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JPH0329974Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0329974Y2
JPH0329974Y2 JP1984193223U JP19322384U JPH0329974Y2 JP H0329974 Y2 JPH0329974 Y2 JP H0329974Y2 JP 1984193223 U JP1984193223 U JP 1984193223U JP 19322384 U JP19322384 U JP 19322384U JP H0329974 Y2 JPH0329974 Y2 JP H0329974Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
engaging
holding
fitted
protruding locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984193223U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61108054U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984193223U priority Critical patent/JPH0329974Y2/ja
Publication of JPS61108054U publication Critical patent/JPS61108054U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0329974Y2 publication Critical patent/JPH0329974Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ステツピングモータ等のモータを固
定部に差込んで固定できるようにしたモータの固
定装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のモータは、モータが取付けられる固定部
に、取付けねじで締付け固定されている。
つまり、第11図中1はモータで、このモータ
1の前面には板状のモータ支持部2が設けられて
いるとともに、この支持部2を貫通して回転主軸
3が突出されている。さらに、支持部2には、こ
の支持部2を貫通する複数の取付け孔4が設けら
れている。
そして、図示しない上記固定部にモータ1を固
定する場合、図示しない取付けねじをモータ支持
部2の取付け孔4に差込み、上記固定部に上記図
示しない取付けねじで締付けることによつて、モ
ータ1がねじ止め固定される。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように従来は、取付けねじをモータ支持部
2の取付け孔4に差込んでねじ締め固定を行うの
で、モータ1の固定に手間がかかり、モータ1の
固定を自動化するには適さない。
本考案の目的は、モータの固定を自動化できる
モータの固定装置を得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のモータの
固定装置においては、板状の係合部、および略コ
字形状に折曲されて溝状をなし上記係合部の両側
部が嵌め込まれる保持部のいずれか一方をモータ
に設け、他方を上記モータを固定する固定部に設
けるとともに、上記モータの回転主軸が通る切り
欠き部を上記固定部に設け、かつ、上記係合部と
上記保持部とが嵌合された状態において互いに対
向する対向部分のいずれか一方に、他方の対向部
分に圧接する弾性変形可能な突出係止部を突設し
たのである。
〔作用〕
このモータの固定装置によれば、例えば、モー
タに設けた板状の係合部の両側部と、モータが取
付けられる固定部の溝状保持部とを位置合わせし
た状態で、係合部を保持部に差込んでこれらを嵌
合する(このとき、モータの回転主軸は固定部の
切欠き部に入り込むから、上記差込み作業の邪魔
にならない。)ことにより、上記係合部および保
持部のいずれか一方に突設された突出係止部が弾
性変形して他方の圧接するから、上記嵌合状態を
維持して、モータを固定部に固定できる。したが
つて、モータを固定する作業としては、係合部を
固定部の保持部に差込むだけでよい。
〔実施例〕
以下、本考案の第1実施例を第1図および第2
図を参照して説明する。
図中11は例えばステツピングモータ等のモー
タで、このモータ11の前面には、係合部12が
取付けられている。係合部12は略方形板状で、
その略中央部を貫通してモータ11の回転主軸1
3が突出されている。さらに、係合部12の左右
両側部には複数の弾性変形可能な突出係止部14
が突出されている。突出係止部14はプレス加工
により一体に起こしたもので、その突出部位は第
2図のように断面孤状をなしている。
15は係合部12の両側部が嵌め込まれる保持
部で、この保持部15は例えば金属または合成樹
脂製で、電子機器等の本体の固定部18に一体的
に設けられている。保持部15は、係合部12の
側部を囲むように固定部18の両側部を略コ字状
に折曲げて溝状に形成されているとともに、係合
部12が差込み可能な開口17を有している。固
