JPH0331845Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0331845Y2 JPH0331845Y2 JP11996387U JP11996387U JPH0331845Y2 JP H0331845 Y2 JPH0331845 Y2 JP H0331845Y2 JP 11996387 U JP11996387 U JP 11996387U JP 11996387 U JP11996387 U JP 11996387U JP H0331845 Y2 JPH0331845 Y2 JP H0331845Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp
- tightening
- bent
- tightened
- clamping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、部材の周囲に巻きつけて締結し、こ
の部材を固定するクランプに関するものである。
の部材を固定するクランプに関するものである。
第4図に示すように、板材2を部材4の周囲に
巻きつけ、その両端を外方へ折り曲げて締結部
6,8を形成し、これら締付部をボルト10とナ
ツト12によつて締付けることにより固定するク
ランプが従来から知られている。
巻きつけ、その両端を外方へ折り曲げて締結部
6,8を形成し、これら締付部をボルト10とナ
ツト12によつて締付けることにより固定するク
ランプが従来から知られている。
上記クランプを、例えば第5図に示すように、
締めしろを持たせると、締付部6,8を折曲げた
部分14から開いてしまい緊縛力が低下してしま
う。また、上記第4図の如く、両締付部6,8全
面を密着させて締付ける場合には、このクランプ
によつて固定される部材4の太さのばらつき等に
よつて緊縛力が不安定になる等の欠点があつた。
締めしろを持たせると、締付部6,8を折曲げた
部分14から開いてしまい緊縛力が低下してしま
う。また、上記第4図の如く、両締付部6,8全
面を密着させて締付ける場合には、このクランプ
によつて固定される部材4の太さのばらつき等に
よつて緊縛力が不安定になる等の欠点があつた。
本考案は、上記欠点を除くためになされたもの
で、安定した締付力により、部材間を確実に固定
できるクランプを提供するものである。
で、安定した締付力により、部材間を確実に固定
できるクランプを提供するものである。
本考案に係るクランプは、板材を部材の周囲に
巻きつけ、その両端を同方向に折曲げて締付部を
形成し、さらに、一方の締付部の端部を他方の締
付部側へ折曲げ、この折曲部先端を他方の締付部
に接触させた状態で締付け固定するものである。
巻きつけ、その両端を同方向に折曲げて締付部を
形成し、さらに、一方の締付部の端部を他方の締
付部側へ折曲げ、この折曲部先端を他方の締付部
に接触させた状態で締付け固定するものである。
本考案に係るクランプでは、折曲部先端をてこ
の支点として締結することにより、安定した緊縛
力により部材を固定する。
の支点として締結することにより、安定した緊縛
力により部材を固定する。
以下、図示実施例により本考案を説明する。第
1図は本考案の一実施例に係るクランプ20を動
力舵取装置に適用した場合を示すもので、シリン
ダ22に油圧配管の2本のパイプ24,26を固
定したものである。
1図は本考案の一実施例に係るクランプ20を動
力舵取装置に適用した場合を示すもので、シリン
ダ22に油圧配管の2本のパイプ24,26を固
定したものである。
クランプ20は、シリンダ22の周面に沿う円
弧状の第1クランプ部材28と、2本のパイプ2
4,26をシリンダ22外面に押えつけるため
に、パイプ24,26を収容する凹部30aが形
成された第2クランプ部材30とから構成されて
いる。
弧状の第1クランプ部材28と、2本のパイプ2
4,26をシリンダ22外面に押えつけるため
に、パイプ24,26を収容する凹部30aが形
成された第2クランプ部材30とから構成されて
いる。
両クランプ部材28,30の一方の端部では、
第1クランプ部材28の切欠きに第2クランプ部
材30の爪30bを係合させて両者28,30を
連結しており、他方の端部には、それぞれ同一の
方向に折曲げられた締付部28a,30cが形成
され、これら両締付部28a,30cの孔を貫通
するボルト32にナツト34を螺合して締付け固
定するようになつている。
第1クランプ部材28の切欠きに第2クランプ部
材30の爪30bを係合させて両者28,30を
連結しており、他方の端部には、それぞれ同一の
方向に折曲げられた締付部28a,30cが形成
され、これら両締付部28a,30cの孔を貫通
するボルト32にナツト34を螺合して締付け固
定するようになつている。
上記第1クランプ部材28の締付部28aは平
らな板状であり、第2クランプ部材30の締付部
30cは、平板の先端30dが第1クランプ部材
28の方向へ約90゜の角度に折曲げられている。
