動するように形成されている。
フツク部材30は、先端部に鉤形のフツク31
を有し、そのフツク31をループガイド10に相
対させて、一側が後述するフツク受け40に嵌入
されるとともに、他側は支持部材33により支持
されて、ループガイド10の軸線の延長線上を水
平方向に移動可能に配設されている。また、フツ
ク部材30は、それに固着された連結体34を介
して、カム109の回転に従動するとともに、枢
軸35を支点とする従動体36、ローラ37によ
り駆動されるように構成されている。そして、フ
ツク部材30のフツク31が後退位置から僅かに
矢印T方向に移動した原位置と、更に矢印T方向
に移動して前進位置にあるループガイド10のフ
ツク孔15内に進入する前進位置と、矢印T′方
向に移動してループガイド10から離隔する後退
位置との間を往復移動するように形成されてい
る。
を有し、そのフツク31をループガイド10に相
対させて、一側が後述するフツク受け40に嵌入
されるとともに、他側は支持部材33により支持
されて、ループガイド10の軸線の延長線上を水
平方向に移動可能に配設されている。また、フツ
ク部材30は、それに固着された連結体34を介
して、カム109の回転に従動するとともに、枢
軸35を支点とする従動体36、ローラ37によ
り駆動されるように構成されている。そして、フ
ツク部材30のフツク31が後退位置から僅かに
矢印T方向に移動した原位置と、更に矢印T方向
に移動して前進位置にあるループガイド10のフ
ツク孔15内に進入する前進位置と、矢印T′方
向に移動してループガイド10から離隔する後退
位置との間を往復移動するように形成されてい
る。
フツク受け40は、フツク部材30に外嵌可能
な筒状部材からなり、支持部材42,43により
水平方向に移動可能に支持されている。このフツ
ク受け40は、それに固着された連結体44を介
して、カム107の回転に従動するとともに、枢
軸45を支点とする従動体46、ローラ47によ
り駆動されるように構成されている。そして、フ
ツク受け40は、矢印T方向に移動してフツク受
け40の先端部41が、前進位置にあるループガ
イド10に接近する前進位置と、矢印T′方向に
移動してループガイド10から離隔する後退位置
との間を往復移動するように形成されている。
な筒状部材からなり、支持部材42,43により
水平方向に移動可能に支持されている。このフツ
ク受け40は、それに固着された連結体44を介
して、カム107の回転に従動するとともに、枢
軸45を支点とする従動体46、ローラ47によ
り駆動されるように構成されている。そして、フ
ツク受け40は、矢印T方向に移動してフツク受
け40の先端部41が、前進位置にあるループガ
イド10に接近する前進位置と、矢印T′方向に
移動してループガイド10から離隔する後退位置
との間を往復移動するように形成されている。
回転糸挟持手段50は、回転板57に固着され
るとともに、先端部に切欠き52を有する異形コ
字状の挟持体51と、L字状に形成されて挟持体
51に摺動可能に支持された挟持棒53とから主
に構成されている。この挟持棒53は、カラー5
5に一端を規定されたばね56のばね力により、
その先端部53aが挟持体51に圧接するように
付勢されており、その後端部53bが後述する開
放体60に押圧されるとばね56が圧縮され、挟
持棒53が摺動して、切欠き52と先端部53a
とからなる第1の糸挟持部54を開放するように
形成されている。この回転糸挟持手段50を旋回
可能に支持する回転板57は、支持部材42の環
状突部42aに、軸受59を介して回転可能に設
けられたスプロケツト58に固着されている。更
にスプロケツト58は、チエーン65を介して主
軸100に設けられたスプロケツト102に連結
され、主軸100の1回転に対して回転板57が
2回転するように形成されている。また、回転糸
挟持手段50は、旋回運動の起点である原位置に
おいて、その第1の挟持部54が糸セツト位置線
A上にあつて、ループガイド10と所定距離を保
つて配設されている。そして、回転板57の回転
に伴つて、第1の糸挟持部54は、ループガイド
10の軸線に直交する平面上を、矢印U方向に1
結節につき2回旋回するように形成されている。
るとともに、先端部に切欠き52を有する異形コ