定部18には上記回転主軸13を前壁から突出さ
せる切欠き部16が設けられている。
この構成において、モータ11を固定部18に
固定するには、まず、上記係合部12を固定部1
8に形成された保持部15の開口17に対し位置
決めしてから、係合部12を保持部15の開口1
7に差込んで嵌入する。そうすると、係合部12
の突出係止部14が保持部15内に弾性変形され
ながら差込まれることによつて、係合部12の両
側部が保持部15の内面に圧接される。このよう
な嵌入をさらに進めていくと、次の突出係止部1
4も弾性変形しながら保持部15に圧入される。
このとき、モータ11の回転主軸13が固定部1
8の切欠き部16に嵌入して上記差込みが許され
る。そして、回転主軸13が切欠き部16の奥部
に位置するところまで係合部12が差込まれるこ
とにより、モータ11は保持部15に嵌め込み固
定される。したがつて、モータ11は、係合部1
2を固定部18の保持部15に差し込んで嵌合す
るだけで、固定部18に固定されるため、モータ
11の固定を自動化できる。なお、モータ11を
取外す場合は保持部15から係合部12を引き抜
けばよい。
次に、本考案の第2実施例を、第1実施例と同
じ構成は同一符号で示し異なる構成についてのみ
第4図および第5図を参照して説明する。
図中21はモータ11に取付けられた略方形板
状の係合部で、この係合部21にその下端から下
方へ突出する二股状の掛止部22を設けてある。
さらに係合部21の両側部が嵌め込まれる保持部
15を有した固定部18は、上記係合部21の下
端が当接する底壁24を有しているとともに、こ
の底壁24に、係合部21の掛止部22を底壁2
4から突出させる孔25を設けている。これらの
点以外は上記第1実施例と同じ構成である。
この構成においては、本考案の所期の目的を達
成できることは勿論、上記第1実施例と同様に係
合部21の両側部を保持部15に嵌め込み固定し
た後で、底壁24の孔25から突出された係合部
21の掛止部22の二股状部を、互いに外側へ折
り曲げることで、係合部21を所定の嵌め込み位
置に一層強固に固定できる。
また、本考案の第3実施例を、第1実施例と同
じ構成は同一符号で示し異なる構成についてのみ
第6図を参照して説明する。
図中31はモータ11に取付けられた略方形板
状の係合部で、この係合部31には、その下側左
右端から夫々一体に、かつ、係合部31の左右側
端から徐々に離れて上方へ延出する弾性変形可能
な突出係止部32を設けてある。この点以外は上
記第1実施例と同じ構成である。
この構成においては、係合部31を、この係合
部31の下側左右端を保持部15(第1図参照)
の開口17に対向させて、この開口17に差込
む。この差込みが進むに伴つて係合部31の左右
の突出係止部32は、保持部15の内面に圧接さ
れ、かつ、係合部31の左右側端方向へ弾性変形
して狭められる。これによつて、係合部31を保
持部15の所定位置に嵌め込み固定できる。した
がつて、本考案の所期の目的を達成できる。
次に、本考案の第4実施例を、第1実施例と同
じ構成は同一符号で示し異なる構成についてのみ
第7図を参照して説明する。
図中41はモータ11に取付けられた略方形板
状の係合部で、この係合部41の左右両側端に
は、夫々外側へ突出する複数の突出係止部42を
設けてある。係合部41が嵌め込まれる保持部1
5の内面には、例えば弾性変形自在なゴム等をシ
ート状にした緩衝部44が内貼りされている。こ
の緩衝部44の上記係合部41に接する左右内面
寸法1は、係合部41の左右突出係止部42の内
面寸法Lよりも狭くしてある。これらの点以外は
上記第1実施例と同じ構成である。
この構成においては、緩衝部44を弾性変形さ
せながら突出係止部42を差込んで組立て得るか
ら、本考案の所期の目的を達成できることは勿
論、係合部41を保持部15に嵌め込み固定した
場合、ステツピングモータ11の動作により生じ
る振幅の小さな振動を、緩衝部44で吸収できる
ので、防振効果が高い。
次に、本考案の第5実施例を、第1実施例と同
じ構成は同一符号で示し異なる構成についてのみ
第8図から第10図を参照して説明する。
図中61は固定部18の左右両側に形成された
保持部で、これにはモータ11に取付けられた略
方形板状の係合部12が嵌め込まれる。この保持
部61は溝状をなし開口17を有しているととも
に、この前壁には、係合部12が嵌合固定された
状態において、係合部12の上側に位置する左右
夫々の突出係止部14の先端部が係止される係止
孔62が設けられている。保持部61の内側に
は、係止孔62に略対向する後壁の部位におい
て、前壁と後壁との間を保持部61の開口17よ
りも狭くして、上記突出係止部14の先端部を係
止孔62内へ変位させる圧接壁部63を形成して
ある。これらの点以外は上記第1実施例と同じ構
成である。
この構成においては、モータ11を固定部18
に固定するには、まず、係合部12を、固定部1
8に設けられた保持部61の開口17に対し位置
決めしてから、この開口17に差込む。そうする
と、係合部12の突出係止部14が弾性変形しな
がら押入され、さらに保持部61の後壁に形勢さ
れた圧接壁部63に当接して一層弾性変形しなが
ら差込まれて、下側の突出係止部14が係止孔6
2を通過する。そして、丁度、モータ11の差込
みが終了した時点で、上側の突出係止部14が圧