らな板状であり、第2クランプ部材30の締付部
30cは、平板の先端30dが第1クランプ部材
28の方向へ約90゜の角度に折曲げられている。
両締付部28a,30cをボルト32およびナ
ツト34により締付ける場合には、第2図に拡大
して示すように、第2クランプ部材30の締付部
30cに形成された折曲部30dの先端を、第1
クランプ部材28の締付部28aに接触させて締
付け固定を行なう。第3図に示すように、折曲部
30dを相手側の締付部28aに接触させずに固
定した場合には締付力が小さいが、折曲部30d
先端を接触させてある場合には、折曲部30d先
端をてこの支点として締結するので、強い緊縛力
を得ることができる。
ツト34により締付ける場合には、第2図に拡大
して示すように、第2クランプ部材30の締付部
30cに形成された折曲部30dの先端を、第1
クランプ部材28の締付部28aに接触させて締
付け固定を行なう。第3図に示すように、折曲部
30dを相手側の締付部28aに接触させずに固
定した場合には締付力が小さいが、折曲部30d
先端を接触させてある場合には、折曲部30d先
端をてこの支点として締結するので、強い緊縛力
を得ることができる。
なお、このクランプ20は動力舵取装置用に限
られるものではなく、その他種々の用途に適用す
るとかできる。また、上記実施例では、2つのク
ランプ部材28,30を連結した場合を示した
が、これに限定されるものではなく、クランプ2
0の形状についても、上記のものに限らず、締付
け固定される部材22,24,26の外形に応じ
て適宜決定される。
られるものではなく、その他種々の用途に適用す
るとかできる。また、上記実施例では、2つのク
ランプ部材28,30を連結した場合を示した
が、これに限定されるものではなく、クランプ2
0の形状についても、上記のものに限らず、締付
け固定される部材22,24,26の外形に応じ
て適宜決定される。
以上述べたように本考案によれば、安定した緊
縛力により、部材を確実に固定することができ
る。
縛力により、部材を確実に固定することができ
る。
第1図は本考案の一実施例に係るクランプを動
力舵取装置に適用した場合を示す横断面図、第2
図は第1図の要部の拡大図、第3図は締付け状態
の一例を示す図、第4図および第5図は従来のク
ランプの要部を示す図である。 20……クランプ、22,24,26……部
材、28,30……板材、28a,30c……締
付部、30d……折曲部。
力舵取装置に適用した場合を示す横断面図、第2
図は第1図の要部の拡大図、第3図は締付け状態
の一例を示す図、第4図および第5図は従来のク
ランプの要部を示す図である。 20……クランプ、22,24,26……部
材、28,30……板材、28a,30c……締
付部、30d……折曲部。
Claims (1)
- 板材を部材の周囲に巻きつけ、その両端を同方
向に折曲げて形成した締付部を互に対向させて締
付け固定するクランプにおいて、上記締付部の一
方の端部を他方の締付部側に折曲げ、この折曲部
先端を他方の締付部に接触させて締付け固定する
ことを特徴とするクランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11996387U JPH0331845Y2 (ja) | 1987-08-05 | 1987-08-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11996387U JPH0331845Y2 (ja) | 1987-08-05 | 1987-08-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6425513U JPS6425513U (ja) | 1989-02-13 |
JPH0331845Y2 true JPH0331845Y2 (ja) | 1991-07-05 |
Family
ID=31365648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11996387U Expired JPH0331845Y2 (ja) | 1987-08-05 | 1987-08-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0331845Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016059294A (ja) * | 2014-09-16 | 2016-04-25 | 株式会社野島角清製作所 | 防護ネット支持金具 |
-
1987
- 1987-08-05 JP JP11996387U patent/JPH0331845Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6425513U (ja) | 1989-02-13 |
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