字状の挟持体51と、L字状に形成されて挟持体
51に摺動可能に支持された挟持棒53とから主
に構成されている。この挟持棒53は、カラー5
5に一端を規定されたばね56のばね力により、
その先端部53aが挟持体51に圧接するように
付勢されており、その後端部53bが後述する開
放体60に押圧されるとばね56が圧縮され、挟
持棒53が摺動して、切欠き52と先端部53a
とからなる第1の糸挟持部54を開放するように
形成されている。この回転糸挟持手段50を旋回
可能に支持する回転板57は、支持部材42の環
状突部42aに、軸受59を介して回転可能に設
けられたスプロケツト58に固着されている。更
にスプロケツト58は、チエーン65を介して主
軸100に設けられたスプロケツト102に連結
され、主軸100の1回転に対して回転板57が
2回転するように形成されている。また、回転糸
挟持手段50は、旋回運動の起点である原位置に
おいて、その第1の挟持部54が糸セツト位置線
A上にあつて、ループガイド10と所定距離を保
つて配設されている。そして、回転板57の回転
に伴つて、第1の糸挟持部54は、ループガイド
10の軸線に直交する平面上を、矢印U方向に1
結節につき2回旋回するように形成されている。
解放体60は、支持部材42の上部に枢軸61
により揺動可能に支持されており、その先端部
は、回転糸挟持手段50が原位置にあるとき、挟
持棒53の後退部53bを押圧するように設けら
れている。また、解放体60は、カム107と一
体的に設けられたカム108の回転に従動すると
ともに、枢軸64を支点とする従動体62、ロー
ラ63により駆動されるように構成されている。
そして、回転糸挟持手段50が原位置にあつて待
機状態にあるとき、その後端部53bを押圧する
下方位置と、糸を挟持するとき、その押圧を解除
する上方位置との間を上下動するように形成され
ている。
により揺動可能に支持されており、その先端部
は、回転糸挟持手段50が原位置にあるとき、挟
持棒53の後退部53bを押圧するように設けら
れている。また、解放体60は、カム107と一
体的に設けられたカム108の回転に従動すると
ともに、枢軸64を支点とする従動体62、ロー
ラ63により駆動されるように構成されている。
そして、回転糸挟持手段50が原位置にあつて待
機状態にあるとき、その後端部53bを押圧する
下方位置と、糸を挟持するとき、その押圧を解除
する上方位置との間を上下動するように形成され
ている。
糸挟持手段70は、長方形の厚板部材からなる
挟持体71と、L字状に形成された挟持棒74と
から主に構成されている。挟持体71には、上下
方向にガイド孔73が穿設されており、上端部に
1対のガイド部72がガイド孔73の開口部を挟
んで設けられている。挟持棒74は、ガイド孔7
3に挿通され、挟持体71の下方に突出した下端
部には端末部材76が固着されている。そして、
端末部材76と挟持体71との間にはばね77が
介装されて、挟持棒74は常に下方向に移動する
ように付勢されている。これにより挟持棒74の
先端部74aは挟持体71の上面を圧接し、端末
部材76が後述する押上げレバー82により押上
げられると、ばね77が圧縮され先端部74aと
挟持体71上面とが離隔して、この両者からなる
第2の糸挟持部75を開放するように形成されて
いる。この糸挟持手段70は、その糸挟持体71
が従動体79の上端部に固着されており、カム1
05の回転に従動するとともに、枢軸78を支点
とする従動体79、ローラ80により駆動される
ように構成されている。そして、糸挟持手段70
は、その第2の糸挟持部75が糸セツト位置線A
上にあつてループガイド10と所定距離を保つと
ともに、原位置にある回転糸挟持手段50の第1
の糸挟持部54と、ループガイド10を中間にし
て相対する位置を原位置として配設されている。
このとき、挟持棒74の先端部74aの先端は、
第8図の左方に向かつて配設されており、また、
糸挟持手段70は、回転糸挟持手段50が旋回す
るとき、カム105の回転に従動して矢印V方向
の回避位置に移動するように形成されている。
挟持体71と、L字状に形成された挟持棒74と
から主に構成されている。挟持体71には、上下
方向にガイド孔73が穿設されており、上端部に