接壁部63に押されて、第10図に示すように係
止孔62内に係合される。以上のようにしてモー
タ11に設けた係合部12を保持部61に嵌め込
み固定できる。なお、モータ11を取外す場合
は、ドライバー等の先端で上側の突出係止部14
の先端部を保持部61の前壁前面から後方へ押込
んで、突出係止部14の先端部を係止孔62から
保持部61の圧接壁部63方向へ逃がして、保持
部61から係合部12を引き抜けばよい。したが
つて、本考案の所期の目的を達成できることは勿
論、係合部12の上側の突出係止部14の先端部
が保持部61の係止孔62に入り込みにより、係
合部12を所定の位置に一層確実に固定できる。
なお、本考案の上記各実施例ではモータ11に
係合部12,21,31,41を設け、かつ、固
定部に保持部15,23,43,61を設けた
が、この逆でもよい。また、突出係止部14,3
2,42についても上記各係合部に設けたが、各
保持部に設けてもよい。そして、上記第5実施例
において、突出係止部14が保持部61に設けら
れた場合は、係止孔62は係合部12に設ければ
よい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、板状の係合部およびこの係合
部の両側部が嵌め込まれる溝状の保持部のいずれ
か一方を設けたモータを、いずれか他方に設けた
固定部に、取付けねじを使わずに差込んで嵌め込
むだけで、突出係止部の弾性変形力を利用した圧
接により、モータを所定位置に固定できるため、
モータの固定を自動化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本考案の第1実施例を示
し、第1図は分解斜視図、第2図は第1図の−
線に沿う突出係止部の断面図、第3図は断面図
である。第4図および第5図は本考案の第2実施
例を示し、第4図は分解斜視図、第5図は斜視図
である。第6図は本考案の第3実施例を示す係合
部をモータに設けた斜視図である。第7図は本考
案の第4実施例を示す分解斜視図である。第8図
から第10図は本考案の第5実施例を示し、第8
図は保持部の斜視図、第9図および第10図は第
8図のX−X線に沿つて係合部と保持部との夫々
異なる状態を示した断面図である。第11図は従
来例を示すモータの斜視図である。 12,21,31,41……係合部、14,3
2,42……突出係止部、15,23,43,6
1……保持部、11……モータ、13……回転主
軸、16……切り欠き部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 板状の係合部、および略コ字形状に折曲され
    て溝状をなし上記係合部の両側部が嵌め込まれ
    る保持部のいずれか一方をモータに設け、他方
    を上記モータを固定する固定部に設けるととも
    に、上記モータの回転主軸が通る切り欠き部を
    上記固定部に設け、かつ、上記係合部と上記保
    持部とが嵌合された状態において互いに対向す
    る対向部分のいずれか一方に、他方の対向部分
    に圧接する弾性変形可能な突出係止部を突設し
    たことを特徴とするモータの固定装置。 (2) 上記保持部には、上記係合部と上記保持部と
    が所定の嵌め込み固定をされたときに、上記突
    出係止部が係合される係止孔が設けられている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)
    項記載のモータの固定装置。
JP1984193223U 1984-12-20 1984-12-20 Expired JPH0329974Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984193223U JPH0329974Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

Applications Claiming Priority (1)

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JP1984193223U JPH0329974Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

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Publication Number Publication Date
JPS61108054U JPS61108054U (ja) 1986-07-09
JPH0329974Y2 true JPH0329974Y2 (ja) 1991-06-25

Family

ID=30750643

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JP1984193223U Expired JPH0329974Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

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JPS61108054U (ja) 1986-07-09

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