1対のガイド部72がガイド孔73の開口部を挟
んで設けられている。挟持棒74は、ガイド孔7
3に挿通され、挟持体71の下方に突出した下端
部には端末部材76が固着されている。そして、
端末部材76と挟持体71との間にはばね77が
介装されて、挟持棒74は常に下方向に移動する
ように付勢されている。これにより挟持棒74の
先端部74aは挟持体71の上面を圧接し、端末
部材76が後述する押上げレバー82により押上
げられると、ばね77が圧縮され先端部74aと
挟持体71上面とが離隔して、この両者からなる
第2の糸挟持部75を開放するように形成されて
いる。この糸挟持手段70は、その糸挟持体71
が従動体79の上端部に固着されており、カム1
05の回転に従動するとともに、枢軸78を支点
とする従動体79、ローラ80により駆動される
ように構成されている。そして、糸挟持手段70
は、その第2の糸挟持部75が糸セツト位置線A
上にあつてループガイド10と所定距離を保つと
ともに、原位置にある回転糸挟持手段50の第1
の糸挟持部54と、ループガイド10を中間にし
て相対する位置を原位置として配設されている。
このとき、挟持棒74の先端部74aの先端は、
第8図の左方に向かつて配設されており、また、
糸挟持手段70は、回転糸挟持手段50が旋回す
るとき、カム105の回転に従動して矢印V方向
の回避位置に移動するように形成されている。
押上げレバー82は、枢軸84を支点としロー
ラ83を介してカム105と一体的に設けられた
カム106の回転に従動するように構成されてい
る。そして、糸挟持手段70が原位置にあつて待
機状態のとき、その端末部材76を押上げる上方
位置と、糸を挟持するとき、その押上げを解除す
る下方位置との間を上下動するように形成されて
いる。
ラ83を介してカム105と一体的に設けられた
カム106の回転に従動するように構成されてい
る。そして、糸挟持手段70が原位置にあつて待
機状態のとき、その端末部材76を押上げる上方
位置と、糸を挟持するとき、その押上げを解除す
る下方位置との間を上下動するように形成されて
いる。
目締レバー85は、先端部に切欠き85aを有
し、第1図に示すように糸セツト位置線Aの右方
側の所定位置に配設されている。この目締レバー
85は、支持部材87により回転および軸線方向
に移動可能に支持された作動軸86に固着されて
おり、ループガイド10の軸線に直交する矢印
X,X′方向、およびその軸線に平行する矢印Y,
Y′方向への移動可能に設けられている。作動軸
86は、一端にカラー88が固着され、他端はカ
ラー89により抜け止めされたばね90によつ
て、常時矢印Y′方向へ付勢されている。また、
作動軸86に固着されたアーム95は、カム10
3と一体的に設けられたカム104の回転に従動
するとともに、枢軸91を支点とし、ローラ93
を備えた従動体92にピン94を介して連動され
ている。これにより、従動体92の上下動に伴つ
て、目締レバー85が直立状態から矢印X方向に
傾動するように構成されている。更に、作動軸8
6に固着されたカラー96は、従動体24の上部
にピン97により連結された係止アーム98に係
止可能に配設されており、上記矢印X方向に傾倒
した目締レバー85を、従動体24の移動に伴つ
て、矢印Y方向の目締め位置へ移動可能に形成さ
れている。更に、目締レバー85は、カム10
3,104の回転に伴つて矢印Y′方向へ移動し、
更にX′方向に移動して原位置に復帰される。
し、第1図に示すように糸セツト位置線Aの右方
側の所定位置に配設されている。この目締レバー
85は、支持部材87により回転および軸線方向
に移動可能に支持された作動軸86に固着されて
おり、ループガイド10の軸線に直交する矢印
X,X′方向、およびその軸線に平行する矢印Y,
Y′方向への移動可能に設けられている。作動軸
86は、一端にカラー88が固着され、他端はカ
ラー89により抜け止めされたばね90によつ
て、常時矢印Y′方向へ付勢されている。また、
作動軸86に固着されたアーム95は、カム10
3と一体的に設けられたカム104の回転に従動
するとともに、枢軸91を支点とし、ローラ93
を備えた従動体92にピン94を介して連動され
ている。これにより、従動体92の上下動に伴つ
て、目締レバー85が直立状態から矢印X方向に
傾動するように構成されている。更に、作動軸8
6に固着されたカラー96は、従動体24の上部
にピン97により連結された係止アーム98に係
止可能に配設されており、上記矢印X方向に傾倒
した目締レバー85を、従動体24の移動に伴つ
て、矢印Y方向の目締め位置へ移動可能に形成さ
れている。更に、目締レバー85は、カム10
3,104の回転に伴つて矢印Y′方向へ移動し、
更にX′方向に移動して原位置に復帰される。
上記の各カム103,104,105,10
6,107,108,109は夫々主軸100に
固着されており、主軸100は軸受111により
回転可能に支持されるとともに、スプロケツト1
01およびチエーン110を介して減速機付のモ
ータ115に連結されて、所定方向へ回転するよ
うに形成されている。
6,107,108,109は夫々主軸100に
固着されており、主軸100は軸受111により
回転可能に支持されるとともに、スプロケツト1
01およびチエーン110を介して減速機付のモ
ータ115に連結されて、所定方向へ回転するよ
うに形成されている。
尚、従動体24,36,46,79は、夫々の
ローラ26,37,47,80が、夫々ばね2
7,38,48,81により、常時各カム10
3,109,107,105に圧接される方向に
付勢されている。
ローラ26,37,47,80が、夫々ばね2
7,38,48,81により、常時各カム10
3,109,107,105に圧接される方向に
付勢されている。
また、糸セツト位置線Aを横断する位置には、
リミツトスイツチ117の作動レバーが配設され
ており、糸を原位置にある回転糸挟持手段50と
原位置にある糸挟持手段70との間にかけ渡した
とき、その糸によりリミツトスイツチ117がオ
ン作動されて、モータ115が起動するように形
成されている。更に、モータ115は、主軸10
0が1回転したとき図示しない制御装置により制
御されて停止するように構成されている。
リミツトスイツチ117の作動レバーが配設され
ており、糸を原位置にある回転糸挟持手段50と
原位置にある糸挟持手段70との間にかけ渡した
とき、その糸によりリミツトスイツチ117がオ
ン作動されて、モータ115が起動するように形
成されている。更に、モータ115は、主軸10
0が1回転したとき図示しない制御装置により制
御されて停止するように構成されている。
また、基台1の上部には、糸を糸セツト位置線
Aに案内するガイド溝6を有するカバー5が設け
られており、これにより、ループガイド10、フ
ツク部材30、フツク受け40、回転糸挟持手段
50、糸挟持手段70、目締レバー85等が覆わ
れている。尚、符号2は基台1上面に設けられた
貫通孔である。
Aに案内するガイド溝6を有するカバー5が設け
られており、これにより、ループガイド10、フ
ツク部材30、フツク受け40、回転糸挟持手段
50、糸挟持手段70、目締レバー85等が覆わ
れている。尚、符号2は基台1上面に設けられた
貫通孔である。
次に、このように構成された糸の結節装置の動
作について説明する。
作について説明する。
先ず、装置が待機状態にあるときは、ループガ
イド10の巻回部11が糸セツト位置線Aにある
原位置にあり、フツク部材30は矢印T′方向に
後退した原位置に、また、フツク受け40は矢印
T′方向に後退した後退位置にある。
イド10の巻回部11が糸セツト位置線Aにある
原位置にあり、フツク部材30は矢印T′方向に
後退した原位置に、また、フツク受け40は矢印
T′方向に後退した後退位置にある。
更に、回転糸挟持手段50および糸挟持手段7
0は、夫々糸セツト位置線A上の原位置にあつて
相対し、第1、第2の糸挟持部54,75は解放
されている。また、目締レバー85は、原位置に
あつて直立状態にある。
0は、夫々糸セツト位置線A上の原位置にあつて
相対し、第1、第2の糸挟持部54,75は解放
されている。また、目締レバー85は、原位置に
あつて直立状態にある。
この状態で、ガイド溝6に案内されて糸120
が糸セツト位置線A上にセツトされると(第11
図A参照)、リミツトスイツチ117がオンにな
り、モータ115が起動されて主軸100が回転
する。
が糸セツト位置線A上にセツトされると(第11
図A参照)、リミツトスイツチ117がオンにな
り、モータ115が起動されて主軸100が回転
する。
主軸100の回転に伴い、回転糸挟持手段50
は、スプロケツト102、チエーン65、スプロ
ケツト58を介して駆動され、矢印U方向に回転
を始める。また、カム108の回転により従動体
62を介して、開放体60による挟持棒53の後
端部53bの押圧が解除され、第1の糸挟持部5
4は閉じて糸120の一端部であるa部を挟持す
る。一方、糸挟持手段70は、カム106の回動
により、押上げレバー82による端末部材76の
押上げが解除されて、第2の糸挟持部75は閉じ
て糸120の他端部であるb部を挟持する。
は、スプロケツト102、チエーン65、スプロ
ケツト58を介して駆動され、矢印U方向に回転
を始める。また、カム108の回転により従動体
62を介して、開放体60による挟持棒53の後
端部53bの押圧が解除され、第1の糸挟持部5
4は閉じて糸120の一端部であるa部を挟持す
る。一方、糸挟持手段70は、カム106の回動
により、押上げレバー82による端末部材76の
押上げが解除されて、第2の糸挟持部75は閉じ
て糸120の他端部であるb部を挟持する。
続いて、回転糸挟持手段50の回転により、糸
120がループガイド10の巻回部11に巻回さ
れ、回転糸挟持手段50の回転に伴い、カム10
5の回転に従動して糸挟持手段70が矢印V方向
を回避位置へ移動する。このとき、糸120のb
部側はループ受け12に支持されて屈曲しb部は
ガイド14を通つて図の左方向に引張される。ま
た、カム109,107の回転に従動して、フツ
ク部材30、フツク受け40が夫々矢印T方向へ
前進する。そして、回転糸挟持手段50が1回転
すると、糸120は巻回部11上に一重のループ
を形成する(第11図B参照)。
120がループガイド10の巻回部11に巻回さ
れ、回転糸挟持手段50の回転に伴い、カム10
5の回転に従動して糸挟持手段70が矢印V方向
を回避位置へ移動する。このとき、糸120のb
部側はループ受け12に支持されて屈曲しb部は
ガイド14を通つて図の左方向に引張される。ま
た、カム109,107の回転に従動して、フツ
ク部材30、フツク受け40が夫々矢印T方向へ
前進する。そして、回転糸挟持手段50が1回転
すると、糸120は巻回部11上に一重のループ
を形成する(第11図B参照)。
次いで、ループガイド10が、カム103の回
転に従動して矢印S方向に移動し、糸120のル
ープ状部はループ受け12に支持されるとともに
交差状となり交差部cを形成する。このとき、フ
ツク部材30は前進位置にあり、そのフツク31
は、ループガイド10のフツク孔15に進入して
糸導入溝13の導入部13aに到来している。ま
た、フツク受け40は前進位置にあつて、その先
端部41はループガイド10の先端に近接した位
置にある(第11図C参照)。
転に従動して矢印S方向に移動し、糸120のル
ープ状部はループ受け12に支持されるとともに
交差状となり交差部cを形成する。このとき、フ
ツク部材30は前進位置にあり、そのフツク31
は、ループガイド10のフツク孔15に進入して
糸導入溝13の導入部13aに到来している。ま
た、フツク受け40は前進位置にあつて、その先
端部41はループガイド10の先端に近接した位
置にある(第11図C参照)。
更に、回転糸挟持手段50が回転すると、糸1
20のa部は、導入部13aに導入されてフツク
31に係合状態となる(第11図D参照)。
20のa部は、導入部13aに導入されてフツク
31に係合状態となる(第11図D参照)。
続いて、フツク部材30が矢印T′方向に移動
し、フツク31は糸120のa部を引掛けて後退
する。このとき、糸120のa部は、フツク31
の引張力により回転糸挟持手段50の第1の糸挟
持部54から抜脱されて、ループの内側をくぐり
抜けるとともに、引抜部13bを通つてループガ
イド10の先端側へ抜出される。そして、糸12
0のa部はループ受け40の先端部41とフツク
31との間に挟まれて、両者の矢印T′方向への
移動によつて引張され、結び目が形成される(第
11図E参照)。
し、フツク31は糸120のa部を引掛けて後退
する。このとき、糸120のa部は、フツク31
の引張力により回転糸挟持手段50の第1の糸挟
持部54から抜脱されて、ループの内側をくぐり
抜けるとともに、引抜部13bを通つてループガ
イド10の先端側へ抜出される。そして、糸12
0のa部はループ受け40の先端部41とフツク
31との間に挟まれて、両者の矢印T′方向への
移動によつて引張され、結び目が形成される(第
11図E参照)。
次いで、ループガイド10が矢印S′方向に移動
を始めるとともに、目締レバー85がカム104
の回転に従動して矢印X方向に傾動し、その切欠
き85aが糸120のa部に当接する。更に、ル
ープガイド10が矢印S′方向に移動して、糸12
0のループ部分が巻回部11から抜脱され、糸1
20はフツク31と糸挟持手段70との間に宙吊
り状態となる(第11図F参照)。
を始めるとともに、目締レバー85がカム104
の回転に従動して矢印X方向に傾動し、その切欠
き85aが糸120のa部に当接する。更に、ル
ープガイド10が矢印S′方向に移動して、糸12
0のループ部分が巻回部11から抜脱され、糸1
20はフツク31と糸挟持手段70との間に宙吊
り状態となる(第11図F参照)。
そして、ループガイド10が矢印S′方向に後退
を続け、目締レバー85は、更に矢印X方向に移
動してa部を押圧するとともに、係止アーム98
の移動に連動して矢印Y方向に移動する。これに
より、切欠き85aが、糸120の結び目を締め
ながら糸挟持手段70の方向へ移動させて、目締
め位置を設定する(第11図G参照)。
を続け、目締レバー85は、更に矢印X方向に移
動してa部を押圧するとともに、係止アーム98
の移動に連動して矢印Y方向に移動する。これに
より、切欠き85aが、糸120の結び目を締め
ながら糸挟持手段70の方向へ移動させて、目締
め位置を設定する(第11図G参照)。
続いて、フツク31と先端部41とは、a部を
挟持したまま夫々矢印T′方向の後退位置へ移動
して、結び目を締めあげて結節する。次いで、目
締レバー85が矢印Y′方向および矢印X′方向に
移動して、結節部から離れ原位置に復帰する。ま
た、フツク31は後退位置から僅かに矢印T方向
に前進して、フツク31と先端部41との間によ
る糸120の挟持を解除する。更に、糸挟持手段
70の端末部材76が押上げレバー82に押上げ
られて、第2の糸挟持部75が解放され、糸12
0のb部の挟持が解除される。
挟持したまま夫々矢印T′方向の後退位置へ移動
して、結び目を締めあげて結節する。次いで、目
締レバー85が矢印Y′方向および矢印X′方向に
移動して、結節部から離れ原位置に復帰する。ま
た、フツク31は後退位置から僅かに矢印T方向
に前進して、フツク31と先端部41との間によ
る糸120の挟持を解除する。更に、糸挟持手段
70の端末部材76が押上げレバー82に押上げ
られて、第2の糸挟持部75が解放され、糸12
0のb部の挟持が解除される。
そして、回転糸挟持手段50は、2回の旋回を
終つて原位置に到来し、このとき、解放体60が
下降して挟持棒53の後端部53aを押圧し、第
1の糸挟持部54が解放される。更に、図示しな
い制御装置に制御されてモータ115の電源がオ
フされ、モータ115は停止して1回の糸の結節
が終了する。
終つて原位置に到来し、このとき、解放体60が
下降して挟持棒53の後端部53aを押圧し、第
1の糸挟持部54が解放される。更に、図示しな
い制御装置に制御されてモータ115の電源がオ
フされ、モータ115は停止して1回の糸の結節
が終了する。
更に、新たな糸120が糸セツト位置線Aにセ
ツトされると、上述の結節工程が繰返される。
ツトされると、上述の結節工程が繰返される。
尚、この発明は上述の説明および図例に制限さ
れることなく、この発明の技術的思想から逸脱し
ない範囲において、その実施態様を変更すること
ができる。例えば、目締レバーのループガイド軸
線に平行方向への移動は、上記実施例の逆方向へ
移動するように構成してもよく、その軸線に平行
する移動方向と移動量の設定により、結節位置を
糸の随意位置に設定することができる。また、目
締レバーを設けない場合は、回転糸挟持手段の第
1の糸挟持部と糸挟持手段の第2の糸挟持部との
略中間に結び目が形成される。
れることなく、この発明の技術的思想から逸脱し
ない範囲において、その実施態様を変更すること
ができる。例えば、目締レバーのループガイド軸
線に平行方向への移動は、上記実施例の逆方向へ
移動するように構成してもよく、その軸線に平行
する移動方向と移動量の設定により、結節位置を
糸の随意位置に設定することができる。また、目
締レバーを設けない場合は、回転糸挟持手段の第
1の糸挟持部と糸挟持手段の第2の糸挟持部との
略中間に結び目が形成される。
また、この糸の結節装置の糸セツト位置線A上
に、所定長の糸を自動供給できる糸供給装置と組
合せて、糸の結節を自動的に行なうようにしても
よい。
に、所定長の糸を自動供給できる糸供給装置と組
合せて、糸の結節を自動的に行なうようにしても
よい。
更に、ループガイド、フツク部材、フツク受け
糸挟持手段等を駆動する駆動源は、それらに個別
に設けられた電磁アクチユエータ、または流体圧
アクチユエータ等の駆動源であつてもよい。
糸挟持手段等を駆動する駆動源は、それらに個別
に設けられた電磁アクチユエータ、または流体圧
アクチユエータ等の駆動源であつてもよい。
また、ループ受けは、ガイド軸側への糸のすり
抜け防止を確実にするために、立上り部をアンダ
ーカツト形状等の処理を施したものであつてもよ
い。
抜け防止を確実にするために、立上り部をアンダ
ーカツト形状等の処理を施したものであつてもよ
い。
〈発明の効果〉
この発明による糸の結節装置は以上のような構
成よりなるものであり、回転糸挟持手段と糸挟持
手段とが、糸をループ形成するループガイドを中
間にして短い距離をおいて相対して配設されてい
るので、短い糸であつても容易に結節することが
できる。
成よりなるものであり、回転糸挟持手段と糸挟持
手段とが、糸をループ形成するループガイドを中
間にして短い距離をおいて相対して配設されてい
るので、短い糸であつても容易に結節することが
できる。
また、この装置によれば結節が自動的に行わ
れ、短かくて腰のあるモノフイラメントの結節の
ように、手作業では極めて煩わしい作業から解放
されるとともに、多数の糸の結節を高い能率で行
なうことができる効果を奏する。
れ、短かくて腰のあるモノフイラメントの結節の
ように、手作業では極めて煩わしい作業から解放
されるとともに、多数の糸の結節を高い能率で行
なうことができる効果を奏する。
尚、糸の結節を自動的に行なうように構成され
た糸の結節装置が特開昭662−41360号公報に開示
されているが、モータが逆転する等構成が複雑で
あり、このような装置の使用される臨海域での作
業環境の関係から、動作が不安定になるおそれが
あつた。
た糸の結節装置が特開昭662−41360号公報に開示
されているが、モータが逆転する等構成が複雑で
あり、このような装置の使用される臨海域での作
業環境の関係から、動作が不安定になるおそれが
あつた。
第1図はこの発明の実施例の糸の結節装置の一
部破断平面図、第2図は同じく正断面図、第3図
はループガイドを示す平面図、第4図は同じく右
側面図、第5図は同じく背面図、第6図は回転糸
挟持手段を示す背面図、第7図は同じく左側面
図、第8図は糸挟持手段を示す正面図、第9図は
同じく左側面図、第10図は目締レバーを示す左
側面図、第11図A〜Gは糸の結節工程を示す平
面図である。 10…ループガイド、30…フツク部材、40
…フツク受け、50…回転糸挟持手段、70…糸
挟持手段。
部破断平面図、第2図は同じく正断面図、第3図
はループガイドを示す平面図、第4図は同じく右
側面図、第5図は同じく背面図、第6図は回転糸
挟持手段を示す背面図、第7図は同じく左側面
図、第8図は糸挟持手段を示す正面図、第9図は
同じく左側面図、第10図は目締レバーを示す左
側面図、第11図A〜Gは糸の結節工程を示す平
面図である。 10…ループガイド、30…フツク部材、40
…フツク受け、50…回転糸挟持手段、70…糸
挟持手段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外周にフランジ状のループ受けを有し、その
ループ受けを横断して設けられた糸導入溝を備
え、且つ軸線が糸のセツト方向に直交するととも
にその軸線方向に前進後退移動可能に設けられた
ループガイドと、 先端部にフツクを有するとともに前記ループガ
イドの軸線の延長線上に設けられ、そのフツクが
前記ループガイド内に進入する前進位置と前記ル
ープガイドから離隔する後退位置との間を往復移
動可能に設けられたフツク部材と、 前記フツク部材に外嵌して設けられ、その先端
部が前記ループガイドに接近する前進位置と前記
ループガイドから離隔する後退位置との間を往復
移動可能に設けられたフツク受けと、 開閉可能に設けられた第1の糸挟持部を備え、
その第1の糸挟持部が前記ループガイドの軸線に
直交する平面上を旋回可能に設けられた回転糸挟
持手段と、 開閉可能に設けられた第2の糸挟持部を備え、
その第2の糸挟持部が糸のセツト時には前記ルー
プガイドを中間にして前記回転糸挟持手段の第1
の糸挟持部と相対するとともに、前記回転糸挟持
手段の旋回に伴いその回転糸挟持手段を回避する
位置に回避移動可能に設けられた糸挟持手段と、 を具備したことを特徴とする糸の結節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21582687A JPS6461549A (en) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | Yarn knotting apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21582687A JPS6461549A (en) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | Yarn knotting apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6461549A JPS6461549A (en) | 1989-03-08 |
JPH0333829B2 true JPH0333829B2 (ja) | 1991-05-20 |
Family
ID=16678898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21582687A Granted JPS6461549A (en) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | Yarn knotting apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6461549A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021200562A1 (ja) | 2020-04-02 | 2021-10-07 | 株式会社クリエイティブコーティングス | 電子部品の製造方法 |
WO2022075135A1 (ja) | 2020-10-05 | 2022-04-14 | 株式会社クリエイティブコーティングス | 位置決め治具アッセンブリー及び位置決め治具並びに電子部品本体の位置決め方法及び搬送治具への装着方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108049021B (zh) * | 2018-01-22 | 2024-07-05 | 杨正云 | 一种纺织摇绞自动分股扎绞打结装置及分股扎绞打结方法 |
-
1987
- 1987-08-28 JP JP21582687A patent/JPS6461549A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021200562A1 (ja) | 2020-04-02 | 2021-10-07 | 株式会社クリエイティブコーティングス | 電子部品の製造方法 |
WO2022075135A1 (ja) | 2020-10-05 | 2022-04-14 | 株式会社クリエイティブコーティングス | 位置決め治具アッセンブリー及び位置決め治具並びに電子部品本体の位置決め方法及び搬送治具への装着方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6461549A (en) | 1989-03-08 |
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